JP2017150376A - 水力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、用水路や導水管などの水路に、容易に配設することができる、水力発電装置を提供することを目的としている。【解決手段】 水平のロータ支持筐体4を、保持体5をもって、支持環体2内に一体に固定するとともに、支持環体2から突出する保持体5上部に発電機11を配設し、支持環体2には、水路にロータ支持筐体4を固定させる取付部2A、2Bが形成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、発電機用のロータ支持筐体を、用水路や導水管に容易に配設することのできる水力発電装置に関する。
導水管の中に、長いロータ軸を配設し、ロータ軸に複数のロータを備える発電機は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2000−9012号公報
前記、特許文献1に記載の発明は、長い導水管の内部に、取付金具を介して、前後に複数の発電機を配設しているものである。
この態様では、長い導水管の内部に、発電機を配設することは困難である。
また、多数の発電機が密着するように、導水管内に固定されていると、発電機が水流の抵抗となって、導水管内を流れる水流の流速が低下し、ロータの回転速度が上がらず、発電効率も上がりにくい。
本発明は、発電機用のロータ筐体を横から囲むように、取付環体を設け、取付環体を用水路に吊設するか、長い導水管の中間に連結することができ、容易に水力発電をすることのできる発電装置を提供するものである。
本発明の具体的な内容は、次の通りである。
(1)ロータを備えた水平のロータ支持筐体を、上面に立設した保持体をもって、支持環体内に一体に固定するとともに、支持環体から上方へ突出する保持体の上部に発電機を配設し、支持環体には、水路にロータ支持筐体を固定させる取付部が形成されている水力発電装置。
(2)前記保持体は筒体とし、ロータ軸の回転力を発電機に伝動する伝動軸を備え、上面に補助保持体を連結する連結部が形成されている前記(1)に記載の水力発電装置。
(3)前記支持環体の取付部は、定間隔にボルト孔が開孔されている外向きフランジである前記(1)または(2)に記載の水力発電装置。
(4)前記水路は、水源から導水する導水管とし、前後に外向きフランジを有する前後の導水管の間に、支持環体を配して取付部を導水管のフランジに連結する前記(1)〜(3)のいずれかに記載の水力発電装置。
(5)前記水路は用水路とし、水面上に架設した梁桁に、支持環体の取付部に取付けた吊設材を固定する前記(1)〜(3)のいずれかに記載の水力発電装置。
(6)前記ロータのロータ軸は、支持環体内の中心よりも下方向へ寄った位置に配設される前記(1)〜(5)のいずれかに記載の水力発電装置。
(7)前記保持体の横断平面は、前縁が太く後方へかけて細くされた略魚形とされている前記(1)〜(6)のいずれかに記載の水力発電装置。
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
前記(1)に記載の発明の水力発電装置は、ロータ支持筐体を保持体をもって支持環体の内部に一体に固定して、支持環体から突出する保持体に発電機を配設してあるので、これで1個の発電装置となっている。
支持環体には、用水路や導水管等の水路に、この発電装置を簡単に取付けるための取付部が形成されている。この支持環体の取付部は、同径の導水管に連結することができるとともに、管径の異なる導水管を連結するための、前後の径の異なる中継管を介して、管径の異なる導水管と連結することができる。
例えば、前後の導水管の間に、ロータ支持筐体を水平として、支持環体の取付部を前後の道水管に連結すると、道水管の中を通過する流水によって、ロータ支持筐体のロータを回転させて発電することができる。
あるいは、取付部に吊設材を固定して、用水路に架設する梁桁に吊設することによって、用水路に発電機を容易に配設することができる。
前記(2)に記載の発明においては、保持体は筒体としてあるので、内部に、ロータの回転力を発電機に伝動する伝動軸を配設することができる。その上面に、補助の保持体を連結することができるので、用水路の水面が低くても、ロータ支持筐体を、用水路に架設した梁桁から、水中に容易に吊設することができる。
前記(3)に記載の発明は、支持環体の取付部は、支持環体の前後に形成した外向きフランジであり、定間隔にボルト孔が開設されているので、このフランジに吊設材の下部の固定具をボルト留めして、その上部を用水路に架設した梁桁に吊設することによって、用水路に発電装置を容易に配設することができる。
また、前後の導水管の間に支持環体を配し、支持環体の取付部を導水管のフランジとボルトで連結させることができる。
前記(4)に記載の発明は、水路として長い導水管が利用され、前後にフランジを有する前後の導水管の間に支持環体を配し、取付部であるフランジをボルト結合させると、水源から導水する導水管内を流動する流水によって、ロータは回転し発電させることができる。
前記(5)に記載の発明は、水路として用水路が利用され、水面上に架設された梁桁に、支持環体の取付部に取付けた吊設材の上部を固定することによって、容易に用水路に水力発電装置を設置することができる。
前記(6)に記載の発明においては、ロータ軸が支持環体の中心よりも下方向へ寄った位置に配設されているので、保持体の前面に水流が当たって流速を低下させることに対して、支持環体内におけるロータ支持筐体より上の流水容積を、下の流水容積と同じにすることによって、ロータに対する水流量を均等にすることができる。また水路における水量が減少した時に低位の水流を活用することができる。
前記(7)に記載の発明は、保持体の横断平面が、前縁が太く後方へかけて細くされた略魚形とされているので、これに当る水流は、コアンダ効果により高速で通過するので、水流の低速化を抑止する。
本発明の一実施形態の側面図である。 図1における水力発電装置の使用例1の正面図である。 図1における保持体のIII−III線断面図である。 図1における支柱のIV−IV線断面図である。 図1におけるブレードの最大弦長部の横断平面図である。 本発明の水力発電装置の使用例2の側面図である。 本発明の水力発電装置の使用例3の側面図である。 本発明の水力発電装置の使用例4の側面図である。
以下本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1及び図2において、本発明の水力発電装置1は、例えば水源から水を引く導水管21と同じ直径で、長さの短い支持環体2の内部に、ロータ3を備えた水平のロータ支持筐体4が、垂直の保持体5によって一体に固定されている。
またロータ支持筐体4の下面には、支持環体2の下部内壁面の間に、前後に長い支持板12が固定されている。保持体5は、図3に横断面を示すように、平面視略魚形の中空体で、内部に伝動軸8が上下の軸受5B、5Cで回転可能に支持されている。
前記支持板4Aは、図4に示すように平面視で魚形とされている。保持体5も支持板4Aも、これに当たる水流は、コアンダ効果により高速で通過する。
支持環体2の前後の周面に、取付部である外向フランジ2A、2Bが突設されて、外向フランジ2A、2Bに、導水管12と連結可能に、ボルト孔2Cが定間隔に前後に貫通形成されている。
保持体5の上部には、外向フランジ5A、6Aを介して、補助保持体6が連結され、その上面に発電機11が設置される。
この補助保持体6は、用水路Rの水面が低い時などに使用されるもので、不要なら補助保持体6は使用されない。
ロータ支持筐体4の内部には、水平のロータ軸7が配設され、その前端にロータ3が装着されている。ロータ3のハブ3Aの周面に、複数の揚力型ブレード3B(以下単にブレードという)が放射方向へ向けて装着されている。ブレード3Bの先端は前方へ向けて傾斜された傾斜部3Cとされている。
ロータ軸7の後端部と保持体5内の伝動軸8の下端部は、傘歯車7A、8Aからなる伝動手段によって連係されている。伝動軸8の上端は、補助保持体5において、連結具10を介して補助伝動軸9と連結され、その上端部は発電機11の主軸と連結されている。保持体5の下面に、前後方向に長い板状の支持板12が固定されている。
ブレード3Bの先端部は、前方向へ35度〜45度ほど傾斜する傾斜部3Cとされている。ブレード3Bは、翼根部から翼端へ向かって、弦長を次第に広くされ、最大弦長は回転半径の35〜50%とされて、遠心部における受水面積が大とされている。傾斜部3Cは、最大弦長部3Dを基点として、上流方向へ傾斜されている。
ブレード3Bの厚さは、側面視で翼根から翼端へかけて平行で、最大厚さは図5に横断面を示すように、弦長の25〜35%とされている。35%を超えると、抵抗が大となり、かつ正面3Eと背面3Fに沿う流水の速度差が大となり、反作用による回転効率が低下する。また25%以下では、背面3Fに沿って通過する水流の速度と、それによる反作用も小さく、回転効率も高まりにくい。
ブレード3Bが回転すると、背面3Fの大きな膨らみにより、これに沿って流れる水流は、正面3Eに沿って通過する水流よりも高速となって流れ、反作用としてブレード3Bの回転速度が高まる。
図2は、水力発電装置1を、農業用水路Rに使用した状態を示す正面図である。用水路Rの水面上に架設した梁桁13に、保助保持体6の上端のフランジ6Bを吊掛けて固定してある。
また支持環体2の前後の取付部2A、2Bに、吊設材14の下部の固定具14Aをボルト14B止めにより固定し、吊設材14の上部の固定具14Cは、梁桁13に固定してある。
これによって、支持環体2は、前後の取付部2A、2Bに固定された吊設材14によって、梁桁13に固定されるので、ロータ3に水圧がかかっても動くことなく強固に固定される。
図6は、支持環体2の前面に、集水管15を取付部2A、15A同士の連結により固定した使用例を示す。この集水管15を後向きにして、後部の取付部2Aにも取付けることができる。それにより、ロータ支持筐体4の付近を隘路とすることができる。
図7は、水力発電装置1を、落差のある場所に使用する態様を示す側面図である。前例と同じ部材には、同じ符号を付して説明を省略する。これは、小滝や崖における水の落差を利用するものである。
崖地16の低地16Aに支持枠体17を設けて、ロータ3を上向きとし水力発電装置1を固定する。その支持環体2の上方に、導水管18をそれぞれ外向フランジ2A、18Aを介して連結する。
導水管18の上部は、固定材19で崖地16に固定する。その導水管18の上部の管口を、導水路20に臨設させる。導水路20は、別の水源から導水管18で引くものでもよいし、小川を利用するものでもよい。
これによって、流量が小さくても、落差のある流水を、導水管18で水力発電装置1へ導水することができ、導水管18の管径が小さくても、落差により発電効率を高いものとすることができる。
図8は、水源から目的地まで長い距離に導水する導水管21、22に使用した状態を示す側面図である。前例と同じ部材には同じ符号を付して説明を省略する。
導水管21は、例えば、1本の長さが10mで、数kmも連結されている。管の直径は、例えば70cmである。
導水管21は、場所さえ適合すれば、何kmでも長く配設できるので、本発明の水力発電装置1を、長い導水管21の、例えば10m毎に配設するとして、導水管21が1km連なっているとするなら、100基配設することができる。
例えば500wの小型発電機11であっても、100基設置することが出来れば、50kwの安定した発電が可能な発電設備となる。
この場合、導水管21は自然の地形に合わせて曲がり、高低差があっても、水源からは下り勾配であるので、流速に変化がなくても、上流よりも下流では水の重力がかかるため、各発電機による発電効率は下流の方が高くなる。
前後に配置された水力発電装置1の、ロータ3の間隔が10m離れると、前方に位置するロータ3の回転による乱流が、後方に位置するロータ3に影響しなくなる。勾配が強いという地理的条件があれば、水の重力を利用することができるので、前後のロータ3、3間の距離を短縮することができる。
導水管21と支持環体2との連結は、図8に示すように、それぞれの取付部2A、21Aをボルトにより連結する。支持環体2の直径よりも、導水管22の直径が大きい場合には、図8の右側に示すように、前後の直径の異なった中継環23を使用することによって、管径が異なっていても連結させることができる。
前記ロータ支持筐体4は、内部のロータ軸7の位置を、図1における支持環体2の中心よりも少し下方向へ位置して配設することが好ましい。
すなわち図1に示すように、ロータ支持筐体4は、保持体5によって支持されているので、水流は保持体5の前面の面積によって抵抗を受けるためである。
ロータ軸7が支持環体の中心よりも下方向へ寄った位置に配設されているので、保持体の前面に水流が当たって流速を低下させることに対して、支持環体内におけるロータ支持筐体より上の流水容積を、下の流水容積と同じにすることによって、ロータに対する水流量を均等にすることができる。また水路における水量が減少した時に低位の水流を活用することができる。
ロータ軸7を、支持環体2の中心よりも下方向へ下げることによって、ロータ支持筐体4の上面と、支持環体2の内側上壁面との間の、水流の容積を大とすることができ、保持体5に当る水の抵抗を緩和させて、流通を良くすることができる。
なお、支持環体2の取付部2A、2Bとして、外向フランジが示されているが、例えば、印籠継手(faucet joint)、その他公知の連結方法を使用することができる。図1において、保持体5は垂直とされているが、勾配の強い場所においては、保持体5を水平態にして連結することができる。
本発明は、水源から水を引く、既設ないし未設の導水管に連結して、発電用のロータを、容易に配設することのできる水力発電装置であり、また用水路に容易に配設し、水路の水を効率良く利用して発電施設とすることができる。
1.水力発電装置
2.支持環体
2A、2B.取付部(外向フランジ)
2C.ネジ孔
3.ロータ
3A.ハブ
3B.揚力型ブレード
3C.傾斜部
3D.最大弦長部
3E.正面
3F.背面
4.ロータ支持筐体
5.保持体
5A.外向フランジ
6.補助保持体
6A.外向フランジ
7.ロータ軸
7A.傘歯車
8.伝動軸
8A.傘歯車
9.補助伝動軸
10.掛吊体
11.発電機
12.支持板
13.梁桁
14.吊設材
14A.固定具
14B.ボルト
14C.固定具
15.集水管
15A.取付部
16.崖地
17.支持枠
18.導水管
18A.取付部
19.固定材
20.水路
21、22.導水管
21A、22A.取付部
23.中継環
23A、23B.取付部
R.水路
W.水面

Claims (7)

  1. ロータを備えた水平のロータ支持筐体を、上面に立設した保持体をもって、支持環体内に一体に固定するとともに、支持環体から突出する保持体上部に発電機を配設し、支持環体には、水路にロータ支持筐体を固定させる取付部が形成されていることを特徴とする水力発電装置。
  2. 前記保持体は筒体とし、ロータ軸の回転力を発電機に伝動する伝動軸を備え、上面に補助保持体を連結する連結部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の水力発電装置。
  3. 前記支持環体の取付部は、定間隔にボルト孔が開孔されている外向きフランジであることを特徴とする請求項1または2に記載の水力発電装置。
  4. 前記水路は、水源から導水する導水管とし、前後に外向きフランジを有する前後の導水管の間に、支持環体を配して取付部を導水管のフランジに連結することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の水力発電装置。
  5. 前記水路は用水路であり、両岸に架設した梁桁に、支持環体の取付部に取着けた吊設材を固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の水力発電装置。
  6. 前記ロータのロータ軸は、支持環体の中心よりも下方向へ寄った位置に配設されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の水力発電装置。
  7. 前記保持体の横断平面は、前縁が太く後方へかけて細くされた略魚形とされていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の水力発電装置。
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