JP2017162211A - 自動改札機、プログラム、乗車券、および乗車券用紙 - Google Patents

自動改札機、プログラム、乗車券、および乗車券用紙 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の利便性を向上させることができる自動改札機、プログラム、乗車券、および乗車券用紙を提供することである。【解決手段】実施形態の自動改札機は、撮像部と、出力部と、第1の認識部と、第2の認識部と、制御部とを持つ。撮像部は乗車券を撮像する。出力部は情報を出力する。第1の認識部は、撮像された画像から、第1の表示オブジェクトから得られる効力情報を取得する。第2の認識部は、撮像された画像から、乗車券における第1の表示オブジェクトが表示された第1面とは異なる第2面であって、磁気層が形成された第2面に表示された第2の表示オブジェクトから得られる第2面が提示されたことを示す第2面提示情報を取得する。制御部は、効力情報が取得された場合、入場または出場を許可するか否かを判定し、第2面提示情報が取得された場合、第2面が提示されたことを示す情報を出力部に出力させる。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、自動改札機、プログラム、乗車券、および乗車券用紙に関する。
従来、鉄道等の交通機関等を利用するための乗車券を処理する自動改札機が知られている。乗車券としては、磁気券やIC券の他、符号化されたコード情報が表示された紙券が使用される。コード情報が表示された紙券が利用される場合、コード情報が表示されていない面が、誤って自動改札機の光学読取部に提示されることが想定される。このとき、自動改札機の側から利用者に対して、乗車券のコード情報が表示されていない面が提示されたことを通知することができず、利用者にとって利便性が低い場合があった。
特開2014−182432号公報
本発明が解決しようとする課題は、利用者の利便性を向上させることができる自動改札機、プログラム、乗車券、および乗車券用紙を提供することである。
実施形態の自動改札機は、撮像部と、出力部と、第1の認識部と、第2の認識部と、制御部とを持つ。撮像部は、利用者によって提示された乗車券を撮像する。出力部は、前記利用者に対して情報を出力する。第1の認識部は、前記撮像部により撮像された画像から、第1の表示オブジェクトを認識し、前記第1の表示オブジェクトから得られる電子情報を復号して前記乗車券の効力情報を取得する。第2の認識部は、前記撮像部により撮像された画像から、前記乗車券における前記第1の表示オブジェクトが表示された第1面とは異なる第2面であって、磁気層が形成された前記第2面に表示された第2の表示オブジェクトを認識し、前記第2の表示オブジェクトから得られる電子情報を復号して前記第2面が提示されたことを示す第2面提示情報を取得する。制御部は、前記第1の認識部によって前記効力情報が取得された場合、前記第1の認識部により取得された前記効力情報に基づいて、前記利用者の入場または出場を許可するか否かを判定し、前記第2の認識部によって前記第2面提示情報が取得された場合、前記乗車券の第2面が提示されたことを示す情報を前記出力部に出力させる。
自動改札機10を上方から見た図。 リーダ12を上方から見た図。 自動改札機10の機能構成を示す図。 乗車券TIXの第1面の一例を示す図。 第1の表示オブジェクトOB1に符号化された乗車券TIXの効力情報の一例を示す図。 乗車券TIXの第2面の一例を示す図。 別の乗車券TIX#の第2面の一例を示す図。 自動改札機10により実行される処理の流れを示すフローチャート。 上面表示部20に表示される画像IMの一例を示す図。 第2の実施形態の自動改札機10により実行される処理の流れを示すフローチャート。 第3の実施形態の自動改札機10により実行される処理の流れを示すフローチャート。 発券機100の機能構成の一例を示す図。 第2の表示オブジェクトOB2が表示されたロール紙Rの一例を示す図。 自動改札機10A、発券機100およびサーバ装置200の関係を示す図。
以下、実施形態の自動改札機、プログラム、乗車券、および乗車券用紙を、図面を参照して説明する。自動改札機は、例えば駅の改札口に設けられる。自動改札機は、発券機により発行される乗車券TIXによって、利用者の通過を許可または禁止する。乗車券TIXは、利用者が駅構内に入場する際、または駅構外に出場する際に使用される。本実施形態における乗車券TIXは、例えばバーコード等の一次元コードや、QRコード(登録商標)等の二次元コードといった表示オブジェクトが、紙などの媒体に印刷されると共に、印刷面の裏面に磁気券として機能するための磁気層が形成された紙券である。表示オブジェクトは、機械によって内容が認識可能であると共に、人が視認することによって内容が認識できないものであれば如何なる態様であってもよい。
このような態様の乗車券TIXは、表示オブジェクトを認識して利用者の通過を制御する自動改札機と、磁気券の磁気層から情報を読み取って利用者の通過を制御する自動改札機とが混在する環境において、好適に使用される。すなわち、この乗車券TIXを使用して鉄道を利用する利用者は、上記のうち一方の自動改札機しか設置されていない駅であっても入場および出場を行うことができる。
(第1の実施形態)
図1は、自動改札機10を上方から見た図である。自動改札機10は、筐体11と、リーダ12と、通過センサ18−1から18−4と、上面表示部20と、正面表示部22と、扉部24Aおよび24Bと、制御部50とを含んでよいが、これに限られない。
自動改札機10のリーダ12は、図1のa方向に通過しようとする利用者によって提示された乗車券TIXに表示された表示オジェクトを読み取って、読み取った情報を制御部50に供給する。前述した磁気券専用の自動改札機については、実施例の特徴的な処理を行うものではないため図示および説明を省略する。磁気券と表示オブジェクトとを処理する併用機の場合、例えば磁気券と表示オブジェクトとのうち、利用者の好む方で使用されてよい。
図2は、リーダ12を上方から見た図である。リーダ12は、タッチ検出センサStと、光学読取部14と、ライト16とを含んでよいが、これに限られない。タッチ検出センサStは、パネル状に形成され、利用者の体の一部(例えば手)が触れたか否かを検出する検出面を有する。タッチ検出センサStは、利用者が乗車券TIXをリーダ12に提示する際にパネルの検出面に手を触れた場合に、検出面がタッチされている旨を示す検出信号を生成する。これにより、タッチ検出センサStは、利用者によって乗車券TIXがリーダ12に提示されたことを検出する。
タッチ検出センサStは、例えば、抵抗膜型や、表面弾性波型、電磁誘導型、静電容量型等のタッチパネルである。また、タッチ検出センサStは、可視光を透過可能な透明(または半透明)型のパネルであり、これを透過した表示オブジェクトの撮像を可能とする。なお、自動改札機10は、タッチ検出センサStに代えて、対象物(例えば手)の接近を検出する接近検出センサにより、利用者によって乗車券TIXがリーダ12に提示された(利用者の手が所定距離以内まで接近した)ことを検出する構成を有してもよい。接近検出センサは、例えば、赤外線センサやステレオカメラ等により実現される。
光学読取部14は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を備えたカメラを含む。また、光学読取部14は、バーコードリーダのように受光素子と増幅器、情報解読部(デコード部)等を備えるものであってもよい。
光学読取部14は、利用者によって、リーダ12に表示面を向けて提示された乗車券TIXに表示された表示オブジェクトを撮像する。光学読取部14は、撮像した画像を制御部50に供給する。ライト16は、光学読取部14が乗車券TIXを撮像する際に、乗車券TIXに向けて光を照射する。
通過センサ18−1から18−4は、例えば自動改札機10の通路側の側面に複数設けられる。複数の通過センサ18は、自動改札機10により形成された通路内の利用者を検出する。通過センサ18は、例えば赤外線センサや、光センサなどで実現される。通過センサ18は、対向する補機に設けられた通過センサと連携して通路内の利用者を検出するものであってもよい。なお、自動改札機10は、任意の数の通過センサを備えてよい。以下、通過センサを他の通過センサと区別しない場合は、ハイフン(−)以下の符号を省略し、単に通過センサ18と表記する。
上面表示部20は、リーダ12に乗車券TIXが提示された場合に、制御部50によって処理された結果を表示する。正面表示部22は、図1のa方向に通過可能であるか否かを示すマークや図形、文字等を表示する。正面表示部22の表示内容または表示の有無は、制御部50によって決定される。なお、自動改札機10は、音声や、光で情報を出力する情報出力部(不図示)を備えてもよい。この場合、制御部50は、情報出力部を制御して、情報出力部に音声や光の点灯等によって情報を出力させる。
自動改札機10の制御部50は、扉部24Aおよび対向する補機の扉部24Bを開放状態または閉止状態に制御することで、図1のa方向に通過しようとしている利用者の通過を許可または禁止する。また、以下、扉部24Aおよび24Bを区別しない場合は、AまたはBの符号を省略し、単に扉部24と表記する。
なお、図1では、自動改札機10が紙券専用機であるものとして説明するが、自動改札機10は、ICカードおよび/または磁気券と、紙券との双方を処理可能な併用機であってもよい。また、自動改札機10は、利用者の一方向の通過のみ許可するものに限らず、主機と従機を備えることによって、利用者の双方向の通過を許可するものであってもよい。
図3は、自動改札機10の機能構成を示す図である。自動改札機10の制御部50は、改札機側記憶部52と、第1画像認識部60と、第2画像認識部62と、許可判定部66と、通過制御部70とを含んでよいが、これに限られない。第1画像認識部60、第2画像認識部62、許可判定部66、および通過制御部70は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムを実行することで実現されてよい。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアで実現されてもよい。
改札機側記憶部52は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SDカード等の不揮発性の記憶媒体と、RAM(Random Access Memory)、レジスタ等の揮発性の記憶媒体とによって実現される。改札機側記憶部52は、プロセッサが実行するプログラムや、各駅間(または利用距離ごと)の料金が記憶された料金テーブル54を格納する他、自機が設置された駅の識別情報や、自機の識別情報、各駅間の距離等を格納する。
第1画像認識部60は、光学読取部14により撮像された画像から得られる電子情報に対してデコード等の処理を行い、ビット列などで表されるコンピュータが認識可能な情報に変換する。電子情報とは、例えば、画像の画素情報を配列化した情報である。第1画像認識部60は、乗車券TIXの第1面に表示された第1の表示オブジェクトにエンコードされた効力情報の内容を読み取る。
図4は、乗車券TIXの第1面の一例を示す図である。乗車券TIXの第1面には、例えば、乗車券TIXの効力情報が符号化された第1の表示オブジェクトOB1、区間情報(入場駅および出場駅や、利用可能な区間に対応する料金)、乗車券TIXの発行日時、および乗車券識別情報が印刷される。第1の表示オブジェクトOB1は、例えば背景に比して光の反射率が低い色材で表現される。
乗車券TIXの効力情報とは、例えば、乗車券TIXが発行される度にインクリメント(あるいはデクリメント)される一連の番号(乗車券識別情報)と、区間情報と、乗車券TIXの発行日時を表す情報と、乗車券TIXが発行された発行駅を表す情報とを含む情報である。区間情報は、自機が設置された駅の識別情報および出場駅の識別情報を含んでもよいし、自機が設置された駅の識別情報および「X駅からY円区間」といった料金情報を含んでもよい。図5は、第1の表示オブジェクトOB1に符号化された乗車券TIXの効力情報の一例を示す図である。なお、上述した効力情報に含まれる乗車券識別情報、乗車券TIXの発行日時を表す情報と、乗車券TIXが発行された発行駅を表す情報のうち一部または全部は省略されてもよい。
乗車券TIXの第1の表示オブジェクトOB1が表示された第1面とは異なる面(反対側の面)である第2面には、第2の表示オブジェクトが表示される。また、第2面には、磁気層が形成されている。この磁気層には、例えば乗車券TIXの効力情報が符号化されている。
第2画像認識部62は、光学読取部14により撮像された画像に対してデコード等の処理を行い、ビット列などで表されるコンピュータが認識可能な情報に変換する。第2画像認識部62は、第2の表示オブジェクトにエンコードされた情報であって、乗車券TIXの第2面が提示されたことを示す提示情報の内容を読み取る。なお、このような第1画像認識部60または第2画像認識部62が実行する画像認識の機能を、光学読取部14が備えてもよい。
図6は、乗車券TIXの第2面の一例を示す図である。乗車券TIXの第2面には、例えば、提示情報が符号化された第2の表示オブジェクトOB2が表示される。第2の表示オブジェクトOB2は、例えば磁気層Mgの上に付与された色材によって表現される。
第2の表示オブジェクトOB2は、例えば背景である磁気層Mgとは異なる光の反射率を有する色材で表現される。異なる光の反射率とは、第2画像認識部62が、背景である磁気層Mgと第2の表示オブジェクトOB2とを二値化処理によって判別することができる程度の輝度差を生じさせる反射率である。第2の表示オブジェクトOB2は、磁気層Mgに比して光の反射率が高い色で表示される。また、第2の表示オブジェクトOB2は、磁気層Mgに記憶された情報を読み取る場合に磁気的な影響を生じさせないインク等で印刷または描画される。なお、第2の表示オブジェクトOB2は、磁気層Mgが積層されずに現れる乗車券TIXの地色で表示されてもよい。
また、第2の表示オブジェクトOB2は、第1の表示オブジェクトOB1とは異なる種類のオブジェクトである。例えば第1の表示オブジェクトOB1が、QRコード等の2次元コードである場合、第2の表示オブジェクトOB2はバーコード等の1次元コードであることが好ましい。これにより、利用者が、第2の表示オブジェクトOB2を、第1の表示オブジェクトOB1と誤認識して自動改札機10に提示してしまう可能性を低減することができる。
図7は、別の乗車券TIX#の第2面の一例を示す図である。乗車券TIX#の第1面には、乗車券TIXと同様に第1の表示オブジェクトOB1や、乗車券識別情報、区間情報等が表示される(図4参照)。乗車券TIX#の第2面には、例えば、乗車券TIXと同様の提示情報が符号化された第2の表示オブジェクトOB2#が表示される。第2の表示オブジェクトOB2#は、例えば背景とは異なる光の反射率を有する色材で表現される。第2の表示オブジェクトOB2#の背景は、磁気層Mgが形成されずに現れている乗車券TIX#の地色で表示されてもよいし、磁気層Mgの上に背景色が印刷または描画されたものであってもよい。
異なる光の反射率とは、第2画像認識部62が、背景と第2の表示オブジェクトOB2#とを二値化処理によって判別することができる程度の輝度差を生じさせる反射率である。第2の表示オブジェクトOB2#は、背景に比して光の反射率が低い色で表示される。また、背景が乗車券TIX#の地色でない場合の背景の色材は、磁気層Mgに記憶された情報を読み取る場合に磁気的な影響を生じさせないインク等で印刷または描画される。
また、第2の表示オブジェクトOB2#の端部に隣接して、磁気層Mgとは異なる光の反射率を有する色(例えば乗車券TIX#の地色)で表示された余白(空白部分;クワイエットゾーン)が設けられる。この余白は、第2の表示オブジェクトOB2#の第1基準点(始点S)の前を示す第1余白Q1、および第2の表示オブジェクトOB2#の第2基準点(終点F)の後を示す第2余白Q2である。第2画像認識部62は、光学読取部14により読み取られた画像から、第1余白Q1および第2余白Q2を認識し、第1余白Q1および第2余白Q2の間に存在する画像要素を認識した結果に基づいて、第2の表示オブジェクトOB2#を認識する。
図3に戻り、許可判定部66は、第1画像認識部60によって効力情報が取得された場合、効力情報に基づいて、乗車券TIXまたはTIX#を提示した利用者の入場または出場を許可するか否かを判定する。許可判定部66は、第2画像認識部62によって第2の表示オブジェクトOB2#から提示情報が取得された場合、乗車券TIX#の第2の表示オブジェクトOB#が表示された面が提示されたことを示す提示情報を上面表示部20に表示させる。
許可判定部66は、第2画像認識部62によって輝度の高低が反転された画像における第2の表示オブジェクトOB2から提示情報が取得された場合、乗車券TIXの第2の表示オブジェクトOB2が表示された面が提示されたことを示す提示情報を上面表示部20に表示させる。
通過制御部70は、許可判定部66の判定結果に基づいて、利用者の通過を許可、または禁止する制御を実行する。また、通過制御部70は、第1画像認識部60によって第1の表示オブジェクトOB1が認識されない場合、または第2画像認識部62によって第2の表示オブジェクトOB2またはOB#が認識されない場合、通過センサ18により利用者が検出されると、利用者の通過を禁止する制御を行う。また、通過制御部70は、第1画像認識部60によって認識された第1の表示オブジェクトOB1、または第2画像認識部62によって第2の表示オブジェクトOB2(OB#)がデコードされない場合、通過センサ18により利用者が検出されると、利用者の通過を禁止する制御を行う。利用者の通過を禁止する制御をする場合、通過制御部70は、扉部24を閉止状態にさせたり、上面表示部20に通過を不許可とする表示をさせたりする。利用者の通過を許可する制御をする場合、通過制御部70は、扉部24を開放状態にしたり、上面表示部20に通過を許可とする表示をさせたりする。
図8は、自動改札機10により実行される処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは出場駅に設置された自動改札機10の処理の一例である。乗車券TIXまたは乗車券TIX#が利用者により利用される場合の処理の一例である。
まず、自動改札機10が、何らかの物体がリーダ12に提示されるまで待機する(ステップS100)。何らかの物体がリーダ12に提示されると、光学読取部14が、ライト16により乗車券TIXまたはTIX#に光が照射された状態で、物体(利用者によりリーダ12に提示された乗車券TIXまたはTIX#)を撮像する(ステップS102)。次に、第1画像認識部60および第2画像認識部62が、ステップS102で撮像された画像を取得し、取得した画像をそれぞれ解析する(ステップS104)。
ここで、第1画像認識部60は、二値化処理において、背景に対して反射率が低い部分を第1階調(黒)とし、背景を第1階調に比して輝度が高い第2階調(白)として認識し、第1階調の部分で第1の表示オブジェクトOB1が表現されているものとして認識処理を行う。また、第2画像認識部62は、二値化処理において、背景に対して反射率が低い部分を第1階調(黒)とし、背景を第1階調に比して輝度が高い第2階調(白)として認識し、第1階調の部分で第2の表示オブジェクトOB2#が表現されているものとして認識処理を行う。まず、第2画像認識部62は、図7に示す乗車券TIX#の第2面に表示された第2の表示オブジェクトOB2#を認識しようとする。
次に、第1画像認識部60は、ステップS104で解析した画像から、第1の表示オブジェクトOB1が認識されたか否かを判定する(ステップS106)。第1の表示オブジェクトOB1が認識されなかった場合、第2画像認識部62が、ステップS104で解析した画像から、第2の表示オブジェクトOB2#が認識されたか否かを判定する(ステップS108)。第2の表示オブジェクトOB2#が認識された場合、許可判定部66が、第1面を提示することを促す提示情報を上面表示部20に表示させ(ステップS110)、ステップS106の処理に進む。図9は、上面表示部20に表示される画像IMの一例を示す図である。許可判定部66が、提示情報を上面表示部20に表示させることにより、利用者は乗車券TIXまたはTIX#の第1の表示オブジェクトOB1が表示された第1面がリーダ12に提示されていないことを認識することができる。
第2の表示オブジェクトOB2#が認識されなかった場合、第2画像認識部62が、ステップS102で撮像された画像の輝度の高低を反転させて、画像を解析する(ステップS112)。次に、第2画像認識部62は、ステップS112で解析した画像から、第2の表示オブジェクトOB2が認識されたか否かを判定する(ステップS114)。第2画像認識部62は、二値化処理において、背景に対して反射率が高い第2の表示オブジェクトOB2を第1階調(黒)とし、背景を第1階調に比して輝度が高い第2階調(白)として認識し、第1階調の部分で第2の表示オブジェクトOB2が表現されているものとして認識処理を行う。第2画像認識部62は、図6に示す乗車券TIXの第2面に表示された第2の表示オブジェクトOB2を認識しようとする。第2画像認識部62は、画像の輝度の高低を反転させて画像を解析することで、磁気層Mgに比して光の反射率の高い色で表示された第2の表示オブジェクトOB2を認識することができる。なお、第2画像認識部62は、二値化処理を実行した後に、二値化した結果(黒と白とを示す情報)を反転させて、第2の表示オブジェクトOB2を認識してもよい。
第2の表示オブジェクトOB2が認識された場合、許可判定部66が、第1面を提示することを促す情報を上面表示部20に表示させる(ステップS110)。ステップS114で第2の表示オブジェクトOB2が認識されなかった場合、ステップS120の処理に進む。
例えば第2画像認識部62が、第2の表示オブジェクトOB2またはOB2#を認識しようとする処理(ステップS108、S114)が無いと仮定すると、第2面を提示した利用者は、自動改札機10の通路に進入してしまい、直ちにステップS120の処理に進み、扉部24が閉止される。この場合、利用者は、自動改札機の通路から一旦退出しなければならない。
これに対し、本実施形態では、ステップS110で利用者に第1面を提示することを促した後、第1面の提示を受け付け可能な状態となるため、利用者は、直ちに乗車券TIXまたはTIX#を裏返して第1面をリーダ12に提示することで、速やかに通過可能となる。この結果、自動改札機10は、自機付近で渋滞が発生することを抑制することができる。
ステップS106で第1の表示オブジェクトOB1が認識された場合、許可判定部66は、第1の表示オブジェクトOB1にエンコードされた区間情報に基づいて、当該駅が区間情報の示す区間に収まっているか否を判定する(ステップS116)。当該駅とは、自動改札機10が設置された駅のことである。当該駅が区間情報の示す区間に収まっている場合、許可判定部66が、扉部24を開放状態に制御する(ステップS118)。
当該駅が区間情報の示す区間に収まっていない場合、許可判定部66が、利用者に精算処理を促すことを示す情報を上面表示部20に表示させ、通過センサ18により利用者が検出されると、扉部24を閉止状態に制御する(ステップS120)。次に、許可判定部66が、通過センサ18の検出結果に基づいて、利用者が通路内に存在するか否かを判定する(ステップS122)。利用者が通路内に存在する場合、ステップS120の処理に戻り、利用者が通路内に存在しない場合、ステップS118の処理に進む。これにより本フローチャートの1ルーチンの処理は終了する。
なお、本実施形態では、一例として利用者が駅に入場した後に、駅から出場する場合の処理について説明したが、利用者が出発する駅に入場する場合についても、同様の処理を行ってもよい。例えばステップS116の処理において、許可判定部66は、第1の表示オブジェクトOB1にエンコードされた区間情報に基づいて、当該駅が入場駅であるか(区間情報の示す区間に収まっているか)否かを判定し、当該駅が入場駅である(区間情報の示す区間に収まっている)場合、扉部24を開放状態に制御する。
また、本実施形態では、第2画像認識部62が、撮像された画像の輝度の高低を反転させずに画像を解析して、第2の表示オブジェクトOB2#を認識しようとする処理(ステップS108)をした後に、撮像された画像の輝度の高低を反転させて画像を解析して、第2の表示オブジェクトOB2を認識しようとする処理(ステップS114)を実行するものとしたが、第2画像認識部62は、撮像された画像の輝度の高低を反転させて画像を解析して、第2の表示オブジェクトOB2を認識しようとする処理(ステップS114)をした後に、撮像された画像の輝度の高低を反転させずに画像を解析して、第2の表示オブジェクトOB2#を認識しようとする処理(ステップS108)を実行してもよい。例えば、自動改札機10は、乗車券TIXと乗車券TIX#の出現頻度(第2の表示オブジェクトOBとOB#の処理頻度)によって、撮像された画像の輝度の高低を反転させずに、第2の表示オブジェクトOB2#を認識しようと試行する処理(ステップS108)と、撮像された画像の輝度の高低を反転させて、第2の表示オブジェクトOB2を認識しようと試行する処理(ステップS114)との順序を切り替えてもよい。
ここで、自動改札機に関しては、例えば磁気券専用の自動改札機や、磁気券を受付けずに表示オブジェクトを表示する紙券を受け付ける紙券専用の自動改札機、磁気券および紙券のいずれも受け付ける併用の自動改札機が存在する。例えば駅ごとに設置されている自動改札機が異なる場合、利用者が鉄道を利用する際に用いる乗車券については、いずれの駅でも受け付けが可能な乗車券が必要である。この場合、例えば乗車券の第1面には効力情報がエンコードされた第1の表示オブジェクトOB1が表示され、且つ第2面には、磁気層Mgが設けられ、この磁気層Mgに効力情報が磁気情報として記憶される。
しかしながら、例えば利用者が紙券専用の自動改札機を利用する場合、利用者は、第2面を紙券専用機の光学読取部に提示してしまうと、自機の扉を閉止状態にして利用者の通過を禁止する。このとき、紙専用の自動改札機は、通過を禁止した原因を利用者に通知することがでなかったため、利用者の利便性が低い場合があった。
また、例えば第1の表示オブジェクトOB1を乗車券の第1面および第2面に表示すると不正を誘発する可能性がある。例えば、1枚の乗車券が、第1面と第2面との境界で裂かれて、2つに分割される場合があるためである。従って、第1の表示オブジェクトOB1を乗車券の第1面および第2面に表示させることは望ましくない。
これに対して、第1の実施形態における乗車券TIXまたはTIX#の第1面には、第1の表示オブジェクトOB1が表示され、第2面には、磁気層Mgが設けられ、この磁気層Mgに効力情報が磁気情報として記憶され、且つ第2面には第2の表示オブジェクトOB2またはOB#が表示される。また、第1の実施形態の自動改札機10は、光学読取部14により撮像された画像から、第2画像認識部62によって第2の表示オブジェクトOB2またはOB2#にエンコードされた提示情報が取得された場合、第2面が提示されたことを示す情報を上面表示部20に出力させることにより、第1面がリーダ12に提示されていないことを利用者は認識することができる。この結果、利用者の利便性を向上させることができる。
以上説明した第1の実施形態によれば、許可判定部66が、第2画像認識部62によって提示情報が取得された場合、乗車券TIXまたはTIX#の第2面が提示されたことを示す情報を上面表示部20に表示させることにより、利用者の利便性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明し、第1の実施形態と共通する機能等についての説明は省略する。第1の実施形態では、第2画像認識部62が、第2の表示オブジェクトOB2およびOB2#を認識し、第2の表示オブジェクトOBおよびOB#から提示情報を取得するものとしたが、第2の実施形態では、第2画像認識部62が、第2の表示オブジェクトOB2#を認識せずに、撮像された画像の輝度の高低を反転させて第2の表示オブジェクトOB2を認識し、第2の表示オブジェクトOBから提示情報を取得する。
第2の実施形態の第2画像認識部62は、第1画像認識部60により第1の表示オブジェクトOB1が認識されなかった場合、撮像された画像の輝度の高低を反転させる。第2画像認識部62は、輝度の高低を反転させた画像を解析して、第2の表示オブジェクトOB2を認識し、第2の表示オブジェクトOB2から提示情報を取得する。
図10は、第2の実施形態の自動改札機10により実行される処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは出場駅に設置された自動改札機10の処理の一例である。
まず、自動改札機10が、何らかの物体がリーダ12に提示されるまで待機する(ステップS200)。何らかの物体がリーダ12に提示されると、光学読取部14が、ライト16により乗車券TIXに光が照射された状態で、物体(利用者によりリーダ12に提示された乗車券TIX)を撮像する(ステップS202)。次に、第1画像認識部60が、ステップS202で撮像された画像を取得し、取得した画像を解析する(ステップS204)。
次に、第1画像認識部60は、ステップS204で解析した画像から、第1の表示オブジェクトOB1が認識されたか否かを判定する(ステップS206)。第1の表示オブジェクトOB1が認識されなかった場合、第2画像認識部62が、ステップS202で撮像された画像の輝度の高低を反転させて、画像を解析する(ステップS208)。
次に、第2画像認識部62は、ステップS208で解析した画像から、第2の表示オブジェクトOB2が認識されたか否かを判定する(ステップS210)。第2の表示オブジェクトOB2が認識された場合、許可判定部66が、第1面を提示することを促す提示情報を上面表示部20に表示させる(ステップS212)。第2の表示オブジェクトOB2が認識されなかった場合、ステップS218の処理に進む。
ステップS206で第1の表示オブジェクトOB1が認識された場合、許可判定部66は、第1の表示オブジェクトOB1にエンコードされた区間情報に基づいて、当該駅が区間情報の示す区間に収まっているか否を判定する(ステップS214)。当該駅が区間情報の示す区間に収まっている場合、許可判定部66が、扉部24を開放状態に制御する(ステップS216)。
当該駅が区間情報の示す区間に収まっていない場合、許可判定部66が、利用者に精算処理を促すことを示す情報を上面表示部20に表示させ、通過センサ18により利用者が検出されると、扉部24を閉止状態に制御する(ステップS218)。次に、許可判定部66が、通過センサ18の検出結果に基づいて、利用者が通路内に存在するか否かを判定する(ステップS220)。利用者が通路内に存在する場合、ステップS218の処理に戻り、利用者が通路内に存在しない場合、ステップS216の処理に進む。これにより本フローチャートの1ルーチンの処理は終了する。
以上説明した第2の実施形態によれば、第2画像認識部62が、撮像された画像の輝度の高低を反転させて、第2の表示オブジェクトOB2を認識し、許可判定部66が、第2画像認識部62によって提示情報が取得された場合、乗車券TIXの第2面が提示されたことを示す情報を上面表示部20に表示させることにより、利用者の利便性を向上させることができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明し、第1の実施形態と共通する機能等についての説明は省略する。第1の実施形態では、第2画像認識部62が、画像の輝度の高低を反転させてOB2を認識するものとしたが、第3の実施形態では、第2画像認識部62は、画像の輝度の高低を反転させずに画像を解析して、第2の表示オブジェクトOB2#を認識する処理を実行する。
第2画像認識部62は、第1画像認識部60により第1の表示オブジェクトOB1が認識されなかった場合、光学読取部14により撮像された画像の輝度を反転させずに画像を解析して、第2の表示オブジェクトOB2#を認識することができるか否かを判定する。
図11は、第3の実施形態の自動改札機10により実行される処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは出場駅に設置された自動改札機10の処理の一例である。
まず、自動改札機10が、何らかの物体がリーダ12に提示されるまで待機する(ステップS300)。何らかの物体がリーダ12に提示されると、光学読取部14が、ライト16により乗車券TIXに光が照射された状態で、物体(利用者によりリーダ12に提示された乗車券TIX)を撮像する(ステップS302)。次に、第1画像認識部60が、ステップS302で撮像された画像を取得し、取得した画像を解析する(ステップS304)。
次に、第1画像認識部60は、ステップS304で解析した画像から、第1の表示オブジェクトOB1が認識されたか否かを判定する(ステップS306)。第1の表示オブジェクトOB1が認識されなかった場合、第2画像認識部62が、ステップS306で解析した画像から、第2の表示オブジェクトOB2#が認識されたか否かを判定する(ステップS308)。
第2の表示オブジェクトOB2#が認識された場合、許可判定部66が、第1面を提示すことを促す提示情報を上面表示部20に表示させる(ステップS310)。第2の表示オブジェクトOB2#が認識されなかった場合、ステップS316の処理に進む。
ステップS306で第1の表示オブジェクトOB1が認識された場合、許可判定部66は、第1の表示オブジェクトOB1にエンコードされた区間情報に基づいて、当該駅が区間情報の示す区間に収まっているか否を判定する(ステップS312)。当該駅が区間情報の示す区間に収まっている場合、許可判定部66が、扉部24を開放状態に制御する(ステップS314)。
当該駅が区間情報の示す区間に収まっていない場合、許可判定部66が、利用者に精算処理を促すことを示す情報を上面表示部20に表示させ、通過センサ18により利用者が検出されると、扉部24を閉止状態に制御する(ステップS316)。次に、許可判定部66が、通過センサ18の検出結果に基づいて、利用者が通路内に存在するか否かを判定する(ステップS318)。利用者が通路内に存在する場合、ステップS316の処理に戻り、利用者が通路内に存在しない場合、ステップS314の処理に進む。これにより本フローチャートの1ルーチンの処理は終了する。
以上説明した第3の実施形態によれば、第2画像認識部62が、撮像された画像の輝度を反転させずに画像を解析して、第2の表示オブジェクトOB2#を認識し、許可判定部66が、第2画像認識部62によって提示情報が取得された場合、乗車券TIX#の第2面が提示されたことを示す情報を上面表示部20に表示させることにより、利用者の利便性を向上させることができる。
(発券機)
以下、乗車券TIXを発行する発券機100の説明を行う。本実施形態では、発券機100が、乗車券TIXを発行する例について説明するが、発券機100は、乗車券TIX#を発行するものであってもよい。図12は、発券機100の機能構成の一例を示す図である。発券機100は、例えば、入力部102と、購入画面表示部104と、紙幣投入口108と、硬貨投入口110と、乗車券排出口112と、検銭部118と、ロール紙格納部120と、裁断部122と、乗車券発行部124と、発券機側制御部130と、発券機側記憶部140とを備える。
入力部102は、例えば、ボタン、キーボード、マウス、マイク、タッチパネル等のユーザインターフェースである。なお、購入画面表示部104がタッチパネルの場合、入力部102は、購入画面表示部104の一部機能であってもよい。入力部102は、例えば、利用者から、乗車券である乗車券TIXの購入を指示する入力を受け付ける。
購入画面表示部104は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示装置を含む。購入画面表示部104は、発券機側制御部130によって出力される情報に基づいて、乗車券TIXを購入するための画像を表示する。以下、購入画面表示部104を、上述した入力部102と機能が一体となったタッチパネル部と称して説明する。
検銭部118は、紙幣投入口108または硬貨投入口110に投入された金銭を計数し、計数結果を発券機側制御部130に出力する。
ロール紙格納部120には、ロール紙が格納される。図13は、第2の表示オブジェクトOB2が表示されたロール紙(乗車券用紙)Rの一例を示す図である。ロール紙Rは、
切断されることで乗車券TIXとなる乗車券用紙である。乗車券用紙の第1面には、乗車券TIXの効力情報が符号化された2次元の規則で形成された第1の表示オブジェクトOB1が印刷される。第1面には、乗車券媒体単位で異なる第1の表示オブジェクトOB1が印刷される。第1面とは異なる第2面には、乗車券TIXの効力情報が書き込まれる磁気層Mgが形成される。また、第2面には、乗車券TIXの第2面が提示されたことを示す情報が符号化された1次元の規則で形成された第2の表示オブジェクトOB2が、ロール紙Rの長手方向に沿って表示されている。この第2の表示オブジェクトOB2は、例えば乗車券媒体単位を跨って表示される。なお、第2の表示オブジェクトOB2は、乗車券TIXの磁気層Mgとは異なる光の反射率を有する色材で表示されてもよいし、乗車券TIXの磁気層Mgとは異なる光の反射率を有する色材を背景として磁気層Mgまたは背景とは異なる光の反射率を有する色で表示されてもよい。
裁断部122は、第2の表示オブジェクトOB2が表示されるロール紙Rを所定の大きさ(乗車券TIXの大きさ)に裁断する。
乗車券発行部124は、発券機側制御部130による制御によって、裁断部122により裁断されたロール紙Rの磁気層Mgが形成された面とは反対の面(第1面)に第1の表示オブジェクトOB1を画像として形成(印刷)する。また、乗車券発行部124は、第2面の磁気層Mgに乗車券TIXの効力情報を磁気的に記憶させる。乗車券発行部124は、第1面に第1の表示オブジェトOB1が印刷され、磁気層Mgに効力情報が記憶され、且つ第2面に第2の表示オブジェクトOB2が表示された乗車券TIXを乗車券排出口112から排出する。これによって、乗車券発行部124は、乗車券TIXを発行する。
発券機側制御部130は、例えば、発券機側通信部132と、発券機側表示制御部134と、発行制御部136とを備える。発券機側通信部132は、例えば発券機100により処理された処理過程や処理結果をサーバ装置(不図示)に送信する。発券機側表示制御部134は、乗車券TIXの購入画面をタッチパネル部に表示させる。発行制御部136は、タッチパネル部に入力された、利用区間等に基づいて、乗車券TIXの発行に要する購入金額を算出する。なお、このとき発券機側表示制御部134は、発行制御部136によって算出された購入金額をタッチパネル部に表示させる。これによって、紙幣投入口108や硬貨投入口110には、これらに対応する貨幣が投入される。発行制御部136は、検銭部118による計数結果を参照し、算出した購入金額を満たすか否かを判定する。発行制御部136は、計数結果が購入金額を満たす場合、乗車券発行部124に乗車券TIXを発行させる。発券機側記憶部140は、プロセッサが実行するプログラムを格納する他、各駅間の運賃が記憶された発券機側運賃テーブル142を格納する。
以上説明した発券機100は、乗車券TIXの効力情報が符号化された第1の表示オブジェクトOB1が表示された第1面と、第1面とは異なる第2面であって、乗車券TIXに関する効力情報がエンコードされた磁気層Mgが形成され、乗車券TIXの第2面が提示されたことを示す情報が符号化された第2の表示オブジェクトOB2またはOB2#が表示された第2面とを備えることにより、容易に第2の表示オブジェクトOB2またはOB#が表示された乗車券TIXを発行することができる。
(第1の実施形態から第3の実施形態に係る変形例)
以下、第1の実施形態から第3の実施形態に係る変形例について説明する。ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明し、第1の実施形態と共通する機能等についての説明は省略する。第1の実施形態から第3の実施形態では、自動改札機10が、第1の表示オブジェクトOB1にエンコードされた効力情報に基づいて、利用者の入場または出場を許可することができるか否かを判定するものとした。これに対して、本実施形態では、サーバ装置200が、自動改札機10Aにより取得された第1の表示オブジェクトOB1から取得された効力情報(乗車券識別情報)に基づいて、利用者の入場または出場を許可することができるか否かを判定する。
図14は、自動改札機10A、発券機100およびサーバ装置200の関係を示す図である。自動改札機10Aおよび発券機100は、それぞれ中継装置RLおよびネットワークNWを介してサーバ装置200と通信する。なお、本実施形態の発券機100は、サーバ装置200と通信する通信部を備える。
中継装置RLは、自動改札機10Aおよび発券機100とLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して通信を行う。また、中継装置RLは、自動改札機10Aまたは発券機100から受信した情報を、ネットワークNWを介してサーバ装置200に送信する。また、中継装置RLは、サーバ装置200から受信した情報を自動改札機10Aに送信する。ネットワークNWは、例えば、LANや、WAN(Wide Area Network)等を含む。
サーバ装置200は、サーバ側通信部210と、サーバ側記憶部220と、サーバ側許可判定部230を含んでもよいが、これに限られない。サーバ側通信部210は、自動改札機10Aの処理結果、自動改札機10Aが保持する情報(利用者により提示された乗車券TIXの効力情報)を自動改札機10Aから取得する。また、サーバ側通信部210は、発券機100の処理結果、または発券機100が保持する情報を発券機100から取得する。
サーバ側記憶部220には、発券機100および自動改札機10Aの処理結果が乗車券情報テーブルとして記憶されている。乗車券情報テーブルには、乗車券TIXの乗車券識別情報に対して、入場処理が行われた第1の表示オブジェクトOB1であるか否かを示す情報、入場時刻、入場駅、出場処理が行われた第1の表示オブジェクトOB1であるか否かを示す情報、発券機100により発券された乗車券TIXに対応付けられた乗車券識別情報であるか否かを示す情報、および乗車券TIXの効力情報等が対応付けられている。
サーバ側許可判定部230は、乗車券情報テーブルを参照し、取得した乗車券識別情報が発券機100により発行された乗車券TIXに対応付けられた乗車券識別情報であるか否かを判定する。また、サーバ側許可判定部230は、乗車券情報テーブルに記憶された区間情報に基づいて、取得した乗車券識別情報に対応付けられた乗車券TIXで入場可能または出場可能であるか否かを判定する。また、サーバ側許可判定部230は、取得した乗車券識別情報に対応付けられた乗車券TIXが入場処理で利用済の乗車券TIXであるか否か、または出場処理で利用済の乗車券TIXであるか否かを判定する。
サーバ側許可判定部230は、所定の条件を満たす場合、利用者の通過を許可する。所定の条件とは、例えば利用者の入場処理を行う場合、取得した乗車券識別情報が発券機100により発行された乗車券TIXに対応付けられた乗車券識別情報であり、利用者が入場する駅が区間情報に示される区間に収まっており、且つ乗車券TIXが入場処理および出場処理で利用されていないことである。所定の条件とは、例えば利用者の出場処理を行う場合、取得した乗車券識別情報が発券機100により発行された乗車券TIXに対応付けられた乗車券識別情報であり、利用者が出場する駅が区間情報に示される区間に収まっており、乗車券TIXが入場処理で利用され、且つ出場処理で利用されていないことである。サーバ装置200は、サーバ側許可判定部230の判定結果を自動改札機10Aに送信する。
自動改札機10Aは、サーバ装置200から送信された判定結果に基づいて、利用者の通過を許可する場合は、扉部24を開放状態に制御し、利用者の通過を許可しない場合は、扉部24を閉止状態に制御する。なお、許可判定部66は、サーバ装置200に利用者の入場または出場の許可についての判定を依頼した後、所定時間以内にサーバ装置200から判定結果が返信されない場合、自機で利用者の入場または出場の許可について判定してもよい。また、本実施形態では、自動改札機10Aの許可判定部66が、乗車券TIXの効力情報に基づいて、利用者の入場または出場を許可するか否かを判定する機能は省略されてもよい。
以上説明した第1の実施形態から第3の実施形態の変形例の自動改札機10Aは、第1の実施形態と同様に利用者の利便性を向上させることができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、利用者によって提示された乗車券を撮像する撮像部と、前記利用者に対して情報を出力する出力部と、前記撮像部により撮像された画像から、第1の表示オブジェクトを認識し、前記第1の表示オブジェクトから得られる電子情報を復号して前記乗車券の効力情報を取得する第1の認識部と、前記撮像部により撮像された画像から、前記乗車券における前記第1の表示オブジェクトが表示された第1面とは異なる第2面であって、磁気層が形成された前記第2面に表示された第2の表示オブジェクトを認識し、前記第2の表示オブジェクトから得られる電子情報を復号して前記第2面が提示されたことを示す第2面提示情報を取得する第2の認識部と、前記第1の認識部によって前記効力情報が取得された場合、前記第1の認識部により取得された前記効力情報に基づいて、前記利用者の入場または出場を許可するか否かを判定し、前記第2の認識部によって前記第2面提示情報が取得された場合、前記乗車券の第2面が提示されたことを示す情報を前記出力部に出力させる制御部とを持つことにより、利用者の利便性を向上させることができる。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
利用者によって提示された乗車券を撮像する撮像部と、
前記利用者に対して情報を出力する出力部と、
前記撮像部により撮像された画像に第1の表示オブジェクトが含まれる場合、前記画像に含まれる第1の表示オブジェクトから取得される画素パターンを数値化したデータに対して復号処理を行って、前記乗車券の効力情報を取得する第1の認識部と、
前記撮像部により撮像された画像から、に第2の表示オブジェクトが含まれる場合、前記第2の表示オブジェクトが含まれる画像から、前記乗車券における、前記第1の表示オブジェクトが表示された第1面とは異なる第2面であって、磁気層が形成された前記第2面に表示された第2の表示オブジェクトを認識し、前記第2の表示オブジェクトから取得される画素パターンを数値化したデータに対して復号処理を行って、前記第2面が提示されたことを示す第2面提示情報を取得する第2の認識部と、
前記第1の認識部によって前記効力情報が取得された場合、前記第1の認識部により取得された前記効力情報に基づいて、前記利用者の入場または出場を許可するか否かを判定し、前記第2の認識部によって前記第2面提示情報が取得された場合、前記乗車券の第2面が提示されたことを示す情報を前記出力部に出力させる制御部と、
を備える自動改札機。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10、10A…自動改札機、12…リーダ、14…光学読取部、20…上面表示部、24…扉部、50…制御部、52…改札機側記憶部、54…料金テーブル、60…第1画像認識部、62…第2画像認識部、66…許可判定部、70…通過制御部、100…発券機、124…乗車券発行部、130…発券機側制御部、200…サーバ装置、210…サーバ側通信部、220…サーバ側記憶部、230…サーバ側許可判定部、TIX…乗車券、OB1…第1の表示オブジェクト、OB2、OB2#…第2の表示オブジェクト

Claims (14)

  1. 利用者によって提示された乗車券を撮像する撮像部と、
    前記利用者に対して情報を出力する出力部と、
    前記撮像部により撮像された画像から、第1の表示オブジェクトを認識し、前記第1の表示オブジェクトから得られる電子情報を復号して前記乗車券の効力情報を取得する第1の認識部と、
    前記撮像部により撮像された画像から、前記乗車券における前記第1の表示オブジェクトが表示された第1面とは異なる第2面であって、磁気層が形成された前記第2面に表示された第2の表示オブジェクトを認識し、前記第2の表示オブジェクトから得られる電子情報を復号して前記第2面が提示されたことを示す第2面提示情報を取得する第2の認識部と、
    前記第1の認識部によって前記効力情報が取得された場合、前記第1の認識部により取得された前記効力情報に基づいて、前記利用者の入場または出場を許可するか否かを判定し、前記第2の認識部によって前記第2面提示情報が取得された場合、前記乗車券の第2面が提示されたことを示す情報を前記出力部に出力させる制御部と、
    を備える自動改札機。
  2. 第1の認識部により前記第1の表示オブジェクトが認識されない場合、第2の認識部が前記第2の表示オブジェクトの認識を試行し、前記第2の表示オブジェクトが認識されない場合、第2の認識部が画像の輝度の高低を反転させて、再度前記第2の表示オブジェクトの認識を行う、
    請求項1記載の自動改札機。
  3. 第1の認識部により前記第1の表示オブジェクトが認識されない場合、前記第2の認識部が、画像の輝度の高低を反転させて前記第2の表示オブジェクトの認識を試行し、前記第2の表示オブジェクトが認識されない場合、前記第2の認識部が画像の輝度を反転させずに再度前記第2の表示オブジェクトの認識を行う、
    請求項1記載の自動改札機。
  4. 第1の認識部により前記第1の表示オブジェクトが認識されない場合、第2の認識部が画像の輝度を反転させずに第2の表示オブジェクトを認識する処理と、画像の輝度を反転させて第2の表示オブジェクトを認識する処理とが切替可能である、
    請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項記載の自動改札機。
  5. 前記第2の認識部は、前記乗車券の第2面において、前記磁気層とは異なる光の反射率を有する色材で表現された第2の表示オブジェクトを、前記撮像部により撮像された画像の輝度の高低を反転させることで、前記磁気層を背景として描画された前記第2の表示オブジェクトを認識する、
    請求項2乃至請求項4のうちいずれか一項記載の自動改札機。
  6. 前記第2の認識部は、前記乗車券の第2面において、前記磁気層とは異なる光の反射率を有する部分を背景として、前記背景とは異なる光の反射率の色材で表現された前記第2の表示オブジェクトを認識する、
    請求項2乃至5のうちいずれか一項記載の自動改札機。
  7. 前記第2の認識部は、前記撮像部により撮像された画像から、前記第2の表示オブジェクトの始点を示す第1の空白部分と、前記第2の表示オブジェクトの終点を示す第2の空白部分とを認識し、前記第1の空白部分と前記第2の空白部分との間において、1次元の規則で形成された第2の表示オブジェクトから前記電子情報を取得する、
    請求項6項記載の自動改札機。
  8. 前記第1の認識部は、前記撮像部により撮像された画像から、2次元の規則で形成された前記第1の表示オブジェクトを認識し、
    前記第2の認識部は、前記撮像部により撮像された画像から、1次元の規則で形成された前記第2の表示オブジェクトを認識する、
    請求項1乃至請求項7のうちいずれか一項記載の自動改札機。
  9. 自動改札機の制御コンピュータに、
    撮像部により撮像された乗車券の画像から、第1の表示オブジェクトを認識し、前記第1の表示オブジェクトから得られる電子情報を復号して前記乗車券の効力情報を取得する第1の処理と、
    前記撮像部により撮像された乗車券の画像から、前記乗車券における前記第1の表示オブジェクトが表示された第1面とは異なる第2面であって、磁気層が形成された前記第2面に表示された第2の表示オブジェクトを認識し、前記第2の表示オブジェクトから得られる電子情報を復号して前記第2面が提示されたことを示す第2面提示情報を取得する第2の処理と、
    前記第1の処理によって前記効力情報が取得された場合、前記第1の処理により取得された前記効力情報に基づいて、利用者の入場または出場を許可するか否かを判定する第3の処理と、
    前記第2の処理によって前記第2面提示情報が取得された場合、前記乗車券の第2面が提示されたことを示す情報を出力部に出力させる第4の処理と、
    を実行させるプログラム。
  10. 乗車券の効力情報が符号化された第1の表示オブジェクトが表示された第1面と、
    前記第1面とは異なる第2面であって、前記乗車券に関する効力情報がエンコードされた磁気層が形成され、前記乗車券の第2面が提示されたことを示す情報が符号化された第2の表示オブジェクトが表示された第2面と、
    を備える乗車券。
  11. 前記第2面には、前記磁気層とは異なる光の反射率を有する色材で表現された第2の表示オブジェクトが表示される、
    請求項10記載の乗車券。
  12. 前記第2面には、前記磁気層とは異なる光の反射率を有する部分を背景として前記磁気層または前記背景とは異なる光の反射率の色材で表現された前記第2の表示オブジェクトが表示される、
    請求項10又は請求項11記載の乗車券。
  13. 前記第1面には、2次元の規則で形成された前記第1の表示オブジェクトが表示され、
    前記第2面には、1次元の規則で形成された前記第2の表示オブジェクトが表示される、
    請求項10乃至請求項12のうちいずれか一項記載の乗車券。
  14. 切断されることで乗車券となる乗車券用紙であって、
    乗車券の効力情報が符号化された2次元の規則で形成された第1の表示オブジェクトが印刷される第1面であって、券媒体単位で異なる第1の表示オブジェクトが印刷される第1面と、
    前記第1面とは異なる第2面であって、前記乗車券の効力情報が書き込まれる磁気層が形成され、前記乗車券の第2面が提示されたことを示す情報が符号化された1次元の規則で形成された第2の表示オブジェクトが、前記乗車券用紙の長手方向に沿って表示された第2面と、
    を備える前記乗車券用紙。

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