JP2017150504A - 密封構造 - Google Patents
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Abstract
Description
相対的に回転する軸及びハウジングと、
前記軸の外周に設けられた環状溝に装着され、前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成された密封対象領域の流体圧力を保持する密封装置と、
を備える密封構造であって、
前記密封装置は、
前記環状溝における高圧側の側壁面と溝底面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動する無端状かつ樹脂製の第1シールリングと、
前記環状溝における低圧側の側壁面及び溝底面と、第1シールリングとに対してそれぞれ密着するゴム状弾性体製の第2シールリングと、
を備え、
第1シールリングは、径方向の幅方向の中央から径方向内側かつ高圧側に向かって伸びる第1環状部と、径方向の幅方向の中央から径方向外側かつ高圧側に向かって伸びる第2環状部とを備えており、
第1環状部の径方向内側かつ低圧側の第1端部が前記環状溝の溝底面に密着し、第1環状部の径方向内側かつ高圧側の第2端部が前記環状溝の高圧側の側壁面に密着し、第2環状部の径方向外側かつ低圧側の第3端部が前記軸孔の内周面に対して摺動すると共に、
第2シールリングは、第1環状部を高圧側かつ径方向外側に向かって押圧するように配置されていることを特徴とする。
図1〜図3を参照して、本発明の実施例に係る密封構造について説明する。図1は本発明の実施例に係る第1シールリングの側面図である。図2は本発明の実施例に係る第1シールリングの模式的断面図である。なお、図2は図1中のAA断面図である。図3は本発明の実施例に係る第2シールリングの側面図である。図4及び図5は本発明の実施例に係る密封構造の使用時の状態を示す模式的断面図である。なお、図4及び図5において、第1シールリングについては図1中のAA断面図に相当し、第2シールリングについては図3中のBB断面図に相当する。
本発明の実施例に係る密封構造の構成について説明する。本実施例に係る密封構造は、相対的に回転する軸300及びハウジング400と、軸300とハウジング400(ハウジング400における軸300が挿通される軸孔の内周面)との間の環状隙間を封止する密封装置10とから構成される。本実施例に係る密封装置10は、軸300の外周に設けられた環状溝310に装着され、相対的に回転する軸300とハウジング400との間の環状隙間を封止する。これにより、密封装置10は、流体圧力(本実施例では油圧)が変化するように構成された密封対象領域の流体圧力を保持する。ここで、本実施例においては、図4及び図5中の右側の領域の流体圧力が変化するように構成されており、密封装置10は図中右側の密封対象領域の流体圧力を保持する役割を担っている。なお、自動車のエンジンが停止した状態においては、密封対象領域の流体圧力は低く、無負荷の状態となっており、エンジンをかけると密封対象領域の流体圧力は高くなる。
る軸孔の内径よりも大きくなるように設計されている。なお、第1環状部110の高圧側(H)の面、及び低圧側(L)の面は、いずれもテーパ面で構成されている。また、第2環状部120の高圧側(H)の面、及び低圧側(L)の面についても、いずれもテーパ面で構成されている。
特に、図4及び図5を参照して、本実施例に係る密封装置10の使用時のメカニズムについて説明する。図4はエンジンが停止され、密封装置10を介して、左側の領域の流体圧力と右側の領域の流体圧力との差圧がない状態を示している。図5はエンジンがかかり、密封装置10を介して、左側の領域に比べて右側の領域の流体圧力の方が高くなった状態を示している。
本実施例に係る密封装置10によれば、樹脂製の第1シールリング100は無端状であるため、合口部を有する樹脂製のシールリングの場合のように、合口部から密封対象流体が漏れてしまうといった問題はない。そして、第2シールリングは、第1環状部110を高圧側(H)かつ径方向外側に向かって押圧するように配置されているため、第1シールリング100全体が高圧側(H)かつ径方向外側に向かって押圧される。これにより、流
体圧力が作用してない(差圧が生じていない)、または流体圧力が殆ど作用していない(差圧が殆ど生じていない)状態においても、第1シールリング100を、環状溝310における高圧側(L)の側壁面とハウジング400の軸孔の内周面のそれぞれに対して接した状態とすることが可能となる。従って、密封機能が発揮されるため、密封対象領域の流体圧力が高まりだした直後から流体圧力を保持させることができる。
100 第1シールリング
110 第1環状部
111 第1端部
112 第2端部
120 第2環状部
121 第3端部
200 第2シールリング
300 軸
310 環状溝
400 ハウジング
Claims (1)
- 相対的に回転する軸及びハウジングと、
前記軸の外周に設けられた環状溝に装着され、前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成された密封対象領域の流体圧力を保持する密封装置と、
を備える密封構造であって、
前記密封装置は、
前記環状溝における高圧側の側壁面と溝底面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動する無端状かつ樹脂製の第1シールリングと、
前記環状溝における低圧側の側壁面及び溝底面と、第1シールリングとに対してそれぞれ密着するゴム状弾性体製の第2シールリングと、
を備え、
第1シールリングは、径方向の幅方向の中央から径方向内側かつ高圧側に向かって伸びる第1環状部と、径方向の幅方向の中央から径方向外側かつ高圧側に向かって伸びる第2環状部とを備えており、
第1環状部の径方向内側かつ低圧側の第1端部が前記環状溝の溝底面に密着し、第1環状部の径方向内側かつ高圧側の第2端部が前記環状溝の高圧側の側壁面に密着し、第2環状部の径方向外側かつ低圧側の第3端部が前記軸孔の内周面に対して摺動すると共に、
第2シールリングは、第1環状部を高圧側かつ径方向外側に向かって押圧するように配置されていることを特徴とする密封構造。
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---|---|---|---|
JP2016031106A JP6677009B2 (ja) | 2016-02-22 | 2016-02-22 | 密封構造 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016031106A JP6677009B2 (ja) | 2016-02-22 | 2016-02-22 | 密封構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP6677009B2 JP6677009B2 (ja) | 2020-04-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016031106A Active JP6677009B2 (ja) | 2016-02-22 | 2016-02-22 | 密封構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2016-02-22 JP JP2016031106A patent/JP6677009B2/ja active Active
-
2017
- 2017-02-20 EP EP17156806.6A patent/EP3208500B1/en active Active
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---|---|
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