JP2017158542A - 飲料の製造方法と製造装置及び飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】電解水である酸性水と、有効成分であるクエン酸を使用して、確実にpHが4.0未満となる飲料を一定の濃度で効率よく製造する飲料の製造方法と製造装置及び飲料を提供する。
【解決手段】地下水を電気分解して酸性水を生成し、電気分解されていない地下水と酸性水とを混合して酸性のpH調整水Cを製造する。pH調整水Cに飲用成分とクエン酸を溶解させ、pHが4.0未満に調整した飲料である経口補水液Dを製造する。地下水を電気分解する電解装置22と、電解装置22により電気分解されて生成した酸性水と電気分解されていない地下水を混合して、pHが4未満のpH調整水Cを製造するpH調整機20を備える。pH調整水Cに飲用成分を溶解させる溶解タンク28と、pH調整水Cにクエン酸を溶解させる溶解タンク30と、溶解タンク28,30で生成された水溶液A,Bを混合して、経口補水液Dを生成する製品タンク32を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、クエン酸を使用しpHが安定した飲料を製造する飲料の製造方法と製造装置及び飲料に関する。
近年、生活環境の変化に伴い喉の渇きを感じる人々が増え、また熱中症の予防のため水分のこまめな飲用が推奨され、それに伴い従来の水そのものの飲用の他に補水液の摂取が有効であるとされて、スポーツドリンクや経口補水液等の飲料の流通も盛んになっている。
例えば経口補水液は、体液と略等しい浸透圧の水が体内にスムースに吸収されるので、生理食塩水と同様の機能を有し、今日清涼飲料水の一角を形成している。これら補水液等の飲料は、一般にpH調整剤としてリン酸を使用したり、構成成分としてリン酸化合物を使用したりしている場合も多い。また、製造工程中の多少の混合比の相違による液性(pH)の変動により、殺菌効果の差異を生じ、不良製品の発生などの不測の事態も生じる恐れがある。
また、飲料の殺菌条件は、食品衛生法により内容物のpH等によって製造基準が規定されており、pH4.0未満の酸性飲料は65℃、10分間、又は同等以上の効力を有する方法、およびpH4.0〜4.6未満の酸性飲料は85℃、30分間、又は同等以上の効力を有する方法、を条件とする旨記載されている。従って、pH4.0以上の製品では、pH4.0未満の製品と比較して、加熱条件が厳しくなることから、加熱処理のコストが増え、また素材本来の風味が損なわれることが懸念されている。従って、飲料のpHを4未満に調整した後、比較的穏やかな加熱条件で殺菌処理を行うことが多い。
そこで、pHを低く調整する方法として、一般的には特許文献1に開示されているように、リン酸を加える方法がある。また、特許文献2〜4に開示されているように、クエン酸を配合して、pHを下げた飲料も提案されている。
特開2016−149946号公報 特開2008−182973号公報 特開2015−50961号公報 特開2015−65848号公報
リン酸やリン酸化合物は、食品衛生法により清涼飲料水として使用が認められているが、リン酸は直接体内のカルシウムと結合しやすく、またリン酸化合物は、飲用した場合、胃酸によりリン酸となり、体内ミネラル成分の摂取が不足している時には、骨の構成カルシウムと結合しカルシウムの体外排泄を招く。とりわけ、高齢者においてはこの傾向は明らかといわれている。リンそのものも体構成上必須成分ではあるが、食品成分構成表にも示されるように、通常の食品に多岐にわたり比較的多く含まれているため、積極的な摂取は避けるべき成分の一つである。
このような観点より、補水液には、リンの使用は避け、酸味料としてはクエン酸を使用することが適している。クエン酸は、柑橘類をはじめとする多くの自然食品に含まれ体内でもクエン酸サイクルとして生体の新陳代謝に深くかかわっている有用成分である。クエン酸は、体内で消化されリンのようにカルシウム等ミネラル分と結合し体外にミネラル分を排泄する恐れもなく、健康上全く有用な成分といえる。
しかしながら、特許文献2〜4に開示されているような、クエン酸を含有させてpHを低くした飲料は、本来酸性の飲料である柑橘類やタピオカ、トマト等にクエン酸を混合してpHを低く調節しているものであり、中性の飲料水のpHを低くして飲料を製造するものではない。従って、味覚上の大きな変化を抑えて効果的にpHを下げることができる製造法方が求められていた。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、電解水である酸性水と、有効成分であるクエン酸を使用して、確実にpHを下げた飲料を一定の濃度で効率よく製造することができる飲料の製造方法と製造装置及び飲料を提供することを目的とする。
この発明は、地下水を電気分解して酸性水を生成して酸性のpH調整水を製造し、前記pH調整水に飲用成分とクエン酸を溶解させ、pHが4.0未満に調整した飲料を製造し、ボトルに充填する飲料の製造方法である。
前記pH調整水は、前記地下水にクエン酸又はクエン酸化合物を加えて電気分解して得られた前記酸性水に、電気分解されていない前記地下水を混合してpHを4.0未満に調整するものである。さらに、前記pH調整水にクエン酸とクエン酸3ナトリウムを溶解させ、pHを4.0未満、好ましくはpH3.8以下に調整するものである。さらに、好ましくはpH3.5未満でpH3.0以上に調整するものである。
またこの発明は、地下水を電気分解する電解装置と、前記電解装置により電気分解されて生成した酸性水と、電気分解されていない前記地下水とを混合して、pHが4.0未満のpH調整水を製造するpH調整機を備え、前記pH調整機の下流には、前記pH調整水に飲用成分を溶解させる溶解タンクと、前記pH調整水にクエン酸を含むその他の成分を溶解させる他の溶解タンクと、前記各溶解タンクで生成された各水溶液を混合して製品を生成する製品タンクが設けられ、前記製品タンクの下流には、前記製品タンクで生成された経口補水液をボトルに充填するボトル充填機が設けられている飲料の製造装置である。
前記製品タンクには、前記pH調整機が接続され、前記pH調整機から前記pH調整水が供給され、前記製品タンクで前記各水溶液の混合液が所定の濃度に希釈される。
前記電解装置には、電気分解に使用するクエン酸又はクエン酸化合物を供給するクエン酸タンクが接続されていると良い。
またこの発明は、電解水である酸性水とクエン酸を含み、pHが4.0未満で、リン酸を含まない経口補水液である。さらに、前記酸性水に、前記クエン酸とクエン酸3ナトリウムの溶液を含むものでも良い。
この発明の飲料の製造方法と製造装置は、確実にpHが4.0未満となる飲料を、一定の濃度及びpHで効率よく製造することができる。この発明により製造された飲料は、pHが安定して低いものであり、加熱殺菌の条件が穏やかであり、殺菌処理のコストを抑えることができ、また飲料の風味や外観に与える影響を大幅に抑えることができる。また、長期保存にも耐えるものである。pH調整には、水を電気分解した無害な電解水である酸性水と、有効成分であるクエン酸が使用され、飲用に好適なものである。
この発明の一実施形態である経口補水液製造装置の概略図である。 この実施形態の経口補水液製造装置の各溶解タンクと製品タンクの設備を示す概略配管図である。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態の飲料の製造装置である経口補水液製造装置10の概略図である。経口補水液製造装置10は、原料となる地下水を取水する井戸12が設けられている。井戸12で取水した地下水をろ過する5μmフィルター14と、活性炭フィルター16と、2μmフィルター17と、ろ過した地下水を貯蔵する貯蔵タンク18が順に設けられている。
貯蔵タンク18の下流には、2μmフィルター19を通過して、pH調整機20が設けられ、ろ過した地下水が導入されている。また、貯蔵タンク18の下流の他方には、別の2μmフィルター21を通過して、ろ過した地下水が導入され電気分解する電解装置22が設けられている。電解装置22の下流には電気分解されたアルカリ水を収容するアルカリタンク24と、電気分解された電解水である酸性水を収容する酸性タンク26が設けられている。
電解装置22には、電解質であるクエン酸を供給するクエン酸タンク27が接続されている。クエン酸タンク27内のクエン酸濃度は、例えば25%である。電気分解で得られたアルカリ水は不要であり、アルカリタンク24から廃液処理機へ送られて廃棄される。電気分解で得られた酸性水は、酸性タンク26に貯蔵され、pH調整機20に導入され、pHの調整に使用される。pH調整機20は、フィルター19によりろ過した地下水も導入され、pHを4.0未満に調整して、pH調整水Cとして下流側に送出する。なお、クエン酸タンク27には、クエン酸の他クエン酸3ナトリウム等のクエン酸化合物を収容して、電気分解に用いても良い。また、他の無害なリン酸以外の食品用の電解質を溶解して電解装置22に供給可能にしても良い。
pH調整機20の下流には、pH調整機20で調整されたpH調整水Cに、甘味料等を含む所定の成分を溶解する溶解タンク28と、pH調整水Cにクエン酸を含むその他の所定の成分を溶解する溶解タンク30が設けられている。溶解タンク28と溶解タンク30は、pH調整機20に、各々直接連結されている。溶解タンク28と溶解タンク30の下流には、溶解タンク28で作られた水溶液Aと溶解タンク30で作られた水溶液Bを混合して経口補水源液を生成する製品タンク32が設けられている。製品タンク32は、pH調整機20にも連結され、pH調整水Cを導入して、収容している経口補水源液を、適切な濃度に希釈し経口補水液Dとする。溶解タンク28と溶解タンク30、製品タンク32は、高クリーン保持室36に設置されている。
図2は、溶解タンク28と溶解タンク30、製品タンク32、及び配管系統を示すもので、各タンクのpH調整水Cの供給路には、記号で示す各々電磁弁V1,V2,V3と流量設定付積算流量計M1,M2,M3が設けられ、各タンク28,30,32に流入するpH調整水Cの流量を調整することにより、一定の濃度の水溶液A、水溶液B、経口補水液Dを連続的に製造可能としている。製品タンク32にはpH等を測定する品質チェックセンサーSが設けられ、pH等の品質を確認する。溶解タンク28,30と製品タンク32の下流側の配管には、タンク内の液体を下流側に供給するポンプP1,P2,P3,P4が設けられている。溶解タンク28と溶解タンク30、製品タンク32内には、モータMで駆動される攪拌用のスクリューが設けられ、収容した液体の成分を均一にする。なお、溶解タンク32には、溶解タンク28と溶解タンク30からの水溶液A水溶液Bと、pH調整機20からのpH調整水Cがパイプミクサー33で混合されて流入するように配管されている。
製品タンク32の下流で高クリーン保持室36の外には、製品タンク32で作られた経口補水液Dをペットボトルに充填するボトル充填機34が設けられている。ここで、オゾン水により洗浄済みのペットボトルに経口補水液Dを充填する。充填は、85℃のホットフィルで行い、その後密封して製品が完成する。
次に、この実施形態の経口補水液製造方法について、図1、図2に基づいて説明する。この実施形態の経口補水液製造方法は、ろ過した地下水を電解装置22に導入し、クエン酸タンク27からクエン酸等の電解質を加えて、電気分解し、電解液の酸性水を得る。電気分解で得られた酸性水は、酸性タンク26に一旦貯蔵して、pH調整機20に導入される。pH調整機20にはフィルター19によりろ過した地下水も導入され、pHが4.0未満に調整されたpH調整水Cを、下流側に送出する。
pH調整機20の下流では、pH調整水Cを溶解タンク28,30に導入し、甘味料等を含む所定の成分を溶解タンク28で溶解し、クエン酸を含むその他の所定の成分を溶解タンク30で溶解する。溶解タンク28で作られた水溶液Aと溶解タンク30で作られた水溶液Bは、製品タンク32に送られるとともに、製品タンク32にはpH調整水Cも導入して、適切な濃度に希釈した経口補水液Dとする。このときのpHは、4.0未満、好ましくはpH3.8〜3.0、より好ましくはpH3.5〜3.2である。調整した経口補水液は、85℃のホットフィルでボトルに充填する。
経口補水液製造装置10で製造された経口補水液Dは、電解水の酸性水でpHを調整され、クエン酸とクエン酸3ナトリウムによりpH調整され、pHが4.0未満、好ましくはpH3.8〜3.0であり、より好ましくはpH3.5〜3.2であり、例えばpH3.2程度に調整される。これにより、食品衛生法の規定に従い、pH4未満であることから65℃10分間加熱またはこれと同等以上の殺菌で良く、穏やかな加熱条件で殺菌処理され、出荷が可能である。特に、経口補水液DをpH3.5〜3.2とすると、保存性が高いものとなる。
各タンクの容量、ポンプの種類、能力の一例を以下の表1に示す。
Figure 2017158542
溶解タンクA28では、ブドウ糖、スクラロース、香料がpH調整水Cに溶解される。溶解タンクB30では、食塩、クエン酸、クエン酸3ナトリウム、乳酸カリウム、硫酸マグネシウム、グルタミンがpH調整水Cに溶解される。なお、これ以外の有効成分等を溶解してもよい。
各成分の濃度と浸透圧、1日に50m3製造する際の重量と、溶解に使用するタンクの例を、以下の表2に示す。
Figure 2017158542
表2で示した配合で製造した経口補水液DのpHは3.2である。また、クエン酸が62mmol、クエン酸3ナトリウムが17mmolを、水1lに溶解したものとなり、pHは3.17のpH緩衝液と同等となる。経口補水液Dの浸透圧は293.9mOsm/lであり、人体の血漿浸透圧310mOsm/lよりやや低いものである。これにより、腸管からの速やかな水分、電解質成分の吸収が可能である。
この実施形態の経口補水液製造方法及び経口補水液製造装置10によれば、一定の濃度の経口補水液Dを連続的に効率よく製造することができる。経口補水液製造装置10で作られた経口補水液Dは、電解水の酸性水で効果的にpHを低く調整され、さらにpH緩衝液となるクエン酸とクエン酸3ナトリウムが含まれているため、pHが4.0以下となり、穏やかな加熱条件で殺菌処理が可能であり、殺菌処理のコストを抑えることができる。また、経口補水液Dの風味や外観に与える影響を大幅に抑えることができる。しかも、生産時状況の変化があったとしても常にpHが3.5未満に保持される。pHが3.5未満に低く安定していることから、長期保存にも耐えることができる。
さらに、この実施形態により製造した経口補水液は、電解装置22で生成した酸性水を使用してpH調整した無害なpH調整水Cを使用して、人体に有効な成分であるクエン酸を溶解して経口補水液Dを作ることができ、pH降下剤にリン酸等、摂取量に注意が必要な物質を用いることがなく、安全である。食用の酸を用いて酸性にpH調整しても、経口補水液のように味の薄い飲料の場合、酸っぱくて飲用に適さないものになってしまうが、電気分解した電解水の酸性水を用いることにより、食用の酸の濃度が薄くてもpHの低い酸性の強い飲料を製造することができる。その他、クエン酸は、柑橘類をはじめとする多くの自然食品に含まれ体内でもクエン酸サイクルとして生体の新陳代謝に深くかかわっている有用成分であり、クエン酸は体内で消化され、リンのようにカルシウム等ミネラル分と結合し体外にミネラル分を排泄する恐れもなく、健康上全く有用な成分である。電気分解の際にもクエン酸を使用するため、食用に適した酸性水を製造することができ、安全な経口補水液Dを作ることができる。
なお、この発明の飲料の製造方法と製造装置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。取水した地下水をろ過するフィルターの種類は自由に変更可能である。甘味料を含む所定の成分を溶解する溶解タンク28と、クエン酸を含むその他の所定の成分を溶解する溶解タンク30で溶解する水溶性の成分は、適宜変更可能である。製造する飲料は、いわゆるスポーツドリンクでも良く、炭酸飲料等の清涼飲料水でも良く、経口摂取により水分補給等を行う飲料全般に適用可能なものである。
ここで、表2で示した配合で製造した経口補水液Dに、苛性ソーダを添加してpH安定性について試験を行った結果について説明する。試験方法は、強電解アルカリ剤である苛性ソーダ溶液を1.05g/100mlで作り、飲料10の1lに、前記の苛性ソーダ溶液を添加し、pHを測定した。苛性ソーダ溶液の添加量は、3.5ml〜100mlの範囲の6種類の量で試験を行った。その試験の結果を、以下の表3に示す。
Figure 2017158542
この表から、この経口補水液Dは、pH安定性が非常に高いことを示している。通常、1l(リットル)の水に苛性ソーダ溶液を3mg加えた時はpH10.0になり、100mg加えた時はpH11.5、400mg加えた時はpH12.1になる。それと比較してこの経口補水液Dは、苛性ソーダ溶液を3.5ml〜100ml加えた時はpH3.20〜pH4.00であり、苛性ソーダを105mg加えてもpH4.00であり、変動することがなく安定して酸性となり、pH安定性が高いことが分かった。pHが4.0以下で安定しているため、食品衛生法の規定による穏やかな加熱条件で殺菌処理が可能である。
10 経口補水液製造装置
12 井戸
14 5μmフィルター
16 活性炭フィルター
17,19,21 2μmフィルター
18 貯蔵タンク
20 pH調整機
22 電解装置
24 アルカリタンク
26 酸性タンク
27 クエン酸タンク
28 溶解タンク
30 溶解タンク
32 製品タンク
34 ボトル充填機
A,B 水溶液
C pH調整水
D 経口補水液

Claims (9)

  1. 地下水を電気分解し酸性水を生成して酸性のpH調整水を製造し、前記pH調整水に飲用成分とクエン酸を溶解させ、pHが4.0未満に調整した飲料を製造し、ボトルに充填することを特徴とする飲料の製造方法。
  2. 前記pH調整水は、前記地下水にクエン酸又はクエン酸化合物を加えて電気分解して得られた前記酸性水に、電気分解されていない前記地下水を混合してpHを4.0未満に調整する請求項1記載の飲料の製方法。
  3. 前記pH調整水に前記クエン酸とクエン酸3ナトリウムを溶解させて、pHを4.0未満に調整する請求項2記載の飲料の製方法。
  4. 前記飲料は、pHが3.5以下に調整する請求項1、2又は3記載の飲料の製方法。
  5. 地下水を電気分解する電解装置と、前記電解装置により電気分解されて生成した酸性水と、電気分解されていない前記地下水とを混合して、pHが4.0未満のpH調整水を製造するpH調整機を備え、前記pH調整機の下流には、前記pH調整水に飲用成分を溶解させる溶解タンクと、前記pH調整水にクエン酸を含むその他の成分を溶解させる他の溶解タンクと、前記各溶解タンクで生成された各水溶液を混合して製品を生成する製品タンクが設けられ、前記製品タンクの下流には、前記製品タンクで生成された飲料をボトルに充填するボトル充填機が設けられていることを特徴とする飲料の製造装置。
  6. 前記製品タンクには前記pH調整機が接続され、前記pH調整機から前記pH調整水が供給され、前記製品タンクで前記各水溶液の混合液が所定の濃度に希釈される請求項5記載の飲料の製造装置。
  7. 前記電解装置には、電気分解に使用するクエン酸又はクエン酸化合物を供給するクエン酸タンクが接続されている請求項5記載の飲料の製造装置。
  8. 電解水である酸性水とクエン酸を含み、pHが4.0未満で、リン酸を含まないことを特徴とする飲料。
  9. 前記酸性水に、前記クエン酸とクエン酸3ナトリウムの溶液を含む請求項8記載の飲料。
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