JP2013189862A - 水力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に発電を行うことができる水力発電装置を提供する。
【解決手段】本実施形態の水力発電装置は、水路の上方において水路を横断するように支持部が設けられる。その支持部から下方に延びた支柱が、支持部に支持されている。その支柱に水中発電部が固定されている。水中発電部は、羽根車と発電機とを有し、羽根車の回転軸が前記水路を流れる流水の流れに沿っており、羽根車と発電機との回転軸が一軸で連結されている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、水力発電装置に関する。
用水路などの水路の中に羽根車が設置され、その水路を流れる水によって羽根車が回転して発電機が駆動する水力発電装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このような水力発電装置において、農業用水路などの開放水路に設置するものは、大規模な工事を必要とせずに設置が容易である。このため、たとえば、季節に応じて水量が変化する水路において好適に用いられると共に、地域が停電した時に応急的に発電を行う場合に好適に用いられる。その他、都市部では、下水路などのように生活排水が流れる水路に、上記のような水力発電装置が設置される。
特開2011−220314号公報
農業用水路などの開放水路では、落葉、プラスチックごみ、水草などの漂流物が流水中に混在している。下水路においては、さらに多くの漂流物が流水中に混在している。このため、羽根車などの水中に設置される部分に流水中の漂流物が絡まって、羽根車の回転が妨げられ、羽根車を通過する流水量が低下する場合がある。また、羽根車に漂流物が蓄積され、その漂流物によって水路が塞がれた状態になったときには、水路の外部へ水が流出する場合がある。そして、これによって、水力発電装置では、効率的な発電が妨げられる場合がある。特に、クロスフロー水車などの場合では、多数の羽根が羽根車に設けられているので、上記のような不具合の発生が多い。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、効率的に発電を行うことができる水力発電装置を提供することである。
本実施形態の水力発電装置は、本実施形態の水力発電装置は、水路の上方において水路を横断するように支持部が設けられる。その支持部から下方に延びた支柱が、支持部に支持されている。その支柱に水中発電部が固定されている。水中発電部は、羽根車と発電機とを有し、羽根車の回転軸が前記水路を流れる流水の流れに沿っており、羽根車と発電機との回転軸が一軸で連結されている。
本発明によれば、効率的に発電を行うことができる水力発電装置を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る水力発電装置を示す側面図である。 図2は、第1実施形態に係る水力発電装置を示す側面図である。 図3は、第1実施形態に係る水力発電装置を示す正面図である。 図4は、第1実施形態に係る水力発電装置を示す上面図である。 図5は、第2実施形態に係る水力発電装置を示す側面図である。 図6は、第2実施形態に係る水力発電装置を示す正面図である。 図7は、第3実施形態に係る水力発電装置を示す正面図である。 図8は、第3実施形態に係る水力発電装置を示す正面図である。
実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1,図2,図3,図4は、第1実施形態に係る水力発電装置を示す図である。図1および図2は、側面図であり、図1は、図2の一部について断面を示している。図3は、正面図であって、図1および図2に示した流水の流れ方向Wを視線としている。図4は、上面図である。図1から図3では、内部構造の一部について破線で示している。
水力発電装置100は、図1〜図4に示すように、支持部110、支柱121、および、水中発電部200を備え、流水が流れる水路11に設置される。
以下より、水力発電装置100を構成する各部について順次説明する。
支持部110は、図1〜図4に示すように、水路11の上方において水路11を横断するように設置されている。支持部110は、図4に示すように、平面形状が矩形状の支持板111を含み、支持板111は、流れ方向Wに対して長手方向が直交している。支持板111は、図3に示すように、面が水平になるように設置されており、長手方向の両端部のそれぞれにおいて、水路11の両方の側壁22のそれぞれに締結部材によって固定されている。また、支持板111は、長手方向の中央部分において、垂直方向に貫通した貫通孔が形成されている。支持板111は、その貫通孔に支柱121が挿入されており、支柱121を支持している。
支柱121は、図1〜図4に示すように、1本であって、水路11の上方において支持部110の中央部で支持されている。支柱121は、支持部110から下方へ延在するように設けられている。支柱121は、円筒体であって、その中心軸が垂直方向に沿っている。支柱121は、下側部分において、水中発電部200を支持している。支柱121は、上端部にフランジ121Fが形成されており、フランジ121Fの下面が、支持板111の上面に接している。支柱121のフランジ121Fは、ボルトなどの締結部材によって支持板111に固定されている。フランジ121Fの上面には、電力引出し部400が設けられている。電力引き出し部400は、支柱121の内部に設けられた配線(図示なし)を介して、水中発電部200に電気的に接続されており、水中発電部200の発電により得た電力を外部へ出力する。
水中発電部200は、図1から図4に示すように、ケース202と、羽根車203(ランナ)と、ダクト204とを有しており、支柱121に支持されている。水中発電部200は、図1から図3に示すように、水路11の底部21から離れるように、水路11の内部に設置される。
水中発電部200において、ケース202は、図1に示すように、支柱121が上部から下部へ向かって貫通しており、支柱121によって支持されている。ケース202は、支柱121が貫通した部分よりも上流側の部分が、円錐形状であって、流れ方向Wに沿って外径が大きくなるように形成されている。ケース202において、支柱121が貫通した部分は、円筒形状であって流れ方向Wにおいて同じ外径になるように形成されている。そして、ケース202において、支柱121が貫通した部分よりも下流側の部分は、円錐形状であって、流れ方向Wに沿って外径が小さくなるように形成されている。ケース202は、下流側の端部に羽根車203が設けられている。また、ケース202は、内部の収容空間に、発電機221を収容している。
水中発電部200において、羽根車203は、図1に示すように、水路11においてケース202よりも下流側に設けられている。羽根車203は、回転軸203Rが流水の流れ方向Wに沿っており、たとえば、2枚の羽根(ランナ羽根)が、その回転軸203Rの周りに設けられている。羽根車203は、回転軸203Rがケース202内の軸受(図示なし)に回転可能に支持されている。羽根車203は、回転軸203Rが発電機221の回転軸221Rと一軸に並んでおり、互いが直接的に連結されている。羽根車203は、水路11を流れる水によって回転し、それによって発電機221の回転軸221Rが回転し、発電が行われる。つまり、水中発電部200は、軸流水車の回転によって発電を行う。
水中発電部200において、ダクト204は、図1に示すように、流れ方向Wに管路が沿うように設けられている。ダクト204は、下流部分において羽根車203の回転方向に沿って羽根車203を囲うと共に、上流部分においてケース202の周りを回転方向に沿って囲うように設けられている。ここでは、ダクト204は、上流部分よりも下流部分の方が、内径が小さくなるように形成されている。ダクト204は、上流部分において、支柱121が上側部分を貫通しており、下側部分の内面において支柱121の下端部に固定されている。
以上のように、本実施形態の水力発電装置100は、水路11の上方において水路11を横断するように、支持部110が設置される。そして、その支持部110から下方に延びた支柱121が、その支持部110に支持されている。そして、その支柱121に水中発電部200が支持されている。水中発電部200は、羽根車203と発電機221とを有し、羽根車203の回転軸が水路11を流れる流水の流れ方向Wに沿っており、羽根車203と発電機221との回転軸が一軸で連結されている(図1などを参照)。
このように、本実施形態では、支柱121が水中発電部200を支持しており、水路11の流水中には、水中発電部200と支柱121以外には、存在しない。また、水中発電部200は、羽根の枚数が少ない軸流水車が流水で回転することで発電が行われる。このため、流水中の漂流物が水力発電装置100に絡まりにくい。そして、これに伴って、漂流物が水力発電装置100で堆積されにくい。
したがって、本実施形態は、効率的に発電を行うことができる。
この他に、本実施形態では、支持部110と支柱121とを、水路11の外部に設置し、流水が流れる水路11の内部に設置しない。このため、水中での作業が不要である。また、一時的に流水を遮断する必要がなく、大規模な工事が不要である。したがって、本実施形態の水力発電装置100は、容易に設置できる。
<第2実施形態>
図5,図6は、第2実施形態に係る水力発電装置を示す図である。図5は、図1と同様に、側面図であって、一部について断面を示している。図6は、図3と同様に、正面図であって、流水の流れ方向Wを視線としている。
本実施形態では、図5,図6に示すように、水力発電装置100bにおいて、支柱121bの形態が、第1実施形態と異なっている。本実施形態は、この点、および、これに関連する点を除き、第1実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、この実施形態と重複する個所については、適宜、記載を省略する。
支柱121bは、図5,図6に示すように、上側支柱部材122と、中間支柱部材123と、下側支柱部材124とを有する。支柱121bは、垂直方向において、上側支柱部材122と中間支柱部材123と下側支柱部材124とが順次並んでおり、それぞれが連結されている。
支柱121bにおいて、上側支柱部材122は、上端部と下端部とのそれぞれにフランジ122Fa,122Fbが形成されている。上側支柱部材122は、上端部のフランジ122Faの下面が、支持板111の上面に接しており、締結部材によって支持板111に固定されている。また、上側支柱部材122は、下端部のフランジ122Fbに中間支柱部材123が連結されている。
支柱121bにおいて、中間支柱部材123は、上端部と下端部とのそれぞれにフランジ123Fa,123Fbが形成されている。中間支柱部材123は、上端部のフランジ123Faの上面が、上側支柱部材122の下端部に位置するフランジ122Fbの下面に接しており、上側支柱部材122に固定されている。また、中間支柱部材123は、下端部のフランジ123Fbに下側支柱部材124が連結されている。
支柱121bにおいて、下側支柱部材124は、上端部にフランジ124Fが形成されている。下側支柱部材124は、上端部のフランジ124Fの上面が、中間支柱部材123の下端部に位置するフランジ123Fbの下面に接しており、中間支柱部材123に固定されている。また、下側支柱部材124は、フランジ124Fの下方において、水中発電部200を支持している。
以上のように、本実施形態では、第1実施形態と同様に、水中発電部200を支柱121で支持しており、水路11の流水中には、水中発電部200と支柱121以外には、存在しない。このため、流水中の漂流物が水力発電装置100において絡まりにくい。そして、これに伴って、漂流物が水力発電装置100で堆積されにくい。したがって、本実施形態は、効率的に発電を行うことができる。
本実施形態では、支柱121は、第1実施形態の場合と異なり、上側支柱部材122と、中間支柱部材123と、下側支柱部材124とを有する。つまり、本実施形態では、第1実施形態と異なり、上側支柱部材122と、中間支柱部材123と、下側支柱部材124との間は、着脱可能であって、支柱121を複数に分解できる。このため、中間支柱部材123の長さを、設置の環境に合わせて事前に調整することが容易である。つまり、中間支柱部材123を調整片として用いることができる。したがって、本実施形態は、最適な位置に水力発電装置100を設置できるので、効率的に発電を行うことができる。
<第3実施形態>
図7,図8は、第3実施形態に係る水力発電装置を示す図である。図7,図8は、図3と同様に、正面図であって、流水の流れ方向Wを視線としている。
本実施形態では、図7,図8に示すように、水力発電装置100cのうち、支持部110cの形態が、第3実施形態と異なっている。本実施形態は、この点、および、これに関連する点を除き、第1実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、この実施形態と重複する個所については、適宜、記載を省略する。
支持部110cは、図7,図8に示すように、第1実施形態と同様に、水路11の上方に設置される。支持部110cは、支持板111の他に、第1実施形態と異なり、ベース部112と、ガイド部113と、昇降機構300とを有しており、水中発電部200を吊って支持している。
支持板111は、水路11を横断するように設けられている。支持板111は、下面において、水平方向の両端部に設けられたベース部112によって支持されている。支持板111は、垂直方向に貫通した貫通孔が形成されている。詳細については後述するが、支持板111の貫通孔は、昇降機構300によって支柱121が上方に移動されたときに、支柱121が内部に移動する。
ベース部112は、水路11の両方の側壁22のそれぞれに設けられている。ベース部112は、側壁22の上面から上方に延在した板状体を有し、下端部が水路11の側壁22に固定されている。また、ベース部112は、上端部において支持板111の側端部に連結されており、支持板111を上方で支持している。
ガイド部113は、水路11の上方に設けられている。ガイド部113は、管状体であって、支持板111の下面において内部の管路が垂直方向に沿うように設けられている。また、ガイド部113は、管路が支持板111の貫通孔に連結して通るように、支持板111に固定されている。ガイド部113は、内部の管路に支柱121が挿入されており、昇降機構300によって支柱121が昇降されたときに、垂直方向に沿って支柱121が移動するように、支柱121をガイドする。本実施形態では、ガイド部113の内部で支柱121が回転しないように、ガイド部113と支柱121が形成されている。たとえば、ガイド部113は、ガイド溝(図示なし)が内部において垂直方向に延びるように内側の表面に形成されており、支柱121は、凸状に突き出たガイドレール(図示なし)が垂直方向に延びるように外側の表面に形成されている。このため、ガイド部113のガイド溝に支柱121のガイドレールを嵌め込んで、ガイド部113に支柱121を挿入することで、ガイド部113の内部で支柱121が回転することを防止している。その他、支柱121およびガイド部131の内部について、水平方向の断面が円形でなく、角を含むように構成することで、支柱121の回転を規制してもよい。
昇降機構300は、図7,図8に示すように、第1の滑車固定部301と、第2の滑車固定部302と、ワイヤ303と、巻取り部304とを有し、支柱121を昇降することによって水中発電部200を昇降させる。
昇降機構300のうち、第1の滑車固定部301は、支持板111において貫通孔が形成された部分を覆うように、支持板111の上面に設置されている。第1の滑車固定部301は、その上面に滑車301Aが固定されている。この他に、第1の滑車固定部301の上面には、電力引出し部400が設けられている。
昇降機構300のうち、第2の滑車固定部302は、支持板111の上面において、水平方向の一方の端部に設置されており、上部に滑車302Aが固定されている。
昇降機構300のうち、ワイヤ303は、一方の端部が支柱121の上端部に固定されている。ワイヤ303は、第1の滑車固定部301に設けられた貫通孔を介して、第1の滑車固定部301に固定された滑車301Aに掛けられると共に、第2の滑車固定部302に固定された滑車302Aに掛けられている。そして、ワイヤ303は、他方の端部が、巻取り部304に連結されている。
昇降機構300のうち、巻取り部304は、ベース部112の側部に設けられており、ワイヤ303の他方の端部が連結されている。巻取り部304は、図7において右側の矢印で示すように、ワイヤ303を巻き取ることによって、左側の矢印で示すように、支柱121に固定された水中発電部200を上方に移動させる。また、巻取り部304は、図8において右側の矢印で示すように、ワイヤ303を巻き出すことによって、左側の矢印で示すように、支柱121に固定された水中発電部200を下方に移動させる。巻取り部304は、たとえば、電動モータ(図示なし)を有し、その電動モータを駆動させることによって、ワイヤ303の巻取りおよび巻出し動作を行い、水中発電部200の昇降動作が行なわれる。この他に、巻取り部304に巻取りハンドル(図示なし)を設置し、その巻取りハンドルを操作者が操作することで、上記の昇降動作が行なわれるように、巻取り部304を構成しても良い。
以上のように、本実施形態では、第1実施形態と同様に、水中発電部200を支柱121で支持しており、水路11の流水中には、水中発電部200と支柱121以外は、存在しない。このため、流水中の漂流物が水力発電装置100に絡まりにくい。そして、これに伴って、漂流物が水力発電装置100で堆積されにくい。したがって、本実施形態は、効率的に発電を行うことができる。
この他に、本実施形態では、昇降機構300を備え、昇降機構300を用いて支柱121を昇降することによって、支柱121と共に水中発電部200を上方および下方に移動できる。このため、水中発電部200を水路の上方へ引き上げることで、流水中でメンテナンスなどの作業をする必要がなくなる。したがって、作業の効率化が実現されると共に、作業の安全性を向上することができる。
また、台風などの大雨のときに流水の流量が大きく増えたときには、水中発電部200を水路の上方へ引き上げることによって、水中発電部200が定格値を超えて過負荷状態になることを防止できる。そして、これと共に、水中発電部200によって流れが堰き止められないので、水路11の外部へ水が溢れ出すことを抑制でき、安全性を向上可能である。
なお、上記においては、支柱を昇降することによって水中発電部を昇降する場合について示したが、これに限らない。たとえば、支柱が支持板に固定された場合には、その支持板と共に支柱を昇降させることで、水中発電部を昇降させるように構成してもよい。
その他、本実施形態では、ワイヤの巻取りまたは巻出しによって水中発電部を昇降させる場合について示したが、これに限らない。さまざまな種類の昇降機構を用いて、水中発電部の昇降動作を行うように構成しても良い。
たとえば、ワイヤの他方の端部に、水中発電部200と支柱121との合計の重量と釣り合う重量の釣り合い重りを、別途、設置してもよい。これにより、上記の昇降動作を容易に行うことができる。
<その他>
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…水路、21…底部、22…側壁、100,100b,100c…水力発電装置、110…支持部、110c…支持部、111…支持板、112…ベース部、113…ガイド部、121…支柱、121F…フランジ、121b…支柱、122…上側支柱部材、122Fa…フランジ、122Fb…フランジ、123…中間支柱部材、123Fa…フランジ、123Fb…フランジ、124…下側支柱部材、124F…フランジ、200…水中発電部、202…ケース、203…羽根車、203R…回転軸、204…ダクト、221…発電機、221R…回転軸、300…昇降機構、301…滑車固定部、301A…滑車、302…滑車固定部、302A…滑車、303…ワイヤ、304…巻取り部

Claims (3)

  1. 水路の上方において前記水路を横断するように設けられる支持部と、
    前記支持部に支持されており、前記支持部から下方に延びた支柱と、
    羽根車の回転軸が前記水路を流れる流水の流れに沿うと共に、前記羽根車と発電機との回転軸が一軸で連結されており、前記支柱に固定されている水中発電部と
    を備えることを特徴とする、
    水力発電装置。
  2. 前記支柱は、
    前記支持部に支持される上側支柱部材と、
    前記上側支柱部材に着脱可能に連結される中間支柱部材と、
    前記中間支柱部材に着脱可能に連結され、前記水中発電部が固定された下側支柱部材と
    を有することを特徴とする、
    請求項1に記載の水力発電装置。
  3. 前記支持部は、
    前記支柱を昇降することによって前記支柱と共に前記水中発電部を昇降する昇降機構
    を備えることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の水力発電装置。
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