JP2017150416A - 内燃機関の排気システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃費に優れ、始動も良好に行える内燃機械の排気システムを提供する。
【解決手段】作動中に休止可能な気筒2を備えた内燃機関1の排気システムである。カム61の作用によって第1排気バルブ23及び第2排気バルブ24を開閉動作させるバルブ開閉機構が、液媒体の液圧の調整によって第1排気バルブ23の開閉タイミング及び開閉量が制御可能な液圧式可変バルブ開閉機構40と、リンク部材62が往復動して第2排気バルブ24を開閉するように構成され、リンク部材62の往復動が第2排気バルブ24に伝わらない弁閉状態に切り替え可能な直動式可変バルブ開閉機構60と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、気筒休止が行われる内燃機関の排気システムに関し、その中でも特に、バルブのリフトタイミング及びリフト量が、液媒体の液圧の調整によって可変できる、液圧式可変バルブ開閉機構を備えた排気システムに関する。
気筒休止は、エンジン(内燃機関)の作動状態に応じて、複数ある気筒のうち、一部の気筒を休止させ、残りの気筒だけでエンジンの動力を得る作動形態であり、燃費の向上等を図るために用いられている。
このような気筒休止を、リンク部材を用いて行うシステムが、特許文献1に開示されている。特許文献1では、半数の気筒の吸気を停止することで、気筒休止が行われていて、休止される気筒の吸気バルブに、可変動弁機構(直動式バルブ可変開閉機構)が設けられている。その可変動弁機構は、ロッカーアーム、切替機構などで構成されている。
具体的に、ロッカーアームは、アーム本体、ローラ、支持部材などで構成されており、カムと吸気バルブとの間に揺動可能な状態で介装されている。支持部材は、公知のラッシュアジャスタ(HLA)に揺動可能に支持されていて、アーム本体の基端部に形成された取付穴にスライドして往復動可能な状態で挿入されている。切替機構は、その支持部材に設けられている。切替機構は、HLAの油圧制御によって出退する連結ピンを有し、この連結ピンが出退することにより、可変動弁機構は、吸気バルブを開閉する駆動状態と、その駆動を停止する駆動停止状態と、に切り替わる。
また、液媒体の利用によって多様なバルブ制御を可能にした可変バルブ機構(液圧式可変バルブ開閉機構)を用いて気筒休止を行うシステムが、特許文献2に開示されている。
特許文献2では、すべての気筒の吸気バルブ及び排気バルブに、可変バルブ機構が設けられている。気筒休止は、休止する一群の気筒を交互に切り換えながら行われていて、休止する気筒では、吸気バルブ及び排気バルブの双方で開閉動作が停止され、燃焼室が全閉されるように設定されている。
特開2008−190392号公報 特開2008−308998号公報
特許文献1のシステムでは、休止される気筒での、吸気バルブの開閉動作は停止されるが、排気バルブの開閉動作は停止されない。そのため、ピストンのポンピングロス(燃焼室内での膨張時と圧縮時の空気抵抗の差によるエネルギーロス)や排気バルブを開閉するバルブ開閉機構のエネルギーロスが排除できず、燃費の点で改善の余地がある。
その点、特許文献2のシステムでは、休止される気筒の吸気及び排気の両バルブで開閉動作が停止されるので、ピストンのポンピングロスやバルブ開閉機構のエネルギーロスが排除でき、しかも、バルブのリフトタイミングやリフト量を変えて多様なバルブ制御ができるので、燃費をよりいっそう抑制できる利点がある。
ところが、液圧式可変バルブ開閉機構の場合、安定して作動するためには一定の液圧が必要である。そのため、特許文献2のシステムのように、全ての気筒のバルブに液圧式可変バルブ開閉機構を用いた場合、一定の液圧が立ち上がる前に始動すると、排気バルブが開かないため、燃焼室の空気を除去できない。従って、全ての燃焼室で空気が圧縮や膨張され、高トルクでのクランキングが必要となり、スタータモータを大型化させる必要がある。
本発明の目的は、燃費に優れ、始動も良好に行うことができ、さらに気筒休止からの復帰時のトルク変動の発生を抑制可能な内燃機械の排気システムを提供することにある。
開示する排気システムは、内燃機関運転中に燃焼を休止可能な気筒を備えた内燃機関の排気システムである。前記気筒は、第1排気バルブ及び第2排気バルブと、前記内燃機関のクランク軸の回動力を利用して回動されるカムの作用によって前記第1排気バルブ及び前記第2排気バルブを開閉動作させるバルブ開閉機構と、を有している。
そして、前記バルブ開閉機構が、前記カムの動力が液媒体を介して前記第1排気バルブに伝わることによって当該第1排気バルブが開閉するように構成され、前記液媒体の液圧の調整によって前記第1排気バルブの開閉タイミング及び開閉量が制御可能な液圧式可変バルブ開閉機構と、前記カムと前記第2排気バルブとの間に介在するリンク部材が往復動することによって当該第2排気バルブが開閉するように構成され、前記リンク部材の往復動が前記第2排気バルブに伝わらない弁閉状態に切り替え可能な直動式可変バルブ開閉機構と、を有している。
すなわち、この排気システムでは、排気バルブを開閉動作させるバルブ開閉機構が、その開閉動作の休止が可能な、液圧式可変バルブ開閉機構と直動式可変バルブ開閉機構の双方を有しているので、燃焼室が全閉になる気筒休止を行うことができ、燃費を抑制できる。第1排気バルブの開閉動作は液圧式可変バルブ開閉機構で行われるので、その開閉タイミングや開閉量を変えて多様なバルブ制御ができ、燃費をよりいっそう抑制できる。そして、第2排気バルブの開閉動作は直動式可変バルブ開閉機構で行われるので、液圧が立ち上がるまで待機する必要が無く、内燃機関の始動も従来通り良好に行うことができる。
特に、前記第1排気バルブのバルブ径は、前記第2排気バルブのバルブ径よりも大きく形成するのが好ましい。
詳細は後述するが、第2排気バルブの開閉動作の気筒休止からの復帰は、第1排気バルブの開閉動作の復帰に対して遅れる場合があり、掃気性の悪化やトルク変動といった不具合が発生し得る。それに対し、第1排気バルブのバルブ径を、第2排気バルブのバルブ径よりも大きく形成することで、不安定な排気の割合が少なくなるため、第2排気バルブの開閉動作の復帰が、第1排気バルブの開閉動作の復帰よりも遅れた場合であっても、その影響が軽減され、掃気性の悪化やトルク変動といった不具合を抑制できる。
例えば、前記気筒は、第1吸気バルブと、前記第1吸気バルブよりもバルブ径の小さい第2吸気バルブと、を更に有し、前記第1排気バルブ及び前記第1吸気バルブ、並びに、前記第2排気バルブ及び前記第2吸気バルブ、の各々が、前記気筒の中心に対して対称状に配置されているようにしてあってもよい。
第1排気バルブと第2排気バルブとでバルブ径を異ならせた場合、気筒の横断面積に対して不均衡な配置になるため、場合によっては、ボア径の拡張が必要になるなど、制約が生じるおそれがある。それに対し、そのように配置すれば、狭い領域にバランスよく4つのバルブを配置できるので、ボア径の小さい気筒であっても、相対的に大きなバルブを設けることが可能になる。
本発明の排気システムによれば、燃費を効果的に抑制でき、始動も良好に行えるようになる。
実施形態のエンジンを示す概略上面図である。 図1のI−I線における概略断面図である。 図1のII−II線における概略断面図である。 気筒の上部を下方から見た概略図である。 液圧式可変バルブ開閉機構を示す概略図である。 直動式バルブ開閉機構を示す概略図である。 直動式可変バルブ開閉機構を示す概略図である。 直動式可変バルブ開閉機構のリンク部材を示す概略斜視図である。 直動式可変バルブ開閉機構の不支持状態での動作を示す概略図である。 油圧回路を示す概略図である。 実施形態の変形例の要部を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限するものではない。
図1に、本実施形態のエンジン1(内燃機関の一例)を示す。このエンジン1は、自動車に搭載される直列4気筒エンジンであり、出力軸Jが延びる方向に、4つの気筒2が互いに隣接して一列に配置されている。各気筒2を区別する場合には、図1において、左側から順に第1気筒2a、第2気筒2b、第3気筒2c、及び第4気筒2dと称することとする。このエンジン1では、第2気筒2bと第3気筒2cは休止不能に構成されており、第1気筒2aと第4気筒2dが、エンジン1の作動中に休止可能に構成されている。
図2、図3に示すように、エンジン1は、シリンダブロック1aと、シリンダブロック1aの上に組み付けられたシリンダヘッド1bとを有している。各気筒2は、シリンダブロック1aの上部とシリンダヘッド1bとの双方にわたる部分に設けられていて、出力軸Jと直交する方向に延びる円筒形状に形成されている。各気筒2の内部には、コンロッド3を介して、出力軸Jを中心に回転するクランクシャフト(図示せず)に連結されたピストン4がスライド自在に収容されていて、ピストン4の頂面と気筒2の上部とによって燃焼室5が区画されている。
図4にも示すように、各気筒2の上部には、2つの吸気口10,10と、2つの排気口20,20とが形成されている。これら吸気口10,10及び排気口20,20は、それぞれ、吸気ポート11及び排気ポート21を通じてシリンダヘッド1bの外部に連通している。2つの吸気口10,10は、同一径の円形開口からなり、エンジン1の一方の側部に沿って横並びに配置されている。
それに対し、2つの排気口20,20は、異なる径の円形開口からなり、エンジン1の他方の側部に沿って横並びに配置されている(その理由については後述)。必要に応じて、大径の排気口20を第1排気口20aとし、小径の排気口20を第2排気口20bとして区別する。第1排気口20aの排気ポート21及び第2排気口20bの排気ポート21は、対応する排気口20の大きさに応じて異なる内径に形成されている。これら排気ポート21,21は、シリンダヘッド1bの内部で連結されており、シリンダヘッド1bの上側から見ると、シリンダヘッド1bの外部に臨む排気開口22が1つの、V形状ないしY形状の集合ポートとなっている。
このように、排気ポート21,21を、シリンダヘッド1bの内部で集合する集合ポートとし、1気筒あたりのシリンダヘッド1bからの出口を1つとすることで、各気筒の排気開口22を同一断面積とすることができ、排気ガスを排気開口22から排気ガス浄化触媒に導くためのエキゾーストマニホールドを接続する際にも排気ポート21ごとに異なる径の配管を接続する必要が無くなり、部材コストや部材数、組立作業性等の効率化が図れる。また、排気開口22は、第1排気口20aからの排気が、第2排気口20bからの排気よりも排出され易いように、第2排気口20bよりも第1排気口20aの側に偏って配置されている。
各吸気口10及び各排気口20には、これらを開閉するバルブが設置されている。具体的には、第1排気口20aには、第1排気口20aと略同径の第1排気バルブ23が設置され、第2排気口20bには、第2排気口20bと略同径の第2排気バルブ24が設置されている。各吸気口10には、吸気口10と略同径の吸気バルブ12が設置されている。これらバルブは、閉じる方向にスプリングで付勢されており、その付勢力に抗して吸気バルブ12等が燃焼室5に突出することで吸気口10等は開かれる。
これらバルブを開閉動作させるために、各気筒2には、バルブ開閉機構が設置されている。すなわち、各吸気口10には、吸気バルブ12を開閉動作させる液圧式可変バルブ開閉機構40が設置され、第1排気口20aには、第1排気バルブ23を開閉動作させる液圧式可変バルブ開閉機構40が設置されている。
そして、気筒休止が行われない第2気筒2b及び第3気筒2cの第2排気口20bには、従来通りに第2排気バルブ24を開閉動作させる直動式バルブ開閉機構50が設置され、気筒休止が行われる第1気筒2a及び第4気筒2dの第2排気口20bには、それに加えて、エンジン1の作動中でもバルブの開閉動作が停止できる直動式可変バルブ開閉機構60が設置されている。
図5に、各吸気バルブ12及び第1排気バルブ23を開閉動作させる液圧式可変バルブ開閉機構40を示す。液圧式可変バルブ開閉機構40は、液流路41、副室42、液圧調整弁43などからなり、エンジン1の出力に応じて回転するカム44の動力がオイル(液媒体の一例)を介してバルブに伝わることによって第1排気バルブ23等が開閉するように構成されている。液圧式可変バルブ開閉機構40の場合、オイルの液圧の調整により、バルブの開閉タイミング(バルブタイミング)及び開閉量(リフト量)の、連続したきめ細やかな制御が可能である。液流路41や副室42は、高圧になるため、図示しないブロック状のバルブ体の内部に形成されている。
液流路41の一端には、第1伝達部41aが設けられ、液流路41の他端には、第2伝達部41bが設けられている。その液流路41の中間に液圧調整弁43が設置されていて、その液圧調整弁43を介して、副室42が液流路41に接続されている。副室42には液供給経路45が接続されており、オイルポンプ46から圧送されるオイルが、これら液供給経路45及び副室42を通じて液流路41に供給され、液流路41で一定の液圧が保持されるようになっている。
第1伝達部41aは、クランクシャフトと同期して回転するカム44と連結されており、回転するカム44のカム面の変化に応じて往復動する動力を、液流路41のオイルに伝える。第2伝達部41bは、吸気バルブ12又は第1排気バルブ23と連結されている。
液圧調整弁43は、図示しないエンジンコントロールユニット(ECU)と電気的に接続されている。ECUの制御により、液圧調整弁43は、液流路41と副室42との間を遮断する閉じ状態と、液流路41と副室42との間を連通させる開き状態とに変位する。従って、液圧調整弁43が閉じ状態に保持されることで、第1伝達部41aに伝わる動力は、そのままオイルを介して第2伝達部41bに伝わり、吸気バルブ12又は第1排気バルブ23が往復動する。
液圧調整弁43が開き状態に保持されると、液流路41のオイルが副室42に流入するため、第1伝達部41aの動力は第2伝達部41bに伝わらなくなり、吸気バルブ12又は第1排気バルブ23の開閉動作は停止し、吸気口10又は第1排気口20aは開じた状態となる(気筒休止時の状態)。
液圧調整弁43の作動タイミングや作動時間を調整することにより、吸気口10又は第1排気口20aの開閉タイミング及び開閉量を多様に変化させることも可能である。従って、液圧式可変バルブ開閉機構40によれば、最適な条件での燃焼が可能になるため、燃費の向上が図れる。バルブの開閉タイミング及び開閉量を自在に制御できるので、気筒休止からの復帰もタイミングよく行える。
ところが、液圧式可変バルブ開閉機構40の場合、安定して作動するためには一定の液圧が必要である。従って、全ての排気バルブに液圧式可変バルブ開閉機構40を用いた場合、エンジン始動直後、液圧式可変バルブ開閉機構40の駆動に必要な液圧が立ち上がるまでは、排気バルブを開くことができないため、圧縮行程による抵抗に排気行程による抵抗が加わった状態でクランキングすることになり、スタータモータでは始動できないおそれがある。そのため、安定して始動するには、液圧が立ち上がるまで待機することが必要になり、始動をタイミング良く行えない場合がある。
そこで、このエンジン1では、各気筒2の第2排気バルブ24に、直動式バルブ開閉機構50が設置されており、気筒休止が行われる第1気筒2a及び第4気筒2dの各第2排気バルブ24には、更に、直動式バルブ開閉機構50に気筒休止機構66が付加された、直動式可変バルブ開閉機構60が設置されている。
図6に、直動式バルブ開閉機構50を示す。直動式バルブ開閉機構50は、エンジン1の出力に応じて回転するカム51と第2排気バルブ24との間に介在して、これらを連結するリンク部材52を有している。リンク部材52は、揺動部52a、ローラ52bなどで構成されている。ローラ52bは、カム51のカム面と接するように、その上部を突出した状態で揺動部52aに回動自在に支持されている。揺動部52aの先端部には、第2排気バルブ24の上端に接する押付部53が設けられている。
揺動部52aの基端部は、シリンダヘッド1bに固定された軸に回動自在に支持されている。揺動部52aの基端部には、曲面状の凹部54が設けられていて、この凹部54が、公知のラッシュアジャスタ(HLA55)のドーム状の上端部に、回動可能な状態で接している。揺動部52aは、カム51の回転に伴って揺動し、その先端部が往復動するので、第2排気バルブ24はカム51の回転に連動して開閉動作する。
図7に、直動式可変バルブ開閉機構60を示す。直動式可変バルブ開閉機構60は、エンジン1の出力に応じて回転するカム61と第2排気バルブ24との間に介在して、これらを連結するリンク部材62を有している。直動式バルブ開閉機構50及び直動式可変バルブ開閉機構60のいずれの場合も、各気筒2の第2排気バルブ24が機械的に開閉されるので、始動時に全ての気筒2の燃焼室5が密閉状態になることが回避され、従来と同様に、スタータモータで始動することができる。
図8に詳しく示すように、リンク部材62は、主揺動部63、副揺動部64、バネ65、気筒休止機構66などで構成されている。なお、直動式バルブ開閉機構50と同じ構成には同じ符号を用いる。
ローラ52bは、その上部を突出した状態で副揺動部64に回動自在に支持されている。副揺動部64は、主揺動部63の内側に揺動可能に収容されており、副揺動部64の揺動基端は、主揺動部63の先端部に回動自在に支持されている。主揺動部63の基端部は、シリンダヘッド1bに固定された軸に回動自在に支持されている。主揺動部63の基端部にはバネ65が設置されており、このバネ65により、副揺動部64は、その上部が主揺動部63からはみ出して位置するように付勢されている。
気筒休止機構66は、主揺動部63の基端部及びHLA55に設けられていて、ガイド筒66a、規制ピン66b、コイルバネ66c、油入出路66dなどで構成されている。規制ピン66bは、ガイド筒66aの内部にスライド可能に取り付けられており、その先端部分がガイド筒66aから突出して副揺動部64の揺動端を支持する支持状態と、その先端部分がガイド筒66aの内部に後退して副揺動部64の揺動端を支持しない不支持状態とに、変位可能となっている。
規制ピン66bは、コイルバネ66cにより、その先端部がガイド筒66aから突出する方向に付勢されている。従って、常態の規制ピン66bは、図7に示すような支持状態となっており、副揺動部64は揺動不能となっている。その結果、カム61の作用でローラ52bが往復動するのに伴って、主揺動部63は、その基端部を中心に揺動し、その先端部が往復動する。それにより、カム61の回転に連動して第2排気バルブ24は開閉動作する。
油入出路66dは、凹部54とガイド筒66aとの間に形成されていて、HLA55の油室55aと連通している。油入出路66dは、油室55aの油圧の上昇により、規制ピン66bをガイド筒66aの内部に後退させるように形成されている。HLA55の油室55aには、オイル導入路67が設けられており、オイル導入路67を通じてオイルポンプから油室55aにオイルが供給可能になっている。
従って、ECUの制御により、油室55aにオイルが供給されて油室55aの油圧が上昇すると、そのオイル圧が規制ピン66bに作用し、図9に示すように、規制ピン66bは、後退して不支持状態となる。そうなると、カム61の作用でローラ52bが往復動するのに伴って副揺動部64が揺動し、主揺動部63は、揺動せずに定位置に保持される。その結果、ローラ52bの往復動は第2排気バルブ24に伝わらず、第2排気バルブ24は開じたままとなる(弁閉状態)。
図10に、このエンジン1でのバルブ開閉機構にオイルを供給する油圧回路70を示す。油圧回路70は、第1油路71、第2油路72、第3油路73などで構成されており、各気筒2のバルブ開閉機構には、これら油路71,72,73を通じてオイルポンプ46からオイルが供給されている。
第1油路71は、第1気筒2a〜第4気筒2dの各々の第1排気バルブ23を開閉動作させる液圧式可変バルブ開閉機構40に接続されている。第2油路72は、第1気筒2a及び第4気筒2dの第2排気バルブ24を開閉動作させる直動式可変バルブ開閉機構60に接続されている。第2油路72には、ECUの制御に従って、第1気筒2a及び第4気筒2dの各気筒休止機構66へのオイルの供給をオンオフするコントロールバルブ74が設置されている。第3油路73は、第1気筒2a〜第4気筒2dの各吸気バルブ12を開閉動作させる液圧式可変バルブ開閉機構40に接続されている。
第1油路71は、第2油路72や第3油路73よりもオイルポンプ46に近い部位から分岐しており、相対的に高圧のオイルが供給されるように設計されている。また、第2油路72は、第3油路73よりもオイルポンプ46に近い部位から分岐しており、第3油路73よりも高圧のオイルが供給されるように設計されている。
第1及び第2の排気バルブ23,24の開閉は、吸気行程で開かれる吸気バルブ12と異なり、排気圧に抗して排気バルブを燃焼室5の内部に押し出す必要があるため、強い力が必要とされる。特に、第1排気バルブ23は第2排気バルブ24よりもバルブ径が大きいため、その影響を大きく受ける。そこで、このエンジン1では、第1排気バルブ23を開閉する液圧式可変バルブ開閉機構40に、高圧のオイルが供給されるように油路を設計することで、簡単な構造で安定した第1排気バルブ23の開閉動作を実現している。具体的には、液圧式可変バルブ開閉機構40およびその近傍の潤滑部のみにオイルを供給する専用オイルポンプを設定することで、油圧を集中させるようにしている。
(気筒休止)
気筒休止は、エンジン1の低負荷領域で行われる。従って、自動車が減速等され、低負荷領域に至ると、第1気筒2a及び第4気筒2dでは気筒休止が行われ、エンジン1は第2気筒2b及び第3気筒2cから得られる動力で作動する。そして、アクセルが踏み込まれ、低負荷領域から高負荷領域に移行する際に、エンジン1が全気筒2の動力で作動するように、休止していた第1気筒2a及び第4気筒2dの燃料噴射および吸排気バルブの開閉動作を再開すべくインジェクタ、液圧式可変バルブ開閉機構40、および直動式可変バルブ開閉機構60を操作する復帰制御が行われる。
気筒休止期間中、第1気筒2a及び第4気筒2dでは、燃料噴射は停止され、かつ、両吸気バルブ12、第1排気バルブ23、及び第2排気バルブ24は閉じた状態に保持される。そのため、気筒休止が行われる際には、第1気筒2a及び第4気筒2dの各々において、吸気バルブ12及び第1排気バルブ23の開閉動作を行う液圧式可変バルブ開閉機構40の液圧調整弁43は、ECUの制御によって開き状態に変位する。液圧調整弁43は、カム44の動作の影響を受けずに制御できるので、吸気バルブ12及び第1排気バルブ23の開閉動作の停止は、タイミングが遅れることなくレスポンスよく行える。
そして、第2排気バルブ24を開閉動作する直動式可変バルブ開閉機構60では、ECUの制御により、油室55aにオイルが供給され、規制ピン66bが後退して不支持状態となる。規制ピン66bの後退も、カム61の動作の影響を受けずに制御できるので、第2排気バルブ24の開閉動作の停止も、タイミングが遅れることなくレスポンスよく行える。
そうして、気筒休止の復帰が行われる際には、第1気筒2a及び第4気筒2dの各々において、吸気バルブ12及び第1排気バルブ23の開閉動作を行う液圧式可変バルブ開閉機構40の液圧調整弁43は、ECUの制御により、燃料噴射の復帰とともに、閉じ状態に変位する。この場合でも、液圧調整弁43は、カム44の動作の影響を受けずに制御できるので、吸気バルブ12及び第1排気バルブ23の開閉動作の復帰は、タイミングが遅れることなくレスポンスよく行える。
そして、第2排気バルブ24を開閉動作する直動式可変バルブ開閉機構60では、ECUの制御により、油室55aへのオイルの供給が停止される。それにより、油室55aの油圧が低下して規制ピン66bは突出できるようになるが、規制ピン66bが突出するタイミングは、往復動する副揺動部64の揺動端の位置によって左右される。そのため、第2排気バルブ24の開閉動作の復帰は、吸気バルブ12及び第1排気バルブ23の開閉動作の復帰に対して、遅れる場合がある。
例えば、復帰のタイミングに、規制ピン66bが突出できる高さに副揺動部64の揺動端が上がっていれば、そのまま規制ピン66bが突出して支持状態になるので、直ぐにバルブの開閉動作を復帰できる。ところが、副揺動部64の揺動端が下がっていて、規制ピン66bが突出できない時には、カム61が回転して、規制ピン66bが突出できる状態になるまで、第2排気バルブ24の開閉動作は復帰しない。
そのため、第2排気バルブ24の開閉動作の復帰は、吸気バルブ12及び第1排気バルブ23の開閉動作の復帰に対して遅れる場合があり、良好なレスポンスが得られない。その結果、排気バルブの開閉タイミングや開閉量がズレて、掃気性の悪化やトルク変動といった不具合が発生し得る。
第2排気バルブ24の開閉動作の復帰を検出し、その検出に基づいて燃料噴射等を行うことも考えられるが、その場合、制御が複雑になるうえ、アクセルの踏み込みに対して応答が遅れるため、レスポンスの課題が残る。
そこで、このエンジン1では、このような不具合を抑制するため、第1排気バルブ23のバルブ径を、第2排気バルブ24のバルブ径よりも大きく形成している。そうすることで、不安定な第2排気口20bからの排気が、安定した第1排気口20aからの排気よりも少なくなるため、第2排気バルブ24の開閉動作の復帰が、第1排気バルブ23の開閉動作の復帰よりも遅れた場合であっても、その影響が軽減され、掃気性の悪化やトルク変動といった不具合を抑制できる。
(変形例)
第1排気バルブ23と第2排気バルブ24とでバルブ径を異ならせた場合、気筒2の横断面積に対して不均衡な配置になり、場合によっては、ボア径の拡張が必要になるなど、制約が生じるおそれがある。
そこで、図11に示すように、吸気バルブ12及び吸気口10についてもバルブ径及び口径を異ならせ、排気バルブと対称状に配置してもよい。具体的には、吸気バルブ12の全体での開口面積を一定に保ちながら、吸気バルブ12を、第1吸気バルブ12aと、第1吸気バルブ12aよりもバルブ径の小さい第2吸気バルブ12bとで構成する。
そうして、相対的にバルブ径の大きな第1吸気バルブ12aと第1排気バルブ23とを、気筒2の中心に対して対称状に配置し、相対的にバルブ径の小さな第2吸気バルブ12bと第2排気バルブ24とを、第1吸気バルブ12及び第1排気バルブ23の並びに対して直交するように、気筒2の中心に対して対称状に配置する。特に、第1吸気バルブ12a及び第1排気バルブ23、並びに、第2吸気バルブ12b及び第2排気バルブ24は、各々、同じバルブ径にするのが好ましい。
そうすれば、狭い領域にバランスよく4つのバルブを配置できるので、ボア径の小さい気筒2であっても、相対的に大きなバルブを設けることが可能になる。
なお、本発明にかかる排気システムは、上述した実施形態に限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。
例えば、上述した実施形態の気筒数は一例であり、4気筒に限らない。気筒休止が行われる気筒の排気バルブ数も、少なくとも直動式可変バルブ開閉機構60を用いた排気バルブと、液圧式可変バルブ開閉機構40を用いた排気バルブの2つがあればよく、それ以上であってもよい。吸気バルブ数も1つ以上であればよい。吸気バルブ12のバルブ開閉機構は、液圧式可変バルブ開閉機構に限らない。例えば、直動式可変バルブ開閉機構や直動式バルブ開閉機構であってもよい。
第2気筒2bと第3気筒2cが休止可能で、第1気筒2aと第4気筒2dが休止不能であってもよいし、任意の気筒2が休止できるようにしてあってもよい。
1 エンジン
2 気筒
12 吸気バルブ
23 第1排気バルブ
24 第2排気バルブ
40 液圧式可変バルブ開閉機構
50 直動式バルブ開閉機構
60 直動式可変バルブ開閉機構

Claims (3)

  1. 内燃機関作動中に燃料噴射の停止とともに排気バルブの開閉動作を休止可能な気筒を備えた内燃機関の排気システムであって、
    前記気筒は、
    第1排気バルブ及び第2排気バルブと、
    前記内燃機関のクランク軸の回動力を利用して回動されるカムの作用によって前記第1排気バルブ及び前記第2排気バルブを開閉動作させるバルブ開閉機構と、
    を有し、
    前記バルブ開閉機構が、
    前記カムの動力が液媒体を介して前記第1排気バルブに伝わることによって当該第1排気バルブが開閉するように構成され、前記液媒体の液圧の調整によって前記第1排気バルブの開閉タイミング及び開閉量が制御可能な液圧式可変バルブ開閉機構と、
    前記カムと前記第2排気バルブとの間に介在するリンク部材が往復動することによって当該第2排気バルブが開閉するように構成され、前記リンク部材の往復動が前記第2排気バルブに伝わらない弁閉状態に切り替え可能な直動式可変バルブ開閉機構と、
    を有している排気システム。
  2. 請求項1に記載の排気システムにおいて、
    前記第1排気バルブのバルブ径が、前記第2排気バルブのバルブ径よりも大きく形成されている排気システム。
  3. 請求項2に記載の排気システムにおいて、
    前記気筒は、第1吸気バルブと、前記第1吸気バルブよりもバルブ径の小さい第2吸気バルブと、を更に有し、
    前記第1排気バルブ及び前記第1吸気バルブ、並びに、前記第2排気バルブ及び前記第2吸気バルブ、の各々が、前記気筒の中心に対して対称状に配置されている排気システム。
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