JP2017158305A - スイッチング電源回路 - Google Patents

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渡辺  悟
小林 伸一
Shinichi Kobayashi
伸一 小林
博俊 江澤
Hirotoshi Ezawa
博俊 江澤
モハメッド ジャハンギ アラム
Jahangir Alam Mohammad
モハメッド ジャハンギ アラム
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Mamoru Shibazaki
衛 柴崎
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Abstract

【課題】スイッチング損失を増加することなくコンデンサ等の平滑回路を小型化または削除することが可能なスイッチング電源回路を提供すること。
【解決手段】トランス16と、当該トランス16の1次側の巻線に方向の異なる電流を交互に流すスイッチング回路7と、前記トランス16の2次側に設けられ、前記トランス16から出力される電圧を直流に変換して整流するブリッジ回路と、を備える電源回路部3をn個(nは、2以上の整数)有し、所望の電力をn個のトランス16に分割して、トランス16ごとにスイッチングを行い、n個の前記ブリッジ回路の出力端を直列に接続し、前記スイッチング回路7におけるスイッチングの周波数の位相を前記電源回路部3毎に180/n度ずつずらして前記スイッチング回路7のスイッチングを制御するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、DC/DCコンバータ等を有するスイッチング電源回路に関し、特に、電力損失を低減し、小型化が可能なスイッチング電源回路に関する。
従来、直流電源からDC/DCコンバータによって交流電源に変換し、変換した交流電源を整流回路によって整流して、直流電力に変換するスイッチング電源回路が知られている。
図5(a)は、従来のスイッチング電源回路の構成を示すブロック図、図5(b)は、従来のスイッチング電源回路の構成を示す回路図である。
図5(a)に示すように、スイッチング電源回路50は、直流電源40をスイッチングしてトランス60の一次巻線に電流を出力するスイッチング回路52と、一次巻線と二次巻線を有し、磁気的結合により電力変換を行うトランス60と、トランス60の二次巻線からの交流を直流に整流するダイオードブリッジ65とを有している。
図5(b)に示すように、スイッチング電源回路50のスイッチング回路52は、MOSFET等のスイッチング素子から成り、直列に接続された2個のスイッチング素子が直流電源40の出力端に2組接続されている。
直列に接続された2個のスイッチング素子53、54の接続点はトランス60の一次巻線61の一端と接続され、他の直列に接続された2個のスイッチング素子55、56の接続点はトランス60の一次巻線61の他端と接続されている。トランス60の一次巻線61に入力された電流は、交流電力に変換されて、トランス60の二次巻線62から出力される。
制御回路75は、スイッチング回路52のスイッチングを制御し、スイッチング素子53、56とスイッチング素子54、55とを交互にONするようにする。これにより、トランス60の一次巻線61には、方向の異なる電流が交互に流れる。
図6(a)は、制御回路によるスイッチング回路のスイッチング動作を示すタイミング図である。図6(a)に示すSaは、制御回路によるスイッチング素子53、56のON、OFFタイミングであり、図6(a)に示すSbは、スイッチング素子54、55のON、OFFタイミングを示す。図6(a)に示すように、このときのスイッチングの周期はTであり、スイッチングの周波数はfである。
図5(b)に示すように、トランス60の二次巻線62は、ダイオード66、67、68、69で構成されたダイオードブリッジ65の入力端と接続されており、ダイオードブリッジ65により整流されて出力端から負荷48等に電流が出力される。また、ダイオードブリッジ65の出力端には、リプル電流を抑制する平滑回路80としての電解コンデンサ等が接続されている。また、平滑回路80には必要によりインダクタも接続する。
図6(b)は、ダイオードブリッジから出力される電流の変化を示す図である。図6(b)に示すように、ダイオードブリッジ65から出力される電流波形は、スイッチング回路52のスイッチングの周波数と同期した周期Tの脈流を含んでいる。
また、スイッチング回路によってトランスに流す電流を変化させた場合、トランスのリアクタンスの影響により、出力側にサージ電圧が発生することがある。
特許文献1には、整流回路の出力側に発生するサージ電圧を抑え、DC−DCコンバータの電力変換効率を高めることが可能な低損失コンバータが開示されている。
特許文献1によれば直流電源とトランスとの間に半導体スイッチング素子Q1〜Q4を配設し、トランスと負荷との間に整流回路と出力平滑回路とを設ける。整流回路と出力平滑回路との間にサージ電圧を吸収するRCDスナバ回路を設けられている。
整流回路の出力側電圧に含まれるサージ電圧をスナバダイオードを介してスナバコンデンサにより吸収し、スナバコンデンサの電荷をスナバ抵抗を介して放電し、負荷に電力として供給するようにしたものである。
特開2008−79403号公報
DC/DCコンバータ等を有し、所望の電力を扱うスイッチング電源回路では、一次側から二次側に電力変換を行うトランスが用いられている。スイッチング電源回路では、通常1個のトランスを使用して、電力変換が行われる。
トランスから出力される交流電力は、ダイオードブリッジで整流されるが、整流された電流にはスイッチング回路のスイッチング周波数に同期した脈流が発生する。負荷に電流を供給したときには、電流の脈流による電圧変動が発生する。
このため、トランスの一次巻線に交流電力を供給するスイッチング回路のスイッチング周波数を高くして、出力電流の変動を抑えることが行われている。しかしながら、スイッチング周波数を高くすることにより、スイッチング回路のスイッチング素子に発生する損失が増加してしまう。
また、スイッチング電源回路において、トランスを1個のみ使用した場合には、その電力に応じた電流がトランスのコイルに流れる。コイルに流れる電流I(A)とコイルが持つ抵抗R[Ω]によりトランスに損失P(W)が生じる。このため、損失による発熱対策やトランス容量の大きなものを選択する必要がある。
また、トランスから出力された交流を直流に変換するダイオードブリッジと負荷との間には、平滑回路である電解コンデンサが設けられている。平滑回路の電解コンデンサには、直流電源をスイッチングしてトランスを介して発生する電圧変動によるリプル電流が流れる。
リプル電流値は、スイッチングする直流電力の大きさとそのスイッチング周波数とに応じて変化する。また、電解コンデンサに規格外のリプル電流を流すことは、電解コンデンサの寿命に影響を与える。
このため、スイッチング電源の所用の電力が大きく、スイッチング周波数が低い場合には、(定格)許容されるリプル電流値が大きい電解コンデンサを使用することが求められる。しかしながらリプル電流値が大きい電解コンデンサは、形状が大きくなり、装置の小型化が困難となることがある。
また、トランスを1個のみ使用したスイッチング電源では、スイッチング期間のONからOFFに変化する時に、トランスに接続されたスイッチング素子(トランジスタ、FET、IGBT等)に、逆起電圧が発生する。この逆起電圧は、スイッチング期間のオン時に流れていた電流の大きさに比例する。
これにより、逆起電圧(サージ電圧)に応じて、絶対最大定格電圧が大きいスイッチング素子を使用する必要がある。
サージ電圧を減らすために、特許文献1に開示されたスナバ回路等を出力側に設けることも可能である。しかしながら、スナバ回路等を設けることにより、部品数が増大し、また、小型化が難しくなることもある。
このため、スイッチング電源回路においては、出力電流に発生する脈流の変動値の減少、平滑回路に使用する電解コンデンサ等の小型化、トランスの小型化が求められている。特に、携帯機器に使用するスイッチング電源回路では、小型化、軽量化が要求されるが、薄型にすることも求められている。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、スイッチング損失を増加することなくコンデンサ等の整流デバイスを小型化または削除することが可能なスイッチング電源回路を提供することを目的とする。
上記目標達成のため、本発明のスイッチング電源回路は、トランスと、当該トランスの1次側に設けられ、直流電源をスイッチングして前記トランスの1次側の巻線に方向の異なる電流を交互に流すスイッチング回路と、前記トランスの2次側に設けられ、前記トランスの2次側の巻線から出力される電圧を直流に変換して整流するブリッジ回路と、を備える電源回路部をn個(nは、2以上の整数)有し、n個の前記電源回路部のスイッチング回路の入力を前記直流電源と並列に接続し、n個の前記ブリッジ回路の出力端を直列に接続し、前記スイッチング回路におけるスイッチングの周波数は、n個の異なる位相を有し、前記電源回路部毎にスイッチングのタイミングが異なるように、前記スイッチング回路のスイッチングを制御するようにしたことを特徴とする。
また、本発明のスイッチング電源回路は、前記スイッチング回路におけるスイッチングの周波数の位相を前記電源回路部毎に180/n度ずつずらして前記スイッチング回路のスイッチングを制御し、前記電源回路部の前記トランスは、前記スイッチング回路により他の前記スイッチング回路と180/n度ずつずらしてスイッチングされ、前記トランス毎にスイッチングのタイミングを異なるようにしたことを特徴とする。
また、本発明のスイッチング電源回路における前記ブリッジ回路は、ダイオードからなるダイオードブリッジであることを特徴とする。
また、本発明のスイッチング電源回路は、各電源回路部のスイッチング回路のスイッチングの周波数の位相を制御するスイッチング位相制御部を有し、前記スイッチング位相制御部は、スイッチングの周波数の周期の半分をn分割して、n分割した期間を基に、スイッチングの周波数の位相を前記電源回路部毎に180/n度ずつずらした信号を生成するようにしたことを特徴とする。
また、本発明のスイッチング電源回路は、n個の前記ブリッジ回路の出力端を直列の接続に代えて、並列に接続することを特徴とする。
また、本発明のスイッチング電源回路における前記電源回路部は、前記スイッチング回路、前記トランス及び前記ブリッジ回路とがモジュール化されており、モジュール化された前記電源回路部をn個使用して構成されていることを特徴とする。
また、本発明の前記スイッチング電源回路は、モジュール化されたn個の前記電源回路部で構成され、nを増加又は減少することができるようにしたことを特徴とする。
従来は、スイッチング電源に1個のトランスを使用しており、使用するトランスの形状は、扱う電力に比例して大きくなる。本発明は、所望の電力をn個のトランスに分割して、トランスごとにスイッチングを行うようにする。このため、トランス1個当たりの扱う電力が1/nとなる。これにより、小型のトランスを使用することができるため、装置の小型化が可能となる。また、トランスが小型化することにより、小型化・軽量化が可能であり、更に、装置を薄くすることもできる。
また、本発明のスイッチング電源回路は、従来1個のトランスで行っていた電力変換をn個のトランスに配分して、トランス毎にスイッチングを行うように制御する。その際、各スイッチング素子のスイッチングを行う周波数の位相を180/n度毎ずらすようにして、トランス毎に異なるタイミングでスイッチングを行うように制御する。これにより、各スイッチング素子の周波数を上げることなく、出力電力に含まれる周波数をn倍にすることが可能となる。これにより、リプル電流の周波数が高くなり、また、リプル電流の変動幅を小さくすることができる。
また、所望の電力をn個のトランスに分割することにより、1個当たりのトランスに流れる電流が1/nとなる。これにより、スイッチング素子にかかる逆起電圧は、電流の減少に伴って低下する。このため、トランスに接続されるスイッチング素子(トランジスタ、FET、IGBT等)は、絶対最大定格電圧値が大きいスイッチング素子を使用する必要がないため、市場で流通している最適な(汎用性がある)スイッチング素子を選択することが可能となる。
また、所望の電力をn個のトランスに並列に分割することにより、トランス個々に流れる電流Iは1/nとなり、個々のトランスのコイルで損失する電力は、(I/n**2)×R(**は2乗を表す)に低減する。全体でトランスをn個使用するので、全体のコイルによる抵抗損失P’は(1/n)×Rに低減する。
また、本発明によれば、スイッチング素子の電解コンデンサに流れるリプル電流を低減できる。電源とスイッチング素子の間にある入力電解コンデンサには、スイッチングする直流電源の電力とそのスイッチング周波数に応じたリプル電流に流れる。このリプル電流は、電解コンデンサの寿命に影響を与える。定格リプル電流が大きい電解コンデンサは、形状が大きくなり、市場流通が少なくコスト高で納期にも時間がかかる。所望の電力をn個のトランスに分割して、トランス毎に異なるタイミングでスイッチングを行うように制御することにより、リプル電流の周波数がn倍となる。これにより、電解コンデンサは、周波数が高いほどリプル電流が低下するため周波数がn倍となることでリプル電流も軽減される。このため、小型の電解コンデンサも使用できるため、選択の自由度が高まる。
また、本発明によれば、平滑回路の削除または平滑回路における平滑化素子を小型化が可能となる。トランスにて、電圧変換されたスイッチング波形は、整流素子で整流され,脈流成分が平滑回路にて平滑化されるが、所望の電力をn個のトランスに分割して、トランス毎に異なるタイミングでスイッチングを行うように制御することにより、リプル電圧が小さくなり、リプル電流値が減少する。このため、平滑化素子(チョークコイル、電解コンデンサ等)の選択の自由度が高まり、これにより小型化が可能となる。
本発明によるスイッチング電源回路の構成を示すブロック図である。 本発明によるスイッチング電源回路における電源回路部の回路構成を示す図である。 n個のスイッチング回路に入力される制御信号のタイミングを示す図である。(b)は、(a)で制御されたスイッチング電源回路の出力電流の変化を示す図である。 n個の電源回路からなるスイッチング電源回路で、ダイオードブリッジの出力端を並列接続した構成を示すブロック図である。 (a)は、従来のスイッチング電源回路の構成を示すブロック図、(b)は、従来のスイッチング電源回路の構成を示す回路図である。 (a)は、制御回路によるスイッチング回路のスイッチング動作を示すタイミング図、(b)は、ダイオードブリッジから出力される電流の変化を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明によるスイッチング電源回路を実施するための形態について説明する。尚、本発明は、従来1個のトランスで行っていた電力変換をn個のトランスにして配分して、トランス毎にスイッチングを行う。その際、スイッチング素子の位相を180/n度毎ずらすようにして、トランス毎に位相の異なる周波数でスイッチングを行うように制御するものである。
これにより、各スイッチング素子の周波数を上げることなく出力周波数をn倍にすることができるため、スイッチング素子の損失を増加することなく、スイッチング電源回路の電力損失を低減し、整流デバイスを小型化または削除することが可能となる。また、スイッチング電源回路は、モジュール化されたn個の電源回路部で構成することができるため、小型化を図ることも可能である。
図1は、本発明によるスイッチング電源装置のスイッチング電源回路の構成を示すブロック図、図2は、本発明によるスイッチング電源回路における電源回路部の回路構成を示す図である。
図1に示すように、スイッチング電源回路1は、直流電源40からの入力される直流電力をスイッチングして、所定の電圧を有する直流電力に変換して負荷48等に供給するn(nは、2以上の整数)個からなる電源回路部3と各電源回路部3を制御する位相制御回路30とを有している。
図1に示すように、スイッチング電源回路1の電源回路部3は、直流電源40からの入力される直流電力をスイッチングして、交流電力に変換するスイッチング回路7と、スイッチング回路7からの交流電力を一次巻線17に入力し、磁気結合により二次巻線18に電力を伝達するトランス16と、トランス16からの交流電力を直流電力に変換する整流回路(ダイオードブリッジ)20と、を有している。
図1に示すように、スイッチング電源回路1はn個の電源回路部3を有しており、それぞれの電源回路部3のトランス16に対応して接続されたスイッチング回路7及び整流回路20とを有している。また、電源回路部3の出力部であるn個の整流回路20は、直列に接続されている。整流回路20が直列に接続された出力の両端から、負荷48等に電力が供給される。
図2は、スイッチング電源回路における電源回路部の回路構成を示す図である。図2に示すように、スイッチング回路7は、MOSFETからなるスイッチング素子11、12、13、14を有しており、直流電源40に対しスイッチング素子11とスイッチング素子12とが直列に接続され、スイッチング素子13とスイッチング素子14とが直列に接続されている。尚、MOSFETに接続されているダイオードは、寄生ダイオードを示す。
スイッチング素子11とスイッチング素子12との接続点がトランス16の一次巻線17の一方の端に接続され、スイッチング素子13とスイッチング素子14との接続点がトランス16の一次巻線17の他方の端に接続されている。
これにより、スイッチング素子11とスイッチング素子14とをONし、スイッチング素子13とスイッチング素子12とがOFFすることにより、トランス16にiaで示す方向に電流が流れ、スイッチング素子13とスイッチング素子12とがONし、スイッチング素子11とスイッチング素子14とをOFFすることにより、トランス16にibで示す方向に電流が流れる。
尚、スイッチング素子は、MOSFETに限らず、制御信号で回路電流をON、OFFすることができる電子部品であればよく、例えば、トランジスタ、IGBTであってもよい。
以後の説明で、電源回路部3の個数nを3としたときに、3個のスイッチング回路を第1のスイッチング回路、第2のスイッチング回路、第3のスイッチング回路と記す。
図1及び図2に示す位相制御回路30は、スイッチング素子の入力、例えば、MOSFETのゲートに制御信号(電圧)を印加して、スイッチング素子のON(導通)、OFF(非導通)を制御する。図2に示す位相制御回路30は、スイッチング素子11とスイッチング素子14とをONし、このときスイッチング素子13とスイッチング素子12とがOFFとなるように制御する、一方、スイッチング素子13とスイッチング素子12とをONしたときには、スイッチング素子11とスイッチング素子14とがOFFとなるように制御する。
このときの、制御信号のONの開始からOFFの終了までの時間を周期Tとする。また、スイッチング周波数fは、1/Tとなる。
位相制御回路30は、スイッチング回路7毎に周期Tを有するスイッチング周波数の制御信号を入力し、スイッチング回路7は、制御信号によってスイッチング素子のON、OFFを繰り返す。
また、位相制御回路30は、n(nは、2以上の整数である)個のスイッチング回路7に対して、180/n度の位相差で、スイッチング素子のON、OFFを制御する。
図3(a)は、n個のスイッチング回路に入力される制御信号のタイミングを示す図、図3(b)は、図3(a)で制御されたスイッチング電源回路の出力電流の変化を示す図である。
スイッチング回路7に入力される制御信号は、位相制御回路30により生成される。図3(a)に示すように、第1のスイッチング回路7に入力される制御信号は、スイッチングの周期がTであり、スイッチング周波数はfである。同様に、第2のスイッチング回路に入力される制御信号は、スイッチングの周期がTであり、スイッチング周波数はfである。
このとき、第2のスイッチング回路7に入力されるスイッチング周波数の位相は、第1のスイッチング回路7に対して180/n度ずれている。また、第nのスイッチング回路7に入力される制御信号は、スイッチングの周期がTであり、スイッチング周波数はfである。
このとき、第nのスイッチング回路7に入力されるスイッチング周波数の位相は、第1のスイッチング回路7に対して(n−1)×180/n度ずれている。
このように、位相制御回路30は、第1のスイッチング回路7と第2のスイッチング回路7との制御信号の位相差が、180/n度となるように生成する。同様に、第(n−1)のスイッチング回路7と第nのスイッチング回路7との制御信号の位相差が、180/n度となるようにスイッチング周波数を生成する。
位相制御回路30によるスイッチング周波数の位相生成は、スイッチング周波数の周期の半分の期間をn分割して、分割した期間に対応させて各スイッチング回路7のスイッチング周波数を制御するようにする。
また、スイッチング回路7の総数をnとすると、位相制御回路30は、スイッチング周波数fのn倍の周波数を基に、分周回路によりn分周にして、分周した信号により、位相が180/n度異なる、スイッチング周波数fの制御信号をスイッチング回路7毎に生成して、出力するようにしてもよい。
位相制御回路30により生成される制御信号は、周期Tのスイッチング周波数がfであり、各スイッチング回路には位相が180/n度ずれた周波数が入力される。これにより、各トランス16は、同時にスイッチングすることがなく、図3(b)に示すように、スイッチング周波数fのn倍の周波数を有するリップルを含む電流が出力される。また、従来、1個のトランスのみを使用した場合と比較して、電流の変動は1/nに軽減される。
以上述べたように、n個のスイッチング回路7は、位相制御回路30によって、同一のスイッチング周波数で制御される。更に、位相制御回路30は、各スイッチング回路7のスイッチング周波数の位相が異なるようにして、同時のタイミングでON、OFFするスイッチング回路7がないようにしている。これにより、各トランス16は位相の異なる周波数でスイッチングが行われる。
例えば、スイッチング周波数fを、100kHzとすると、周期は、10マイクロ秒(以下μsと記す)で有り、位相180度に相当する時間は5μsとなる。例えば、スイッチング回路7の総数nを3とすると、位相は60度となり、位相差60度に相当する時間は、5/3μsとなる。
このように、図1及び図2に示す位相制御回路30は、100kHzの周波数を有する制御信号を、第1のスイッチング回路7に出力し、位相60度に相当する5/3μs後に100KHzの制御信号を、第2のスイッチング回路7に出力する。また、スイッチング回路72をONした後、5/3μs後に100kHzの制御信号を、第3のスイッチング回路7に出力する。
尚、スイッチング周波数の位相に関して、スイッチング回路7の総数nを3とすると、位相は、180/n度から60度となる。本発明は、180/n度のみの1つの数値に限定するものではなく、例えば、180/n度が60度のときには、60度を中心として、例えば、55度から65度の範囲であってもよく、スイッチング周波数の位相に、許容範囲を設定してもよい。
スイッチング回路7は、位相制御回路30からの制御信号によって直流電源をスイッチングして、交流電力に変換して、変換された交流電力をトランス16の一次巻線17に入力する。トランス16は、磁気結合により二次巻線18に交流電力を伝達する。トランス16の二次巻線18から出力される交流電力は、交流電力を直流電力に変換する整流回路(ダイオードブリッジ)20に入力される。
整流回路20は、ダイオードブリッジから成り、ダイオードブリッジの出力端から直流電圧が出力される。
図2に示すように、整流回路20としてのダイオードブリッジは、ダイオード21、22、23、24を有しており、トランス16の二次巻線18の出力端からダイオードブリッジの入力端g、hに電力が供給されて、ダイオードブリッジの出力端j、kから整流された直流電圧が出力される。ダイオードブリッジから出力される直流電圧は、スイッチング周波数fに同期したリプルを含んでいる。通常、ダイオードブリッジの出力端から直流電力は、負荷等に供給される。
図2に示すスイッチング電源回路1における電源回路部3は、スイッチング回路7、トランス16及びダイオードブリッジ20がモジュール化されており、例えば、基板上に、スイッチング回路7、トランス16及びダイオードブリッジ20とが組み込まれている。また、モジュール化した電源回路部3には、直流電源40を入力する電源入力端a、b、整流(平滑化)した直流電力を出力する出力端e、f及び位相制御部30からの制御信号を入力する入力端c、dとを有している。
モジュール化した電源回路部3は、同一回路、同一部品、同一サイズの基板で構成されている。このため、モジュール化した電源回路部3を複数使用して、スイッチング電源装置1を構成することができる。尚、各電源回路部3は位相制御部30により制御される。
スイッチング電源回路1は、整流回路であるダイオードブリッジ20の出力端をn個を有しており、出力端を直列接続、又は並列接続にして負荷等に直流電力を供給することができる。
例えば、モジュール化した電源回路部3をn個使用して、ダイオードブリッジ20の出力端e、fを直列接続した場合における1台の電源回路部3の出力電圧は、トランス16が1個からなる同容量のスイッチング電源回路1の1/nとなる。
このため、トランス16の容量が少なくて済み、トランス16、モジュール基板を小型化することができる。また、スイッチング回路、ダイオードブリッジに使用するMOSFET、パワー用ダイオード等の半導体素子の定格電圧、電流を低くすることができるため、入手が容易となる。
尚、スイッチング電源回路1は、複数のモジュール化した基板を用いた形態を述べたが、例えば、複数の回路を実装可能な基板等でスイッチング電源回路1を構成するようにしてもよい。
また、スイッチング電源回路1は、モジュール化されたn個の電源回路部3で構成されるが、nを増加又は減少することが可能であるため、スイッチング電源回路1の電力容量、サイズ等に合わせて、nを決めることができる。
図1は、n個の電源回路からなるスイッチング電源回路1で、ダイオードブリッジの出力端を直列接続した構成を示すブロック図である。図1に示すように、スイッチング電源回路1は、ダイオードブリッジの出力端をn個有しており、出力端を直列に接続にして負荷等に直流電力を供給する。このときの各ダイオードブリッジの出力端の電圧に対し、直列に接続することによりn倍の電圧が出力として得られる。
図4は、n個の電源回路部からなるスイッチング電源回路で、ダイオードブリッジの出力端を並列接続した構成を示すブロック図である。
図4に示すように、ダイオードブリッジの出力端をn個有しており、出力端を並列に接続にして負荷等に直流電力を供給する。スイッチング電源回路1の出力端を並列接続にして負荷等に直流電力を供給した場合には、1個のモジュールの電源回路部のダイオードブリッジの出力電流は、トランス1個からなる同容量のスイッチング電源回路50(図5に示す)の1/nとなる。
また、出力電圧は、各電源回路部のスイッチング周波数のn倍のスイッチング周波数となり、リプル電圧、リプル電流も軽減される。このため、平滑用のコンデンサのリプル電流による発熱を押さえることができるため、コンデンサの小型化が可能となる。
以上述べたように、本発明のスイッチング電源回路は、スイッチング回路と、トランスと、ダイオードブリッジとを備える電源回路部3をn個(nは、2以上の整数)有し、スイッチング回路におけるスイッチングの周波数の位相を前記電源回路毎に180/n度ずつずらしスイッチング回路のスイッチングを制御して、n個のトランスをそれぞれ異なる位相でスイッチングするものである。
このため、従来のスイッチング電源回路のように、トランスを1個使用して直流電源をスイッチングする場合と比較して、以下に記す特徴を有している。
第1に、トランスの小型化が可能となる。従来は、スイッチング電源に1個のトランスを使用しており、使用するトランスの形状は、扱う電力に比例して大きくなる。本発明は、所望の電力をn個のトランスに分割して、トランスごとにスイッチングを行うようにする。
このため、トランス1個当たりの扱う電力が1/nとなる。これにより、小型のトランスを使用することができるため、装置の小型化が可能となる。また、トランスが小型化することにより、小型化・軽量化が可能であり、更に、装置を薄くすることもできる。
第2に、電解コンデンサに流れるリプル電流を軽減できる。従来のスイッチング電源回路のように、トランスを1個使用して直流電源をスイッチングする場合には、スイッチングにより直流電源に急激な電圧変動が発生することがある。
このため、直流電源とスイッチング素子の間に電源安定化用の電解コンデンサを接続して安定化を図っている。これにより、スイッチングする電源の電力とそのスイッチング周波数に応じて電解コンデンサにリプル電流に流れる。
このリプル電流は、電解コンデンサの寿命に影響を与える。定格リプル電流が大きい電解コンデンサは、形状が大きくなり、市場流通が少なくコスト高で納期も時間がかかるため、電解コンデンサに流れるリプル電流を小さくすることが求められる。
本発明は、従来1個のトランスで行っていた電力変換をn個のトランスに分割して、トランスをスイッチングする位相をずらすことにより、リプル電流の周波数がn倍となる。電解コンデンサの許容リプル電流値はリプルの周波数が高いほど大きくなる傾向にあり、加えてスイッチング周波数がn倍となることでリプル電流値が減少するため、電解コンデンサを選択する自由度を高めることができる。
第3に、平滑回路における平滑化素子の削除又は小型化ができる。スイッチング電源回路は、トランスで電圧変換された出力側のスイッチング波形が、整流回路で整流され、脈流成分が電解コンデンサ等からなる平滑回路にて低減される。
本発明は、従来1個のトランスで行っていた電力変換をn個のトランスに分割して、トランスをスイッチングする位相をずらすことにより、リプル電流の周波数がn倍となり、リプル電流値が減少する。
これにより、平滑回路の削除または平滑回路における平滑化素子(電解コンデンサ、チョークコイル等)の小型化、選択の自由度を高めることができる。また、使用するトランス数であるnを大きくすることにより、平滑回路を設けないようにすることも可能となる。
第4に、市場で流通している最適な汎用性があるスイッチング素子の選択することができる。スイッチング電源を構成するトランスに接続されるMOSFET等のスイッチング素子には、スイッチング期間で、電流のオフ時にトランスのリアクタンスにより逆起電圧が発生する。
逆起電圧は、スイッチング期間のオン時に流れていた電流に比例する。また、逆起電圧は、高速スイッチングによる急激な電流変化によっても発生する。逆起電圧は、スイッチング素子の絶対最大定格電圧に大きな影響を与える。このため、絶対最大定格電圧の大きいスイッチング素子を使用したり、トランスに流す電流を少なくする必要がある。
本発明は、従来1個のトランスで行っていた電力変換をn個のトランスに分割することにより、1個当たりのトランスに流れる電流が1/nとなる。これにより、スイッチング素子にかかる逆起電圧は、電流の減少に比例して低下する。一般にスイッチング素子の絶対最大定格電圧が高くなるにつれ、市場流通が少なくコスト高で納期も時間がかかるため、所望の電力をn個のトランスに分割することにより、市場で流通している最適な汎用性があるスイッチング素子の選択が可能となる。
第5に、スイッチング素子のスイッチング損失を低減することができる。スイッチング電源回路におけるスイッチング素子は、入力されるON、OFFの制御信号に対してターンオン動作、ターンオフ動作に遅延が生じてスイッチングするのに時間を要するため、スイッチング時に損失を生じる。
一般的にオフ時の電圧V(V)、オン時の電流I(A)、ターンオン時間Ton(s)、ターンオフ時間Toff(s)、スイッチング周波数f(Hz)とすると、スイッチング損失Psw(W)は以下の式で求められる。
Psw=(1/6)×V×I×(Ton+Toff)×f ・・・ (1)
従来のスイッチング電源回路のように出力のリプルを小さくするため、例えば、スイッチング周波数fをm倍にすると、(1)式に示すように、スイッチング損失Pswもm倍となる。
本発明によるスイッチング電源回路は、各モジュールの電流は1/nであり、スイッチング素子の個数は、従来のトランス1個のn倍であるため、損失Psw’は以下の式となる。
Psw’=(1/6)×V×(I/n)×(Ton+Toff)×f×n=(1/6)×V×I×(Ton+Toff)×f=Psw ・・・ (2)
(2)式に示すように、スイッチング損失を増加することなく、出力側のリプル周波数をn倍にすることができる。
例えばV=20(V)、I=20(A)、Ton=Toff=100(ns)、f=50(kHz)とすると、Psw=0.7(W)となる。従来方式では周波数を10倍の500(kHz)にするとPswは7(W)となる。本発明によるスイッチング回路ではn=10とすることで、出力電力に含まれる周波数は10倍となるため、Psw’は0.7(W)のままである。
このため、スイッチング周波数の高周波化による損失を減らすことができ、電力の損失による発熱を押さえることができる。
また、トランスの容量が少なくて済み、トランス、モジュール基板を小型化することができる。また、スイッチング回路7、ダイオードブリッジに使用するMOSFET、パワー用ダイオードの半導体素子の定格電圧、電流を低くすることができるため、半導体素子の入手が容易となる。
以下に、出願人による先行技術調査において発見された先行技術文献と本発明との対比を説明する。特許文献1(特開2008−79403号公報)は、整流回路の出力側に発生するサージ電圧を抑え、DC−DCコンバータの電力変換効率を高めることが可能な低損失コンバータが開示されている。
特許文献1によれば直流電源とトランスとの間に半導体スイッチング素子Q1〜Q4を配設し、トランスと負荷との間に整流回路と出力平滑回路とを設ける。整流回路と出力平滑回路との間にサージ電圧を吸収するRCDスナバ回路が設けられている。整流回路の出力側電圧に含まれるサージ電圧をスナバダイオードを介してスナバコンデンサにより吸収し、スナバコンデンサの電荷をスナバ抵抗を介して放電し、負荷に電力として供給するようにしたものである。
本発明は、従来1個のトランスで行っていた電力変換をn個のトランスに分割することにより、1個当たりのトランスに流れる電流が1/nとなる。これにより、スイッチング素子にかかる逆起電圧は、電流の減少に比例して低下する。一般にスイッチング素子の絶対最大定格電圧が高くなるにつれ、市場流通が少なくコスト高で納期も時間がかかるため、所望の電力をn個のトランスに分割することにより、市場で流通している最適な汎用性があるスイッチング素子の選択が可能となる。
また、本発明は、従来1個のトランスで行っていた電力変換をn個のトランスに分割して、トランスをスイッチングする位相をずらすことにより、リプル電流の周波数がn倍となり、リプル電流値が減少する。これにより、平滑回路の削除または平滑回路における平滑化素子(電解コンデンサ、チョークコイル等)の小型化、選択の自由度を高めることができる。また、使用するトランス数であるnを大きくすることにより、平滑回路を設けないようにすることも可能となる。
このように、本願発明は、サージ電圧を吸収するRCDスナバ回路を設ける必要はなく、先行技術文献にはない特徴を有している。
この発明は、その本質的特性から逸脱することなく数多くの形式のものとして具体化することができる。よって、上述した実施形態は専ら説明上のものであり、本発明を制限するものではないことは言うまでもない。
1、50 スイッチング電源回路
3 電源回路部
7、52 スイッチング回路
11、12、13、14、53,54、55、56 スイッチング素子(MOSFET)
16、60 トランス
17、61 一次巻線
18、62 二次巻線
20、65 整流回路(ダイオードブリッジ)
21、22、23、24、66、67、68、69 ダイオード
30 位相制御回路
40 直流電源
48 負荷
80 平滑回路(平滑化コンデンサ)

Claims (7)

  1. トランスと、
    当該トランスの1次側に設けられ、直流電源をスイッチングして前記トランスの1次側の巻線に方向の異なる電流を交互に流すスイッチング回路と、
    前記トランスの2次側に設けられ、前記トランスの2次側の巻線から出力される電圧を直流に変換して整流するブリッジ回路と、
    を備える電源回路部をn個(nは、2以上の整数)有し、
    n個の前記電源回路部のスイッチング回路の入力を前記直流電源と並列に接続し、n個の前記ブリッジ回路の出力端を直列に接続し、
    前記スイッチング回路におけるスイッチングの周波数は、n個の異なる位相を有し、前記電源回路部毎にスイッチングのタイミングが異なるように、前記スイッチング回路のスイッチングを制御するようにしたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  2. 前記スイッチング回路におけるスイッチングの周波数の位相を前記電源回路部毎に180/n度ずつずらして前記スイッチング回路のスイッチングを制御し、
    前記電源回路部の前記トランスは、前記スイッチング回路により他の前記スイッチング回路と180/n度ずつずらしてスイッチングされ、前記トランス毎にスイッチングのタイミングを異なるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路。
  3. 前記ブリッジ回路は、ダイオードからなるダイオードブリッジであることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路。
  4. 前記スイッチング電源回路は、各電源回路部のスイッチング回路のスイッチングの周波数の位相を制御するスイッチング位相制御部を有し、前記スイッチング位相制御部は、スイッチングの周波数の周期の半分をn分割して、n分割した期間を基に、スイッチングの周波数の位相を前記電源回路部毎に180/n度ずつずらした信号を生成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路。
  5. n個の前記ブリッジ回路の出力端を直列の接続に代えて、並列に接続することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路。
  6. 前記電源回路部は、前記スイッチング回路、前記トランス及び前記ブリッジ回路とがモジュール化されており、モジュール化された前記電源回路部をn個使用して構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路。
  7. 前記スイッチング電源回路は、モジュール化されたn個の前記電源回路部で構成され、nを増加又は減少することができるようにしたことを特徴とする請求項6に記載のスイッチング電源回路。
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