JP2017158395A - 回転電機のロータ構造、回転電機及びロータの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転軸からレゾルバロータが抜けることを防止し、レゾルバの検知精度を高くすることができる回転電機のロータ構造、回転電機及びロータの製造方法を提供する。
【解決手段】電磁鋼管により形成したレゾルバロータ56を、回転軸22に形成されるレゾルバ圧入部42に圧入する。すると、レゾルバ圧入部42の外周面42aとレゾルバロータ56の内周面56eとが互いに接触しつつ押圧した状態で、レゾルバロータ56がレゾルバ圧入部42に固定される。
【選択図】図1
【解決手段】電磁鋼管により形成したレゾルバロータ56を、回転軸22に形成されるレゾルバ圧入部42に圧入する。すると、レゾルバ圧入部42の外周面42aとレゾルバロータ56の内周面56eとが互いに接触しつつ押圧した状態で、レゾルバロータ56がレゾルバ圧入部42に固定される。
【選択図】図1
Description
この発明は、レゾルバを構成するレゾルバロータがロータの回転軸に固定される回転電機のロータ構造、回転電機及びロータの製造方法に関する。
モータ等の回転電機の回転位置を検出するためにはレゾルバ等の回転角度センサが用いられる。レゾルバは、回転電機の回転軸に固定されるレゾルバロータと、回転電機のケースに固定されるレゾルバステータとを備える。例えば、特許文献1は、少ない部品点数で回転軸にレゾルバロータを固定する構造を示す。特許文献1に係る構造においては、レゾルバロータの固定に樹脂が用いられる。この構造によれば圧入リングが不要となるため、部品点数の増加を抑制することができる。
一般にレゾルバロータは複数の電磁鋼板が積層された積層体である。この積層体において、各電磁鋼板の大きさにばらつきが生じると、レゾルバロータの内周面、すなわち回転軸に対する接触面の表面が粗くなる。すると、レゾルバロータの内周面と回転軸の外周面との接触面積が小さくなり、レゾルバロータが回転軸から抜けやすくなる。回転軸からレゾルバロータが抜けることを防止するために、例えば特許文献1のように樹脂等によりレゾルバロータを回転軸に固定するとなるとコストが上昇する。また、レゾルバロータが薄板状の電磁鋼板は磁束密度が低い。このため、レゾルバの検知精度が低いという問題もある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、回転軸からレゾルバロータが抜けることを防止し、レゾルバの検知精度を高くすることができる回転電機のロータ構造、回転電機及びロータの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、レゾルバを構成するレゾルバロータがロータの回転軸に固定される回転電機のロータ構造であって、前記レゾルバロータは電磁鋼の管状部材からなり、前記回転軸の外周面と前記レゾルバロータの内周面とが互いに接触しつつ押圧した状態で、前記レゾルバロータが前記回転軸に固定されることを特徴とする。
本発明によれば、レゾルバロータが電磁鋼の管状部材(電磁鋼管)により構成される。電磁鋼管の内周面は滑らかであるため、レゾルバロータの内周面と回転軸の外周面との接触面積が大きくなる。更に、レゾルバロータの内周面と回転軸の外周面とが互いに押圧する。このため、レゾルバロータが回転軸から抜けにくくなる。また、電磁鋼管は電磁鋼板と比較して磁束密度が高い。このため、電磁鋼管により形成されたレゾルバロータを備えるレゾルバは、電磁鋼板の積層体で形成されたレゾルバロータを備えるレゾルバと比較して、検出精度が高い。
本発明において、前記レゾルバロータの内周面は切削されていてもよい。この構成によれば、レゾルバロータの内周面が更に滑らかになるため、レゾルバロータの内周面と回転軸の外周面との接触面積が大きくなる。したがって、レゾルバロータが回転軸から更に抜けにくくなる。
本発明において、前記ロータは、前記回転軸に設けられてロータコアを拘束する端面板を有し、前記端面板は、前記回転軸の一端側に臨む面に基準マークを有し、前記レゾルバロータは、前記回転軸の一端側に臨む面のうち径方向に肉厚となる部分に位相合わせマークを有し、前記基準マークと前記回転軸の軸線とを結ぶ仮想線上に前記位相合わせマークが位置していてもよい。この構成によれば、レゾルバロータの位置決めを容易に行うことができる。
本発明は、ケースと、前記ケースに回転軸が軸支されるロータと、前記ロータに固定されるレゾルバロータと、前記ケースに固定されて前記レゾルバロータの回転位置を検出するレゾルバステータと、を有する回転電機であって、前記レゾルバロータは電磁鋼の管状部材からなり、前記回転軸の外周面と前記レゾルバロータの内周面とが接触しつつ互いに押圧した状態で、前記レゾルバロータが前記回転軸に固定されることを特徴とする。
本発明によれば、レゾルバロータが電磁鋼の管状部材(電磁鋼管)により構成される。電磁鋼管の内周面は滑らかであるため、レゾルバロータの内周面と回転軸の外周面との接触面積が大きくなる。更に、レゾルバロータの内周面と回転軸の外周面とが互いに押圧する。このため、レゾルバロータが回転軸から抜けにくくなる。また、電磁鋼管は電磁鋼板と比較して磁束密度が高い。このため、電磁鋼管により形成されたレゾルバロータを備えるレゾルバは、電磁鋼板の積層体で形成されたレゾルバロータを備えるレゾルバと比較して、検出精度が高い。
本発明は、レゾルバを構成するレゾルバロータが回転軸に固定されるロータの製造方法であって、前記レゾルバロータを電磁鋼の管状部材で形成し、圧入により前記レゾルバロータを前記回転軸に固定することを特徴とする。
本発明によれば、レゾルバロータを電磁鋼の管状部材(電磁鋼管)により構成する。電磁鋼管の内周面は滑らかであるため、レゾルバロータの内周面と回転軸の外周面との接触面積が大きくなる。更に、レゾルバロータの内周面と回転軸の外周面とが互いに押圧する。このため、レゾルバロータが回転軸から抜けにくくなる。また、電磁鋼管は電磁鋼板と比較して磁束密度が高い。このため、電磁鋼管により形成されたレゾルバロータを備えるレゾルバは、電磁鋼板の積層体で形成されたレゾルバロータを備えるレゾルバと比較して、検出精度が高い。
本発明において、前記レゾルバロータの内周面を切削してもよい。この構成によれば、レゾルバロータの内周面を更に滑らかにするため、レゾルバロータの内周面と回転軸の外周面との接触面積が大きくなる。したがって、レゾルバロータが回転軸から更に抜けにくくなる。
本発明において、前記回転軸にロータコアを拘束する端面板を設け、前記端面板の一方の端面に基準マークを設け、前記レゾルバロータの一方の端面のうち径方向に肉厚となる部分に位相合わせマークを設け、前記基準マークと前記回転軸の中心とを結ぶ仮想線上に前記位相合わせマークが位置するようにして前記レゾルバロータを前記回転軸に圧入してもよい。この構成によれば、レゾルバロータの位置決めを容易に行うことができる。
本発明によれば、レゾルバロータが回転軸から抜けにくくなる。また、レゾルバの検出精度が高くなる。
以下、本発明に係る回転電機のロータ構造及びロータの製造方法について、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では回転電機としてブラシレスモータを想定しているが、他のモータ又は発電機であってもよい。なお、各図では各構成を簡略化して示している。
[1 モータ10の構造]
図1で示すように、本実施形態に係るモータ10は、ケース12と、ケース12の内部に収容されるステータ14とロータ16とレゾルバ18と、を有する。
図1で示すように、本実施形態に係るモータ10は、ケース12と、ケース12の内部に収容されるステータ14とロータ16とレゾルバ18と、を有する。
ステータ14は、例えば鉄心に巻かれたU相、V相、W相の複数の巻線(図示せず)を含み、各巻線がケース12の内周に沿って等間隔で配置されて固定される。各相の巻線には電流が順次供給される。
ロータ16は、回転軸22と、回転軸22に固定される端面板26と、ロータコア30と、端面板28と、カラー32とを備える。回転軸22はモータ10の出力軸である。回転軸22は中空の筒状部材であって、ケース12内に軸受34、36を介して回転自在な状態で軸支される。回転軸22の外周には、径方向に拡がるフランジ40とレゾルバ圧入部42とが形成される。レゾルバ圧入部42は、フランジ40よりも小径であってフランジ40の端面40aから回転軸22の一端22a側に突出する。
ロータコア30は、複数の電磁鋼板が積層されてかしめ結合された積層体である。各電磁鋼板の外周形状は円形状であり、外周はステータ14の内周と対向する。ロータコア30の中心部には回転軸22に圧入するための中心孔44が形成される。また、ロータコア30の外周側には軸線A方向と平行する複数の磁石挿入孔46が形成される。各磁石挿入孔46には永久磁石48が挿入される。更に、各磁石挿入孔46には樹脂(図示せず)が充填され、永久磁石48が固定される。
端面板26、28は、ステンレス鋼、アルミニウム等の非磁性体の金属により形成される。端面板26、28の外周形状はロータコア30の外周形状と一致する円形状であり、また、端面板26、28の径はロータコア30の径と略同一である。端面板26、28の中心部には回転軸22に圧入するための中心孔50、52が形成される。
端面板26は、ロータコア30の一方の端面に当接し、ロータコア30が回転軸22の一端22aの方向へ変位しないように拘束する。同様に、端面板28は、ロータコア30の他方の端面に当接し、ロータコア30が回転軸22の他端22bの方向へ変位しないように拘束する。更に、端面板26とロータコア30と端面板28は、フランジ40とカラー32により挟持されて定位置に固定される。
レゾルバ18は、レゾルバロータ56とレゾルバステータ58とを有する。レゾルバロータ56は、電磁鋼の管状部材(電磁鋼管)により形成される。電磁鋼管とは磁気特性に優れた鋼管である。図2で示すように、電磁鋼管、すなわちレゾルバロータ56は周方向に沿って複数の肉厚部56aと肉薄部56bとを有する。肉厚部56aはレゾルバロータ56の径方向に肉厚であり、肉薄部56bはレゾルバロータ56の径方向に肉薄である。肉厚部56aと肉薄部56bは交互に等間隔で配置される。図2で示すレゾルバロータ56は6つの肉厚部56a及び肉薄部56bを有する。レゾルバロータ56の一方の端面56cのうち任意の肉厚部56aの部分には位相合わせマーク62が設けられる。レゾルバロータ56は、レゾルバ圧入部42に圧入されており、その結果、レゾルバ圧入部42の外周面42aとレゾルバロータ56の内周面56eは互いに接触しつつ押圧する。
レゾルバステータ58は、鉄心に巻かれた複数の巻線(図示せず)を含み、各巻線がケース12の内周に沿って等間隔で配置されて固定される。レゾルバステータ58は、レゾルバロータ56及び回転軸22と同様に軸線Aを中心とする。レゾルバステータ58の内周側は、レゾルバロータ56の外周側と対向する。
ステータ14の巻線に通電して回転軸22を回転させると、レゾルバロータ56が回転する。レゾルバロータ56には肉厚部56aと肉薄部56bが形成されているため、レゾルバロータ56の回転によりレゾルバロータ56とレゾルバステータ58との隙間が変化する。レゾルバステータ58の巻線に電流を流すと磁界が形成され、レゾルバロータ56の回転に応じて場所ごとに磁束の量が変化する。この磁束の変化を検出することにより回転角度を得ることができる。
[2 ロータ16の製造手順]
回転軸22の一端22aに向かって他端22bから端面板26、ロータコア30、端面板28、カラー32を順次圧入し、ロータ16を製造する。更に、レゾルバロータ56の内周面56eを切削し、回転軸22に形成されるレゾルバ圧入部42にレゾルバロータ56を圧入する。
回転軸22の一端22aに向かって他端22bから端面板26、ロータコア30、端面板28、カラー32を順次圧入し、ロータ16を製造する。更に、レゾルバロータ56の内周面56eを切削し、回転軸22に形成されるレゾルバ圧入部42にレゾルバロータ56を圧入する。
レゾルバロータ56の圧入は次のようにして行われる。図2で示すように、端面板26の一方の板端面26aに基準マーク60(例えば穴)を設ける。また、レゾルバロータ56の一方の端面56cのうち任意の肉厚部56aの部分に位相合わせマーク62(例えば穴)を設ける。そして、基準マーク60と回転軸22の中心(軸線A)とを結ぶ仮想線I上に位相合わせマーク62が位置するようにしてレゾルバロータ56をレゾルバ圧入部42に圧入する。図1で示すように、レゾルバロータ56の端面56dがフランジ40の端面40aに当接したら、圧入を終了する。
[3 作用効果]
本実施形態に係るモータ10(回転電機)に設けられるレゾルバロータ56は電磁鋼管からなる。そして、圧入によりレゾルバロータ56を回転軸22に固定する。すると、レゾルバ圧入部42(回転軸22)の外周面42aとレゾルバロータ56の内周面56eとが接触しつつ互いに押圧した状態で、レゾルバロータ56がレゾルバ圧入部42に固定される。電磁鋼管からなるレゾルバロータ56は電磁鋼板102の積層体からなるレゾルバロータ104(図3A参照)と比較して、次のような効果を有する。
本実施形態に係るモータ10(回転電機)に設けられるレゾルバロータ56は電磁鋼管からなる。そして、圧入によりレゾルバロータ56を回転軸22に固定する。すると、レゾルバ圧入部42(回転軸22)の外周面42aとレゾルバロータ56の内周面56eとが接触しつつ互いに押圧した状態で、レゾルバロータ56がレゾルバ圧入部42に固定される。電磁鋼管からなるレゾルバロータ56は電磁鋼板102の積層体からなるレゾルバロータ104(図3A参照)と比較して、次のような効果を有する。
図3Aで示すように、電磁鋼板102の積層体は、電磁鋼板102同士が積層方向と直交する方向にずれて積層される。電磁鋼板102の積層体により形成されるレゾルバロータ104は、電磁鋼板102同士のずれに起因して、内周面104aが粗い。このため、レゾルバロータ104の内周面104aと回転軸100の外周面100aとの接触面積は小さくなる。その結果、回転軸100に対してレゾルバロータ104を強固に固定しにくく、レゾルバロータ104が回転軸100から抜けやすい。したがって、回転軸100からレゾルバロータ104が抜けることを防止するために、カラー106を設けてレゾルバロータ104を固定する必要がある。
モータ内の空間が制限される場合、カラー106を設ける分だけレゾルバロータ104の軸線方向の長さを短くする必要がある。ところで、回転軸100が回転すると回転軸100とケース(図示せず)との間にスラスト方向に相対的なずれが発生する。すると、ケースに固定されるレゾルバステータ(図示せず)に対してレゾルバロータ104がずれる。ずれが大きくなるほど、レゾルバロータ104がレゾルバステータの外側にでることになり、レゾルバの検出精度が著しく低下する。
対して、本実施形態のように電磁鋼管の内周面は、電磁鋼板の積層体の内周面よりも粗さが抑制され滑らかである。例えば、図3Bで示すように、電磁鋼管により形成されるレゾルバロータ56は、内周面56eが滑らかである。レゾルバロータ56の内周面56eを切削すると、更に滑らかになる。このため、レゾルバロータ56の内周面56eとレゾルバ圧入部42の外周面42aとの接触面積が大きくなる。その結果、レゾルバ圧入部42に対してレゾルバロータ56を強固に固定することが可能となる。レゾルバ圧入部42に対してレゾルバロータ56を圧入すると、より強固に固定することが可能となる。
レゾルバロータ56はレゾルバ圧入部42に対して強固に固定されるため、図3Aで示すカラー106のような固定部品を設ける必要がない。このため、レゾルバロータ56の軸線A方向(図1参照)の長さを長くすることができる。すると、レゾルバロータ56が軸線A方向にずれたとしても、レゾルバロータ56のいずれかの部分をレゾルバステータ58の内側に維持することができる。このため、レゾルバ18の検出精度を維持することができる。
また、図4で示す電磁鋼管のB−H特性110と電磁鋼板のB−H特性112から判るように、一般に電磁鋼管は、無方向性電磁鋼板よりも磁束密度が高い。このため、電磁鋼管により形成されたレゾルバロータ56を備えるレゾルバ18は、電磁鋼板102の積層体で形成されたレゾルバロータ104を備えるレゾルバと比較して、検出精度が高い。
また、電磁鋼管を用いてレゾルバロータ56を製造するコストは、電磁鋼板の積層体を用いてレゾルバロータ104を製造するコストよりも安価である。また、カラー106のような固定部品が不要であるため、仕様部品を少なくすることが可能である。電磁鋼管を用いてレゾルバロータ56を製造するコストは、このような観点でも安価といえる。
10…モータ 16…ロータ
18…レゾルバ 22…回転軸
26、28…端面板 26a…板端面
30…ロータコア 42…レゾルバ圧入部
42a…外周面 56…レゾルバロータ
56c、56d…端面 56e…内周面
58…レゾルバステータ 60…基準マーク
62…位相合わせマーク
18…レゾルバ 22…回転軸
26、28…端面板 26a…板端面
30…ロータコア 42…レゾルバ圧入部
42a…外周面 56…レゾルバロータ
56c、56d…端面 56e…内周面
58…レゾルバステータ 60…基準マーク
62…位相合わせマーク
Claims (7)
- レゾルバを構成するレゾルバロータがロータの回転軸に固定される回転電機のロータ構造であって、
前記レゾルバロータは電磁鋼の管状部材からなり、
前記回転軸の外周面と前記レゾルバロータの内周面とが互いに接触しつつ押圧した状態で、前記レゾルバロータが前記回転軸に固定される
ことを特徴とする回転電機のロータ構造。 - 請求項1に記載の回転電機のロータ構造において、
前記レゾルバロータの内周面は切削されている
ことを特徴とする回転電機のロータ構造。 - 請求項1又は2に記載の回転電機のロータ構造において、
前記ロータは、前記回転軸に設けられてロータコアを拘束する端面板を有し、
前記端面板は、前記回転軸の一端側に臨む面に基準マークを有し、
前記レゾルバロータは、前記回転軸の一端側に臨む面のうち径方向に肉厚となる部分に位相合わせマークを有し、
前記基準マークと前記回転軸の軸線とを結ぶ仮想線上に前記位相合わせマークが位置する
ことを特徴とする回転電機のロータ構造。 - ケースと、
前記ケースに回転軸が軸支されるロータと、
前記ロータに固定されるレゾルバロータと、
前記ケースに固定されて前記レゾルバロータの回転位置を検出するレゾルバステータと、
を有する回転電機であって、
前記レゾルバロータは電磁鋼の管状部材からなり、
前記回転軸の外周面と前記レゾルバロータの内周面とが接触しつつ互いに押圧した状態で、前記レゾルバロータが前記回転軸に固定される
ことを特徴とする回転電機。 - レゾルバを構成するレゾルバロータが回転軸に固定されるロータの製造方法であって、
前記レゾルバロータを電磁鋼の管状部材で形成し、
圧入により前記レゾルバロータを前記回転軸に固定する
ことを特徴とするロータの製造方法。 - 請求項5に記載のロータの製造方法において、
前記レゾルバロータの内周面を切削する
ことを特徴とするロータの製造方法。 - 請求項5又は6に記載のロータの製造方法において、
前記回転軸にロータコアを拘束する端面板を固定し、
前記端面板の一方の端面に基準マークを設け、
前記レゾルバロータの一方の端面のうち径方向に肉厚となる部分に位相合わせマークを設け、
前記基準マークと前記回転軸の中心とを結ぶ仮想線上に前記位相合わせマークが位置するようにして前記レゾルバロータを前記回転軸に圧入する
ことを特徴とするロータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016042049A JP2017158395A (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | 回転電機のロータ構造、回転電機及びロータの製造方法 |
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JP (1) | JP2017158395A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020182273A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | 多摩川精機株式会社 | レゾルバステータの誤組付防止機能を有するレゾルバステータ構造 |
JP2021175883A (ja) * | 2020-05-01 | 2021-11-04 | 株式会社豊田自動織機 | 流体機械 |
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2016
- 2016-03-04 JP JP2016042049A patent/JP2017158395A/ja active Pending
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US11441573B2 (en) | 2020-05-01 | 2022-09-13 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Fluid machine |
JP7310698B2 (ja) | 2020-05-01 | 2023-07-19 | 株式会社豊田自動織機 | 流体機械 |
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