JP2017157164A - プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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昌俊 星加
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Abstract

【課題】病棟の情報を適切に出力することが可能なプログラム等を提供する。【解決手段】入院患者について、入院毎に、診察科が変化しても滞在病棟が同じであれば同じレコードとして、滞在病棟の移動履歴を各病棟での滞在期間を含む第1の情報を記憶部に記憶させ、前記入院患者について、診察科の変更履歴を各診察科における対応期間を含む第2の情報を前記記憶部に記憶させ、検索条件の入力に応じて、前記第1の情報を検索して、検索条件を満たす入院に対応する滞在病棟の移動履歴を特定し、特定した前記移動履歴を出力し、検索条件の入力に応じて、前記第2の情報を検索して、検索条件を満たす診察科に対応する入院及び入院患者の少なくとも一方を特定し、前記第1の情報を参照し、特定した前記入院及び入院患者の少なくとも一方に対応する滞在病棟を特定し、特定した滞在病棟を出力する処理をコンピュータ1に実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、プログラム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来、医療機関における検索システムにおいて、ユーザから受け付けた検索条件に対してデータベース(DB)に蓄積した情報の中から、検索条件に対応する情報を抽出する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−212327号公報
しかしながら、従来の技術では病棟の情報に関し適切に検索することができないという問題がある。
一つの側面では、病棟の情報を適切に出力することが可能なプログラム等を提供することを目的とする。
一つの案では、入院患者について、入院毎に、診察科が変化しても滞在病棟が同じであれば同じレコードとして、滞在病棟の移動履歴を各病棟での滞在期間を含む第1の情報を記憶部に記憶させ、前記入院患者について、診察科の変更履歴を各診察科における対応期間を含む第2の情報を前記記憶部に記憶させ、検索条件の入力に応じて、前記第1の情報を検索して、検索条件を満たす入院に対応する滞在病棟の移動履歴を特定し、特定した前記移動履歴を出力し、検索条件の入力に応じて、前記第2の情報を検索して、検索条件を満たす診察科に対応する入院及び入院患者の少なくとも一方を特定し、前記第1の情報を参照し、特定した前記入院及び入院患者の少なくとも一方に対応する滞在病棟を特定し、特定した滞在病棟を出力する、処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面では、病棟の情報を適切に出力することが可能となる。
情報処理システムの概要を示す説明図である。 コンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 サーバコンピュータのハードウェア群を示す説明図である。 患者テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 入院イベントテーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 科歴テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 病棟テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 病棟及び滞在開始時期の入力イメージを示す説明図である。 検索画面のイメージを示す説明図である。 検索結果の表示イメージを示す説明図である。 病棟の登録処理手順を示すフローチャートである。 病棟の登録処理手順を示すフローチャートである。 検索処理手順を示すフローチャートである。 検索処理手順を示すフローチャートである。 比較例の記憶方式を示す説明図である。 上述した形態のサーバコンピュータの動作を示す機能ブロック図である。 実施の形態2に係るサーバコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 上述した形態のサーバコンピュータの動作を示す機能ブロック図である。
実施の形態1
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は情報処理システムの概要を示す説明図である。情報処理システムは情報処理装置1及び情報処理装置2等を含む。情報処理装置1は、サーバコンピュータまたはパーソナルコンピュータ等である。以下では情報処理装置1をサーバコンピュータ1と読み替えて説明する。情報処理装置2は、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、携帯電話、またはPDA(Personal Digital Assistant)等である。以下、情報処理装置2をコンピュータ2と読み替えて説明する。サーバコンピュータ1及びコンピュータ2は、インターネット、LAN(Local Area Network)または公衆回線網等の通信網Nを介して相互に接続されている。
病院または病院外部に設けられるサーバコンピュータ1は患者の入退院情報の記憶及び検索等の各種処理を実行する。コンピュータ2は例えば医師等の医療従事者が、患者の入退院情報及び病状等を入力または検索するために用いられる。コンピュータ2を通じて患者を特定するための識別情報(以下、患者IDという)及び検索期間を入力する。入力された情報はコンピュータ2からサーバコンピュータ1へ送信される。サーバコンピュータ1は後述する記憶部を参照し、対応する患者が入院期間中に滞在した病棟の履歴を抽出する。図1の例では、病棟A2→病棟B1→病棟B2の順に滞在したことが理解できる。サーバコンピュータ1は検索結果をコンピュータ2へ送信する。コンピュータ2は検索結果を表示部に表示する。以下、詳細を説明する。
図2はコンピュータ2のハードウェア群を示すブロック図である。コンピュータ2は制御部としてのCPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、入力部23、表示部24、記憶部25、時計部28及び通信部26等を含む。CPU21は、バス27を介してハードウェア各部と接続されている。CPU21は記憶部25に記憶された制御プログラム25Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM22は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM22は、記憶部としても機能し、CPU21による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部23はマウス、キーボード、タッチパネル、ボタン等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU21へ出力する。表示部24は液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、CPU21の指示に従い各種情報を表示する。通信部26は通信モジュールであり、サーバコンピュータ1等と間で情報の送受信を行う。時計部28は日時情報をCPU21へ出力する。記憶部25は大容量メモリであり、制御プログラム25P等を記憶している。
図3はサーバコンピュータ1のハードウェア群を示す説明図である。サーバコンピュータ1は制御部としてのCPU11、RAM12、入力部13、表示部14、記憶部15、時計部18及び通信部16等を含む。CPU11は、バス17を介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は記憶部15に記憶された制御プログラム15Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM12は例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。RAM12は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部13はキーボード、マウス等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU11へ出力する。表示部14は液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等であり、CPU11の指示に従い各種情報を表示する。通信部16は通信モジュールであり、コンピュータ2等と間で情報の送受信を行う。時計部18は日時情報をCPU11へ出力する。
記憶部15はハードディスクまたは大容量メモリであり、制御プログラム15P、患者テーブル151、入院イベントテーブル152、科歴テーブル153、及び、病棟テーブル154等を記憶している。なお、本実施形態においては、患者テーブル151等を記憶部15に記憶する例を挙げて説明するがこれに限るものではない。例えば、他の図示しないDBサーバ内に記憶しても良い。
図4は患者テーブル151のレコードレイアウトを示す説明図である。患者テーブル151は患者IDフィールド、氏名フィールド及び生年月日フィールド等を含む。患者IDフィールドには、患者を特定するための患者IDが記憶されている。氏名フィールドには、患者IDに対応付けて患者の氏名が記憶されている。生年月日フィールドには患者IDに対応付けて生年月日が記憶されている。これらの情報はオペレータが患者の入院時等にコンピュータ2の入力部23を通じて適宜入力すればよい。
図5は入院イベントテーブル152のレコードレイアウトを示す説明図である。入退イベントテーブル152は、患者IDフィールド、入院イベントIDフィールド、入院日フィールド及び退院日フィールド等を含む。入院イベントIDフィールドには、患者IDに対応付けて、患者の入院から退院までの一連の入院イベントを特定するための識別情報(以下、入院イベントIDという)が記憶されている。本実施形態では入院イベントIDの一例として、患者の入院延べ回数を記憶している。例えば、患者ID「1」の患者は、2001年1月7日から2001年1月30日まで入院しており、当該期間の入院イベントIDは「1」と記憶されている。
後日、患者ID「1」の患者が再度来院し、2001年3月14日から2001年5月20日まで入院したとする。この際、入院イベントIDは1増加し、「2」と記憶される。入院期間に対応して入院イベントテーブル152には、入院日フィールド及び退院日フィールドが設けられている。入院日フィールド及び退院日フィールドには、患者ID及び入院イベントIDに対応付けて入院日及び退院日が記憶されている。
図6は科歴テーブル153のレコードレイアウトを示す説明図である。科歴テーブル153は患者IDフィールド、入院イベントIDフィールド、科歴番号フィールド、科名フィールド、開始日フィールド及び終了日フィールド等を含む。科歴番号フィールドには、患者ID及び入院イベントIDに対応付けて、入院中に患者が診察を受けた診察科が何番目に受けた科であるかを示す科歴番号が記憶されている。CPU11は、科歴番号の初期値を1とし、入院中に診察科が変更された場合に、科歴番号を1増加させ、科名と共に科歴番号を科歴テーブル153に記憶する。科名フィールドには、入院中に患者が診察を受けた科名が、患者ID、入院イベントID及び科歴番号に対応付けて記憶されている。
開始日フィールドには患者ID、入院イベントID及び科歴番号に対応付けて、診察科での診察を開始した年月日が記憶されている。同様に、終了日フィールドには患者ID、入院イベントID及び科歴番号に対応付けて、診察科での診察を終了した年月日が記憶されている。
図6の例では、患者ID「1」の患者は2001年1月7日から2001年1月30日までの入院期間中に、科歴番号1で特定される内科で2001年1月7日から2001年1月12日まで診察を受けている。続いて患者ID「1」の患者は、科歴番号2で特定される循環器科で2001年1月13日から2001年1月20日まで診察を受けており、最後に科歴番号3で特定される内科で再び2001年1月21日から2001年1月30日まで診察を受けていることが理解できる。以上述べた入院イベントテーブル152及び科歴テーブル153は、医療従事者がコンピュータ2の入力部23を通じて入院日、退院日、科名、開始日、終了日等の各種情報を入力する。コンピュータ2のCPU21は、入力された患者IDに対応する各種情報を、通信部26を介して、サーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は、通信部16を介して各種情報を受信し、受信した各種情報を入院イベントテーブル152及び科歴テーブル153に記憶する。
図7は病棟テーブル154のレコードレイアウトを示す説明図である。病棟は、患者IDフィールド、入院イベントIDフィールド、病棟番号フィールド、病棟フィールド、滞在開始時期フィールド、及び、滞在終了時期フィールド等を含む。病棟番号フィールドには、患者ID、入院イベントIDに対応付けて、入院中に何番目に滞在した病棟であるかを示す病棟番号が記憶されている。病棟番号は診察科の変更の有無にかかわらず、初期値が1であり、入院中に病棟が変わるたびに増加する値である。つまり、入院中に診察科が変化しても滞在病棟が同じであれば病棟番号は同一のままである。病棟フィールドには、患者ID、入院イベントID、及び病棟番号に対応付けて入院中に滞在していた病棟が記憶されている。滞在開始時期フィールドには患者ID、入院イベントID、病棟番号及び病棟に対応付けて、病棟に滞在を開始した年月日が記憶されている。同様に、終了日フィールドには患者ID、入院イベントID、病棟番号及び病棟に対応付けて、病棟での滞在が終了した年月日が記憶されている。CPU11は、病棟番号の初期値を1とし、入院中に病棟が変わるたびに病棟番号を1増加させ、病棟と共に病棟番号を病棟テーブル154に記憶する。
図7の例では、患者ID「1」の患者は2001年1月7日から2001年1月30日までの入院期間中に、病棟番号1に示すとおり、最初に病棟A2で2001年1月7日から2001年1月10日まで滞在している。続いて患者ID「1」の患者は、病棟番号2に示すとおり、2番目に病棟B2にて、2001年1月11日から2001年1月25日まで滞在している。また患者ID「1」の患者は、病棟番号3に示すとおり、3番目に病棟C2にて、2001年1月26日から2001年1月27日まで滞在している。最後に患者ID「1」の患者は、病棟番号4に示すとおり、4番目に再び病棟A2にて、2001年1月28日から2001年1月30日まで滞在していたことが理解できる。なお、本実施形態で述べたA1、A2、B2等の病棟の表記は例であり、複数であればこれに限るものではない。また、各テーブルの記憶内容及び記憶形式は一例であり、これに限るものではない。データ間の関係が維持されていれば他の格納形式であっても良い。続いて、病棟及び滞在開始時期の入力手順について説明する。
図8は病棟及び滞在開始時期の入力イメージを示す説明図である。オペレータはコンピュータ2の入力部23から病棟及び滞在開始時期を入力する。図8の例では、患者ID「1」、入院イベントID「1」、入院日2001年1月7日から退院日2001年1月30日までの病棟及び滞在開始時期を入力する例を示す。ユーザは入力部23を通じて病棟及び当該病棟に滞在を開始した滞在開始時期を入力する。図8の例では、プルダウンメニューから病棟A2が選択され、病棟A2の滞在開始時期が2001年1月7日と入力されている。次いで病棟B2が選択され、滞在開始時期として2001年1月11日が入力されている。なお、本実施形態では滞在終了時期の入力は省略しているが、入力するようにしても良い。
CPU21は、エンドボタン81の入力を受け付けた場合、入力部23から入力された病棟及び滞在開始時期をサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1は、病棟及び滞在開始時期を時期の早い順にソートする。CPU21は、滞在終了時期を、時系列で次の病棟の滞在開始時期を参照して特定する。本実施形態では次の病棟の開始時期の一日前を滞在終了時期として特定する。例えば、病棟B2の滞在開始時期は2001年1月11日であるので、最初の病棟A2の滞在終了時期を2001年1月10日とする。CPU11は、入院イベントIDに、患者ID、入院イベントID、病棟番号、病棟に対応付けて滞在開始時期及び滞在終了時期を記憶する。
コンピュータ2のCPU21及びサーバコンピュータ1のCPU11は、同様の処理を病棟B2、C2についても実行する。サーバコンピュータ1のCPU11は、最後の病棟A2及び滞在開始時期については、入院イベントテーブル152の対応する患者ID及び入院イベントIDの入院期間の一つである退院日を読み出す。CPU11は、退院日を最後の病棟の滞在終了時期(2001年1月30日)として、病棟テーブル154に記憶する。これにより、各テーブルのデータ入力が完了する。続いて検索手順について説明する。
図9は検索画面のイメージを示す説明図である。コンピュータ2の表示部24には検索画面が表示される。検索画面には患者ID入力欄91、検索期間として入院日入力欄92、退院日入力欄93、及び、検索ボタン94等が表示される。なお、検索項目として患者氏名、生年月日、入院期間等を表示しても良い。CPU21は、入力部23を通じて患者IDと、入院日の期間または退院日の期間の入力を受け付ける。医療従事者は検索項目についての入力を終了した場合、検索ボタン94を入力する。本実施形態では退院日の検索期間として、2001年1月1日〜2001年2月1日を入力したものとする。なお、退院日の検索期間として1日だけ(例えば、2001年1月30日のみ)を入力しても良い。
CPU21は、入力された患者ID及び退院日の検索期間をサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は、患者ID及び検索期間を受信する。CPU11は、入院イベントテーブル152を参照し、患者ID及び退院日の検索期間に一部、または、全部重複する入院イベントIDを抽出する。上述の例では、患者ID1の退院日2001年1月30日、2001年5月20日、及び2002年12月20日の内、退院日の検索期間2001年1月1日〜2001年2月1日に一部一致するのは、2001年1月30日である。CPU11は、退院日2001年1月30日に対応する入院イベントID「1」を取得する。なお、2001年1月30日のみが検索期間として送信された場合、全部重複する退院日2001年1月30日に対応する入院イベントID「1」が抽出される。本実施形態では一部一致する例を挙げて説明する。また、患者IDを検索条件として入力しない場合、複数の患者の入院イベントIDが抽出される。
CPU11は、入院イベントテーブル152を参照し、入院イベントIDに対応する入院日及び退院日を読み出す。次いで、CPU11は、患者ID及び入院イベントIDに対応する病棟番号、病棟、滞在開始時期及び滞在終了時期のレコードを読み出す。CPU11は、読み出した当該レコードと、患者ID、入院日及び退院日をコンピュータ2へ送信する。さらに本実施形態ではCPU11は入院イベントテーブル152を参照したが、科歴テーブル153を参照しても良い。この場合、CPU11は、患者ID及び検索期間に対応する入院イベントIDを入院イベントテーブル152から抽出する。その後、CPU11は、抽出した患者ID及び入院イベントIDに基づき、病棟テーブル154を参照し、対応する病棟番号、病棟、滞在開始時期及び滞在終了時期を特定し、出力するようにしても良い。
図10は検索結果の表示イメージを示す説明図である。コンピュータ2のCPU21は、受信した患者ID、入院日、及び退院日を表示部24に表示する。CPU21は、さらに、表示部24に、病棟番号、病棟、滞在開始時期及び滞在終了時期を病棟番号順に表示する。図10の例では、病棟番号1から4、滞在した病棟、滞在開始時期及び滞在終了時期が表示される。
以上のハードウェア群において各種ソフトウェア処理を、フローチャートを用いて説明する。図11及び図12は病棟の登録処理手順を示すフローチャートである。コンピュータ2のCPU21は、入力部23を通じて、登録対象となる患者の患者ID及び入院イベントIDの入力を受け付ける。CPU21は、受け付けた患者ID及び入院イベントIDを、サーバコンピュータ1へ送信する(ステップS111)。サーバコンピュータ1のCPU11は、送信された患者ID及び入院イベントIDを受信する(ステップS112)。
CPU11は、入院イベントテーブル152を参照し、患者ID及び入院イベントIDに対応する入院日及び退院日を読み出す(ステップS113)。CPU11は、コンピュータ2へ読み出した入院日及び退院日を送信する(ステップS114)。コンピュータ2のCPU21は、送信された入院日及び退院日を受信する(ステップS115)。CPU21は、患者ID、入院イベントID、入院日及び退院日を、図8の如く表示部24に表示する(ステップS116)。CPU21は、病棟欄及び滞在開始時期入力欄から、病棟及び滞在開始時期を受け付ける(ステップS117)。
CPU21は、エンドボタン81を、入力部23を介して受け付けたか否かを判断する(ステップS118)。CPU21は、受け付けていないと判断した場合(ステップS118でNO)、処理をステップS117へ戻す。これにより、病棟及び滞在開始時期の複数の組み合わせが順次入力されることとなる。CPU21は、エンドボタン81を受け付けたと判断した場合(ステップS118でYES)、処理をステップS119へ移行させる。CPU21は、入力部23を介して入力された、病棟及び滞在開始時期の組み合わせをサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS119)。
サーバコンピュータ1のCPU11は、病棟及び滞在開始時期の組み合わせを受信する(ステップS121)。CPU11は、患者ID及び入院イベントに対応付けて、病棟及び滞在開始時期の組み合わせを病棟テーブル154に記憶する(ステップS122)。CPU11は、病棟及び滞在開始時期の組み合わせを、病棟テーブル154のレコードに記憶する度に、滞在開始時期が新しいものから順に病棟番号を付与する(ステップS123)。CPU11は、ステップS122で記憶した滞在開始時期及び退院日を読み出す(ステップS124)。
CPU11は、ステップS121で受信した組み合わせを参照し、時系列で次の滞在開始時期が最後の滞在開始時期か否かを判断する(ステップS125)。CPU11は、最後の滞在開始時期ではないと判断した場合(ステップS125でNO)、処理をステップS126へ移行させる。CPU11は、時系列で次の滞在開始時期を参照し、滞在終了時期を特定する(ステップS126)。例えば、次の滞在開始時期の1日前を滞在終了時期とするか、または、次の滞在開始時期と同日を滞在終了時期とすればよい。
CPU11は、特定した滞在終了時期を滞在開始時期に対応付けて病棟テーブル154に記憶する(ステップS127)。CPU11は、次の滞在開始時期を読み出す(ステップS128)。その後処理をステップS125へ戻す。これにより、病棟及び滞在開始時期の組み合わせごとに滞在終了時期が特定されることとなる。CPU11は、時系列で次の滞在開始時期が最後の滞在開始時期であると判断した場合(ステップS125でYES)、処理をステップS129へ移行させる。CPU21は、滞在終了時期を退院日に特定する(ステップS129)。CPU21は、退院日を滞在終了時期として、滞在開始時期に対応付けて病棟テーブル154に記憶する(ステップS1210)。
図13及び図14は検索処理手順を示すフローチャートである。コンピュータ2のCPU21は、患者ID及び検索期間を、入力部23を介して受け付ける(ステップS131)。CPU21は、検索ボタン94の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS132)。CPU21は、検索ボタン94の入力を受け付けていない場合(ステップS132でNO)、入力があるまで待機する。CPU21は、検索ボタン94の入力を受け付けた場合(ステップS132でYES)、処理をステップS133へ移行させる。
CPU21は、患者ID及び検索期間をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS133)。サーバコンピュータ1のCPU11は、患者ID及び検索期間を受信する(ステップS134)。CPU11は、入院イベントテーブル152を参照し、検索期間に一部または全部重複する入院イベントIDを読み出す(ステップS135)。CPU11は、読み出した入院イベントIDに対応する患者ID、入院日及び退院日を、病棟テーブル154から読み出す(ステップS136)。CPU11は、読み出した入院イベントIDに対応する病棟番号、病棟、滞在開始時期及び滞在終了時期の各組合せを、病棟テーブル154から読み出す(ステップS137)。
CPU11は、読み出した入院イベントID、患者ID、入院日及び退院日を、コンピュータ2へ送信する(ステップS138)。CPU11は、病棟番号、病棟、滞在開始時期及び滞在終了時期の組み合わせをコンピュータ2へ送信する(ステップS139)。コンピュータ2のCPU21は、送信された入院イベントID、患者ID、入院日及び退院日を受信する(ステップS141)。CPU21は、送信された病棟番号、病棟、滞在開始時期及び滞在終了時期の組み合わせを受信する(ステップS142)。
CPU21は、受信した入院イベントID、患者ID、入院日及び退院日を、表示部24に表示する(ステップS143)。CPU21は、受信した病棟番号、病棟、滞在開始時期及び滞在終了時期の組み合わせを表示部24に表示する(ステップS144)。これにより、適切に病棟情報の検索が可能となる。また、容易に病棟及び滞在開始時期を登録することが可能となる。さらに入院中に複数の診察科を経由した場合でも、適切に入院中に何番目に滞在した病棟であるかを把握することが可能となる。その他、滞在終了時期を入力しなくとも、病棟、病棟番号、滞在開始時期及び滞在終了時期を出力することが可能となる。
以下、異なる記憶方式を採用した比較例との相違点について検討する。図15は比較例の記憶方式を示す説明図である。図15の如く、図6に示した科歴テーブル153の患者ID、入院イベントID及び科歴に対応付けて病棟、滞在開始時期及び滞在終了時期を記憶することも可能である。例えば、患者ID「1」、入院イベントID「1」、科歴番号「1」(内科)において、病棟A2、次いで病棟B2に滞在したとする。この場合、病棟はA2、B2と記憶される。また病棟番号は病棟A2が「1」、病棟B2が「2」となる。
次に患者ID「1」、入院イベントID「1」、科歴番号「2」(循環器科)において、病棟B2に滞在したとする。この場合、病棟はB2と記憶される。また病棟番号は新たな診察科(科歴)であるので、病棟B2が再び「1」となる。次いで、患者ID「1」、入院イベントID「1」、科歴番号「3」(内科)において、病棟B2、次いで病棟C2、最後に病棟A2に滞在したとする。この場合、病棟はB2、C2、A2と記憶される。また病棟番号は病棟B2が「1」、病棟C2が「2」、病棟A2が「3」となる。
しかしながら、図15に示す比較例では、特定の入院患者の病棟番号を検索する際、患者が入院中に異なる診察科に移った場合、病棟番号は診察科の変化に応じて初期値の1となるため、入院中に何番目に滞在した病棟であるかを適切に検索することができない。これに対し、本実施形態では上述した記憶方式を採用したため、患者が入院中に異なる診察科に移った場合でも、病棟番号は病棟の変化に応じて1増加するため、入院中に何番目に滞在した病棟であるかを適切に検索することが可能となる。
実施の形態2
図16は上述した形態のサーバコンピュータ1の動作を示す機能ブロック図である。CPU11が制御プログラム15Pを実行することにより、サーバコンピュータ1は以下のように動作する。受付部161は、検索期間を受け付ける。第1取得部162は、患者の識別情報に対付けて該患者の入院イベントの識別情報と入院イベントに対応する入院期間とを記憶する記憶部15を参照して、受け付けた前記検索期間の少なくとも一部に重複する入院イベントの識別情報を取得する。第2取得部163は、入院イベントの識別情報に対応づけて入院時に滞在した病棟の情報を記憶した記憶部15を参照して、取得した前記入院イベントの識別情報に対応付けられた病棟の情報を取得する。出力部164は、取得した前記病棟の情報を出力する。
図17は実施の形態2に係るサーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。サーバコンピュータ1を動作させるためのプログラムは、ディスクドライブ、メモリーカードスロット等の読み取り部10AにCD-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)ディスク、メモリーカード、またはUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体1Aを読み取らせて記憶部15に記憶しても良い。また当該プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1Bを携帯電話1内に実装しても良い。さらに、当該プログラムは、インターネット等の通信網Nを介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図17に示すサーバコンピュータ1は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを、可搬型記録媒体1Aまたは半導体メモリ1Bから読み取り、或いは、通信網Nを介して他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、制御プログラム15Pとしてインストールされ、RAM12にロードして実行される。これにより、上述したサーバコンピュータ1として機能する。
図18は上述した形態のサーバコンピュータ1の動作を示す機能ブロック図である。CPU11が制御プログラム15Pを実行することにより、サーバコンピュータ1は以下のように動作する。記憶処理部181は、入院患者について、入院毎に、診察科が変化しても滞在病棟が同じであれば同じレコードとして、滞在病棟の移動履歴を各病棟での滞在期間を含む第1の情報を記憶部15に記憶させ、前記入院患者について、診察科の変更履歴を各診察科における対応期間を含む第2の情報を前記記憶部15に記憶する。第1出力部182は、検索条件の入力に応じて、前記第1の情報を検索して、検索条件を満たす入院に対応する滞在病棟の移動履歴を特定し、特定した前記移動履歴を出力する。第2出力部183は、検索条件の入力に応じて、前記第2の情報を検索して、検索条件を満たす診察科に対応する入院及び入院患者の少なくとも一方を特定し、前記第1の情報を参照し、特定した前記入院及び入院患者の少なくとも一方に対応する滞在病棟を特定し、特定した滞在病棟を出力する。
本実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1及び2を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
検索期間を受け付け、
患者の識別情報に対付けて該患者の入院イベントの識別情報と入院イベントに対応する入院期間とを記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索期間の少なくとも一部に重複する入院イベントの識別情報を取得し、
入院イベントの識別情報に対応づけて入院時に滞在した病棟の情報を記憶した記憶部を参照して、取得した前記入院イベントの識別情報に対応付けられた病棟の情報を取得し、
取得した前記病棟の情報を出力する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記2)
患者の識別情報を受け付け、
患者の識別情報に対付けて該患者の入院イベントの識別情報と入院イベントに対応する入院期間とを記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記患者の識別情報に対応する患者の入院イベントのうち、受け付けた前記検索期間に一部、又は、全部重複する入院イベントの識別情報を取得する
付記1に記載のプログラム。
(付記3)
病棟及び各病棟に滞在を開始した滞在開始時期を受け付け、
前記記憶部に前記入院イベントの識別情報に対応付けて病棟及び滞在開始時期を記憶する
付記1に記載のプログラム。
(付記4)
前記記憶部に、入院イベントの識別情報、病棟及び滞在開始時期に対応付けて、入院中に何番目に滞在した病棟であるかを示す病棟番号を記憶する
付記3に記載のプログラム。
(付記5)
前記入院イベントに対応する入院期間及び受け付けた各病棟の滞在開始時期に基づき、滞在終了時期を特定し、
前記記憶部に、入院イベントの識別情報、病棟、病棟番号及び滞在開始時期に対応づけて前記滞在終了時期を記憶する
付記4に記載のプログラム。
(付記6)
前記入院イベントの識別情報に対応する病棟と、各病棟での滞在開始時期及び滞在終了時期とを出力する
付記5に記載のプログラム。
(付記7)
前記入院イベントに対応する病棟と、各病棟の病棟番号と、各病棟での滞在開始時期及び滞在終了時期とを出力する
付記5に記載のプログラム。
(付記8)
検索期間を受け付ける受付部と、
患者の識別情報に対付けて該患者の入院イベントの識別情報と入院イベントに対応する入院期間とを記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索期間の少なくとも一部に重複する入院イベントの識別情報を取得する第1取得部と、
入院イベントの識別情報に対応づけて入院時に滞在した病棟の情報を記憶した記憶部を参照して、取得した前記入院イベントの識別情報に対応付けられた病棟の情報を取得する第2取得部と、
取得した前記病棟の情報を出力する出力部と
を備える情報処理装置。
(付記9)
検索期間を受け付け、
患者の識別情報に対付けて該患者の入院イベントの識別情報と入院イベントに対応する入院期間とを記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索期間の少なくとも一部に重複する入院イベントの識別情報を取得し、
入院イベントの識別情報に対応づけて入院時に滞在した病棟の情報を記憶した記憶部を参照して、取得した前記入院イベントの識別情報に対応付けられた病棟の情報を取得し、
取得した前記病棟の情報を出力する
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
(付記10)
入院患者について、入院毎に、診察科が変化しても滞在病棟が同じであれば同じレコードとして、滞在病棟の移動履歴を各病棟での滞在期間を含む第1の情報を記憶部に記憶させ、前記入院患者について、診察科の変更履歴を各診察科における対応期間を含む第2の情報を前記記憶部に記憶させ、
検索条件の入力に応じて、前記第1の情報を検索して、検索条件を満たす入院に対応する滞在病棟の移動履歴を特定し、特定した前記移動履歴を出力し、
検索条件の入力に応じて、前記第2の情報を検索して、検索条件を満たす診察科に対応する入院及び入院患者の少なくとも一方を特定し、前記第1の情報を参照し、特定した前記入院及び入院患者の少なくとも一方に対応する滞在病棟を特定し、特定した滞在病棟を出力する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記11)
特定した前記移動履歴は、前記第1の情報のレコード数に応じて算出された患者が入院した病棟数を含む
付記10に記載のプログラム。
(付記12)
入院患者について、入院毎に、診察科が変化しても滞在病棟が同じであれば同じレコードとして、滞在病棟の移動履歴を各病棟での滞在期間を含む第1の情報を記憶部に記憶させ、前記入院患者について、診察科の変更履歴を各診察科における対応期間を含む第2の情報を前記記憶部に記憶する記憶処理部と、
検索条件の入力に応じて、前記第1の情報を検索して、検索条件を満たす入院に対応する滞在病棟の移動履歴を特定し、特定した前記移動履歴を出力する第1出力部と、
検索条件の入力に応じて、前記第2の情報を検索して、検索条件を満たす診察科に対応する入院及び入院患者の少なくとも一方を特定し、前記第1の情報を参照し、特定した前記入院及び入院患者の少なくとも一方に対応する滞在病棟を特定し、特定した滞在病棟を出力する第2出力部と
を備える情報処理装置。
(付記13)
入院患者について、入院毎に、診察科が変化しても滞在病棟が同じであれば同じレコードとして、滞在病棟の移動履歴を各病棟での滞在期間を含む第1の情報を記憶部に記憶させ、前記入院患者について、診察科の変更履歴を各診察科における対応期間を含む第2の情報を前記記憶部に記憶させ、
検索条件の入力に応じて、前記第1の情報を検索して、検索条件を満たす入院に対応する滞在病棟の移動履歴を特定し、特定した前記移動履歴を出力し、
検索条件の入力に応じて、前記第2の情報を検索して、検索条件を満たす診察科に対応する入院及び入院患者の少なくとも一方を特定し、前記第1の情報を参照し、特定した前記入院及び入院患者の少なくとも一方に対応する滞在病棟を特定し、特定した滞在病棟を出力する
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
1 サーバコンピュータ
1A 可搬型記録媒体
1B 半導体メモリ
2 コンピュータ
10A 読み取り部
11 CPU
12 RAM
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
15P 制御プログラム
16 通信部
18 時計部
21 CPU
22 RAM
23 入力部
24 表示部
25 記憶部
25P 制御プログラム
26 通信部
28 時計部
81 エンドボタン
91 患者ID入力欄
92 入院日入力欄
93 退院日入力欄
94 検索ボタン
151 患者テーブル
152 入院イベントテーブル
153 科歴テーブル
154 病棟テーブル
161 受付部
162 第1取得部
163 第2取得部
164 出力部
181 記憶処理部
182 第1出力部
182 第2出力部
N 通信網

Claims (10)

  1. 入院患者について、入院毎に、診察科が変化しても滞在病棟が同じであれば同じレコードとして、滞在病棟の移動履歴を各病棟での滞在期間を含む第1の情報を記憶部に記憶させ、前記入院患者について、診察科の変更履歴を各診察科における対応期間を含む第2の情報を前記記憶部に記憶させ、
    検索条件の入力に応じて、前記第1の情報を検索して、検索条件を満たす入院に対応する滞在病棟の移動履歴を特定し、特定した前記移動履歴を出力し、
    検索条件の入力に応じて、前記第2の情報を検索して、検索条件を満たす診察科に対応する入院及び入院患者の少なくとも一方を特定し、前記第1の情報を参照し、特定した前記入院及び入院患者の少なくとも一方に対応する滞在病棟を特定し、特定した滞在病棟を出力する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 特定した前記移動履歴は、前記第1の情報のレコード数に応じて算出された患者が入院した病棟数を含む
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 入院患者について、入院毎に、診察科が変化しても滞在病棟が同じであれば同じレコードとして、滞在病棟の移動履歴を各病棟での滞在期間を含む第1の情報を記憶部に記憶させ、前記入院患者について、診察科の変更履歴を各診察科における対応期間を含む第2の情報を前記記憶部に記憶する記憶処理部と、
    検索条件の入力に応じて、前記第1の情報を検索して、検索条件を満たす入院に対応する滞在病棟の移動履歴を特定し、特定した前記移動履歴を出力する第1出力部と、
    検索条件の入力に応じて、前記第2の情報を検索して、検索条件を満たす診察科に対応する入院及び入院患者の少なくとも一方を特定し、前記第1の情報を参照し、特定した前記入院及び入院患者の少なくとも一方に対応する滞在病棟を特定し、特定した滞在病棟を出力する第2出力部と
    を備える情報処理装置。
  4. 入院患者について、入院毎に、診察科が変化しても滞在病棟が同じであれば同じレコードとして、滞在病棟の移動履歴を各病棟での滞在期間を含む第1の情報を記憶部に記憶させ、前記入院患者について、診察科の変更履歴を各診察科における対応期間を含む第2の情報を前記記憶部に記憶させ、
    検索条件の入力に応じて、前記第1の情報を検索して、検索条件を満たす入院に対応する滞在病棟の移動履歴を特定し、特定した前記移動履歴を出力し、
    検索条件の入力に応じて、前記第2の情報を検索して、検索条件を満たす診察科に対応する入院及び入院患者の少なくとも一方を特定し、前記第1の情報を参照し、特定した前記入院及び入院患者の少なくとも一方に対応する滞在病棟を特定し、特定した滞在病棟を出力する
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  5. 検索期間を受け付け、
    患者の識別情報に対付けて該患者の入院イベントの識別情報と入院イベントに対応する入院期間とを記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索期間の少なくとも一部に重複する入院イベントの識別情報を取得し、
    入院イベントの識別情報に対応づけて入院時に滞在した病棟の情報を記憶した記憶部を参照して、取得した前記入院イベントの識別情報に対応付けられた病棟の情報を取得し、
    取得した前記病棟の情報を出力する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  6. 患者の識別情報を受け付け、
    患者の識別情報に対付けて該患者の入院イベントの識別情報と入院イベントに対応する入院期間とを記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記患者の識別情報に対応する患者の入院イベントのうち、受け付けた前記検索期間に一部、又は、全部重複する入院イベントの識別情報を取得する
    請求項5に記載のプログラム。
  7. 病棟及び各病棟に滞在を開始した滞在開始時期を受け付け、
    前記記憶部に前記入院イベントの識別情報に対応付けて病棟及び滞在開始時期を記憶する
    請求項5に記載のプログラム。
  8. 前記記憶部に、入院イベントの識別情報、病棟及び滞在開始時期に対応付けて、入院中に何番目に滞在した病棟であるかを示す病棟番号を記憶する
    請求項7に記載のプログラム。
  9. 検索期間を受け付ける受付部と、
    患者の識別情報に対付けて該患者の入院イベントの識別情報と入院イベントに対応する入院期間とを記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索期間の少なくとも一部に重複する入院イベントの識別情報を取得する第1取得部と、
    入院イベントの識別情報に対応づけて入院時に滞在した病棟の情報を記憶した記憶部を参照して、取得した前記入院イベントの識別情報に対応付けられた病棟の情報を取得する第2取得部と、
    取得した前記病棟の情報を出力する出力部と
    を備える情報処理装置。
  10. 検索期間を受け付け、
    患者の識別情報に対付けて該患者の入院イベントの識別情報と入院イベントに対応する入院期間とを記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記検索期間の少なくとも一部に重複する入院イベントの識別情報を取得し、
    入院イベントの識別情報に対応づけて入院時に滞在した病棟の情報を記憶した記憶部を参照して、取得した前記入院イベントの識別情報に対応付けられた病棟の情報を取得し、
    取得した前記病棟の情報を出力する
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
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