JP2017156828A - 光透過性導電材料 - Google Patents

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武宣 吉城
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Abstract

【課題】信頼性に優れた光透過性導電材料を提供する。
【解決手段】光透過性支持体2上に、光透過性導電部13と周辺配線部14および光透過性導電部と周辺配線部を取り囲むダミー周辺配線部を少なくとも有し、周辺配線部を構成する複数の周辺配線14a、14bおよびダミー周辺配線部を構成するダミー周辺配線15は銀および/または銅を含有し、周辺配線の表面は他の金属で被覆されておらず、ダミー周辺配線部を構成するダミー周辺配線の少なくとも一部は、銅よりイオン化傾向の大きな金属で被覆されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、信頼性に優れた光透過性導電材料に関するものである。
スマートフォン、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、ノートPC、タブレットPC、OA機器、医療機器、あるいはカーナビゲーションシステム等の電子機器においては、これらのディスプレイに入力手段としてタッチパネルが広く用いられている。
タッチパネルには、位置検出の方法により光学方式、超音波方式、抵抗膜方式、表面型静電容量方式、投影型静電容量方式などがあり、上記したディスプレイ用途においては抵抗膜方式と投影型静電容量方式が好適に利用されている。抵抗膜方式のタッチパネルは、光透過性支持体上に光透過性導電層を有する光透過性導電材料を2枚利用し、これら光透過性導電材料をドットスペーサーを介して対向配置した構造をしており、タッチパネルの1点に力を加えることにより光透過性導電層同士が接触し、各光透過性導電層に印加された電圧をもう一方の光透過性導電層を通して測定することで、力の加えられた位置の検出を行うものである。一方、投影型静電容量方式のタッチパネルは、2層の光透過性導電層を有する光透過性導電材料を1枚、または1層の光透過性導電層を有する光透過性導電材料を2枚利用し、指等を接近させた際に生じる光透過性導電層間の静電容量変化を検出し、指を接近させた位置の検出を行うものである。後者は可動部分がないため耐久性に優れる他、多点同時検出ができることから、スマートフォンやタブレットPCなどで、とりわけ広く利用されている。
投影型静電容量方式のタッチパネルにおいては、光透過性導電層をパターニングし複数のセンサー部とすることで、多点同時検出や移動点の検出を可能にしている。このセンサー部が検出した静電容量の変化を電気信号として外部に取り出すため、光透過性導電材料が有する全てのセンサー部と、外部に電気信号を取り出すために設けられる端子部との間には、これらを電気的に接続する複数の周辺配線から構成される周辺配線部が設けられる。通常、前記したセンサー部(光透過性導電部)はディスプレイ上に位置し、周辺配線部はディスプレイの外、いわゆる額縁部に位置する。従来、センサー部などの光透過性導電部には、ITO(インジウム−錫酸化物)が用いられ、周辺配線の材料としてはアルミニウム、銀、銅、モリブデン合金等の金属が用いられてきた。例えば特開2014−81869号公報(特許文献1)では、光透過性導電部をITO膜で形成し、周辺配線部には導電性の高い銅が用いられている。
また、上記したITO膜を有する光透過性導電材料に代わり、光透過性導電層として網目状金属細線パターンを有する光透過性導電材料も知られている。このような光透過性導電材料を得る方法としては、例えば特開2014−197531号公報には、光透過性支持体上に下地層と感光性レジスト層とをこの順に有する導電性材料前駆体に対し、感光性レジスト層面を露光後、現像し、レジスト画像を形成した後、無電解めっきを行ってレジスト画像に被覆されていない下地層上に網目状金属細線パターンを形成し、その後レジスト画像を除去する製造方法が開示されている。
さらに網目状金属細線パターンを有する光透過性導電材料を製造するためのまた別の方法として、銀塩感光材料を導電材料前駆体として利用する方法も知られており、例えば特開2016−15123号公報(特許文献2)には、光透過性支持体上に物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層を少なくともこの順に有する導電材料前駆体に、可溶性銀塩形成剤および還元剤をアルカリ液中で作用させて網目状金属細線パターンを形成させる銀塩拡散転写法が開示されている。かかる方法によれば、光透過性導電部と周辺配線部は導電性の高い銀により形成される。
近年、タッチパネル用途の光透過性導電材料においては、そのディスプレイのデザイン性を高めるため、周辺配線部が占める面積をより少なくする狭額縁化が求められている。かかる周辺配線部を作製するためには、より狭い線幅の周辺配線を形成することが求められる。このため周辺配線部には高い導電性が得られる銀や銅が好適に用いられる。
一方、特開2015−103223号公報(特許文献3)には、光の反射を防止するため、導電性金属層、黒化補助層、黒化層を備えた導電層を有する導電性基材が記載され、該導電性金属層は銅または銅合金から構成され、黒化補助層にはニッケル、ニッケル合金、ニッケル化合物または窒化銅等が利用されている。
特開2014−81869号公報 特開2016−15123号公報 特開2015−103223号公報
一般に、銅、銀といった貴金属は化学的安定性で見劣りする。このため、周辺配線部に銀および/または銅を含有する複数の周辺配線を有する光透過性導電材料では、例えば大気中の硫化水素の影響によって、あるいは人の汗等に含まれる塩化物イオンの影響によって抵抗値が変動する場合があり、かかる抵抗値の変動はタッチパネルの信頼性(センサー機能の信頼性)に影響を及ぼすため、改善が求められていた。特に光透過性導電部として網目状金属細線パターンを有する光透過性導電材料では、周辺配線部に上記した硫化水素や塩化物イオンの影響が及ばなくとも、網目状金属細線パターンがこれらの影響をとりわけ受けやすく、改善が求められていた。
本発明の課題は、信頼性に優れた光透過性導電材料を提供することにある。
本発明の上記課題は、以下の発明によって達成される。
(1)光透過性支持体上に、光透過性導電部と周辺配線部、および該光透過性導電部と該周辺配線部を取り囲むダミー周辺配線部を少なくとも有し、該周辺配線部を構成する複数の周辺配線、およびダミー周辺配線部を構成するダミー周辺配線は銀および/または銅を含有し、該周辺配線の表面は他の金属で被覆されておらず、該ダミー周辺配線部を構成するダミー周辺配線の少なくとも一部は、銅より卑な金属で被覆されていることを特徴とする光透過性導電材料。
(2)上記した光透過性導電部が網目状金属細線パターンを有する、上記(1)記載の光透過性導電材料。
(3)上記した光透過性導電材料が更に、光透過性導電部および周辺配線部を取り囲まず、ダミー周辺配線よりも外側に位置するマーク部を有し、該マーク部の少なくとも一部が銅より卑な金属で被覆されていることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の光透過性導電材料。
本発明により、信頼性に優れた光透過性導電材料を提供することができる。
本発明の光透過性導電材料の一例を示す概略平面図 図1における一点鎖線Aで切断した箇所の概略断面図 実施例で用いた原稿
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の光透過性導電材料が有する光透過性支持体としては、プラスチック、ガラス、ゴム、セラミックス等が好ましく用いられる。これら光透過性支持体は全光線透過率が60%以上であるものが好ましい。プラスチックの中でも、フレキシブル性を有する樹脂フィルムは、取扱い性が優れている点で、好適に用いられる。光透過性支持体として使用される樹脂フィルムの具体例としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ジアセテート樹脂、トリアセテート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリスルフォン樹脂、ポリエーテルスルフォン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、環状ポリオレフィン樹脂等が挙げられる。樹脂フィルムの厚さは25〜300μmであることが好ましい。また該光透過性支持体は、易接着層、ハードコート層、反射防止層、粘着層、防眩層等公知の層を有していてもよい。
本発明の光透過性導電材料が有する光透過性導電部は、複数の光透過性のセンサー部と複数の光透過性のダミーセンサー部を有することが好ましい。該光透過性のセンサー部およびダミーセンサー部としては、ITO、ATO、IGZO、FTO、酸化亜鉛、酸化スズなどの透明導電材料によって、あるいは銀や銅などのナノワイヤがバインダー中に分散された組成物によって形成された透明導電層、あるいは金、銀、銅、ニッケル、アルミニウム、及びこれらの複合材を含有する金属細線により形成された網目状金属細線パターン等を例示することができる。中でもヘイズが低く、高い導電性を有する網目状金属細線パターンは好適である。
前記した透明導電材料によって、光透過性のセンサー部とダミーセンサー部を形成する方法としては、真空スパッタ法、真空蒸着法、めっき法などの公知の方法を例示することができる。また銀や銅などのナノワイヤにより光透過性のセンサー部とダミーセンサー部を形成する方法としては、特開2012−132082号公報などに記載される公知の方法を用いて作製することができる。またこれら透明導電層は、層を形成した後、液体レジストを塗布したり、ドライレジストを接着してエッチングするエッチング法、あるいはレーザーアブレーション法などの公知の方法でパターニングすることができる。
前記した網目状金属細線パターンの形成方法は特に限定されず、例えば特開2004−221564号公報に記載されている、銀塩感光材料を導電性材料前駆体として利用し直接現像方式によって網目状金属細線パターンを形成する方法、特開2003−77350号公報や特開2005−250169号公報に記載されている、銀塩感光材料を導電性材料前駆体として利用し銀塩拡散転写法により網目状金属細線パターンを形成する方法、同銀塩拡散転写法を用い、得られた銀画像に無電解めっきを施す方法、スクリーン印刷やインクジェット印刷等により導電性インキを印刷する方法、無電解めっき、蒸着、スパッタ、金属箔の貼合等により金属層を形成し、その上にレジスト膜を形成し、露光、現像、エッチング、レジスト層除去を施す方法等、公知の方法を用いることができる。中でも銀塩拡散転写法を利用する方法は、高い導電性が得られ、かつパターンの微細化が容易であるため、特に好ましい。
以下に、網目状金属細線パターンによって光透過性のセンサー部とダミーセンサー部を形成した場合を例として、本発明の光透過性導電材料を説明する。
図1は本発明の光透過性導電材料の一例を示す概略平面図である。図1において光透過性導電材料1は光透過性支持体2の上にセンサー部11とダミーセンサー部12からなる光透過性導電部13を有する。センサー部11は、図中y方向に伸びた、複数のセンサー(例えば11a、11b、11c等)が、図中x方向に並ぶことで形成される。センサー部11は周辺配線部14を介して、端子部16と電気的に接続される。さらに光透過性導電材料1は、センサー部11の視認性を低下させる目的で、前記したセンサー11a〜11c等とx方向において交互に並ぶ複数のダミーセンサー12a〜12c等から構成されるダミーセンサー部12を有する。ダミーセンサー部12はセンサー部11および周辺配線部14と電気的に接続しない。
周辺配線部14は、センサー部11と端子部16を電気的に接続する複数の周辺配線(図中14a、14b等)から構成される。端子部16は、センサー部11と外部とを電気的に接続するための部分であり、センサー部11が有するセンサーの数に応じて複数の端子(図中16a、16b等)から構成される。センサー11aは周辺配線14aを介し端子16aに電気的に接続されており、センサー部11aで検出された静電容量変化は端子16aを通して電気信号として外部に取り出される。図1においては、センサー部11の一端で周辺配線部14と接続しているシングルルーティーンタイプを例示したが、センサー部11の両端で周辺配線部14と接続するダブルルーティーンタイプであっても良い。
図1においてダミー周辺配線15は、センサー部11、周辺配線部14を、端子部16以外の箇所で取り囲み、かつ該ダミー周辺配線15はセンサー部11、周辺配線部14のいずれとも電気的に接続しない。ただし、ダミー周辺配線15はダミー端子17あるいは17′と電気的に接続されても良い。その際、ダミー端子17および17′は端子部16と並んで配置され、ダミー端子17および17′は例えばアース線と接続するための端子として好ましく用いられる。また図1においてダミー周辺配線部はダミー周辺配線15が1本から構成されるが、本発明においてダミー周辺配線部は複数本のダミー周辺配線から構成されていても良い。さらにダミー周辺配線は断線部を有することもできる。
本発明においてダミー周辺配線部を構成するダミー周辺配線の少なくとも一部は、銅より卑な金属で被覆されている。これを説明するため、図1における一点鎖線Aで切断した箇所の概略断面図を図2に示した。
図2において、ダミー周辺配線部を構成するダミー周辺配線15の少なくとも一部は、金属箔18によって被覆されている。金属箔18をダミー周辺配線15の全てに被覆することも可能であるが、製造工程が複雑になることから好ましくない。図2において金属箔18はダミー周辺配線15の上面のみを被覆し、光透過性支持体2と接触していないが、ダミー周辺配線15の上面および側面を被覆しても良いし、光透過性支持体と接触していても良い。ダミー周辺配線5の少なくとも一部を被覆する方法としては、アルミニウムペーストや亜鉛ペーストなどの銅より卑な金属を含有するペーストをダミー周辺配線15の上に塗布する方法や、上記した銅より卑な金属により形成された金属箔を接着剤を用いてダミー周辺配線15の上に貼合する方法、光透過性導電材料1にマスキング処理を施し、ダミー周辺配線15の所望の位置に、銅より卑な金属を蒸着したり、スパッタしたりする方法などが挙げられる。銅より卑な金属で被覆された部分は、ダミー周辺配線15と電気的に接続していることが好ましく、例えば前記した金属箔18を接着剤でダミー周辺配線15に貼合する場合、該接着剤は導電性接着材を用いることが好ましい。銅より卑な金属としては、アルミニウム、ニッケル、亜鉛、スズ、鉛、コバルト、カドミウムが好ましく、特にスズ、亜鉛が好ましい。ダミー周辺配線15を被覆する部分の面積は特に制限はないが、1〜100mmの面積だと被覆加工が容易であるため好ましい。また被覆部分の形状は任意であり、例えば前記した金属箔18の形状は正方形、長方形、菱形、円、楕円、多角形、不定形など任意の形状を採用することができる。被覆部分の厚みは厚すぎると、他の部材と貼合するなどして積層体を製造する際の加工が困難になることから、その厚みは0.1〜100μmであることが好ましく、より好ましくは0.3〜30μmである。
図1において、光透過性導電部13および周辺配線部14を取り囲まず、ダミー周辺配線15よりも外側に位置するマーク部20の少なくとも一部は、金属箔19によって被覆されている。かかる金属箔19は金属箔18と同様、銅より卑な金属から構成されることが好ましく、特にアルミニウム、亜鉛が好適である。また金属箔19の好ましい面積、形状、厚みについても金属箔18と同様である。金属箔18および金属箔19は銅より卑な金属から構成されていれば、同じ種類の金属であっても、別の金属であっても良い。このように光透過性導電部および周辺配線部を取り囲まず、ダミー周辺配線よりも外側に位置するマーク部の少なくとも一部を、銅より卑な金属で被覆することは、信頼性にとりわけ優れた光透過性導電材料が得られるため、好ましい。なお図示したように、マーク部20は光透過性導電部13、周辺配線部14、およびダミー周辺配線部(ダミー周辺配線15)と電気的に接続されない。
本発明において、光透過性のセンサー部11とダミーセンサー部12を形成する網目状金属細線パターンは、複数の単位格子を網目状に配置した幾何学形状を有することが好ましい。これによりセンサーの感度、視認性(センサーの形状が見えにくい難視認性)に優れた光透過性導電材料を得ることができる。単位格子の形状としては、例えば正三角形、二等辺三角形、直角三角形などの三角形、正方形、長方形、菱形、平行四辺形、台形などの四角形、六角形、八角形、十二角形、二十角形などのn角形、星形などを組み合わせた形状が挙げられ、またこれらの形状の単独の繰り返し、あるいは2種類以上の複数の形状の組み合わせが挙げられる。中でも単位格子の形状としては正方形もしくは菱形が好ましい。またボロノイ図形やドロネー図形、ペンローズタイル図形などに代表される不規則幾何学形状も好ましい網目状金属細線パターンの形状の一つである。
網目状金属細線パターンを構成する金属細線の線幅は20μm以下であることが視認性の観点から好ましく、更に好ましくは1〜10μmである。また単位格子の繰り返し間隔は50〜600μmであることがセンサーの感度、視認性の観点から好ましく、更に好ましくは50〜400μm以下である。センサー部11、およびダミーセンサー部12の開口率は85%以上であることが好ましく、88〜99%がより好ましい。
光透過性導電部がITO、ATO、IGZO、FTO、酸化亜鉛、酸化スズなどの透明導電材料によって、あるいは銀や銅などのナノワイヤがバインダー中に分散された組成物によって形成された透明導電層である場合、センサー部11とダミーセンサー部12との導通を断つため、光透過性のセンサー部11とダミーセンサー部12の間はスリットが設けられる。かかるスリットとは、スリット間の抵抗値が1MΩ以上となるよう、透明導電層が無い部分、あるいは透明導電層の厚みが薄い部分を示すものであり、該スリットの間隔は5〜100μmが好ましく、さらに10〜50μmであることが好ましい。これによりスリットの視認性が低下し、また十分な絶縁性が得られるため好ましい。スリットは導電性ガラスあるいはナノワイヤ層をパターニングする際に、同時に形成することが好ましい。さらに上記したスリットは、光透過性のセンサー部11とダミーセンサー部12の間のみならず、ダミーセンサー部12内にも設けることが好ましい。これによりセンサー感度が良好な光透過性導電材料が得られる。
光透過性導電部が網目状金属細線パターンによって形成される場合、光透過性のセンサー部11とダミーセンサー部12との境界に位置する単位格子は断線部を有することが好ましい。該断線部の長さとしては30μm以下であることが視認性の観点から好ましく、3〜15μmであることがより好ましく、さらに好ましくは5〜12μmである。またダミーセンサー部12は、センサー部11の視認性を低下させる目的から、センサー部11と同じ形状の単位格子から形成されることが好ましい。なお、ダミーセンサー部12の単位格子が断線部を含む場合、センサー部の単位格子との形状比較において、該断線部の存在に伴う形状の変化は含めないものとする。断線部を設ける方法としては、単位格子を構成する金属細線と直交するように格子の一部に断線部を設けてもよいし、あるいは単位格子を構成する金属細線を斜めに横切るように断線部を設けてもよい。ダミーセンサー部12の金属細線の線幅はセンサー部11の金属細線と同じ線幅か、あるいはダミーセンサー部12の断線部分の面積に相当する分だけ、太くすることが好ましい。またセンサー部11とダミーセンサー部12の全光線透過率の差は0〜1%であることが好ましい。
本発明において周辺配線部14を構成する周辺配線、およびダミー周辺配線部15を構成するダミー周辺配線は、銀および/または銅を含有する。また本発明においてセンサー部11とダミーセンサー部12が網目状金属細線パターンを有する場合、該網目状金属細線パターンは銀および/または銅を含有することが好ましく、さらに前述したマーク部20も銀および/または銅を含有することが好ましく、これらは全て同じ組成であることが特に好ましい。これにより本発明の光透過性導電材料を製造する際の工程数が減少することで、製造コストが低減できる。また工程の減少に伴い、異物が混入する確率も低下し歩留まりの向上が期待できる。周辺配線、ダミー周辺配線、端子部、ダミー端子部17ならびに17′、マーク部20の厚みは0.05〜5μmが好ましく、より好ましくは0.08〜1μmである。
本発明において周辺配線部14を構成する周辺配線、およびダミー周辺配線部15を構成するダミー周辺配線の線幅は、5〜200μmであることが好ましく、10〜100μmであることがより好ましい。周辺配線の長さ、およびダミー周辺配線の長さは、タッチパネルの画面の大きさによって異なるが、一般的に1〜3000mmである。また周辺配線部14を構成する周辺配線の間隔、およびダミー周辺配線部15を構成するダミー周辺配線の間隔については、個々の配線間の距離が最も短い位置において、5〜150μmであることが好ましく、10〜70μmであることがより好ましく、10〜50μmであることが特に好ましい。これによりディスプレイの額縁部をより狭くすることが可能となり、デザイン性がより高まる。
本発明において、マーク部20の形状は特に限定されず、後工程の加工のためのアライメントマークとして丸型やドーナツ型、十字型の形状であってもよく、図1のような並列した細線であっても良く、矢印形、網目状パターン、あるいはこれらの組み合わされた形状など任意の形状を採用することができる。
本発明では、前述したように、端子部16は周辺配線部14と、またダミー端子部17および17′はダミー周辺配線15と接続される。該端子部16、ダミー端子部17および17′にFPCなどをボンディングしてIC回路に接続することで、電気信号をIC回路に受け渡すことが可能となる。端子部16、ダミー端子部17および17′が有する端子形状は、長方形、角丸長方形、円、楕円など公知の形状を採用することができる。
また、本発明の光透過性導電材料は、光透過性支持体の光透過性導電部や周辺配線部等を有する側の面、あるいはその反対側の面に、ハードコート層、反射防止層、防眩層など公知の層を有することができる。また光透過性支持体の光透過性導電部や周辺配線部等を有する側とは反対側の面にも、上記した光透過性導電部や周辺配線部等を設けても良い。
本発明の光透過性導電材料は、他の光透過性機能材料と積層体を形成し、好ましく用いられる。該光透過性機能材料としては、化学強化ガラス、ソーダガラス、石英ガラス、無アルカリガラス等のガラス、ポリエチレンテレフタレート等の各種光透過性樹脂からなるフィルム、および上記したガラスやフィルムの少なくとも一方の面にハードコート層、反射防止層、防眩層、偏光層等の公知の光透過性機能層を有する材料が例示できる。
また上記した積層体を形成するにあたり、上記した光透過性導電材料は他の光透過性機能材料と貼合されることも好ましく行われる。その際、他の光透過性機能材料との間に形成される粘着層としては、全光線透過率が90%以上の層であることが好ましく、特に好ましくは95%以上である。また粘着層のヘイズは0〜3%が好ましく、特に好ましくは0〜2%である。粘着層の形成には公知の粘着性組成物を用いることができる。具体的には、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、シリコーン系粘着剤等が例示できる。中でもアクリル系粘着剤は耐候性や透明性に優れることから特に好ましい。
粘着層の形成方法は限定されず、特開平9−251159号公報や特開2011−74308号公報等に例示されているようなアクリル系粘着剤を使用した粘着テープを光透過性導電材料上に貼合する方法、特開2009−48214号公報、特開2010−257208号公報、特開2012−46658号公報等に例示されているような硬化型樹脂を光透過性導電材料上に付与し硬化させる方法、等の方法が例示できる。上記した粘着テープ、硬化型樹脂はともに市販されており、前者では住友スリーエム(株)製高透明性接着剤転写テープ(8171CL/8172CL/8146−1/8146−2/8146−3/8146−4等)、日東電工(株)製光学用透明粘着シート(LUCIACS CS9621T/CS9622T/CS3623等)、積水化学工業(株)製高透明両面テープ5400シリーズ(5402/5405等)、リンテック(株)製光学粘着シートMOシリーズ(MO−T015、MO−3014等)等が例示でき、後者ではヘンケルジャパン(株)製紫外線硬化型光学透明接着剤Loctite LOCAシリーズ(Loctite3192、3193、3195、5192等)を例示でき、いずれも好ましく用いることができる。
粘着層の厚みは特に限定されないが、薄すぎると光透過性導電材料表面の凹凸へ追従しきれず気泡が生じる場合があり、また厚すぎると積層体の光透過性が損なわれる場合がある。よって粘着層の厚みは5〜200μmが好ましく、より好ましくは10〜175μmである。
本発明の光透過性導電材料において、粘着層は図1における端子部16およびダミー端子部17、17′の上には設けないことが好ましく、当該箇所は前述の通り、IC回路等に接合される。かかる接合には異方導電性フィルム(ACF)や、異方導電性ペースト(ACP)が好適であり、ACFとしては例えば日立化成(株)のアニソルムシリーズなどを好ましく例示することができ、ACPとしてはスリーボンド(株)のTB3373シリーズを好ましく例示することができる。また本発明の光透過性導電材料の全ての導電部位(センサー部11、ダミーセンサー部12、周辺配線部14、ダミー周辺配線15、マーク部20、端子部16、ダミー端子部17、金属箔18、19)のうち、前記したACFやACP、および粘着層で覆われない部分には封止剤を塗布し、空気と接触させないことが好ましい。封止剤としては日立化成(株)のタッフィーTB4200が例示できる。
以下、本発明に関し実施例を用いて詳細に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
<光透過性導電材料1の作製>
光透過性支持体として、厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた。なおこの光透過性支持体の全光線透過率は91%であった。
次に下記組成の物理現像核層を光透過性支持体上に塗布、乾燥して物理現像核層を設けた。
<硫化パラジウムゾルの調製>
A液 塩化パラジウム 5g
塩酸 40ml
蒸留水 1000ml
B液 硫化ソーダ 8.6g
蒸留水 1000ml
A液とB液を撹拌しながら混合し、30分後にイオン交換樹脂の充填されたカラムに通し硫化パラジウムゾルを得た。
<物理現像核層組成/1mあたり>
前記硫化パラジウムゾル 0.4mg
2質量%グリオキザール水溶液 0.2ml
界面活性剤(S−1) 4mg
デナコールEX−830 50mg
(ナガセケムテックス(株)製ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル)
10質量%SP−200水溶液 0.5mg
((株)日本触媒製ポリエチレンイミン;平均分子量10,000)
続いて、光透過性支持体に近い方から順に下記組成の中間層、ハロゲン化銀乳剤層、および保護層を上記物理現像核液層の上に塗布、乾燥して、銀塩感光材料1を得た。ハロゲン化銀乳剤は、写真用ハロゲン化銀乳剤の一般的なダブルジェット混合法で製造した。このハロゲン化銀乳剤は、塩化銀95モル%と臭化銀5モル%で、平均粒径が0.15μmになるように調製した。このようにして得られたハロゲン化銀乳剤を定法に従いチオ硫酸ナトリウムと塩化金酸を用い、金イオウ増感を施した。こうして得られたハロゲン化銀乳剤は銀1gあたり0.5gのゼラチンを含む。
<中間層組成/1mあたり>
ゼラチン 0.5g
界面活性剤(S−1) 5mg
染料1 5mg
<ハロゲン化銀乳剤層組成/1mあたり>
ゼラチン 0.5g
ハロゲン化銀乳剤 3.0g銀相当
1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 3mg
界面活性剤(S−1) 20mg
<保護層組成/1mあたり>
ゼラチン 1g
不定形シリカマット剤(平均粒径3.5μm) 10mg
界面活性剤(S−1) 10mg
このようにして得た銀塩感光材料1と、図3に示した図形からなるポジ型透過原稿1とを密着し、水銀灯を光源とする密着プリンターで400nm以下の光をカットする樹脂フィルターを介して露光した。なお、ポジ型透過原稿1において、センサー部11は線幅5μm、一辺300μmで狭い方の角度が60°の菱形の単位格子からなる網目状細線パターンを有する。ダミーセンサー部12は前記したセンサー部11と同じ菱形の単位格子からなるが、菱形の辺の中央で長さ5μmの断線部を有し、またセンサー部11とダミーセンサー部12との境界部に位置する単位格子の各辺は、長さ10μmの断線部を有している。なおセンサー部11とダミーセンサー部12との間の全光線透過率の差は0.05%である。周辺配線部14が有する周辺配線の線幅は全て20μmであり、隣接する周辺配線間の最短距離は20μmである。ダミー周辺配線15およびマーク部20が有する細線の幅は、いずれも150μmである。
その後、下記拡散転写現像液中に20℃で60秒間浸漬した後、続いてハロゲン化銀乳剤層、中間層、および保護層を40℃の温水で水洗除去し、乾燥処理した。このようにして光透過性導電材料1を得た。共焦点顕微鏡(レーザーテック(株)製、オプテリクスC130)を用いた観察の結果、得られた光透過性導電材料1の線幅、線間隔等は、前記したポジ型透過原稿1と同じであった。またセンサー部11およびダミーセンサー部12を構成する網目状金属細線パターンの厚み、および周辺配線部14およびダミー周辺配線15、マーク部20、端子部16およびダミー端子部17、17′等の厚みについても、同じく共焦点顕微鏡で調べたところ、いずれも0.10μmであった。
<拡散転写現像液組成>
水酸化カリウム 25g
ハイドロキノン 18g
1−フェニル−3−ピラゾリドン 2g
亜硫酸カリウム 80g
N−メチルエタノールアミン 15g
臭化カリウム 1.2g
全量を水で1000ml
pH=12.2に調整する。
<光透過性導電材料2の作製>
光透過性導電材料1に、図1における金属箔18、19の位置に厚さ5μm、5mm×5mmのアルミ箔を導電性接着剤(藤倉化成(株)製ドータイトFA705BN)で接着し、光透過性導電材料2を得た。
<光透過性導電材料3の作製>
光透過性導電材料1に、図1における金属箔18、19の位置に厚さ10μm、5mm×5mmのスズ箔を導電性接着剤(藤倉化成(株)製ドータイトFA705BN)で接着し、光透過性導電材料3を得た。
<光透過性導電材料4の作製>
光透過性導電材料1に、図1における金属箔18、19の位置に厚さ10μm、5mm×5mmの亜鉛箔を導電性接着剤(藤倉化成(株)製ドータイトFA705BN)で接着し、光透過性導電材料4を得た。
<光透過性導電材料5の作製>
光透過性導電材料1に、図1における金属箔18、19の位置に厚さ5μm、5mm×5mmの銅箔を導電性接着剤(藤倉化成(株)製ドータイトFA705BN)で接着し、光透過性導電材料5を得た。
<光透過性導電材料6の作製>
光透過性導電材料1に、図1における金属箔18の位置に厚さ5μm、5mm×5mmのアルミ箔を導電性接着剤(藤倉化成(株)製ドータイトFA705BN)で接着し、光透過性導電材料6を得た。なお、光透過性導電材料6においては、図1における金属箔19の位置には卑な金属箔の貼合はしていない)。
<信頼性の評価>
リンテック(株)製光学粘着シート MO−T015(粘着層厚み50μm)を用意し、光透過性導電材料1〜6のそれぞれにおいて、端子部16と、ダミー端子部17および17′以外の箇所は全て被覆できる形状に裁断し、端子部16と、ダミー端子部17および17′が露出するように貼合して粘着層を形成し、さらに無アルカリガラス(コーニングジャパン(株)製イーグル2000)を貼合して、光透過性導電材料積層体を得た。このようにして、各光透過性導電材料1〜6を用いた光透過性導電材料積層体を、それぞれ30枚用意した。
全ての光透過性導電材料積層体の端子部16、ダミー端子部17および17′をマスキングテープにより一時的に封止したうえで、JIS−Z2371に準じ、スガ試験機(株)製塩水噴霧試験装置内に入れ、240時間の中性塩水噴霧試験を実施した。試験に使用した塩化ナトリウム水溶液の塩化ナトリウム濃度は50g/L、試験時の水温は35℃である。試験後、酢酸エチルに光透過性導電材料積層体を30分浸漬し、その後、無アルカリガラスから光透過性導電材料を剥離し、さらにマスキングテープを剥離した。剥離した光透過性導電材料の端子部16(例えば、図3における端子16a、16b・・・)と、該端子部16と電気的に接続するセンサー部11の端子部16から最も遠いセンサー部の端(端子16aに対しては21a、16bに対しては21b、・・・)との間の導通を、デジタルマルチメーターCD771(三和電気計器社製)を用いて調べた。30枚の光透過性導電性材料のうち、断線したチャンネルのある光透過性導電材料の割合を算出した結果を表1に示す。なお、センサー部11の端はOCAに覆われているが、テスターの金属棒をOCAの中に突き刺して導通を確認した。なお、中性塩水噴霧試験は実施しないで、無アルカリガラスから光透過性導電材料を剥離した場合、断線が起きないことは別途試験で確認できている。
<光透過性導電材料7の作製>
上記した光透過性導電材料1に更に無電解銅めっき処理を施し、厚みが0.10μmの銀画像上に、0.30μmの銅を析出させ、光透過性導電材料7を得た。
<光透過性導電材料8の作製>
光透過性導電材料7に、図1における金属箔18、19の位置に厚さ5μm、5mm×5mmのアルミ箔を導電性接着剤(藤倉化成(株)製ドータイトFA705BN)で接着し、光透過性導電材料8を得た。
<光透過性導電材料9の作製>
光透過性導電材料7に、図1における金属箔18、19の位置に厚さ10μm、5mm×5mmのスズ箔を導電性接着剤(藤倉化成(株)製ドータイトFA705BN)で接着し、光透過性導電材料9を得た。
このようにして得られた光透過性導電材料7〜9のそれぞれについて、光透過性導電材料1〜6と同様の方法にて光透過性導電材料積層体を30枚ずつ作製し、光透過性導電材料1〜6と同様の方法にて信頼性の評価を実施した。この結果、表2のような結果を得た。
以上の結果から明らかなように、本発明によって信頼性に優れた光透過性導電材料が得られることが判る。
1 光透過性導電材料
2 光透過性支持体
11 センサー部
11a、11b、11c センサー
12 ダミーセンサー部
12a、12b、12c ダミーセンサー
13 光透過性導電部
14 周辺配線部
14a、14b 周辺配線
15 ダミー周辺配線
16 端子部
16a、16b 端子
17、17′ ダミー端子
18、19 金属箔
20 マーク部
21a、21b センサー部の端

Claims (3)

  1. 光透過性支持体上に、光透過性導電部と周辺配線部、および該光透過性導電部と該周辺配線部を取り囲むダミー周辺配線部を少なくとも有し、該周辺配線部を構成する複数の周辺配線、およびダミー周辺配線部を構成するダミー周辺配線は銀および/または銅を含有し、該周辺配線の表面は他の金属で被覆されておらず、該ダミー周辺配線部を構成するダミー周辺配線の少なくとも一部は、銅より卑な金属で被覆されていることを特徴とする光透過性導電材料。
  2. 前記した光透過性導電部が網目状金属細線パターンを有する、前記請求項1に記載の光透過性導電材料。
  3. 前記した光透過性導電材料が更に、光透過性導電部および周辺配線部を取り囲まず、ダミー周辺配線よりも外側に位置するマーク部を有し、該マーク部の少なくとも一部が銅より卑な金属で被覆されていることを特徴とする、前記請求項1または2に記載の光透過性導電材料。
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