JP2017150164A - 気密保持部材及び気密保持工法 - Google Patents

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隆義 山本
鈴木 健
Takeshi Suzuki
健 鈴木
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Abstract

【課題】基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を安定して保持できる気密保持部材、及び該気密保持部材を用いた気密保持工法を提供することを目的とする。【解決手段】土台106の内側面106aに気密に固定される第1板部11、及び第1板部11と交差するように設けられた第2板部12を有する断面L字状の長尺の基板10と、第2板部12における第1板部11が位置する側と反対側の面から突出し、長手方向に延在するように設けられ、基礎102の上面102bに押し付けられる気密パッキン15と、を備える気密保持部材1。また、気密保持部材1を用いて、基礎102の上に制振装置104を介して土台106が設けられた床下の気密性を保持する気密保持工法。【選択図】図5

Description

本発明は、気密保持部材及び気密保持工法に関する。
住宅等の建築物においては、地震による損壊を抑制する目的で、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられることが多い(例えば、特許文献1)。制振装置を設けることで、基礎が大きく揺れても土台の揺れが低減される。一方、基礎と土台の間に制振装置を設けると、基礎と土台との間に隙間が生じるため、そのままでは床下の気密性が保持できない。
住宅等においては、省エネルギーや快適性の向上の観点から、屋内だけでなく床下においても高い気密性が要求されることがある。床下の気密性を高める工法としては、例えば、基礎と土台の隙間を覆うように気密シートを貼り付けたり、該隙間をウレタン発泡体等で封止する工法が知られている(例えば、特許文献2)。しかし、基礎と土台の間に制振装置が設けられる場合にこのような気密保持工法を適用すると、地震の際は制振装置によって基礎と土台の揺れ方が異なるため、気密シートやウレタン発泡体等が破損して気密性が低下する問題がある。
特開2003−166297号公報 特開平8−338079号公報
本発明は、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を安定して保持できる気密保持部材、及び該気密保持部材を用いた気密保持工法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成を有する。
[1]基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を保持するための気密保持部材であって、前記基礎の上面又は前記土台の側面のいずれかに気密に固定される第1板部、及び前記第1板部と面方向が互いに交差するように設けられた第2板部を有する断面L字状の長尺の基板と、前記第2板部における前記第1板部が位置する側と反対側の面から突出し、長手方向に延在するように設けられ、前記基礎の上面及び前記土台の側面における前記第1板部が固定されない側の面に押し付けられる気密パッキンと、を備える気密保持部材。
[2]前記[1]に記載の気密保持部材を用いて、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を保持する気密保持工法であって、前記基礎の上面及び前記土台の側面のいずれか一方の面に前記気密パッキンを押し付けた状態で、他方の面に前記第1板部を気密に固定する、気密保持工法。
本発明の気密保持部材を用いれば、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を安定して保持することができる。
本発明の気密保持工法によれば、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を安定して保持することができる。
本発明の気密保持部材の一例を示した斜視図である。 図1の気密保持部材のA−A断面図である。 本発明の気密保持部材の他の例を示した断面図である。 本発明の気密保持部材の他の例を示した断面図である。 図1の気密保持部材を用いた気密保持工法の一例を示した断面図である。 本発明の気密保持部材の他の例を示した断面図である。 図6の気密保持部材を用いた気密保持工法の一例を示した断面図である。 本発明の気密保持部材の他の例を示した断面図である。 本発明の気密保持部材の他の例を示した断面図である。
本発明の気密保持部材は、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を保持するための部材である。本発明の気密保持部材は、断面L字状の長尺の基板と、気密パッキンとを備える。基板は、互いの面方向が交差するように設けられた第1板部と第2板部とを備えている。
基板における第1板部は、基礎の上面及び土台の側面のいずれかに気密に固定される。気密パッキンは、第2板部における第1板部とは反対側の面から突出し、長手方向に延在するように設けられた長尺の部材である。気密パッキンは、基礎の上面及び土台の側面における第1板部が固定されない側の面に押し付けられる。第2板部に設けられる気密パッキンの数は、1つでもよく、2つ以上でもよい。
本発明の気密保持部材を用いて、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を保持する場合には、本発明の気密保持部材における気密パッキンが基礎の上面及び土台の側面のいずれか一方の面に押し付けられた状態で、第1板部が基礎の上面及び土台の側面における他方の面に固定される。本発明では、気密パッキンは、基礎の上面及び土台の側面のいずれか一方の面に押し付けられるだけで固定はされない。
なお、本発明においては、基板が断面L字状であるとは、長さ方向に垂直な断面において、第1板部と第2板部とが垂直に交差している態様に加えて、第1板部と第2板部とがほぼ垂直に交差している態様も含むものとする。第1板部と第2板部とが垂直に交差していない場合、それらの互いの面方向がなす角度は、60°以上であることが好ましい。また、断面L字状の基板には、長さ方向に垂直な断面において、第1板部及び第2板部のいずれか一方又は両方の一部が屈曲しているものの、第1板部における基礎の上面又は土台の側面に固定される部分と、第2板部における気密パッキンが設けられた部分とが垂直又はほぼ垂直に交差している態様も含むものとする。
[第1実施形態]
以下、本発明の気密保持部材及び気密保持工法の一例を示してさらに説明する。
(気密保持部材)
本実施形態の気密保持部材1は、図1及び図2に示すように、断面L字状の長尺の基板10と、気密パッキン15とを備える。基板10は、第1板部11と、第2板部12とを備えている。
第1板部11は、長尺の板材である。第1板部11は、施工時に基礎の上面又は土台の側面のいずれかに気密に固定される。この例の第1板部11は、第1平面部13と、第1平面部13に対して第2板部12側に傾斜して設けられた第2平面部14とを備えている。すなわち、第1板部11は、第2板部12側の部分が、長さ方向に垂直な方向に切断した断面において第2板部12が位置する側に向かって突き出るように屈曲している。第1板部11においては、第2平面部14における第1平面部13とは反対側の端部が第2板部12と接続されている。第1板部11における第1平面部13と第2板部12とは、互いの面方向が垂直に交差している。
本発明では、気密保持部材1における第1板部11のように、第1板部における第2板部側の部分が、第2板部が位置する側に向かって突き出るように屈曲していることが好ましい。これにより、基礎の上面に気密パッキンを押し付けた状態で第1板部が土台の側面に固定された場合に、該気密パッキンに対して、第1板部から第2板部を介して基礎の上面に向かって付勢力が充分に働きやすくなる。同様に、土台の側面に気密パッキンを押し付けた状態で第1板部が基礎の上面に固定された場合には、該気密パッキンに対して、第1板部から第2板部を介して土台の側面に向かって付勢力が充分に働きやすくなる。そのため、床下の気密性がより安定して保持される。
第1板部11における第1平面部13の正面視形状は長方形状である。また、第1板部11における第2平面部14の正面視形状も長方形状である。第2平面部における長さ方向に垂直な断面形状は、直線状には限定されず、例えば、湾曲していてもよく、S字状になっていてもよい。なお、本発明の気密保持部材における第1板部の態様は、このような第1平面部及び第2平面部を備える屈曲した形状には限定されない。例えば、第1板部は屈曲していない平板状であってもよい。
第1板部が第1平面部及び第2平面部を備える屈曲した形状の場合、第1平面部の幅は、基礎や土台の大きさや大引き等の他の部材の設置位置等に応じて適宜設定できる。第1平面部の幅は、例えば、10〜145mmとすることができる。また、第2平面部の幅は、基礎や土台の大きさ等に応じて適宜設定できる。第2平面部の幅は、例えば、5〜140mmとすることができる。
第1板部が第1平面部及び第2平面部を備える屈曲した形状の場合、第1平面部と第2平面部とがなす角度θ(図2)は、5〜60°が好ましく、10〜45°がより好ましい。角度θが前記範囲内であれば、施工した際に、気密パッキンに対して、固定された第1板部から第2板部を介して付勢力が充分に働きやすくなり、床下の気密性がより安定して保持される。
第1板部の長さは、特に限定されず、基礎や土台の長さ、基礎と土台との距離等に応じて適宜設定できる。第1板部の長さは、例えば、900〜3600mmとすることができる。
第1板部の厚みは、特に限定されず、第1板部に求められる剛性等に応じて適宜設定できる。第1板部の厚みは、例えば、0.5〜2.5mmとすることができる。
この例では、第1板部11の第1平面部13に、第2板部12が位置する側の第1の面13aから突出し、長手方向に延在する凸条20が、第1平面部13の幅方向に間隔を開けて4つ形成されている。第1板部には、このように第2板部が位置する側の面に長手方向に延在する凸条が形成されていることが好ましい。これにより、第1板部の剛性が高くなり、より安定して床下の気密性を保持することができる。
第1板部に突条を形成する場合、突条の数は、第1板部の幅に応じて適宜設定すればよく、4つには限定されない。第1板部に形成する突条の数は、3つ以下であってもよく、5つ以上であってもよい。
第2板部12は、第1板部11と一体的に形成された長尺の板材である。第2板部12は、第1板部11の第2平面部14における幅方向の第1平面部13とは反対側の端部から立ち上がり、長手方向に延在するように設けられている。
第2板部12を第1板部11側から見た正面視形状は長方形状である。第2板部12の正面視形状は、長方形状には限定されず、例えば、第1板部と反対側の縁が波線状等になっていてもよい。
第2板部の幅は、基礎や土台の大きさや大引き等の他の部材の設置位置等に応じて適宜設定できる。第2板部の幅は、例えば、5〜150mmとすることができる。
第2板部の長さは、特に限定されず、基礎や土台の長さ、基礎と土台との距離等に応じて適宜設定できる。第2板部の長さは、第1板部の長さと同じであり、例えば、900〜3600mmとすることができる。
第2板部の厚みは、特に限定されず、第2板部に求められる剛性等に応じて適宜設定できる。第2板部の厚みは、例えば、0.5〜2.5mmとすることができる。
この例の第2板部12には、第1板部11が位置する側の第1の面12aから突出し、長手方向に延在する凸条22が設けられている。第2板部には、このように第1板部が位置する側の面に長手方向に延在する凸条が形成されていることが好ましい。これにより、第2板部の剛性が高くなり、より安定して床下の気密性を保持することができる。
第2板部に突条を形成する場合、突条の数は、第2板部の幅に応じて適宜設定すればよく、1つには限定されない。第2板部に形成する突条の数は、2つ以上であってもよい。
第1板部及び第2板部を形成する材料としては、特に限定されず、硬質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ASA樹脂、PET樹脂が好ましい。
第1板部及び第2板部を形成する材料としては、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
気密パッキン15は、長尺の部材であり、第2板部12における第1板部11が位置する側とは反対側の第2の面12bから突出し、長手方向に延在するように設けられている。気密パッキン15は、基礎の上面及び土台の側面における第1板部11が固定されない側の面に押し付けられる。気密パッキン15が基礎の上面又は土台の側面に押し付けられることで、第2板部12と基礎の上面又は土台の側面との間が気密に封じられる。
この例の気密パッキン15は、第2板部12の第2の面12bから突出し、幅方向に互いに離間して長手方向に平行して延びる帯状の第1帯状部15a及び第2帯状部15bと、第1帯状部15a及び第2帯状部15bのそれぞれの先端を繋ぐように設けられた帯状の第3帯状部15cとを備えている。第1帯状部15a及び第2帯状部15bは、その長さ方向に垂直な断面形状が、それぞれの幅方向の中央部分が互いに遠ざかる円弧状となるように湾曲している。第3帯状部15cは平面状になっている。このように、気密パッキン15は、長さ方向に垂直な方向に切断した断面形状がU字状で、その両端が第2板部と接続された態様になっている。すなわち、気密パッキン15と第2板部12の間に中空部分16が形成されるようになっている。施工時には、第3帯状部15cの外面が基礎の上面又は土台の側面に押し付けられる。
本発明では、このように、気密パッキンが断面U字状で、気密パッキンと第2板部の間に中空部分が形成されるようになっていることが好ましい。これにより、気密パッキンを押し付けている基礎の上面又は土台の側面が地震で大きく揺れても、その揺れに合わせて気密パッキンが変形しやすい。そのため、地震が起きても気密パッキンがより破損しにくくなり、床下の気密性をより安定して保持することができる。また、該気密パッキンを備える気密保持部材は気密パッキンを押し付ける力が強いので、より高い気密性を確保することができる。
また、気密パッキンと第2板部の間に中空部分が形成される気密パッキンを設ける場合、気密パッキン15の第3帯状部15cのように、基礎の上面又は土台の側面に押し当てられる部分が平面状になっていることが好ましい。これにより、第2板部12と基礎の上面又は土台の側面との間の気密性をより安定して保持することができる。
なお、本発明の気密保持部材における気密パッキンの形状は、前記したU字状には限定されない。例えば、気密パッキンは、気密パッキン15において第1帯状部15a及び第2帯状部15bが湾曲せず平面状になっている気密パッキンであってもよい。また、気密性を充分に保持できる範囲であれば、気密パッキンにおける基礎の上面又は土台の側面に押し当てられる部分は平面状になっていなくてもよい。例えば、長さ方向に垂直な断面形状が全体的に円弧状で、気密パッキンと第2板部の間に中空部分が形成される気密パッキンであってもよい。また、気密パッキンと第2板部との間に中空部分が形成されない気密パッキンであってもよい。
気密パッキンの幅及び高さは、第2板部と、気密パッキンが押し付けられる基礎の上面又は土台の側面との間の気密性を保持できる範囲であれば特に限定されない。気密パッキンの幅は、例えば、3〜40mmとすることができる。気密パッキンの高さは、例えば、3〜30mmとすることができる。なお、気密パッキンの幅とは、気密パッキンを第1板部が位置する側と反対側から正面視したときの幅を意味する。気密パッキンの高さとは、第2板部における第1板部が位置する側と反対側の第2の面と、気密パッキンの先端との距離を意味する。
気密パッキンを形成する材料としては、基礎の上面又は土台の側面に押し付けた際に気密性を保持できる弾性が得られるものであればよく、第1板部及び第2板部を形成する材料よりも柔軟な樹脂が好ましい。具体的には、気密パッキンを形成する材料としては、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、熱可塑性エラストマー(オレフィン系熱可塑性エラストマー、スチレン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー等)が好ましい。
気密パッキンを形成する材料としては、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
気密パッキンには防蟻性の目的で、イミダクロプリドなどのネオニコチノイド系、シラフルオフェンなどの非エステルピレスロイド系の防蟻薬剤を混入してもよい。
本実施形態の気密保持部材の製造方法は、特に限定されず、例えば、二色押出成形等により、基板と気密パッキンとを一体的に成形する方法等が挙げられる。なお、押出成形等でそれぞれ成形した基板と気密パッキンとを接着剤等で接着するか、嵌合により接続して気密保持部材としてもよい。
(気密保持工法)
以下、本実施形態の気密保持部材1を用いた気密保持工法について説明する。本発明の気密保持工法は、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられ、基礎と土台の間に隙間が生じている床下の気密性を保持する場合に適用できる。制振装置は特に限定されず、本発明は公知の制振装置が設けられた床下の気密保持に特に制限なく適用できる。
本実施形態では、図5に示すように、基礎102の上に制振装置104を介して土台106が設けられている。例えば平面視で矩形状等の一定の領域を囲うように基礎102が設けられ、基礎102上にその長さ方向に沿って間隔を開けて複数配置された制振装置104を介して、基礎102と同様に前記領域を囲うように土台106が設けられる。基礎102における床下側の内側面102aには、ポリスチレン発泡体等の断熱材108が設けられている。
本実施形態の気密保持工法では、まず基礎102の上面102bにおける土台106よりも内側に気密パッキン15を上方から押し付けるようにして、気密保持部材1を基礎102の長さ方向に沿って配置する。この状態で、基板10における第1板部11の第1平面部13を、土台106の内側面106aに両面テープ30によって気密に接着固定する。このような気密保持部材1の設置を、基礎102と土台106との隙間を全周にわたって閉じるように行う。これにより、基礎102の上に制振装置104を介して土台106が設けられた床下の気密性を保持することができる。
本実施形態の気密保持工法では、気密保持部材1における基板10の第1板部11が土台106の内側面106aに固定されるのに対して、気密パッキン15は基礎102の上面102bに押し付けられるだけで固定されない。これにより、地震の際、制振装置104によって基礎102と土台106との揺れが異なっていても、基礎102の上面102bで気密パッキン15が摺動できるため、気密保持部材1が破損して気密性が低下することが抑制される。
両面テープとしては、第1板部を土台の側面に気密に接着固定できるものであればよく、例えば、両面ブチルテープ等が挙げられる。両面テープは気密保持部材にあらかじめ貼り付けてあってもよく、現場で気密保持部材に貼り付けてもよい。また、両面テープを土台や基礎に貼り付けてから、該両面テープの部分に気密保持部材を押し付けて接着固定してもよい。
なお、本発明では、基板の第1板部を土台の側面に気密に固定する方法は、第1板部を土台の側面に気密に固定できれば両面テープを用いる方法には限定されず、例えば、シーリング材を用いる方法であってもよい。また、両面テープを用いずに、釘、タッカーなどで第1板部を土台の側面に固定してもよい。この場合には、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、軟質ポリウレタン等で形成された気密パッキンを介して第1板部を土台の側面に固定することで気密性を確保する。
[第2実施形態]
以下、本発明の気密保持部材及び気密保持工法の第2実施形態について、図3に基づいて説明する。図3における図2と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。
(気密保持部材)
本実施形態の気密保持部材2は、気密パッキン15の代わりに、第2板部12における第1板部11が位置する側と反対側の第2の面12bから突出し、幅方向に互いに離間して長手方向に平行して延びる帯状の2つの気密パッキン17A,17Bを備える以外は、気密保持部材1と同じである。
気密パッキン17A,17Bの形状は、それぞれ先端に向かうにつれて厚みが薄くなっている。このように、第2板部における第1板部が位置する側と反対側の面から突出する帯状の気密パッキンを設ける場合には、該気密パッキンを先端に向かうにつれて厚みが薄くなる形状にすることが好ましい。これにより、気密パッキンが基礎の上面又は土台の側面に押し付けられたときに、気密パッキンの先端側が湾曲して基礎の上面又は土台の側面にしっかりと密着しやすくなるため、気密性をより安定して保持できる。
また、帯状の気密パッキンは、第1実施形態における第2板部との間に中空部分が形成される気密パッキンと同様に、気密パッキンを押し付けている基礎の上面又は土台の側面が地震で大きく揺れても、その揺れに合わせて気密パッキンが変形しやすい。そのため、地震が起きても気密パッキンがより破損しにくく、床下の気密性をより安定して保持することができる。
この例の気密パッキン17A,17Bは、第2板部12の第2の面12bに垂直な方向に対して傾斜して設けられている。このように、第2板部に帯状の気密パッキンを設ける場合、第2板部の第2の面に垂直な方向に対して該気密パッキンを傾斜させて設けることが好ましい。これにより、気密パッキンと、基礎の上面又は土台の側面との間の気密性をより安定して保持することができる。
第2板部に帯状の気密パッキンを傾斜させて設ける場合、第2板部における第1板部が位置する側と反対側の面(第2の面)と気密パッキンとがなす角度φ(図3)は、30〜85°が好ましく、45〜70°がより好ましい。角度φが前記範囲内であれば、気密パッキンと、基礎の上面又は土台の側面との間の気密性をより安定して保持することができる。
帯状の気密パッキンの幅、すなわち第2板部側の基端から先端までの距離は、特に限定されず、気密パッキンと、基礎の上面又は土台の側面との間の気密性を考慮して適宜設定すればよい。帯状の気密パッキンの幅は、例えば、3〜30mmとすることができる。
第2板部に帯状の気密パッキンを設ける態様においては、該気密パッキンの数は、第2板部の幅等に応じて適宜設定でき、2つには限定されない。該気密パッキンの数は、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
帯状の気密パッキンを形成する材料としては、基礎の上面又は土台の側面に押し付けた際に気密性を保持できる弾性が得られるものであればよく、第1実施形態の気密保持部材の気密パッキンにおいて挙げたものと同じものが挙げられる。帯状の気密パッキンを形成する材料としては、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本実施形態の気密保持部材の製造方法は、特に限定されず、例えば、二色押出成形等により、基板と帯状の気密パッキンとを一体的に成形する方法等が挙げられる。なお、押出成形等でそれぞれ成形した基板と帯状の気密パッキンとを接着剤等で接着するか、嵌合により接続して気密保持部材としてもよい。
(気密保持工法)
気密保持部材2を用いた気密保持工法は、気密保持部材1を用いた気密保持工法と同様に行える。具体的には、基礎の上面における土台よりも内側に、気密パッキン17A,17Bを上方から押し付けるようにして気密保持部材2を基礎の長さ方向に沿って配置する。この状態で、基板10における第1板部11の第1平面部13を、土台の内側面に両面テープ等によって気密に固定する。このようにして、気密保持部材2を、基礎と土台とで形成される隙間に対して全周にわたって設置する。これにより、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を保持することができる。
また、本実施形態の気密保持工法においても、気密保持部材2における基板10の第1板部11が土台の側面に固定されるのに対して、気密パッキン17A,17Bは基礎の上面に押し付けられるだけで固定されない。これにより、地震の際、制振装置によって基礎と土台との揺れが異なっていても、基礎の上面で気密パッキン17A,17Bが摺動できるため、気密保持部材2が破損して気密性が低下することが抑制される。
[第3実施形態]
以下、本発明の気密保持部材及び気密保持工法の第3実施形態について、図4に基づいて説明する。図4における図2と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。
(気密保持部材)
本実施形態の気密保持部材3は、気密パッキン15の代わりに、第2板部12における第1板部11が位置する側と反対側の第2の面12bに、長手方向に延在するように設けられた長尺の柱状の気密パッキン18を備える以外は、気密保持部材1と同じである。
この例の気密パッキン18を長さ方向に垂直な方向に切断した断面形状は、矩形状である。なお、このような柱状の気密パッキンの断面形状は、矩形状には限定されず、台形状、半円状等であってもよい。
柱状の気密パッキンの幅及び高さは、特に限定されず、気密パッキンと、基礎の上面又は土台の側面との間の気密性を考慮して適宜設定すればよい。柱状の気密パッキンの幅は、例えば、5〜50mmとすることができる。柱状の気密パッキンの高さは、例えば、5〜20mmとすることができる。
第2板部に柱状の気密パッキンを傾斜させて設ける場合、該気密パッキンの数は、第2板部の幅等に応じて適宜設定でき、1つには限定されない。該気密パッキンの数は、2つ以上であってもよい。
柱状の気密パッキンを形成する材料としては、基礎の上面又は土台の側面に押し付けた際に気密性を保持できる弾性が得られるものであればよく、例えば、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、軟質ポリウレタン等の発泡ゴムが挙げられる。また、柱状の気密パッキンを形成する材料としては、第1実施形態の気密保持部材の気密パッキンにおいて挙げたものと同じものを使用してもよい。柱状の気密パッキンを形成する材料としては、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本実施形態の気密保持部材の製造方法は、特に限定されず、例えば、押出成形等でそれぞれ成形した基板と柱状の気密パッキンとを接着剤等で接着して気密保持部材とする方法等が挙げられる。
(気密保持工法)
気密保持部材3を用いた気密保持工法は、気密保持部材1を用いた気密保持工法と同様に行える。具体的には、基礎の上面における土台よりも内側に、気密パッキン18を上方から押し付けるようにして気密保持部材3を基礎の長さ方向に沿って配置する。この状態で、基板10における第1板部11の第1平面部13を、土台の内側面に両面テープ等によって気密に固定する。このようにして、気密保持部材3を、基礎と土台とで形成される隙間に対して全周にわたって設置する。これにより、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を保持することができる。
本実施形態の気密保持工法においても、気密保持部材3における基板10の第1板部11が土台の側面に固定されるのに対して、気密パッキン18は基礎の上面に押し付けられるだけで固定されない。これにより、地震の際、制振装置によって基礎と土台との揺れが異なっていても、基礎の上面で気密パッキン18が摺動できるため、気密保持部材3が破損して気密性が低下することが抑制される。
[第4実施形態]
第1実施形態から第3実施形態の気密保持工法としては、気密保持部材の気密パッキンを基礎の上面に押し付けた状態で、基板の第1板部を土台の側面に固定する方法について説明した。しかし、本発明においては、気密保持部材の気密パッキンを土台の側面に押し付けた状態で、基板の第1板部を基礎の上面に固定する方法であってもよい。この場合、第1板部及び第2板部の幅や、それらに設ける凸条の数等は、基礎や土台等の大きさに合わせて適宜設定すればよい。
(気密保持部材)
例えば、図6に示した気密保持部材4を用いてもよい。図6における図2と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。本実施形態の気密保持部材4は、基板10の代わりに基板10Aを備える以外は、気密保持部材1と同じである。基板10Aは、第1板部11の代わりに第1板部11Aを備え、第2板部12の代わりに第2板部12Aを備えている以外は、基板10と同じである。
第1板部11Aは、第1板部11の幅を基礎及び断熱材に合わせて短くした以外は、第1板部11と同じである。第1板部11Aには凸条20が3つ設けられている。第2板部12Aは、第2板部12の幅を土台に合わせて長くした以外は、第2板部12と同じである。第2板部12Aには凸条22が4つ設けられている。この例では、気密パッキン15は、第2板部12における幅方向のほぼ中央付近に設けられている。
(気密保持工法)
気密保持部材4を用いた気密保持工法は、気密パッキン15を押し付ける面と第1板部11を固定する面とを入れ替える以外は、気密保持部材1を用いた気密保持工法と同様に行える。具体的に、基礎102の上に制振装置104を介して土台106が設けられ、基礎102における床下側の内側面102aに断熱材108が設けられた床下の気密保持について説明する。例えば、本実施形態の気密保持工法では、図7に示すように、土台106の内側面106aに気密パッキン15を押し付けるようにして気密保持部材4を基礎102上に配置する。その状態で基板10Aにおける第1板部11Aの第1平面部13を、基礎102の上面102bに両面テープ30によって気密に接着固定する。このようにして、気密保持部材4を、基礎と土台とで形成される隙間に対して全周にわたって設置する。これにより、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を保持することができる。
本実施形態では、気密保持部材4における基板10Aの第1板部11Aが基礎の上面に固定されるのに対して、気密パッキン15は土台の側面に押し付けられるだけで固定されない。これにより、地震の際、制振装置によって基礎と土台との揺れが異なっていても、土台の側面で気密パッキン15が摺動できるため、気密保持部材4が破損して気密性が低下することが抑制される。
以上説明したように、本発明では、基礎の上面及び土台の側面のいずれか一方の面に気密保持部材の気密パッキンが押し付けられた状態で、基礎の上面及び土台の側面の他方の面に基板の第1板部が気密に固定される。このように、基板の第1板部が基礎の上面及び土台の側面のいずれかの面に固定されるのに対して、気密パッキンはそれらの面に固定されないことで、制振装置によって基礎と土台との揺れが異なっても、気密保持部材が破損することが抑制される。そのため、本発明では、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を安定して保持することができる。
基礎の上に土台が設けられた床下構造においては、通常、土台の側面が通常平面状で凹凸がないのに対し、基礎の上面には不陸がある。そのため、基板の第1板部を基礎の上面に固定するよりも、基板の第1板部を土台の側面に固定する方が気密性を確保しやすい。また、気密パッキンは弾性を有し、表面に不陸があっても充分に気密性を確保できる。これらのことから、本発明においては、気密性をより確保しやすい点から、気密パッキンを土台の側面に押し付けた状態で基板の第1板部が基礎の上面に固定される態様に比べて、気密パッキンを基礎の上面に押し付けた状態で基板の第1板部が土台の側面に固定される態様の方が好ましい。
なお、本発明の気密保持部材及び気密保持工法は、第1実施形態から第4実施形態で説明したものには限定されない。例えば、本発明の気密保持部材及び気密保持工法は、第2板部に設けられた帯状又は柱状の気密パッキンが土台の側面に押し付けられた状態で、基板の第1板部が基礎の上面に固定されるものであってもよい。
本発明の気密保持部材は、第1板部が屈曲していないものであってもよい。また、気密パッキンの形状は、前記したものには限定されない。
具体的には、本発明の気密保持部材は、図8に例示した気密保持部材5であってもよい。気密保持部材5は、平板状の第1板部11Bと第2板部12Bとが互いの面方向が垂直に交差するように接続された、断面L字状の長尺の基板10Bと、気密パッキン19とを備える。
第1板部11Bには、第2板部12Bが位置する側の第1の面11aから突出し、長手方向に延在する凸条20が、第1板部11Bの幅方向に間隔を開けて5つ設けられている。第2板部12Bには、第1板部11Bが位置する側の第1の面12aから突出し、長手方向に延在する凸条22が、第2板部12Bの幅方向に間隔を開けて2つ設けられている。このように、基板10Bは、第1板部11Bが屈曲しておらず、凸条20及び凸条22の数が第1板部11B及び第2板部12Bの幅に合わせて調節されている以外は、基板10と同様に断面L字状で長尺の形態である。
気密パッキン19は、長尺の部材であり、第2板部12Bにおける第1板部11Bが位置する側とは反対側の第2の面12bから突出し、長手方向に延在するように設けられている。気密パッキン19は、長さ方向に垂直な断面形状が半円の周縁に沿うような円弧状で、内部に中空部分21が形成された形状になっている。基礎の上面及び土台の側面における第1板部11Bが固定されない側の面に気密パッキン19が押し付けられて、第2板部12Bと基礎の上面又は土台の側面との間が気密に封じられる。
気密保持部材5を用いる場合、基礎の上面及び土台の側面のいずれか一方の面に気密パッキン19が押し付けられた状態で、基礎の上面及び土台の側面の他方の面に基板10Bの第1板部11Bが気密に固定される。このように、気密パッキン19は基礎の上面や土台の側面に固定されないため、気密保持部材1〜4と同様に、制振装置によって基礎と土台との揺れが異なっても気密性を安定して保持できる。
また、本発明の気密保持部材は、図9に例示した気密保持部材6であってもよい。気密保持部材6は、断面L字状の長尺の基板10Bと、気密パッキン17A,17Bとを備える。気密パッキン17A,17Bは、帯状であり、第2板部12Bの第2の面12bから突出し、幅方向に互いに離間して長手方向に平行して延びるように設けられている。このように、気密保持部材6は、気密パッキン19の代わりに気密パッキン17A,17Bを備える以外は、気密保持部材5と同様の形態である。
気密保持部材6を用いる場合、基礎の上面及び土台の側面のいずれか一方の面に気密パッキン17A,17Bが押し付けられた状態で、基礎の上面及び土台の側面の他方の面に基板10Bの第1板部11Bが気密に固定される。このように、気密パッキン17A,17Bは基礎の上面や土台の側面に固定されないため、気密保持部材1〜4と同様に、制振装置によって基礎と土台との揺れが異なっても気密性を安定して保持できる。
また、本発明の気密保持部材は、第1板部や第2板部に凸条が設けられていないものであってもよい。
1〜6 気密保持部材
10、10A、10B 基板
11、11A、11B 第1板部
12、12A、12B 第2板部
15、17A、17B、18、19 気密パッキン
102 基礎
102b 上面
106 土台
106a 内側面

Claims (2)

  1. 基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を保持するための気密保持部材であって、
    前記基礎の上面又は前記土台の側面のいずれかに気密に固定される第1板部、及び前記第1板部と面方向が互いに交差するように設けられた第2板部を有する断面L字状の長尺の基板と、
    前記第2板部における前記第1板部が位置する側と反対側の面から突出し、長手方向に延在するように設けられ、前記基礎の上面及び前記土台の側面における前記第1板部が固定されない側の面に押し付けられる気密パッキンと、
    を備える気密保持部材。
  2. 請求項1に記載の気密保持部材を用いて、基礎の上に制振装置を介して土台が設けられた床下の気密性を保持する気密保持工法であって、
    前記基礎の上面及び前記土台の側面のいずれか一方の面に前記気密パッキンを押し付けた状態で、他方の面に前記第1板部を気密に固定する、気密保持工法。
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