JP2017151767A - 自動取引処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取引種別に応じてコンテンツを再生する。【解決手段】利用者から取引の種別の選択を受け付ける操作表示部と、取引に関する広告を表示する広告表示部と、取引の種別と広告のコンテンツとが対応付けられたコンテンツ情報と、操作表示部が受け付けた取引の種別とに基づいて、広告表示部に表示するコンテンツを決定する制御部と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、自動取引処理装置に関する。
従来、操作者の入力操作に応じて、その操作者が要求する取引を処理する自動取引処理装置が存在する。自動取引処理装置では、金融機関の店舗や、コンビニエンスストアなどに設置している現金自動預払機、コンビニエンスストアに設定しているコンサートなどのイベントのチケット販売機、病院等に設置している医療費精算機など、色々な機器が存在する。
一般的な自動取引処理装置は、操作者に対して操作案内画面を表示する表示器とタッチパネルを具備しており、このタッチパネルによって、操作者の押下位置を検出することによって、操作者の入力操作を実現する方式が多く採用されている。
自動取引処理装置を設置する環境では、利用者へのキャンペーンや注意事項の通知を目的としてポスターなどの掲示物を貼り付ける場合がある。また、掲示物の貼替えにかかる手間を軽減するため、自動取引処理装置の上部に表示器を設け、表示器の画面にデジタルコンテンツを表示することで利用者への通知を行なう製品がある。このデジタルコンテンツの再生をする製品では、利用者の視聴に関係なく、繰り返し再生を行なう製品があり、コンテンツを途中から視聴した利用者に全ての内容が伝わらない懸念がある。
例えば、特許文献1は、公衆便所などを前提とし、公衆便所の使用者の接近をセンサで検知してからコンテンツを開始する方法を提案している。また、特許文献2では、顧客の属性情報に応じて広告を表示する方法を提案している。
特表2003−517159号公報 WO2003−034356号公報
自動取引処理装置では、振込、出金など取引の種別によって、使用者が自動取引処理装置を占有する時間の長短が異なる。特許文献1を自動取引処理装置に適用した場合、使用者の接近を検知しコンテンツの再生を開始できる。また、特許文献2では使用者の年齢、性別、および所定の金融機関に設定された預金口座の残高の属性情報に対応する広告を表示する方法を開示している。
しかしながら、特許文献1、2とも、使用者が選択した取引種別を判別しないため、占有時間が長い取引でも、短い取引にあわせたコンテンツを再生することとなり、占有時間に合わせた再生ができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、取引種別に応じてコンテンツを再生することが可能な自動取引処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる自動取引処理装置は、利用者から取引の種別の選択を受け付ける操作表示部と、取引に関する広告を表示する広告表示部と、取引の種別と前記広告のコンテンツとが対応付けられたコンテンツ情報と、前記操作表示部が受け付けた取引の種別とに基づいて、前記広告表示部に表示するコンテンツを決定する制御部と、を備えることを特徴とする自動取引処理装置として構成される。
本発明によれば、取引種別に応じてコンテンツを再生することができる。
実施例1における現金自動預払機の外観図。 実施例1における現金自動預払機の主要部の構成を示すブロック図。 実施例1における占有時間情報。 実施例1におけるコンテンツ情報。 実施例1における広告画面制御処理を示すフローチャート。 実施例1における広告画面制御部コンテンツ決定処理を示すフローチャート。 実施例1における広告画面表示例。 実施例2におけるコンテンツ情報。 実施例2における広告画面制御部コンテンツ決定処理を示すフローチャート。 実施例2における広告画面表示例。 実施例3における現金自動預払機の主要部の構成を示すブロック図。
以下、図面を参照して本発明にかかる自動取引処理装置を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる自動取引処理装置を適用した実施例1における現金自動預払機100の外観図である。図1に示すように、現金自動預払機100は、紙幣の入出金を行う紙幣入出金口120aと、硬貨の入手金を行う硬貨入出金口130aと、カードの出し入れを行うカード受付口140aと、通帳の出し入れを行う通帳受付口150aと、利用者が取引選択など現金自動預払機100を操作する際に使用する顧客操作画面を表示する顧客操作表示部160と、広告表示を行なう広告表示画面を表示する広告表示部170とを有している。
図2は、現金自動預払機100の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、現金自動預払機100は、主制御部110(第1の制御部)と、主制御部110の指示に従って紙幣の入出金処理を行う紙幣ユニット120と、主制御部110の指示に従って硬貨の入出金処理を行う硬貨ユニット130と、主制御部110の指示に従って取引で使用するカードの処理を行うカードユニット140と、主制御部110の指示に従って取引で使用する通帳の処理を行う通帳ユニット150と、主制御部110の指示に従って表示を行うとともに、利用者が取引種別の選択や操作を行なう顧客操作画面を表示する顧客操作表示部160と、広告画面制御部の指示に従ってコンテンツ表示を行なう広告画面を表示する広告表示部170と、主制御部110の記憶領域である記憶部180と、記憶部180の中で顧客操作表示部160に表示する画面を格納する取引画面情報181と、広告画面を制御する広告画面制御部190(第2の制御部)と、広告制御部190の記憶領域である記憶部200と、記憶部200の中で取引種別ごとの現金自動預払機100が有する顧客操作表示部160の占有時間を格納する占有時間情報201と、記憶部200の中で広告画面に表示する画面を格納するコンテンツ情報202とを有している。
なお、以下では、現金自動預払機100が行う本来の取引を行う取引機能を実現する各部と広告画面を表示する広告表示機能を実現する各部とをバス500により物理的および電気的に接続し、1つの現金自動預払機100の中でこれらの機能を実現する構成としている。しかし、例えば、上記広告表示機能を実現するための各部(広告表示部170、広告画面制御部190、記憶部200)を、現金自動預払機100に着脱可能な情報処理端末T(例えば、タブレット型のコンピュータ)に組み込み、その情報処理端末Tを現金自動預払機100に接続させてもよい。このような構成とすることにより、上記広告表示機能により表示されるコンテンツや情報処理端末Tの維持管理を容易に行うことができる。例えば、店舗ごとに再生するコンテンツを変えたり、障害によりコンテンツが再生できなくなった場合でも、障害が発生していない予備の情報処理端末Tに交換することにより、上記コンテンツの提供を継続したり、上記取引機能を実現するためのアプリケーションとは異なるオペレーティングシステムやアプリケーションを用いて、上記コンテンツを提供することができる。
図3は、占有時間情報201、図4は、コンテンツ情報202、図5は、現金自動預払機の取引開始から広告画面にコンテンツを表示する処理、図6は、広告画面表示部がコンテンツを決定する処理、図7は、再生するコンテンツ番号2の画面表示例である。前記図2の参照符号と図3、図4、図5、図6のフローチャートを用いて本実施例の現金自動預払機100の処理について説明する。
まず、図3の占有時間情報201について説明する。占有時間情報201には予め設定した取引種別ごとの占有時間を記録している。占有時間とは、取引開始から終了までの時間であり、利用者が顧客操作画面を占有している時間である。図3に示すように、占有時間情報201は、取引を引き別するための取引番号と、その取引の種別を示す取引種別と、その取引における占有時間とを対応づけて記憶している。図3では、例えば、取引番号5−7によって識別される通帳記帳取引の記帳頁数によって、占有時間を3種類(10秒、30秒、60秒)設けている。このように取引種別だけでなく、取引で扱う紙幣や硬貨、印刷量などの時間を考慮して占有時間を決定してもよい。
図4のコンテンツ情報202について説明する。コンテンツ情報202にはコンテンツの名称や再生時間を格納している。図4に示すように、コンテンツ情報202は、コンテンツを識別するためのコンテンツ番号と、そのコンテンツの名称と、そのコンテンツの再生時間とが対応付けて記憶されている。図4では、例えば、コンテンツ番号が「2」のコンテンツは、金利優遇キャンペーンに関するコンテンツであり、再生時間が28秒であることを示している。図4に示すコンテンツ情報202は、通帳記帳として分類される取引種別のコンテンツ情報であり、他の取引種別についても、同様に記憶されている。なお、上記コンテンツ番号は、コンテンツを優先的に再生する順序、すなわちコンテンツを再生する優先順位を定めたものであり、本例では、コンテンツ番号の値が小さい順に再生される。
続いて、図5を用いて、広告表示の処理手順を、フローチャートを用いて説明する。主制御部110は、顧客操作表示部160に取引画面情報181から読取った画面を表示し、利用者による取引開始の操作を待つ(S101)。取引画面情報181は、上記のように顧客操作表示部160に表示する画面に関する情報であり、例えば、「入金」、「出金」、「振込」、「通帳記帳」といった各種取引の実行を開始するためのボタンが表示された初期画面を示す情報である。
S101の結果が取引開始でない場合(S101;No)、主制御部110は、広告画面制御部190へ取引種別の通知を行なわない。広告画面制御部190は取引種別の通知を受け取るまで利用者なし用のコンテンツの再生を繰り返す(S102)。S101の結果、振込取引の開始の場合(S101;Yes)、主制御部110は、広告画面制御部190に対して取引種別(例えば、振込)を通知する(S103)。広告画面制御部190は、占有時間情報201を参照し、取引種別「振込」に対応する占有時間が180秒であることを確認する(S104)。広告画面制御部190は、占有時間180秒を元に再生するコンテンツを決定する(S105)。上記占有時間を判定することにより、取引時間内でコンテンツを表示させることができる。
ここで、図6を用いてS105の詳細を説明する。広告画面制御部190は、再生するコンテンツを決定するにあたって、すでに再生するコンテンツを決定済みであるかを確認する(S201)。この時点では、再生するコンテンツは未決定であるため(S201;No)、占有時間とコンテンツ情報202とを照合する(S202)。照合とは、以下に示すように、ある条件を満たすようにコンテンツの再生順序を判定したうえでコンテンツを選択することである。上記コンテンツ番号に示したように、コンテンツ情報202には再生するコンテンツが優先順に記載されており、広告画面制御部190は、再生時間が占有時間「180秒」を越えない範囲であるコンテンツ番号「1」、「2」を再生するコンテンツとして選択する(S203)。
例えば、広告画面制御部190は、「振込」取引の占有時間は180秒であるため、図4に示したコンテンツ情報202の中で、上記占有時間以内となる再生時間のコンテンツのうち、最も長い再生時間のコンテンツであるコンテンツ番号「3」のコンテンツ「ローン金利キャンペーン」を最初に選択する。次に、広告画面制御部190は、上記占有時間と上記最初に選択したコンテンツの再生時間との差分を算出し、算出した時間内で再生可能なコンテンツのうち、最も長い再生時間のコンテンツであるコンテンツ番号「2」のコンテンツ「金利優遇キャンペーン」を選択する。さらに、広告画面制御部190は、上記差分の時間と上記次に選択したコンテンツの再生時間との差分を算出し、算出した時間内で再生可能なコンテンツのうち、最も長い再生時間のコンテンツを選択する。本例では、選択可能なコンテンツはない(コンテンツを選択した場合、上記占有時間を超えてしまう)ため、上記コンテンツ番号「3」のコンテンツおよびコンテンツ番号「2」のコンテンツが選択される。
広告画面制御部190は、S203で選択したコンテンツを先頭から順次、再生する(S204)。コンテンツは繰り返し再生であり、もし最後まで再生した場合は自動的に最初のコンテンツから再生を行なう。
図7は、広告画面制御部190が再生したコンテンツの例を示す図である。図7では、広告画面制御部190が、コンテンツ番号「2」のコンテンツ「金利優遇キャンペーン」を広告表示部170に表示している。
続いて、S105の次に広告画面制御部190は取引が終了しているか、終了していないかを確認する(S106)。取引が終了していない場合(S106;No)、S105に戻る。この時点では再生するコンテンツはすでに決定済みであるため、S201から再度、取引終了の確認を行なう(S106)。一方、取引終了の場合(S106;Yes)は、次の取引が開始している確認を行なう(S101)。
実施例1では、主制御部110は、S103で利用者が取引種別「振込」を選択した時点で、広告画面制御部190に対して取引種別「振込」を通知したが、主制御部110が取引種別を通知するタイミングは次のようにしてもよい。利用者が「通帳記帳」を選択した場合、その後、通帳ユニット150が通帳の挿入を受け付け、主制御部110は通帳に記帳する頁数を算出する。その後に、主制御部110は、広告画面制御部190に対して取引種別「通帳記帳(3頁以上)」を通知する。これによって、広告画面制御部190は、通帳記帳の頁数が多く占有時間が大きい場合は、再生時間が長いコンテンツ番号2を選択することが可能となる。つまり、取引種別だけでなく、選択された取引種別の取引で取り扱う通帳のページ数に応じて占有時間を選択し、再生すべきコンテンツを決定することができる。
以上のごとく、実施例1によれば、利用者が選択した取引種別、または取引種別決定後に通帳などの媒体を確認した後、予め設定した現金自動預払機100の占有時間に合わせた再生時間のコンテンツを再生することができる。すなわち、使用者が選択した取引種別によって再生するコンテンツを選択することで、使用者が現金自動預払機を占有する時間に合わせたコンテンツを再生することができる。例えば、利用者が入金取引を行なう場合と、振込を行なう場合では取引完了までにかかる占有時間は異なる。したがって、予め、取引種別ごとの占有時間を設定しておき、利用者が選択した取引種別を広告画面制御部に通知することで、占有時間が短い入金取引の場合は再生時間が短いコンテンツを、占有時間が長い振込取引の場合は再生時間が長いコンテンツを再生することができる。これによって、特に、利用者が、占有時間が長い取引を選択した場合は、同一のコンテンツを繰り返し再生する方法に比べて、利用者へ多くの情報を伝達することができる。
図8は、実施例2におけるコンテンツ情報203、図9は、実施例2における広告画面制御部190が再生するコンテンツを決定する処理、図10は、実施例2で再生するコンテンツ番号が「4」のコンテンツの例を示す。以下、実施例2の説明において、前述の実施例1と同様の箇所は同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
実施例2では、実施例1のコンテンツ情報202(図4)に代わってコンテンツ情報2021(図8)、実施例1の広告画面制御部190の再生するコンテンツ決定処理(図6)に代わって図9を実装したものである。また、図10は、コンテンツ番号が「3」のコンテンツの振込詐欺への注意を喚起するコンテンツの画面イメージである。
実施例1では、主制御部110から通知される取引種別に対応する占有時間とコンテンツの再生時間とを元に、再生するコンテンツを決定した。実施例2では、取引種別によって優先するコンテンツとその他コンテンツとを組み合わせて再生する。これによって、例えば利用者が振込取引を選択した場合に振込詐欺注意のコンテンツを再生した後の残り時間に別のコンテンツを再生することが可能となる。
まず、図8について説明する。図8では、コンテンツ番号、名称、再生時間に加えて適用取引種別の情報を格納している。図8に示すように、コンテンツ情報2021は、コンテンツ情報202と同様の各情報(コンテンツ番号、名称、再生時間)に加え、選択された取引種別の取引が優先取引であるか否かを示す優先取引が、これらの情報に対応付けて記憶されている。優先取引として規定されている取引種別の取引では、顧客操作表示部160において受け付けられた取引において、コンテンツ番号にかかわらず優先的にそのコンテンツが表示される。図8では、例えば、コンテンツ番号が「4」、「5」のコンテンツは、選択された取引が「振込」である場合、コンテンツ番号によって示された優先順位にかかわらず、まず、優先的にコンテンツ番号が「4」、「5」のコンテンツが選択されることを示している。後述するように、優先取引として規定されているコンテンツが複数存在する場合には、その中で、優先順位として定められたコンテンツ番号の順序でコンテンツが再生される。
続いて、図9について、実施例1と同様に利用者が取引種別「振込」を選択した前提に説明する。利用者が「振込」を選択し、主制御部110が広告画面制御部190に対して取引種別「振込」を通知し、広告画面制御部190が占有時間180秒を確認した後、取引開始済の確認を行なう(S301)。この時点では取引開始済みではないため(S301;No)、広告画面制御部190は、取引種別「振込」が占有時間「180秒」であることを元に、コンテンツ情報202の照合を行なう(S302)。
例えば、広告画面制御部190は、取引種別「振込」が、コンテンツ情報2021の優先取引に含まれているか否かを判定し、上記取引種別が含まれていると判定した場合、さらに、上記取引種別が含まれているコンテンツが複数あるか否かを判定する。そして、広告画面制御部190は、上記取引種別が含まれているコンテンツが複数あると判定した場合、そのコンテンツのコンテンツ番号を参照して、その中で最初に再生するコンテンツを決定する。すなわち、広告画面制御部190は、コンテンツ情報202を照合し、コンテンツ番号「1」から順に再生対象取引番号「4」に該当するコンテンツを確認し、まず、優先取引が規定されているコンテンツ番号が「4」、「5」のコンテンツを選択する。そして、広告画面制御部190は、これらのコンテンツの再生時間が、それぞれ、上記占有時間以内であるか否かを判定し、いずれも「10秒」、「20秒」であるためその条件を満たしていると判定する。さらに、広告画面制御部190は、これらのコンテンツのコンテンツ識別番号を参照し、コンテンツ番号が小さいコンテンツを最初に再生すべきコンテンツとして決定する。以降、図5に示したS203の場合と同様に、占有時間(例えば、180秒)に対する残りの時間(上記180秒からこれらのコンテンツの再生時間である10秒、20秒を差し引いた150秒)で再生可能なコンテンツを、コンテンツ番号の順に決定する。本例では、コンテンツ番号が「1」、「2」のコンテンツを選択した場合には、上記残りの時間150秒に満たないが、コンテンツ番号「3」を選択すると、上記残りの時間を超えてしまうため、広告画面制御部190は、コンテンツ番号「1」、「2」のコンテンツを、上記残りの時間で再生可能なコンテンツとして決定する。したがって、本例では、コンテンツ番号が「4」、「5」「1」、「2」のコンテンツが再生すべきコンテンツとして決定され、この順序で再生されることとなる(S303)。広告画面制御部190はS303で決定したコンテンツを先頭から順次、再生する(S304)。
図10は、広告画面制御部190が再生したコンテンツの例を示す図である。図10では、広告画面制御部190が、コンテンツ番号「4」のコンテンツ「振込詐欺注意」を広告表示部170に表示している。なお、S201ですでにコンテンツ決定済みの場合は、実施例1と同様に取引終了まで、再生対象としたコンテンツを繰り返し再生する。
以上のごとく、実施例2によれば、取引種別によって再生するコンテンツを指定することが可能であり、例えば、取引種別「振込」の場合のみ、コンテンツ番号「4」の振込詐欺注意の注意喚起を広告表示部170に表示させることができる。さらにその後に、最終的にコンテンツ番号「2」のコンテンツに基づいて、その利用者をカードローン窓口まで誘導させるなど、その利用者との間で行われた取引以外の営業業務に関する表示を行なうことが可能となる。図7に示した例では、「振込」取引を行った後、ローンの相談をしたいと考えた場合には、XX番窓口で相談すればよいことがわかる。すなわち、利用者が取引を行った後、係員に尋ねることなく、自らどこの窓口に行けばよいのかがわかる。そのため、現金自動預払機100が設置された店舗では、そのような案内や誘導をするための係員を配置する必要がなくなる。このように、顧客が選択した取引に関係するコンテンツを表示した後で、別のコンテンツを表示させて、その利用者に対する営業活動や案内等の取引に関する付加的な情報を表示することができる。なお、コンテンツ情報2021は、本例では、取引種別に共通している前提で説明したが、実施例1の場合と同様に、取引種別ごとに設けてもよい。また、上記別のコンテンツを表示させる順序は、あらかじめコンテンツ番号を、取引に関係するコンテンツのコンテンツ番号よりも大きく設定しておけばよい。
実施例1および実施例2では、占有時間をもとにコンテンツ情報202に格納したコンテンツ番号順に再生するコンテンツを自動的に決定する例を示した。しかし、占有時間は予め設定した値であることから、自動的に再生するコンテンツを決定するのではなく、取引種別や占有時間に合わせて再生するコンテンツを予め組み合わせて決定した状態にすることも考えられ、再生するコンテンツを決定する方法には制限を設けないものとする。
実施例1、および実施例2では、主制御部110が取引種別を広告画面制御部190に通知し、広告画面制御部190が占有時間情報201、コンテンツ情報202を参照し、再生するコンテンツを決定、再生した。広告画面制御部190を具備するかわりに、主制御部110だけで実現する実施例も考えることができる。
実施例3では、図11に示すように、実施例1の記憶部Bに格納した占有時間201、コンテンツ情報202を記憶部A180に格納し、主制御部110が記憶部A180に格納した取引画面情報181、占有時間情報201、コンテンツ情報202を読み出し、参照し、再生するコンテンツを決定することが可能である。
実施例1および実施例2は、主制御部110(第1の制御部)と別に広告画面制御部190(第2の制御部)を具備しており、近年、一般的に市販されているタブレット端末や、タブレット端末(例えば、情報処理端末T)で動作しているデジタルサイネージシステムの利用を想定したものである。これに対して、実施例3は、主制御部110のみで全ての制御を実現しており、現金自動預払機の取引機能と同列の機能として広告表示を実現した場合の実施例であり、このような構成によっても実施例1、2における各機能を実現することができる。
100…現金自動預払機
110…主制御部
120…紙幣ユニット
130…硬貨ユニット
140…カードユニット
150…通帳ユニット
160…顧客操作表示部
170…広告表示部
120a…紙幣入手金口
130a…硬貨入手金口
140a…カード挿入口
150a…通帳挿入口
180、200…記憶部
181…取引画面情報
190…広告画面制御部
201…占有時間情報
202、2021…コンテンツ情報

Claims (6)

  1. 利用者から取引の種別の選択を受け付ける操作表示部と、
    取引に関する広告を表示する広告表示部と、
    取引の種別と前記広告のコンテンツとが対応付けられたコンテンツ情報と、前記操作表示部が受け付けた取引の種別とに基づいて、前記広告表示部に表示するコンテンツを決定する制御部と、
    を備えることを特徴とする自動取引処理装置。
  2. 前記操作表示部は、前記取引の種別として通帳記帳の選択を受け付け、
    前記制御部は、前記通帳記帳される通帳のページ数に対応付けられた前記コンテンツ情報と、前記通帳記帳される通帳とに基づいて、前記広告表示部に表示するコンテンツを決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引処理装置。
  3. 前記制御部は、前記操作表示部が受け付けた取引の種別が優先取引であるか否かを判定し、前記操作表示部が受け付けた取引の種別が優先取引であると判定した場合、他のコンテンツよりも優先して前記広告表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引処理装置。
  4. 前記制御部は、取引ごとに定められた前記操作表示部の占有時間と、前記広告のコンテンツの再生時間とに基づいて、前記占有時間内で再生可能なコンテンツを決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引処理装置。
  5. 前記制御部は、前記取引に関係するコンテンツの後に前記取引に関する付加的な情報を前記広告表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引処理装置。
  6. 前記制御部は、前記自動取引装置に設けられ、前記操作表示部への表示を制御する第1の制御部と、前記自動取引装置に着脱可能な情報処理装置に設けられ、前記広告表示部への表示を制御する第2の制御部とにより構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引処理装置。
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