JP7166084B2 - 冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却室の開口を揺動開閉する扉を備え、閉じ状態の扉が開放されるのを制限する開放制限装置が設けられている冷却装置に関する。
冷却装置の分野において、冷凍機器の動作中において、閉じ状態の扉が開放されるのを制限する開放制限装置を設けることは、例えば特許文献1に公知である。特許文献1の冷却庫では、冷却処理時において断熱扉(扉)がロック装置(開放制限装置)で開放不能にロックされるようになっている。ロック装置は、電磁ソレノイド式の施錠装置であり、当該ロック装置は断熱扉に設けられている。冷却庫本体には貫通孔を有する被係合部が設けられており、扉を閉めた状態で冷却庫本体の外面に設けられた操作パネルのロックスイッチをオン操作すると、電磁ソレノイドのプランジャ(制限体)が被係合部の貫通孔に進入して扉が開放不能にロックされるようになっている。なお、電磁ソレノイドは、扉が適正な位置に閉じられたことを扉センサが検知した場合にのみ駆動される。
特開2014-62661号公報
特許文献1の冷却庫によれば、断熱扉が開放されるのをロック装置で阻止するので、冷却処理中に誤って断熱扉が解放されることがなく、収納室(冷却室)内の冷気が外部に漏れ出すのを防止できる。しかし、特許文献1の冷却庫のように電磁ソレノイドを駆動要素とするロック装置においては、電磁ソレノイドの駆動部に塵埃が膠着することによるプランジャの出退動作不良、接点の溶着、配線の短絡、などによって、ロック装置による扉のロックが解除できないことがある。こうした場合には、修理を行わない限り扉のロックを解除することができず、その間冷却室内の収容物を取出すことができない。例えば処理対象を急冷処理する急速冷却庫(冷却装置)においては、急冷処理中にロック装置が故障すると、急冷処理後に処理対象を冷却室から取出すことができない。ロック装置の修理に長時間を要した場合には、処理対象が冷却室内で解凍されて衛生状態が損なわれ、処理対象を廃棄しなければならない。
本発明の目的は、閉じ状態の扉が開放されるのを制限する開放制限装置を備えている冷却装置において、故障などにより制限体による扉の開放制限が解除されない場合でも、冷却室から処理対象を取出すことができる異常時対処性能を備える冷却装置を提供することにある。
本発明に係る冷却装置は、装置本体1に設けた冷却室2の開口2aを揺動開閉する扉10と、閉じ状態の扉10が開放されるのを制限する開放制限装置38とを備える。開放制限装置38は、扉10の開放を制限する制限位置と、扉10の開放を許す開放位置とに切換え可能な制限体39と、該制限体39の位置を切換え操作するアクチュエータ40と、制限位置にある制限体39と接当して扉10が開放されるのを制限する接当体41とを含み、装置本体1と扉10のいずれか一方に制限体39が設けられ、残る他方に接当体41が設けられている。接当体41は、制限位置にある制限体39と正対する接当姿勢と、制限位置にある制限体39で変位操作されて扉10の開放を許す退避姿勢との間で変位可能に支持されている。そして、開放制限装置38で開放が制限されている扉10が強制的に開放操作される状態において、接当体41が制限体39で接当姿勢から退避姿勢に変位操作されて、接当体41による扉10の開放制限が無効化されるように構成されている。
接当体41は、ベース部53と、該ベース部53に一体に設けられて制限体39と接当する接当部54とを備え、接当姿勢から退避姿勢へと揺動変位できるようにベース部53がヒンジ58で支持されている。開放制限装置38に、制限体39による接当体41の変位操作を制動する変位制動体63が設けられている
装置本体1に制限体39が設けられ、扉10に接当体41が設けられている。ヒンジ58は、支持フレーム57を介して扉10に固定されて、該支持フレーム57に変位制動体63が固定されている。支持フレーム57、ヒンジ58、接当体41、および変位制動体63が一体的に組付けられた接当体ユニット69としてユニット部品化されている形態を採ることができる。
扉10を閉じた状態において、接当体41は接当姿勢の初期位置に保持されるように構成されている。開放制限装置38に退避姿勢側に変位操作された接当体41を接当姿勢の初期位置へと復帰操作する復帰体60・81が設けられている形態を採ることができる。
変位制動体63は流体ダンパー66で構成することができる。
接当体41のベース部53は、回転制動機能を有するダンパーヒンジ75で揺動変位可能に支持されており、ダンパーヒンジ75が、ヒンジ58と変位制動体63を兼ねるように構成することができる。
本発明に係る冷却装置によれば、閉じ状態の扉10を強制的に開放操作することで、接当体41を制限体39で接当姿勢から退避姿勢に変位操作して、接当体41による扉10の開放制限を無効化することができるので、開放制限装置38が故障し制限体39が開放位置へと切換らない場合でも、応急的に扉10を開放して冷却室2から処理対象を取出すことができる。また、例えば人が入れる程の大きさの冷却室2を有する冷却装置において、誤って冷却室2に人が入った状態で扉10が閉められ、開放制限装置38で扉10が開放制限されたとき、閉じ込められた人は、冷却室2内から扉10を強制的に開放操作することで扉10の開放制限を無効化して脱出できるので、人の閉じ込めを解消できる安全性に優れた冷却装置とすることができる。
接当体41は接当姿勢から退避姿勢へと揺動変位できるようにヒンジ58で支持し、開放制限装置38に、制限体39による接当体41の変位操作を制動する変位制動体63を設けた。こうした開放制限装置38によれば、接当体41が変位操作されるのを変位制動体63の制動作用で減速して、扉10を強制的に開放操作し始めてから接当体41による扉10の開放制限が無効化されるまでの間にタイムラグを生じさせることができ、接当体41がいきなり退避姿勢まで変位操作されるのを阻止できる。従って、誤って開放制限装置38が作動しているときに扉10を開放操作した場合には、タイムラグの間は扉10の開放を制限できるので、開放制限装置38が作動していることを認識させ、扉10の開放操作の中止を促すことができる。なお、変位制動体63としては、流体ダンパー、ダンパーヒンジ、圧縮型あるいは引張型のコイルばね、ゴムやスポンジなどの弾性変形可能なブロック体などを挙げることができる。
支持フレーム57、ヒンジ58、接当体41、および変位制動体63を一体的に組付けられた接当体ユニット69としてユニット部品化していると、厚みによる設置スペースの制約を受けやすい扉10に対する接当体41まわりの部品の組付け作業を容易化できる。また、接当体41まわりの部品が破損した際の交換作業を簡便化できる。これにより、冷却装置の製造工程の簡略化、およびメンテナンス性の向上を図ることができる。
扉10を閉じた状態において、接当体41は接当姿勢の初期位置に保持されるように構成し、開放制限装置38に退避姿勢側に変位操作された接当体41を接当姿勢の初期位置へと復帰操作する復帰体60・81を設けた。これによれば、開放制限されている扉10を強制的に開放操作して、接当体41を中途まで変位操作したのち扉10を閉じた場合でも、接当体41は復帰体60・81で接当姿勢の初期位置へと自動的に復帰する。そのため、再度の扉10の強制開放操作時でも、変位制動体63による同様な制動作用を得ることができるので、扉10の強制開放操作の開始から接当体41による扉10の開放制限が無効化されるまでの間のタイムラグを常に一定にすることができる。
流体ダンパー66で構成されている変位制動体63によれば、比較的小型サイズあっても制動作用を的確に発揮でき接当体41が変位操作されるのを確実に減速することができる。これにより、接当体41側の構成部品(接当体ユニット69)が大型化するのを解消して、接当体41の設置対象が厚みなどの制約により大きな設置スペースを確保できない扉10であっても、接当体ユニット69や変位制動体63を支障なく組付けることができる。
接当体41のベース部53を、回転制動機能を有するダンパーヒンジ75で揺動変位可能に支持して、ダンパーヒンジ75が、ヒンジ58と変位制動体63を兼ねるように構成した。これによれば、部品点数を減らして接当体41側の構成部品(接当体ユニット69)が大型化するのをより解消して、接当体41の設置対象が厚みなどの制約により大きな設置スペースを確保できない扉10であっても、接当体ユニット69や変位制動体63を支障なく組付けることができる。
本発明の実施例1に係る冷却装置の開放制限装置を示す縦断側面図である。 扉を開放した冷却装置の正面図である。 冷却装置の横断平面図である。 ドアセンサー部分を示す縦断側面図である。 扉を微かに解放した状態を示す横断平面図である。 開放制限装置の動作を示す縦断側面図であり、(a)は接当体が接当姿勢にあるときを示し、(b)は接当体が退避姿勢にあるときを示している。 本発明の実施例2に係る冷却装置の開放制限装置を示す縦断側面図である。 図7におけるA-A線断面図である。 接当体が退避姿勢にあるときを示す開放制限装置の縦断側面図である
(実施例1) 図1から図6に、本発明の冷却装置を急速冷却庫(ブラストチラー)に適用した実施例1を示す。本実施例における前後、左右、上下とは、図2および図3に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2および図3において急速冷却庫は、縦長の冷却庫本体(装置本体)1を基体としてその内部に冷却室2が設けられており、冷却室2に対して出し入れされるカート3と、冷却室2内に冷気を供給する冷却ユニット4と、冷却室2を洗浄し乾燥するための洗浄乾燥装置5とを備えている。カート3には一群の食品トレイが搭載されており、本実施例の急速冷却庫では大型の冷却室2の内部にカート3ごと収納でき、カート3に搭載されて冷却室2に収納された食品に対して粗熱取り、急速冷却、あるいは急速凍結などの冷却処理を行うことができる。
冷却庫本体1は前面に冷却室2の開口2aを有する縦長の断熱箱体からなり、冷却室2の内部左方に冷却ユニット4を構成する蒸発器6、送風ファン7が配置されている。送風ファン7から蒸発器6に向かって送給された庫内の空気は、蒸発器6を通過する間の熱交換によって冷却され、図3において蒸発器6の前後の隙間から右向きに送給されて冷却室2内を循環する。冷却ユニット4を構成する圧縮機および凝縮器は別途設置した外部ユニット(図示していない)内に配置されており、該外部ユニット内の圧縮機および凝縮器と、先の蒸発器6とは冷媒管路を介して接続されている。冷却庫本体1を構成する断熱箱体は、中空の外殻体の内部に発泡樹脂等の断熱材を充填して構成されている。
冷却室2の開口2aは、冷却室2の前面の大半を覆う右ドア(扉)10と、残部(冷却ユニット4の設置部分前面)を覆う左ドア11とにより、観音開き状に開閉できる。右ドア10は、表面パネルと、表面パネルの後面に所定間隔をおいて固定される裏面パネルとで中空の外殻体を形成し、両パネルの間に断熱材を充填した断熱ドアからなる。左ドア11も同様の断熱ドアとして構成されている。各ドア10・11はそれぞれドアヒンジ12・13で揺動開閉可能に支持されている。
右ドア10の揺動先端にはラッチ体14が設けられ、左ドア11にはラッチ体14が係脱するラッチ受け15が設けられている。右ドア10は、ラッチ体14をラッチ受け15に係合させることで、開口2aを完全に閉塞する閉じ位置に保持され、ラッチ受け15からラッチ体14を分離することで開放できる。符号16はラッチ体14を分離操作するラッチハンドルであり、該ラッチハンドル16を手前側に引くことによりラッチ受け15からラッチ体14を分離できる。このように、右ドア10の揺動先端側にラッチ体14を設け、左ドア11にラッチ体14が係脱するラッチ受け15を設けると、冷却処理時および洗浄乾燥動作時に駆動される機器による振動で、右ドア10が不用意に開放されるのを防止でき、冷気の漏れ出し、洗浄水の飛散、あるいは乾燥風の噴出をよく防止できる。
右ドア10の揺動先端の内面側には、押込み操作することで冷却室2内からラッチ体14を分離操作できる非常ノブ17が設けられている。このように非常ノブ17を設けると、万が一、冷却室2に人が閉じ込められた場合でも、冷却室2の内部側から非常ノブ17でラッチ体14を分離操作して冷却室2から脱出できる。
左ドア11は冷却ユニット4のメンテナンス用ドアであり、冷却処理時のカート3の挿入動作等においては開閉する必要はない。そのため、左ドア11は右ドア10を開放した状態でのみ操作可能なロック構造(図示していない)で閉じ位置に保持されている。右ドア10および左ドア11の裏面周縁にはドアパッキン18が固定されており、該ドアパッキン18で、冷却室2の開口周縁における冷却庫本体1の前面と左右のドア10・11との間の隙間を封止している。なお、ドアパッキン18をマグネットパッキンで構成すると、同パッキンの磁気吸着力で左右のドア10・11を閉じ位置に保持できる。この場合には、ラッチ体14、ラッチ受け15、ラッチハンドル16、および非常ノブ17は省略できる。
図2において、符号21は、モード選択ボタンやスタートスイッチなどの各種の操作スイッチが配置された操作パネルであり、操作パネル21の裏面側には急速冷却庫の全体を制御する制御部22が設けられている。操作パネル21の操作スイッチを操作することにより、冷却ユニット4を作動させて行う冷却モードや、洗浄乾燥装置5を作動させて行う洗浄乾燥モードを実行することができる。
図2および図3に示すように洗浄乾燥装置5は、冷却室2の天井壁に設けられて、冷却室2の内部に洗浄水を噴射するスプリンクラー25と、蒸発器6と送風ファン7との間に設けられて、両者6・7に向かって洗浄水を噴射する噴水ノズル26と、冷却室2の底部に設けられる洗浄ユニット27などを備えている。また、洗浄乾燥装置5は蒸発器6の右側面に蛇行状に配置されたヒーター28を備えている。洗浄ユニット27は、洗浄水をスプリンクラー25および噴水ノズル26へ向かって送給する送水構造と、洗浄水を回収し貯留する貯水構造と、洗浄水を排水する排水構造などを備えており、給水口(図示していない)から冷却室2内に供給された洗浄水を貯水構造および送水構造で循環させながら冷却室2内の洗浄を行う。
洗浄乾燥モード時には、洗浄工程と、前段すすぎ工程と、後段すすぎ工程と、乾燥工程を順に行う。洗浄、前段すすぎ、および後段すすぎの各工程では、ヒーター28に通電しながら洗浄ユニット27を駆動することにより、ヒーター28で加熱された洗浄水をスプリンクラー25および噴水ノズル26から噴射して冷却室2の洗浄を行う。また、乾燥工程ではヒーター28に通電しながら送風ファン7を駆動して冷却室2の乾燥を行う。
図2および図4に示すように、冷却庫本体1と右ドア10との間に、右ドア10を検知するドアセンサー31が設けられている。該ドアセンサー31は非接触型の近接スイッチからなり、冷却庫本体1側に設けられる磁気スイッチ32と、右ドア10側に設けられる永久磁石33とで構成される。磁気スイッチ32および永久磁石33は、それぞれケーシング34・35で支持され、該ケーシング34・35が閉じ状態における右ドア10と冷却庫本体1との対向面にそれぞれ固定されている。ドアセンサー31は、磁気スイッチ32がオン状態に切換った場合に制御部22へ検知状態を出力し、磁気スイッチ32がオフ状態に切換った場合に制御部22へ非検知状態を出力する。本実施例では、ドアセンサー31は、右ドア10を閉じ位置にしたとき磁気スイッチ32がオンとなり、閉じ位置から所定距離開放方向に揺動させた時点で磁気スイッチ32がオフとなる。制御部22は、右ドア10が閉じられてドアセンサー31がオン信号を出力している場合に、冷却ユニット4による冷却処理、あるいは洗浄乾燥装置5による洗浄乾燥動作を実行する。
上記の急速冷却庫では、右ドア10が閉じ位置にある状態において、操作パネル21にて冷却モードが選択され同モードが実行されると、食品に対する冷却処理が行われる。また、右ドア10が閉じ位置にある状態において、操作パネル21にて洗浄乾燥モードが選択され同モードが実行されると、冷却室2の洗浄乾燥動作が行われる。これらモードの実行中に右ドア10が大きく開放されると、冷却モードにおいては冷気が漏れ出し食品に対して適正に冷却処理が行われない。また、洗浄モードにおいては洗浄水が飛散し、あるいは乾燥風が噴出するなどの不具合が生じる。そのため、急速冷却庫は、冷却処理および洗浄乾燥動作の実行時において、閉じ状態における右ドア10の開放を制限するための開放制限装置38を備えている。
図1に示すように開放制限装置38は、右ドア10の開放を制限する制限位置と、右ドア10の開放を許す開放位置(図2参照)とに切換え可能な制限ピン(制限体)39と、該制限ピン39を切換え操作するソレノイド(アクチュエータ)40と、該制限ピン39と協同して閉じ状態の右ドア10が開放されるのを制限する接当体41などを備える。ソレノイド40と制限ピン39は冷却庫本体1の前面上部に設けられ、接当体41は右ドア10の上部に設けられている。なお、ソレノイド40と制限ピン39が右ドア10に設けられ、接当体41が冷却庫本体1に設けられている形態を採ることもできる。
ソレノイド40は直動型のソレノイドで構成されており、ソレノイド40のプランジャ43に制限ピン39が連結されている。また、ソレノイド40はプッシュ型ソレノイドであり、常態においては内蔵された戻りばねの付勢力でプランジャ43が上方で保持されており、制限ピン39は右ドア10の移動軌跡から退避する開放位置に保持されている。この状態からソレノイド40に通電するとプランジャ43が下側に移動して下方で保持され、制限ピン39は制限位置へと切換る。
ソレノイド40は、側面視四角枠状のソレノイド枠44に支持されており、ソレノイド枠44は断面J字状のホルダー45に固定されている。制限ピン39は、その下部がホルダー45下側の水平壁部分に設けられたガイド孔46でガイドされ、上部がホルダー45の上下中途部に設けたガイドプレート47でガイドされながら昇降する。これら制限ピン39、ソレノイド40、ソレノイド枠44、ホルダー45などは一体に組付けられてユニット部品化されており、当該ユニットは断面L字状のブラケット48で冷却庫本体1の前側上端から前側にせり出す状態で固定されている。また、当該ユニットは冷却庫本体1の前面上部に固定した断面コ字状の前面カバー49で隠蔽されており、制限ピン39は、前面カバー49の下壁に設けた貫通孔50から制限位置に向かって突出する。
接当体41は、1枚の金属板材に曲げ加工を施して形成されており、垂直なベース壁(ベース部)53と、該ベース壁53の上縁から斜め後ろ上方に向かって延設される接当壁(接当部)54と、該ベース壁53の下縁から斜め前下方に向かって延設されて、後述する変位制動体63で受止められる制動壁55とを一体に備えている。右ドア10の上部には、上面および後面に開口する収容凹部56が設けられており、該収容凹部56に接当体41が設けられている。接当体41のベース壁53は、支持フレーム57に固定したヒンジ58で支持されており、これにより接当体41は接当姿勢と退避姿勢との間で揺動変位できる。
接当体41は、閉じ状態の右ドア10が強制的に開放操作される状態において、その接当壁54が制限ピン39で傾動操作されて、ヒンジ58の回りに揺動変位される。接当姿勢における接当体41は、制限ピン39と正対して接当壁54の移動軌跡上に制限ピン39が位置しているので、右ドア10の開放操作時に制限ピン39と接当し、これにより右ドア10の開放が規制される(図6(a)参照)。さらに、退避姿勢における接当体41は、接当壁54の移動軌跡上から制限ピン39が外れているので、これにより制限ピン39による右ドア10の開放制限が無効化される(図6(b)参照)。
支持フレーム57は、1枚の金属板材に曲げ加工を施して断面S字状に形成されており、下側後方の垂直壁部分に、制動壁55の進入を許す挿通開口59が設けられている。ヒンジ58には復帰ばね(復帰体)60が組付けられており、該復帰ばね60の付勢力で接当体41は図1に向かって反時計方向に付勢されている。復帰ばね60で付勢されている接当体41は、その制動壁55の先端が収容凹部56の底壁に受け止められて反時計方向まわりの揺動が規制され、図1に示す接当姿勢の初期位置で保持されている。接当体41が接当姿勢の初期位置にある状態においては、接当壁54の上端は制限ピン39の先端位置よりも上方に位置しており、両者39・54は水平方向に所定の距離を置いて正対している。なお、支持フレーム57は、断面S字状に限られず、例えば断面E字状やコ字状などに形成することもできる。
本実施例の開放制限装置38には、制限ピン39による接当体41の変位操作を制動する変位制動体63が設けられており、該変位制動体63で接当体41がいきなり退避姿勢まで変位操作されるのを阻止している。具体的には、該変位制動体63はシリンダ64に対してピストンロッド65が出退する直動型のオイルダンパー(流体ダンパー)66で構成されている。オイルダンパー66は、ピストンロッド65がシリンダ64の下側に位置して上下方向に出退するように配置されており、シリンダ64が支持フレーム57の中間水平壁に固定されている。ピストンロッド65の先端は、接当姿勢の初期位置にある接当体41の制動壁55の上面に接触しており、ピストンロッド65は接当体41が接当姿勢から退避姿勢へと揺動変位する際に、制動壁55で退入操作される。ピストンロッド65の退入時には、シリンダ64内のオイルの流動抵抗で接当体41をゆっくりと揺動変位させて、接当体41が退避姿勢に切換るまでにタイムラグを生じさせることができる。これにより、閉じ状態の右ドア10を強制的に開放操作したとき、接当壁54が制限ピン39と接当してから退避姿勢に切換るまでに例えば4秒程度のタイムラグを生じさせることができる。
上記の支持フレーム57、ヒンジ58、接当体41、およびオイルダンパー66(変位制動体63)は一体的に組付けられた接当体ユニット69としてユニット部品化されている。支持フレーム57の下側水平壁、および上側垂直壁を収容凹部56の内面に固定することにより、接当体ユニット69は右ドア10に固定される。このように、接当体ユニット69としてユニット部品化していると、厚みによる設置スペースの制約を受けやすい右ドア10に対する接当体41まわりの部品の組付け作業を容易化できる。また、接当体41まわりの部品が破損した際の交換作業を簡便化できる。これにより、冷却装置の製造工程の簡略化、およびメンテナンス性の向上を図ることができる。また、オイルダンパー66で構成されている変位制動体63によれば、比較的小型サイズあっても制動減速作用を的確に発揮でき接当体41の姿勢変位を確実に遅延させることができる。これにより、接当体41側の構成部品(接当体ユニット69)が大型化するのを解消して、厚みが小さな右ドア10の内部に接当体ユニット69や変位制動体63を支障なく組付けることができる。
収容凹部56に固定された接当体ユニット69が、右ドア10の外面に露出するのを最小化するために、収容凹部56の上面および後面の開口を塞ぐ断面L字状のユニットカバー70が右ドア10に装着されている。ユニットカバー70には、同カバー70が制限ピン39と干渉するのを回避する逃げ切欠き71が形成されており、逃げ切欠き71を除く部分の収容凹部56がユニットカバー70で覆われている。ユニットカバー70を設けることにより、右ドア10の見栄えを向上できる。さらに収容凹部56への塵埃の侵入を抑制して、ヒンジ58に塵埃が付着することによる接当体41の揺動変位不良を回避でき、開放制限装置38を適正に機能させることができる。
ここで、開放制限装置38の動作を説明する。右ドア10を図6(a)の想像線で示す閉じ位置から開放操作すると、制限ピン39の先端と接当壁54とが接当するまでの間は、右ドア10は特に抵抗なく軽い力で開放操作できるが、両者39・54が接当した時点で、右ドア10の開放が制限される。このとき、冷却庫本体1と右ドア10との間の隙間は僅かであるため、冷却処理あるいは洗浄乾燥動作時であっても、当該隙間から冷気漏れ、洗浄水の飛散、あるいは高温乾燥風の噴出などが大きく生じることはない。また、両者39・54が接当したとき、オイルダンパー66の制動作用で右ドア10の開放速度が減速されるので接当体41に作用する衝撃を緩和して、開放制限装置38が破損するのを回避できる。
右ドア10の開放が制限された図6(a)の実線で示す位置から、右ドア10を強制的に開放操作すると、制限ピン39で接当壁54を押圧することになり、接当体41は時計回り方向に変位操作される。このとき、接当体41の揺動変位により制動壁55でピストンロッド65が退入操作されるため、オイルダンパー66に由来する制動作用が発揮され、接当体41の変位操作はゆっくりと行われる。これにより接当体41が退避姿勢まで変位操作されるまでの間は、右ドア10は僅かに開放方向に揺動できるが、開放制限装置38による右ドア10の開放制限は維持されている。
右ドア10をさらに強制的に開放操作して、接当体41を退避位置まで変位操作すると、制限ピン39が接当壁54と接当することによる右ドア10の開放制限が無効化される。これにより、図6(b)で示すように制限ピン39は接当壁54を乗り越えるので、右ドア10を開放することができる。制限ピン39が接当壁54を乗り越えたのちは、復帰ばね60の付勢力で、接当体41は制動壁55の先端が収容凹部56の底壁で受け止められる接当姿勢の初期位置へと自動的に復帰する。
なお、接当体41による右ドア10の開放規制が無効化されるまでに右ドア10に設けられた永久磁石33が、磁気スイッチ32の検知範囲外に移動するようにドアセンサー31を配置することにより、右ドア10が開放される前に冷却処理あるいは洗浄乾燥動作を中断させることができる。本実施例においては、制限ピン39と接当壁54が接当し、右ドア10の開放が制限された位置(図6(a)参照)から、右ドア10を強制的に開放操作した直後に、右ドア10に設けられた永久磁石33が、磁気スイッチ32の検知範囲外に移動して、磁気スイッチ32はオフ状態に切換わる。磁気スイッチ32がオフ状態に切換ったのち、右ドア10の開放制限が無効化されるまでタイムラグがある分、冷却ユニット4あるいは洗浄乾燥装置5の動作を確実に停止させることができるので、右ドア10が開放されたときの冷気漏れ、洗浄水の飛散、あるいは高温乾燥風の噴出などを防止することができ、安全性に優れた冷却装置とすることができる。
(実施例2) 図7から図9は、本発明の実施例2を示す。この実施例2においては、開放制限装置38のうち、右ドア10側に設けられる接当体41まわりの構造が異なる点で、先の実施例1と相違する。それ以外の点は、先の実施例1と同様であるので、同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。以下の実施例においても同様とする。
図7および図8に示すように、本実施例の接当体41は、1枚の金属板材に曲げ加工を施して形成されており、断面コ字状のベース枠(ベース部)53と、該ベース枠53の後壁の上縁から前向きに延設される接当壁(接当部)54とを一体に備えている。接当体41は、そのベース枠53が左右一対のダンパーヒンジ75を介して支持フレーム57で支持されている。これにより接当体41は接当姿勢と退避姿勢との間で揺動変位できる。
図8に示すようにダンパーヒンジ75は、ヒンジ軸76と、該ヒンジ軸76を回転可能に支持するヒンジケース77とからなり、ヒンジケース77の内部にヒンジ軸76の回転を制動する回転制動構造が設けられている。当該回転制動構造を有するダンパーヒンジ75は、接当体41を揺動変位可能に支持するヒンジ58と、接当体41の揺動変位を制動する変位制動体63の両方の機能を兼ねている。接当体41は、そのベース枠53の左右側壁にそれぞれ形成した軸穴78にヒンジ軸76が差し込まれることにより、ダンパーヒンジ75で揺動変位可能に支持されている。ヒンジ軸76は、断面太鼓状に形成されており、ヒンジ軸76が差し込まれる軸穴78はヒンジ軸76の断面形状に対応する形状に形成されている。各ダンパーヒンジ75は、図7において接当体41が時計回り方向に揺動変位したときのみ回転制動構造が機能するように構成されており、接当体41が反時計回り方向に揺動変位するときには回転制動構造が機能せず小さな力で揺動変位できる。従って、左右のダンパーヒンジ75は回転制動構造が機能する回転方向が異なる勝手違いの部品である。
支持フレーム57は、断面逆ハット状のベースフレーム79と、ベースフレーム79の左右にそれぞれ連結される、断面クランク状のサイドフレーム80とで構成されている。ダンパーヒンジ75は、そのヒンジケース77が、ベースフレーム79の垂直壁とサイドフレーム80の垂直壁とで挟持されることにより支持フレーム57に固定されている。本実施例の接当体ユニット69は、支持フレーム57、接当体41、およびダンパーヒンジ75(ヒンジ58、変位制動体63)が一体的に組付けられてユニット部品化されており、サイドフレーム80の下側水平壁が収容凹部56の内面に固定されている。
上記のように、ヒンジ58と、変位制動体63の両方の機能を兼ねるダンパーヒンジ75を設けることにより、部品点数を減らして接当体41側の構成部品(接当体ユニット69)が大型化するのを解消して、厚みが小さな右ドア10の内部に接当体ユニット69や変位制動体63を支障なく組付けることができる。
冷却庫本体1の前面には、接当体41を接当姿勢の初期位置へと復帰させる復帰アーム(復帰体)81が固定されており、該復帰アーム81は、閉じ状態における右ドア10の収容凹部56と正対する位置に配置されている。図9に示す退避姿勢側に揺動変位された接当体41は、右ドア10を閉じることによりベース枠53の後壁が復帰アーム81と接当して接当姿勢の初期位置へと復帰操作される。
上記の各実施例のように、開放制限装置38に退避姿勢側に変位操作された接当体41を接当姿勢の初期位置へと復帰操作する復帰ばね60あるいは復帰アーム81を設けると、接当体41を中途まで変位操作したのち右ドア10を閉じた場合でも、接当体41は復帰ばね60あるいは復帰アーム81で接当姿勢の初期位置へと自動的に復帰する。そのため、再度の右ドア10の強制開放操作時でも、オイルダンパー66あるいはダンパーヒンジ75(変位制動体63)による同様な制動作用を得ることができるので、右ドア10の強制開放操作の開始から接当体41による右ドア10の開放制限が無効化されるまでの間のタイムラグを常に一定にすることができる。
以上のように、上記各実施例に係る急速冷却庫においては、閉じ状態の右ドア10を強制的に開放操作することで、接当体41を制限ピン39で接当姿勢から退避姿勢に変位操作して、接当体41による右ドア10の開放制限を無効化することができるので、開放制限装置38が故障し制限ピン39が開放位置へと切換らない場合でも、応急的に右ドア10を開放して冷却室2から処理対象を取出すことができる。また、誤って冷却室2に人が入った状態で右ドア10が閉められ、開放制限装置38で右ドア10が開放制限されたとき、閉じ込められた人は、冷却室2内から右ドア10を強制的に開放操作することで右ドア10の開放制限を無効化して脱出できるので、人の閉じ込めを解消できる安全性に優れた急速冷却庫とすることができる。
接当体41は接当姿勢から退避姿勢へと揺動変位できるようにヒンジ58で支持し、開放制限装置38に、制限ピン39による接当体41の変位操作を制動するオイルダンパー66あるいはダンパーヒンジ75(変位制動体63)を設けると、接当体41が変位操作されるのをオイルダンパー66あるいはダンパーヒンジ75の制動作用で減速して、右ドア10を強制的に開放操作し始めてから接当体41による右ドア10の開放制限が無効化されるまでの間にタイムラグを生じさせることができ、接当体41がいきなり退避姿勢まで変位操作されるのを阻止できる。従って、開放制限装置38が作動しているときに、誤って右ドア10を開放操作した場合でも、タイムラグの間は右ドア10の開放を制限できるので、開放制限装置38が作動していることを認識させ、右ドア10の開放操作の中止を促すことができる。
上記の実施例以外に、変位制動体63は、引張型のコイルばね、ゴムやスポンジなどの弾性変形可能なブロック体で構成することができる。
1 装置本体(冷却庫本体)
2 冷却室
2a 開口
10 扉(右ドア)
38 開放制限装置
39 制限体(制限ピン)
40 アクチュエータ(ソレノイド)
41 接当体
53 ベース部(ベース壁、ベース枠)
54 接当部(接当面)
57 支持フレーム
58 ヒンジ
60 復帰体(復帰ばね)
63 変位制動体
66 流体ダンパー(オイルダンパー)
69 接当体ユニット
75 ダンパーヒンジ
81 復帰体(復帰アーム)

Claims (5)

  1. 装置本体(1)に設けた冷却室(2)の開口(2a)を揺動開閉する扉(10)と、閉じ状態の扉(10)が開放されるのを制限する開放制限装置(38)とを備える冷却装置であって、
    開放制限装置(38)は、扉(10)の開放を制限する制限位置と、扉(10)の開放を許す開放位置とに切換え可能な制限体(39)と、該制限体(39)の位置を切換え操作するアクチュエータ(40)と、制限位置にある制限体(39)と接当して扉(10)が開放されるのを制限する接当体(41)とを含み、装置本体(1)と扉(10)のいずれか一方に制限体(39)が設けられ、残る他方に接当体(41)が設けられており、
    接当体(41)は、制限位置にある制限体(39)と正対する接当姿勢と、制限位置にある制限体(39)で変位操作されて扉(10)の開放を許す退避姿勢との間で変位可能に支持されており、
    開放制限装置(38)で開放が制限されている扉(10)が強制的に開放操作される状態において、接当体(41)が制限体(39)で接当姿勢から退避姿勢に変位操作されて、接当体(41)による扉(10)の開放制限が無効化されるように構成されており、
    接当体(41)は、ベース部(53)と、該ベース部(53)に一体に設けられて制限体(39)と接当する接当部(54)とを備え、接当姿勢から退避姿勢へと揺動変位できるようにベース部(53)がヒンジ(58)で支持されており、
    開放制限装置(38)に、制限体(39)による接当体(41)の変位操作を制動する変位制動体(63)が設けられていることを特徴とする冷却装置。
  2. 装置本体(1)に制限体(39)が設けられ、扉(10)に接当体(41)が設けられており、
    ヒンジ(58)は、支持フレーム(57)を介して扉(10)に固定されて、該支持フレーム(57)に変位制動体(63)が固定されており、
    支持フレーム(57)、ヒンジ(58)、接当体(41)、および変位制動体(63)が一体的に組付けられた接当体ユニット(69)としてユニット部品化されている請求項1に記載の冷却装置。
  3. 扉(10)を閉じた状態において、接当体(41)は接当姿勢の初期位置に保持されるように構成されており、
    開放制限装置(38)に退避姿勢側に変位操作された接当体(41)を接当姿勢の初期位置へと復帰操作する復帰体(60・81)が設けられている請求項1または2に記載の冷却装置。
  4. 変位制動体(63)が流体ダンパー(66)で構成されている請求項1から3のいずれかひとつに記載の冷却装置。
  5. 接当体(41)のベース部(53)が、回転制動機能を有するダンパーヒンジ(75)で揺動変位可能に支持されており、
    ダンパーヒンジ(75)が、ヒンジ(58)と変位制動体(63)を兼ねている請求項1から3のいずれかひとつに記載の冷却装置
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