JP2000009012A - 環境に優しい筒型式水中水力発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 〔課題〕環境に優しい水中水力発電機は水量の多い平川
や、出来れば潮流の速い所例えば赤道付近の広い範囲で
何十万トン級の物を係留出来れば地球が回って居るあい
だは潮流が発生している、此の無限のエネルギーを電気
エネルギーに変えて引き出すのが目的である。川の流れ
の速い所へいかに設置するかが問題であるが、但し人の
手で出来る範囲の大きさのパイプ式を数多く流れの中へ
入れればかなりの大きなエネルギーを得る。しかし係留
の為の杭は筒の大きさと流れの強さによって本体の重さ
の１０倍位は余裕を見ておかないと流される危険があ
る。 〔解決手段〕この発電機の特長は、水中に入れる事によ
り電気を得る事が出来るが筒型式本体の上に船の様なフ
ロート（浮き）を付ければ移動し易く、中性浮力にして
流れに沿って動く様になる、又トル久が働く様であれば
ツイン型にしてスクリューの回転を左回りと右回りの物
を一対にして造る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 〔発明の属する技術分野〕この発明は、
バケツ型の筒等の中にインペラを無数に取り付けた水中
発電機に関する物である。

【０００２】 〔従来の技術〕従来の、ダム式発電所は
川をせき止める為に一本の川には一か所然出来なかっ
た。山の奥地へ行ってから現地で造る時間や手間が掛か
り河川及び自然を変化させている原因になっていた。

【０００３】 〔発明が解決しょうとする課題〕本発明
は、その欠点をなくすために、工場で造られた水中発電
機を自然のままの川に入れ発電するのを課題として研究
をすすめた。

【０００４】 〔課題を解決するための手段〕自然のま
まで発電するには、長い筒型の中にインペラを数多く取
り付けることである。「何故、一本の矢よりも３本の矢
の方が強いのか」（毛利元成）「何故、ジャンボジェッ
ト機を１００人位で引っ張れば動くのか」実験と理論の
結果、スクリューの様なインペラを数多く取り付ける事
が最上で有ることを発見した。

【０００５】 〔発明の実施の形態〕本発明を実施する
ために、最初は橋の上からロープの付いたバケツを流れ
の速い川の中へドボンと入れ、バケツが流れていくのを
ロープで引っ張る。この時のロープにかかる力（エネル
ギー）をどの様にして引き出すかを考え、バケツが大き
いほどロープへの力が増大する。又水流によってもある
いは口径や奥行き、つまり容量によってもエネルギーの
大きさに比例してくる。このバケツの底を抜いてスクリ
ューの付いた発電機を取り付ける事によつて水流から電
気エネルギーを得る。このバケツの口径がスクリューの
径で奥行きがスクリューの数で、スクリュー１個よりも
個数が増せば力も増す。しかしスクリューの回転数が低
い分だけ歯車で回転数を上げてやる。そして水中の防水
型発電機を回転させる。

【０００６】 〔発明の効果〕本発明は以上のような構
成だから、スクリューが１／３以上水流に入れば回転の
力が得られる。（水車の原理）｛水車は半分以上つかる
と回転しなく成る スクリューの個数が多ければ多い程力が増す、それ故に
筒の長さが長ければスクリューの数も増やせるので水流
の力を受ける事が出来る、そして中心軸の力が増加す
る。又、筒型を立てる事により、滝の様な上からの流れ
にも対応出来る、そして発電機を真ん中に配置し左右対
称にスクリューを付けることにより潮の干満にも対処出
来る。又コンクリートブロックの真ん中に造る事により
波消しブロック型の発電機ができ、これは冬の日本海の
荒波によいと思われる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の断面図

【図２】 斜視図

【符号の説明】

（１）は軸受け （２）はインペラ〔スクリュ
ー〕 （３）は水中発電機 （４）は筒〔バケツ〕 （５）は歯車〔ギヤー〕 （６）は電気コード （７）は主軸〔プロペラシャフト〕（８）は係留用フッ
ク穴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 筒型の中（４）にインペラ又は、スクリ
   ュー（２）を出来るだけ数多く取り付け、それに水の流
   れを誘導し、その流れがスクリーを回し取り付けられた
   主軸（７）に力を伝えて、回転数が少ない分だけ歯車
   （５）で回転数を上げて水中発電機（３）を回す事によ
   り、電気エネルギーを得る方法。