JP2017151554A - プログラム、情報処理方法、及びサーバ装置 - Google Patents

プログラム、情報処理方法、及びサーバ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】各学習者の学習状況を学習時間中に一画面内に表示する。【解決手段】プログラムは、コンピュータに、各学習者の学習時間中の所定タイミングで、各学習者の学習者識別情報と学習状況を表す状況情報とを、外部機器から受信することと、状況情報が受信される度に、状況情報に基づく表示情報を、学習者識別情報により識別される学習者毎に並べて表示データを生成することと、生成された表示データを画面に表示するよう制御することと、を実行させる。【選択図】図10

Description

本発明は、プログラム、情報処理方法、及びサーバ装置に関する。
近年、処理端末を用いて、オンライン学習を支援するシステムが知られている。例えば、情報通信網を介して提供される1つの評価対象情報に対する多数のユーザの反応をリアルタイムで容易に把握することのできる反応情報表示システムが知られている(例えば特許文献1、2参照)。
特許第4951240号公報 特許第5205409号公報
しかしながら、従来技術では、複数の学習者の学習状況を一画面内に表示するような機能が存在しないため、学習指導者は、複数の学習者の学習状況を学習時間中に把握し、その学習状況に応じた指導を行うことができなかった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、複数の学習者の学習状況を学習時間中に一画面内に表示する仕組みを提供することを目的の一つとする。
上記課題を解決するため、開示技術の一態様におけるプログラムは、コンピュータに、各学習者の学習時間中の所定タイミングで、前記各学習者の学習者識別情報と学習状況を表す状況情報とを、外部機器から受信することと、状況情報が受信される度に、当該状況情報に基づく表示情報を、前記学習者識別情報により識別される学習者毎に並べて表示データを生成することと、生成された前記表示データを画面に表示するよう制御することと、を実行させる。
本発明によれば、各学習者の学習状況を、学習時間中に一画面内に表示することができる。
本発明の一実施形態による学習支援システムの概略構成図である。 実施形態におけるサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態における処理端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態における学習支援サービスの概要を説明するための図である。 実施形態におけるサーバ装置の機能的な観点から示す概略構成図である。 記憶部に記憶される学習者情報の一例を示す図である。 記憶部に記憶されるクラス情報の一例を示す図である。 記憶部に記憶される履歴情報の一例を示す図である。 実施形態における学習者の処理端末を機能的な観点から示す概略構成図である。 実施形態における指導者の処理端末を機能的な観点から示す概略構成図である。 実施形態における生成部の機能の一例を示す図である。 学習モニタリング中の状況表示画面の一例を示す図である。 学習モニタリングが終了した状況表示画面の一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 実施形態における学習時間中の処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態における条件判定処理の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。さらに、当業者であれば、以下に述べる各要素を均等なものに置換した実施の形態を採用することが可能であり、かかる実施の形態も本発明の範囲に含まれる。またさらに、必要に応じて示す上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図示の表示に基づくものとする。さらにまた、図面における各種の寸法比率は、その図示の比率に限定されるものではない。また、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
<学習支援システム1の概略構成>
図1は、本発明の一実施形態による学習支援システム1の概略構成図(システム構成図)である。同図に示すように、サーバ装置100と、各処理端末200と、サーバ装置300と、各処理端末400とが、ネットワークNを介して相互に通信可能に設定されることにより、学習支援システム1が構成される。
サーバ装置100は、例えば、学習者や指導者に対する学習支援を行うサーバである。各処理端末200は、例えば、各学習者が操作する端末である。サーバ装置300は、例えば、学習者に対して、学習支援を行うサービス内の特定のサービスを提供するためのサーバである。各処理端末400は、例えば、学習者の学習に関する指導を行う各指導者が操作する端末である。
各処理端末200A、200B、200Cについて、各学習者間で区別する必要がない場合は処理端末200と表記する。各処理端末400Aについて、各指導者間で区別する必要がない場合は処理端末400と表記する。また、学習支援システム1は、指導者側から見れば、指導者の指導を支援するシステムであるため、指導支援システムと称してもよい。また、学習支援システム1は、図1に示す全ての装置を含む必要はなく、サーバ装置100を少なくとも含むシステムであればよい。
サーバ装置100は、ネットワークNに接続されたサーバ用の情報処理装置(コンピュータ)であり、そのサーバ用コンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現するものである。実施形態において、サーバ装置100は、例えば、学習支援システム1により学校における協働学習や一斉学習等を支援する事業者等によって提供され得る。なお、サーバ装置100は、1又は複数の装置において、その機能を実行できるようにしてもよい。サーバ装置300は、サーバ装置100と同様であるため、その説明を省略する。
処理端末200は、ネットワークNに接続され、サーバ装置100にアクセス可能なコンピュータ(情報処理装置)である。実施形態では、処理端末200は、例えば、サーバ装置100からダウンロードした、学習支援アプリケーションを実行し、所定の問題に対して解答の入力を受け付けてサーバ装置100に送信したり、解答の採点結果をサーバ装置100から受信したりすることができる。
実施形態の一例として、処理端末200は、貸与や購入により学習者により所有され、学習者が進路相談や質問等を行うために使用することなどが想定されている。また、処理端末200は、もともと学習者が所有している処理端末でもよい。学習者は、例えば受験を控える中学生や高校生などの生徒として説明するが、生徒に限らず、作業内容の評価が行われる作業を行っている人でもよい。生徒は、現役生、浪人生どちらでもよい。
ネットワークNは、例えばインターネットや施設内に構築するLAN(local area network)等を含む情報処理に係る通信回線又は通信網である。ネットワークNの具体的な構成は、サーバ装置100、300と処理端末200、400との間でデータの送受信が可能なように構成されていれば特に制限されず、有線であるか無線であるかも問わない。
また、ネットワークNは、複数種の通信回線や通信網及び種々のネットワーク機器を含んで構成され得る。例えば、ネットワークNは、処理端末200、400に無線接続される基地局や無線LANのアクセスポイント(WiFiルータ等)、基地局に接続された移動体通信網、アクセスポイントからルータやモデムを介して接続された電話回線、ケーブルテレビ回線又は光通信回線などの公衆回線、サーバ装置100に接続されたインターネット、移動体通信網や公衆回線とインターネットを接続するゲートウェイ装置を含む。
処理端末400は、ネットワークNに接続され、サーバ装置100にアクセス可能なコンピュータ(情報処理装置)である。実施形態では、処理端末400は、例えば、サーバ装置100からダウンロードした、学習支援アプリケーションを実行し、学習者に対する指導情報の入力を受け付けてサーバ装置100に送信したり、学習者の学習状況を表す状況情報をサーバ装置100から受信したりすることができる。
実施形態において、処理端末200、400は、好適にはタブレットコンピュータ(以下「タブレット端末」ともいう。)が想定される。そこで、以下においては、理解を容易にするべく、処理端末200、400がタブレット端末である実施形態を例にとって説明する。
しかしながら、本発明において、処理端末200、400はタブレット端末に限られるものではなく、PC(パーソナルコンピュータ、ノートパソコンを含む。)や、家庭用ゲーム機器(携帯型ゲーム機を含む)、携帯電話機(いわゆるフィーチャーフォン)、スマートフォン(多機能携帯電話機)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant;PDA)、携帯音楽プレイヤ、電子書籍リーダ、その他のコンピュータ機器を採用してもよい。
<ハードウェア構成>
≪サーバ装置のハードウェア構成≫
図2は、実施形態におけるサーバ装置100のハードウェア構成の一例を示す図(システムブロック図)である。同図に示すように、サーバ装置100は、CPUやMPUといった演算処理部(プロセッサ)101、記憶装置としてのROM102及びRAM103、入力部105及び外部メモリ106が接続された外部インターフェース104、ディスプレイモニタ111が接続された画像処理部107、ディスク又はメモリデバイス等が収容又は接続されるスロットドライブ108、スピーカ装置112が接続された音声処理部109、並びに、ネットワークインターフェース110を備える。
各部は、例えば、内部バス、外部バス、及び拡張バスを含むシステムバスといった伝送路120を介して互いに接続されて構成される。なお、入力部105、外部メモリ106、ディスプレイモニタ111、スピーカ装置112等の入出力を担うデバイス装置は、必要に応じて適宜省略してもよいし、それらを備える場合であっても、それらは伝送路120に常時接続されていなくてもよい。
演算処理部101は、サーバ装置100全体の動作を制御し、上述した他の構成要素との間で制御信号及び情報信号(データ)の送受信を行うとともに、学習支援の実行に必要な各種の演算処理を行う。そのため、演算処理部101は、いわゆるレジスタ等の高速アクセス可能な記憶領域に対して、数値演算ユニット等を用いた加減乗除等の算術演算、論理和、論理積、論理否定等の論理演算、ビット和、ビット積、ビット反転、ビットシフト、ビット回転等のビット演算等、更に必要に応じて、飽和演算、三角関数演算、ベクトル演算等を行うことが可能なように構成されている。
ROM102には、一般に、電源投入後、最初に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録されている。このIPLが実行されることにより、スロットドライブ108に収容又は接続されるディスクやメモリデバイスに記録されたサーバ用プログラムや学習支援プログラムが、演算処理部101によって一旦RAM103に読み出され、そのプログラムが演算処理部101によって実行される。さらに、ROM102には、サーバ装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムやその他の各種データが記録されている。
RAM103は、サーバ用プログラム、学習支援プログラム、及び、各種データを一時的に記憶するためのものである。上記の如く、読み出されたサーバ用プログラムや学習支援プログラム、その他、学習の進行や複数の処理端末200、300、400間の通信に必要なデータ等がRAM103に保持される。学習支援プログラムは、外部の記録媒体に記録されて、外部の記録媒体からRAM103にインストールされてもよい。
さらに、演算処理部101は、RAM103に変数領域を設定し、その変数領域に格納された値に対しても数値演算ユニットを用いた直接演算を行ったり、或いは、RAM103に格納された値をレジスタに一旦複製又は移設格納してそのレジスタに対しても直接演算を行ったり、さらには、それらの演算結果をRAM103に書き戻したりといった処理を行う。
外部インターフェース104を介して接続された入力部105は、サーバ装置100を用いて学習支援サービスを提供する事業者側のユーザが行う各種の操作入力を受け付けるものである。入力部105としては、キーボード、タッチパッド、タッチパネルの他、例えば、音声入力装置を採用することができ、種々の操作入力、決定操作、取消操作、メニュー表示等の指示入力を行うことが可能であれば、デバイスの種類は特に制限されない。
RAM103や、外部インターフェース104を介して着脱自在に接続された外部メモリ106には、サーバ装置100の作動状況、各処理端末200、400のアクセス状況、各処理端末200、400におけるコミュニケーション情報等を示すデータ、処理端末200間の通信のログ(記録)のデータ等が書き換え可能に記憶される。
画像処理部107は、スロットドライブ108から読み出された各種データを、演算処理部101により、又は、画像処理部107自体により加工処理した後、その処理後の画像情報をフレームメモリ等に記録する。このフレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され、画像処理部107に接続されるディスプレイモニタ111へ出力される。これにより、各種の画像表示が可能となる。また、学習支援に関する画像情報は、演算処理部101との協働処理等によって、画像処理部107及び/又は演算処理部101から各処理端末200、400へ送出される。
また、音声処理部109は、スロットドライブ108から読み出された各種データを音声信号に変換し、音声処理部109に接続されたスピーカ装置112から出力する。また、学習支援に関する音声情報は、演算処理部101との協働処理等によって、音声処理部109及び/又は演算処理部101から各処理端末200、400へ送出される。
また、ネットワークインターフェース110は、サーバ装置100をネットワークNへ接続するためのものであり、例えば、LANの構築に使用される諸規格に準拠するもの、アナログモデム、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネット等に接続するためのケーブルモデム等、及び、これらを、伝送路120を介して演算処理部101と接続するための通信インターフェース回路とから構成される。ネットワークインターフェース110は、外部のデータベースと接続されてもよい。
なお、サーバ装置100は、単一のコンピュータより構成されるものであっても、ネットワーク上に分散した複数のコンピュータより構成される、いわゆるクラウドコンピューティングの形態のものであってもよい。また、単一のコンピュータが複数のサーバ機能を備えるようなものでもよい。また、サーバ装置300のハードウェア構成は、サーバ装置100におけるハードウェア構成と同様である。
≪処理端末のハードウェア構成≫
図3、実施形態における処理端末200のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示す処理端末200は、タッチパネル202、スピーカ204、マイクロフォン206、ハードボタン208、ハードキー210、移動体通信用アンテナ212、移動体通信部214、無線LAN通信用アンテナ216、無線LAN通信部218、記憶部220、主制御部250、カメラ230、及び音声出力端子242を含む外部インターフェース240などを備える。
タッチパネル202は、表示装置および入力装置の両方の機能を備え、表示機能を担うディスプレイ(表示画面)202Aと、入力機能を担うタッチセンサ202Bとで構成される。ディスプレイ202Aは、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの一般的な表示デバイスにより構成される。タッチセンサ202Bは、ディスプレイ202Aその上面に配置された接触操作を検知するための素子およびその上に積層された透明な操作面を備えて構成される。タッチセンサ202Bの接触検知方式としては、静電容量式、抵抗膜式(感圧式)、電磁誘導式など既知の方式のうちの任意の方式を採用することができる。
タッチパネル202は、主制御部250による記憶部220に記憶されているプログラム222の実行により生成される画像を表示する。入力装置としてのタッチパネル202は、操作面に対して接触する接触物(ユーザの指やタッチペンなどを含む。以下、「指」である場合を代表例として説明する)の動作を検知することで、操作入力を受け付け、その接触位置の情報を主制御部250に与える。指の動作は、接触点の位置または領域を示す座標情報として検知され、座標情報は、例えば、タッチパネル202の短辺方向および長辺方向の二軸上の座標値として表される。
処理端末200は、移動体通信用アンテナ212や無線LAN通信用アンテナ216を通じてネットワーク(インターネット)Nに接続され、サーバ装置100との間でデータ通信をすることが可能である。また、処理端末200は、処理端末300、400ともネットワークNを介して通信可能である。
実施形態に係るプログラム222は、処理端末200にインストールされたものであってもよいし、オンライン上でサーバ(サーバ装置100に限らない)から問題演習等が提供されるものであってもよい。プログラム222が実行されることで、問題演習等の学習支援サービスを提供可能なアプリケーションが動作する。
また、処理端末400のハードウェア構成は、処理端末200におけるハードウェア構成と同様であるため、その説明を省略し、同符号を用いる。
<学習支援サービスの概要>
次に、実施形態における学習支援システム1により提供される学習支援サービスの概要について説明する。図4は、実施形態における学習支援サービスの概要を説明するための図である。図4に示す例では、学習者U10は、例えば家H10にいるときに、処理端末200Aを用いて、サーバ装置100から定期的に配信される問題を解く。学習者U10は、処理端末200Aに解答を入力し、採点ボタン等を押下すると、処理端末200Aは、サーバ装置100に解答情報を送信し、模範解答に基づき採点された採点情報をサーバ装置100から受信し、採点情報に基づく採点結果を表示する。これにより、学習者U10は、リアルタイムに問題に対する解答の採点結果を知ることができる。
ここで、一般的な学習支援システムは、上述したように学習者が単独で学習を行うものである。他方、実施形態では、学習者U10が、指導者がいる塾J10等に出向くことができ、その場で問題を解きながら指導者から指導を受けることが可能である。例えば、学習者U10は、複数の学習者(例えば学習者U12等)が在席する教室で、サーバ装置100から事前に又はその場で配信された問題を解き、その問題の解説を指導者T10から受けることができる。このとき、教室内の各学習者は、学年や学習の進捗状況などが異なってもよく、各自の処理端末200を用いて各自の問題を解く。
このとき、指導者T10は、教室内の各学習者がどんな問題を解いているのかを把握できないと、様々な学習者に対して、迅速かつ適切な指導を行うことは難しい。そこで、実施形態における学習支援サービス(又は指導支援サービス)において、サーバ装置100は、指導者T10の処理端末400Aに、複数の学習者の学習状況を学習時間中に定期的に送信する。これにより、処理端末400Aは、各学習者における最新の学習状況を学習時間中に一画面内に表示することができ、指導者T10は、各学習者の学習状況をリアルタイムに把握することができ、かつ、各学習者に合った指導を行うことができる。以下、上述した学習支援サービスを実現するため、各装置の各機能について説明する。
<機能構成>
≪サーバ装置の機能構成≫
図5は、実施形態におけるサーバ装置100を機能的な観点から示す概略構成図(機能構成図)である。サーバ装置100は、処理端末200、400からの要求等に応じて、学習を支援するためのものであり、そのための機能として、少なくとも第1通信部150、記憶部160、及びアプリ制御部170を備える。
第1通信部150は、処理端末200、400と、サーバ装置300と、ネットワークNを介して通信を行うものである。例えば、第1受信部154は、各処理端末200等から受信したデータを、アプリ制御部170に供給するとともに、第1送信部152は、アプリ制御部170から供給されたデータを、各処理端末200等へ送信する機能を有する。第1通信部150は、具体的には、少なくとも上述した図2に示すネットワークインターフェース110から構成される。
記憶部160は、各種プログラムや各種データを記憶するためのものであり、具体的には、上述した、図2に示すROM102、RAM103、外部メモリ106、及びスロットドライブ108の少なくとも何れか1つから構成され得る。ここで、記憶部160に記憶されるプログラムは、後述する処理手順を実行する学習支援アプリケーションのプログラムである。また、記憶部160には、かかる学習支援に関するデータや表示データや各種演算結果のデータなども記録される。
例えば、記憶部160には、学習者情報162、クラス情報164、及び履歴情報166が記憶される。これらの情報は、物理的に別の記憶部に記憶されてもよいし、1つの記憶部が論理的に分割されて記憶されてもよい。また、記憶部160は、問題の模範解答などを記憶しておいてもよい。記憶部160に記憶される各情報の詳細は、図6〜8を用いて後述する。なお、記憶部160は、サーバ装置100とは別体のデータベースでもよい。
図6は、記憶部160に記憶される学習者情報162の一例を示す図である。図6に示す例では、学習者情報162は、学習者の会員番号、氏名、学校、学年、Hybrid、契約内容などを含む情報である。なお、契約内容は、別のデータベースに記憶されてもよく、会員番号を主キーとして検索可能にすればよい。
会員番号は、事業者が提供する問題配信サービスに入会したときに学習者に与えられる学習者識別情報を表す。氏名は、学習者の氏名を表し、学校及び学年は、学習者の学校及び学年を表す。Hybridは、上述したように、塾等で指導者から指導を受けるための直接指導サービスに加入しているか否かを表す。「有」は、直接指導サービスに加入していることを表し、「無」は、直接指導サービスに加入していないことを表す。契約内容は、塾等に出席することが可能な特定曜日や特定時間を表す。なお、特定曜日や特定時間は、絶対的なものではなく、他の時間等に振り替えることが可能である。
例えば、会員番号「0001」の場合、氏名「AAA」、学校「ABC」、学年「中3」、Hybrid「有」、契約内容「木Bコマ」が会員番号に関連付けられている。「木Bコマ」は、毎週木曜日のBコマ(例えば19時−20時)を表す。
図7は、記憶部160に記憶されるクラス情報164の一例を示す図である。図7に示すクラス情報164は、例えば、学習塾であるSS校の12月〇日(木)のBコマのクラスにおいて、直接指導サービスを受けるために出席している学習者の会員番号を表す。指導者が処理端末400を用いて、クラスに出席している学習者の識別情報(例えば会員番号等)を入力することで、サーバ装置100は、所定のクラスに出席している学習者を特定することができる。
例えば、図7に示す例では、12月〇日の木曜Bコマのクラスに、会員番号「0001」、「0004」を含む数名の学習者が出席していることを表す。クラス情報164は、例えば学習塾ごとに、1又は複数のクラスの情報が記憶部160に記憶される。
図8は、記憶部160に記憶される履歴情報166の一例を示す図である。図8に示す履歴情報166は、会員番号「0001」の学習履歴を表す情報である。履歴情報166は、取組日、教科、学年、月号、単元、ユニット、解答情報、採点情報などを含む。取組日は、処理端末200から、問題に対する解答情報を受信した日を表す。解答情報を受信した日は、例えば、学習者が、処理端末200を用いて、配信された問題に取り組んだ日を表す。
教科、学年、月号は、サーバ装置100が、処理端末200に配信した問題を特定するための情報を表す。単元は、問題の分類を表し、ユニットは、分類をさらに細分化した小分類を表す。例えば教科が数学の場合、単元は、正負の数などであり、ユニットは、加法と減法とが混在する式の計算などである。例えば教科が国語の場合、単元は現代文であり、ユニットは坊ちゃんなどである。
解答情報は、処理端末200から受信した、学習者の解答情報を表す。採点情報は、学習者の解答情報に対する、模範解答に基づき採点された情報を表す。上述した各情報は一例を示すに過ぎない。また、履歴情報166は、学習者ごとに記憶される。
図5に戻り、アプリ制御部170は、図2に示す演算処理部101から構成されており、演算処理部101による制御指令に基づいて後述の各機能モジュールによる処理が実行される。すなわち、演算処理部101が、実施形態におけるアプリ制御部170として機能する。実施形態における学習支援を例にして更に説明すれば、機能モジュールとして、登録部172、採点部174、履歴更新部176、及び配信部178を備える。機能モジュールは、演算処理部101のプロセッサで実行される上記各種プログラムにより実現され、或いは、ファームウェアとして演算処理部101に実装されていてもよい。
登録部172は、処理端末200から学習者情報162に含まれる情報の登録要求を受けた場合に、この情報を、記憶部160に記憶された学習者情報162に登録する。また、登録部172は、サーバ装置100の管理者から学習者の情報が入力された場合、入力された情報を、記憶部160に記憶された学習者情報162に登録する。
採点部174は、処理端末200から送信される解答情報に対し、記憶部160に記憶される模範解答を参照して採点を行う。例えば、解答情報には、問題を特定する問題特定情報が付与されており、採点部174は、その問題特定情報を用いて採点に用いる模範解答を特定し、ユニットごとに採点を行う。問題特定情報は、例えば、教科、学年、月号、単元、及びユニットなどを含む。また、問題特定情報は、問題を一意に特定する問題識別情報などでもよい。採点部174は、採点した結果を採点情報として、履歴情報166に登録する。
また、採点部174は、1つの解答情報(1つのユニットに対する情報)に、1又は複数の問題が含まれている場合、採点結果に基づいて誤答率を算出してもよい。算出された誤答率は、採点情報に含まれる。なお、誤答率は、正答率などの正解又は不正解に関する割合を示す情報でもよい。
履歴更新部176は、履歴情報166に含まれる情報を更新したり、管理したりする。例えば、履歴更新部176は、処理端末200から受信した解答情報の受信日を取組日にし、解答情報とともに受信した会員番号から学習者を特定し、特定された学習者の履歴情報に、この解答情報を記憶することで、履歴情報を更新する。また、履歴更新部176は、指導者が操作する処理端末400から学習者に関する情報を取得した場合、その学習者の履歴情報に、取得した情報を関連付けて記憶することで、履歴情報を更新する。
配信部178は、第1送信部152を介して、処理端末200に問題を配信したり、直接指導サービスを受けている学習者がいる場合、その学習者を指導する指導者が操作する処理端末400に、学習者の学習識別情報とともに学習状況を表す状況情報(第1状況情報)を配信したりする。例えば、配信部178は、学習者の処理端末200に、定期的(例えば週1回や月1回)に問題を配信する。また、配信部178は、直接指導サービスを受ける各学習者の学習状況に関する情報を履歴情報から取得し、取得した情報を第1状況情報として指導者の処理端末400に配信する。第1状況情報は、1つの問題に対して、問題特定情報及び解答情報を含む。また、第1状況情報は、1つの問題に限らず、複数の問題に対する問題特定情報及び解答情報を含んでもよい。また、第1状況情報は、後述するユニットごとの学習状況をしめすものでもよい。
また、処理端末200に問題を配信するサーバは、サーバ装置100とは別の配信サーバであってもよい。この場合、配信部178は、配信サーバに対し、問題の配信を要求する。これにより、配信サーバが、要求された問題を処理端末200に配信する。
≪学習者の処理端末の機能構成≫
図9は、実施形態における学習者の処理端末200を機能的な観点から示す概略構成図(機能構成図)である。処理端末200は、サーバ装置100からの要求等に応じて、学習支援サービスを受けるためのものであり、そのための機能として、少なくとも第2通信部260、記憶部270、及び第1アプリ実行部280を備える。
第2通信部260は、サーバ装置100とネットワークNとの間で通信を行うものである。例えば、第2受信部264は、サーバ装置100から受信したデータを、第1アプリ実行部280に供給するとともに、第2送信部262は、第1アプリ実行部280から供給されたデータを、サーバ装置100へ送信する機能を有する。第2通信部260は、具体的には、少なくとも上述した図3に示す無線LAN通信部218等から構成され得る。
記憶部270は、各種プログラムや各種データを記憶するためのものであり、具体的には、上述した、図3に示す記憶部220等から構成され得る。ここで、記憶部270に記憶されるプログラムは、学習者に対して提供される第1アプリケーションの第1プログラムである。また、記憶部270には、かかる学習支援に関するデータや表示データや各種演算結果のデータなども記録される。
第1アプリ実行部280は、例えば主制御部250等から構成され得る。第1アプリ実行部280は、第1プログラムが実行されることで、第1アプリケーション、例えば、学習支援サービスを受ける各機能を有する。第1アプリ実行部280は、この学習支援サービスを受ける各機能として、受付部282、アクセス部284、生成部286、及び表示制御部288を備える。
受付部282は、学習者の操作を受け付ける。受付部282は、タッチセンサ202B、マイクロフォン206、ハードボタン208、ハードキー210、カメラ230等を用いて、学習者が入力した操作内容や情報を受け付ける。例えば、受付部282は、学習者によるサーバ装置100へのアクセス要求や、文字入力や、画像情報、音声情報等の解答情報を受け付ける。
アクセス部284は、受付部282からアクセス要求を取得した場合、サーバ装置100にアクセスする。アクセス部284は、学習者のログインIDやパスワードを含むログイン要求を、第2送信部262を介してサーバ装置100に送信する。
また、アクセス部284によりサーバ装置100との接続が確立された後に、受付部282が文字情報や画像情報や音声情報などによる解答情報を取得すると、第2送信部262を介して、解答情報をサーバ装置100に送信するようにする。
第2受信部264は、サーバ装置100(又は配信サーバ)から学習者に応じた問題情報を受信し、記憶部270に記憶する。
生成部286は、サーバ装置100から受信した問題情報に基づく問題画面データを生成する。問題画面データには、問題の表示領域と、解答を入力する欄とが含まれる。生成部286は、まず、学習者により問題を指定させ、指定された問題に対応する問題画面データを生成する。
表示制御部288は、生成部284が生成した問題画面データを、タッチパネル202に表示するよう制御する。これにより、学習者は、タッチパネル202に表示される、サーバ装置100から配信される問題を解き、その問題に対する解答を入力することで、処理端末200は、解答情報を第1状況情報に含めてサーバ装置100に送信することができる。第1状況情報は、問題特定情報を含み、学習者識別情報とともに送信される。
≪指導者の処理端末の機能構成≫
図10は、実施形態における指導者の処理端末400を機能的な観点から示す概略構成図(機能構成図)である。処理端末400は、サーバ装置100からの要求等に応じて、学習支援サービスの一部を担うものであり、そのための機能として、少なくとも第3通信部460、記憶部470、及び第2アプリ実行部480を備える。
第3通信部460は、サーバ装置100とネットワークNとの間で通信を行うものである。例えば、第3受信部464は、サーバ装置100から受信したデータを、第2アプリ実行部480に供給するとともに、第3送信部462は、第2アプリ実行部480から供給されたデータを、サーバ装置100へ送信する機能を有する。第3通信部460は、具体的には、少なくとも上述した図3に示す無線LAN通信部218等から構成され得る。
記憶部470は、各種プログラムや各種データを記憶するためのものであり、具体的には、上述した、図3に示す記憶部220等から構成され得る。ここで、記憶部470に記憶されるプログラムは、指導者に対して提供される第2アプリケーションの第2プログラムである。また、記憶部470には、かかる学習支援に関するデータや表示データや各種演算結果のデータなども記録される。
第2アプリ実行部480は、例えば主制御部250等から構成され得る。第2アプリ実行部480は、第2プログラムが実行されることで、第2アプリケーション、例えば、学習支援サービスの一部を担う各機能を有する。第2アプリ実行部480は、この学習支援サービスの一部を担う各機能として、受付部482、アクセス部484、生成部486、及び表示制御部488を備える。
受付部482は、指導者の操作を受け付ける。受付部482は、タッチセンサ202B、ハードボタン208、ハードキー210等を用いて、指導者が入力した操作内容や情報を受け付ける。例えば、受付部482は、指導者によるサーバ装置100へのアクセス要求や、文字入力等の指導内容を受け付ける。
アクセス部484は、受付部482からアクセス要求を取得した場合、サーバ装置100にアクセスする。アクセス部484は、指導者のログインIDやパスワードを含むログイン要求を、第3送信部462を介してサーバ装置100に送信する。
また、アクセス部484によりサーバ装置100との接続が確立された後に、受付部482が文字情報等の指導内容を取得すると、第3送信部462を介して、各情報をサーバ装置100に送信するようにする。
また、第3受信部464は、各学習者の学習時間中の所定タイミングで、各学習者の学習者識別情報と学習状況を表す状況情報(第2状況情報)とを受信する。所定タイミングは、例えば1分ごとである。学習者識別情報は、例えば会員番号である。第2状況情報は、各学習者が取り組んだ1つの問題に対して、問題特定情報、解答情報、及び/又は採点情報を含む。また、第2状況情報は、1つの問題に限らず、複数の問題に対する問題特定情報、解答情報、及び/又は採点情報を含んでもよい。また、第2状況情報は、後述するユニットごとの学習状況をしめすものでもよい。これにより、処理端末400は、1又は複数の学習者が処理端末200を用いて学習している最中に、複数の学習者の学習状況を表す情報を定期的に受信することができる。
生成部486は、第3受信部464により第2状況情報が受信される度に、この第2状況情報に基づく表示情報を、学習者識別情報により識別される学習者毎に並べて表示データを生成する。表示データは、例えば、横軸に学習者を並べ、各学習者の第2状況情報に基づく表示情報を縦軸に並べたデータである。また、生成部486は、学習者ごとに表示情報を時系列に並べて(例えば縦に並べて)表示データを生成してもよい。生成部486の詳細は、図11を用いて後述する。
表示制御部488は、生成部485が生成した表示データを、タッチパネル202に表示するよう制御する。これにより、指導者は、複数の学習者の学習状況を、学習中に把握することができ、各学習者に対して適切な指導を行うことができる。また、表示情報が時系列に表示されると、指導者は、学習者がどういう順番で問題を取り組んでいるか等を把握することができる。
(生成部486の機能)
図11は、実施形態における生成部486の機能の一例を示す図である。図11に示す例では、生成部486は、表示情報生成部502、第1判定部504、識別部506、第2判定部508、警告表示部510、及び設定部512を備える。
表示情報生成部502は、第2状況情報に基づいて表示情報を生成する。例えば、一つの第2状況情報に、複数の問題の解答に対する採点情報が含まれる場合、表示情報生成部502は、表示情報に、学習者が取り組んだ問題を特定する情報やこの問題に対する誤答率を含める。表示情報は、例えば図8に示す1つのユニットに対応し、後述する図12に示す四角のUI(User Interface)部品(B102やB104など)であり、このUI部品内に問題を特定する情報や誤答率を含んでもよい。
第1判定部504は、誤答率が、表示情報の識別に関する第1条件を満たすか否かを判定する。例えば、第1条件は、1つの表示情報に含まれる誤答率が、第1閾値以上であることである。このとき、第1判定部504は、1つの表示情報に含まれる誤答率が第1閾値以上であるか否かを判定する。第1判定部504は、判定結果を識別部506に出力する。第1閾値は、例えば50%であるが、この例に限られない。
識別部506は、判定結果を参照し、第1条件が満たされる場合、誤答率を含む表示情報を識別可能にする。例えば、識別部506は、第1閾値以上となる誤答率を含む表示情報の色を変更したり、枠を太枠にしたりして強調されるようにする。これにより、指導者は、誤答率が高く、指導対象になる学習者を容易に把握することができ、さらに、その学習者に対し声掛けを行うことができる。
また、表示情報生成部502は、表示情報に関連付けて、複数の問題に対する複数の解答者の平均誤答率を表示可能にしてもよい。例えば、サーバ装置100から送信される第2状況情報に、その問題に対する全国平均の誤答率が含まれる場合に、表示情報生成部502は、指導者が表示情報内をタップ(又はクリック)した場合に、平均誤答率が吹き出し等で表示されるようにする。これにより、指導者は、学習者に対し、全国平均の誤答率と比較して、学習者を褒めたり励ましたりすることができる。
第2判定部508は、状況情報に基づき、学習者に関する警告の第2条件を満たすか否かを判定する。例えば、第2条件は、誤答率が第1閾値以上の表示情報の数が第2閾値以上あることである。このとき、第2判定部508は、誤答率が第1閾値以上の表示情報の数が第2値以上あるか否かを判定する。第2判定部508は、判定結果を警告表示部510に出力する。なお、第2閾値は、例えば4であるが、この例に限られない。
警告表示部510は、第2条件が満たされる学習者に対して、警告が表示されるようにしてもよい。例えば、警告表示部510は、表示データに含まれる学習者に関連付けて、警告マークを表示するようにする。これにより、指導者は、警告マークが関連付けられた学習者に対し、迅速に声掛けを行い、指導を行うことができる。
また、受付部482は、学習者に対して指導者からの指導が行われた場合、当該指導に関する指導情報の入力を受け付ける。
生成部486は、受け付けた指導情報に基づく指導結果情報を、学習者毎に関連付けて表示されるよう表示データを生成してもよい。例えば、生成部486は、指導者による指導回数が、学習者に関連付けて表示されるようにする。これにより、指導者は、所定時間の学習中に、どの学習者に何回指導したかを容易に把握することができる。
また、表示情報生成部502は、表示情報に関連付けて、問題及び/又は解答の情報を表示可能にしてもよい。例えば、表示情報生成部502は、指導者が表示情報内をタップ(又はクリック)した場合に、問題及び/又は解答の情報を表示できるようにする。例えば、問題及び/又は解答の情報は、第2状況情報に含まれる。これにより、指導者は、問題の内容や、学習者の解答の内容を把握することができる。
設定部512は、指導者が自身の指導スタイルに合わせて指導タイミング等を設定することを可能にする。例えば、設定部512は、設定画面を表示し、指導者に対し、第1条件の第1パラメータや第2条件のパラメータを入力させる。第1パラメータは、例えば、第1閾値に対する選択可能な値や、表示情報を識別可能にする場合の変更可能な色を含む。第2パラメータは、第2閾値に対する選択可能な値や、警告マークの種類などを含む。これにより、指導者は、自身の指導スタイルに合わせて、指導するタイミングを処理端末400に表示させることができる。
<画面例>
≪状況表示画面≫
次に、学習支援システム1により提供される直接指導サービスの画面例について説明する。以下に示す画面例は、指導者の処理端末400に表示される画面例である。図12は、学習モニタリング中の状況表示画面の一例を示す図である。図12に示す画面D10は、書誌事項の表示領域AR110と、各学習者の表示領域AR112と、表示情報の表示領域AR114とを含む。画面D10は、生成部486により生成される。
表示領域AR110には、例えば学習塾であるSS校の2015年6月20日(木)14:00からのクラスに参加している複数の学習者の学習状況をモニタリングしている画面であることが表示される。また、表示領域AR110内の表示領域AR102には、学習の残り時間「20:31」と、学習モニタリング中であることが表示される。
表示領域AR112には、クラスに参加している複数の学習者のプロフィール情報が表示される。各学習者には、顔写真B10、警告マークM10、氏名、指導回数M12、学年、学校などが関連付けられて表示される。警告マークM10や指導回数M12は、必要に応じて表示される。
表示領域AR114には、学習者ごとに、問題のユニット単位の表示情報が、時系列に並んで表示される。例えば、学習者が取り組んだユニット順で、表示情報が下に追加されて並べられる。また、表示情報B102は、学習者「AAA」が、学習時間中に最初に取り組んだユニットを表す。表示情報B102には、教科「数学」、問題名「基準との違いの表し方 Lv1」、誤答率「100%」、問題に要した時間「0’10(10分)」、全問題数「10問」が表示される。表示情報は、表示情報生成部502により生成される。例えば、問題名は、ユニットの情報を表示するとよい。
また、第3受信部464が新たに第2状況情報を受信すると、生成部486は、新たに追加される表示情報を生成することで、画面D10において、新たな表示情報が追加される。表示情報が追加される場合、特定の学習者の表示領域AR114の列において、追加対象の表示情報は、表示されている最下部の表情情報の下に追加される。なお、表示領域AR114については、表示情報の増加に備え、スクロール機能が設けられている。
図12に示す画面D10において、表示情報B102と表示情報B104とは、識別可能になっている。これは、第1判定部504により、強調表示のための第1条件が満たされると判定された場合、識別部506により、表示情報B102が強調表示されるからである。例えば、第1条件は、表示情報B102内に表示される誤答率が、第1閾値以上であるとする。表示情報B102の場合、誤答率100%は、第1閾値50%以上であるため、第1判定部504により、第1条件が満たされると判定される。
なお、通常の表示情報B104の色は黒(又は白)等の目立たない色であるが、強調表示の場合、例えば表示情報B102内の色が赤色に変更されたり、枠が太枠に変更されたりする。これにより、指導者は、学習者ごとに、誤答率の高いユニットを容易に把握することができる。
また、画面D10において、第2判定部508により、警告のための第2条件が満たされると判定されることで、警告表示部510により、学習者「AAA」の顔写真の右上に警告マークM10が表示される。例えば、第2条件は、強調表示される表示情報の数が第2閾値以上であるとする。学習者「AAA」の場合、強調表示される表示情報の数(4)が、第2閾値(4)以上であるため、第2判定部508により、第2条件が満たされると判定される。
なお、警告マークについては、第2条件の違いに応じて色を変えることにより、どの第2条件が満たされて警告マークが表示されているかを指導者に把握させるようにしてもよい。例えば、指導者が複数いる場合、指導者ごとに第2条件を設定させ、警告マークの色を指導者ごとに変える。これにより、警告マークの色を見ることで、どの指導者が設定した第2条件を満たした場合の警告マークであるかを把握させることができる。
また、画面D10において、指導回数M12が氏名の右横に表示されている。これは、指導者が、学習者「AAA」に対して指導を行った回数を表す。例えば、指導者が、画面D10内に表示される、指導を行うための指導ボタンを押すことで、受付部482がその押下を検知し、生成部486が指導回数M12を1つカウントアップする。指導ボタンは、各学習者に対応するいずれの位置に設けてもよいが、例えば氏名領域を指導ボタンにしてもよい。この場合、指導者は、指導を行う学習者の氏名領域を押すことで、指導回数を示すカウントがアップする。
なお、指導時間が計測される場合は、指導者が指導ボタンを2回押すことを1セットとして、生成部486は指導回数をカウントアップするようにし、1回目の押下が指導開始、2回目の押下が指導終了を表すようにする。この場合、指導回数を計測しつつ、累積の指導時間についても計測することができる。これにより、指導者は、学習者ごとに、指導の回数や、指導累計時間を把握し、次にどの学習者を指導するかを決めることなどができる。
また、画面D10において、表示情報の誤答率領域を指導者が押すと、受付部482がその押下を検知し、生成部486により、複数の学習者の平均誤答率が表示されるように表示データが更新されてもよい。この場合、サーバ装置100において、問題のユニットごとの平均誤答率を算出しておき、第2状況情報に平均誤答率を含めて処理端末400に送信することにより、生成部486は、表示情報に平均誤答率を表示可能なように表示データを生成することができる。
例えば、表示情報B112において、誤答率34%の領域を指導者が押すことで、平均誤答率25%が表示された吹き出しF112が表示される。これにより、指導者は、平均誤答率と比較しながら、学習者を指導することができる。
また、画面D10において、表示情報の教科及び問題名表示領域を指導者が押すと、受付部482がその押下を検知し、生成部486により、その問題の内容と、その学習者が解答した内容及び/又は採点結果とが表示されるように表示データが更新されてもよい。この場合、サーバ装置100において、第2状況情報に問題内容情報と解答情報及び/又は採点情報とを含めて処理端末400に送信することにより、生成部486は、表示情報に問題内容情報に基づく問題内容と、解答情報に基づく解答及び/又は採点情報に基づく採点結果とを表示可能なように表示データを生成することができる。
例えば、表示情報B142において、教科「英語」及び問題名「一般動詞の過去の肯定文」の領域を指導者が押すことで、問題内容と採点結果とが表示された吹き出しF142が表示される。さらに、採点結果の領域を指導者が押すことで、受付部482がその押下を検知し、生成部486は、学習者の解答情報が表示される吹き出し(不図示)がさらに表示される表示データを生成するようにしてもよい。これにより、指導者は、問題の内容や、採点結果、及び/又は解答の内容を見ながら、適切な指導を行うことができる。
上述した例は一例であって、生成部486は、画面D10内に、指導開始ボタン、指導終了ボタン、平均誤答率表示ボタン、問題内容及び/又は採点結果表示ボタン等を、別途設けるように表示データを生成してもよい。
図13は、学習モニタリングが終了した状況表示画面の一例を示す図である。図13に示す画面D12において、表示領域AR202には、クラス(授業)が終了したことが表示される。
≪設定画面≫
図14は、設定画面の一例を示す図である。図14に示す画面D20は、強調表示のための第1条件、警告のための第2条件を設定するための画面例である。画面D20には、書誌領域AR302、設定領域AR304が表示される。
書誌領域AR302には、日時「2015年6月20日14:00」、塾校名「SS校」、各種タブが表示される。図14に示す例では、教室管理タブTB10が、設定画面を表示するためのタブである。
表示領域AR304を用いて、指導者は、複数の指導タイミングを設定することができる。指導者は、表示領域AR304を用いて、アラートON/OFF、累積/連続、回数、条件を設定することができる。
アラートON/OFFは、アラートをONにするかOFFにするかを設定可能にするものである。累積/連続は、誤答率が第1閾値以上となるユニットの数をカウントする場合に、連続した数をカウントするか、累積をカウントするかを設定可能にするものである。回数は、第2閾値を表す。また、この回数に関し、指導者は、以上か以下かを選択することができる。条件は、強調表示のための第1条件を表す。例えば、誤答率が50%以上であること、又は1ユニットあたり15分以上の取組時間になっていることである。誤答率に関する第1閾値や取組時間の値は適宜設定変更可能である。なお、累積/連続、及び回数のパラメータは、警告表示のための第2条件を決定するパラメータである。
なお、表示領域AR312に表示される左2列の設定内容は、サーバ装置100の管理者が設定する内容であり、指導者が設定できる内容ではない。表示領域AR314に表示される右3列の設定内容は、指導者が設定変更可能である。また、表示領域AR314の各列は、各指導者に対応付けて、指導者ごとに設定可能なようにしてもよい。
画面中央下の設定内容確定ボタンが指導者により押されると、受付部482は、この押下を検知し、設定部512は、設定内容を確定する。生成部486は、確定された設定内容に基づいて、強調表示や警告表示を行うよう制御する。これにより、指導者は、自分の指導スタイルに合った指導タイミングを設定することができる。
<動作>
次に、学習支援システム1における動作について説明する。図15は、実施形態における学習時間中の処理の一例を示すシーケンス図である。
図15に示すステップS102で、処理端末200Aは、サーバ装置100から配信された問題画面を表示する。
ステップS104で、処理端末200Aは、画面に表示された問題に対する、学習者からの解答入力を受け付ける。
ステップS106で、処理端末200Aは、入力された解答の情報(解答情報)を、問題を特定するための情報(問題特定情報)と関連付けた状況情報(第1状況情報)を、学習時間中の第1タイミングでサーバ装置100に送信する。また、第1状況情報は、学習者を識別する学習者識別情報を含んでもよい。第1タイミングは、例えば1分ごとや、学習者が解答確定ボタンを押したときなどである。
ステップS108で、サーバ装置100は、処理端末200Aから状況情報を受信し、採点部174は、問題特定情報に基づき問題を特定し、特定した問題の模範解答を記憶部160から参照して、解答情報に対して採点を行う。採点結果は、処理端末200Aに送信される。
ステップS110で、履歴更新部176は、学習者識別情報により識別される学習者の履歴情報に解答情報及び採点情報を記録し、履歴情報を更新する。
ステップS112で、処理端末200Bは、サーバ装置100から配信された問題画面を表示する。
ステップS114で、処理端末200Bは、画面に表示された問題に対する、学習者からの解答入力を受け付ける。
ステップS116で、処理端末200Bは、入力された解答の情報(解答情報)を、問題を特定するための情報(問題特定情報)と関連付けた状況情報(第1状況情報)を、学習時間中の第1タイミングでサーバ装置100に送信する。また、第1状況情報は、学習者を識別する学習者識別情報を含んでもよい。第1タイミングは、例えば1分ごとや、学習者が解答確定ボタンを押したときなどである。
ステップS118で、サーバ装置100は、処理端末200Bから状況情報を受信し、採点部174は、問題特定情報に基づき問題を特定し、特定した問題の模範解答を記憶部160から参照して、解答情報に対して採点を行う。採点結果は、処理端末200Bに送信される。
ステップS120で、履歴更新部176は、学習者識別情報により識別される学習者の履歴情報に解答情報及び採点情報を記録し、履歴情報を更新する。
なお、ステップS106〜S110の処理S152は、学習時間中の第1タイミングで行われる。同様に、ステップS116〜S120の処理S154は、学習時間中の第1タイミングで行われ、処理S152と処理S154は、それぞれ独立して行われる。
ステップS122で、サーバ装置100は、クラス情報に登録された各学習者の状況情報(第2状況情報)を、指導者の処理端末400に送信する。クラス情報は、事前に設定されているとする。第2状況情報は、学習者ごとに、少なくとも問題特定情報を含み、解答情報や採点情報をさらに含んでもよい。また、第2状況情報は、問題特定情報により特定される問題に対する平均誤答率などを含んでもよい。また、指導者がクラス内に複数いる場合は、サーバ装置100は、各指導者が操作する処理端末400に、第2状況情報を送信する。
ステップS124で、処理端末400において、第3受信部464が第2状況情報を受信し、生成部486が第2状況情報に基づいて表示データを生成する。
ステップS126で、処理端末400において、表示制御部488が、生成部486により生成された表示データを画面(タッチパネル202)に表示するよう制御する。これにより、例えば図12に示す状況表示画面が表示される。
なお、ステップS122〜S126の処理S156は、学習時間中の第2タイミングで行われる。例えば、毎分毎にサーバ装置100は、第2状況情報を処理端末400に送信する。また、処理端末400からサーバ装置100に対し、第2状況情報の処理要求を出すようにしてもよい。
処理S152、S154、S156は、学習時間が終わるまで、処理端末200A、処理端末200B、サーバ装置100それぞれのタイミングで行われる。学習者の処理端末200では、問題表示、解答入力が適宜行われる。これにより、指導者は、各学習者の最新の学習状況を学習時間中に確認しながら、適切な指導を行うことができる。
ステップS128で、学習時間が終わると、処理端末400は、学習時間中に指導者により入力された指導情報を、サーバ装置100に送信する。指導情報は、例えば、学習者ごとの指導回数、指導累積時間、コメント等である。
ステップS130で、サーバ装置100の履歴更新部176は、受信した指導情報に基づいて、学習者ごとに指導情報を記録して履歴情報を更新する。これにより、サーバ装置100の指導履歴を登録しておくことで、指導者が毎回同じではない場合も、過去の指導内容を把握することができる。
図16は、実施形態における条件判定処理の一例を示す図である。図16に示す処理は、処理端末400が学習時間中において処理されるものであり、状況情報が受信される度に行われてもよい。
ステップS202で、第1判定部504は、第1条件(例えば誤答率が第1閾値以上)を満たすか否かを判定する。第1条件が満たされると(ステップS202−YES)、ステップS204に進み、第1条件が満たされないと(ステップS202−NO)、処理が終了する。
ステップS204で、識別部506は、第1条件を満たす情報を含む表示情報を識別可能にして表示する。例えば、第1条件が満たされる表示情報は、表示情報の枠内の色が変更されて強調表示される。
ステップS206で、第2判定部508は、第2条件(例えば強調表示された表示情報が第2閾値以上)を満たすか否かを判定する。第2条件が満たされると(ステップS206−YES)、ステップS208に進み、第2条件が満たされないと(ステップS206−NO)、処理が終了する。
ステップS208で、警告表示部510は、第2条件を満たした学習者に対し、警告マークが表示されるようにする。例えば、警告表示部510の表示制御により、図12に示す警告マークM10が状況表示画面に表示される。
以上の処理により、指導タイミングが明確にわかるユーザインタフェースを、指導者に対して提供することができる。
上述した処理のフローに含まれる各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して又は並列に実行することができるとともに、各処理ステップ間に他のステップを追加してもよい。また、便宜上1ステップとして記載されているステップは、複数ステップに分けて実行することができる一方、便宜上複数ステップに分けて記載されているものは、1ステップとして把握することができる。
以上、学習支援システム1は、各学習者の学習状況を学習時間中に一画面内に表示することができる仕組みを提供することができる。
また、学習支援システム1は、リアルタイムで、作業者の作業状況を監督者が把握したいシステムに対しても適用可能である。この場合、学習状況は、作業状況に置き換えられ、監督者は、各作業者の作業内容を把握することができる。
また、サーバ装置100の機能を処理端末400に保持させ、学習者の処理端末200と、指導者の処理端末400とで、サーバ装置100を介さずに通信させて、上述した学習支援サービスを提供できるようにしてもよい。よって、処理端末400からの外部機器として、サーバ装置100と処理端末200とがあり、処理端末400は、外部機器から状況情報(第2状況情報)を受信することで、学習支援サービスを提供することができる。
なお、上述したとおり、本発明は、上記の実施形態、及び、既に述べた変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において様々な変形が可能である。すなわち、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。また、上述の各処理フローは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
1 学習支援システム
100、300 サーバ装置
200、400 処理端末
150 第1通信部
160 記憶部
170 アプリ制御部
172 登録部
174 採点部
176 履歴更新部
178 配信部
460 第3通信部
470 記憶部
480 第2アプリ実行部
482 受付部
484 アクセス部
486 生成部
488 表示制御部

Claims (9)

  1. コンピュータに、
    各学習者の学習時間中の所定タイミングで、前記各学習者の学習者識別情報と学習状況を表す状況情報とを、外部機器から受信することと、
    前記状況情報が受信される度に、当該状況情報に基づく表示情報を、前記学習者識別情報により識別される学習者毎に並べて表示データを生成することと、
    生成された前記表示データを画面に表示するよう制御することと、
    を実行させるプログラム。
  2. 前記生成することは、
    前記学習者毎に、前記表示情報を時系列に並べて前記表示データを生成する、請求項1に記載のプログラム。
  3. 一の前記状況情報に、複数の問題の解答に対する採点情報が含まれる場合、
    前記生成することは、
    一の前記表示情報に、前記採点情報に基づく正解又は不正解に関する割合を含めることと、
    前記割合が、前記表示情報の識別に関する第1条件を満たすか否かを判定することと、
    前記第1条件が満たされる場合、前記割合を含む表示情報を識別可能にすることと、
    を含む、請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記生成することは、
    前記表示情報に関連付けて、前記複数の問題に対する複数の解答者の前記割合の平均を表示可能にする表示データを生成する、請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記生成することは、
    前記状況情報に基づき、前記学習者に関する警告の第2条件を満たすか否かを判定することと、
    前記第2条件が満たされる前記学習者に対して、警告が表示されるよう前記表示データを生成することと、
    を含む、請求項1乃至4いずれか一項に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    前記学習者に対して指導者からの指導が行われた場合、当該指導に関する指導情報の入力を受け付けることをさらに実行させ、
    前記生成することは、
    前記指導情報に基づく指導結果情報を前記学習者毎に関連付けて表示されるよう前記表示データを生成すること、
    を含む、請求項1乃至5いずれか一項に記載のプログラム。
  7. 前記生成することは、
    前記表示情報に関連付けて、前記問題及び/又は前記解答の情報を表示可能にする前記表示データを生成すること、
    を含む、請求項1乃至6いずれか一項に記載のプログラム。
  8. コンピュータが、
    各学習者の学習時間中の所定タイミングで、前記各学習者の学習者識別情報と学習状況を表す状況情報とを、外部機器から受信することと、
    前記状況情報が受信される度に、当該状況情報に基づく表示情報を、前記学習者識別情報により識別される学習者毎に並べて表示データを生成することと、
    生成された前記表示データを画面に表示するよう制御することと、
    を実行する情報処理方法。
  9. 各学習者が操作する各処理端末から、前記各学習者の学習時間中の第1タイミングで、学習者識別情報とともに学習状況を表す状況情報を受信する受信部と、
    前記状況情報を前記生徒識別情報毎に記憶する記憶部と、
    前記状況情報が受信される度に、前記記憶部に記憶された状況情報を更新する更新部と、
    前記各学習者の指導者が操作する処理端末に、前記学習時間中の第2タイミングで、前記各生徒識別情報に関連付けた最新の状況情報を配信する配信部と、
    を備えるサーバ装置。
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