JP7276494B2 - ゲートシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ゲートシステムに関する。
特許文献1には、虹彩認証用のカメラを備えた虹彩認証装置と、認証結果に応じて動作する自動ドアとが開示されている。このカメラは、通行するユーザの虹彩を斜めから撮像可能な角度に配置されている。特許文献2には、顔認証用のカメラを備えたゲート装置が開示されている。
国際公開第2009/016846号 特開2009-199474号公報
特許文献1又は特許文献2に記載されているような通過中のユーザを撮像して生体認証を行うゲートシステムにおいて、ユーザの撮像角度によっては生体認証の精度を十分に確保できない場合がある。
本発明は、通過中のユーザの生体認証をより高精度に行うことができるゲートシステムを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、第1の領域と第2の領域の間に配置されるゲートシステムであって、前記第1の領域から前記第2の領域へのユーザの移動経路を画定するガイドと、前記ユーザを撮像して、生体認証に用いられる画像を取得する撮像装置と、を備え、前記移動経路は、前記ユーザの撮像が行われる第1の部分と、撮像が行われた後の前記ユーザが通過する第2の部分とを含み、前記第1の部分は、前記撮像装置の光軸と平行に、前記第1の領域から前記撮像装置に向かう第1の方向に延在しており、前記第2の部分は、前記第1の部分の終端から、前記第1の方向とは平行でない第2の方向に延在している、ゲートシステムが提供される。
本発明によれば、通過中のユーザの生体認証をより高精度に行うことができるゲートシステムが提供される。
第1実施形態に係るゲートシステムの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る認証装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るゲート装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るゲート装置の全体構成を示す平面模式図である。 第1実施形態に係るゲート装置におけるユーザの移動経路を説明するための平面模式図である。 第1実施形態に係るゲートシステムの動作の概略を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るゲート装置の全体構成を示す平面模式図である。 第2実施形態の変形例に係るゲート装置の全体構成を示す平面模式図である。 第3実施形態に係るゲートシステムの全体構成を示す平面模式図である。 第3実施形態に係るゲートシステムの動作の概略を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る撮像装置の全体構成例を示すブロック図である。 第4実施形態に係る撮像装置の斜視図である。 第4実施形態に係る撮像装置の正面図である。 第4実施形態に係る撮像装置の透過側面図である。 第4実施形態に係る撮像装置の鉛直方向における視野範囲を説明する図である。 第5実施形態に係るゲートシステムの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の例示的な実施形態を説明する。図面において同様の要素又は対応する要素には同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化することがある。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るゲートシステムの概略構成を示すブロック図である。ゲートシステム1は、ゲート装置10及び認証装置20を備えている。ゲート装置10と認証装置20とは、通信可能に接続されている。
ゲートシステム1は、生体認証により、領域間のユーザの移動を管理するシステムである。ゲートシステム1は、例えば、建物のセキュリティゲート、イベント会場の入場ゲート、駅構内の入退場ゲート、空港の管理区域間ゲート、無人決済店舗の入退店ゲート等に用いられ得る。
ゲート装置10は、管理状態が互いに異なる第1の領域と第2の領域との間に配置される。例えば、ゲート装置10がイベント会場の入場ゲートである場合には、第1の領域はイベント会場の外であり、第2の領域はイベント会場の中である。ゲート装置10に設けられている撮像装置は、第1の領域から第2の領域に移動しようとするユーザを撮像する。撮像により得られた画像は認証装置20において生体認証に用いられる。
認証装置20は、ゲート装置10において撮像されたユーザの画像を用いてユーザと登録者とを照合する生体認証を行う装置である。認証装置20における認証方式は、例えば、ユーザの顔の特徴に基づいて人物を照合する顔認証又はユーザの虹彩の模様の特徴に基づいて人物を照合する虹彩認証であり得る。また、認証装置20は、顔画像及び虹彩画像の両方を用いて照合を行い、両者の結果を統合して認証を行う二要素認証を行ってもよい。以下の説明では、特記した場合を除き、認証装置20はユーザの虹彩を含む画像を用いた虹彩認証を行うものとする。
なお、このゲートシステム1の構成は一例であり、例えば、ゲート装置10及び認証装置20以外の装置を更に備えていてもよい。また、ゲート装置10と認証装置20は同一の装置内に一体に設けられていてもよく、離れた場所に設けられていてもよい。
図2は、第1実施形態に係る認証装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。認証装置20は、PC(Personal Computer)、サーバ等のコンピュータである。認証装置20は、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、HDD(Hard Disk Drive)204及び通信I/F(Interface)205を備えている。認証装置20の各部は、バス、配線、駆動装置等を介して相互に接続される。
CPU201は、ROM203及びHDD204に記憶されたプログラムに従って所定の演算を行うとともに、認証装置20の各部を制御する機能をも有するプロセッサである。RAM202は、揮発性記憶媒体から構成され、CPU201の動作に必要な一時的なメモリ領域を提供する。ROM203は、不揮発性記憶媒体から構成され、認証装置20の動作に用いられるプログラム等の必要な情報を記憶する。HDD204は、不揮発性記憶媒体から構成され、ゲート装置10等から取得したデータの一時記憶、登録者の特徴量の記憶、認証装置20の動作用プログラムの記憶等を行う記憶装置である。
通信I/F205は、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)等の規格に基づく通信インターフェースであり、ゲート装置10との通信を行うためのモジュールである。
なお、図2に示されているハードウェア構成は例示であり、これら以外の装置が追加されていてもよく、一部の装置が設けられていなくてもよい。また、一部の装置が同様の機能を有する別の装置に置換されていてもよい。例えば、認証装置20は、認証装置20の管理者による操作を受け付けることができるようにキーボード、ポインティングデバイス、ボタン等の入力装置を更に備えていてもよい。また、認証装置20は、管理者に情報を提供するためのディスプレイ、スピーカ、表示灯等の表示装置を更に備えていてもよい。このように図2に示されているハードウェア構成は適宜変更可能である。
図3は、第1実施形態に係るゲート装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。ゲート装置10は、制御装置101、撮像装置102、ガイド103、第1の表示装置104、第2の表示装置105、開閉部材106及び記憶装置107を備えている。
制御装置101は、撮像装置102、第1の表示装置104、第2の表示装置105、開閉部材106及び記憶装置107を制御する。また、制御装置101は、認証装置20との間で情報の送受信を行う通信機能を有する。制御装置101の具体的なハードウェア構成は、例えば図2に示されている認証装置20と同様のコンピュータであってもよく、専用に設計された制御回路であってもよい。
撮像装置102は、第1の領域から第2の領域に移動しようとするユーザの画像を撮像して、ユーザの画像を取得する装置である。撮像装置102は、可視光によって画像を撮像する可視光カメラであってもよく、赤外線によって画像を撮像する赤外線カメラであってもよく、可視光カメラと赤外線カメラの両方を含んでいてもよい。また、撮像装置102は、可視光及び赤外線の少なくも1つの帯域の波長の光を発する光源を含んでいてもよい。
ガイド103は、第1の領域から第2の領域へのユーザの移動経路を画定する部分である。ガイド103は、例えば、ユーザが移動するレーンの境界上に設けられた複数の柵であり得る。2つの柵の間をユーザが通過するように誘導することにより、ガイド103は、ユーザの移動経路を画定することができる。この柵は固定式であってもよく、可動式であってもよい。
また、ガイド103は、柵のようにユーザの移動経路を物理的に画定するものに限定されるものではなく、例えば、床面に描かれた線又はメッセージにより、ユーザに移動経路を示すものであってもよい。また、この線又はメッセージは、プロジェクタから床面に投射された光により表示されてもよい。
第1の表示装置104及び第2の表示装置105は、液晶ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ、プロジェクタ等であり、ユーザへの情報の提示に用いられる。
第1の表示装置104は、ユーザに対しゲート装置10の入口への進入の可否を示す情報を表示する。第1の表示装置104の表示態様は、例えば、「通行可」、「通行不可」等の文字、「丸印」、「X印」等の図形、「赤色」、「緑色」等の色等により進入の可否を示すものであり得るが、特に限定されない。また、ゲート装置10に複数の入口がある場合には、第1の表示装置104は、進入可能な入口を示す矢印等を表示してもよい。
第2の表示装置105は、ユーザに対しゲート装置10の通過の可否を示す情報を表示する。この通過の可否は、認証装置20における生体認証の結果に応じて判定される。第2の表示装置105の表示態様は、第1の表示装置104と同様のものであり得る。
開閉部材106は、認証装置20における生体認証の結果に応じて開閉可能に設けられた部材である。開閉部材106は、例えば、フラッパーであり得る。開閉部材106は、第1の領域から第2の領域の間のユーザの移動経路内に配されており、開閉部材106が閉状態であるときにユーザの移動が妨げられる。
記憶装置107は、HDD等であり、撮像装置102により取得された画像、制御装置101の動作用プログラム等のデータの記憶を行う。記憶装置107は、ゲート装置10の外部に設けられていてもよい。
図4は、第1実施形態に係るゲート装置10の全体構成を示す平面模式図である。ゲート装置10は、領域R1(第1の領域)と領域R5(第2の領域)との間に配置されている。ガイド103は、入口ENと出口EXとを有している。入口ENは、領域R1に面しており、出口EXは領域R5に面している。
ガイド103により画定されるユーザの移動経路は、領域R2、R3、R4に区分される。領域R2は、ユーザの撮像が行われる領域である。領域R2(移動経路の第1の部分)は、撮像装置102の光軸OAと平行に、領域R1に面する入口ENから撮像装置102に向かう方向(第1の方向)に延在している。領域R2は、少なくとも一部が撮像装置102の撮像範囲である領域R6に含まれるように配置されている。また、撮像装置102の光学系の焦点Fは、領域R2に含まれるように配されている。これにより、領域R2にいるユーザに焦点を合わせた撮像が可能となる。
領域R3(移動経路の第2の部分)は、撮像後のユーザが撮像装置102の正面から撮像範囲外に向けて退避する領域である。領域R3は、領域R2の終端から、領域R2が延在している方向(すなわち、光軸OAの方向)とは平行でない方向(第2の方向)に延在している。
領域R4は、撮像後のユーザが撮像装置102の側方を通過する領域である。領域R4は、領域R3の終端から領域R5に向かう方向に延在している。領域R4には、開閉部材106が設けられている。
第1の表示装置104は、領域R2の始端の近傍に設けられている。より具体的には、第1の表示装置104は、ユーザの撮像が行われる範囲(焦点Fの近傍)よりも領域R2の始端に近い位置に設けられている。これにより、第1の表示装置104は、領域R1から入口ENに向かうユーザに対して適切に情報を提示することができる。なお、第1の表示装置104は、ガイド103に組み込まれていてもよく、ガイド103の上部又は側部に設けられていてもよく、ガイド103とは離れた位置に設けられていてもよい。
第2の表示装置105は、撮像装置102の近傍に設けられている。より具体的には、第2の表示装置105は、ユーザの撮像が行われる範囲(焦点Fの近傍)よりも撮像装置102に近い位置に設けられている。これにより、第2の表示装置105は、領域R2から撮像装置102を注視するユーザに対して適切に情報を提示することができる。なお、第2の表示装置105は、ガイド103に組み込まれていてもよく、ガイド103に接して設けられていてもよく、ガイド103とは離れた位置に設けられていてもよい。また、第2の表示装置105は、撮像装置102と同じ筐体に組み込まれていてもよく、撮像装置102とは別に設けられていてもよい。
図5は、第1実施形態に係るゲート装置10におけるユーザの移動経路を説明するための平面模式図である。図6は、第1実施形態に係るゲートシステム1の動作の概略を示すフローチャートである。図5に複数個図示されているユーザUは、それぞれ、領域R1、R2、R3、R4、R5にいるユーザを模式的に示している。ユーザUに付されている矢印は、各々の進行方向を示しており、ユーザUの顔の向きは通常は矢印の向きと一致している。図6に示されているフローチャートは、1人のユーザがゲート装置10を通過する際に行われる処理を時系列に沿って示したものである。図5に示されているユーザの位置を適宜参照しながら、図6のフローチャートに沿ってゲートシステム1の動作を説明する。
ステップS101において、制御装置101は、領域R1にいるユーザUを入口ENを介して領域R2の中の撮像範囲に誘導する処理を行う。この処理は、例えば、制御装置101が第1の表示装置104を制御して、入口ENから進入可能であることを示す矢印等の情報を表示させるものであり得る。なお、ゲートシステム1の稼働時において常にこのような進入可能表示がなされるように設定されている場合にはステップS101の処理は省略可能である。
また、ゲートシステム1にスピーカ等の音声による誘導装置が別途設けられている場合には、ステップS101の処理は制御装置101による誘導の処理は誘導用の音声を発するものであってもよい。
ステップS102において、制御装置101は、領域R2にいるユーザUの虹彩画像を撮像する処理を行う。この処理は、例えば、制御装置101が撮像装置102を制御して、ユーザUの虹彩を含む画像を撮像する処理であり得る。この処理は、例えば、所定のフレームレートで複数の画像を連続撮像し、焦点FにユーザUが到達したタイミングで得られた画像を照合用の虹彩画像として選択するというものであり得る。取得された虹彩画像は後続の認証処理に用いるために認証装置20に送信される。また、取得された虹彩画像は記憶装置107に記憶されてもよい。
なお、撮像装置102は、ユーザUの両目の虹彩を同時に撮像することができるように画角の設定がなされていることが望ましい。この場合、一度の撮像で片目だけを撮像する場合と比べて多くの特徴を取得することができる。
ステップS103において、認証装置20のCPU201は、撮像されたユーザUの虹彩画像から特徴量を抽出する。
ステップS104において、認証装置20のCPU201は、ユーザUの特徴量と認証装置20のHDD204にあらかじめ記憶されている1又は複数の登録者の特徴量とを照合して、ユーザUが登録者のいずれかと同一人物であるか否かを判定する。なお、登録者とは、ゲート装置10を通過する権限を有する人物である。この判定結果は認証装置20からゲート装置10に送信される。
なお、ステップS103及びステップS104の認証処理は、ユーザUが領域R2から領域R3へと移動するまでの期間に行われる。
認証装置20のCPU201によってユーザUが登録者であると判定された場合(ステップS105におけるYES)、処理はステップS106に移行する。認証装置20のCPU201によってユーザUが登録者ではないと判定された場合(ステップS105におけるNO)、処理はステップS107に移行する。
ステップS106において、制御装置101はユーザUの通過を許可するための制御を行う。この制御の具体例としては、開閉部材106を開状態に制御して、ユーザUが領域R4を通過できるようにするというものが挙げられる。また、制御装置101は、第2の表示装置105にユーザUがゲート装置10を通過可能であることを示す情報を表示させることにより、ユーザUに通過可否の情報を提示する処理を行ってもよい。これらの処理により、ユーザUは領域R5に誘導される。
ユーザUは、ステップS106において開閉部材106が開状態に制御された場合には、領域R3から領域R4を介して出口EXから退出し、領域R5に移動する。
ステップS107において、制御装置101はユーザUの通過を不許可とするための制御を行う。この制御の具体例としては、開閉部材106を閉状態に制御して、ユーザUが領域R4を通過できないようにするというものが挙げられる。また、制御装置101は、第2の表示装置105にユーザUがゲート装置10を通過不可能であることを示す情報を表示させることにより、ユーザUに通過可否の情報を提示する処理を行ってもよい。
ユーザUは、ステップS107において開閉部材106が閉状態に制御された場合には、領域R4に移動できないため、領域R1に戻る。あるいは、ユーザUは、領域R2に戻り再び認証を受けてもよい。
以上のように、本実施形態のゲート装置10において、ユーザの移動経路は、ユーザの撮像が行われる第1の部分(領域R2)と、撮像が行われた後のユーザが通過する第2の部分(領域R3)とを含んでいる。ここで、第1の部分は、撮像装置102の光軸OAと平行に第1の領域から撮像装置102に向かう第1の方向(図4における右方向)に延在している。また、第2の部分は、第1の部分の終端から第1の方向とは平行でない第2の方向(図4における右下方向)に延在している。
一般に虹彩認証等の画像を用いた認証方法では、ユーザの顔を正面から撮像した画像を用いることで認証精度が向上する。本実施形態では、ユーザの撮像が行われる第1の部分が撮像装置102の光軸に沿う第1の方向に延在しているため、図5の領域R2内に示されているように、撮像前のユーザは撮像装置102の撮像面に向かって移動している。したがって、撮像装置102はユーザの顔を正面から撮像することができる。これにより、生体認証の精度が向上される。また、本実施形態では、撮像が行われた後のユーザが通過する第2の部分は、第1の方向とは平行でない第2の方向に延在している。撮像後のユーザは、図5の領域R3内に示されているように、撮像装置102とは異なる方向に向かって移動する。これにより、ユーザは、撮像装置102に妨げられることなくスムーズに移動することができる。したがって、ユーザの顔を正面から撮像する位置に撮像装置102を配置してもユーザの通過が妨げられない。以上により、本実施形態によれば、通過中のユーザの生体認証をより高精度に行うことができるゲート装置10が提供される。
また、撮像後のユーザは、撮像装置102とは異なる方向に向かって移動することにより撮影範囲外に速やかに退避するため、撮像された画像内で複数のユーザが重なることによって認証が失敗する可能性も低減される。
[第2実施形態]
本実施形態のゲートシステム1においては、開閉部材106の位置が第1実施形態と相違するが、それ以外の構成については第1実施形態と同様である。以下では主として第1実施形態との相違点について説明するものとし、共通部分については説明を省略又は簡略化する。
図7は、第2実施形態に係るゲート装置10の全体構成を示す平面模式図である。本実施形態においては、開閉部材106は、領域R2の中に設けられている。より具体的には、開閉部材106は、ユーザの撮像が行われる範囲である焦点Fよりも撮像装置102に近い位置に設けられている。この構成においても第1実施形態と同様に、認証結果に応じて開閉部材106を制御してユーザの通過を制限することができる。
本実施形態においても第1実施形態と同様の効果が得られる。また、本実施形態の構成では、撮像が行われる位置と開閉部材106の距離が近いため、撮像状態が適切でないために通過が不許可になった場合に、ユーザが撮像位置に戻りやすく、再び撮像をすることが容易である。したがって、本実施形態のゲート装置10は、再撮像が可能な運用がなされる場合において、第1実施形態の構成に比べてスムーズに生体認証を行うことができる。
図8は、第2実施形態の変形例に係るゲート装置10の全体構成を示す平面模式図である。本変形例においては、開閉部材106は、領域R3の中に設けられている。この構成においても第1実施形態と同様に、認証結果に応じて開閉部材106を制御してユーザの通過を制限することができる。
本変形例においても第1実施形態と同様の効果が得られる。また、本変形例においては図7の構成よりも撮像が行われる位置と開閉部材106の距離が遠いものの、図4の構成と比べれば近いため、第1実施形態の場合よりも再撮像を行いやすい。したがって、本変形例の構成においても、ゲート装置10は、再撮像が可能な運用がなされる場合において、第1実施形態の構成に比べてスムーズに生体認証を行うことができる。
[第3実施形態]
本実施形態のゲートシステム1は、第1実施形態のゲート装置を複数個備え、2つのゲート装置が縦続接続されている構造をなしている。2つのゲート装置の各々の構成については第1実施形態と概ね同様である。以下では主として第1実施形態との相違点について説明するものとし、共通部分については説明を省略又は簡略化する。
図9は第3実施形態に係るゲートシステム1の全体構成を示す平面模式図である。ゲートシステム1は、2つのゲート装置10a、10bを備えており、第1のゲート装置10aと第2のゲート装置10bとが縦続接続されている。
ゲート装置10aは、図4で述べた構成に対し、ガイド103の形状が異なっている。ガイド103により画定されるユーザの移動経路は、領域R2、R3、R4に加え、領域R7(第3の部分)を更に有している。領域R2の終端は領域R3と領域R7とに分岐している。言い換えると、領域R7は、領域R2の終端から、領域R2が延在している方向(すなわち、光軸OAの方向)とは平行でなく、領域R3が延在している方向とも平行でない方向(第3の方向)に延在している。ユーザは、生体認証の結果に応じて領域R3又は領域R7のいずれかに誘導される。なお本実施形態においては、領域R4の終端を出口EX3と呼ぶ。
領域R7の終端は、ゲート装置10bの領域R2の始端に接続されており、領域R7を通過したユーザはゲート装置10bの入口に導かれる。ゲート装置10bもゲート装置10aと同様に2つの領域に分岐している。ユーザは、生体認証の結果に応じて2つの領域のいずれかを介して出口EX1又は出口EX2に導かれる。
なお、図9においては、開閉部材106の図示が省略されているが、開閉部材106は第1実施形態又は第2実施形態で述べたような位置に設けられていてもよく、設けられていなくてもよい。以下の説明では、開閉部材106は設けられておらず、第2の表示装置105が誘導表示を行うことでユーザの移動方向を誘導するものとする。
図10は、第3実施形態に係るゲートシステム1の動作の概略を示すフローチャートである。図10に示されているフローチャートは、1人のユーザがゲート装置10a、10bを通過する際に行われる処理を時系列に沿って示したものである。
ステップS201において、制御装置101は、領域R1にいるユーザを入口ENを介してゲート装置10aの領域R2の中の撮像範囲内に誘導する処理を行う。この処理は、第1実施形態のステップS101と同様である。
ステップS202において、ゲート装置10a及び認証装置20は、第1の認証処理を行う。第1の認証処理の内容は、図6のステップS102、S103、S104と同様であるため説明を省略する。
認証装置20のCPU201によってユーザが登録者であると判定された場合(ステップS203におけるYES)、処理はステップS204に移行する。認証装置20のCPU201によってユーザが登録者ではないと判定された場合(ステップS203におけるNO)、処理はステップS205に移行する。
ステップS204において、制御装置101は、ユーザを出口EX3に誘導するための制御を行う。この制御の具体例としては、第2の表示装置105に矢印等によりユーザが進行すべき方向を示す誘導表示をするというものが挙げられる。ユーザが誘導に従って出口EX3から退出して領域R5に移動すると本処理は終了する。
ステップS205において、制御装置101は、ユーザをゲート装置10bの撮像範囲内に誘導するための制御を行う。ユーザが誘導に従ってゲート装置10bに移動すると、ステップS206において、ゲート装置10b及び認証装置20は、第2の認証処理を行う。第2の認証処理の内容は、図6のステップS102、S103、S104と同様であるため説明を省略する。
認証装置20のCPU201によってユーザが登録者であると判定された場合(ステップS207におけるYES)、処理はステップS208に移行する。認証装置20のCPU201によってユーザが登録者ではないと判定された場合(ステップS207におけるNO)、処理はステップS209に移行する。
ステップS208において、制御装置101は、ユーザを出口EX2に誘導するための制御を行う。ステップS209において、制御装置101は、ユーザを出口EX1に誘導するための制御を行う。ユーザが誘導に従って出口EX1又は出口EX2から退出すると本処理は終了する。
出口EX1は登録者であるとは判定されなかったユーザが退出する出口であるため、出口EX2、EX3とは管理状態が異なる領域に接続されている。なお、出口EX2と出口EX3はいずれも登録者であると判定されたユーザが退出する出口であるため、出口EX2と出口EX3は、退出後に合流していてもよく、出口EX2と出口EX3は、同一の出口であってもよい。
本実施形態においても第1実施形態と同様の効果が得られる。また、本実施形態の構成では、登録者であると判定されたユーザと登録者ではないと判定されたユーザとが異なる移動経路に導かれる。したがって、あるユーザが登録者ではないと判定された場合でもゲート装置10a、10b内にユーザが滞留して人流が止まることがない。また、本実施形態では、2つのゲート装置10a、10bが縦続接続されているため、撮像、照合処理等のエラーによりゲート装置10aでの認証が失敗した場合であっても人流を止めることなくゲート装置10bで再認証を行うことができる。したがって、よりスムーズに生体認証を行うことができる。
[第4実施形態]
上述の実施形態における撮像装置102の一例として、虹彩認証に用いられ得る撮像装置102の具体的な構成例を第4実施形態として説明する。本実施形態の撮像装置102は、通過中のユーザの虹彩を含む画像を撮像する装置である。
図11は、第4実施形態に係る撮像装置102の全体構成例を示すブロック図である。撮像装置102は、制御装置101から入力された制御情報に基づいて認証領域に存在するユーザを撮像し、撮像した画像を制御装置101へ出力する。本実施形態における撮像装置102は、可視光カメラ121、虹彩撮像用カメラ122、バンドパスフィルタ123、ハーフミラー124及び表示部125を備える。
可視光カメラ121は、ユーザの顔、目等の画像を可視光により撮像する撮像装置である。可視光カメラ121は、認証対象者の顔の少なくとも一部を含む全体画像(第1画像)を撮像する。可視光カメラ121には、制御装置101における画像処理に適するように、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等を用いたデジタルカメラが用いられ得る。なお、可視光カメラ121は、ユーザに向けて照明光を照射する光源を更に備え得る。
虹彩撮像用カメラ122は、赤外光照射装置122a及び赤外光カメラ122bからなる撮像装置であり、ユーザの目の画像(第2画像)を赤外光により撮像する。すなわち、本実施形態における撮像装置102は、異なる波長域の光でユーザをそれぞれ撮像する2種類のカメラを有している。
赤外光照射装置122aは、赤外光LED等の赤外光を発する発光素子を含む。赤外光照射装置122aから照射される赤外光の波長は、例えば、800nm程度の近赤外領域であり得る。
赤外光カメラ122bは、赤外光に対して感度を有するように構成された受光素子を含む。赤外光カメラ122bには、CMOSイメージセンサ、CCDイメージセンサ等を用いたデジタルカメラが用いられ得る。赤外光照射装置122aから赤外光をユーザの目に照射し、虹彩で反射した赤外光を赤外光カメラ122bで撮像することにより、虹彩認証に用いられる虹彩画像を含む目の画像を取得する。赤外光により撮像された虹彩画像を取得することにより、虹彩の色によらず高コントラストな画像が得られ、かつ角膜による反射の影響を低減することができる。
バンドパスフィルタ123は、赤外域に通過帯域を有し、可視域に阻止帯域を有する光学フィルタである。すなわち、バンドパスフィルタ123は、ユーザ側から入射する可視光を透過させず、所望の波長の赤外光を選択的に透過させることができる。
ハーフミラー124は、ユーザ側から入射する可視光の一部を反射しつつ、可視光の他の部分を透過する。また、本実施形態におけるバンドパスフィルタ123及びハーフミラー124は、可視光を反射する鏡面を有している。これにより、ユーザは、バンドパスフィルタ123及びハーフミラー124の鏡面に映っている自身の顔を確認できる。
表示部125は、上述の実施形態の第2の表示装置105に対応する部分である。言い換えると、本実施形態では第2の表示装置105が表示部125として撮像装置102に組み込まれているものとする。
制御装置101は、可視光カメラ121で撮像された全体画像に基づいてユーザ(認証対象者)の目の位置を検出し、ユーザの目の高さに応じた赤外光カメラ122bを選択し、ユーザの虹彩を撮像させる。
また、制御装置101は、赤外光カメラ122bで撮像された目の画像から虹彩画像を抽出するとともに、当該虹彩画像に基づく虹彩認証の実行を認証装置20に要求する。そして、制御装置101は、認証装置20における認証結果を表示部125に表示する。なお、表示部125に文字等が表示されている状態においては、ユーザの視線が表示部125の方に誘導され易いことから、制御装置101は赤外光カメラ122bによってユーザの虹彩を撮像する前に表示部125を非表示に制御すると好適である。
続いて、図12乃至図14を参照しながら、撮像装置102の構造について説明する。図12は、撮像装置102の斜視図である。図13は、撮像装置102の正面図である。図14は、撮像装置102の透過側面図である。
図12では、バンドパスフィルタ123、ハーフミラー124及び表示部125は、筺体126の同一面側に配置されている。バンドパスフィルタ123は、鉛直方向においてハーフミラー124の上方に配置されている。一方、表示部125は、鉛直方向においてハーフミラー124の下方に配置されている。なお、筺体126の内部には、上述した可視光カメラ121及び虹彩撮像用カメラ122が収容される(図13及び図14参照)。
また、筺体126の底部は、支柱127の上端部に接続されている。支柱127の長さは、認証対象者の身長の範囲に応じて適宜変更され得る。また、支柱127には、可視光カメラ121、虹彩撮像用カメラ122(赤外光照射装置122a/赤外光カメラ122b)及び表示部125の電源ケーブル(不図示)を中心軸に沿って通せる内部空間が形成されていると好適である。支柱127の下端部は、円盤形状の支持台128に接続されている。
図13では、バンドパスフィルタ123と、ハーフミラー124と、表示部125の前面を覆うカバー125a(図14参照)を筺体126から取り外した状態が示されている。図13及び図14に示されるように、正面視で筺体126の左側には、4台の赤外光照射装置122aが鉛直方向、かつ、一直線上に並んで配置されている。また、4台の赤外光照射装置122aの右側には、3台の赤外光カメラ122bが鉛直方向、かつ、一直線上に並んで配置されている。
図14に示されるように、バンドパスフィルタ123は、複数の赤外光カメラ122bの各々の受光面を覆いつつ、可視光カメラ121の受光面を覆わないように筺体126に1つのみ設けられている。このため、所定の波長の赤外光のみが赤外光カメラ122bに選択的に入射できる。また、筺体126への取り付けが容易であり、かつ、製造コストも抑制できる利点がある。
一方、ハーフミラー124は、可視光カメラ121の受光面を覆うように設けられている。赤外光は可視光カメラ121へ入射されないため、制御装置101は全体画像の中からユーザの顔(特に、目)を高精度で検出できる。
また、可視光カメラ121は、赤外光カメラ122b及びバンドパスフィルタ123の下方に配置されている。このため、可視光カメラ121は、赤外光カメラ122b及びバンドパスフィルタ123の上方に配置される場合よりもユーザの顔を撮像し易くなる。
また、3台の赤外光カメラ122bは、鉛直方向において一定の間隔D1で配置されている。これにより、撮像対象となるユーザの目の高さ位置(あるいは身長の範囲)と虹彩の撮像に用いる赤外光カメラ122bとの対応付けが、容易になっている。なお、最も低い位置にある赤外光カメラ122bと可視光カメラ121との間隔D2は、間隔D1と異なる長さでもよいし、同じ長さでもよい。
また、表示部125の前面には、アクリル樹脂等から形成された透明なカバー125aが設けられている。なお、カバー125aの代わりにハーフミラー124を設けてもよい。
更に、3台の赤外光カメラ122bの各々の受光面は、鉛直方向において異なる高さの位置で一直線上に並んでいる。これにより、複数の赤外光カメラ122bの各々の焦点位置は、鉛直方向において一直線上に揃う。
図15は、撮像装置102の鉛直方向における視野範囲を説明する図である。ここでは、撮像装置102が配置されている位置P0から焦点距離FLにある位置P1までユーザUが移動したときに、3台の赤外光カメラ122bのいずれかによって撮像処理が行われる場合が示されている。また、鉛直方向に並んでいる3台の赤外光カメラ122bの視野範囲は、それぞれ破線により示されている。視野範囲AとB、BとCは、位置P1において一部の領域がそれぞれ重なり合っている。そして、3つの視野範囲A、B、Cは、全体として1つの大きな視野範囲を形成する。当該視野範囲の鉛直方向における長さは、符号Hにより示されている。なお、当該視野範囲の水平方向の長さは、3台の赤外光カメラ122bの間で共通であるものとする。また、可視光カメラ121の視野範囲Dは、ユーザUの全身を撮像できるように広く設定されている。例えば、可視光カメラ121から焦点距離FLだけ離れた位置において、視野範囲Dは、鉛直方向に、地面から約3mの高さまでを含むように、可視光カメラ121の画角が設定される。これにより、ユーザUが赤外光カメラ122bの焦点距離FLにいるとき、可視光カメラ121は、ユーザUの身長によらずにユーザUの足元から頭部までを概ね撮像できる。
以上のように、本実施形態によれば、第1乃至第3実施形態のゲート装置10に適用可能な撮像装置102が提供される。以下、本実施形態の撮像装置102の利点を説明する。
一般に、虹彩認証を高精度で行うためには、ユーザUが被写界深度に存在する間に高フレームレートで高解像度の画像を撮像する必要がある。しかしながら、汎用のカメラ1台によって要求される撮像画像の水準を満たすことは困難である。
これに対し、本実施形態の撮像装置102では、赤外光カメラ122bを鉛直方向に3台並べて配置するとともに、ユーザUの目領域を撮像する赤外光カメラ122bを選択する。この際、制御装置101は、選択した赤外光カメラ122bにおいて高速に読み出す注視領域も決定する。注視領域は、例えば水平方向に並ぶ両目の距離及び一般的な目の大きさを考慮して決定される。制御装置101は、注視領域内に虹彩が含まれるように撮像装置102の撮像処理を制御する。これにより、制御装置101は、高解像度の虹彩画像を取得できる。すなわち、汎用の赤外光カメラ122bを用いる場合でも、虹彩認証において要求される撮像画像の水準を満たすことができる。
一般に虹彩認証等の画像を用いた認証方法では、ユーザの顔を正面から撮像した画像を用いることで認証精度が向上する。しかしながら、ユーザが外部から複数のカメラを視認できる状態の場合には、ユーザは虹彩画像の撮像に最適な高さにあるカメラ以外のカメラの方を見てしまう問題が生じ得る。
これに対し、本実施形態では、複数の赤外光カメラ122bの各々の受光面は、一つのバンドパスフィルタ123(光学フィルタ)によって、纏めて覆われる。すなわち、本実施形態の撮像装置102は、ユーザが複数の赤外光カメラ122bを外部から視認できない構成であるため、ユーザは撮像装置102に対して自然と正面を向くようになり、上述のような問題は生じない。以上により、本実施形態によれば、撮像装置102はユーザの顔を正面に位置する赤外光カメラ122bによって撮像できるため、認証装置20はユーザの虹彩認証をより高精度に行うことができる。
特に、本実施形態におけるバンドパスフィルタ123は、ユーザ側から見たときに鏡面として視認される。バンドパスフィルタ123にはユーザの像が映る。ユーザは、バンドパスフィルタ123に映る自身の顔を直視するため、撮像装置102に対して自然と正対する。このように、ユーザが自身の顔を鏡面上で確認し易く構成されているため、虹彩認証の精度を更に向上させることができる。
したがって、本実施形態によれば、虹彩認証の精度が向上された撮像装置102が提供される。
上述の実施形態において説明した装置は以下の第5実施形態のようにも構成することができる。
[第5実施形態]
図16は、第5実施形態に係るゲートシステムの構成を示すブロック図である。ゲートシステム1は、撮像装置102及びガイド103を備える。ゲートシステム1は、第1の領域と第2の領域の間に配置される。ガイド103は、第1の領域から第2の領域へのユーザの移動経路を画定する。撮像装置102は、ユーザを撮像して、生体認証に用いられる画像を取得する。移動経路は、ユーザの撮像が行われる第1の部分と、撮像が行われた後のユーザが通過する第2の部分とを含む。第1の部分は、撮像装置102の光軸と平行に、第1の領域から撮像装置102に向かう第1の方向に延在している。第2の部分は、第1の部分の終端から、第1の方向とは平行でない第2の方向に延在している。
本実施形態によれば、通過中のユーザの生体認証をより高精度に行うことができるゲートシステム1が提供される。
[変形実施形態]
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、いずれかの実施形態の一部の構成を他の実施形態に追加した例や、他の実施形態の一部の構成と置換した例も、本発明の実施形態である。
上述の実施形態において、認証装置20において行われる生体認証の例として虹彩認証及び顔認証を例示しているが、ゲート装置10を通過中のユーザの画像から抽出され得る生体情報を用いるものであればこれらに限定されるものではない。例えば、認証装置20において行われる生体認証が耳介認証又は歩容認証であってもよい。
しかしながら、認証装置20において行われる生体認証は、少なくとも虹彩認証を含むことが望ましい。虹彩認証の認証精度は、撮像の角度の影響を受けやすいため、正面から撮像を行うことが可能な上述の実施形態の構成がより有効であるためである。認証装置20において行われる生体認証は、少なくとも虹彩認証と顔認証の二要素認証であることも望ましい。虹彩と顔の両方を照合して認証を行うことにより認証精度がより向上するためである。
上述の実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記録させ、記憶媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記憶媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記憶媒体だけでなく、そのプログラム自体も各実施形態に含まれる。また、上述の実施形態に含まれる1又は2以上の構成要素は、各構成要素の機能を実現するように構成されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の回路であってもよい。
該記憶媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD(Compact Disk)-ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記憶媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の各実施形態の機能により実現されるサービスは、SaaS(Software as a Service)の形態でユーザに対して提供することもできる。
なお、上述の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
第1の領域と第2の領域の間に配置されるゲートシステムであって、
前記第1の領域から前記第2の領域へのユーザの移動経路を画定するガイドと、
前記ユーザを撮像して、生体認証に用いられる画像を取得する撮像装置と、
を備え、
前記移動経路は、前記ユーザの撮像が行われる第1の部分と、撮像が行われた後の前記ユーザが通過する第2の部分とを含み、
前記第1の部分は、前記撮像装置の光軸と平行に、前記第1の領域から前記撮像装置に向かう第1の方向に延在しており、
前記第2の部分は、前記第1の部分の終端から、前記第1の方向とは平行でない第2の方向に延在している、
ゲートシステム。
(付記2)
前記撮像装置の光学系の焦点は、前記第1の部分に含まれている、
付記1に記載のゲートシステム。
(付記3)
前記撮像装置の撮像範囲外に前記第2の部分の少なくとも一部が含まれている、
付記1又は2に記載のゲートシステム。
(付記4)
前記撮像装置により取得された画像に基づく前記生体認証によって前記ユーザが登録者であると判定された場合に、前記ユーザは前記第2の領域に誘導される、
付記1乃至3のいずれか1項に記載のゲートシステム。
(付記5)
前記移動経路内に、前記生体認証の結果に応じて開閉可能に設けられた開閉部材を更に備える、
付記1乃至4のいずれか1項に記載のゲートシステム。
(付記6)
前記開閉部材は、前記第2の部分と前記第2の領域との間に設けられている、
付記5に記載のゲートシステム。
(付記7)
前記開閉部材は、前記第1の部分であって、前記ユーザの撮像が行われる範囲よりも前記撮像装置に近い位置に設けられている、
付記5に記載のゲートシステム。
(付記8)
前記開閉部材は、前記第2の部分に設けられている、
付記5に記載のゲートシステム。
(付記9)
前記生体認証は、前記ユーザの虹彩を含む画像を用いて前記ユーザの照合を行う方式である、
付記1乃至8のいずれか1項に記載のゲートシステム。
(付記10)
前記生体認証は、前記ユーザの虹彩を含む画像及び前記ユーザの顔を含む画像を用いて前記ユーザの照合を行う方式である、
付記1乃至9のいずれか1項に記載のゲートシステム。
(付記11)
前記ユーザの撮像が行われる範囲よりも前記第1の部分の始端に近い位置に設けられた第1の表示装置を更に備える、
付記1乃至10のいずれか1項に記載のゲートシステム。
(付記12)
前記第1の表示装置は、前記第1の部分への進入の可否を示す情報を表示する、
付記11に記載のゲートシステム。
(付記13)
前記ユーザの撮像が行われる範囲よりも前記撮像装置に近い位置に設けられた第2の表示装置を更に備える、
付記1乃至12のいずれか1項に記載のゲートシステム。
(付記14)
前記第2の表示装置は、前記生体認証の結果に応じて、前記ゲートシステムの通過の可否を示す情報を表示する、
付記13に記載のゲートシステム。
(付記15)
前記移動経路は、撮像が行われた後の前記ユーザが通過する第3の部分を更に含み、
前記第3の部分は、前記第1の部分の終端から、前記第1の方向とは平行でない第3の方向に延在している、
付記1乃至14のいずれか1項の記載のゲートシステム。
(付記16)
前記第1の部分を通過した前記ユーザは、前記生体認証の結果に応じて前記第2の部分又は前記第3の部分のいずれかに誘導される、
付記15に記載のゲートシステム。
(付記17)
付記16に記載のゲートシステムを複数個備え、
複数の前記ゲートシステムは、第1のゲートシステム及び第2のゲートシステムを含み、
前記第1のゲートシステムの前記第3の部分の終端は、前記第2のゲートシステムの前記第1の部分の始端に接続されている、
ゲートシステム。
(付記18)
前記第1のゲートシステムの前記撮像装置により取得された画像に基づく前記生体認証によって前記ユーザが登録者であると判定されなかった場合に、前記ユーザは前記第1のゲートシステムの前記第1の部分から前記第1のゲートシステムの前記第3の部分に誘導される、
付記17に記載のゲートシステム。
1 ゲートシステム
10、10a、10b ゲート装置
20 認証装置
101 制御装置
102 撮像装置
103 ガイド
104 第1の表示装置
105 第2の表示装置
106 開閉部材
107 記憶装置
121 可視光カメラ
122 虹彩撮像用カメラ
122a 赤外光照射装置
122b 赤外光カメラ
123 バンドパスフィルタ
124 ハーフミラー
125 表示部
125a カバー
126 筐体
127 支柱
128 支持台
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 HDD
205 通信I/F
EN 入口
EX、EX1、EX2、EX3 出口
F 焦点
FL 焦点距離
OA 光軸
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7 領域
U ユーザ

Claims (7)

  1. 第1の領域と第2の領域の間に配置されるゲートシステムであって、
    前記第1の領域から前記第2の領域へのユーザの移動経路を画定するガイドと、
    前記ユーザを撮像して、生体認証に用いられる画像を取得する撮像装置と、
    を各々が備える第1のゲートシステム及び第2のゲートシステムを備え、
    前記第1のゲートシステム及び前記第2のゲートシステムの各々において、
    前記移動経路は、前記ユーザの撮像が行われる第1の部分と、撮像が行われた後の前記ユーザが通過する第2の部分と、撮像が行われた後の前記ユーザが通過する第3の部分とを含み、
    前記第1の部分は、前記撮像装置の光軸と平行に、前記第1の領域から前記撮像装置に向かう第1の方向に延在しており、
    前記第2の部分は、前記第1の部分の終端から、前記第1の方向とは平行でない第2の方向に延在しており
    前記第3の部分は、前記第1の部分の終端から、前記第1の方向とは平行でない第3の方向に延在しており、
    前記第1の部分を通過した前記ユーザは、認証装置により実行される前記生体認証の結果に応じて、制御装置の制御により前記第2の部分又は前記第3の部分のいずれかに誘導され、
    前記第1のゲートシステムの前記第3の部分の終端は、前記第2のゲートシステムの前記第1の部分の始端に接続されている、
    ゲートシステム。
  2. 前記撮像装置の光学系の焦点は、前記第1の部分に含まれている、
    請求項1に記載のゲートシステム。
  3. 前記撮像装置の撮像範囲外に前記第2の部分の少なくとも一部が含まれている、
    請求項1又は2に記載のゲートシステム。
  4. 前記撮像装置により取得された画像に基づく前記生体認証によって前記ユーザが登録者であると前記認証装置により判定された場合に、前記制御装置の制御により前記ユーザは前記第2の領域に誘導される、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のゲートシステム。
  5. 前記移動経路内に、前記生体認証の結果に応じて、前記制御装置の制御により開閉可能に設けられた開閉部材を更に備える、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のゲートシステム。
  6. 前記開閉部材は、前記第2の部分と前記第2の領域との間に設けられている、
    請求項5に記載のゲートシステム。
  7. 前記第1のゲートシステムの前記撮像装置により取得された画像に基づく前記生体認証によって前記ユーザが登録者であると前記認証装置により判定されなかった場合に、前記制御装置の制御により前記ユーザは前記第1のゲートシステムの前記第1の部分から前記第1のゲートシステムの前記第3の部分に誘導される、
    請求項に記載のゲートシステム。
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