JP2017163426A - 広告配信サーバ、番組配信サーバ及び再生端末、並びに映像配信システム - Google Patents

広告配信サーバ、番組配信サーバ及び再生端末、並びに映像配信システム Download PDF

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Abstract

【課題】本開示は、ユーザの要求に応じて番組の動画データを配信する映像配信システムにおいて、広告の動画データを本来の動画データから差し替えて配信できるシステムを提供する。【解決手段】広告配信サーバは、再生端末から受信した配信要求に応じて、広告の映像を提供する広告データを送信する。広告配信サーバは、再生端末と通信を行う通信部と、広告データの送信を制御する制御部とを備える。制御部は、再生端末から配信要求を受信したときに(S15)、所定の条件(例えば、追いかけ配信)が満たされているときは(S17でYES)、再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を再生端末に送信し(S18)、所定の条件が満たされていないときは(S17でNO)、差し替え用広告の広告データに関する情報を再生端末に送信する(S19)。【選択図】図10

Description

本開示は、ユーザの要求に応じて番組の動画データを配信する映像配信システム、並びにそれを構成する広告配信サーバ、番組配信サーバ及び再生端末に関する。
放送局から所定の放送スケジュールにしたがい放送された番組について、放送終了後に、インターネットを介してオンデマンドで配信するサービスが提供されている。これによりユーザは、放送された番組を見逃した場合であっても、インターネットを介してその番組を視聴することができる。
オンデマンド配信に関して、特許文献1は、受信端末に応じて映像情報(例えば、複数種類の広告映像情報を含む)を選択、加工して配信する映像情報配信装置を開示する。この映像情報配信装置は、映像情報供給源から映像情報を入力する。映像情報配信装置は、配信する番組を特定する情報と、受信端末に関する情報(携帯型か据え置き型、表示性能、処理能力等)と、配信路に関する情報とを含む操作情報を入力し、配信する番組を特定する情報により配信する番組を特定し、受信端末に関する情報により番組の映像情報に所定の処理を施し、配信路に関する情報により適切な配信路を選択し、処理した映像情報を配信する。ここで、所定の処理では、1つの番組に対して複数種類の映像情報が入力された映像情報に含まれている場合に、この複種類数の映像情報から受信端末に関する情報に基づいた適切な映像情報を選択する処理を含む。また所定の処理は、適切な映像情報がない場合又は映像情報が複数種類ない場合に、入力された映像情報を受信端末に関する情報に応じた適切な映像情報に加工する処理を含む。このような構成により、受信端末に応じて映像情報(例えば、広告映像情報を含む)を選択、加工して配信することができ、受信端末や配信路に応じた映像情報の配信が可能となる。
特開2002−232861号公報
本開示は、ユーザの要求に応じて番組の動画データを配信する映像配信システムにおいて、広告の動画データとして、番組の放送時に挿入されていた広告と同じ広告の動画データをそのまま配信することを可能とする映像配信システムを提供する。本開示はさらに、そのような映像配信システムを構成する広告配信サーバ、番組配信サーバ及び再生端末を提供する。
本開示の第1の態様において、再生端末から受信した配信要求に応じて、広告の映像を提供する広告データを送信する広告配信サーバが提供される。広告配信サーバは、再生端末と通信を行う通信部と、広告データの送信を制御する制御部と、を備える。制御部は、再生端末から配信要求を受信したときに、所定の条件が満たされているか否かを判断する。制御部は、所定の条件が満たされているときは、再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を前記再生端末に送信し、所定の条件が満たされていないときは、差し替え用広告の広告データに関する情報を再生端末に送信する。
本開示の第2の態様において、所定の放送スケジュールに従って放送される番組の本編の映像を提供する番組データを、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に配信可能な番組配信サーバが提供される。番組配信サーバは、再生端末と通信を行う通信部と、放送スケジュールに従って放送される番組の番組データと、当該番組とともに放送される広告の映像を提供する広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報を記憶する記憶部と、番組データまたは前記広告データの前記再生端末への送信を制御する制御部と、を備える。制御部は、再生端末からの要求にしたがい再生情報を再生端末へ送信する。その後、制御部は、再生端末から番組データの配信要求を受けたときは、再生端末へ前記番組データを送信し、再生端末から広告データの配信要求を受けたときは、再生端末へ広告データを送信する。
本開示の第3の態様において、所定の放送スケジュールに従って放送される番組の番組データを、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に受信して再生する第1の再生端末が提供される。第1の再生端末は、所定の放送スケジュールに従って放送される番組の番組データ及び当該番組の放送時に放送される第1の広告の映像を提供する第1の広告データを提供する番組配信サーバと、第2の広告の映像を提供する第2の広告データを提供する広告配信サーバと通信する通信部と、番組データ及び前記第1及び第2の広告データの再生を制御する制御部と、を備える。制御部は、番組配信サーバから、放送スケジュールに従って放送される番組データと第1の広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報を受信し、再生情報にしたがい番組データ及び第1及び第2の広告データの再生を制御する。制御部は、広告再生時において、所定の条件が満たされているときは、再生情報に定義された第1の広告データを再生し、所定の条件が満たされていないときは、広告配信サーバから提供される第2の広告データを再生する。
本開示の第4の態様において、所定の放送スケジュールに従って放送される番組の番組データを、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に受信して再生する第2の再生端末が提供される。第2の再生端末は、番組データ及び広告の映像を提供する広告データを提供する番組配信サーバと、広告データを提供する広告配信サーバと通信する通信部と、番組データ及び前記広告データの再生を制御する制御部と、を備える。制御部は、番組配信サーバから、放送スケジュールに従って放送される場合の番組データと広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報を受信し、再生情報にしたがい番組データの再生を行う。制御部は、広告データの再生時において、広告配信サーバに対して、広告データの配信を要求する広告配信要求を送信する。制御部は、広告配信要求の応答として、広告配信サーバから、再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を受信したときは、番組配信サーバから受信した広告データを再生し、広告配信要求の応答として、広告配信サーバから、差し替え用の広告の動画データに関する情報を受信したときは、広告配信サーバから受信した広告データを再生する。
本開示の第5の態様において、映像配信システムが提供される。映像配信システムは、所定の放送スケジュールに従って放送される番組に関する番組データを、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に配信可能な番組配信サーバと、広告の映像を提供する広告データを送信する広告配信サーバと、番組配信サーバ及び広告配信サーバから前記番組データ及び広告データを受信して再生する再生端末と、を備える。
再生端末は、番組配信サーバから、放送スケジュールに従って放送される場合の番組データと広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報を受信し、再生情報にしたがい番組データの再生を行う。再生端末は、広告データの再生時において、広告配信サーバに対して、広告データの配信を要求する広告配信要求を送信する。
広告配信サーバは、再生端末から広告配信要求を受信したときに、所定の条件が満たされているか否かを判断する。広告配信サーバは、所定の条件が満たされているときは、再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を前記再生端末に送信し、所定の条件が満たされていないときは、差し替え用の広告の動画データに関する情報を再生端末に送信する。
再生端末は、広告配信要求の応答として、広告配信サーバから、再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を受信したときは、番組配信サーバから受信した広告データを再生し、広告配信要求の応答として、広告配信サーバから、差し替え用の広告の動画データに関する情報を受信したときは、広告配信サーバから受信した広告データを再生する。
本開示の映像配信システムによれば、放送された番組の動画データをユーザの要求に応じて配信する際に、番組の動画データとともに配信する広告の動画データとして、放送時に挿入された広告の動画データをそのまま配信することが可能となる。
本開示の実施の形態にかかる映像配信システムのネットワーク構成図 VODサーバの構成を示すブロック図 広告サーバの構成を示すブロック図 再生端末の構成を示すブロック図 実施の形態1におけるIP配信時の広告差し替えを説明した図 実施の形態1における映像配信システムにおいて使用される種々のデータ及びデータの流れを説明した図 映像配信システムにおいて使用されるデータフォーマット及びプロトコルの一例を説明した図 実施の形態1における再生端末による再生処理を示すフローチャート 実施の形態1における再生端末による再生処理(広告データの再生)を示すフローチャート 実施の形態1における広告サーバによる広告配信処理を示すフローチャート 実施の形態2におけるIP配信時の広告差し替えを説明した図 実施の形態2における広告サーバによる広告配信処理を示すフローチャート 実施の形態3における映像配信システムにおいて使用される種々のデータ及びデータの流れを説明した図 実施の形態3における広告サーバによる広告配信処理を示すフローチャート 実施の形態4における映像配信システムにおいて使用される種々のデータ及びデータの流れを説明した図 実施の形態4における再生端末による再生処理を示すフローチャート 実施の形態4における、再生端末による広告再生処理の一例を示すフローチャート 実施の形態4における、再生端末による広告再生処理の別の例を示すフローチャート 実施の形態4における、再生端末による広告再生処理のさらに別の例を示すフローチャート
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
本開示の映像配信システムは、放送局から所定の放送スケジュールにしたがって放送される番組についてオンデマンド配信を可能とするシステムである。すなわち、映像配信システムは、放送スケジュールに従わずに(例えば、その番組の放送途中または放送終了後に)、ユーザの要求に応じてその番組の動画データの配信を可能とする。なお、以下の説明では、所定の放送スケジュールにしたがった番組放送の開始後にその番組の動画データをネットワーク経由で配信することを「IP配信」という。1つの番組は、番組のコンテンツを示す本編の部分と、広告(CM)の部分とを有する。特に、本開示の映像配信システムは、番組のIP配信時において、広告の動画データを放送時の広告の動画データと異なる動画データに変更して配信する機能を有している。以下、本開示の映像配信システムの構成、動作を説明する。
(実施の形態1)
[1−1.構成]
図1は、本開示の実施の形態1にかかる映像配信システムのネットワーク構成図である。映像配信システム100は、ユーザの要求に応じて番組の本編の動画データ及び広告の動画データを配信するVODサーバ50と、広告の動画データを配信する広告サーバ70と、VODサーバ50及び広告サーバ70から受信した動画データを再生する再生端末と、を備える。VODサーバ50、広告サーバ70及び再生端末10はネットワーク200(例えば、インターネット)を介して接続される。ネットワーク200にはさらに、再生端末10上で動画データの再生を行うためのアプリケーションプログラムを提供するアプリ配信サーバ90が接続されている。
VODサーバ50は、所定の放送スケジュールにしたがい放送される番組の動画データを、ユーザの要求に応じて配信する機能を有する。ここで、放送とは、例えば、地上デジタル放送や衛星放送等である。放送される動画は、放送局に設置された、VODサーバ50とは異なるサーバから送出される。なお、本開示では、「放送」は、放送波(電波)による情報の伝送に加えて、ケーブルを用いた有線放送や、インターネットによる動画配信も含むものとする。
[1−1−1.VODサーバ]
VODサーバ50は、番組の本編の動画データ(以下「本編データ」ともいう)と、広告の動画データ(以下「広告データ」ともいう)を格納し、これらのデータを再生端末10からの要求にしたがい再生端末10に送信する。
図2は、VODサーバ50の構成を示すブロック図である。VODサーバ50は、その全体動作を制御するコントローラ51と、種々の情報の表示を行う表示部53と、ワークエリアとしてのRAM55と、ユーザが操作を行う操作部54と、データやプログラムを記憶するデータ格納部57とを備える。
表示部53は例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイで構成される。操作部54は、ボタン、スイッチ、キーボード、マウス、タッチパネル等で構成される、使用者が指示を行うための装置である。
VODサーバ50はさらに、ネットワーク(例えば、インターネット)200に接続するための通信部58を含む。通信部58は、LAN、IEEE802.11、WiFi等の規格に準拠してデータ通信を行う通信モジュールである。VODサーバ50は通信部58を介して再生端末10とネットワーク200を介して通信を行う。
コントローラ51はCPUやMPUを含み、制御プログラムを実行することにより、後述する機能を実現する。コントローラ51で実行される制御プログラムは、データ格納部57に格納されている。
データ格納部57は機能を実現するために必要なパラメータ、データ及びプログラムを記憶する記録媒体であり、コントローラ51で実行される制御プログラムや各種のデータを格納している。データ格納部51は例えばハードディスク(HDD)や半導体記憶装置(SSD)で構成される。データ格納部57は、複数の番組に対する本編データ61と、複数の広告に対する広告データ62を格納する。また、データ格納部57は、番組を構成する動画データを定義するプレイリスト64と、放送された番組と広告の関連性を示す情報である放送CM情報63とを格納する。これらの情報の詳細は後述する。
RAM55はデータを記憶可能なデバイスであり、コントローラ51のワークエリアとして機能する。
[1−1−2.広告サーバ]
広告サーバ70は、広告の動画データである広告データを格納し、再生端末10からの要求にしたがい広告データを再生端末10に送信する。
図3は、広告サーバ70の構成を示すブロック図である。
広告サーバ70は、その全体動作を制御するコントローラ71と、種々の情報の表示を行う表示部73と、ワークエリアとしてのRAM75と、ユーザが操作を行う操作部74と、データやプログラムを記憶するデータ格納部77とを備える。
表示部73は例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイで構成される。操作部74は、ボタン、スイッチ、キーボード、マウス、タッチパネル等で構成される、使用者が指示を行うための装置である。
広告サーバ70はさらに、ネットワーク(例えば、インターネット)200に接続するための通信部58を含む。通信部78は、LAN、IEEE802.11、WiFi等の規格に準拠してデータ通信を行う通信モジュールである。広告サーバ70は通信部78を介して再生端末10及び他の機器とネットワーク200を介して通信を行う。
コントローラ71はCPUやMPUを含み、制御プログラムを実行することにより、後述する機能を実現する。
データ格納部77は機能を実現するために必要なパラメータ、データ及びプログラムを記憶する記録媒体であり、コントローラ51で実行される制御プログラムや各種のデータを格納している。データ格納部77は例えばハードディスク(HDD)や半導体記憶装置(SSD)で構成される。データ格納部77は、広告サーバ70を制御するプログラムに加えて、種々の広告の動画データ(広告データ)が格納されている。
RAM55はデータを記憶可能なデバイスであり、コントローラ51のワークエリアとして機能する。
なお、アプリ配信サーバ90の構成も、VODサーバ50及びVODサーバ80と同様の構成を有する。アプリ配信サーバ90は、再生端末10において動画データを再生するためのアプリケーションプログラムを提供する。
[1−1−3.再生端末]
再生端末10は、VODサーバ50及び/または広告サーバ70から番組の本編データ及び広告データを取得し、再生する。
図4は、再生端末の構成を示すブロック図である。再生端末10は、その全体動作を制御するコントローラ11と、種々の情報を表示する表示部13と、ユーザが操作を行う操作部14と、RAM15と、データやプログラムを格納するデータ格納部17とを含む。さらに、再生端末10は、ネットワーク200に接続するための通信部18を備える。
表示部13は例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイで構成される。操作部14は、タッチパネルやボタンを含む。タッチパネルはその操作領域が表示部13の表示領域と重畳するように配置される。
通信部18は、種々の通信規格のいずれかにしたがって通信を行うための回路(モジュール)である。種々の通信規格には、LAN、WiFi、Bluetooth(登録商標)等が含まれる。さらに、3G,4G、LTE等の通信規格も含まれる。再生端末10は、通信部18を介してVODサーバ50および広告サーバ70とネットワーク200を介して通信を行う。
RAM16は、例えば、DRAMやSRAM等の半導体デバイスで構成され、データを一時的に記憶するとともに、コントローラ11の作業エリアとしても機能する。
データ格納部17は所定の機能を実現するために必要なパラメータ、データ及び制御プログラム等を記憶する記録媒体である。データ格納部17は例えばハードディスク(HDD)や半導体記憶装置(SSD)で構成される。
コントローラ11は、制御プログラムを実行することで所定の機能を実現する。なお、本実施形態では、データ格納部17に制御プログラムが格納される。
[1−2.動作]
以上のように構成された映像配信システム100の動作を以下に説明する。本実施の形態の映像配信システム100は、放送局から放送される番組について、その番組の放送開始後の任意のタイミングで、ユーザの要求に応じてネットワーク200(例えば、インターネット)を介して動画の配信(IP配信)が可能である。これにより、ユーザは、放送された番組を見逃した場合であっても、その番組の動画を取得し、その番組を視聴することができる。特に、映像配信システム100は、IP配信時において、番組の本編データに関連して配信される広告データについて、その番組の放送時に放送された広告と同じ広告の動画データを配信するか、別の広告の動画データを配信するかを制御する。
VODサーバ50は、各々の番組に対して、番組を構成する本編データを保持しており、再生端末10からの要求に応じて本編データを再生端末10へ送信することができる。広告サーバ70は、種々の広告に対して広告データを保持しており、再生端末10からの要求に応じて広告データを再生端末10へ送信することができる。再生端末10は、VODサーバ50から本編データを取得して再生し、VODサーバ50または広告サーバ70から広告データを取得して再生する。
一般に地上デジタル放送や衛星放送を介して放送される番組は、番組毎に決まったスケジュール(放送時間)にしたがい放送される。また、番組放送において、番組の本編に加えて広告も放送される。例えば、図5(A)に示すように、番組Xは、放送開始時刻DT1にて放送が開始され、放送終了時刻DT2にて放送を終了する。番組の放送開始後に、任意のタイミングでその番組の動画データをIP配信する場合、IP配信された番組において配信される広告は必ずしも放送時のものと同一である必要は無い。例えば、図5(A)の例では、番組Xの放送において、広告(CM1)が放送されている。このような状況において番組Xの放送開始後のタイミングで番組XをIP配信する場合、IP配信時に配信する広告データは、放送時の広告(CM1)と同じ広告の動画データである必要はなく、放送時の広告(CM1)と異なる広告の動画データであってもよい。しかし、放送事業者としては条件に応じて放送時の広告と同じ広告を配信したいという要望がある。
そこで、本実施形態の映像配信システム100は、IP配信時に配信(または再生)される広告の動画データを変更できる機能を有する。具体的には、映像配信システム100は、所定の条件に基づいて、IP配信時に配信する広告を放送時の広告にするか、別の広告(差し替え広告)にするかを判定し、判定結果に応じて広告データを配信する。
本実施形態において、所定の条件は、VODサーバ50からの本編データのIP配信が「追いかけ配信」であることである。「追いかけ配信」とは、図5(B)に示すように、ある番組の放送開始後であって、その番組がまだ放送中であるときに、VODサーバ50からその放送中の番組の本編データを送信するIP配信をいう。VODサーバ50からの本編データの配信が追いかけ配信である場合(換言すれば、再生中の番組が所定の放送スケジュールにしたがって放送中である場合)、図5(B)に示すように、放送時の広告(CM1)と同じ広告(CM1)の広告データがIP配信される。このとき、広告データはVODサーバ50から配信される。一方、VODサーバ50からの本編データの配信が追いかけ配信でない場合(換言すれば、再生中の番組の放送が終了している場合)、図5(C)に示すように、放送時の広告(CM1)から差し替えられた広告(CM2)の広告データが配信される。このとき、広告データは広告サーバ70から配信される。
このように、本実施の形態の映像配信システム100は、所定の条件(追いかけ配信であること)に基づいて、再生端末10へ配信する広告データの配信を制御する。以下、映像配信システム100における本編データ及び広告データの配信制御について説明する。
図6は、実施の形態1における映像配信システム100において使用される種々のデータ及びデータの流れを説明した図である。図6に示すように、アプリ配信サーバ90は、本編データ及び広告データを再生するためのアプリケーションである動画プレーヤに関するプログラムを格納している。
VODサーバ50は、本編データ(番組データの一例)61と、広告データ(広告データの一例)62と、放送CM情報63と、プレイリスト64とを保持している。これらのデータはデータ格納部57に格納されている。本編データ61は、番組を構成する部分的な映像(本編映像)を提供する画像データである。1つの番組は1つまたは複数の本編データを含む。広告データ62は広告映像に関するデータである。
放送CM情報63は、放送時における番組を構成する本編データと広告データの組み合わせを示す情報を含む。
プレイリスト64は、IP配信される番組を構成する本編データと広告データの組み合わせの情報と、及びそれらの再生順序とを含む。例えば、図6に示す例では、番組Xに対するプレイリストが示されている。このプレイリスト64から、番組Xは本編1、広告(CM)、本編2の順で再生されることがわかる。また、プレイリスト64において本編1、2のデータと広告のデータの取得先(URL)が記述されている。
さらに、プレイリスト64は、配信タイプ情報65と番組放送時間情報66を含む。配信タイプ情報65は、VODサーバ50からのIP配信が追いかけ配信であるか否かを示す情報である。例えば、MPEG−DASHフォーマットに従えば、VODサーバ50からのIP配信が追いかけ配信である場合、配信タイプ情報65には“dynamic”が指定される。なお、VODサーバ50からのIP配信が追いかけ配信であるか否かを示す情報は、上記の配信タイプ情報のような表現式に限定されず、種々の方法(VODサーバ50と再生端末10との通信プロトコルのパラメータ、MPDファイルに追加したフラグ、MPDファイルとは別ファイルフォーマット、等)で表すことができる。
番組放送時間情報66は、番組の放送時間帯(放送開始時刻および放送終了時刻)を示す情報である。ここで、放送開始時刻および放送終了時刻は、時間のみならず日付けも含めた時間情報である。番組放送時間情報66と現在時刻を比較することで、番組が現在放送局から放送中のものなのか否か、及び放送終了からの経過時間等を認識することができる。
図7は、本実施形態の映像配信システム100において適用するフォーマット及びプロトコルの一例を説明した図である。本実施の形態の映像配信システム100において、動画再生はハイブリッドキャストの仕組みを利用する。ハイブリッドキャストとは、TV端末上で、インターネット経由で入手したコンテンツ(HTML5、JavaScript(登録商標)で記述)を実行させるための規格である。例えば、アプリ配信サーバ90はハイブリッドキャストに対応したコンテンツサーバで構成される。動画プレーヤは、HTML5、JavaScriptで記述されたハイブリッドキャストに対応したコンテンツである。再生端末10はハイブリッドキャストに対応した端末(例えば、TV端末)であり、ハイブリッドキャストに対応したブラウザを実装し、HTML5、JavaScriptで記述されたコンテンツの実行が可能である。また、動画フォーマットには、MPEG−DASHフォーマットを用いる。MPEG−DASHフォーマットでは、動画データを含むメディアファイルと、メディアファイルの再生リストであってメディアファイルのURLが記述されたMPDファイルとが定義される。MPDファイルに記述されたURLにしたがい、メディアファイルが順次再生される。再生端末10と広告サーバ70間はVAST(Video Ad-Serving Template)/VMAP(Digital Video Multiple Ad Playlist)形式にしたがって通信を行う。図7に示すフォーマットやプロトコルは一例であり、本実施形態の映像配信システム100で使用できるフォーマットやプロトコルは、図7に示すもの(ハイブリッドキャスト、MPEG−DASH、VAST/VMAP)に限定されるものではない。
[1−2−1.番組再生処理]
以下、図8、図9のフローチャートを参照して再生端末10による番組再生処理を説明する。なお、再生端末10は、アプリ配信サーバ90から動画プレーヤに関するプログラムを動画データの再生に先立ってダウンロード実行している。なお、動画プレーヤに関するプログラムは事前に再生端末10へインストールされていてもよい。図8、図9に示す処理は、コントローラ11が動画プレーヤに関するプログラムを実行して実現される動画プレーヤの機能により実行される。
再生端末10での再生処理に先立ち、ユーザにより再生端末10上で所定の操作が行われてユーザが視聴したい番組が選択される。このユーザによる番組の選択操作が完了した時点で再生端末10での再生処理が開始される。
図8を参照し、再生処理が開始されると、再生端末10のコントローラ11はまず、VODサーバ50から、ユーザにより選択された再生対象の番組に関するプレイリスト64を取得する(S1)。コントローラ11はプレイリスト64を参照して、番組を構成する本編データ及び広告の組み合わせ、その再生順序及びそれらのデータの取得先(URL)を認識できる。すなわち、コントローラ11は、プレイリスト64を参照することで、本来番組に対応づけられた放送時の広告を認識することができる。
プレイリスト64は配信タイプ情報65を含む(図6参照)。この配信タイプ情報65は、VODサーバ50によってプレイリスト64の送信時に設定される。すなわち、VODサーバ50のコントローラ51は、再生端末10からプレイリスト64が要求されたときに、番組放送時間情報66から再生対象の番組の放送時間を取得し、その放送時間と現在時刻とを比較する。コントローラ51は比較結果に基づき、プレイリスト64が要求された番組のIP配信が「追いかけ配信」になるか否かを判断し、判断結果に基づきプレイリスト64における配信タイプ情報65を設定する。なお、配信タイプ情報65はVODサーバ50以外の機器(例えば、再生端末10またはVODサーバ50以外のサーバ)によって設定されてもよい。また、「追いかけ配信」であるか否かの判断について、現在時刻が、番組の放送終了時刻の一定時間以上前か否かに基づき判断してもよい。すなわち、現在時刻が、番組の放送終了時刻の一定時間以上前である場合に、「追いかけ配信」であると判断してもよい。
プレイリスト64には再生すべき動画データを示す情報及びその取得先を示すURLが再生順に記載されている。プレイリスト64を取得すると、再生端末のコントローラ11は、まず、プレイリスト64の先頭に記載された動画の種類(本編または広告)及びその動画のデータの取得先を特定する(S2)。
再生すべき動画の種類が「本編」である場合(S3でNO)、コントローラ11は、プレイリスト64に記載された本編の動画データの配信要求をVODサーバ50に送信し、本編の動画データを取得して再生する(S5)。具体的には、コントローラ11は、プレイリスト64に記載された本編のデータのURLを指定してVODサーバ50に対して本編のデータを要求する。例えば、図6の場合、コントローラ11は、本編1のデータのURLを指定して本編1のデータを要求し、VODサーバ50から本編1のデータを受信し、それを再生する。
一方、再生すべき動画の種類が「広告」である場合(S3でYES)、コントローラ11は、広告データを取得して再生する(S4)。この処理の詳細は後述する。
コントローラ11は、プレイリスト64中に記載された1つの動画の再生(S4、S5)が終了すると、プレイリスト64中に未再生の動画あるか否かを確認する(S6)。プレイリスト64中に未再生の動画がある場合、コントローラ11は、ステップS2に戻り、プレイリスト64中に記載された次の動画のデータを取得し、再生する(S2〜S5)。コントローラ11は、プレイリスト64に記載された全ての動画に対して順次上記の処理を行う。このような制御により、再生端末10において、プレイリスト64中に記載された動画(本編、広告)が順次再生される。
次に、図9のフローチャートを参照して、図8のフローチャートにおける広告データの再生処理(ステップS4)の詳細を説明する。
再生すべき動画の種類が「広告」である場合(S3でYES)、再生端末10のコントローラ11は、広告サーバ70に対して広告データを要求する(S10)。すなわち、再生端末10のコントローラ11は、広告サーバ70に対して広告データの配信要求を送信する。このとき、コントローラ11は、VODサーバ50から取得したプレイリスト64に含まれる配信タイプ情報65を広告データの配信要求に含めて広告サーバ70に通知する。
広告サーバ70は、再生端末10から広告データの配信要求を受けると、放送時に放送された広告を別の広告に差し替えるか否かを判断する。広告サーバ70は、広告を差し替えないと判断したときは、放送時の広告を示す値(例えば、“live-cm”)を再生端末10に返信する。一方、広告を差し替えると判断したときは、広告サーバ70は、差し替え用の広告の動画データの取得先を示すURLを再生端末10に返信する。広告サーバ70のこれらの動作の詳細については後述する。
再生端末10のコントローラ11は、広告データの要求に対する応答として広告サーバ70から、放送時の広告を示す値(例えば、“live-cm”)を受信した場合(S11でYES)、再生中の番組に本来対応付けられた広告(すなわち、プレイリスト64に記載されている広告)の広告データを再生する(S12)。具体的には、コントローラ11は、プレイリスト64に記載された広告の動画データのURLを指定してVODサーバ50に対して広告データを要求する。VODサーバ50は、受信した広告データのURLに基づき広告データを再生端末10に送信する。再生端末10はVODサーバ50から受信した広告データを再生する。
一方、広告データの要求に対する応答として、差し替え用の広告データのURLを受信した場合(S11でNO)、再生端末10のコントローラ11は、広告サーバ70に、差し替え用の広告データのURLを指定して広告データを要求する(S13)。その後、広告サーバ70から差し替え用の広告データを受信すると、コントローラ11は、受信した広告データを再生する(S14)。これにより、放送時の広告とは異なる差し替えられた広告が再生される。
以上のように、再生端末10は、再生対象の番組のプレイリスト64に記載された情報に基づきVODサーバ50及び広告サーバ70から本編データ及び広告データを取得し、再生する。
[1−2−2.広告配信処理]
図10のフローチャートを参照して、広告サーバ70における広告配信処理を説明する。この広告配信処理は、広告サーバ70が再生端末10から広告データの要求を受け付けたときに実行される。
広告サーバ70のコントローラ71は、再生端末10から広告データの要求(配信要求)を受け付け(S15)、その要求に含まれる配信タイプ情報を取得する(S16)。コントローラ71は、配信タイプ情報が示す値に基づき配信タイプを判断する(S17)。配信タイプが「追いかけ配信」である場合(S17でYES)、コントローラ71は、放送時の広告の再生を示す情報を再生端末10へ返信する(S18)。例えば、広告サーバ70からの応答がVAST/VMAP形式である場合に、コントローラ71は、「追いかけ配信」を意味する“dynamic”を配信タイプ情報として取得すると、放送時の広告の再生を示す情報“live-cm”を含むVAST/VMAP形式の情報を再生端末10へ返信する。一方、配信タイプが「追いかけ配信」でない場合(S17でNO)、コントローラ71は、放送時の広告とは異なる差し替え用広告の広告データの取得先を示すURLを再生端末10へ返信する(S19)。
以上のような制御により、IP配信が「追いかけ配信」である場合、すなわち、IP配信されている番組が放送中である場合、放送時の広告と同じ広告が配信される。一方で、IP配信が「追いかけ配信」でない場合、すなわち、IP配信されている番組の放送が終了している場合は、放送時の広告とは異なる広告が再生される。これにより、放送終了後にIP配信により番組を提供する場合に、放送時の広告と異なる広告を番組に挿入して配信することが可能となる。
[1−3.効果、等]
以上のように本実施形態の映像配信システム100は、所定の放送スケジュールに従って放送される番組に関する本編データ(番組データの一例)を、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に配信可能なVODサーバ50(番組配信サーバの一例)と、広告の映像を提供する広告データを送信する広告サーバ70(広告配信サーバの一例)と、VODサーバ50及び広告サーバ70から本編データ及び広告データを受信して再生する再生端末10と、を備える。
再生端末10は、VODサーバ50から、放送スケジュールに従って放送される場合の番組データと広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報を受信し、再生情報にしたがい番組データの再生を行う。再生端末10は、広告データの再生時において、広告サーバ70に対して、広告データの配信を要求する広告配信要求を送信する。
広告サーバ70は、再生端末10から広告配信要求を受信したときに、所定の条件が満たされているか否かを判断する。ここで、所定の条件は、例えば、再生端末10が再生中の番組が所定の放送スケジュールにしたがって放送中であること(追いかけ配信)である。または、所定の条件は、再生端末10が再生中の番組の放送スケジュールに規定された放送終了時刻から所定時間が経過していないこと(すなわち、追いかけ配信でない)であってもよい。
所定の条件が満たされているときは、広告サーバ70は、再生端末10が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を再生端末10に送信する。一方、所定の条件が満たされていないときは、広告サーバ70は、差し替え用の広告の動画データに関する情報を再生端末10に送信する。
再生端末10は、広告配信要求の応答として、広告サーバ70から、再生端末10が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を受信したときは、VODサーバ50から受信した広告データを再生する。一方、広告配信要求の応答として、広告サーバ50から、差し替え用の広告の動画データに関する情報を受信したときは、再生端末10は、広告配信サーバから受信した広告データを再生する。
以上の構成により、所定の放送スケジュールに従って放送される番組の番組データをその放送開始後に配信する場合に、放送時の広告と同じ広告の広告データをそのまま配信することが可能になる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、IP配信が「追いかけ配信」であるか否かに応じて広告の差し替え判定を行った。本実施の形態では、広告データの差し替えの是非を判断する条件として、広告動画の再生時における番組の放送終了時刻からの経過時間を考慮する。具体的には、図11(B)に示すように、広告の再生時において、放送スケジュールに規定された放送終了時刻から所定時間が経過していない場合は、放送時の広告(CM1)と同じ広告(CM1)の広告データを配信する。一方、図11(C)に示すように、広告の配信時において放送終了時刻から所定時間以上経過している場合、放送時の広告(CM1)とは異なる広告(CM2)の広告データを配信するようにする。
本実施の形態における映像配信システム100の構成、動作は基本的に実施の形態1のものと同様である。以下、本実施の形態における映像配信システム100において、実施の形態1のものと異なる構成、動作について説明する。
本実施形態の再生端末10の再生処理は、実施の形態1において図7のフローチャートを参照して説明した処理と基本的に同様である。但し、本実施の形態では、図7のフローチャートにおけるステップS4の処理において、広告サーバ70に対する広告データの要求時に、プレイリスト64中に含まれる配信タイプ情報65に代えて(または、それに加えて)番組放送時間情報66(番組開始時刻、番組終了時刻)を広告サーバ70に通知する。
図12は、実施の形態2における広告サーバ70による広告配信処理を示すフローチャートである。以下、図12のフローチャートを参照し、広告サーバ70による広告配信処理を説明する。
広告サーバ70のコントローラ71は、再生端末10から広告データの要求を受け付けると(S21)、その要求に含まれる番組放送時間情報66が示す値(番組開始時刻、番組終了時刻)を取得する(S22)。コントローラ71は、取得した番組終了時刻と現在時刻との間の時間差を算出する(S23)。時間差が所定値未満である場合(S24でYES)、コントローラ71は、放送時の広告の再生を示す情報(例えば、“live-cm”)を再生端末10へ返信する(S25)。時間差が所定値以上である場合(S24でNO)、コントローラ71は、放送時の広告とは異なる差し替え用の広告データの取得先を示すURLを再生端末10へ返信する(S26)。
以上のような制御により、広告の再生時において、番組放送の終了から所定時間経過していなければ、放送時の広告の動画データを配信し、所定時間経過しているときは、放送時の広告と異なる差し替え用の広告の動画データを配信する。例えば、所定値(所定時間)をゼロに設定すると、番組放送中は放送時の広告の動画データを配信し、番組放送終了後に放送時の広告と異なる広告の動画データを配信することができる。また、所定値を「24時間」に設定すると、番組放送終了後24時間が経過するまでは、放送時の広告の動画データを配信し、24時間経過後は、放送時の広告と異なる広告の動画データを配信することができる。このように、所定値を適宜設定することで、放送時の広告から別の広告に切り替えるタイミングを任意に設定することが可能になる。
なお、現在時刻に代えて、プレイリストの再生開始時刻を基準として、広告の差し替えを行うか否かを制御してもよい。この場合、再生端末10の再生処理は、番組放送時間情報66に加えて、「プレイリスト64に含まれる最初の動画の再生開始時刻」をプレイリストの再生開始時刻として、広告サーバ70に通知する。広告サーバ70は、受信したプレイリストの再生開始時刻と放送終了時刻との時間差を算出し、時間差が所定値未満であるか否かにより広告の差し替えを行うか否かを制御してもよい。また、本実施の形態では、番組の放送終了時刻から所定時間が経過したか否かにより、広告差し替えを行うか否かを判定した。番組の放送終了時刻に代えて番組の放送開始時刻から所定時間が経過したか否かにより、広告の差し替えを行うか否かを制御してもよい。
(実施の形態3)
本実施の形態の映像配信システムは、実施の形態2と同様に、放送終了時刻からの経過時間に応じて広告の差し替え判定を行う。但し、放送終了時刻からの経過時間の判断方法が実施の形態2のものと異なる。
実施の形態2では、広告サーバ70は再生端末10から番組放送時間情報66を取得し、その放送時間情報66を用いて経過時間を算出した。これに対して、本実施の形態では、広告サーバ70は再生端末10から番組IDを受信し、この番組IDに基づき番組の放送時間を取得し、取得した放送時間を用いて経過時間を算出する。このため、本実施の形態では、再生端末10は、図7のフローチャートにおけるステップS4の処理において、広告サーバ70に対する広告データの要求時に、プレイリスト64中に含まれる番組ID67を広告サーバ70に通知する。
図13は、実施の形態3における映像配信システムにおいて使用される種々のデータ及びデータの流れを説明した図である。本実施の形態のVODサーバ50は、プレイリスト64において、各番組に対してユニークに割り当てられた識別情報である番組ID67を含む。また、広告サーバ70は、番組の放送時間(放送開始時刻、放送終了時刻)を管理する外部サーバ300と通信可能である。外部サーバ300は、各番組の番組IDと、番組IDが示す番組の放送時間(放送開始時刻、放送終了時刻)とを対応づけた情報301を管理する。外部サーバ300は、番組IDによる問い合わせに応じて、その番組IDが示す番組の放送時間(放送開始時刻、放送終了時刻)を示す情報を返信する。
図14は、実施の形態3における広告サーバによる広告配信処理を示すフローチャートである。以下、図14のフローチャートを参照し、広告サーバ70による広告配信処理を説明する。
広告サーバ70のコントローラ71は、再生端末10から広告データの要求を受け付けると(S31)、その要求に含まれる番組IDを取得する(S32)。コントローラ71は、取得した番組IDが示す番組の放送時間を取得する(S33)。具体的には、コントローラ71は、取得した番組IDを指定して、番組の放送時間を管理する外部サーバ300に番組IDが示す番組の放送時間を要求する。外部サーバ300は、番組IDに基づき番組IDが示す番組の放送時間(番組開始時刻、番組終了時刻)を求め、広告サーバ70に返信する。なお、番組の放送時間は外部サーバ300以外のサーバが管理してもよい。
コントローラ71は、取得した番組終了時刻と現在時刻との間の時間差を算出する(S34)。時間差が所定値未満である場合(S35でYES)、コントローラ71は、放送時の広告の再生を示す情報(例えば、“live-cm”)を再生端末10へ返信する(S36)。時間差が所定値以上である場合(S35でNO)、コントローラ71は、放送時の広告とは異なる差し替え用の広告データの取得先を示すURLを再生端末10へ返信する(S37)。
以上のような制御によっても、実施の形態2と同様に、広告の配信時において、番組放送の終了から所定時間経過していなければ、放送時の広告の動画データを配信し、所定時間経過しているときは、放送時の広告と異なる差し替え用広告の動画データを配信することが可能となる。
(実施の形態4)
上記の実施の形態1〜3では、広告サーバ70において広告の差し替えを行うか否かの判断を行った。この広告差し替えの判断は、必ずしも広告サーバ70にて行う必要はなく、再生端末10側で行っても良い。そこで、本実施の形態では、再生端末10において広告の差し替え判断を行う場合の構成を説明する。
図15は、本実施の形態における映像配信システムにおいて使用される種々のデータ及びデータの流れを説明した図である。VODサーバ50に格納されるプレイリスト64は、配信タイプ情報65と、番組放送時間情報66と、番組ID67とを含む。また、VODサーバ50は、各番組の番組IDと放送時間とを管理する番組情報68を格納している。アプリ配信サーバ90から再生端末10にダウンロードされる動画プレーヤは、広告サーバ70のURLと番組情報68のURLに関する情報を含んでいる。これにより、再生端末10(動画プレーヤ)は広告サーバ70及び番組情報68にアクセスすることができる。
以下、実施の形態1〜3における広告サーバ70にて行った広告差し替え判定のそれぞれの処理を再生端末10において行う場合の再生端末10の処理をそれぞれ説明する。
図16は、本実施の形態における再生端末10の処理を示すフローチャートである。図16に示す処理は、コントローラ11が動画プレーヤに関するプログラムを実行して実現される動画プレーヤの機能により実行される。
図16において、まず、再生端末10は、VODサーバ50から、再生対象の番組に関するプレイリスト64をダウンロードする(S1)。そして、再生端末10は、プレイリスト64を参照し、プレイリスト64に記載されている動画を順次再生する(S2〜S4A、S5〜S6)。ここで、ステップS1〜S3、S5〜S6の処理は図8を参照して説明した処理と同様である。本実施の形態と、上記の実施の形態とで異なるのは、広告データの再生に関する処理(ステップS4A)である。以下、本実施の形態における広告データの再生に関する処理(ステップS4A)について3つの例を具体的に説明する。
(A)第1例
最初に、図17のフローチャートを参照し、実施の形態1における広告サーバ70にて行った広告差し替え判定の処理を再生端末10にて行う場合のステップS4Aの処理を説明する。本例の場合、VODサーバ50からダウンロードされるプレイリスト64には配信タイプ情報65が含まれている。図17に示す処理では、再生端末10において、VODサーバ50によるIP配信が「追いかけ配信」であるか否かに基づき広告差し替え判定が行われる。
再生端末10のコントローラ11は、VODサーバ50から取得したプレイリスト64から配信タイプ情報を取得する(S41)。コントローラ11は、配信タイプ情報が示す値に基づき配信タイプを判断する(S42)。配信タイプが「追いかけ配信」(例えば、“dynamic”)である場合(S42でYES)、コントローラ11は、プレイリスト64に記載された広告の動画データを再生する(S43)。具体的には、コントローラ11は、プレイリスト64に記載された広告の動画データのURLにアクセスすることでVODサーバ50から広告データを取得し、それを再生する。
一方、配信タイプが「追いかけ配信」でない場合(S42でNO)、コントローラ11は、広告サーバ70に広告データを要求する(S44)。広告サーバ70は、差し替え用広告を特定し、その広告の広告データの取得先を示すURLを再生端末10へ返信する。再生端末10のコントローラ11は、広告サーバ70から取得したURLにアクセスすることで広告データを取得し、再生する(S45)。
以上のような制御により、再生端末10において、IP配信が「追いかけ配信」であるか否かに基づいた広告差し替えの制御を行うことができる。
(B)第2例
次に、図18のフローチャートを参照し、実施の形態2における広告サーバ70にて行った広告差し替え判定の処理を再生端末10にて行う場合のステップS4Aの処理を説明する。本例の場合、VODサーバ50からダウンロードされるプレイリスト64には番組放送時間情報66が含まれている。図18に示す処理では、再生端末10において、放送終了からの経過時間に基づき広告差し替え判定が行われる。
再生端末10のコントローラ11は、VODサーバ50からダウンロードしたプレイリスト64に含まれる番組放送時間情報66が示す値(番組開始時刻、番組終了時刻)を取得する(S51)。コントローラ11は、取得した番組終了時刻と現在時刻との間の時間差を算出する(S52)。時間差が所定値未満である場合(S53でYES)、コントローラ11は、プレイリスト64に記載された広告の動画を再生する(S54)。
一方、時間差が所定値以上である場合(S53でNO)、コントローラ11は広告サーバ70に広告データを要求する(S55)。コントローラ11は、広告サーバ70から広告データのURLを取得すると、取得したURLにアクセスし広告データを取得し、再生する(S56)。
以上のような制御により、再生端末10において、番組の放送終了からの経過時間に基づいた広告差し替え判定を行うことができる。
(C)第3例
最後に、図19のフローチャートを参照し、実施の形態3における広告サーバ70にて行った広告差し替え判定の処理を再生端末10にて行う場合のステップS4Aの処理を説明する。本例の場合、VODサーバ50からダウンロードされるプレイリスト64には番組ID67が含まれている。図19に示す処理では、再生端末10において、放送終了からの経過時間に基づき広告差し替え判定が行われる。
再生端末10のコントローラ11は、VODサーバ50からダウンロードしたプレイリスト64から番組IDを取得する(S61)。コントローラ11は、取得した番組IDが示す番組の放送時間を取得する(S62)。具体的には、コントローラ11は、番組IDと番組情報URLを指定して、VODサーバ50に対して、番組IDが示す番組の放送時間(番組開始時刻、番組終了時刻)を要求する。この要求に対して、VODサーバ50は、番組情報68を参照して、番組IDに対応する番組の放送時間(番組開始時刻、番組終了時刻)に関する情報を求めて、再生端末10に返信する。
コントローラ11は、VODサーバ50から放送時間(番組開始時刻、番組終了時刻)を取得すると、番組終了時刻と現在時刻との間の時間差を算出する(S63)。時間差が所定値未満である場合(S64でYES)、コントローラ11は、プレイリスト64に記載された広告の動画データを再生する(S65)。
一方、時間差が所定値以上である場合(S64でNO)、コントローラ11は広告サーバ70に広告データを要求する(S66)。コントローラ11は、広告サーバ70から広告データのURLを取得すると、取得したURLにアクセスし広告データを取得して再生する(S67)。
以上のような制御によっても、再生端末10において、番組の放送終了時刻からの経過時間に基づいた広告差し替え判定を行うことができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜4を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜4で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1〜4では、放送された番組の本編データと、放送中または放送終了後にIP配信が開始された番組の本編データとは同じものであるとして説明した。しかし、放送された本編データの内容と、IP配信される本編データの内容とは同じものでなくても良い。例えば、放送中または放送終了後にIP配信される本編データは、放送された番組本編に基づいて編集が加えられたものであってもよい。
上記の実施の形態において、再生端末10のコントローラ11が広告サーバ70に対して広告データを要求するタイミングは、プレイリスト64の再生を開始する前であってもよい。すなわち、再生端末10のコントローラ11が、プレイリスト64の再生を開始する前に、プレイリスト64に含まれる全ての広告動画に対する広告データを要求する形態であってもよい。この場合、広告サーバ70が再生端末10に返信する「放送時の広告を示す値(例えば“live-cm”)」は、番組に含まれる全ての広告に対する指定であってもよいし、特定の広告に対する指定であってもよい。例えば、番組に複数の広告が含まれている場合に、そのうちの幾つかは放送時の広告をそのまま配信し、残りについては差し替え広告を配信するような場合であっても、本発明を適用可能である。
再生端末10は、ネットワーク200を介してサーバ50、70、90と通信でき、動画再生が可能な端末であれば任意の電子機器で実現できる。例えば、再生端末10は、TV装置、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータまたはSTB(Set Top Box)である。
上記の実施の形態において、コントローラ51、71、11の機能はハードウェアとソフトウェアの協働により実現されるとして説明したが、ハードウェア回路のみで実現されてもよい。すなわち、コントローラ51、71、11は、CPUまたはMPUのみならず、DSP、GPU、FPGA、ASIC等で構成することができる。コントローラ51、71、11で実行される制御プログラムは、各装置の外部から、ネットワーク200を介して提供されてもよいし、メモリカード等の記録媒体によって提供されてもよい。
上記の実施の形態においては、動画データの取得先をURL形式で指定したが、動画データの取得先の記述方法は、URL形式に限定されるものではない。動画データの取得先は、動画データの所在を特定可能な記述方式であれば、任意の記述形式を用いて指定することができる。
上記の実施の形態において、VODサーバ50、広告サーバ70、アプリ配信サーバ90、外部サーバ300は物理的に上記に説明したものと同じ構成であってもよいし、異なっていても良い。また、これらのサーバはそれぞれ独立して設けられたサーバであってもよいし、複数のサーバの機能を1つのサーバに統合してもよい。また、これらのサーバの一部または全部がクラウドに配置された仮想的なものであってもよい。
(本開示)
上記の実施の形態は映像配信システムに関して以下の構成を開示する。
A.広告配信サーバ
(1)再生端末(10)から受信した配信要求に応じて、広告の映像を提供する広告データ(62)を送信する広告配信サーバ(70)。広告配信サーバ(70)は、
再生端末と通信を行う通信部(78)と、
広告データの送信を制御する制御部(71)と、を備える。
制御部(71)は、再生端末から配信要求を受信したときに、所定の条件が満たされているか否かを判断し、
所定の条件が満たされているときは、再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を前記再生端末に送信し、
所定の条件が満たされていないときは、差し替え用広告の広告データに関する情報を前記再生端末に送信する。
(2)(1)において、所定の条件は、再生端末(10)が再生中の番組が所定の放送スケジュールにしたがって放送中であることである。制御部(71)は、再生端末が再生中の番組が前記放送スケジュールにしたがって放送中であるときは、再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を再生端末に送信し、再生端末が再生中の番組について放送スケジュールにしたがった放送が終了しているときは、差し替え用の広告の広告データに関する情報を再生端末に送信してもよい。
(3)(1)において、通信部(78)は、再生端末(10)から、再生端末が再生中の番組が放送スケジュールにしたがって放送中であるか否かを示すフラグ情報(65)を受信してもよい。制御部(78)は、フラグ情報に基づき所定の条件を満たすか否かを判断してもよい。
(4)(1)において、所定の条件は、再生端末(10)が再生中の番組の放送スケジュールに規定された放送終了時刻から所定時間が経過していないことであってもよい。制御部は、所定時間が経過していないときは、再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報(65)を再生端末に送信し、所定時間が経過しているときは、差し替え用の広告の動画データに関する情報を再生端末に送信してもよい。
(5)(4)において、通信部(78)は、再生端末(10)から、放送スケジュールに規定された放送時間帯を示す情報(66)を受信してもよい。制御部(71)は、放送時間帯を示す情報(66)に基づき所定の条件を満たすか否かを判断してもよい。
(6)(4)において、通信部(71)は、再生端末(10)から、再生端末が再生中の番組を特定するための識別情報(67)を受信してもよい。制御部(71)は、識別情報(67)に基づき所定の条件を満たすか否かを判断してもよい。
(7)(6)において、制御部(78)は、識別情報(67)と番組の放送時間とを対応づける情報(301)を参照して、識別情報に基づき、再生端末で再生中の番組の放送時間帯を示す情報を取得し、取得した放送時間帯を示す情報に基づき所定の条件を満たすか否かを判断してもよい。
(8)(1)において、通信部(78)はインターネットを介して再生端末と通信を行ってもよい。
B.番組配信サーバ
(9)所定の放送スケジュールに従って放送される番組の本編の映像を提供する番組データ(61)を、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に配信可能な番組配信サーバ(70)。番組配信サーバ(70)は、
再生端末(10)と通信を行う通信部(58)と、
放送スケジュールに従って放送される番組の番組データと、当該番組とともに放送される広告の映像を提供する広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報(64)を記憶する記憶部(57)と、
番組データまたは広告データの再生端末への送信を制御する制御部(51)と、を備える。
制御部(51)は、
再生端末(10)からの要求にしたがい再生情報(64)を再生端末へ送信し、
再生端末から番組データの配信要求を受けたときは、再生端末へ番組データ(61)を送信し、
再生端末から広告データの配信要求を受けたときは、再生端末へ前記広告データ(62)を送信する。
(10)(9)において、制御部(51)は、再生端末(10)に対して、再生端末へ送信する番組データに関する番組が放送スケジュールにしたがって放送中であるか否かを示す情報(65)を送信してもよい。
(11)(9)において、再生情報(64)は、再生端末へ送信する番組データに関する番組の放送時間を示す情報(66)を含んでもよい。
(12)(9)において、再生情報(64)は、再生端末へ送信する番組データに関する番組を特定するための識別情報(67)を含んでもよい。
C.第1の再生端末
(13)所定の放送スケジュールに従って放送される番組の番組データ(61)を、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に受信して再生する再生端末(10)。再生端末(10)は、
所定の放送スケジュールに従って放送される番組の番組データ及び当該番組の放送時に放送される第1の広告の映像を提供する第1の広告データ(62)を提供する番組配信サーバ(50)と、第2の広告の映像を提供する第2の広告データを提供する広告配信サーバ(70)と通信する通信部(18)と、
番組データ及び前記第1及び第2の広告データの再生を制御する制御部(11)と、を備える。
制御部(11)は、番組配信サーバから、前記放送スケジュールに従って放送される番組データと第1の広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報(64)を受信し、再生情報にしたがい前記番組データ及び前記第1及び第2の広告データの再生を制御する。
制御部(11)は、広告再生時において、
所定の条件が満たされているときは、再生情報に定義された前記第1の広告データを再生し、
所定の条件が満たされていないときは、広告配信サーバから提供される第2の広告データを再生する。
(14)(13)において、所定の条件は、再生端末が再生中の番組が所定の放送スケジュールに沿って放送中であることであってもよい。再生情報(64)は、再生情報にて定義される番組がその番組の放送スケジュールに従って放送中であるか否かを示す情報(65)を含んでもよい。制御部(11)は、放送スケジュールに従って放送中であるか否かを示す情報に基づき所定の条件が満たされるか否かを判断してもよい。
(15)(13)において、所定の条件は、放送スケジュールに規定された終了時刻から所定時間が経過していないことであってもよい。再生情報(64)は、再生情報にて定義される番組の放送時間に関する情報(66)を含んでもよい。制御部(11)は、放送時間に関する情報に基づき所定の条件が満たされるか否かを判断してもよい。
D.第2の再生端末
(16)所定の放送スケジュールに従って放送される番組の番組データを、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に受信して再生する再生端末(10)。再生端末(10)は、
番組データ(61)及び広告の映像を提供する広告データ(62)を提供する番組配信サーバ(50)と、広告データを提供する広告配信サーバ(70)と通信する通信部(18)と、
番組データ及び広告データの再生を制御する制御部(11)と、を備える。
制御部(11)は、番組配信サーバから、放送スケジュールに従って放送される場合の番組データと広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報(64)を受信し、再生情報にしたがい番組データの再生を行う。
制御部(11)は、広告データの再生時において、
広告配信サーバに対して、広告データの配信を要求する広告配信要求を送信し、
広告配信要求の応答として、広告配信サーバから、再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を受信したときは、番組配信サーバから受信した広告データを再生し、
広告配信要求の応答として、広告配信サーバから、差し替え用の広告の動画データに関する情報を受信したときは、広告配信サーバから受信した広告データを再生する。
(17)(16)において、通信部(18)は、広告配信サーバへ、広告配信要求とともに、再生端末が再生中の番組が前記放送スケジュールにしたがって放送中であるか否かを示すフラグ情報を送信してもよい。
(18)(16)において、通信部(18)は、広告配信サーバへ、広告配信要求とともに、放送スケジュールに規定された放送時間帯を示す情報を送信してもよい。
E.映像配信システム
(19)映像配信システム(100)は、
所定の放送スケジュールに従って放送される番組に関する番組データ(61)を、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に配信可能な番組配信サーバ(50)と、
広告の映像を提供する広告データ(62)を送信する広告配信サーバ(70)と、
前記番組配信サーバ及び広告配信サーバから前記番組データ及び広告データを受信して再生する再生端末(10)と、を備える。
再生端末(10)は、番組配信サーバから、放送スケジュールに従って放送される場合の番組データと広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報を受信し、前記再生情報にしたがい番組データの再生を行い、
広告データの再生時において、広告配信サーバに対して、広告データの配信を要求する広告配信要求を送信する。
広告配信サーバ(70)は、
再生端末から前記広告配信要求を受信したときに、所定の条件が満たされているか否かを判断し、
所定の条件が満たされているときは、再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を前記再生端末に送信し、
所定の条件が満たされていないときは、差し替え用の広告の動画データに関する情報を前記再生端末に送信する。
再生端末(10)は、
広告配信要求の応答として、広告配信サーバから、再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を受信したときは、番組配信サーバから受信した広告データを再生し、
広告配信要求の応答として、広告配信サーバから、差し替え用の広告の動画データに関する情報を受信したときは、広告配信サーバから受信した広告データを再生する。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示の映像配信装置は、所定の放送スケジュールに従って放送される番組に関する番組データを、ユーザからの要求に応じて、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に配信可能な映像配信装置に有用である。
10 再生端末
11 コントローラ
18 通信部
50 VODサーバ
51 コントローラ
58 通信部
61 本編データ
62 広告データ
63 放送CM情報
64 プレイリスト
65 配信タイプ情報
66 番組放送時間情報
70 広告サーバ
71 コントローラ
78 通信部
90 アプリ配信サーバ
100 映像配信システム
200 ネットワーク

Claims (19)

  1. 再生端末から受信した配信要求に応じて、広告の映像を提供する広告データを送信する広告配信サーバであって、
    前記再生端末と通信を行う通信部と、
    前記広告データの送信を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記再生端末から前記配信要求を受信したときに、所定の条件が満たされているか否かを判断し、
    前記所定の条件が満たされているときは、前記再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を前記再生端末に送信し、
    前記所定の条件が満たされていないときは、差し替え用広告の広告データに関する情報を前記再生端末に送信する、
    広告配信サーバ。
  2. 前記所定の条件は、前記再生端末が再生中の番組が所定の放送スケジュールにしたがって放送中であることであり、
    前記制御部は、
    前記再生端末が再生中の番組が前記放送スケジュールにしたがって放送中であるときは、前記再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を前記再生端末に送信し、
    前記再生端末が再生中の番組について前記放送スケジュールにしたがった放送が終了しているときは、前記差し替え用の広告の広告データに関する情報を前記再生端末に送信する、
    請求項1に記載の広告配信サーバ。
  3. 前記通信部は、前記再生端末から、前記再生端末が再生中の番組が前記放送スケジュールにしたがって放送中であるか否かを示すフラグ情報を受信し、
    前記制御部は、前記フラグ情報に基づき前記所定の条件を満たすか否かを判断する、
    請求項2に記載の広告配信サーバ。
  4. 前記所定の条件は、前記再生端末が再生中の番組の放送スケジュールに規定された放送終了時刻から所定時間が経過していないことであり、
    前記制御部は、
    前記所定時間が経過していないときは、前記再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を前記再生端末に送信し、
    前記所定時間が経過しているときは、差し替え用の広告の動画データに関する情報を前記再生端末に送信する、
    請求項1に記載の広告配信サーバ。
  5. 前記通信部は、前記再生端末から、前記放送スケジュールに規定された放送時間帯を示す情報を受信し、
    前記制御部は、前記放送時間帯を示す情報に基づき前記所定の条件を満たすか否かを判断する、請求項4に記載の広告配信サーバ。
  6. 前記通信部は、前記再生端末から、前記再生端末が再生中の番組を特定するための識別情報を受信し、
    前記制御部は、前記識別情報に基づき前記所定の条件を満たすか否かを判断する、請求項4に記載の広告配信サーバ。
  7. 前記制御部は、前記識別情報と前記番組の放送時間とを対応づける情報を参照して、前記識別情報に基づき、前記再生端末で再生中の番組の放送時間帯を示す情報を取得し、前記取得した放送時間帯を示す情報に基づき所定の条件を満たすか否かを判断する、請求項6に記載の広告配信サーバ。
  8. 前記通信部はインターネットを介して前記再生端末と通信を行う、請求項1に記載の広告配信サーバ。
  9. 所定の放送スケジュールに従って放送される番組の本編の映像を提供する番組データを、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に配信可能な番組配信サーバであって、
    再生端末と通信を行う通信部と、
    前記放送スケジュールに従って放送される番組の番組データと、当該番組とともに放送される広告の映像を提供する広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報を記憶する記憶部と、
    前記番組データまたは前記広告データの前記再生端末への送信を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記再生端末からの要求にしたがい前記再生情報を前記再生端末へ送信し、その後、
    前記再生端末から前記番組データの配信要求を受けたときは、前記再生端末へ前記番組データを送信し、
    前記再生端末から前記広告データの配信要求を受けたときは、前記再生端末へ前記広告データを送信する、
    番組配信サーバ。
  10. 前記制御部は、前記再生端末に対して、前記再生端末へ送信する番組データに関する番組が前記放送スケジュールにしたがって放送中であるか否かを示す情報を送信する、
    請求項9に記載の番組配信サーバ。
  11. 前記再生情報は、前記再生端末へ送信する番組データに関する番組の放送時間を示す情報を含む、請求項9に記載の番組配信サーバ。
  12. 前記再生情報は、前記再生端末へ送信する番組データに関する番組を特定するための識別情報を含む、請求項9に記載の番組配信サーバ。
  13. 所定の放送スケジュールに従って放送される番組の番組データを、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に受信して再生する再生端末であって、
    所定の放送スケジュールに従って放送される番組の番組データ及び当該番組の放送時に放送される第1の広告の映像を提供する第1の広告データを提供する番組配信サーバと、第2の広告の映像を提供する第2の広告データを提供する広告配信サーバと通信する通信部と、
    前記番組データ及び前記第1及び第2の広告データの再生を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記番組配信サーバから、前記放送スケジュールに従って放送される番組データと第1の広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報を受信し、前記再生情報にしたがい前記番組データ及び前記第1及び第2の広告データの再生を制御し、
    前記制御部は、広告再生時において、
    所定の条件が満たされているときは、前記再生情報に定義された前記第1の広告データを再生し、
    前記所定の条件が満たされていないときは、前記広告配信サーバから提供される前記第2の広告データを再生する、
    再生端末。
  14. 前記所定の条件は、前記再生端末が再生中の番組が所定の放送スケジュールに沿って放送中であることであり、
    前記再生情報は、前記再生情報にて定義される番組がその番組の放送スケジュールに従って放送中であるか否かを示すフラグ情報を含み、
    前記制御部は、前記フラグ情報に基づき前記所定の条件が満たされるか否かを判断する、
    請求項13に記載の再生端末。
  15. 前記所定の条件は、前記放送スケジュールに規定された終了時刻から所定時間が経過していないことであり、
    前記再生情報は、前記再生情報にて定義される番組の放送時間に関する情報を含み、
    前記制御部は、前記放送時間に関する情報に基づき前記所定の条件が満たされるか否かを判断する、
    請求項13に記載の再生端末。
  16. 所定の放送スケジュールに従って放送される番組の番組データを、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に受信して再生する再生端末であって、
    前記番組データ及び広告の映像を提供する広告データを提供する番組配信サーバと、前記広告データを提供する広告配信サーバと通信する通信部と、
    前記番組データ及び前記広告データの再生を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記番組配信サーバから、放送スケジュールに従って放送される場合の番組データと広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報を受信し、前記再生情報にしたがい番組データの再生を行い、
    前記制御部は、広告データの再生時において、
    前記広告配信サーバに対して、広告データの配信を要求する広告配信要求を送信し、
    前記広告配信要求の応答として、前記広告配信サーバから、前記再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を受信したときは、前記番組配信サーバから受信した広告データを再生し、
    前記広告配信要求の応答として、前記広告配信サーバから、差し替え用の広告の動画データに関する情報を受信したときは、前記広告配信サーバから受信した広告データを再生する、
    再生端末。
  17. 前記通信部は、前記広告配信サーバへ、前記広告配信要求とともに、前記再生端末が再生中の番組が前記放送スケジュールにしたがって放送中であるか否かを示すフラグ情報を送信する、請求項16に記載の再生端末。
  18. 前記通信部は、前記広告配信サーバへ、前記広告配信要求とともに、前記放送スケジュールに規定された放送時間帯を示す情報を送信する、請求項16に記載の再生端末。
  19. 所定の放送スケジュールに従って放送される番組に関する番組データを、その放送スケジュールに規定された放送開始時刻よりも後に配信可能な番組配信サーバと、
    広告の映像を提供する広告データを送信する広告配信サーバと、
    前記番組配信サーバ及び広告配信サーバから前記番組データ及び広告データを受信して再生する再生端末と、を備え、
    A)前記再生端末は、
    前記番組配信サーバから、放送スケジュールに従って放送される場合の番組データと広告データの組み合わせ及びそれらの再生順序を定義した再生情報を受信し、前記再生情報にしたがい番組データの再生を行い、
    広告データの再生時において、前記広告配信サーバに対して、広告データの配信を要求する広告配信要求を送信し、
    B)前記広告配信サーバは、
    前記再生端末から前記広告配信要求を受信したときに、所定の条件が満たされているか否かを判断し、
    前記所定の条件が満たされているときは、前記再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を前記再生端末に送信し、
    前記所定の条件が満たされていないときは、差し替え用の広告の動画データに関する情報を前記再生端末に送信し、
    C)前記再生端末は、
    前記広告配信要求の応答として、前記広告配信サーバから、前記再生端末が再生中の番組に本来対応づけられた広告の再生を示す情報を受信したときは、前記番組配信サーバから受信した広告データを再生し、
    前記広告配信要求の応答として、前記広告配信サーバから、差し替え用の広告の動画データに関する情報を受信したときは、前記広告配信サーバから受信した広告データを再生する、
    映像配信システム。
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