JP2017154982A - クレンジング化粧料 - Google Patents

Abstract

【課題】微量の水を含有する、あるいは水を含有しない非水系であっても低温又は高温条件下での安定性に優れ、なおかつ洗い流し性等の使用性にも優れた低粘度のクレンジング化粧料を提供する。【解決手段】（Ａ）常温で液状の油分を７０〜９５質量％；（Ｂ）テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０及びテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０から選択される少なくとも一種；及び（Ｃ）ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステルを含有し、前記成分（Ａ）の４０質量％以上を非極性の炭化水素油が占め、前記成分（Ｂ）と前記成分（Ｃ）との配合量比率［（Ｃ）／（Ｂ）］は、０．２０〜０．７０の範囲内であることを特徴とする、クレンジング化粧料。【選択図】なし

Description

本発明はクレンジング化粧料に関する。より詳細には、低粘度のクレンジング化粧料であって、保存安定性に優れ、洗い流し性等の使用性も良好なクレンジング化粧料に関する。

メーキャップ化粧料を落とす目的でメイククレンジングオイル等のクレンジング化粧料が用いられており、当該クレンジング化粧料について使用性やクレンジング効果改善の観点や保存安定性の観点から、さまざまな改良が検討されている。

しかしながら、水を含有しない又は微量の水を配合したクレンジング化粧料では、長期間の保存や高温条件下の保存等によって白濁や沈殿などの問題が生じることがあった。特に、微量の水を含む低粘度のクレンジング化粧料では、その安定性が化粧料中に存在する水量に依存しており、保存中に水が揮散すると白濁や沈殿を生じることが見出された。従来は、容器を工夫して水の揮散を抑制すること等により安定性を維持していた。

特許文献１では、常温液状油分と特定の非イオン界面活性剤と特定の２価アルコールとを特定割合で配合することにより、長期間の保存や高温条件下の保存によっても白濁や沈殿などが起こらず、使用性も良好な皮膚洗浄料を得たことが記載されている。しかしながら、十分な保存安定性を得るためには特定の２価アルコールが必須であり、ＨＬＢ＝４〜１５の非イオン性界面活性剤を１種類配合した洗浄剤では洗い流し性が不十分となる場合があった。

一方、特許文献２には、特定の多価アルコールトリエステル（ＰＥＧ−２０グリセリルトリイソステアレート）と、特定の糖アルコール脂肪酸テトラエステル（ソルベス−３０テトライソステアレート）とを、テトラエステル／トリエステルの比率が１．０〜３．０（実施例では２．０〜２．２）となる範囲で配合し、さらに液体オイルを３０〜７０重量％、水を最大５重量％配合した、安定なメーキャップ除去パーソナルケア組成物が記載されており、湿潤条件下又は濡れた条件下において優れたメーキャップ除去効果を発揮するとされている。

特許文献２に記載された組成物は５重量％以下の水を含んでいるが、保存中に水が揮散して不安定化する現象については何ら検討されていない。また、特許文献２において配合される油分は、天然もしくは合成のエステル類、炭化水素類およびシリコーン油類と記載され（段落００３３）、特に限定されていないが、選択する油分の種類によっては短期の保存で相分離を起こす場合があった。

特開２００５−６８０８２号公報 特許第５３６１７３０号公報

本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、クレンジング化粧料を構成する成分を再検討することにより、安定性が存在する水分量に依存しない、あるいは水を含有しない非水系であっても低温又は高温条件下での安定性に優れ、なおかつ洗い流し性等の使用性にも優れた低粘度のクレンジング化粧料を提供することを課題とする。

本発明者等は、前記課題を達成するために鋭意研究を重ねた結果、２種類の非イオン性界面活性剤を従来技術とは異なる配合量比率で組み合わせ、なおかつ油分組成を選択することによって前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。

すなわち本発明は、
（Ａ）常温で液状の油分を７０〜９５質量％；
（Ｂ）テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０及びテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０から選択される少なくとも一種；及び
（Ｃ）ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステルを含有し、
前記成分（Ａ）の４０質量％以上を非極性の炭化水素油が占め、
前記成分（Ｂ）と前記成分（Ｃ）との合計配合量が５〜１５質量％であり、両者の配合量比率［（Ｃ）／（Ｂ）］は、０．２０〜０．７０の範囲内であり、
水の含有量が１質量％以下であることを特徴とする、クレンジング化粧料を提供する。

本発明のクレンジング化粧料では、化粧料中に存在する水の量に依らず、あるいは水を含まない無水の系であっても、低温又は高温条件下において長期間にわたって白濁や沈殿を生じない安定性を有する。また、本発明のクレンジング化粧料は低粘度であり、良好に洗い流せる優れた使用性を有している。

以下、本発明について詳述する。
本発明のクレンジング化粧料は、（Ａ）常温で液状の油分、（Ｂ）テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０及びテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０から選択される少なくとも一種、及び（Ｃ）ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステルを含有する。

本発明に用いられる（Ａ）常温で液状の油分は、化粧料に通常使用されている油分であって、常温（約２５℃）において液状を呈する油分であれば特に限定されない。

具体的には、シリコーン油分としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサンなどの鎖状シリコーン油、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサンなどの環状シリコーン油等が挙げられる。

極性油分としては、例えば、ジイソステアリン酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ピバリン酸トリプロピレングリコール、トリ２−エチルヘキサン酸グリセリル、オクタン酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソパルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソデシル、コハク酸２−エチルヘキシル、セバシン酸ジエチル、エチルヘキサン酸セチルなどのエステル油等が挙げられる。

非極性油分としては、例えば、ミネラルオイル（流動パラフィン、パラフィン）、スクワラン、スクワレン、イソドデカン、イソヘキサデカン等の炭化水素油等が挙げられる。

本発明のクレンジング化粧料における（Ａ）常温で液状の油分の配合量は、化粧料全量に対して７０〜９５質量％、好ましくは７５〜８５質量％である。７０質量％未満の場合は、肌に塗布した場合の感触が重くなるなどオイル独特の使用感が失われるため好ましくなく、９５質量％を超える場合は、水洗時の洗い流しやすさが損なわれる場合があるため好ましくない。

本発明においては、上記に例示したような常温で液状の油分の１種又は２種以上を任意に選択して用いることができる。ただし、成分（Ａ）の４０質量％以上、好ましくは６０質量％以上、より好ましくは７０質量％以上を非極性の炭化水素油が占めるように調製することが必要である。成分（Ａ）における非極性の炭化水素油の比率が４０質量％未満であると相分離が生じる等、不安定化する場合がある。

本発明のクレンジング化粧料における（Ｂ）成分は、テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０及びテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０から選択される少なくとも一種である。

テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０及びテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０は、下記一般式（Ｉ）で表される構造を有する。

テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０は、上記一般式（Ｉ）において、−ＯＣＯＲがイソステアリン酸残基であり、エチレンオキシド付加数（ａ＋ｂ＋ｃ＋ｄ＋ｅ＋ｆ）が３０の化合物であり、表示名称（ＩＮＣＩ名）はテトライソステアリン酸ソルベス−３０である。

テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０は、一般式（Ｉ）において、−ＯＣＯＲがオレイン酸残基であり、エチレンオキシド付加数（ａ＋ｂ＋ｃ＋ｄ＋ｅ＋ｆ）が３０の化合物であり、表示名称（ＩＮＣＩ名）はテトラオレイン酸ソルベス−３０である。

本発明のクレンジング化粧料は、テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０又はテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０のいずれか一方を含んでもよいし、両方を組み合わせて含んでもよい。ただし、匂い安定性の観点から、テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０を用いるのが好ましい。
なお、本明細書においては、テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０及び／又はテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０を、以下では「テトラ脂肪酸ソルベス−３０」と総称する。

本発明のクレンジング化粧料における（Ｃ）成分は、ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステル（以下、「脂肪酸ＰＥＧグリセリル」と略記する）である。

本発明における脂肪酸ＰＥＧグリセリルは、従来から化粧料等に用いられているものから選択することができるが、特にＨＬＢ＝５〜１０のものが好ましい。脂肪酸ＰＥＧグリセリルを構成する脂肪酸は、炭素数１２〜２２の直鎖状又は分岐鎖状の脂肪酸が好ましく、例えば、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸などを例示することができる。中でも、イソステアリン酸ＰＥＧグリセリルが特に好ましく用いられる。

好ましい脂肪酸ＰＥＧグリセリルの具体例には、モノイソステアリン酸ＰＥＧ−３グリセリル、モノイソステアリン酸ＰＥＧ−５グリセリル、モノイソステアリン酸ＰＥＧ−６グリセリル、モノイソステアリン酸ＰＥＧ−８グリセリル、モノイソステアリン酸ＰＥＧ−１０グリセリル、ジイソステアリン酸ＰＥＧ−１０グリセリル、ジイソステアリン酸ＰＥＧ−２０グリセリル、トリイソステアリン酸ＰＥＧ−１０グリセリル、トリイソステアリン酸ＰＥＧ−１５グリセリル、トリイソステアリン酸ＰＥＧ−２０グリセリル、及びトリイソステアリン酸ＰＥＧ−３０グリセリル等が含まれるが、これらに限定されない。これらの脂肪酸ＰＥＧグリセリルは一種でも二種以上を組み合わせて配合してもよい。

本発明のクレンジング化粧料における前記成分（Ｂ）テトラ脂肪酸ソルベス−３０と前記成分（Ｃ）脂肪酸ＰＥＧグリセリルとの合計配合量は、本発明の効果を奏する範囲であれば特に限定されないが、通常は５〜１５質量％、好ましくは６〜１２質量％、より好ましくは７〜１０質量%、更に好ましくは８〜９質量％である。

また、前記成分（Ｂ）テトラ脂肪酸ソルベス−３０と前記成分（Ｃ）脂肪酸ＰＥＧグリセリルとの配合量比率［（Ｃ）／（Ｂ）］は、０．２０〜０．７０、好ましくは０．２２〜０．６８、より好ましくは０．２５〜０．６７である。この配合量比率が０．２０未満あるいは０．７０を超える化粧料では、洗い流し性が劣り、保存安定性も低下する場合がある。

本発明のクレンジング化粧料は、１質量以下、例えば０．０００１〜１質量％程度の水を含んでいてもよく、水を含まない無水の形態であってもよい。本発明のクレンジング化粧料は、油分（成分（Ａ））との相溶性に優れた界面活性剤の組み合わせ（成分（Ａ）及び（Ｂ））を配合しているため、水の揮発に起因して不安定化することがなく、低温及び高温条件下であっても白濁や沈殿を生じない。

本発明のクレンジング化粧料は、透明又は半透明で、３０℃における粘度が３０ｍＰａ・ｓ以下、好ましくは２５ｍＰａ／ｓ以下、より好ましくは２０ｍＰａ・ｓ程度の低粘度であり、使用性に特に優れている。

本発明のクレンジング化粧料は、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧料や医薬品の分野で汎用されている各種成分を添加することができる。例えば、ビタミンＢ群、ビタミンＣ及その誘導体、トラネキサム酸、パントテン酸及びその誘導体、ビオチン等のビタミン類などの水溶性活性物質、グアーガム、キサンタンガム、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子、ビタミンＥ、β−カロチン等の油溶性活性物質、アルギニン、アスパラギン酸、クエン酸、酒石酸、乳酸などの緩衝剤、ＥＤＴＡなどのキレート剤、防腐剤、各種色素等が挙げられる。ただし、本発明のクレンジング化粧料は低粘度であるため、増粘剤又はゲル化剤の配合量は制限され、その配合料は、例えば、２質量％未満、１質量％未満、あるいは０．１質量％未満程度とするのが好ましく、例えば、（ベヘン酸／エイコサン二酸）グリセリルといった増粘ゲル化剤を含まない態様も包含する。

本発明のクレンジング化粧料は、常法に従って製造することができる、具体的には、室温にて油相成分・界面活性剤を混合・攪拌して均一にした後、場合によっては水相成分を添加し混合・攪拌し均一にして液状のクレンジング化粧料を調製する。

本発明のクレンジング化粧料は、皮膚洗浄料やマッサージ化粧料として、特に洗い流し性の優れたメイククレンジングオイルとして使用に適したものである。

以下に具体例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、実施例は本発明の代表例であり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、配合量の単位は質量％である。

下記の表１〜表４に掲げた処方でクレンジング化粧料を常法に従って調製した。得られたクレンジング化粧料について、水による洗い流しやすさ及び経時安定性を以下に示す手法により評価した。

（１）洗い流しやすさの評価：
専門評価パネルが、実施例及び比較例の各テストサンプルを使用して評価した。先ず、顔全体にＷ／Ｏ乳化型のファンデーションを塗布して、約３０分間おいて乾燥させた。次に、テストサンプルを３ｍＬ手に取り顔全体に伸ばしてファンデーションをなじませ、その後、ぬるま湯で洗い流した。このときの洗い流しやすさを以下の基準で評価した。
Ａ：素早くすっきりと完全に洗い流せた。
Ｂ：ぬるぬるした感触が無く完全に洗い流せた。
Ｃ：ややぬるぬるした感触があるが、２，３回すすぐと完全に洗い流せた。
Ｄ：いつまでもぬるぬるした感触がし、油っぽさが最後まで残った。または洗い流し時に著しく増粘し、容易に洗い流すことが出来なかった。

（２）経時安定性の評価：
実施例及び比較例の各テストサンプルをそれぞれ５０ｍｌのディスペンサー付きの透明ＰＥＴ容器に入れ５０℃に１ヶ月保存した後、−５℃、０℃、２５℃、及び５０℃の各温度に放置し、１ヵ月外観状態を観察することにより行い、以下の基準で評価した。
Ａ：外観状態に、全く変化がなかった
Ｂ：外観状態に、ほとんど変化がなかった
Ｃ：放置時の温度では沈殿・二層分離等の異常が見られるが、２５℃に戻して静置することにより均一で正常な外観に戻る
Ｄ：放置時の温度で、沈殿・二層分離等の異常が見られ、２５℃に戻して静置しても正常な外観に戻らない。

表１に示すように、テトラ脂肪酸ソルベス−３０と組み合わせて配合する第二の界面活性剤として脂肪酸ＰＥＧグリセリルを配合した実施例１−１、１−２及び１−３では、洗い流しやすさ及び経時安定性の両方が優れていたが、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルを配合した比較例１−１及び１−２は経時安定性が劣り、白濁や分離が見られた。ソルビタン脂肪酸エステル（比較例１−３）、ポリグリセリン脂肪酸エステル（比較例１−４及び１−５）では、経時安定性には優れているが洗い流しやすさが劣ることがわかった。

表２に示した結果から明らかなように、（Ｂ）テトラ脂肪酸ソルベス−３０と（Ｃ）脂肪酸ＰＥＧグリセリルとの配合量比率［（Ｃ）／（Ｂ）］を０．２０〜０．７０の範囲内とした実施例では、洗い流しやすさ及び経時安定性ともに優れるが、この比率が前記範囲外となる比較例では、特に洗い流し易さが格段に低下した。これらの傾向は、（Ｂ）テトラ脂肪酸ソルベス−３０と（Ｃ）脂肪酸ＰＥＧグリセリルとの合計配合量を８質量％、１０質量％及び１２質量％と変化させても同様に観察された。

表３に示すように、（Ｂ）テトラ脂肪酸ソルベス−３０としてテトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０又はテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０を用いた実施例では洗い流しやすさ及び経時安定性ともに優れるが、他の界面活性剤（Ｂ‘）、即ち、ペンタイソステアリン酸ＰＥＧ−４０ソルビット又はペンタオレイン酸ＰＥＧ−４０ソルビットに置換すると、洗い流し易さが劣化した。この傾向は、２種類の界面活性剤の配合量比率を変えても同様であった。

表４に示すように、（Ｂ）テトラ脂肪酸ソルベス−３０と（Ｃ）脂肪酸ＰＥＧグリセリルとの比率（Ｂ）：（Ｃ）が４：１の場合（上段）および３：２の場合（下段）において同様の傾向が見られた。すなわち、クレンジング化粧料に配合される油分に占める非極性炭化水素油（ミネラルオイル＋イソドデカン）の割合が４０質量％以上となる実施例４−１〜４−６では、洗い流しやすさ及び経時安定性ともに優れ、洗い流し後にもべたつかず、洗浄力にも優れていた。しかしながら、非極性油の割合が４０質量％未満となり、シリコーン油が多く配合された比較例４−１、４−２および４−６では、特に経時安定性が低下して分離や白濁が生じた。また、極性油（パルミチン酸エチルヘキシル＋トリエチルヘキサノイン）を多く配合した比較例４−３〜４−５及び４−７〜４−９は洗い流し性が悪く、洗い流した後もべたつきを感じた。

Claims (4)

1. （Ａ）常温で液状の油分を７０〜９５質量％；
   （Ｂ）テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０及びテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルベス−３０から選択される少なくとも一種；及び
   （Ｃ）ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステルを含有し、
   前記成分（Ａ）の４０質量％以上を非極性の炭化水素油が占め、
   前記成分（Ｂ）と前記成分（Ｃ）との配合量比率［（Ｃ）／（Ｂ）］が、０．２０〜０．７０の範囲内であることを特徴とする、クレンジング化粧料。
2. 前記（Ｃ）ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステルが、ＨＬＢ＝５〜１０の、ポリオキシエチレングリセリルモノイソステアリン酸エステル、ポリオキシエチレングリセリルジイソステアリン酸エステル、及びポリオキシエチレングリセリルトリイソステアリン酸エステルからなる群から選択される一種又は二種以上である、請求項１に記載のクレンジング化粧料。
3. 前記非極性の炭化水素油が、ミネラルオイル、スクワラン、スクワレン、イソドデカン、及びイソヘキサデカンからなる群から選択される一種又は二種以上である、請求項１又は２に記載のクレンジング化粧料。
4. 水を含有しない、請求項１から３のいずれか一項に記載のクレンジング化粧料。