JP2017156020A - 冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却室の扉が開放状態であるにもかかわらず、扉のロック装置がロック姿勢に切り換わった場合に、そのことをユーザへ速やかに知らせることができる冷却装置を提供する。【解決手段】扉3が閉鎖されたことを検知して制御部10へ閉鎖検知信号を出力するドアセンサー60と、ロック装置40のロック体47がロック姿勢に切り換わったことを検知して制御部10へロック検知信号を出力するロックセンサー70とを設ける。制御部10が、ドアセンサー60の閉鎖検知信号に先行してロックセンサー70のロック検知信号を受け取った場合に、ロック装置40の切換え異常が生じたと判断して報知手段を作動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、冷却室の開口を開閉する扉を開放不能にロックするためのロック装置を備える冷却装置に関する。
この種のロック装置の公知例として、例えば特許文献1に記載の冷蔵庫を挙げることができる。そこでの冷蔵庫は、冷蔵室の前面開口を開閉する上下一対の扉を備えており、各扉に対応してロック装置が設けられてる。各ロック装置は、冷蔵庫本体にリベットとねじで固着されたロック取付板と、ロック取付板に組付けられたロック本体とを備える。ロック本体は、回動可能なアームとキーシリンダを備えており、キーシリンダにキーを差し込んで回動操作することにより、アームが水平になるロック姿勢と、アームが垂直になるアンロック姿勢との間で、ロック本体の姿勢を切り換えることができる。扉を確りと閉じてからロック本体をロック姿勢に切り換えることにより、閉鎖状態の扉の前面にアームを係合させて、扉を開放不能にロックすることができる。
特開平11−325707号公報(段落番号0007〜0009)
この種のロック装置を備える冷蔵庫においては、扉が開放状態であるにもかかわらず、ユーザによる誤操作やロック装置の故障などを原因として、ロック装置が不用意にロック姿勢に切り換わってしまうことがある。この状態で扉を閉じ操作しても、ロック装置が邪魔になって扉を閉じ位置まで移動させることができず、しかも扉をロックできない(ロック装置が扉に係合しない)。最悪の場合には、ユーザによって閉じ操作された扉がロック装置に衝突し、その衝撃でロック装置が変形、破損してしまう。従って、扉の開放状態においてロック装置がロック姿勢に切り換わった場合は、そのことをユーザへ速やかに知らせることが望ましい。
本発明の目的は、扉が開放状態であるにもかかわらず、ロック装置がロック姿勢に切り換わった場合に、そのことをユーザへ速やかに知らせて、ロック装置をアンロック姿勢に切り換えるなどの対応をユーザに促すことができる冷却装置を提供することにある。
本発明に係る冷却装置は、本体ケース1に設けた冷却室2を開閉する扉3と、閉じ状態の扉3を開放不能にロックするロック装置40と、ロック装置40の切換え異常を報知する報知手段と、報知手段を制御する制御部10を備えている。ロック装置40は、閉じ状態の扉3の開放を阻止するロック姿勢と、扉3の開放を許すアンロック姿勢とに切換え可能なロック体47を含む。本体ケース1と扉3の間に、扉3が閉鎖されたことを検知して制御部10へ閉鎖検知信号を出力するドアセンサー60を設ける。本体ケース1とロック装置40の間に、ロック体47がロック姿勢に切り換わったことを検知して制御部10へロック検知信号を出力するロックセンサー70を設ける。制御部10が、ドアセンサー60の閉鎖検知信号に先行してロックセンサー70のロック検知信号を受け取った場合に、ロック装置40の切換え異常が生じたと判断して報知手段を作動させることを特徴とする。
ドアセンサー60の閉鎖検知信号、およびロックセンサー70のロック検知信号が制御部10へ出力されていない扉開放状態において、ロックセンサー70のロック検知信号が制御部10へ出力された時点で、制御部10が報知手段を作動させることが望ましい。
冷却室2内に洗浄水を噴射して洗浄する洗浄装置20が設けられており、制御部10が、ドアセンサー60の閉鎖検知信号とロックセンサー70のロック検知信号を記載順に受け取った場合に、洗浄装置20の駆動を許可する形態を採ることができる。
図2に示すように本体ケース1の前面に、冷却室2を開閉する扉3を配置する。閉じ状態の扉3の上方にカバー枠38を配置して、本体ケース1に固定する。ロック装置40とドアセンサー60とロックセンサー70をカバー枠38に組み込む。
扉3は、断熱作用を発揮する板体からなる扉本体5と、扉本体5の後面に周回状に設けられるドアパッキン6と、扉本体5の上部に固定される受具54とを備える。受具54の後端部の突出部分55に、ロック装置40のロック体47が係脱するロック溝56を形成する。図5に示すように突出部分55は、扉本体5の後面よりも後方へ突出して、扉3を閉じたときにカバー枠38とドアパッキン6の間に形成される上下隙間に位置する。
ロック装置40は、カバー枠38の前面に露出するロック軸44と、ロック軸44を回転自在に軸支する軸受筒45と、ロック姿勢とアンロック姿勢の間でロック軸44と一体に部分回動するロック体47とを備える。図4に示すようにロック溝56を、前後方向の溝幅が均一な平行溝57と、平行溝57に連続して先拡がり状に溝幅が拡大する導入溝58で左右横長に形成する。ロック体47がアンロック姿勢からロック姿勢に切換え操作される過程で、ロック体47の回動先端が導入溝58内に係合侵入して、平行溝57へ向かって移動する。ロック体47がロック姿勢に切換わった状態において、ロック体47の回動先端が平行溝57に係合して、扉3を開放不能に保持している。
図5に示すように、カバー枠38の前面に露出するロック軸44の前端に、ロック軸44を回動操作するための摘み50を起伏自在に設ける。
本発明においては、冷却室2を開閉する扉3と、閉じ状態の扉3を開放不能にロックするロック装置40とを備える冷却装置に対して、扉3が閉鎖されたことを検知するドアセンサー60と、ロック装置40のロック体47がロック姿勢に切り換わったことを検知するロックセンサー70を設けた。そして制御部10が、ドアセンサー60の閉鎖検知信号に先行してロックセンサー70のロック検知信号を受け取った場合に、ロック装置40の切換え異常が生じたと判断して報知手段を作動させるようにした。ここでロック装置40の切換え異常とは、扉3の開放状態においてロック体47がロック姿勢に切り換わることである。このような切換え異常が生じた場合に報知手段を作動させると、ロック体47をアンロック姿勢に切り換えるなどの対応をユーザに促して、その後のユーザによる扉3の正常な閉じ操作およびロック操作を促すことができる。
ドアセンサー60の閉鎖検知信号、およびロックセンサー70のロック検知信号が制御部10へ出力されていない扉開放状態において、ロックセンサー70のロック検知信号が制御部10へ出力された時点で、制御部10が報知手段を作動させると、ロック体47がロック姿勢に切り換わっていることを早期にユーザへ知らせて、ユーザの注意を喚起することができる。従って、ロック体47がロック姿勢に切り換わっている状態で、ユーザが扉3を閉じ操作してしまい、ロック体47が扉3に衝突される衝撃で変形、破損するという事態をよく回避することができる。
制御部10が、ドアセンサー60の閉鎖検知信号とロックセンサー70のロック検知信号を記載順に受け取った場合に、洗浄装置20の駆動を許可する。これによれば、扉3の開放状態やアンロック状態においては洗浄装置20の駆動を禁止して、洗浄水が扉3の外へ噴き出ることを確実に防止できる。
閉じ状態の扉3の上方にカバー枠38を配置して本体ケース1に固定し、ロック装置40とドアセンサー60とロックセンサー70をカバー枠38に組み込むと、これら三者40・60・70を一個所に集約配置して、一つのカバー枠38で覆うことができる。従って、これら三者を分散配置して個別にカバーなどで覆う場合に比べて、冷却装置を構成する部品点数を減らして、その製造コストを削減することができる。また、ロック装置40とドアセンサー60とロックセンサー70を一つのカバー枠38で覆うと、冷却装置の外観上の印象をすっきりとしたものにすることができる。
扉本体5の上部に固定した受具54に、ロック装置40のロック体47が係脱するロック溝56を形成すると、ロック溝56を形成した受具54を扉本体5に固定するだけで、扉3にロック溝56を設けることができる。従って、既存の冷却装置に対して、扉本体5にロック溝56を直接形成するなどの難しい加工を施さなくても、ロック溝56を含むロック機構を容易に追加装備できる。また、扉3を閉じたときにカバー枠38とドアパッキン6の間に形成される上下隙間に、受具54の後端部の突出部分55を配置し、この突出部分55にロック溝56を設けると、既存の冷却装置におけるデッドスペースを利用しながらロック機構を追加装備できるので、追加装備にあたって新たにスペースを確保する必要が無い。
ロック溝56を、前後方向の溝幅が均一な平行溝57と、平行溝57に連続して先拡がり状に溝幅が拡大する導入溝58で左右横長に形成し、ロック体47がアンロック姿勢からロック姿勢に切換え操作される過程で、ロック体47の回動先端が導入溝58内に係合侵入して、平行溝57へ向かって移動するように構成する。これによれば、扉3を閉じたときのドアパッキン6の弾性変形量のばらつきなどにより、扉3が冷却室2の開口面に対して若干前後に傾斜しているような場合でも、ロック体47の回動先端をロック溝56に侵入させて、扉3を開放不能にロックすることができる。また、ロック体47がロック姿勢に切換わった状態においては、ロック体47の回動先端が、溝幅が均一な平行溝57に係合するので、扉3を確りとロック保持することができる。
カバー枠38の前面に露出するロック軸44の前端に、ロック軸44を回動操作するための摘み50を起伏自在に設けると、ユーザが指先などで摘み50を起立させて摘むことにより、ロック軸44を容易に回動操作できる。また、ロック軸44を操作するとき以外には、摘み50が前方へ突出しないように倒しておくことにより、人体や衣服などが摘み50に引っ掛かるのを防止することができる。
本発明の実施例に係る冷却装置の制御手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る冷却装置の扉を開放した状態の正面図である。 洗浄装置の概略を示す説明図である。 ロック装置とその周囲の平面図である。 ロック装置とその周囲の縦断側面図である。 ロック装置のロック体の(a)アンロック姿勢と(b)ロック姿勢を示す縦断正面図である。 本発明の別実施例に係る冷却装置の制御手順を示すフローチャートである。
(実施例) 図1ないし図6は、本発明に係る冷却装置の実施例を示す。本実施例における前後、左右、上下とは、図2および図4に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従うものとする。図2において冷却装置は、断熱箱からなる本体ケース1と、本体ケース1の内部の冷却室2を揺動開閉する扉3と、本体ケース1を支持する基台4などを備えている。扉3は、断熱作用を発揮する板体からなる扉本体5と、扉本体5の後面(内面)に周回状に設けられるドアパッキン6と、後述する受具54などで構成されて、本体ケース1の前面の左端部に軸支されている。冷却室2の前面開口を扉3で閉じると、ドアパッキン6が本体ケース1の前面に密着する。基台4の内部には、上機械室7Aと下機械室7Bからなる機械室7が形成されており、下機械室7Bの内部に圧縮機や凝縮器からなる冷凍ユニット8が収容されている。上機械室7Aの前面には操作パネル9が配置してあり、同パネル9の後部には、冷却装置を構成する各機器の作動状態を制御する制御部10が設けてある(図3参照)。
冷却室2の内部には、室内空気を冷却して循環させる冷却ユニット11と、食材を収容したトレー(ホテルパン)を載置するための載置棚12とが設けてある。図2および図3において冷却ユニット11は、冷凍ユニット8から冷媒液の供給を受ける冷却器14と、上下一対の循環ファン15と、冷却器14の除霜用のヒーター16と、これらを収容するユニットケース17などで構成される。操作パネル9を操作して冷却モードを開始すると、制御部10は冷凍ユニット8を作動させて冷却器14へ冷媒液を供給し、また循環ファン15を作動させる。これにより、冷却室2内の空気がユニットケース17内へ取り込まれて、冷却器14を通過する間に冷却される。冷却器14で冷却された冷気は、ユニットケース17の外へ吹き出されて冷却室2内を循環し、載置棚12に載置された各トレーを冷却する。
上記の冷却モードを実行すると、トレー上の食材の断片などが冷気で吹き飛ばされて、冷却室2の壁面や冷却ユニット11の内外面などに付着することがある。そのため冷却装置には、食材の断片などを水洗い除去するための洗浄装置20が設けてある。図3において洗浄装置20は、冷却室2の上面中央に配置される第1洗浄体21と、ユニットケース17の内部に配置される第2洗浄体22と、上機械室7Aに収容されて洗浄水を貯留する貯水タンク23などで構成される。貯水タンク23と各洗浄体21・22は、中途部に送給ポンプ24が設けられた送給管25で接続してある。第1洗浄体21から噴射される洗浄水は、主に冷却室2の壁面と冷却ユニット11の外面を洗浄し、第2洗浄体22から噴射される洗浄水は、主に冷却ユニット11の内面を洗浄する。
冷却室2の上面隅部には洗浄水の給水口27が配置されており、この給水口27は、給水弁28で開閉される給水管29を介して水道管に接続されている。給水口27から供給される洗浄水(水道水)と、各洗浄体21・22から噴射される洗浄水は、冷却室2の底面中央に設けられた集水口30から貯水タンク23へ流下する。貯水タンク23の底部からは、排水弁31で開閉される排水管32が導出されている。
以上の洗浄装置20による洗浄モードは、先の冷却モードと同様に、操作パネル9の操作により開始することができる。洗浄モードは洗浄過程とすすぎ過程からなり、先に行われる洗浄過程においては、まず制御部10が給水弁28を開いて、給水口27から集水口30を介して貯水タンク23へ洗浄水(水道水)を供給する。貯水タンク23に設けられた水位センサー34が満水を検知すると、制御部10は給水弁28を閉じて、循環ファン15、ヒーター16および送給ポンプ24を作動させ、貯水タンク23の洗浄水を、送給管25を介して各洗浄体21・22へ供給する。各洗浄体21・22から噴射された洗浄水は、冷却室2の壁面や冷却ユニット11を洗浄した後、集水口30から貯水タンク23へ流下し、送給管25を介して再び各洗浄体21・22へ供給される。このように本実施例では、洗浄水を洗浄体21・22と貯水タンク23の間で繰返し循環させることにより洗浄水を節約している。
洗浄過程の開始から所定時間が経過すると、制御部10は循環ファン15、ヒーター16および送給ポンプ24を停止させて排水弁31を開き、貯水タンク23内の汚れた洗浄水を排水管32へ排水する。排水が完了すると、制御部10は排水弁31を閉じて、次のすすぎ過程へ移行する。すすぎ過程は、ヒーター16を作動させない点を除いて洗浄過程とほぼ同様であるため、その説明を省略する。すすぎ過程は複数回繰り返して行うことができる。すすぎ過程が完了すると洗浄モードは終了となる。洗浄モードの終了後は、循環ファン15とヒーター16を作動させ、また、本体ケース1の上面に設置された換気装置35を作動させて、冷却室2を乾燥させることができる。
図4および図5において本体ケース1の前面上部には、左右横長のカバー枠38が設けられている。カバー枠38は、上壁と前壁と下壁を備える断面コ字状に形成されており、扉3を閉じたときにカバー枠38の下壁と扉本体5の上端面とが上下に正対する。このカバー枠38の右端部に、扉3を開放不能にロックするためのロック装置40と、ロック装置40を支持する支持枠41とが収容してある。上記の冷却モードと洗浄モードは、扉3が不用意に開放しないようロック装置40で開放不能にロックした状態で行われる。
ロック装置40は、回動中心軸が前後方向に伸びるロック軸44と、ロック軸44を回動可能に支持する円筒状の軸受筒45と、ロック軸44の後面にボルト46で締結固定されるロック体47などで構成される。支持枠41は四角形の底壁と、底壁の辺部から上向きに伸びる前後壁および左壁とを備えており、支持枠41の前壁に軸受筒45が、同筒45のねじ軸にねじ込んだナット49で締結固定してある。なお支持枠41は、本体ケース1とカバー枠38の一方または双方に固定することができる。軸受筒45の前端部はカバー枠38の前面に露出しており、軸受筒45の前面中央からロック軸44の前端部が前方へ突出している。ロック軸44の前端部には、ロック軸44を回動操作するための摘み50が起伏揺動自在に設けられている。ロック体47の後端にはロック片51が折曲げ形成されており、支持枠41の底壁およびカバー枠38の下壁の後端部には、ロック片51の部分回動を許すスリット52・53がそれぞれ形成されている。
上記のロック装置40に対応して、扉3の右上隅部には受具54が設けてある。受具54は、扉本体5の上面後部に固定された金具で構成される。受具54の後端部は、扉本体5の後面(内面)よりも後方へ突出して、ドアパッキン6の上面に臨んでおり、この突出部分55の上壁に、ロック体47のロック片51が係脱するロック溝56が形成されている。ロック溝56は、全体として左右横長に形成されており、前後方向の溝幅が均一な左側の平行溝57と、平行溝57に連続して溝幅が先拡がり状に拡大する右側の導入溝58とで構成されている。扉3を確りと閉じてドアパッキン6が本体ケース1の前面に密着した状態では、突出部分55がカバー枠38とドアパッキン6の間の隙間に位置して、突出部分55の後面が本体ケース1の前面に当接もしくは僅かな隙間を介して正対する。またこのときロック溝56が、支持枠41とカバー枠38に形成したスリット52・53の真下に位置する。
図6(a)は、ロック装置40のロック体47がアンロック姿勢になっている状態を示しており、そこではロック片51がカバー枠38の内側に収容されている。ロック体47がアンロック姿勢になっているときは、扉3を自由に揺動開閉できる。この状態からロック軸44を時計回りに90度回動させると、ロック体47がロック軸44と一体に回動して、図5および図6(b)に示すロック姿勢に切り換わり、ロック片51が支持枠41とカバー枠38に設けたスリット52・53を介して下方へ突出する。このとき、ロック体47のロック姿勢への切り換えを、扉3を確りと閉じてから行うことにより、ロック片51が受具54のロック溝56に的確に係合する。詳しくは、ロック体47がアンロック姿勢からロック姿勢に切換え操作される過程で、ロック片51の回動先端がロック溝56の右側の部分すなわち導入溝58内に係合侵入して、平行溝57へ向かって左方へ移動する。そして、ロック体47がロック姿勢に切換わった状態において、ロック片51の回動先端が左側の平行溝57に係合する。このように、ロック片51をロック溝56に係合させて、受具54をロック片51で受け止めることにより、扉3を開放不能にロックすることができる。この施錠状態からロック軸44を反時計回りに90度回動させると、ロック体47を再びアンロック姿勢に切り換えて、ロック片51とロック溝56の係合を解除して、扉3を開くことができる。図4ないし図6において符号59は、ロック姿勢およびアンロック姿勢のロック体47を弾性的に支持する板ばね製の節度ばねである。
カバー枠38には、扉3が閉鎖されたことを検知するドアセンサー60と、ロック装置40のロック体47がロック姿勢に切り換わったことを検知するロックセンサー70とが収容されている。図3および図4においてドアセンサー60は、カバー枠38の下壁に固定された磁気形近接スイッチからなり、これと対になる磁石62が扉本体5の上端面に設けられている。図3に示すように扉3を閉じると、磁石62がドアセンサー60の下面に近接し、磁石62のまわりの磁界を検知したドアセンサー60が制御部10へON信号(扉3の閉鎖検知信号)を出力する。図4に示すように扉3を開くと、磁石62がドアセンサー60から離れて、ドアセンサー60はOFF状態に戻る。
図4および図5においてロックセンサー70は、支持枠41の左壁に設けられた磁気形近接スイッチからなり、これと対になる磁石72がロック体47の前後中途部に設けられている。図6(b)に示すようにロック体47をロック姿勢に切り換えると、磁石72がロックセンサー70の下面に近接し、磁石72のまわりの磁界を検知したロックセンサー70が制御部10へON信号(ロック体47のロック検知信号)を出力する。図6(a)に示すようにロック体47をアンロック姿勢に切り換えると、磁石72がロックセンサー70から離れて、ロックセンサー70はOFF状態に戻る。
これらセンサー60・70を利用した制御部10による冷却装置の制御形態を、図1のフローチャートに示す。ドアセンサー60からON信号が出力され(ステップS1でYES)、次いでロックセンサー70からON信号が出力された場合(ステップS2でYES)は、開放状態の扉3が閉じ位置まで移動操作された後で、ロック体47がアンロック姿勢からロック姿勢に切り換えられた、つまり、扉3が閉じ位置で正常にロックされたと判断して、冷却モードや洗浄モードの実行を許可する(ステップS3)。ドアセンサー60とロックセンサー70が記載順にON信号を出力するまで、つまり扉3が閉じ位置で正常にロックされるまで、冷却モードや洗浄モードの実行を禁止することにより、扉3が開放状態やアンロック状態のままこれらの運転モードが開始されること、および、これらの運転モードの実行中に扉3が不用意に開放されることを確実に防止できる。なお、ドアセンサー60がON信号を出力した(ステップS1でYES)後に、ロックセンサー70がON信号を出力しない場合(ステップS2でNO)に、ステップS1まで戻るのは、一度扉3が閉鎖されてから再び扉3が開放され、その後でロック体47がロック姿勢に切り換えられた場合に、モード実行を許可するステップS3へ進まないようにするためである。
一方、ドアセンサー60からON信号が出力される前(ステップS1でNO)に、ロックセンサー70からON信号が出力された場合(ステップS4でYES)は、ロック装置40の切換え異常が生じている、つまり、扉3の開放状態においてロック体47がロック姿勢に切り換わっていると判断して、その旨をユーザに知らせる報知手段を駆動させて(ステップS6)、ユーザの注意を喚起する。これにより、ユーザが扉3を閉じ操作してしまい、ロック片51が扉3の衝突による衝撃を受けて変形、破損するなどの事態をよく回避することができる。さらに、ロック体47をアンロック姿勢に切り換えるなどの対応をユーザに促して、その後のユーザによる扉3の正常な閉じ操作およびロック操作を促すことができる。ロックセンサー70からのON信号の出力が停止してOFF状態に切り換わると(ステップS7でYES)、ロック体47がユーザによりアンロック姿勢に切り換えられたと判断して報知手段を停止させ(ステップS8)、ステップS1へ戻る。なお報知手段としては、ランプ、ブザー、振動器など従来公知のものを任意に適用できる。
本発明の別実施例に係る冷却装置の制御形態を、図7のフローチャートに示す。そこでは、ドアセンサー60からON信号が出力される前(ステップS1でNO)に、ロックセンサー70からON信号が出力され(ステップS4でYES)、次いで、ドアセンサー60からON信号が出力された場合(ステップS5でYES)に、報知手段を駆動させる(ステップS6)。つまり、扉3の開放状態においてロック体47がロック姿勢に切り換わった時点で報知手段を駆動させるのではなく、その後、扉3が閉じ操作されて閉じ位置の近傍に達した時点(近接スイッチからなるドアセンサー60が磁石62のまわりの磁界を検知した時点)で初めて報知手段を駆動させる。この方法によれば、扉3の開放状態でロック体47がロック姿勢に切り換わっていることにユーザが気付いており、報知手段を駆動させることが必要でない場合に、報知手段を駆動させてユーザに不快感を与えることを防止できる。
ただし、上記の別実施例では、ロック体47がロック姿勢に切り換わっていることに気付いていないユーザが扉3を閉じ操作して、扉3がロック片51に勢いよく衝突し、その衝撃でロック片51が変形、破損するという懸念がある。この懸念を解消するため、上記のステップS5を、扉3の揺動変位を監視する態様に変更し、扉3が閉じ位置に向かって揺動を開始したことを検知した時点でステップS6へ移行し、報知手段を駆動させてもよい。扉3の揺動変位を監視するセンサーとしては、例えばロータリーエンコーダを挙げることができる。また、さらに別の変更例として、ステップS4においてYES(ロックセンサー70がON)になってから一定時間が経過しても、ロックセンサー70がOFFにならない場合に、ステップS6へ移行して報知手段を駆動させてもよい。
その他、ドアセンサー60と磁石62の配置は、上記の実施例と逆であってもよい。ロックセンサー70と磁石72についても同様である。またロックセンサー70は、ロック体47がアンロック姿勢になったときに磁石72に近接し、ロック体47がロック姿勢になったときに磁石72から離れるものであってもよい。ドアセンサー60とロックセンサー70は、磁気形以外の例えば静電容量形や光電形の近接スイッチであってもよく、検知対象に直接接触する機械式のスイッチなどであってもよい。
扉3が閉鎖されてドアセンサー60からON信号が出力された場合、および、ロック体47がロック姿勢に切り換えられてロックセンサー70からON信号が出力された場合に、そのことを操作パネル9に表示し、あるいは、別に設けたランプを点灯させるなどの方法でユーザに知らせることができる。これによれば、扉3が確りと閉じられて開放不能にロックされていることを、扉3とロック装置40を視認することと、扉3の開放を実際に試みることに加えて、ドアセンサー60とロックセンサー70が出力する検知信号によっても確認することができる。つまり、扉3が開放不能にロックされていることをユーザがより正確に確認できるので、ユーザが扉3の開放状態やアンロック状態を見落とすことをより確実に防止できる。
ロック装置40のロック体47が係脱する対象は、扉本体5に固定した受具54のロック溝56に限られず、例えば、扉本体5に直接形成した溝や扉本体5の前面にロック体47を係脱させてもよい。本発明は、洗浄装置20を備えていない冷却装置にも適用することができる。また本発明は、冷却室2の上面開口を扉3で開閉する冷却装置や、扉3が引き出し式やスライド式である冷却装置などにも適用が可能である。
2 冷却室
3 扉
5 扉本体
6 ドアパッキン
10 制御部
20 洗浄装置
40 ロック装置
44 ロック軸
45 軸受筒
47 ロック体
51 ロック片
54 受具
56 ロック溝
60 ドアセンサー
62 磁石
70 ロックセンサー
72 磁石

Claims (7)

  1. 本体ケース(1)に設けた冷却室(2)を開閉する扉(3)と、閉じ状態の扉(3)を開放不能にロックするロック装置(40)と、ロック装置(40)の切換え異常を報知する報知手段と、報知手段を制御する制御部(10)を備える冷却装置であって、
    ロック装置(40)は、閉じ状態の扉(3)の開放を阻止するロック姿勢と、扉(3)の開放を許すアンロック姿勢とに切換え可能なロック体(47)を含み、
    本体ケース(1)と扉(3)の間に、扉(3)が閉鎖されたことを検知して制御部(10)へ閉鎖検知信号を出力するドアセンサー(60)が設けられており、
    本体ケース(1)とロック装置(40)の間に、ロック体(47)がロック姿勢に切り換わったことを検知して制御部(10)へロック検知信号を出力するロックセンサー(70)が設けられており、
    制御部(10)が、ドアセンサー(60)の閉鎖検知信号に先行してロックセンサー(70)のロック検知信号を受け取った場合に、ロック装置(40)の切換え異常が生じたと判断して報知手段を作動させることを特徴とする冷却装置。
  2. ドアセンサー(60)の閉鎖検知信号、およびロックセンサー(70)のロック検知信号が制御部(10)へ出力されていない扉開放状態において、ロックセンサー(70)のロック検知信号が制御部(10)へ出力された時点で、制御部(10)が報知手段を作動させる請求項1に記載の冷却装置。
  3. 冷却室(2)内に洗浄水を噴射して洗浄する洗浄装置(20)が設けられており、
    制御部(10)が、ドアセンサー(60)の閉鎖検知信号とロックセンサー(70)のロック検知信号を記載順に受け取った場合に、洗浄装置(20)の駆動を許可する請求項1または2に記載の冷却装置。
  4. 本体ケース(1)の前面に、冷却室(2)を開閉する扉(3)が配置されており、
    閉じ状態の扉(3)の上方にカバー枠(38)が配置されて、本体ケース(1)に固定されており、
    ロック装置(40)とドアセンサー(60)とロックセンサー(70)がカバー枠(38)に組み込まれている請求項1から3のいずれかひとつに記載の冷却装置。
  5. 扉(3)が、断熱作用を発揮する板体からなる扉本体(5)と、扉本体(5)の後面に周回状に設けられるドアパッキン(6)と、扉本体(5)の上部に固定される受具(54)とを備えており、
    受具(54)の後端部の突出部分(55)に、ロック装置(40)のロック体(47)が係脱するロック溝(56)が形成されており、
    突出部分(55)が、扉本体(5)の後面よりも後方へ突出して、扉(3)を閉じたときにカバー枠(38)とドアパッキン(6)の間に形成される上下隙間に位置する請求項4に記載の冷却装置。
  6. ロック装置(40)が、カバー枠(38)の前面に露出するロック軸(44)と、ロック軸(44)を回転自在に軸支する軸受筒(45)と、ロック姿勢とアンロック姿勢の間でロック軸(44)と一体に部分回動するロック体(47)とを備えており、
    ロック溝(56)が、前後方向の溝幅が均一な平行溝(57)と、平行溝(57)に連続して先拡がり状に溝幅が拡大する導入溝(58)で左右横長に構成されており、
    ロック体(47)がアンロック姿勢からロック姿勢に切換え操作される過程で、ロック体(47)の回動先端が導入溝(58)内に係合侵入して、平行溝(57)へ向かって移動し、
    ロック体(47)がロック姿勢に切換わった状態において、ロック体(47)の回動先端が平行溝(57)に係合して、扉(3)を開放不能に保持している請求項5に記載の冷却装置。
  7. カバー枠(38)の前面に露出するロック軸(44)の軸端に、ロック軸(44)を回動操作するための摘み(50)が起伏自在に設けられている請求項6に記載の冷却装置。
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