JP2017162407A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を低減できる半導体憶装置を提供すること。
【解決手段】実施形態に係る半導体装置1は、内部バスに接続された制御回路10と、制御回路10の制御により動作する第1回路30と、第1回路30と電源との間に接続されたスイッチ素子40と、内部バスと第1回路30との間に接続され、制御回路10から内部バスを介して第1回路30に送信される第1信号に応じて、スイッチ素子40をオン状態にする第2回路20と、を含む。
【選択図】図1

Description

実施形態は、半導体装置に関する。
半導体装置では、半導体装置内部の部分的な回路に対し、その回路を使用していない間、その回路への電源供給を遮断することにより、消費電力を低減する方法がある。
特開2013−11953号公報 特開平11−212687号公報 特許第3343346号公報
消費電力を低減できる半導体装置を提供する。
実施形態に係る半導体装置は、バスに接続された制御回路と、制御回路の制御により動作する第1回路と、第1回路と電源との間に接続されたスイッチ素子と、バスと第1回路との間に接続され、制御回路からバスを介して第1回路に送信される第1信号に応じて、スイッチ素子をオン状態にする第2回路とを含む。
図1は、第1実施形態に係る半導体装置のブロック図である。 図2は、第1実施形態に係る半導体装置におけるPMB回路のブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る半導体装置におけるCPUとスレーブユニットとのアクセスを示すフローチャートである。 図4は、第1実施形態に係る半導体装置におけるバスアクセスのタイミングチャートである。 図5は、第2実施形態に係る半導体装置におけるPMB回路のブロック図である。 図6は、第2実施形態に係る半導体装置におけるCPUとスレーブユニットとのアクセスを示すフローチャートである。 図7は、第2実施形態に係る半導体装置におけるバスアクセスのタイミングチャートである。 図8は、第3実施形態に係る半導体装置のブロック図である。 図9は、第4実施形態に係る半導体装置におけるPMB回路のブロック図である。 図10は、第4実施形態に係る半導体装置におけるCPUとスレーブユニットとのアクセスを示すフローチャートである。 図11は、第4実施形態に係る半導体装置におけるバスアクセスのタイミングチャートである。 図12は、第5実施形態に係る半導体装置におけるPMB回路のブロック図である。 図13は、第5実施形態に係る半導体装置におけるCPUとスレーブユニットとのアクセスを示すフローチャートである。 図14は、第5実施形態に係る半導体装置におけるCPUとスレーブユニットとのアクセスを示すフローチャートである。 図15は、第5実施形態に係る半導体装置におけるバスアクセスのタイミングチャートである。 図16は、第6実施形態に係る半導体装置のブロック図である。 図17は、第6実施形態に係る半導体装置におけるバスアクセスのタイミングチャートである。
以下、実施形態につき図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
1.第1実施形態
第1実施形態に係る半導体装置について説明する。以下では、半導体装置がLSI(large scale integration)である場合を例に挙げて説明する。
1.1 半導体装置の構成について
まず、半導体装置の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る半導体装置における全体の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、LSI1は、CPU(central processing unit)10及び3個のスレーブユニットSU1〜SU3を含む。なおスレーブユニットSUの個数は任意に設定可能である。
各スレーブユニットSUは、内部バスを介してCPU10と接続されている。各スレーブユニットSUは、PMB(power management bridge)回路20、スレーブ回路30、及びPSW(power switch)回路40を含む。以下、特にスレーブユニットSUを限定する場合、スレーブユニットSU1のPMB回路を20_1とし、スレーブ回路を30_1とし、PSW回路を40_1とする。同様に、スレーブユニットSU2のPMB回路を20_2とし、スレーブ回路を30_2とし、PSW回路を40_2とする。また、スレーブユニットSU3のPMB回路を20_3とし、スレーブ回路を30_3とし、PSW回路を40_3とする。
PMB回路20は、内部バスとスレーブ回路30との間に接続される。また、PMB回路20は、PSW回路40に接続され、PSW回路40に制御信号を送信する。PMB回路20は、スレーブ回路30と内部バスとの間のアクセスを中継するバスブリッジ機能と、スレーブ回路30の電源制御機能とを有する。
バスブリッジ機能について具体的に説明する。CPU10とスレーブ回路30とのバスを介したアクセス(以下、「バスアクセス」と呼ぶ)は、PMB回路20を経由して行われる。以下、PMB回路20と内部バスとの間のアクセスをバスアクセスAとし、PMB回路20とスレーブ回路30との間のアクセスをバスアクセスBとする。
PMB回路20は、バスブリッジ機能の1つとして、バスアクセスの応答を待たせる機能を有する。例えば、CPU10からスレーブ回路30へのアクセスがあった場合、PMB回路20は、スレーブ回路30の電源をオン状態にして、すなわちPSW回路40をオン状態にして、一定時間経過してからスレーブ回路30にアクセスする。すなわちPMB回路20は、CPU10の制御信号(以下、「スレーブ制御信号」と呼ぶ)を、一定時間遅延させてからスレーブ回路30に送信する。
また、PMB回路20は、非同期ブリッジとしての機能を有する。例えば、CPU10とスレーブ回路30とが異なるクロックで動作する場合、PMB回路20は、CPU10から内部バスを介して送られてくるスレーブ制御信号(コマンド、アドレス、データ等)をスレーブ回路30のクロックに同期させてスレーブ回路30に送信する。スレーブ回路30からCPU10に信号が送信される場合も同様に、PMB回路20は、スレーブ回路30から受信した信号をCPU10のクロックに同期させてCPU10(内部バス)に送信する。
また、PMB回路20は、バスアクセスAにおけるバスプロトコルとバスアクセスBにおけるバスプロトコルとが異なっている場合、プロトコル変換機能を有する。以下では、CPU10とスレーブ回路30とが同じクロックで動作し、バスアクセスAにおけるバスプロトコルとバスアクセスBにおけるバスプロトコルとは、同じプロトコルである場合を例に説明する。この場合、非同期ブリッジ機能及びプロトコル変換機能は省略できる。
次に、PMB回路20が有するスレーブ回路30の電源制御機能について具体的に説明する。PMB回路20は、PSW回路40にPSC(power switch control)信号を送信し、PSW回路40を制御する。PSC信号は、PSW回路40のオン/オフ状態を制御するための信号である。例えばPMB回路20は、CPU10からスレーブ回路30へのバスアクセスをトリガーにして、PSW回路40をオン状態にする。これにより、スレーブ回路30には、電源電圧VDDが供給される。すなわち、PMB回路20は、PSW回路40を制御することにより、スレーブ回路30へ電源電圧VDDの供給を制御する。
また、本実施形態におけるPMB回路20は、PSW回路40を制御するための制御レジスタ(不図示)を含む。PMB回路20は、例えばソフトウエアの制御、すなわちCPU10からPMB回路20内部の制御レジスタへのアクセスに応じて、PSW回路40をオフ状態にし、スレーブ回路30への電源電圧VDDの供給を遮断させる、すなわちスレーブ回路30の電源をオフさせる。
スレーブ回路30は、CPU10の制御により各種処理を行う。スレーブ回路30は、未使用状態の間、電源をオフされても良い。なおスレーブ回路30_1〜30_3はそれぞれ異なる処理を行う異なる回路構成であっても良い。更には、スレーブ回路30は、CPU10により制御され、未使用期間に電源をオフできる回路であれば特に限定されない。例えば、演算回路でも良く、メモリ回路でも良く、外部デバイスを制御する制御回路でも良い。
PSW回路40は、電源電圧VDDが供給されている電源電圧線とスレーブ回路30とを接続するスイッチング素子(例えばトランジスタ)を含む。例えば、PSW回路40は、PSC信号が“H”レベルの間、オン状態(スイッチング素子が導通状態)となり、スレーブ回路30に電源電圧VDDを供給する。以下、PSC信号が“H”レベルの場合に、PSW回路40(スイッチング素子)がオン状態になる場合について説明する。なお、PSC信号が“L”レベルの場合に、PSW回路40がオン状態となっても良い。
CPU10は、外部デバイスの命令に応答して、LSI1内における各種制御を司る制御回路である。例えば、本実施形態におけるCPU10は、スレーブ回路30が未使用状態の場合に、スレーブ回路30への電源電圧VDDの供給を遮断させる。
1.2 PMB回路の構成について
次に、PMB回路20の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る半導体装置におけるPMB回路のブロック図である。
図2に示すように、PMB回路20は、バススプリッター回路101、オリジナルバスブリッジ回路102、バッファ103、バスアクセス検知回路104、電源制御回路105、及びPSW制御回路106を含む。
バススプリッター回路101は、内部バス(バスアクセスA)、オリジナルバスブリッジ回路102、バスアクセス検知回路104、及び電源制御回路105に接続される。バススプリッター回路101は、CPU10からPMB回路20内部の制御レジスタへのバスアクセスと、スレーブ回路30へのバスアクセスとを分離する。より具体的には、CPU10がPMB回路20内部の制御レジスタにアクセスする場合には、バススプリッター回路101は、CPU10から入力された信号(以下、「PMB制御信号」と呼ぶ)を電源制御回路105に送信する。他方で、CPU10がスレーブ回路30にアクセスする場合には、バススプリッター回路101は、CPU10から入力されたスレーブ制御信号をオリジナルバスブリッジ回路102及びバスアクセス検知回路104に送信する。
オリジナルバスブリッジ回路102は、バッファ103に接続される。オリジナルバスブリッジ回路102は、バスブリッジ機能を有し、例えばバスアクセスAとバスアクセスBのバスプロトコルが異なる場合、プロトコル変換を行う。なお、オリジナルバスブリッジ回路102は省略されても良い。
バッファ103は、スレーブ回路30(バスアクセスB)に接続される。バッファ103は、CPU10からスレーブ回路30へのバスアクセスを待たせる(スレーブ制御信号の送信を遅延させる)ための回路である。例えばバッファ103は、スレーブ回路30の電源がオンしてから、電源が安定するまでの間、バスアクセスを待たせる。バッファ103は、PSW制御回路から送信されるパワーレディ信号がアサートされると、スレーブ回路30にアクセスを開始する。パワーレディ信号は、スレーブ回路30がオン状態であり、且つ電源が安定した状態であることを示す信号である。
バスアクセス検知回路104は、PSW制御回路106に接続される。バスアクセス検知回路104は、CPU10とスレーブ回路30とのバスアクセスを検知する。バスアクセス検知回路104は、CPU10からスレーブ回路30へのバスアクセスを検知すると、PSW制御回路106に対し、スレーブ回路30の電源をオンにするように指示する。すなわち、バスアクセス検知回路104は、PSW制御回路106に対し、PSC信号を“L”レベルから“H”レベルに切り替えるように指示する。
電源制御回路105は、PSW制御回路106に接続される。電源制御回路105は、PSW回路40、すなわちスレーブ回路30の電源のオン/オフ(PSC信号の“H”レベルと“L”レベルの切り替え)をソフトウエアで制御するための制御レジスタを有する。電源制御回路105は、制御レジスタの値に応じて、PSW制御回路106に対し、PSW回路40のオンまたはオフを指示する。
PSW制御回路106は、PSW回路40にPSC信号を送信する。より具体的には、PSW制御回路106は、バスアクセス検知回路104あるいは電源制御回路105の命令に応じて、PSC信号を“H”レベルとし、電源制御回路105の命令に応じて、PSC信号を“L”レベルとする。
また、PSW制御回路106は、パワーレディタイマ107を含む。
パワーレディタイマ107は、スレーブ回路30をオンにしてから、すなわちPSC信号を“L”レベルから“H”レベルに切り替えてからパワーレディ信号をアサートするまでの期間を制御する。すなわち、パワーレディタイマ107は、スレーブ回路30における電源安定化期間を制御する。
1.3 CPUからスレーブ回路へのアクセス動作について
次にCPU10からスレーブ回路30へのアクセス動作について説明する。
1.3.1 アクセス動作の全体の流れについて
まず、アクセス動作全体の流れについて説明する。以下では、説明を簡略化するために、CPU10からスレーブ回路30にスレーブ制御信号が送信される場合について説明し、スレーブ回路30からCPU10に送信される信号については、説明を省略する。
図3は、本実施形態に係る半導体装置におけるCPUとスレーブユニットとのアクセスを示すフローチャートである。図3では、CPU10からスレーブユニットSUに送信される信号に応じて、スレーブユニットSU内のPMB回路20、スレーブ回路30、及びPSW回路40がどのように動作するかをより具体的に示している。
図3に示すように、まずCPU10は、内部バスにアクセス(バスアクセスA)し、スレーブユニットSUに対しスレーブ制御信号の送信を開始する(ステップS10)。スレーブ制御信号には、例えばコマンド、アドレス情報、データ等が含まれる。
次に、スレーブユニットSU内において、PMB回路20は、内部バスを介してスレーブ制御信号を受信すると(ステップS11)、PSC信号を“L”レベルから“H”レベルに切り替えて、PSW回路40に送信する(ステップS12)。より具体的には、PMB回路20内において、バススプリッター回路101は、スレーブ制御信号を、オリジナルバスブリッジ回路102に転送する。このときバスアクセス検知回路104は、スレーブ制御信号を検知すると、PSW制御回路106に、PSW回路40をオン状態にするように指示する。PSW制御回路106は、パワーレディタイマ107のカウントを開始すると共に、PSC信号を“L”レベルから“H”レベルに切り替える。
次に、PSW回路40は、PSC信号が“L”レベルから“H”レベルに切り替わると、オン状態となり、スレーブ回路30に電源電圧VDDを供給する(ステップS13)。これによりスレーブ回路30はオン状態となる(ステップS14)。
次に、PMB回路20は、PSC信号を“L”レベルから“H”レベルに切り替えてから一定時間経過後、スレーブ回路30にアクセス(バスアクセスB)し、スレーブ制御信号を転送する(ステップS15)。より具体的には、PMB回路20内において、パワーレディタイマ107は、カウント値が予め設定された値に達したら、パワーレディ信号をアサートする。バッファ103は、パワーレディ信号に応じて、スレーブ制御信号をスレーブ回路30に転送する。
次に、スレーブ回路30は、スレーブ制御信号に応じた処理を実行する(ステップS16)。
次に、スレーブ回路30における処理が完了し、スレーブ回路30が待機状態になる(ステップS17)と、CPU10は、PMB回路20に、スレーブ回路30の電源をオフにするためのオフ信号を送信する(ステップS18)。
次に、PMB回路20は、オフ信号を受信すると(ステップS19)、PSW回路40に送信するPSC信号を“H”レベルから“L”レベルに切り替える(ステップS20)。より具体的には、PMB回路20内において、バススプリッター回路101は、オフ信号を電源制御回路105に転送する。電源制御回路105は、オフ信号に応じて、PSW制御回路106に、PSW回路40をオフ状態にするように指示する。PSW制御回路106は、電源制御回路105の指示に応じて、PSC信号を“H”レベルから“L”レベルに切り替える。
次に、PSW回路40は、PSC信号が“H”レベルから“L”レベルに切り替わるとオフ状態となり、スレーブ回路30への電源電圧VDDの供給を停止する(ステップS21)。これによりスレーブ回路30は、オフ状態となる(ステップS22)。
1.3.2 バスアクセスのタイミングについて
次に、バスアクセスのタイミングについて説明する。
図4は、本実施形態に係る半導体装置におけるバスアクセスのタイミングチャートである。
図4に示すように、PMB回路20は、まずバスアクセスAにおいて、CPU10からスレーブ回路30へのアクセスを検知すると、PSC信号を例えば“L”レベルから“H”レベルに切り替えてPSW回路40をオン状態にする(図4の(a))。これによりスレーブ回路30は、電源電圧VDDを供給され、オン状態となる。そして、PMB回路20は、PSC信号を“L”レベルから“H”レベルに切り替えて一定時間経過してから、バスアクセスBにおいて、スレーブ回路30へのアクセスを開始する(図4の(b))。
スレーブ回路30の作業終了後、CPU10は、PMB回路20内の電源制御回路105にアクセスする。より具体的には、PMB回路20は、バスアクセスAにおいて、CPU10から例えばPMB制御信号(オフ信号)を受信すると、PSC信号を“H”レベルから“L”レベルに切り替えて、PSW回路40をオフ状態にする(図4の(c))。これによりスレーブ回路30は、電源電圧VDDの供給を遮断されて、オフ状態となる。
1.4 本実施形態に係る効果について
本実施形態に係る構成では、消費電力を低減できる。以下、具体的に説明する。
半導体装置においては、消費電力を低減する方法として、使用しないスレーブ回路の電源を遮断する、すなわち使用するときだけスレーブ回路に電源を供給することにより消費電力を低減する方法が広く知られている。
スレーブ回路の使用状態は、関連するアプリケーションに依存する。従って、スレーブ回路の電源制御(オン/オフの制御)、及びスレーブ回路の電源が安定してからスレーブ回路に制御信号を送信するまでの待機期間(電源安定化期間)の制御は、アプリケーション動作の1つとしてソフトウエアにより行われる場合がある。この場合、これらの制御をするためのプログラムコードをソフトウエアに実装する必要がある。このため、プログラムコードが複雑となり、ソフトウエアの開発費及び開発工期が増加する傾向にある。またCPUにおける作業量が増えるため、その分、半導体装置の処理が遅くなる可能性がある。
また、スレーブ回路の電源を制御する場合、例えば内部バスとスレーブ回路とを接続するバスブリッジ回路と、スレーブ回路の電源を制御するPMU回路(power management unit)とが設けられる。このような構成では、バスブリッジ回路とPMU回路がCPUにより別々に制御される。CPUは、まずPMU回路を制御してスレーブ回路の電源をオン状態にする。そして、電源が安定化した後に、スレーブ回路(バスブリッジ回路)への信号の送信を開始する。従って、CPUからスレーブ回路に信号を送信するまでには、スレーブ回路の電源安定化期間とバスブリッジ回路による待ち時間が別々に発生し、半導体装置の処理が遅くなる可能性がある。
これに対し、本実施形態に係る構成では、内部バスとスレーブ回路30との間に設けられたPMB回路20が、バスブリッジ機能と、スレーブ回路30の電源制御機能とを有する。スレーブ回路30は、CPU10からスレーブ回路30へのバスアクセスに応じて動作を開始する。このため、PMB回路20は、CPU10からのバスアクセスに応じて、スレーブ回路30の電源制御を行うことができる。従って、スレーブ回路30における消費電力を低減することができ、半導体装置の消費電力を低減できる。
更に本実施形態に係る構成では、PMB回路20は、CPU10からスレーブ回路30へのバスアクセスをトリガーとしてスレーブ回路30をオン状態にする。すなわち、ソフトウエアにより制御することなく。PMB回路20がスレーブ回路30をオンさせることができる。よって、電源制御に関するプログラムを簡略化することができ、ソフトウエアの開発費及び開発工期を短縮できる。
更に本実施形態に係る構成では、ソフトウエアによるスレーブ回路30のオン動作の制御が不要となるため、CPU10における作業量を軽減できる。よって半導体装置の処理速度を向上できる。
更に本実施形態に係る構成では、PMB回路20がバスブリッジ機能とスレーブ回路30の電源制御機能を有するため、PMB回路20は、スレーブ回路30の電源安定化期間とバスブリッジ機能として必要な待ち時間をオーバーラップさせることができる。すなわちPMB回路20は、スレーブ回路30の立ち上げ動作と、バスブリッジとしての待ち時間の処理(信号の同期処理、プロトコル変換等)を並列に行うことができる。このため、CPU10からスレーブ回路30に信号が送信されるまでの待ち時間を短縮することができ、処理速度を向上させることができる。
更に本実施形態に係る構成では、PMU回路を省略できるため、チップ面積の増加を抑制できる。
更に本実施形態に係る構成では、PMB回路20は、スレーブ回路30の構成に依存しないため、同じPMB回路20を他のスレーブ回路30にも利用することができ、設計効率の高い半導体装置の設計ができる。
2.第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態と異なる点は、スレーブ回路30がアイドル状態、すなわちスレーブ回路30の電源をオンした状態で、CPU10とスレーブ回路30とのバスアクセスが無い状態になると、一定時間経過後にスレーブ回路30の電源をオフにする点である。以下、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
2.1 PMB回路の構成について
まず、PMB回路20の構成について説明する。
図5は、本実施形態に係る半導体装置におけるPMB回路のブロック図である。
図5に示すように、PMB回路20は、バススプリッター回路101、オリジナルバスブリッジ回路102、バッファ103、バスアクセス検知回路104、PSW制御回路106、コンフィグレーションレジスタ108、及びアイドルタイムカウンタ109を含む。
バススプリッター回路101は、内部バス(バスアクセスA)、オリジナルバスブリッジ回路102、バスアクセス検知回路104、及びコンフィグレーションレジスタ108に接続される。CPU10がPMB制御信号を送信した場合には、バススプリッター回路101は、PMB制御信号をコンフィグレーションレジスタ108に送信する。
バスアクセス検知回路104は、PSW制御回路106及びアイドルタイムカウンタ109に接続される。バスアクセス検知回路104は、CPU10からスレーブ回路30へのバスアクセス、すなわちスレーブ制御信号を検知すると、PSW制御回路106にPSW回路40をオン状態にするように指示する。また、バスアクセス検知回路104は、CPU10とスレーブ回路30とがバスアクセスしていない状態、すなわちスレーブ回路30がアイドル状態になると、アイドルタイムカウンタ109にカウントの開始を指示する。
コンフィグレーションレジスタ108は、アイドルタイムカウンタ109に接続される。コンフィグレーションレジスタ108は、PMB回路20内の各種設定を保持するレジスタである。例えばコンフィグレーションレジスタ108は、ソフトウエア(CPU10)によりアイドルタイムコンフィグレーションを設定される。アイドルタイムコンフィグレーションは、スレーブ回路30がアイドル状態になってから電源をオフされるまでのアイドル期間の設定値である。コンフィグレーションレジスタ108は、アイドルタイムコンフィグレーションが変更されると、新しい設定値をアイドルタイムカウンタ109に送信する。
アイドルタイムカウンタ109は、PSW制御回路106に接続される。アイドルタイムカウンタ109は、アイドル期間の長さを測るカウンタである。アイドルタイムカウンタ109は、バスアクセス検知回路104からのカウント開始指示に応じて、まずカウンタを初期化した後、カウントを開始する。カウント中に再度、バスアクセス検知回路104からカウント開始の指示があった場合には、カウントは再スタートとなる。アイドルタイムカウンタ109は、カウント値を再度初期化した後、カウントを開始する。カウント値が設定値に達すると、アイドルタイムカウンタ109は、カウントを停止し、PSW制御回路106にPSW回路40(スレーブ回路30)をオフ状態にするように指示する。
2.2 アクセス動作の全体の流れについて
次に、アクセス動作全体の流れについて説明する。
図6は、本実施形態に係る半導体装置におけるCPUとスレーブユニットとのアクセスを示すフローチャートである。
図6に示すように、ステップS10からステップS17、及びステップS20〜S22における動作は、第1実施形態の図3と同じである。
PMB回路20は、CPU10から送信されたスレーブ制御信号をスレーブ回路30に送信した後(ステップS15)、アイドルタイムカウンタ109において、アイドル期間のカウント値を初期化する(ステップS30)。より具体的には、PMB回路20内において、バスアクセス検知回路104は、CPU10とスレーブ回路30とがバスアクセスしていない状態、すなわちスレーブ回路30がアイドル状態になると、アイドルタイムカウンタ109にアイドル期間のカウントの開始を指示する。アイドルタイムカウンタ109は、カウント値の初期化を行った後に、カウントを開始する。
CPU10からスレーブユニットSUにスレーブ制御信号が送信された場合(ステップS31)、すなわちPMB回路20がCPU10からスレーブ回路30へのバスアクセスを検知した場合(ステップS32_Yes)、PMB回路20は、ステップS15に戻り、スレーブ制御信号をスレーブ回路30に送信する。次にステップS30において、PMB回路20(バスアクセス検知回路104)は、アイドルタイムカウンタ109のカウント値を初期化する。アイドルタイムカウンタ109は、カウント中に、バスアクセス検知回路104からカウント開始の指示を受けると、アイドル期間のカウント値を初期化してからカウントを再開する。
他方で、アイドル期間のカウント中に、CPU10からスレーブ回路30にスレーブ制御信号が送信されない場合、すなわちステップS31が実行されずにPMB回路20がCPU10からスレーブ回路30へのバスアクセスを検知しなかった場合(ステップS32_No)、PMB回路20は、アイドル期間をカウントアップする(ステップS33)。すなわちアイドルタイムカウンタ109は、アイドル期間のカウント値をカウントアップする。
アイドルタイムカウンタ109のカウント値が予め設定された値に達していない場合(ステップS34_No)、PMB回路20は、ステップS32に戻り、アクセスの検知とアイドル期間のカウントアップを繰り返す。
そして、PMB回路20は、アイドルタイムカウンタ109のカウント値が予め設定された値に達すると(ステップS34_Yes)、PSC信号を“H”レベルから“L”レベルに切り替える(ステップS20)。より具体的には、PMB回路20内のアイドルタイムカウンタ109は、PSW制御回路106に、PSW回路40をオフ状態にするように指示する。
2.3 バスアクセスのタイミングについて
次に、バスアクセスのタイミングについて説明する。
図7は、本実施形態に係る半導体装置におけるバスアクセスのタイミングチャートである。
図7に示すように、CPU10からスレーブ回路30へのアクセスまでのタイミング(図7の(a)及び(b))は、第1実施形態の図4と同じである。
PMB回路20は、バスアクセスAにおいて、CPU10とのアクセスが終了すると、アイドル期間のカウントを開始する。そしてPMB回路20は、予め設定されたカウント値に達した後、PSC信号を“H”レベルから“L”レベルに切り替えて、PSW回路40をオフ状態にする(図7の(d))。これによりスレーブ回路30は、電源電圧VDDの供給を遮断されて、オフ状態となる。
2.4 本実施形態に係る効果について
本実施形態に係る構成であると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、CPU10がスレーブ回路30を使用する場合、ある一定時間にアクセスが集中する傾向にある。例えば、スレーブ回路30が演算器であれば、データを入力し、処理が終わってから結果を読み出すまでの期間にアクセスが集中する。また、スレーブ回路30がデータ転送のコントローラであれば、データ転送の期間にアクセスが集中する。また、スレーブ回路30が記憶回路であれば、データの書き込みまたは読み出し動作の期間にアクセスが集中する。従って、アクセスが集中している期間を、スレーブ回路30が処理を実行している期間(使用期間)と見なし、アクセスがないアイドル期間をスレーブ回路30が処理を実行していない期間(未使用期間)と見なすことができる。従って、アイドル期間が一定時間以上継続した場合には、スレーブ回路における処理が終了している可能性が高い。
そこで、本実施形態に係る構成では、アイドル期間が一定時間続くと、PMB回路20はスレーブ回路30をオフにする。これにより、スレーブ回路30における消費電力を低減できる。従って、半導体装置の消費電力を低減できる。
更に本実施形態に係る構成では、ソフトウエアにより制御することなく。PMB回路20はスレーブ回路30をオフさせることができる。よって、プログラムを更に簡略化することができ、ソフトウエアの開発費及び開発工期を短縮できる。
更に本実施形態に係る構成では、PMB回路20は、アイドル期間の設定値を保持するためのレジスタを含む。そして、レジスタの設定を変更することにより、アイドル期間の長さを変更できる。従って、各PMB回路20は、対応するスレーブ回路30に合わせてアイドル期間を設定できる。
3.第3実施形態
次に、第3実施形態について説明する。第1及び第2実施形態と異なる点は、1つのスレーブユニットSUが2つのスレーブ回路30を含む点である。以下、第1及び第2実施形態と異なる点についてのみ説明する。
3.1 半導体装置の構成について
まず、半導体装置の構成について説明する。
図8は、本実施形態に係る半導体装置における全体の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、LSI1は、CPU10及び2個のスレーブユニットSU1及びSU2_3を含む。
スレーブユニットSU1は、第1実施形態の図1と同じである。
本実施形態のスレーブユニットSU2_3は、PMB回路20_2_3、2個のスレーブ回路30_2及び30_3、PSW回路40_2_3、及びサブバスを含む。なお、スレーブ回路30は3個以上でも良い。
PMB回路20_2_3は、サブバスを介してスレーブ回路30_2及び30_3に接続される。サブバスを介したPMB回路20_2とスレーブ回路30_2及び30_3とのアクセスをバスアクセスBとする。
PMB回路20_2_3は、CPU10からスレーブ回路30_2あるいは30_3へのバスアクセスをトリガーにして、PSW回路40_2_3をオン状態にする。すなわちPMB回路20_2_3は、スレーブ回路30_2及び30_3をオン状態にする。
またPMB回路20_2_3は、第2実施形態と同様に、CPU10からスレーブ回路30_2及び30_3にバスアクセスしない状態が一定時間続くと、PSW回路40_2_3、すなわちスレーブ回路30_2及び30_3をオフにする。なお、PMB回路20_2_3は、第1実施形態と同様に、ソフトウエアの制御により、PSW回路40_2_3をオフ状態にしても良い。
PSW回路40_2_3は、電源電圧VDDが供給されている電源電圧線とスレーブ回路30_2及び30_3とを接続するスイッチング素子(例えばトランジスタ)を含む。例えば、PSW回路40は、PSC信号が“H”レベルの間、オン状態(スイッチング素子が導通状態)となり、スレーブ回路30_2及び30_3に電源電圧VDDを供給する。
3.2 本実施形態に係る効果について
本実施形態に係る構成であると、第1及び第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
更に本実施形態に係る構成では、1つのPMB回路20が、複数のスレーブ回路30の電源を制御するため、PMB回路20の個数を削減できる。よってチップ面積の増加を抑制できる。
4.第4実施形態
次に、第4実施形態について説明する。第1乃至第3実施形態と異なる点は、CPU10からスレーブ回路30に対し、特定の信号(コマンド)のバスアクセスがあった場合に、それをトリガーとして、PSW回路40をオフにする点である。本実施形態では、信号(コマンド)の例として、CPU10からスレーブ回路30に処理を停止させるためのストップコマンドを送信する場合について説明する。以下、第1乃至第3実施形態と異なる点についてのみ説明する。
4.1 PMB回路の構成について
まず、PMB回路20の構成について説明する。
図9は、本実施形態に係る半導体装置におけるPMB回路のブロック図である。
図9に示すように、PMB回路20は、バススプリッター回路101、オリジナルバスブリッジ回路102、バッファ103、バスアクセス検知回路104、PSW制御回路106、コンフィグレーションレジスタ108、及びストップコマンド検知回路110を含む。
バススプリッター回路101は、内部バス(バスアクセスA)、オリジナルバスブリッジ回路102、バスアクセス検知回路104、ストップコマンド検知回路110、及びコンフィグレーションレジスタ108に接続される。バススプリッター回路101は、CPU10がコンフィグレーションレジスタ108にアクセスする場合には、CPU10から入力されたPMB制御信号をコンフィグレーションレジスタ108に送信する。他方で、CPU10がスレーブ回路30にアクセスする場合には、バススプリッター回路101は、CPU10から入力されたスレーブ制御信号をオリジナルバスブリッジ回路102、バスアクセス検知回路104、及びストップコマンド検知回路110に送信する。
バスアクセス検知回路104は、PSW制御回路106に接続される。
コンフィグレーションレジスタ108は、ストップコマンド検知回路110に接続される。コンフィグレーションレジスタ108は、例えばストップコマンドコンフィグレーションに関する情報を保持する。ストップコマンドコンフィグレーションは、ストップコマンドのアドレスや書き込みデータなど、ストップコマンドを特定するための情報の設定値である。コンフィグレーションレジスタ108は、ソフトウエアによってストップコマンドコンフィグレーションが変更されると、新しい設定値をストップコマンド検知回路110に送信する。
ストップコマンド検知回路110は、PSW制御回路106に接続される。ストップコマンド検知回路110は、ストップコマンドを検知する。ストップコマンド検知回路110は、ストップコマンドを検知した場合、PSW制御回路106にPSW回路40をオフ状態にするように指示する。なお、ストップコマンド検知回路110は、ストップコマンドを検知してからの経過時間をカウントするためのカウンタを含んでいても良い。この場合、ストップコマンド検知回路110は、ストップコマンドを検知してから予め設定された期間経過してから、PSW制御回路106に、PSW回路40をオフ状態にするように指示しても良い。
4.2 アクセス動作の全体の流れについて
次に、アクセス動作全体の流れについて説明する。
図10は、本実施形態に係る半導体装置におけるCPUとスレーブユニットとのアクセスを示すフローチャートである。
図10に示すように、ステップS10からステップS16及びステップS20からステップS22における動作は、第1実施形態の図3と同じである。
CPU10は、例えばスレーブ回路30における処理終了後、スレーブユニットSU(スレーブ回路30)に、スレーブ回路30を停止させるためのストップコマンドを送信する(ステップS40)。
次に、PMB回路20は、ストップコマンドを受信すると(ステップS41)、スレーブ回路30にストップコマンドを送信する。これによりスレーブ回路30は、例えば処理が終了していない場合においても処理を中止して動作を停止させる(ストップS42)。
次にPMB回路は、ストップコマンドをスレーブ回路30に送信した後、一定時間経過後、PSC信号を“H”レベルから“L”レベルに切り替える(ステップS20)。
4.3 バスアクセスのタイミングについて
次に、バスアクセスのタイミングについて説明する。
図11は、本実施形態に係る半導体装置におけるバスアクセスのタイミングチャートである。
図11に示すように、CPU10からスレーブ回路30へのアクセスまでのタイミング(図11の(a)及び(b))は、第1実施形態の図4と同じである。
PMB回路20は、バスアクセスAにおいて、CPU10からストップコマンドを受信すると、バスアクセスBにおいて、スレーブ回路30にストップコマンドを送信する(図11の(e))。そして、PMB回路20は、スレーブ回路30へのストップコマンド送信が完了した後、一定時間経過してからPSC信号を“H”レベルから“L”レベルに切り替えて、PSW回路40をオフ状態にする(図11の(f))。これによりスレーブ回路30は、電源電圧VDDの供給を遮断されて、オフ状態となる。
4.4 本実施形態に係る効果について
本実施形態に係る構成であると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
更に本実施形態に係る構成では、PMB回路20は、CPU10からスレーブ回路30に送信される特定のコマンド(例えばストップコマンド)をトリガーとして、PSW回路40をオフ状態にする。よって、PMB回路20は、この特定のコマンドにより、スレーブ回路30が未使用状態になることを確認して、スレーブ回路30の電源をオフできる。このため、スレーブ回路30がアイドル状態で維持されている期間を短縮させることができ、より効果的に消費電力を低減できる。
更に本実施形態に係る構成では、PMB回路20は、この特定のコマンドにより、スレーブ回路30が未使用状態になることを確認した後、スレーブ回路30の電源をオフにする。よって、スレーブ回路30が使用状態のときに誤ってスレーブ回路30の電源をオフにするといった誤動作を抑制できる。従って、半導体装置の信頼を向上できる。
更に本実施形態に係る構成では、ソフトウエアにより制御することなく。PMB回路20がスレーブ回路30をオフさせる。よって、プログラムを簡略化することができ、ソフトウエアの開発費及び開発工期を短縮できる。
更に、PMB回路20は、トリガーとなるコマンドに関する設定値を保持するためのレジスタを含む。従って、各PMB回路20は、対応するスレーブ回路30に応じて、異なるコマンドをトリガーとして設定できる。
5.第5実施形態
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態では、PMB回路20は、スレーブ回路30の状態を確認し、スレーブ回路30がアイドル状態にある場合に、スレーブ回路30をオフさせる点である。以下、第1乃至第4実施形態と異なる点についてのみ説明する。
5.1 PMB回路の構成について
まず、PMB回路20の構成について説明する。
図12は、本実施形態に係る半導体装置におけるPMB回路のブロック図である。
図12に示すように、PMB回路20は、バススプリッター回路101、オリジナルバスブリッジ回路102、バッファ103、バスアクセス検知回路104、PSW制御回路106、コンフィグレーションレジスタ108、アイドルタイムカウンタ109、スレーブステータスモニタ111、及びバスアービタ114を含む。
バススプリッター回路101は、内部バス(バスアクセスA)、オリジナルバスブリッジ回路102、バスアクセス検知回路104、及びコンフィグレーションレジスタ108に接続される。
バスアクセス検知回路104は、PSW制御回路106、アイドルタイムカウンタ109、及びスレーブステータスモニタ111に接続される。バスアクセス検知回路104は、CPU10からスレーブ回路30へのバスアクセスを検知すると、PSW制御回路106に対し、スレーブ回路30の電源をオンにするように指示する。更に、バスアクセス検知回路104は、スレーブステータスモニタ111に対し、スレーブ回路30の監視を停止するように指示する。また、バスアクセス検知回路104は、CPU10とスレーブ回路30とのバスアクセスが無い状態(アイドル状態)になると、アイドルタイムカウンタ109にカウントの開始を指示するスタート信号を送信する。
コンフィグレーションレジスタ108は、アイドルタイムカウンタ109、及びスレーブステータスモニタ111に接続される。コンフィグレーションレジスタ108は、例えばアイドルタイムコンフィグレーション、ポーリング間隔コンフィグレーション、及びリードコマンドコンフィグレーションに関する情報を保持する。ポーリング間隔コンフィグレーションは、スレーブステータスモニタ111が発行するレジスタリードコマンドの発行間隔の設定値である。リードコマンドコンフィグレーションは、スレーブステータスモニタ111が発行するレジスタリードコマンドのアドレス情報や、スレーブ回路30から読み込んだレジスタ情報の解釈の方法(未使用状態と判定できるレジスタのリード値など)の設定値である。コンフィグレーションレジスタ108は、ソフトウエアによってアイドルタイムコンフィグレーションを変更されると、アイドルタイムカウンタ109に新しい設定値を送信する。また、コンフィグレーションレジスタ108は、ソフトウエアによってポーリング間隔コンフィグレーション、あるいはリードコマンドコンフィグレーションを変更されると、スレーブステータスモニタ111に新しい設定値を送信する。
アイドルタイムカウンタ109は、スレーブステータスモニタ111に接続される。アイドルタイムカウンタ109は、バスアクセス検知回路104の指示により、カウントを開始し、カウント値が設定値に達すると、カウントを停止し、スレーブステータスモニタ111にスレーブ回路30の監視を開始するように指示する。
スレーブステータスモニタ111は、バスアービタ114、及びPSW制御回路106に接続される。スレーブステータスモニタ111は、スレーブ回路30が未使用状態か否かを監視する。スレーブステータスモニタ111は、アイドルタイムカウンタ109から指示を受けると、一定間隔でスレーブ回路30に対しレジスタリードコマンドを発行する。そして、スレーブステータスモニタ111は、スレーブ回路30のレジスタ値を読み込み、スレーブ回路30が未使用状態であると判定した場合、PSW制御回路106に対し、スレーブ回路30の電源をオフ状態にするように指示する。また、スレーブステータスモニタ111は、バスアクセス検知回路104からの指示に応じて、スレーブ回路30の監視を終了する。すなわちCPU10からスレーブ回路30へのバスアクセスを検知すると、スレーブステータスモニタ111は、スレーブ回路30の監視を終了する。
スレーブステータスモニタ111は、ポーリング間隔タイマ112及びリードコマンド生成回路113を含む。
ポーリング間隔タイマ112は、スレーブステータスモニタ111が発行するレジスタリードコマンドの発行間隔を制御する。
リードコマンド生成回路113は、レジスタリードコマンドを発行する。
バスアービタ114は、スレーブ回路30(バスアクセスB)に接続される。バスアービタ114は、CPU10とスレーブ回路30とのアクセス、及びスレーブステータスモニタ111とスレーブ回路30とのアクセスの調停機能を有する。より具体的には、例えばバスアービタ114は、スレーブステータスモニタ111とスレーブ回路30がアクセス中の場合、CPU10からスレーブ回路30へのアクセスを待たせる。
5.2 アクセス動作の全体の流れについて
次に、アクセス動作全体の流れについて説明する。
図13及び図14は、本実施形態に係る半導体装置におけるCPUとスレーブユニットとのアクセスを示すフローチャートである。
図13及び図14に示すように、ステップS10からステップS16、ステップS20〜S22、及びステップS30〜S34における動作は、第2実施形態の図6と同じである。
PMB回路20は、アイドルタイムカウンタ109のカウント値が予め設定された値に達すると(ステップS34_Yes)、スレーブ回路30の監視を開始する。
より具体的には、CPU10からスレーブ回路30にスレーブ制御信号が送信された場合(ステップS50)、すなわちPMB回路20がCPU10からスレーブ回路30へのバスアクセスを検知した場合(ステップS51_Yes)、PMB回路20は、スレーブ回路30の監視を行わず、ステップS15に戻り、スレーブ制御信号をスレーブ回路30に送信する。
他方で、CPU10からスレーブ回路30にスレーブ制御信号が送信されない場合、すなわちステップS50が実行されずにPMB回路20がCPU10からスレーブ回路30へのバスアクセスを検知しなかった場合(ステップS51_No)、PMB回路20は、スレーブ回路30を監視するために、レジスタリードコマンドを発行し、スレーブ回路30に送信する(ステップS52)。スレーブ回路30は、レジスタリードコマンドに応じて、レジスタ情報をPMB回路20に送信する(ステップS53)。
PMB回路20は、取得したレジスタ情報を元にスレーブ回路30が使用状態にあると判定した場合(ステップS54_No)、ステップS51に戻り、CPU10からのアクセスの検知と、スレーブ回路30の監視を継続する。すなわち、PMB回路20は、CPU10からのアクセスが無い場合、スレーブ回路30が未使用状態になるまで、定期的にスレーブ回路30のレジスタ情報の取得を繰り返す。
PMB回路20は、取得したレジスタ情報を基にスレーブ回路30が未使用状態にあると判定した場合(ステップS54_Yes)、PSC信号を“H”レベルから“L”レベルに切り替える(ステップS20)。
5.3 バスアクセスのタイミングについて
次に、バスアクセスのタイミングについて説明する。
図15は、本実施形態に係る半導体装置におけるバスアクセスのタイミングチャートである。
図15に示すように、CPU10からスレーブ回路30へのアクセスまでの流れ(図15の(a)及び(b))は、第1実施形態の図4と同じである。
PMB回路20は、バスアクセスAにおいて、CPU10とのアクセスが終了すると、アイドル期間のカウントを開始し、予め設定されたカウント値に達すると、バスアクセスBにおいて、スレーブ回路30のステータスを確認するため、スレーブ回路30への定期的なアクセスを開始する(図15の(g))。そして、PMB回路20は、スレーブ回路30が未使用状態であると判定すると、PSC信号を“H”レベルから“L”レベルに切り替えて、PSW回路40をオフ状態にする(図15の(h))。これによりスレーブ回路30は、電源電圧VDDの供給を遮断されて、オフ状態となる。
5.4 本実施形態に係る効果について
本実施形態に係る構成であると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
更に本実施形態に係る構成では、CPU10からスレーブ回路30にバスアクセスしない状態が一定時間続くと、PMB回路20は、スレーブ回路30の状態を定期的に確認する。そしてPMB回路20は、スレーブ回路30が未使用状態になったのを確認した後、スレーブ回路30の電源をオフにする。このため、スレーブ回路30がアイドル状態で維持されている期間を短縮させることができ、より効果的に消費電力を低減できる。
更に本実施形態に係る構成では、PMB回路20は、スレーブ回路30が未使用状態になったのを確認した後、スレーブ回路30の電源をオフにする。よって、スレーブ回路30が使用状態のときに誤ってスレーブ回路30の電源をオフにするといった誤動作を抑制できる。従って、半導体装置の信頼を向上できる。
更に本実施形態に係る構成では、ソフトウエアにより制御することなく。PMB回路20がスレーブ回路30をオフさせる。よって、プログラムを簡略化することができ、ソフトウエアの開発費及び開発工期を短縮できる。
6.第6実施形態
次に、第6実施形態について説明する。第5実施形態と異なる点は、スレーブ回路30はCPU10に割り込み通知を発行する機能を有する点である。以下、第1乃至第5実施形態と異なる点について説明する。
6.1 半導体装置の構成について
まず、半導体装置の構成について説明する。
図16は、本実施形態に係る半導体装置における全体の構成を示すブロック図である。
図16に示すように、LSI1は、CPU10及び3個のスレーブユニットSU1〜SU3を含む。
スレーブユニットSU1〜SU3は、第1実施形態の図1と同様に、PMB回路20、スレーブ回路30、及びPSW回路40をそれぞれ含む。
本実施形態のPMB回路20は、第5実施形態と同じである。
本実施形態のスレーブ回路30は、内部バスとは別に割り込み通知信号線を介してCPU10と接続されている。割り込み通知信号は、スレーブ回路30における処理が終了した場合に、スレーブ回路30からCPU10に送信される。スレーブ回路30は、例えば割り込み通知を有効にするか無効にするかを設定する制御レジスタ(不図示)を含む。スレーブ回路30は、CPU10からのバスアクセスに応じて処理を行っている状態では、割り込み通知を有効にし、処理が完了した状態では、割り込み通知を無効にする。
6.2 アクセス動作の全体の流れについて
次に、アクセス動作全体の流れについて説明する。本実施形態におけるアクセス動作全体の流れは、第5実施形態の図13及び図14と同じである。
本実施形態では、ステップS51において、スレーブ回路30が、PMB回路20に、割り込み通知の設定に関するレジスタ値を送信する。そして、PMB回路20は、レジスタ値から、割り込み通知が無効か有効か、すなわちスレーブ回路が未使用状態にあるか、使用状態にあるかを確認する。
6.3 バスアクセスのタイミングについて
次に、バスアクセスのタイミングについて説明する。
図17は、本実施形態に係る半導体装置におけるバスアクセスのタイミングチャートである。
図17に示すように、CPU10からスレーブ回路30へのアクセスまでの流れ(図17の(a)及び(b))及びスレーブ回路30の監視を開始する(図15の(g))までは、第5実施形態の図15と同じである。
PMB回路20は、スレーブ回路30からスレーブ回路30における割り込み通知に関するレジスタ値を読み込む。そしてPMB回路20は、読み込んだレジスタ値から割り込み通知信号が無効状態、すなわちスレーブ回路30が未使用状態であると判定すると、PSC信号を“H”レベルから“L”レベルに切り替えて、PSW回路40をオフ状態にする(図17の(i))。これによりスレーブ回路30は、電源電圧VDDの供給を遮断されて、オフ状態となる。
6.4 本実施形態に係る効果について
本実施形態に係る構成を、第5実施形態に適用できる。
7.変形例等
上記実施形態に係る半導体装置は、バス(バス@図1)に接続された制御回路(CPU10@図1)と、制御回路の制御により動作する第1回路(スレーブ30_1@図1)と、第1回路と電源との間に接続されたスイッチ素子(40_1@図1)と、バスと第1回路との間に接続され、制御回路からバスを介して第1回路に送信される第1信号に応じて、スイッチ素子をオン状態にする第2回路(PMB@図1)とを含む。
上記実施形態を適用することにより、信頼性を向上できる半導体装置を提供出来る。なお、実施形態は上記説明した形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば上記実施形態は、LSIに限定されず、内部に含む未使用状態の回路の電源を遮断する機能を有する半導体装置において適用できる。
更に、上記実施形態における「接続」とは、間に例えばトランジスタあるいは抵抗等、他の何かを介在させて間接的に接続されている状態も含む。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…LSI、10…CPU、20…PMB回路、30…スレーブ回路、40…PSW回路、101…バススプリッター回路、102…オリジナルバスブリッジ回路、103…バッファ、104…バスアクセス検知回路、105…電源制御回路、106…PSW制御回路、107…パワーレディタイマ、108…コンフィグレーションレジスタ、109…アイドルタイムカウンタ、110…ストップコマンド検知回路、111…スレーブステータスモニタ、112…ポーリング間隔タイマ、113…リードコマンド生成回路、114…バスアービタ。

Claims (6)

  1. バスに接続された制御回路と、
    前記制御回路の制御により動作する第1回路と、
    前記第1回路と電源との間に接続されたスイッチ素子と、
    前記バスと前記第1回路との間に接続され、前記制御回路から前記バスを介して前記第1回路に送信される第1信号に応じて、前記スイッチ素子をオン状態にする第2回路と
    を具備することを特徴する半導体装置。
  2. 前記第2回路は、前記スイッチ素子をオン状態にした後に、前記第1回路に前記制御回路から送信された前記第1信号を転送する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第2回路は、前記制御回路から前記第2回路に送信される第2信号に応じて、前記スイッチ素子をオフ状態にする
    ことを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 前記第2回路は、第1期間、前記バスを介して前記制御回路と前記第1回路との間で送受信される信号がない場合に、前記スイッチ素子をオフ状態にする
    ことを特徴する請求項1または2記載の半導体装置。
  5. 前記第1回路は、前記第1回路の動作状態に関する情報を保持するレジスタを含み、
    前記第2回路は、前記レジスタに保持された前記情報を読み込み、前記情報に応じて、前記スイッチ素子をオフ状態にする
    ことを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置。
  6. 前記第2回路は、前記制御から前記第1回路に送信される前記第1信号を遅延させるバッファと、
    前記制御回路から前記第1回路に送信される前記第1信号を検知する検知回路と、
    前記第1信号の検知に応じて、前記スイッチ素子をオンさせた後、前記バッファから前記第1回路に前記第1信号を送信させる第3回路と
    を含むことを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置。
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