JP2017152004A - 紫外線硬化性樹脂層 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]タッチパネルのタッチ面に装着されるタッチパネル用保護フィルムであって、基材フィルム上に紫外線吸収剤を含有する紫外線硬化性樹脂層を備え、
下記スチールウール摩耗性試験後の紫外線硬化性樹脂層表面における水接触角が95度以上であることを特徴とする、タッチパネル用保護フィルム。
(スチールウール摩耗性試験)
紫外線硬化性樹脂層表面をスチールウール#0000を使用し、荷重250g/cm2、移動速度60mm/秒、往復移動距離120mmで1000往復させる。
[2]前記紫外線硬化性樹脂組成物が、一分子中にフッ素原子とエチレン性不飽和基を有する重合性フッ素化合物を含有する、[1]に記載のタッチパネル用保護フィルム
[3]前記紫外線硬化性樹脂組成物が、多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物を含有する、[1]または[2]に記載のタッチパネル用保護フィルム
[4]前記多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物が、多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物および多官能脂環式ウレタン(メタ)アクリレート化合物からなる群の中から選ばれる少なくとも一種である、[3]に記載のタッチパネル用保護フィルム。
[5]前記多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物が4官能以上である、[3]または[4]に記載のタッチパネル用保護フィルム。
[6]前記紫外線硬化性樹脂組成物が、多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物と、該多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物以外の多官能(メタ)アクリレート化合物とを併せて含有する、[1]〜[5]のいずれかに記載のタッチパネル用保護フィルム。
[7]前記紫外線硬化性樹脂層の厚みが3〜8μmである、[1]〜[6]のいずれかに記載のタッチパネル用保護フィルム。
[8]前記基材フィルムと前記紫外線硬化性樹脂層との間に、厚みが0.005〜0.3μmである熱硬化性樹脂層を有する、[1]〜[7]のいずれかに記載のタッチパネル用保護フィルム。
[9]前記熱硬化性樹脂層が、アクリル樹脂およびポリウレタン樹脂からなる群の中から選ばれる少なくとも一種の樹脂を含有する、[8]に記載のタッチパネル用保護フィルム。
[10]前記基材フィルムの紫外線硬化性樹脂層が積層された面とは反対面に、
粒子を含有するハードコート層を備え、該ハードコート層表面の水接触角が80度以下である、[1]〜[9]のいずれかに記載のタッチパネル用保護フィルム。
本発明の紫外線硬化性樹脂層は、紫外線吸収剤を含有する紫外線硬化性樹脂組成物に紫外線を照射することにより硬化せしめた層である。以下、説明の便宜上、「紫外線吸収剤を含有する紫外線硬化性樹脂層」あるいは「紫外線硬化性樹脂層が紫外線吸収剤を含有する」などと表現することがある。
環状飽和炭化水素(脂環式)ポリイソシアネート化合物として、例えばイソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、メチレンビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)、水添ジフェニルメタンジイソシアネート、水添キシレンジイソシアネート、水添トルエンジイソシアネート等、
芳香族ポリイソシアネート化合物として、例えば2,4−トリレンジイソシアネート、1,3−キシリレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、3,3’−ジメチル−4,4’−ジイソシアネート、6−イソプロピル−1,3−フェニルジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート等、
を挙げることができる。これらのポリイソシアネート化合物は単独で用いても2種以上混合してもよい。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、例えば、2−〔2'−ヒドロキシ−5'−(ヒドロキシメチル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−5'−(2−ヒドロキシエチル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−5'−(3−ヒドロキシプロピル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−3'−メチル−5'−(ヒドロキシメチル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−3'−メチル−5'−(2−ヒドロキシエチル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−3'−メチル−5'−(3−ヒドロキシプロピル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−3'−t−ブチル−5'−(ヒドロキシメチル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−3'−t−ブチル−5'−(2−ヒドロキシエチル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−3'−t−ブチル−5'−(2−ヒドロキシエチル)フェニル〕−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−3'−t−ブチル−5'−(3−ヒドロキシプロピル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−3'−t−オクチル−5'−(ヒドロキシメチル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−3'−t−オクチル−5'−(2−ヒドロキシエチル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−3'−t−オクチル−5'−(3−ヒドロキシプロピル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール等、あるいは2,2'−メチレンビス〔6−(2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(ヒドロキシメチル)フェノール〕、2,2’;−メチレンビス〔6−(2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(2−ヒドロキシエチル)フェノール〕、2,2'−メチレンビス〔6−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(2−ヒドロキシエチル)フェノール〕、2,2'−メチレンビス〔6−(5−ブロモ−2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(2−ヒドロキシエチル)フェノール〕、2,2'−メチレンビス〔6−(2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(3−ヒドロキシプロピル)フェノール〕、2,2'−メチレンビス〔6−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(3−ヒドロキシプロピル)フェノール〕、2,2'−メチレンビス〔6−(5−ブロモ−2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(3−ヒドロキシプロピル)フェノール〕、2,2'−メチレンビス〔6−(2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(4−ヒドロキシブチル)フェノール〕、2,2'−メチレンビス〔6−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(4−ヒドロキシブチル)フェノール〕、2,2'−メチレンビス〔6−(5−ブロモ−2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(4−ヒドロキシブチル)フェノール〕、3,3−{2,2'−ビス〔6−(2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−1−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル〕}プロパン、2,2−{2,2'−ビス〔6−(2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−1−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル〕}ブタン、2,2'−オキシビス〔6−(2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(2−ヒドロキシエチル)フェノール〕、2,2'−ビス〔6−(2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(2−ヒドロキシエチル)フェノール〕スルフィド、2,2'−ビス〔6−(2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(2−ヒドロキシエチル)フェノール〕スルホキシド、2,2'−ビス〔6−(2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(2−ヒドロキシエチル)フェノール〕スルホン、2,2'−ビス〔6−(2H−ベンゾトリアゾリ−2−イル)−4−(2−ヒドロキシエチル)フェノール〕アミン等が挙げられる。
チバ・スペシャリティー・ケミカルズ(株)製のイルガキュア907、イルガキュア379、イルガキュア819、イルガキュア127、イルガキュア184、イルガキュア500、イルガキュア754、イルガキュア250、イルガキュア1800、イルガキュア1870、イルガキュアOXE01、DAROCUR TPO、DAROCUR1173等、日本シイベルヘグナー(株)製のSpeedcureMBB、SpeedcurePBZ、SpeedcureITX、SpeedcureCTX、SpeedcureEDB、Esacure ONE、Esacure KIP150、Esacure KTO46等、日本化薬(株)製のKAYACUREDETX−S、KAYACURE CTX、KAYACURE BMS、KAYACURE DMBI等が挙げられる。
本発明における基材フィルムの材料は、特に限定される物ではないが、ポリエステル(例、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなど)、ポリメチルメタクリレート、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、トリアセチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、金属イオン架橋エチレン−メタクリル酸共重合体、ポリウレタン、セロファン等が挙げられる。好ましくは、熱、溶剤、折り曲げ等の加工時の負荷に対する耐性が高く、透明性が特に高い点で、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート等が挙げられ、より好ましくは、加工性に優れている点でポリエチレンテレフタレートが使用される。
基材フィルムは、少なくとも紫外線硬化性樹脂層を積層する面に熱硬化性樹脂層が設けられていることが好ましい。基材フィルムとして、特にポリエチレンテレフタレートフィルムを用いる場合は、ポリエチレンテレフタレートフィルムの少なくとも紫外線硬化性樹脂層が積層される面に熱硬化性樹脂層が設けられていることが好ましい。
本発明の保護フィルムは、基材フィルムの紫外線硬化性樹脂層が積層された面とは反対面(裏面)が、粘着剤層あるいは接着剤層を介してタッチパネルのタッチ面に装着される。
保護フィルムの紫外線硬化性樹脂層が積層された表面を、スチールウール#0000(日本スチールウール(株)製)を使用し、荷重250g/cm2、速度60mm/秒、往復移動距離120mmで1000往復させた。試験環境は、温度23℃、相対湿度55%である。
上記(1)のスチールウール耐摩耗性試験を実施した後、保護フィルムの裏面(紫外線硬化性樹脂層が積層された面とは反対面)に黒テープを貼り付け、蛍光灯下(照度600ルックス)で目視により紫外線硬化性樹脂層表面の傷の発生状況を観察し、以下の基準で評価した。尚、傷の観察は、視力1.2〜1.5(矯正視力を含む)の20代男性3人で行い、平均した。
スチールウール摩耗性試験を実施する前の紫外線硬化性樹脂層表面の水接触角を、協和界面科学(株)製の自動接触角計(DM−500)と解析ソフトFAMAS(バージョン3.34)を用いて測定した。測定には純水を用い、純水の滴下量を2マイクロリットルとした。5回測定し、最大と最小値を除く3点の平均値を採用した。測定環境は、温度23℃、相対湿度55%である。
上記(1)のスチールウール摩耗性試験を実施した後、紫外線硬化性樹脂層表面の水接触角を上記(3)に準じて測定した。
保護フィルムを5cm×5cmに切り出して試験サンプルとした。温度23℃、相対湿度55%の雰囲気下で、この試験サンプルの紫外線硬化性樹脂層上に、縦方向と横方向にそれぞれ1mm間隔の直線状カットを11本入れて1mm2のクロスカットマス目を100個作製した。このクロスカットマス目上にニチバン(株)製セロハンテープを貼り付けた後、セロハンテープを180度方向に剥離し、紫外線硬化性樹脂層の残存した個数により以下の基準で評価した。
2級:90〜99個残存
3級:0〜89個残存
1級と2級は実用上問題なく、3級は実用上問題となるレベルである。
紫外線蛍光ランプ式耐光性試験機(Q−Panel社製の「QUV」;紫外線蛍光ランプUVA340nmを搭載)を使用して、紫外線照射(63℃−50%RHの雰囲気下で8時間紫外線を照射)と紫外線未照射(50℃−100%RHの雰囲気下で紫外線を照射せず4時間放置)とを8サイクル繰り返し行って、保護フィルムに紫外線を照射した。その後保護フィルムを試験機から取り出し、23℃−55%RHの雰囲気下で60分間放置した後、上記(5)に準じて密着性を評価した。
上記(6)の紫外線蛍光ランプ式耐光性試験機を使用して、同条件にて保護フィルムに紫外線を照射した。その後保護フィルムを試験機から取り出し、23℃−55%RHの雰囲気下で60分間放置した後、蛍光下で黄変度を目視で評価した。このとき、ブランク(紫外線照射前の保護フィルム)と対比して、黄変の進み具合を以下に基準で評価した。
○;黄変がほとんど進んでいない。
△;黄変がやや進んでいる。
×;黄変が大きく進んでいる。
熱硬化性樹脂層が積層されたポリエチレンテレフタレート(以下、「PET」と略称することがある。)フィルムの断面を超薄切片に切り出し、RuO4 染色、OsO4 染色、あるいは両者の二重染色による染色超薄切片法により、TEM(透過型電子顕微鏡)で断面構造が目視可能な以下の条件にて観察し、その断面写真から熱硬化性樹脂層の厚みを測定する。尚、測定個所は粒子が存在しない部分である。なお、5箇所を測定して、その平均値を熱硬化性樹脂層の厚みとした。
・測定装置:透過型電子顕微鏡(日立(株)製 H−7100FA型)
・測定条件:加速電圧 100kV
・試料調整:凍結超薄切片法
・倍率:30万倍。
保護フィルムの断面を超薄切片に切り出し、TEM(透過型電子顕微鏡)で加速電圧100kVにて観察(1〜30万倍の倍率で観察)し、その断面写真から厚みを測定する。尚、紫外線硬化性樹脂層が表面に突出部を有する場合は、突出部が存在しない部分における厚みである。厚みの測定は5箇所で行い、その平均値を厚みとした。
紫外線硬化性樹脂層の断面をTEM(透過型電子顕微鏡)で観察(約1万〜10万倍)し、その断面写真から、無作為に選択した30個の粒子のそれぞれの最大長さを計測し、それらを平均した値を粒子の平均粒子径とした。
基材フィルムに積層された熱硬化性樹脂層表面を、SEM(走査型電子顕微鏡)を用いて倍率一万倍で観察し、粒子の画像(粒子によってできる光の濃淡)をイメージアナライザー(たとえばケンブリッジインストルメント製QTM900)に結び付け、観察箇所を変えてデータを取り込み、合計粒子数5000個以上となったところで次の数値処理を行ない、それによって求めた数平均径dを平均粒径(直径)とした。
・d=Σdi /N
ここでdi は粒子の等価円直径(粒子の断面積と同じ面積を持つ円の直径)、Nは個数である。
ハードコート層表面の水接触角を、上記(3)に準じて測定した。
熱硬化性樹脂層が積層されたポリエチレンテレフタレートフィルム(積層PETフィルム)を以下の要領で製造した。
ポリエステル樹脂1/アクリル樹脂1/メラミン系架橋剤/粒子を固形分質量比で、80/20/20/3の割合で混合して調製した。
下記の共重合組成からなるポリエステル樹脂を粒子状に水に分散させた水性分散体。
・多価カルボン酸成分
テレフタル酸 34モル%
2,6−ナフタレンジカルボン酸 10モル%
5−Naスルホイソフタル酸 6モル%
・ジオール成分
エチレングリコール 49モル%
ジエチレングリコール 1モル%。
下記の共重合成分を共重合させたアクリル樹脂を粒子状に水に分散させた水性分散体
・共重合成分
メチルメタクリレート 63質量%
エチルアクリレート 35質量%
アクリル酸 1質量%
N−メチロールアクリルアミド 1質量%。
メチロール型メラミン系架橋剤(三和ケミカル(株)製の「ニカラック MW12LF」)。
平均粒子径が0.19μmのコロイダルシリカ((日産化学工業(株)製の「スノーテックス」)。
製造例1において、熱硬化性樹脂組成物を下記の熱硬化製樹脂組成物bに変更する以外は、製造例1と同様にして熱硬化性樹脂層が積層されたポリエチレンテレフタレートフィルム(積層PETフィルム)を製造した。
下記のポリエステル樹脂2を固形分換算で22質量部、自己架橋型ポリウレタン樹脂水溶液(第一工業製薬製:商品名エラストロンH−3;固形分濃度20質量%)を固形分換算で78質量部、エラストロン用触媒(第一工業製薬製:商品名Cat64)を5質量部、および平均粒子径が0.19μmのコロイダルシリカ((日産化学工業(株)製の「スノーテックス」)を3質量部含む。
ジメチルテレフタレート95質量部、ジメチルイソフタレート95質量部、エチレングリコール35質量部、ネオペンチルグリコール145質量部、酢酸亜鉛0.1質量部及び三酸化アンチモン0.1質量部を反応容器に仕込み、180℃で3時間かけてエステル交換反応を行った。次に5−ナトリウムイソフタル酸6質量部を添加し、240℃で1時間かけてエステル化反応を行った後、重縮合反応を行い、ポリエステル樹脂2(固形分濃度30質量%の水性分散体)を得た。
製造例1において、熱硬化性樹脂組成物を下記の熱硬化製樹脂組成物cに変更する以外は、製造例1と同様にして熱硬化性樹脂層が積層されたポリエチレンテレフタレートフィルム(積層PETフィルム)を製造した。
ポリエステル樹脂1/メラミン系架橋剤/粒子を固形分質量比で、100/20/3の割合で混合して調製した。ここで用いた、ポリエステル樹脂1、メラミン系架橋剤および粒子は、製造例1と同じものである。
製造例1で作製した積層PETフィルムの一方の熱硬化性樹脂層の上に、下記の紫外線硬化性樹脂組成物をグラビアコーターで塗工し、90℃で熱風乾燥した後、紫外線(積算光量400mJ/cm2)を照射して、厚みが5.5μmの紫外線硬化性樹脂層を形成し、保護フィルムを作製した。
多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物(ダイセル・サイテック(株)の「KRM8452」、10官能)を50質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを40質量部、重合性フッ素化合物(大阪有機化学工業(株)の「ビスコート8F」;オクタフルオロペンチルアクリレート;エチレン性不飽和基1個、フッ素原子8個)を2質量部、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の「チヌビン460」)を3質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア184」)5質量部を有機溶剤(メチルエチルケトン)に混合して、固形分濃度が30質量%の組成物を調製した。
下記の紫外線硬化性樹脂組成物に変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物(ダイセル・サイテック(株)の「KRM8452」、10官能)を50質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを40質量部、重合性フッ素化合物(大阪有機化学工業(株)の「ビスコート8F」;オクタフルオロペンチルアクリレート;エチレン性不飽和基1個、フッ素原子8個)を2質量部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の「チヌビン328」)を3質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア184」)5質量部を有機溶剤(メチルエチルケトン)に混合して、固形分濃度が30質量%の組成物を調製した。
下記の紫外線硬化性樹脂組成物に変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物(ダイセル・サイテック(株)の「Ebecryl 5129」、6官能)を50質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを40質量部、重合性フッ素化合物(大阪有機化学工業(株)の「ビスコート8F」;オクタフルオロペンチルアクリレート;エチレン性不飽和基1個、フッ素原子8個)を2質量部、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の「チヌビン460」)を3質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア184」)5質量部を有機溶剤(メチルエチルケトン)に混合して、固形分濃度が30質量%の組成物を調製した。
下記の紫外線硬化性樹脂組成物に変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
多官能芳香族ウレタン(メタ)アクリレート化合物(ダイセル・サイテック(株)の「Ebecryl 220」、6官能)を50質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを40質量部、重合性フッ素化合物(大阪有機化学工業(株)の「ビスコート8F」;オクタフルオロペンチルアクリレート;エチレン性不飽和基1個、フッ素原子8個)を2質量部、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の「チヌビン460」)を3質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア184」)5質量部を有機溶剤(メチルエチルケトン)に混合して、固形分濃度が30質量%の組成物を調製した。
下記の紫外線硬化性樹脂組成物に変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物(ダイセル・サイテック(株)の「Ebecryl 8210」、4官能)を50質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを40質量部、重合性フッ素化合物(大阪有機化学工業(株)の「ビスコート8F」;オクタフルオロペンチルアクリレート;エチレン性不飽和基1個、フッ素原子8個)を2質量部、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の「チヌビン460」)を3質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア184」)5質量部を有機溶剤(メチルエチルケトン)に混合して、固形分濃度が30質量%の組成物を調製した。
下記の紫外線硬化性樹脂組成物に変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物(ダイセル・サイテック(株)の「KRM8452」、10官能)を50質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを40質量部、重合性フッ素化合物(ダイキン工業(株)の「オプツールDAC」;テトラフルオロ−1−プロパノール;エチレン性不飽和基1個、フッ素原子4個)を2質量部、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の「チヌビン460」)を3質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア184」)5質量部を有機溶剤(メチルエチルケトン)に混合して、固形分濃度が30質量%の組成物を調製した。
下記の紫外線硬化性樹脂組成物に変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物(ダイセル・サイテック(株)の「KRM8452」、10官能)を50質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを40質量部、重合性フッ素化合物(大阪有機化学工業(株)(株)の「ビスコート3F」;トリフルオロエチルアクリレート;エチレン性不飽和基1個、フッ素原子3個)を2質量部、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の「チヌビン460」)を3質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア184」)5質量部を有機溶剤(メチルエチルケトン)に混合して、固形分濃度が30質量%の組成物を調製した。
製造例2で作製した積層PETフィルムに変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
製造例3で作製した積層PETフィルムに変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
下記の紫外線硬化性樹脂組成物に変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物(ダイセル・サイテック(株)の「KRM8452」、10官能)を50質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを40質量部、重合性フッ素化合物(大阪有機化学工業(株)の「ビスコート8F」;オクタフルオロペンチルアクリレート;エチレン性不飽和基1個、フッ素原子8個)を2質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア184」)5質量部を有機溶剤(メチルエチルケトン)に混合して、固形分濃度が30質量%の組成物を調製した。
下記の紫外線硬化性樹脂組成物に変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物(ダイセル・サイテック(株)の「KRM8452」、10官能)を50質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを40質量部、非重合性フッ素化合物(DIC(株)の「メガファックF−561」)を固形分換算で2質量部、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の「チヌビン460」)を3質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア184」)5質量部を有機溶剤(メチルエチルケトン)に混合して、固形分濃度が30質量%の組成物を調製した。
下記の紫外線硬化性樹脂組成物に変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを90質量部、重合性フッ素化合物(ダイキン工業(株)の「オプツールDAC」;テトラフルオロ−1−プロパノール;エチレン性不飽和基1個、フッ素原子4個)を2質量部、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の「チヌビン460」)を3質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア184」)5質量部を有機溶剤(メチルエチルケトン)に混合して、固形分濃度が30質量%の組成物を調製した。
下記の紫外線硬化性樹脂組成物に変更する以外は、実施例1と同様にして保護フィルムを作製した。
多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物(ダイセル・サイテック(株)の「KRM8452」、10官能)を50質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを40質量部、重合性フッ素化合物(大阪有機化学工業(株)の「ビスコート8F」;オクタフルオロペンチルアクリレート;エチレン性不飽和基1個、フッ素原子8個)を2質量部、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の「チヌビン460」)を3質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア184」)を5質量部、平均粒径が5μmのアクリル粒子(綜研化学(株)製の「MX500」)5質量部を有機溶剤(メチルエチルケトン)に混合して、固形分濃度が30質量%の組成物を調製した。
実施例および比較例で作製した保護フィルムの特性を評価した。その結果を表1に示す。
実施例1〜9で得られた保護フィルムの裏面(紫外線硬化性樹脂層が積層されている面とは反対面)に、下記のハードコート層形成用組成物をグラビアコーターで塗工し、90℃で乾燥した後、紫外線(積算光量400mJ/cm2)を照射して厚みが2μmのハードコート層を形成して実施例11〜19の保護フィルムを得た。
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを92質量部、有機粒子としてスチレン−アクリル系共重合樹脂粒子(ガンツ化成(株)製の商品名「スタフィロイド EA−1135」;平均粒子径130nm)を固形分換算で8質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア(登録商標)184」)5質量部を有機溶媒(酢酸エチル:トルエン=1:1(質量比)の混合溶媒)に溶解あるいは分散した組成物(固形分濃度30質量%)である。
実施例11〜19の保護フィルムについて前述と同様の評価を行った。その結果、実施例11〜19の保護フィルムは、それぞれが対応する実施例1〜9の保護フィルムと同様の結果であった。
保護フィルムを切断して2枚のシート片(20cm×15cm)を作製する。この2枚のシート片の紫外線硬化性樹脂層の面とハードコート層の面とが向き合うように2枚のシート片を僅かにずらして重ね合わせて平滑な台上の置き、下方のシート片を指で台上に固定し、上方のシート片を手で滑らせる方法で滑り性の良否判定を行った。測定環境は23℃、55%RHである。
・良好:上方のシート片の滑り性が良好である。
・不良:上方のシート片が滑らない。
保護フィルムを切断して2枚のシート片(20cm×15cm)を作製する。この2枚のシート片の紫外線硬化性樹脂層の面とハードコート層の面とが向き合うようにして重ね合わせる。次に、2枚のシート片を重ね合わせた試料をガラス板で挟み込み、約3kgの重りを載せて、50℃、90%(RH)の雰囲気下に48時間放置する。次に、重ね合わせ面を目視により観察しニュートンリングの発生状況を確認した後、両者を剥離し、以下の基準で評価した。
・良好:剥離前はニュートンリングが発生しておらず、剥離時には剥離音を立てずに軽く剥離される。
・不良:剥離前は全面にニュートンリングが発生しており、剥離時には大きな剥離音を立てて剥離される。
[1]紫外線吸収剤を含有する紫外線硬化性樹脂層であって、
下記スチールウール摩耗性試験後の紫外線硬化性樹脂層表面における水接触角が95度以上であることを特徴とする、紫外線硬化性樹脂層。
(スチールウール摩耗性試験)
紫外線硬化性樹脂層表面をスチールウール#0000を使用し、荷重250g/cm2、移動速度60mm/秒、往復移動距離120mmで1000往復させる。
[2]前記紫外線硬化性樹脂組成物が、一分子中にフッ素原子とエチレン性不飽和基を有する重合性フッ素化合物を含有する、[1]に記載の紫外線硬化性樹脂層。
[3]前記紫外線硬化性樹脂組成物が、多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物を含有する、[1]または[2]に記載の紫外線硬化性樹脂層。
[4]前記多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物が、多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物および多官能脂環式ウレタン(メタ)アクリレート化合物からなる群の中から選ばれる少なくとも一種である、[3]に記載の紫外線硬化性樹脂層。
[5]前記多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物が4官能以上である、[3]または[4]に記載の紫外線硬化性樹脂層。
[6]前記紫外線硬化性樹脂組成物が、多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物と、該多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物以外の多官能(メタ)アクリレート化合物とを併せて含有する、[1]〜[5]のいずれかに記載の紫外線硬化性樹脂層。
[7]前記紫外線硬化性樹脂層の厚みが3〜8μmである、[1]〜[6]のいずれかに記載の紫外線硬化性樹脂層。
[8]基材フィルム上に積層するための、[1]〜[7]のいずれかに記載の紫外線硬化性樹脂層。
本発明の紫外線硬化性樹脂層を備えた保護フィルムは、基材フィルムの紫外線硬化性樹脂層が積層された面とは反対面(裏面)が、粘着剤層あるいは接着剤層を介してタッチパネルのタッチ面に装着される。
Claims (10)
- タッチパネルのタッチ面に装着されるタッチパネル用保護フィルムであって、基材フィルム上に、紫外線吸収剤を含有する紫外線硬化性樹脂組成物を硬化せしめた紫外線硬化性樹脂層を備え、
下記スチールウール摩耗性試験後の紫外線硬化性樹脂層表面における水接触角が95度以上であることを特徴とする、タッチパネル用保護フィルム。
(スチールウール摩耗性試験)
紫外線硬化性樹脂層表面をスチールウール#0000を使用し、荷重250g/cm2、移動速度60mm/秒、往復移動距離120mmで1000往復させる。 - 前記紫外線硬化性樹脂組成物が、一分子中にフッ素原子とエチレン性不飽和基を有する重合性フッ素化合物を含有する、請求項1に記載のタッチパネル用保護フィルム
- 前記紫外線硬化性樹脂組成物が、多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物を含有する、請求項1または2に記載のタッチパネル用保護フィルム
- 前記多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物が、多官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート化合物および多官能脂環式ウレタン(メタ)アクリレート化合物からなる群の中から選ばれる少なくとも一種である、請求項3に記載のタッチパネル用保護フィルム。
- 前記多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物が4官能以上である、請求項3または4に記載のタッチパネル用保護フィルム。
- 前記紫外線硬化性樹脂組成物が、多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物と、該多官能ウレタン(メタ)アクリレート化合物以外の多官能(メタ)アクリレート化合物とを併せて含有する、請求項1〜5のいずれかに記載のタッチパネル用保護フィルム。
- 前記紫外線硬化性樹脂層の厚みが3〜8μmである、請求項1〜6のいずれかに記載のタッチパネル用保護フィルム。
- 前記基材フィルムと前記紫外線硬化性樹脂層との間に、厚みが0.005〜0.3μmである熱硬化性樹脂層を有する、請求項1〜7のいずれかに記載のタッチパネル用保護フィルム。
- 前記熱硬化性樹脂層が、アクリル樹脂およびポリウレタン樹脂からなる群の中から選ばれる少なくとも一種の樹脂を含有する、請求項8に記載のタッチパネル用保護フィルム。
- 前記基材フィルムの紫外線硬化性樹脂層が積層された面とは反対面に、
粒子を含有するハードコート層を備え、該ハードコート層表面の水接触角が80度以下である、請求項1〜9のいずれかに記載のタッチパネル用保護フィルム。
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