JP2014182432A - 券媒体、及び改札機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 より利便性の高い券媒体、及び改札機を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る券媒体は、二次元コード券発行装置により、改札処理に用いられる二次元コード券の発行に用いられるロール状の券媒体であって、前記二次元コード券発行装置により前記改札処理の通行判定に用いられる二次元コードが印刷される第1の面と、予め裏面であることを示す裏面二次元コードが印刷されている第2の面と、を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、券媒体、及び改札機に関する。
鉄道の駅には、各種の駅務処理を行なう駅務機器が設置されている。駅務機器は、例えば、改札機、券売機、精算機、または窓口端末などである。これらの駅務機器は、入場券、定期券、及び乗車券などに対して種々の処理を行う。
近年では、券媒体として、券情報が変換された二次元コードが印刷された媒体(二次元コード券)を利用し、入出場処理等を行う改札システムが提案されている。二次元コード券を処理する駅務機器は、二次元コード券の二次元コードを読み取ることにより券情報を取得し、取得した券情報に基づいて処理を行う。
特開2005−141626号公報
二次元コード券を処理する改札機は、二次元コード券を光学的に読み取り、二次元コードの画像を取得し、取得した二次元コードの画像を券情報に変換する。しかし、改札機は、二次元コードが印刷されていない面が翳された場合、無応答となるという課題がある。
本発明は、より利便性の高い券媒体、及び改札機を提供することを目的とする。
一実施形態に係る券媒体は、二次元コード券発行装置により、改札処理に用いられる二次元コード券の発行に用いられるロール状の券媒体であって、前記二次元コード券発行装置により前記改札処理の通行判定に用いられる二次元コードが印刷される第1の面と、予め裏面であることを示す裏面二次元コードが印刷されている第2の面と、を有する。
図1は、一実施形態に係る改札システムについて説明するための説明図である。 図2は、一実施形態に係る改札システムについて説明するための説明図である。 図3は、一実施形態に係る券媒体について説明するための説明図である。 図4は、一実施形態に係る二次元コード券について説明するための説明図である。 図5は、一実施形態に係る改札機について説明するための説明図である。 図6は、一実施形態に係る改札機について説明するための説明図である。 図7は、一実施形態に係る改札機について説明するための説明図である。
以下、図面を参照しながら券媒体、及び改札機について詳細に説明する。
図1は、改札システム100について説明するための説明図である。改札システムは、利用者の特定のエリアへの入場及び退場などに関する業務を各駅務機器により実行する。なお、ここでは、改札システム100は、鉄道の駅の改札内への入退場に関する業務を行うとして説明する。
図1に示す改札システム100は、種々の駅務機器を備える。改札システム100は、例えば、券売機110、及び改札機140などを備える。
券売機110は、種々の乗車券を発行する発行装置として機能する。券売機110は、券売機110は、例えば利用者により入力される操作に基づいて入場券、普通乗車券、自由席特急券及び指定席特急券などの料金券、回数券、並びに精算券(総じて切符と称する)を発行するためのデータ(切符情報)を生成する。
券売機110は、生成した切符情報に基づいて二次元コードを生成する。さらに、券売機110は、二次元コードを券媒体に印刷し、切符としての二次元コード券150を発行する。
改札機140は、駅の改札口などに設置される。改札機140は、利用者の所持する二次元コード券150に対して改札処理を行う。
以下、各駅務機器の動作について詳細に説明する。
図2は、一実施形態に係る券売機110について説明するための説明図である。
券売機110は、利用者により入力される操作に基づいて二次元コード券150を発行する二次元コード券発行装置である。なお、詳述しないが、券売機110は、切符が有する情報(切符情報)に基づいて利用額の不足分を精算し、精算券を発行する精算機の機能を含む。
券売機110は、制御部111、記憶部112、表示部113、操作部114、現金処理部115、及び二次元コード券処理部116を備える。
制御部111は、券売機110の動作を制御する。また、制御部111は、他の駅務機器とデータの送受信を行うことができる。
記憶部112は、券売機110の制御に必要な制御データ、及び二次元コード券150を発行するために必要な各種のデータを予め格納している。
表示部113は、制御部111の制御に基づいて種々の情報を表示する。表示部113は、液晶表示器などで構成されている。この表示部113は、制御部111による制御に基づいて、券売機110を利用する利用者に対して二次元コード券150の発行業務に必要な各種操作を案内する画面、及び発行する二次元コード券150の内容などの種々の情報を案内する画面などを表示する。
操作部114は、利用者による操作入力に基づいて操作信号を生成する。操作部114は、各種ボタン、または、接触を検知し、検知した接触の位置に基づいて操作信号を生成するタッチパネルなどにより構成される。操作部114は、制御部111による制御に基づいて、利用者による各種操作の入力を受け付ける。例えば、操作部114は、二次元コード券150を発行するのに必要な情報の入力を受け付ける。
現金処理部115は、利用者により投入される紙幣、及び/または貨幣などを処理する。
二次元コード券処理部116は、二次元コード券150の発行を行う。例えば、二次元コード券処理部116は、二次元コードを媒体に印刷する印刷部と、媒体を収容する収容部を備える。二次元コード券150を発行する場合、二次元コード券処理部116は、収容部に収容されている媒体に対して制御部111により生成される二次元コードを印刷する。これにより、二次元コード券処理部116は、切符としての二次元コード券150を発行する。
二次元コード券150を発行する場合、券売機110は、発売画面を表示部113に表示する。券売機110は、操作部114による操作入力を受け付ける。券売機110は、発売画面の表示中における操作入力に基づいて、乗車区間(有効区間)、または出場駅を特定する。なお、券売機110は、乗車区間を利用者に選択させる構成であっても、出場駅を利用者に選択させる構成であってもよい。
乗車区間を利用者に選択させる場合、例えば、券売機110は、券売機110が設置されている駅からの乗車区間毎に金額を示すボタンを表示部113に表示する。券売機110は、このボタンの選択操作に応じて乗車区間を決定する。
出場駅を利用者に選択させる場合、例えば、券売機110は、路線内の駅の一覧をボタンとして表示部113に表示する。券売機110は、このボタンの選択操作に応じて出場駅を決定する。さらに、券売機110は、券売機110が設置されている駅を入場駅として、入場駅から出場駅までを乗車区間として決定する。
また、入場駅を利用者に選択させる構成であってもよい。この場合も、券売機110は、入場駅として選択可能な路線内の駅の一覧をボタンとして表示部113に表示する。券売機110は、このボタンの選択操作に応じて入場駅を決定する。券売機110は、決定した入場駅から出場駅までを乗車区間として決定する。
さらに、券売機110は、券種別、媒体ID(券番号)、利用日(有効期限)、区間(有効区間)などを生成する。券種別は、発行する二次元コード券150の種別を示すものである。例えば、券種別は、普通乗車券、自由席特急券、指定席特急券、精算券などの種類がある。
券番号は、二次元コード券150を識別する為の固有情報である。券売機110は、例えば、二次元コード券150の発行順で券番号を生成する。有効期限は、当該二次元コード券150により改札処理を受けることができる期限を示す情報である。例えば、券売機110は、発効日のみ二次元コード券150が有効になるように有効期限を生成する。
券売機110は、券種別、券番号、有効期限、及び有効区間iに基づいて切符情報を生成する。即ち、切符情報は、券種別、券番号、有効期限、及び有効区間などの情報を含む。
券売機110の二次元コード券処理部116は、生成した切符情報に基づいて二次元コードを生成し、生成した二次元コードを券媒体に印刷する。上記の処理により、券売機110は、二次元コード券150を発行する。
なお、券売機110は、切符情報を如何なる二次元コードに変換する構成であってもよい。券売機110の記憶部112は、切符情報を種々の規格の二次元コードに変換する為のアルゴリズム(またはアプリケーション)を記憶する。制御部111は、記憶部112に記憶されているアルゴリズムを用いて切符情報から二次元コードを生成する。
二次元コードは、水平方向、垂直方向、及びさらに他の方向に情報を持つ表示方式である。二次元コードは、一次元コードに比べ、より多くの情報をコード化できる。即ち、二次元コードは、印字面積を小さくできる。
二次元コードには、例えば、小さな正方形のセルがマトリックス状に配列されたマトリックスコードがある。各セルは、例えば白と黒などの二つの状態で生成される。これにより、二次元コードの各セルは、論理値「0」と「1」とを表現することができる。
図3は、二次元コード券150の発行に用いられる券媒体153の例を示す。券媒体153は、券面情報151および切符情報に基づく二次元コード152を印刷可能な面(表面)と、裏面であることを示す二次元コード(裏面二次元コード)154が既に印刷されている面(裏面)とを有する。券媒体153は、例えばロール状であり、所定間隔毎に裏面に裏面二次元コード154が印刷されている。
二次元コード券処理部116は、券媒体153の表面に券面情報151及び二次元コード152を印刷し、券媒体153を所定の長さで切断する。これにより、二次元コード券処理部116は、図4に示すように、表面に券面情報151及び二次元コード152が印刷され、裏面に裏面二次元コード154が印刷された二次元コード券150を発行することができる。
図4は、券売機110により発行された二次元コード券150の例を示す。
図4に示すように、二次元コード券150の表面には、券種別、券番号、有効区間、有効期限、及び列車情報などの券面情報151、並びに二次元コード152などが印刷される。
券売機110は、利用者の操作に基づいて生成した切符情報に基づいて、券面情報151を可視インクにより印刷する。これにより、利用者は、券面からこの二次元コード券150の切符情報を認識することができる。
また、券売機110は、切符情報に基づいて二次元コード152を媒体の券面に印刷する。さらに、二次元コード券150の裏面には、予め印刷された裏面二次元コード154が印刷されている。
これにより、改札機140は、二次元コード券150の表面と裏面とのどちらが翳されたとしても、二次元コード152及び裏面二次元コード154のいずれかを読み取ることができる。
図5及び6は、改札機140の構成の例を示す。
改札機140は、二次元コード券150から情報を読み取り改札処理を行う。改札機140は、駅の改札口などに設置される。改札機140は、改札口で利用者の所持する切符から取得する情報に基づいて、改札処理を行う。これにより、改札機140は、利用者の通行の可否を判断する。
図5及び図6により示されるように、改札機140は、主制御部141、二次元コード券処理部142、ドア制御部144、ドア145、表示部146、及び本体147を備える。主制御部141、二次元コード券処理部142、ドア制御部144、及び表示部146は、例えばバスなどを介して互いに接続される。
主制御部141は、改札機140の各部の動作を統合的に制御する。主制御部141は、切符情報に基づいて通行判定を行う。主制御部141は、通行判定の結果に基づいてドア制御部144を制御する。さらに、主制御部141は、通行判定の結果に基づいて種々の案内を表示部146に表示するように表示部146を制御する。
なお、主制御部141は、CPU、ROM、RAM、及び不揮発性メモリなどを備える。CPUは、種々の演算処理を行う。CPUは、ROMに記憶されている制御プログラム及び制御データに基づいて種々の処理を行う。例えば、CPUは、ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、通行判定、ドア制御部144の制御、及び表示部146による表示処理を行う。
ROMは、予め改札機140の制御用のプログラム及び制御データなどを記憶する不揮発性のメモリである。RAMは、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。RAMは、CPUの処理中のデータなどを一時的に格納する。また、RAMは、CPUが実行するプログラムを一時的に展開して格納する。
不揮発性メモリは、CPUが実行する処理において用いられるプログラム及びデータを記憶する記憶部である。不揮発性メモリは、通行判定、ドア制御部144の制御、及び表示部146による表示処理などに用いるデータを記憶する。例えば、不揮発性メモリは、運賃データなどを記憶する。
二次元コード券処理部142は、利用者が所持する二次元コード券150に印刷されている二次元コード152または裏面二次元コード154を画像として読み取る。二次元コード券150の表面が翳された場合、二次元コード券処理部142は、読み取った二次元コード152の画像を解析することにより、元のデータ、即ち、切符情報を取得する。二次元コード券処理部142は、取得した切符情報を主制御部141に送信する。
また、二次元コード券150の裏面が翳された場合、二次元コード券処理部142は、読み取った二次元コード154の画像を解析することにより、裏面であることを示す情報を取得する。これにより、二次元コード券処理部142は、翳された面が二次元コード券150の裏面であることを認識することができる。
二次元コード券処理部142は、カメラ、及び解析処理部を備える。またさらに、二次元コード券処理部142は、照明などを備える構成であってもよい。照明は、利用者が提示する二次元コード券150に対して光を照射する。例えば、カメラは、エリアイメージセンサなどを備える。カメラは、照明から射出されて二次元コード券150により反射された光から画像を取得する。これにより、二次元コード券処理部142は、二次元コード券150から二次元コードの画像を取得する。
なお、二次元コード券処理部142は、画像中の二次元コードが印刷されている領域を特定する。二次元コード券処理部142は、特定した領域で画像を切り出す。これにより、二次元コード券処理部142は、二次元コード152または裏面二次元コード154を含む画像を取得することができる。
さらに、二次元コード券処理部142は、取得した二次元コードの画像をデコードし、元の情報を取得する。なお、二次元コード券処理部142は、種々の規格の二次元コードをデコードする為のアルゴリズム(またはアプリケーション)を記憶するメモリを備える。二次元コード券処理部142は、メモリに記憶されているアルゴリズムを用いて二次元コードをデコードし、元の情報を取得する。
図7は、改札機140による改札処理の例を示す。
また、二次元コード券処理部142は、二次元コード券150から二次元コードを読み取る(ステップS21)。
改札機140の主制御部141は、二次元コード券処理部142により読み取った二次元コードが裏面二次元コード154であるか否か判断する(ステップS22)。
二次元コード券処理部142に二次元コード券150の表面が翳された場合、二次元コード券処理部142は、二次元コード券150から二次元コード152を読み取ることができる。この場合、主制御部141は、二次元コード152から元の切符情報を復元することができる。
二次元コード券処理部142に二次元コード券150の裏面が翳された場合、二次元コード券処理部142は、二次元コード券150から裏面二次元コード154を読み取ることができる。この場合、主制御部141は、二次元コード152の裏面が翳されたことを認識することができる。
二次元コード券処理部142に二次元コード券150の表面が翳されたと判断した場合、主制御部141は、通行判定を行う(ステップS23)。即ち、主制御部141は、二次元コード券処理部142により取得した切符情報と、不揮発性メモリなどにより記憶されている運賃データとに基づいて通行判定を行う。
例えば、主制御部141は、切符情報に基づいて、引去り額(運賃)を算出する。即ち、主制御部141は、切符情報の券種別が乗車券を示す場合、切符情報の有効区間に基づいて、運賃(引去り額)を算出する。主制御部141は、例えば、当該改札機140が設置されている駅が、切符情報の有効区間内であるか否かに基づいて利用者の通行の可否を判定する。即ち、主制御部141は、当該改札機140が設置されている駅が切符情報の有効区間内である場合、利用者の通行を可と判定する。
また、主制御部141は、当該改札機140が特急列車に乗車する為の改札口に設置されている場合、切符情報の券種別を参照し、券種別に特急券を含むか、または、券種別に特急券が含まれるか判定する。主制御部141は、券種別が自由席特急券及び指定席特急券のいずれかである場合、利用者の通行を可と判定する。即ち、主制御部141は、券種別が自由席特急券及び指定席特急券のどちらでもない場合、利用者の通行を不可と判定する。
通行判定が可である場合、主制御部141は、利用者の通行を促す表示を表示部146に表示させ、ドア145を開くようにドア制御部144を制御する(ステップS24)。
また、ステップS22で、二次元コード券処理部142に二次元コード券150の表面が翳されたと判断した場合、主制御部141は、表示部146または図示しないスピーカにより、二次元コード券150の表面が翳されたことを利用者に報知する(ステップS25)。
例えば、二次元コード券処理部142に二次元コード券150の表面が翳されたと判断した場合、主制御部141は、表示部146に二次元コード券150の表面を翳すことを促す情報を表示する。また、二次元コード券処理部142に二次元コード券150の表面が翳されたと判断した場合、主制御部141は、上記のスピーカにより、二次元コード券150の表面を翳すことを促す音声を出力する。
ステップS25で二次元コード券150の表面が翳されたことを利用者に報知した場合、または、ステップS23で通行判定が不可であると判定した場合、主制御部141は、ドア145を閉めるようにドア制御部144に制御信号(閉信号)を送信する(ステップS26)。ドア制御部144は、ドア145の開閉を制御することにより、利用者の通行を制御する。ドア制御部144は、ドア145の開閉を制御するドア開閉機構(図示せず)を備える。ドア制御部144は、主制御部141からの閉信号の有無に基づいて、ドア145の開閉を制御する。ドア制御部144は、主制御部141から閉信号を受信した場合、ドアの開閉機構のモータなどを動作させることにより、ドア145を閉じる。
図5により示されるように、ドア145は、改札機140の本体147の側面部に設置されている。また、通常、複数の改札機140が改札口に並列に設置される。複数の改札機140の本体147により少なくとも1つ以上の通路が形成される。ドア145は、この通路を塞ぐように開閉する。
表示部146は、主制御部141の制御に基づいて、種々の案内を表示する。表示部146は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、または他の表示装置などのうちのいずれかを備える。例えば、表示部146は、通行の可否、残額情報が示す金額、定期券の有効期限、及び、利用者を窓口に誘導する案内などを表示する。
改札機140は、通常、ドア145を開いた状態で維持する。即ち、改札機140のドア制御部144は、ドア145を閉める動作を待つ状態となる。
ここで、例えば、主制御部141による通行判定が行われたとする。主制御部141は、通行判定において、通行不可と判定した場合、ドア145を閉じるようにドア制御部144を制御する。この場合、ドア制御部144は、ドア145を閉じるようにドアの開閉機構のモータなどを動作させる。これにより、改札機140は、通行不可と判定された切符を所持する利用者の通行を防ぐことができる。
上記した券売機110は、裏面に裏面二次元コード154が印刷された券媒体153の表面に、二次元コード152及び券面情報151を印刷し、二次元コード券150を発行することができる。これにより、改札機140は、二次元コード152と裏面二次元コード154とのいずれかを必ず読み取ることができる。この為、改札機140は、二次元コード券150の裏面が翳された場合であっても、無応答とならずに表面を翳すことを促す案内を利用者に報知することができる。この結果、より利便性の高い券媒体、及び改札機を提供することができる。
なお、上記の実施形態では、鉄道に設置される駅務機器における処理の例について説明したが、改札システム100は、例えば飛行機の登場口及び飛行機の搭乗券などにも同様に実施することができる。
また、券売機110は、券媒体153に特殊な印刷方法により裏面二次元コード154を印刷する構成であってもよい。例えば、券売機110は、券媒体153に凹版印刷により裏面二次元コード154を印刷する。これにより、券売機110は、触覚的に二次元コード券150の裏面を利用者に認識させることができる二次元コード券150を発行することができる。
また、券売機110は、予め裏面にエンボス加工が施された券媒体153を用いて二次元コード券150を発行する構成であってもよい。この構成によっても、券売機110は、触覚的に二次元コード券150の裏面を利用者に認識させることができる二次元コード券150を発行することができる。
なお、上述の各実施の形態で説明した機能は、ハードウエアを用いて構成するに留まらず、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現することもできる。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
100…改札システム、110…券売機、111…制御部、112…記憶部、113…表示部、114…操作部、115…現金処理部、116…二次元コード券処理部、140…改札機、141…主制御部、142…二次元コード券処理部、144…ドア制御部、145…ドア、146…表示部、147…本体、150…二次元コード券、151…券面情報、152…二次元コード、153…券媒体、154…裏面二次元コード。

Claims (3)

  1. 二次元コード券発行装置により、改札処理に用いられる二次元コード券の発行に用いられるロール状の券媒体であって、
    前記二次元コード券発行装置により前記改札処理の通行判定に用いられる二次元コードが印刷される第1の面と、
    予め裏面であることを示す裏面二次元コードが印刷されている第2の面と、
    を有する券媒体。
  2. 前記裏面二次元コードが前記第2の面に所定間隔置きに印刷されている請求項1に記載の券媒体。
  3. 二次元コード券から二次元コードを読み取る読取部と、
    前記二次元コードに基づいて、二次元コード券の表面が翳されたか裏面が翳されたか判定する表裏判定部と、
    二次元コード券の表面が翳されたと判定した場合、前記二次元コードの情報に基づいて通行判定を行う通行判定手段と、
    二次元コード券の裏面が翳されたと判定した場合、前記二次元コード券の表面を翳すことを促す情報を報知する報知部と、
    前記表裏判定部または前記通行判定部手段の判定結果に基づいて、前記利用者の通行を制御する通行制御部と、
    を具備する改札機。
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