JP2017159375A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートを綴じているバインダーに、シートを追加して綴じる場合であっても、バインダーに綴じられる複数のシートの周縁を揃えることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、穿孔部51と、第1搬送ローラー対71と、記憶部10と制御部9とを備える。穿孔部51は、バインダーBにシートSを綴じるためにシートSを穿孔する。第1搬送ローラー対71は、穿孔部51に向かってシートSを搬送する。記憶部10は、穿孔部51がシートSを穿孔する前に、バインダーBに綴じられたシートSの枚数を示す第1情報を記憶する。制御部9は、第1情報に基づいて第1搬送ローラー対71を制御し、穿孔部51に対するシートSの位置を変更する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、リング製本装置を備える画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。リング製本装置は、用紙束(シートの束)の一辺を穿孔してリングバインダ用の穴を設ける。リング製本装置は、用紙束の各用紙の穴の縁を結んだ包絡線が円弧状に湾曲した穴となるように、リングバインダ用の穴の穿孔位置を用紙の1枚毎、或いは用紙の複数枚毎に変更する。穴を穿孔された用紙がリング製本されると、リングバインダと反対側の端面が揃う。
特開2012−45879号公報
しかしながら、特許文献1に記載のリング製本装置では、1つのジョブで印刷された用紙の用紙束をリング製本する。従って、リング製本された冊子に用紙を追加すると、冊子の端面、すなわち用紙束の周縁が揃わない可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、シートを綴じているバインダーに、シートを追加して綴じる場合であっても、バインダーに綴じられる複数のシートの周縁を揃えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の観点に係る画像形成装置は、穿孔部と、搬送部と、記憶部と、制御部とを備える。穿孔部は、バインダーにシートを綴じるために前記シートを穿孔する。搬送部は、前記穿孔部に向かって前記シートを搬送する。記憶部は、前記穿孔部が前記シートを穿孔する前に、前記バインダーに綴じられたシートの枚数を示す第1情報を記憶する。制御部は、前記第1情報に基づいて前記搬送部を制御し、前記穿孔部に対する前記シートの停止位置を変更する。
本発明によれば、シートを綴じているバインダーに、シートを追加して綴じる場合であっても、バインダーに綴じられる複数のシートの周縁を揃えることができる。
実施形態に係る画像形成装置を示す構成図である。 実施形態に係る画像形成装置を示すブロック図である。 実施形態に係るパンチ処理部の構成図である。 実施形態に係るシートSを綴じるバインダーBを示す断面図である。 (a)実施形態に係る制御部が変更するシートの搬送距離の第1の具体例を示す。(b)実施形態に係る制御部が変更するシートの搬送距離の第2の具体例を示す。 実施形態に係る制御部が変更するシートの搬送距離の第3の具体例を示す。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明する構成要素の全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。複数の図を通じて同一の符号は、同一の構成要素を示している。
図1は、実施形態に係る画像形成装置100の構成図である。図2は、実施形態に係る画像形成装置100を示すブロック図である。画像形成装置100は、例えば複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。画像形成装置100は、スキャナー、複写機、プリンター、及びファクシミリ(FAX)の各機能を有する。
画像形成装置100は、シートSに画像を形成する画像形成ユニット1と、原稿の画像を読み取る画像読取ユニット2と、読み取り対象の原稿を搬送する原稿搬送ユニット3と、ユーザーに画像形成装置100を操作させるための操作パネル4と、パンチ処理部5と、ステープル処理部6と、シート搬送機構7と、制御部9と、記憶部10とを備える。
画像形成ユニット1は、給紙カセット11と、給紙ローラー12と、搬送ローラー対13と、レジストローラー対14と、画像形成部15と、定着部16と、排出ローラー対17と、第1排出トレイ18とを備える。給紙ローラー12は、給紙カセット11からシートSを1枚ずつ繰り出す。給紙ローラー12によって繰り出されたシートSは、搬送ローラー対13及びレジストローラー対14によって画像形成部15まで搬送される。
画像形成部15は、給紙カセット11から搬送されてきたシートSに画像を形成する。画像形成部15は、感光体ドラム151と、帯電装置152と、露光装置153と、現像装置154と、転写ローラー155と、クリーニング装置156とを備える。帯電装置152は、感光体ドラム151を所定の電位に帯電させる。露光装置153は、画像データに基づきレーザー光を出力して感光体ドラム151を露光することで、画像データに応じた静電潜像を感光体ドラム151上に形成する。画像データとしては、例えば、画像読取ユニット2が原稿を読み取って生成した画像データ、又は通信ネットワークを介して外部のコンピューターから受信した画像データが用いられる。
現像装置154は、感光体ドラム151上の静電潜像にトナーを供給して現像し、感光体ドラム151上にトナー像を形成する。転写ローラー155は、感光体ドラム151上のトナー像をシートSに転写する。具体的には、転写ローラー155が感光体ドラム151に圧接されることにより、第1ニップ部が形成される。そして、シートSが第1ニップ部を通過する際、所定の電圧が転写ローラー155に印加され、感光体ドラム151上のトナー像がシートSに転写される。クリーニング装置156は、転写後に感光体ドラム151に残留する残留トナーを除去する。
定着部16は、シートSに形成されたトナー像をシートSに熱定着させる。定着部16は、発熱体を内蔵する加熱ローラーと、加圧ローラーとを備える。加熱ローラー及び加圧ローラーは、それらが圧接されることにより、第2ニップ部を形成する。シートSが第2ニップ部を通過することで、シートSの表面のトナーが溶融及び加熱され、トナー像がシートSに定着する。トナー像がシートSに定着することによって、シートSには画像が形成される。トナー像が定着されたシートSは、排出ローラー対17によって第1排出トレイ18へ排出され、又はパンチ処理部5に向けて搬送される。
パンチ処理部5は、画像が形成されたシートSに対して、パンチ処理を行う。パンチ処理は、パンチ処理部5によってシートSにパンチ穴を形成する処理である。ステープル処理部6は、画像が形成されたシートSに対して、ステープル処理を行う。ステープル処理は、ステープル処理部6によってシートSの束を針等の綴じ具で綴じる処理である。
シート搬送機構7は、搬送部としての第1搬送ローラー対71と、第2搬送ローラー対72と、分岐ガイド73と、排出ローラー対74と、排出ローラー対75と、第2排出トレイ76と、第3排出トレイ77とを備える。第1搬送ローラー対71は、定着部16を通過して搬送されてきたシートSを、搬送方向D1に沿って、パンチ処理部5に向かうようにシートSをパンチ処理部5まで搬送する。
パンチ処理部5は、搬送されてきたシートSに対してパンチ処理を行う。なお、パンチ処理の対象となっていないシートSに対しては、パンチ処理は行われない。パンチ処理部5の構成及びパンチ処理の詳細については、図3〜図6を参照して後述する。パンチ処理部5を通過したシートSは、第2搬送ローラー対72によって分岐ガイド73まで搬送される。
分岐ガイド73は、パンチ処理部5から搬送されてきたシートSの搬送方向D1を、第2排出トレイ76に向かう方向及びステープル処理部6に向かう方向のいずれか一方に切り換える。具体的には、分岐ガイド73は、ステープル処理の対象となっていないシートSの搬送方向D1を、第2排出トレイ76に向かう方向に設定する。また、分岐ガイド73は、ステープル処理の対象となっているシートSの搬送方向D1を、ステープル処理部6に向かう方向に設定する。排出ローラー対74は、分岐ガイド73から搬送されてきたシートS、すなわちステープル処理の対象となっていないシートSを第2排出トレイ76へ排出する。
ステープル処理部6は、分岐ガイド73から搬送されてきたシートS、すなわちステープル処理の対象となっているシートSに対してステープル処理を行う。ステープル処理が行われたシートSの束は、排出ローラー対75によって第3排出トレイ77へ排出される。
制御部9は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部9は、画像形成装置100の動作を制御する。制御部9は、画像形成ユニット1、画像読取ユニット2、原稿搬送ユニット3、操作パネル4、パンチ処理部5、ステープル処理部6、及びシート搬送機構7と通信可能に接続される。例えば、制御部9は、画像形成ユニット1を制御して、画像形成ユニット1に画像の形成を行わせる。また、制御部9は、画像読取ユニット2を制御して、画像読取ユニット2に原稿の画像の読み取りを行わせる。さらに、制御部9は、パンチ処理部5を制御して、パンチ処理部5にパンチ処理を行わせる。さらに、制御部9は、ステープル処理部6を制御して、ステープル処理部6にステープル処理を行わせる。さらに、制御部9は、シート搬送機構7を制御して、画像形成装置100内を搬送されるシートSの搬送を制御する。
記憶部10は、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、二次記憶装置とを含む。二次記憶装置は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリーのような不揮発性の記憶装置である。記憶部10のROMには、制御部9によって実行される種々のコンピュータープログラムが記憶される。制御部9が、ROMからRAMにロードされた各種のコンピュータープログラムを実行することにより、制御部9の機能が実現される。
次に、図3を参照して、パンチ処理部5の構成を説明する。図3は、実施形態に係るパンチ処理部5の構成図である。図3において、図中の右側がシートSの搬送方向D1の上流側であり、図中の左側がシートSの搬送方向D1の下流側である。パンチ処理の対象となっているシートSがパンチ処理部5に搬送されてきた場合、パンチ処理が開始される。
図3に示すように、パンチ処理部5は、穿孔部51と、検知部54とを備える。検知部54は、シートSの搬送方向D1において、第1搬送ローラー対71の下流であって、穿孔部51より上流に設けられる。検知部54は、シートSの側端Eが所定の位置に位置するときに、シートSの側端Eを検知する。例えば、検知部54は、検知部54に対向する位置にシートSの側端Eが位置したときにシートSの側端Eを検知する。検知部54は、例えば、アクチュエーター又は光学センサーである。
検知部54は、例えば、発光素子541と受光素子542とを備える。発光素子541と受光素子542とは、シートSの搬送路Wを介して対向して配置される。発光素子541は、受光素子542へ向けて光を照射する。受光素子542の受光量は、発光素子541と受光素子542との間にシートSが存在している場合と存在していない場合とで異なる。検知部54は、受光素子542の受光量の変化量に基づいて、発光素子541と受光素子542との間にシートSの側端Eが位置したことを検知する。本実施形態において、検知部54は、発光素子541と受光素子542との間にシートSの側端Eが位置したときに側端Eを検知する。ここで、シートSの側端Eは、搬送方向D1に平行なシートSの長手方向の端部である。また、シートSの側端Eは、シートSの長手方向の端部のうち、搬送方向D1に搬送されるシートSの先頭側の端部である。
第1搬送ローラー対71は、穿孔部51に向かってシートSを搬送する。第1搬送ローラー対71は、検知部54がシートSの側端Eを検知してから、制御部9から指示された搬送距離L1だけシートSを搬送方向D1へ搬送させ、シートSを一時的に停止させる。具体的には、制御部9は、第1搬送ローラー対71を制御して、検知部54に対向する位置から搬送距離L1だけシートSを搬送させる。第1搬送ローラー対71の駆動源には、例えばステッピングモーターが採用される。
穿孔部51は、検知部54がシートSの側端Eを検知する位置から離間距離L3だけ離れて設けられている。穿孔部51は、例えばパンチ刃である。穿孔部51は、パンチ方向D2に沿って移動し、搬送路Wを搬送されるシートSを穿孔する。パンチ方向D2は、図3中の上下方向であり、搬送方向D1に直交する。具体的には、穿孔部51は、第1搬送ローラー対71によって搬送距離L1だけ搬送されて停止したシートSを穿孔する。つまり、穿孔部51がパンチ穴を形成する時には、シートSの搬送が停止されている。穿孔部51がシートSを穿孔することによって、シートSの側端Eから所定距離L2だけ離れたシートS上の位置にパンチ穴が形成される。ここで、所定距離L2+離間距離L3=搬送距離L1である。
制御部9は、第1搬送ローラー対71を制御して、シートSの搬送距離L1を変更する。すなわち、制御部9は、第1搬送ローラー対71を制御して、所定距離L2を変更し、穿孔部51に対するシートSの停止位置を変更する。以下、図3〜図6を参照して、制御部9が実行する所定距離L2の変更について具体的に説明する。
図4は、シートSを綴じるバインダーBを示す断面図である。バインダーBは、留具B1を有する。バインダーBは、シートSに形成されたパンチ穴に留具B1を通すことによって、シートSを綴じる。すなわち、穿孔部51は、バインダーBにシートSを綴じるためにシートSを穿孔する。留具B1は、D形状であってもよいし、O形状であってもよい。バインダーBには、バインダーBを識別するための識別情報が割り当てられる。バインダーBに割り当てられた識別情報は、文字列であってもよいし、シリアルナンバーでもよい。
記憶部10は、例えば、バインダーBの識別情報、バインダーBに綴じられたシートSの枚数を示す第1情報、留具B1の形状を示す第2情報、及びバインダーBによるシートSの最大綴じ量を示す第3情報を関連づけて記憶する。記憶部10は、穿孔部51がシートSを穿孔する前に、バインダーBに綴じられたシートSの枚数を示す第1情報を記憶する。すなわち、制御部9は、穿孔部51がシートSを穿孔する度に、記憶部10が記憶する第1情報を更新する。
第2情報は、例えば、留具B1の円弧の一方端と他方端とを結ぶ弦の中心F1から、留具B1の円弧の一方端と他方端との中心までの長さL4を示す情報を含む。第2情報は、例えば、操作パネル4を介して入力される。本実施形態において、留具B1の長さL4は、バインダーBに1枚目に綴じられるシートSの所定距離L2に一致している。ただし、バインダーBに1枚目に綴じられるシートSの所定距離L2と留具B1の長さL4とが一致していなくてもよい。
バインダーBによるシートSの最大綴じ量を示す第3情報は、例えば、バインダーBがシートSを綴じることができる最大枚数Nを示す情報であってもよいし、バインダーBの厚さtを示す情報であってもよい。第3情報は、例えば、予め操作パネル4を介して入力される。
バインダーBの厚さtとは、バインダーBが複数のシートSを綴じるときに、複数のシートSが重なる方向に沿ったバインダーBの長さのことである。例えば、バインダーBの厚さが5cmであり、バインダーに綴じられるシートSの厚さが0.1mmである場合、バインダーBが綴じることができるシートの最大枚数Nは、500枚である。第3情報がバインダーBの厚さtを示す情報である場合、最大枚数Nを算出するためのシートSの厚さは、ユーザーの使用頻度の高いシートSの厚さに予め設定してもよいし、ユーザーが任意の値を予め設定してもよい。以下、本明細書において、第3情報が最大枚数Nを示す場合を例に挙げて説明する。
ユーザーは、例えば、操作パネル4を操作してシートSへの画像の形成を指示すると共に、所定のバインダーBを選択し、シートSへのパンチ処理を画像形成装置100に指示する。例えば、ユーザーは、所定のバインダーBに割り当てられた識別情報を入力することで、所定のバインダーBを選択する。画像の形成の指示と共にパンチ処理を指示されると、制御部9は、選択された所定のバインダーBに綴じられているシートSの枚数を示す第1情報に基づいて、パンチ処理されるシートSが所定のバインダーBに綴じられるときの順位(ページ数)を算出する。
次に、制御部9は、留具B1の形状を示す第2情報とバインダーBが綴じることができるシートSの最大枚数Nを示す第3情報とに基づいて、シートSがバインダーBに綴じられるときの順位に応じた搬送距離L1を算出する。具体的には、制御部9は、バインダーBに綴じられるシートSの順位が1枚目からN/2枚目までである場合、シートSの搬送距離L1を、離間距離L3+長さL4+{長さL4×2×(シートSの順位−1)k/N}、で求める。一方、制御部9は、バインダーBに綴じられるシートSの順位が1+N/2枚目からN枚目までである場合、シートSの搬送距離L1を、離間距離L3+長さL4+{長さL4×2×(N−シートSの順位)k/N}、で求める。
ここで、係数kは、シートSの厚さを表しており、係数kの値を変更することで、搬送距離L1を調整可能である。係数kは、基準値に対するシートSの厚さである。なお、シートSの厚さが、基準値に対して厚ければ、バインダーBに綴じられるシートSの最大枚数Nは小さくなる。一方、シートSの厚さが、基準値に対して薄ければ、バインダーBに綴じられるシートSの最大枚数Nは大きくなる。
制御部9は、選択されたバインダーBの識別情報、第1情報、第2情報、及び第3情報に基づいて、第1搬送ローラー対71を制御し、求められた搬送距離L1だけシートSを搬送させ、穿孔部51に対するシートSの停止位置を変更する。穿孔部51は、第1搬送ローラー対71によって搬送されて停止したシートSを穿孔する。
穿孔部51がシートSを穿孔した後、記憶部10は、バインダーBに綴じられたシートSの枚数を示す第1情報を記憶する。具体的には、制御部9は、シートSが穿孔される度に、バインダーBの第1情報を更新する。そして、制御部9は、穿孔部51がシートSを穿孔する前に記憶された第1情報に基づいて、第1搬送ローラー対71を制御し、穿孔部51に対するシートSの停止位置を変更する。
次に、図5(a)を参照して、搬送距離L1の変更の第1の具体例を説明する。図5(a)は、制御部9が変更するシートSの搬送距離L1の第1の具体例を示す。第1の具体例では、長さL4が15mmであり、離間距離L3が5mmである。バインダーBの最大綴じ量が500枚である場合、バインダーBに綴じられるときの順位が1枚目のシートSの搬送距離L1は、20mmである。また、このバインダーBに綴じられるときの順位が2枚目のシートSの搬送距離L1は、20.06mmである。そして、このバインダーBに綴じられるときの順位が500枚目のシートSの搬送距離L1は、20mmである。
次に、図5(b)を参照して、搬送距離L1の変更の第2の具体例を説明する。図5(b)は、制御部9が変更するシートSの搬送距離L1の第2の具体例を示す。第2の具体例では、第1の具体例と同様に、バインダーBの最大綴じ量が500枚であり、シートSの厚さは、第1の具体例におけるシートSの厚さの2倍である。従って、本具体例において、係数kは“2”である。係数が2である場合、バインダーBに綴じられるときの順位が1枚目のシートSの搬送距離L1は、20mmである。また、このバインダーBに綴じられるときの順位が2枚目のシートSの搬送距離L1は、20.12mmである。そして、このバインダーBに綴じられるときの順位が250枚目のシートSの搬送距離L1は、20mmである。
以上、図1〜図5を参照して説明したように、本実施形態によれば、バインダーBに綴じられたシートSの枚数を示す第1情報に基づいて、穿孔部51に対するシートSの位置が変更される。従って、バインダーBに綴じられる順位に基づいて、シートSに形成されるパンチ穴の位置が変更される。その結果、シートSを綴じているバインダーBに、シートSを追加して綴じさせる場合であっても、バインダーBに綴じられる複数のシートSの周縁が揃うように、シートSを穿孔できる。
また、本実施形態によれば、第2情報に基づいて第1搬送ローラー対71が制御され、留具B1の形状に沿うように、穿孔部51に対するシートSの位置が変更される。従って、バインダーBに綴じられるシートSの周縁が揃う。その結果、ユーザーは、バインダーBに綴じられている複数のシートSをめくりやすい。
さらに、本実施形態によれば、バインダーBの最大綴じ量を示す第3情報に基づいて、搬送距離L1が変更される。従ってシートSを綴じているバインダーBに、シートSを追加して綴じさせる場合であっても、バインダーBに綴じられる複数のシートSの周縁が揃う。その結果、ユーザーは、バインダーBに綴じられている複数のシートSをめくりやすい。
さらに、本実施形態によれば、穿孔部51に対するシートSの位置は、第1搬送ローラー対71によって変更される。すなわち、穿孔部51は、搬送方向D1に沿って移動しない。従って、パンチ処理部5は、穿孔部51を移動させることに起因したパンチ処理における画像形成装置100の振動及び動作音を低減でき、パンチ処理に要する時間を短縮できる。
次に、図3及び図4を参照して複数のグループに分別してバインダーBに綴じられるシートSの搬送距離L1について説明する。複数のシートSは、複数のグループに分別にしてバインダーBに綴じられる場合がある。この場合、記憶部10は、複数のグループ毎に、バインダーBによるシートSの最大綴じ量を示す第4情報を記憶する。
例えば、ユーザーは、画像形成装置100に対して、画像の形成を指示すると共に、所定のバインダーBと所定のバインダーBのグループとを選択してパンチ処理を指示する。グループを選択したパンチ処理が指示されると、制御部9は、選択された所定のバインダーBのグループに綴じられているシートSの枚数を示す第1情報に基づいて、パンチ処理されるシートSがバインダーBに綴じられるときの順位を算出する。
次に、制御部9は、留具B1の形状を示す第2情報と、バインダーBが綴じることができるグループ毎のシートSの最大枚数Nを示すと第3情報とに基づいて、バインダーBに綴じられるシートSの順位に応じた搬送距離L1を算出する。すなわち、制御部9は、選択されたバインダーBのグループでのシートSの順位に応じた搬送距離L1を算出する。
制御部9は、選択されたバインダーBの第1情報、第2情報、第3情報、及び選択されたグループの第4情報に基づいて第1搬送ローラー対71を制御し、求められた搬送距離L1だけシートSを搬送させ、穿孔部51に対するシートSの停止位置を変更する。すなわち、制御部9は、穿孔部51に、第1搬送ローラー対71によって搬送されて停止したシートSを穿孔させる。
穿孔部51がシートSを穿孔した後、記憶部10は、選択されたバインダーBのグループに綴じられたシートSの枚数を示す第1情報を記憶する。具体的には、制御部9は、シートSが穿孔される度に、選択されたバインダーBのグループの第1情報を更新する。そして、制御部9は、穿孔部51がシートSを穿孔する前に記憶された第1情報に基づいて、第1搬送ローラー対71を制御し、穿孔部51に対するシートSの停止位置を変更する。
以下、図6を参照して、搬送距離L1の変更の第3の具体例を説明する。図6は、制御部9が変更するシートSの搬送距離L1の第3の具体例を示す。第3の具体例では、長さL4が15mmであり、離間距離L3が5mmである。バインダーBの最大綴じ量は250枚であり、複数のシートSは、3つのグループに分別して綴じられる。グループ1の最大綴じ量は80枚であり、グループ2の最大綴じ量は90枚であり、グループ3の最大綴じ量は80枚である。
バインダーBのグループ1に綴じられるときの順位が1枚目のシートSは、バインダーBの全体では、1枚目に綴じられる。従って、バインダーBのグループ1に綴じられるときの順位が1枚目のシートSの搬送距離L1は、20mmである。また、このバインダーBのグループ2に綴じられるときの順位が1枚目のシートSは、バインダーBの全体では、81枚目に綴じられる。従って、このバインダーBのグループ2に綴じられるときの順位が1枚目のシートSの搬送距離L1は、29.60mmである。さらに、このバインダーBのグループ3に綴じられるときの順位が1枚目のシートSは、バインダーBの全体では、171枚目に綴じられる。従って、このバインダーBのグループ3に綴じられるときの順位が1枚目のシートSの搬送距離L1は、29.48mmである。
以上図3、図4、及び図6を参照して説明したように、本実施形態によれば、複数のシートSが複数のグループに分別してバインダーBに綴じられる場合であっても、グループ毎のシートSの最大綴じ量を示す第4情報に基づいて、搬送距離L1が変更される。従って、複数のシートSをグループ毎に分別してバインダーBに綴じさせつつ、複数のシートSの周縁を揃えることができる。その結果、ユーザーは複数のシートSをめくりやすい。
以上、本発明の一つの実施形態を説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である(例えば、下記に示す(1)〜(3))。なお、図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は、一例であってこれらに限定されるものではない。
(1)図3を参照して説明したように、パンチ処理部5は、1つの穿孔部51を備えた。ただし、パンチ処理部5は、2以上の複数の穿孔部51を備えてもよい。また、パンチ処理部5は、シートSに1つのパンチ穴を形成させたが、2以上の複数のパンチ穴を形成させてもよい。
(2)図1〜図5を参照して説明したように、ユーザーは、所定のバインダーBに割り当てられた識別情報を入力することで、所定のバインダーBを選択した。ただし、ユーザーは、所定のバインダーBに、所定のバインダーBのバインダー情報を画像として形成されたシートを綴じ、所定のバインダーBに綴じられたシートを参照して、所定のバインダーBの識別情報を入力してもよい。この場合、ユーザーは、使用するバインダーBの識別情報を覚えていなくても良い。また、ユーザーは、所定のバインダーBに、所定のバインダーBのバインダー情報を示す2次元コード(例えば、QRコード(登録商標))を画像として形成されたシートSを綴じ、画像形成装置100に2次元コードを読み取らせても良い。この場合、ユーザーは、所定のバインダーBの識別情報を入力することなく、所定のバインダーBを選択できる。
(3)図5(a)及び図5(b)を参照して説明したように、バインダーBに綴じられる複数のシートSの各々の厚さは同じであった。ただし、バインダーBに綴じられる複数のシートSの各々の厚さは異なっていても良い。例えば、記憶部10が穿孔されるシートSの厚さを示す第5情報を記憶する場合、パンチ処理が指示される度に、第5情報に基づいて係数kの値が変更される。制御部9は、第5情報に基づいて変更された係数kによって第1搬送ローラー対71を制御し、穿孔部51に対するシートSの停止位置を変更する。従って、厚さの異なる複数のシートSがバインダーBに綴じられる場合であっても、バインダーBに綴じられる複数のシートSの周縁が揃う。
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
100 画像形成装置
5 パンチ処理部
51 穿孔部
54 第1の検知部
55A 第1のパンチ部
55B 第2のパンチ部
71 第1搬送ローラー
9 制御部
10 記憶部
B バインダー
B1 留具
S シート

Claims (5)

  1. バインダーにシートを綴じるために前記シートを穿孔する穿孔部と、
    前記穿孔部に向かって前記シートを搬送する搬送部と、
    前記穿孔部が前記シートを穿孔する前に、前記バインダーに綴じられたシートの枚数を示す第1情報を記憶する記憶部と、
    前記第1情報に基づいて前記搬送部を制御し、前記穿孔部に対する前記シートの停止位置を変更する制御部と
    を備える、画像形成装置。
  2. 前記記憶部は、前記バインダーの留具の形状を示す第2情報をさらに記憶し、
    前記制御部は、前記第2情報に基づいて前記搬送部を制御し、前記留具の前記形状に沿うように、前記穿孔部に対する前記シートの停止位置を変更する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶部は、前記バインダーによる前記シートの最大綴じ量を示す第3情報をさらに記憶し、
    前記制御部は、前記第3情報に基づいて前記搬送部を制御し、前記穿孔部に対する前記シートの停止位置を変更する、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 複数の前記シートは、複数のグループに分別して前記バインダーに綴じられ、
    前記記憶部は、前記複数のグループ毎に、前記バインダーによる前記シートの最大綴じ量を示す第4情報を記憶し、
    前記制御部は、前記第4情報に基づいて前記搬送部を制御し、前記穿孔部に対する前記シートの停止位置を変更する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶部は、前記シートの厚さを示す第5情報をさらに記憶し、
    前記制御部は、前記第5情報に基づいて前記搬送部を制御し、前記穿孔部に対する前記シートの位置を変更する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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