JP2010252418A - ロータおよびロータの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円筒状の第1ロータコア70および第2ロータコア80を有するロータコア61と、第1ロータコアおよび第2ロータコアに周方向に略等間隔に配された複数の永久磁石74,84と、を備え、第1ロータコアおよび第2ロータコアの軸中心Cに回転可能なシャフト24が設けられるロータ22において、第1ロータコアには軸方向に沿って第1ピン孔78が形成されるとともに、第2ロータコアには軸方向に沿って第2ピン孔88が形成され、第1ピン孔と第2ピン孔とは、軸中心から径方向への距離が等しく、軸を中心として、第1ピン孔と第2ピン孔とのなす角度がθ×N+Sの位置にそれぞれ形成され、第1ピン孔および第2ピン孔にピンを挿通させて、第1ロータコアと第2ロータコアとの位置決めがなされている。
【選択図】図2
Description
そこで、シャフトの軸方向に沿って生じるスラスト力を低減するために、ロータコアをスキューさせたロータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の製造過程ではダイを回転させる機構などが必要であり、製造工程が複雑化するとともに、製造コストがかかるという問題がある。
ただし、θ=軸を中心として隣り合う永久磁石の周方向中心のなす角度
N=永久磁石の個数以下の任意の整数
S=第1ロータコアと第2ロータコアとのスキュー角
にそれぞれ形成され、前記第1ピン孔および前記第2ピン孔にピン(例えば、実施形態におけるピン65)を挿通させて、前記第1ロータコアと前記第2ロータコアとの位置決めがなされていることを特徴としている。
ただし、θ=軸を中心として隣り合う永久磁石の周方向中心のなす角度
N=永久磁石の個数以下の任意の整数
S=第1ロータコアと第2ロータコアとのスキュー角
になるように第2ピン孔を形成する工程と、前記第1ロータコアの前記第1ピン孔に、前記第1ロータコアの軸方向長さよりも長いピンを挿入する工程と、前記第1ロータコアより突出した前記ピンを前記第2ロータコアの前記第2ピン孔に挿入する工程と、前記ピンが挿入された状態で、前記第1ヨークおよび前記第2ヨークの前記軸中心に形成された開口部(例えば、実施形態における開口部75,85)に前記シャフトを挿通させる工程と、を有することを特徴としている。
図2、図3に示すように、ロータ22は、上述したステータ21の内側に所定間隔を空けて配置された軸方向から見た正面視略リング状の部材であり、磁性板材44が積層されたロータコア61を有している。ロータコア61は、第1ロータコア70と第2ロータコア80とに軸方向に分割されている。また、第1ロータコア70の周縁部には周方向に略等間隔に収容孔73が形成され、収容孔73内には永久磁石74が配されており、第2ロータコア80の周縁部には周方向に略等間隔に収容孔83が形成され、収容孔83内には永久磁石84が配されている。
まず、第1ピン孔78および第3ピン孔79が形成された磁性板材44を積層して第1ロータコア70を形成する。そして、第1ロータコア70の収容孔73に永久磁石74を配する。
例えば、本実施形態においては、ピン孔の形状を正面視円形形状にした場合で説明したが、ピン孔の形状は矩形など別の形状であってもよい。なお、ピン孔を矩形形状にする場合には、第1ロータコアと第2ロータコアとを当接させたときにピン孔の形状が一致するように形成しておくことが望ましい。
Claims (7)
- 円筒状の第1ロータコアおよび第2ロータコアを有するロータコアと、
前記第1ロータコアおよび前記第2ロータコアに周方向に略等間隔に配された複数の永久磁石と、を備え、
前記第1ロータコアおよび前記第2ロータコアの軸中心に回転可能なシャフトが設けられるロータにおいて、
前記第1ロータコアには軸方向に沿って第1ピン孔が形成されるとともに、前記第2ロータコアには軸方向に沿って第2ピン孔が形成され、
前記第1ピン孔と前記第2ピン孔とは、前記軸中心から径方向への距離が等しく、前記軸を中心として、前記第1ピン孔と前記第2ピン孔とのなす角度がθ×N+Sの位置
ただし、θ=軸を中心として隣り合う永久磁石の周方向中心のなす角度
N=永久磁石の個数以下の任意の整数
S=第1ロータコアと第2ロータコアとのスキュー角
にそれぞれ形成され、
前記第1ピン孔および前記第2ピン孔にピンを挿通させて、前記第1ロータコアと前記第2ロータコアとの位置決めがなされていることを特徴とするロータ。 - 前記軸を中心として、前記第1ピン孔と前記永久磁石の周方向中心とのなす角度および前記第2ピン孔と前記永久磁石の周方向中心とのなす角度が、前記軸中心と前記永久磁石の周方向中心とを結ぶ線分を境にそれぞれS/2の位置に前記第1ピン孔および前記第2ピン孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
- 前記第1ロータコアにおける前記第1ピン孔の周方向180°異なる位置に第3ピン孔が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のロータ。
- 前記第2ロータコアにおける前記第2ピン孔の周方向180°異なる位置に第4ピン孔が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のロータ。
- 前記第1ロータコアおよび前記第2ロータコアがともに平板鋼板を積層して形成されており、
前記第1ロータコアおよび前記第2ロータコアはともに無転積で構成され、
前記第1ロータコアに対して前記第2ロータコアを180°回転させた状態で、前記第1ロータコアと前記第2ロータコアとが前記軸方向に積層されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のロータ。 - 前記第1ロータコアおよび前記第2ロータコアのそれぞれに、前記第1ピン孔および前記第2ピン孔がともに形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のロータ。
- 円筒状の第1ロータコアおよび第2ロータコアを有するロータコアと、
前記第1ロータコアおよび前記第2ロータコアに周方向に略等間隔に配された複数の永久磁石と、を備え、
前記第1ロータコアおよび前記第2ロータコアの軸中心に回転可能なシャフトが設けられるロータの製造方法において、
前記第1ロータコアに、軸方向に沿って第1ピン孔を形成する工程と、
前記第2ロータコアに、前記第1ピン孔と前記軸中心から径方向への距離が等しく、前記軸を中心として、前記第1ピン孔とのなす角度がθ×N+Sの位置
ただし、θ=軸を中心として隣り合う永久磁石の周方向中心のなす角度
N=永久磁石の個数以下の任意の整数
S=第1ロータコアと第2ロータコアとのスキュー角
になるように第2ピン孔を形成する工程と、
前記第1ロータコアの前記第1ピン孔に、前記第1ロータコアの軸方向長さよりも長いピンを挿入する工程と、
前記第1ロータコアより突出した前記ピンを前記第2ロータコアの前記第2ピン孔に挿入する工程と、
前記ピンが挿入された状態で、前記第1ヨークおよび前記第2ヨークの前記軸中心に形成された開口部に前記シャフトを挿通させる工程と、を有することを特徴とするロータの製造方法。
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