JP2017147628A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】静止画連写撮影の間に表示されるライブビュー画像の表示時間をより長くすることが可能な撮像装置を提供すること。【解決手段】カメラシステム1は、撮影レンズ102と、撮影レンズ102を通過した光束を受光して撮像信号を生成する撮像素子208と、撮像素子208で受光される光束を規制する絞り1022と、絞り1022を駆動する駆動部104と、静止画連写撮影を行うとともに、静止画連写撮影の各本露光の間にライブビュー画像を表示部に表示させるCPU216とを備える。CPU216は、静止画連写撮影における各本露光の間のライブビュー画像の表示中において行われる本露光用の絞り1022の駆動の開始タイミングを、絞り1022の駆動速度に応じて制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置に関する。
特許文献1及び特許文献2には、オートフォーカス(AF)動作中におけるフォーカスレンズの駆動速度を変更する技術が提案されている。これらの技術では、低コントラスト又は低輝度被写体に対するAFの時間を短縮することが可能である。これにより、レリーズタイムラグを短縮することが可能である。
特開2002−296486号公報 特開昭58−220709号公報
近年、静止画連写動作中においてもライブビュー画像を表示できるようにした撮像装置が提案されてきている。しかしながら、近年では、連写枚数の向上等により、AFの時間を短縮するだけでは十分なライブビューの表示時間を確保できない可能性がある。
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたもので、静止画連写撮影の間に表示されるライブビュー画像の表示時間をより長くすることが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一態様の撮像装置は、撮影レンズと、前記撮影レンズを通過した光束を受光して撮像信号を生成する撮像素子と、前記撮影レンズを通過して前記撮像素子で受光される光束を規制する絞りと、前記絞りを駆動する駆動部と、静止画連写撮影を行うとともに、前記静止画連写撮影の各本露光の間にライブビュー画像を表示部に表示させる制御部とを具備し、前記制御部は、前記静止画連写撮影における各本露光の間の前記ライブビューの表示中において前記駆動部によって行われる前記本露光のための前記絞りの駆動の開始タイミングを、前記絞りの駆動速度に応じて制御することを特徴とする。
本発明によれば、静止画連写撮影の間に表示されるライブビュー画像の表示時間をより長くすることが可能な撮像装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置の一例としてのカメラシステムの一例の構成を示すブロック図である。 図2Aは、静止画連写撮影動作を示すフローチャートである。 図2Bは、静止画連写撮影動作を示すフローチャートである。 図3は、静止画連写撮影動作中のタイミングチャートである。 図4は、動体予測演算について説明するための図である。 図5は、図3の例における高速駆動可能な絞りと高速駆動不能な絞りとの像消失率を比較して示した図である。 図6は、フォーカスレンズの駆動速度とフォーカスレンズの同期周波数との対応付けの例を示す図である。 図7は、フォーカスレンズ及び絞りの駆動速度が十分に速いときの静止画連写撮影動作中のタイミングチャートである。 図8は、フォーカスレンズ及び絞りの駆動速度が十分に速いときの動体予測演算について説明するための図である。 図9は、フォーカスレンズの駆動速度が速くて絞りの駆動速度が遅いときの静止画連写撮影動作中のタイミングチャートである。 図10は、後半読み出しモードのときの静止画連写撮影動作中のタイミングチャートである。 図11Aは、駆動速度を切り替え可能な絞りを有するカメラシステムによる静止画連写撮影動作を示すフローチャートである。 図11Bは、駆動速度を切り替え可能な絞りを有するカメラシステムによる静止画連写撮影動作を示すフローチャートである。 図12は、ステップS22−S26の処理を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置の一例としてのカメラシステムの一例の構成を示すブロック図である。ここで、図1において、矢印付き実線はデータの流れを示し、矢印付き破線は制御信号の流れを示す。
図1に示すカメラシステム1は、交換式レンズ100と、カメラ本体200とを有している。交換式レンズ100は、カメラ本体200に着脱されるように構成されている。交換式レンズ100がカメラ本体200に装着されたときに、交換式レンズ100とカメラ本体200とが通信自在に接続される。なお、カメラシステム1は、必ずしもレンズ交換式のカメラシステムでなくて良い。例えば、カメラシステム1は、レンズ一体型のカメラシステムであっても良い。
レンズユニットとしての交換式レンズ100は、撮影レンズ102と、駆動部104と、レンズCPU106と、レンズ側記憶部108とを有している。
撮影レンズ102は、被写体光束をカメラ本体200の撮像素子208に結像させるための光学系である。撮影レンズ102は、フォーカスレンズ1021と、絞り1022とを有している。フォーカスレンズ1021は、光軸方向に移動することによって、撮影レンズ102の焦点位置を調節するように構成されている。絞り1022は、フォーカスレンズ1021の光軸上に配置され、その口径が可変に構成されている。絞り1022は、フォーカスレンズ1021を通過して撮像素子208に入射する被写体光束を規制する。駆動部104は、レンズCPU106からの制御信号に基づいて、フォーカスレンズ1021、絞り1022を駆動する。ここで、撮影レンズ102は、ズームレンズとして構成されていてもよい。この場合、駆動部104はズーム駆動も行う。
レンズCPU106は、レンズ通信部としてのインターフェイス(I/F)110を介してカメラ本体200のCPU216と通信自在に構成されている。このレンズCPU106は、フォーカス制御部としての機能を有し、CPU216の制御に従って駆動部104の制御を行う。また、レンズCPU106は、I/F110を介して絞り1022の絞り値(F値)やレンズ側記憶部108に記憶されているレンズ情報といった情報をCPU216に送信することも行う。
レンズ側記憶部108は、交換式レンズ100に関するレンズ情報を記憶している。レンズ情報は、例えば撮影レンズ102の焦点距離の情報や収差の情報を含む。さらに、本実施形態においては、レンズ情報は、絞り1022の駆動速度の情報を含む。絞り1022の駆動速度の情報は、高速駆動可能な絞りであるか否かを示す情報である。ここでの高速駆動可能な絞りとは、所定の開口量までの駆動を所定時間よりも早く完了することができる絞りのことを言う。このような絞り1022の駆動速度の情報は、例えば1ビットのフラグによって管理される。このフラグは、例えば高速駆動不能な絞りである場合には「0」になり、高速駆動可能な絞りである場合には「1」になる。
カメラ本体200は、メカシャッタ202と、駆動部204と、操作部206と、撮像素子208と、撮像制御回路210と、アナログ処理部212と、アナログデジタル変換部(ADC)214と、CPU216と、画像処理部218と、画像圧縮展開部220と、焦点検出回路222と、表示部224と、バス226と、DRAM228と、本体側記憶部230と、記録媒体232とを有する。
メカシャッタ202は、開閉自在に構成され、撮像素子208への被写体からの被写体光束の入射時間(撮像素子208の露光時間)を調節する。メカシャッタ202としては、例えばフォーカルプレーンシャッタが採用される。駆動部204は、CPU216からの制御信号に基づいてメカシャッタ202を駆動する。
操作部206は、電源ボタン、レリーズボタン、動画ボタン、再生ボタン、メニューボタンといった各種の操作釦及びタッチパネル等の各種の操作部材を含む。この操作部206は、各種の操作部材の操作状態を検知し、検知結果を示す信号をCPU216に出力する。
撮像素子208は、撮影レンズ102の光軸上であって、メカシャッタ202の後方で、かつ、撮影レンズ102によって被写体光束が結像される位置に配置されている。撮像素子208は、画素を構成する受光部(例えばフォトダイオード)が二次元的に配置されて構成されている。撮像素子208を構成する受光部は、受光量に応じた電荷を生成する。受光部で発生した電荷は、各受光部に接続されているキャパシタに蓄積される。このキャパシタに蓄積された電荷は、撮像制御回路210からの制御信号に従って画素信号として読み出される。ここで、撮像素子208は、焦点検出画素を有していてよい。
撮像制御回路210は、撮像素子208からの画素信号の読出しの設定に従って撮像素子208の露光及び撮像素子208からの画素信号の読出しを制御する。
アナログ処理部212は、撮像制御回路210の制御に従って撮像素子208から読み出された画素信号に対して増幅処理等のアナログ処理を行う。ADC214は、アナログ処理部212から出力された画素信号を、デジタル形式の画素データに変換する。なお、以下の説明では、画素データの集まりを画像データと言うことにする。
CPU216は、本体側記憶部230に記憶されているプログラムに従ってカメラシステム1の全体制御を行う制御部である。
画像処理部218は、画像データに対して各種の画像処理を施す。例えば画像処理部218は、静止画像の記録の際には、静止画記録用の画像処理を施す。同様に、画像処理部218は、動画像の記録の際には、動画記録用の画像処理を施す。さらに、画像処理部218は、ライブビュー表示時には、表示用の画像処理を施す。
画像圧縮展開部220は、画像データの記録時には、画像処理部218で生成された画像データ(静止画像データ又は動画像データ)を圧縮する。また、画像データの再生時には、記録媒体232に圧縮状態で記録された画像データを伸張する。
焦点検出回路222は、フォーカスレンズ1021の合焦位置に対するピントずれ方向及びピントずれ量を算出するためのピントずれ量演算を行う。撮像素子208に焦点検出画素が設けられている場合には、焦点検出画素からの画素データを取得し、取得した画素データに基づき、公知の位相差方式を用いてフォーカスレンズ1021の合焦位置に対するピントずれ方向及びピントずれ量を算出する。そして、焦点検出回路222は、ピントずれ方向及びピントずれ量に基づいてフォーカスレンズ1021の駆動すべきレンズ位置を算出する。以下では焦点検出回路222は、焦点検出画素を用いた位相差方式でピントずれ方向及びピントずれ量を検出するものであるとして説明をする。しかしながら、焦点検出回路222は、焦点検出画素を用いた位相差方式以外の各種の方式でピントずれ方向及びピントずれ量を検出するものでよい。例えば、焦点検出回路222は、コントラスト方式でピントずれ量を検出するものであってもよい。
表示部224は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイといった表示部であって、例えばカメラ本体200の背面に配置される。この表示部224は、CPU216の制御に従って画像を表示する。表示部224は、ライブビュー表示や記録済み画像の表示等に使用される。
バス226は、ADC214、CPU216、画像処理部218、画像圧縮展開部220、焦点検出回路222、DRAM228、本体側記憶部230、記録媒体232に接続され、これらのブロックで発生した各種のデータを転送するための転送路として機能する。
DRAM228は、電気的に書き換え可能なメモリであり、前述した画像データ(画素データ)、記録用の画像データ、表示用の画像データ、CPU216における処理データといった各種データを一時的に記憶する。なお、一時記憶用としてSDRAMが用いられてもよい。
本体側記憶部230は、CPU216で使用されるプログラム、カメラ本体200の調整値等の各種データを記憶している。
記録媒体232は、カメラ本体200に内蔵されるか又は装填されるように構成されており、記録用の画像データを所定の形式の画像ファイルとして記録する。
以下、本実施形態のカメラシステム1による動作を説明する。図2A及び図2Bは、カメラシステム1による静止画連写撮影動作を示すフローチャートである。ここで、カメラシステム1は、静止画連写撮影動作以外の撮影動作をすることもできるように構成されていてよい。
図2A及び図2Bのフローチャートの処理は、例えばカメラ本体200の電源がオンされると開始される。ステップS1において、CPU216は、ライブビュー用の画像データを取り込む。まず、メカシャッタ202を全開状態とするように駆動部204の制御信号を切換えるとともに、絞り1022を駆動するようにレンズCPU106に指示する。そして、CPU216は、絞り1022が開放され、かつ、メカシャッタ202が全開状態となるだけの所定時間の経過後に、撮像素子208によるライブビュー用の露光動作を開始する。このライブビュー用の露光動作のフレームレートは、例えば60fpsである。
ステップS2において、画像処理部218は、焦点検出画素からの画素データに対して補正処理を行う。この補正処理により、焦点検出画素からの画素データを撮像画素からの画素データと同様にライブビュー表示に使用することが可能になる。この補正処理の後、画像処理部218は、ライブビュー表示用の画像データの生成に必要なその他の処理を行って表示用の画像データを生成する。
ステップS3において、CPU216は、ライブビュー表示を行う。すなわち、CPU216は、画像処理部218で生成された表示用の画像データに基づいて表示部224にライブビュー画像を表示させる。
ステップS4において、CPU216は、1stレリーズスイッチがオンされているか否かを判定する。1stレリーズスイッチは、例えばユーザによるレリーズボタンの半押し操作に応答してオンするスイッチである。ステップS4において1stレリーズスイッチがオンされていないと判定されたときには、処理はステップS1に戻る。この場合、ライブビュー表示が繰り返される。ステップS4において1stレリーズスイッチがオンされたと判定されたときには、処理はステップS5に移行する。
ステップS5において、CPU216は、AF用の画像データを取り込む。この際、CPU216は、撮像素子208によるAF用の露光動作を開始する。AF用の露光動作における露光時間は、ライブビュー表示用の露光動作における露光時間と異ならせてよい。また、AF用の露光動作においては、画素信号は、焦点検出画素のみから読み出されるものであってよい。
ステップS6において、焦点検出回路222は、焦点検出画素から取得された画素データを用いた公知の位相差方式によってフォーカスレンズ1021の合焦位置に対するピントずれ方向及びピントずれ量を算出する。
ステップS7において、CPU216は、フォーカスレンズ1021が合焦状態であるか否かを判定する。合焦状態であるか否かの判定は、例えばピントずれ量が予め定められた許容範囲内であるか否かを判定することによって行われる。ステップS7において、フォーカスレンズ1021が合焦状態であると判定されていないときには、処理はステップS8に移行する。ステップS7において、フォーカスレンズ1021が合焦状態であると判定されたときには、処理はステップS9に移行する。
ステップS8において、CPU216は、ピントずれ方向及びピントずれ量に応じてフォーカスレンズ1021が駆動されるよう、レンズCPU106に対して指示する。この指示を受けて、レンズCPU106は、駆動部104を介してフォーカスレンズ1021を駆動する。その後、処理は、ステップS1に戻る。
ステップS9において、CPU216は、2ndレリーズスイッチがオンされているか否かを判定する。2ndレリーズスイッチは、例えばユーザによるレリーズボタンの全押し操作に応答してオンするスイッチである。ステップS9において2ndレリーズスイッチがオンされていないと判定されたときには、処理はステップS1に戻る。ステップS9において2ndレリーズスイッチがオンされていると判定されたときには、処理はステップS10に移行する。
ステップS10において、焦点検出回路222は、動体予測演算を開始する。動体予測演算は、過去の測距結果(フォーカスレンズ1021の駆動位置)の履歴から今回のフォーカスレンズ1021の駆動すべき位置を予測する処理である。動体予測演算の後、処理はステップS11に移行する。
ステップS11において、CPU216は、静止画連写撮影の本露光を行うために、メカシャッタ202の動作を開始させる。このメカシャッタ202の動作は、本露光の前後のメカシャッタ202の開閉動作と、本露光の後でライブビュー用及びAF用の露光動作を開始するためのメカシャッタ202の全開動作とを含む。CPU216は、まず、メカシャッタ202を全閉状態とするように駆動部204の制御信号を切り替える。そして、ステップS16で本露光を行った後に、CPU216は、メカシャッタ202を全開状態とするように駆動部204を制御する。
ステップS12において、CPU216は、レンズ側記憶部108に記憶されているレンズ情報を参照することにより、絞り1022が高速駆動可能な絞りであるか否かを判定する。ステップS12において、絞り1022が高速駆動可能な絞りであると判定されたときには、処理はステップS13に移行する。ステップS12において、絞り1022が高速駆動可能な絞りでないと判定されたときには、処理はステップS15に移行する。
ステップS13において、CPU216は、フォーカスレンズ1021及び絞り1022の駆動を遅らせるためのタイマを発動させる。ここでのタイマは、例えば10msのタイマである。ステップS13において、タイマの発動後、処理はステップS14に移行する。タイマの設定が10msであるのは、露光動作のフレームレートが120fpsであるためである。後で詳しく説明するが、露光動作のフレームレートが120fpsであれば、フォーカスレンズ1021及び絞り1022の駆動を10msだけ遅らせることにより、1回分の追加の露光動作を行うことが可能である。タイマの設定は、露光動作のフレームレート等の条件によって適宜変更され得る。
ステップS14において、焦点検出回路222は、ピントずれ量演算を行う。ピントずれ量演算として、焦点検出回路222は、例えばAF用の露光動作によって焦点検出画素から取得された画素データを用いて公知の位相差方式によってフォーカスレンズ1021の合焦位置に対するピントずれ方向及びピントずれ量を算出する。そして、焦点検出回路222は、算出したピントずれ方向及びピントずれ量に基づいて駆動すべきフォーカスレンズ1021のレンズ位置を算出する。なお、ステップS14においてAE用の露光量演算を行うようにしてもよい。なお、ステップS13のタイマ発動は、後述するように、メカシャッタ動作の所定のタイミングに同期させるので、ステップS14のピントずれ量検出の順序は入れ換わってもよい。ステップS13にて発動したタイマが10msを計時すると、処理はステップS15に移行する。
ステップS15において、CPU216は、レンズCPU106に対してフォーカスレンズ1021及び絞り1022を同時駆動させるように指示する。ここで、ステップS15においては、AE用の露光量演算等で予め決定された静止画連写撮影に必要な開口量まで絞り1022を絞り込む駆動を行うように指示が行われる。
ステップS16において、CPU216は、本露光を開始させる。本露光は、記録用の画像データを取得するための露光動作である。本露光において、CPU216は、予め決定された静止画連写撮影に必要な露光期間だけメカシャッタ202を開閉させるように駆動部204を制御する。そして、CPU216は、露光期間中に撮像素子208の撮像動作を開始する。露光期間の終了後、撮像制御回路210は、撮像素子208の各画素からの画素信号を読み出す。画素信号の読出し後、画像処理部218は、焦点検出画素の画素出力の補正及びその他の記録用の画像データを生成するための処理を行う。画像処理の完了後に画像圧縮展開部220は、記録用画像データを圧縮する。圧縮の完了後、CPU216は、圧縮された記録用画像データを画像ファイルとして記録媒体232に記録する。
ステップS17において、CPU216は、ユーザによって2ndレリーズスイッチがオフされているか否かを判定する。ステップS17において2ndレリーズスイッチがオフされていないと判定されたときには、処理はステップS18に移行する。ステップS17において2ndレリーズスイッチがオフされていると判定されたときには、処理はステップS21に移行する。
ステップS18において、CPU216は、レンズCPU106に対して絞り1022を駆動させるように指示する。ここで、ステップS18においては、ライブビュー用の露光及びAF用の露光に必要な開口量(例えば開放絞り)まで絞り1022を開放する駆動を行うように指示が行われる。ステップS17−S18の処理は、ステップS16の本露光後の画素信号の読出しと並列に行われてもよい。このような並列処理により、本露光の間のライブビュー画像の表示時間を延ばすことが可能である。
ステップS19において、CPU216は、ライブビュー用の露光動作とAF用の画像データを取り込む。この際、CPU216は、撮像素子208の撮像モードを変更する。すなわち、CPU216は、通常のフレームレートの撮像モードから、ライブビュー表示用の露光動作とAF用の露光動作とを繰り返すための高速のフレームレート(例えば120fps)の撮像モードに遷移させる。撮像モードを遷移させた後、CPU216は、撮像素子208によるライブビュー用の露光動作とAF用の露光動作とを交互に行う。露光動作の回数は、静止画連写撮影における本露光の間隔やメカシャッタ202の機械的な制約等によって決定される。
ステップS20において、焦点検出回路222は、AF用の露光動作の終了毎に焦点検出画素から取得された画素データを用いて公知の位相差方式によってフォーカスレンズ1021の合焦位置に対するピントずれ方向及びピントずれ量を算出する。CPU216は、ライブビュー用の露光動作の終了毎にライブビュー表示を行う。ステップS20の処理後、処理はステップS10に戻る。そして、次の本露光用の処理が行われる。
ステップS21において、CPU216は、カメラ本体200の電源をオフするか否かを判定する。例えば、ユーザの操作部206の操作によって電源のオフが指示された場合又は所定時間のユーザの操作部206の操作がない場合には電源をオフすると判定される。ステップS21において、カメラ本体200の電源をオフしないと判定されたときには、処理はステップS1に戻る。ステップS21において、カメラ本体200の電源をオフすると判定されたときには、処理は終了する。
以下、図3を参照して静止画連写撮影動作についてさらに詳しく説明する。図3は、静止画連写撮影動作中のタイミングチャートである。図3は、静止画連写撮影が10コマ/s(1コマ当たり100ms)で行われる例を示している。ここで、図3は、AF用の露光動作とライブビュー用の露光動作のそれぞれのフレームレートが120fpsである例を示している。
また、図3のタイミングチャートにおける「シャッタ幕」は、メカシャッタ202の先幕及び後幕の走行状態を示している。図3において、実線は先幕の走行状態を示し、破線は後幕の走行状態を示している。また、「シャッタ幕」におけるハイ(H)は対応するシャッタ幕の走行後であることを示し、ロー(L)は対応するシャッタ幕が走行前の初期位置であることを示している。
図3のタイミングチャートにおける「シャッタ状態」は、メカシャッタ202の全体としての開閉の状態を示している。図3では、「シャッタ状態」における「開」はメカシャッタ202が全開であることを示し、「閉」はメカシャッタ202が全閉であることを示す。
また、図3のタイミングチャートにおける「撮像」の上部は、撮像素子208の動作の状態を示している。図3のタイミングチャートにおける「撮像」の下部は、AF用の画像信号の読出しのタイミング及びライブビュー用の画像信号の読出しの状態を示している。実線はAF用の画像信号の読出しのタイミングを示し、破線はライブビュー用の画素信号の読出しのタイミングを示している。また、各状態における0Hは最初の行の画素信号の読出しタイミングであることを示し、LastHは最後の行の画素信号の読出しタイミングであることを示している。
図3のタイミングチャートにおける「AE・AF」は、AE用の露光量演算及びAF用のピントずれ量演算のタイミングを示している。
図3のタイミングチャートにおける「レンズ駆動(絞り高速駆動可能レンズ)」は、高速駆動が可能な絞りを有する交換式レンズ100のフォーカスレンズ1021及び絞り1022の駆動のタイミングを示している。図3のタイミングチャートにおける「レンズ駆動(絞り高速駆動不可レンズ)」は、高速駆動が不能な絞りを有する交換式レンズ100のフォーカスレンズ1021及び絞り1022の駆動のタイミングを示している。
本露光の直前においてはステップS11のシャッタ動作処理によってメカシャッタ202は全閉状態になる。この後のステップS16において、CPU216は本露光を行う。本露光の際に、CPU216は、先幕、後幕の順で走行させるように駆動部204を制御し、駆動部204は、対応するシャッタ幕を走行させる。先幕と後幕との走行開始のタイミングは、AE用の露光量演算の結果によって決定され、このタイミングを変えることによって撮像素子208の露光時間は変化する。
メカシャッタ202の動作中において撮像素子208は、後幕遮光待ちの状態となっている。このとき撮像素子208は、CPU216の制御の下で露光動作を行う。後幕の走行が完了すると撮像素子208は遮光される。この後、画素信号の読出しが行われる。画素信号の読出しの開始から所定期間(図3の撮像読出し期間)の期間中又は経過後に、CPU216は、後幕の初期位置Lまで後幕を復帰させるように駆動部204を制御し、駆動部204は、後幕を初期位置Lまで復帰させる。このようなメカシャッタ202の制御と平行して、CPU216は、ステップS18において絞り1022を所定開口量(例えば開放絞り)まで駆動するようにレンズCPU106に指示する。
画素信号の読出しが完了すると、CPU216は、撮像素子208の撮像モードを高速フレームレート(120fps駆動)へ遷移させる。撮像モードを遷移させた後、撮像素子208、メカシャッタ202及び絞り1022の機械的な制約によって定められた所定時間(図3の例では5ms)が経過したときに、CPU216は、撮像素子208によるAF用の露光動作とライブビュー用の露光動作とを交互に行う露光動作を開始する。AF用の露光動作の後、焦点検出回路222は、ピントずれ量演算及び動体予測演算を行う。また、ライブビュー用の露光動作の後、CPU216は、取得したライブビュー用の画像データを読み出してライブビュー表示を行う。
後幕を初期位置Lへ復帰させた後の所定期間の終了後に、CPU216は、先幕を初期位置Lに移動させるように駆動部204を制御し、駆動部204は、先幕を初期位置Lまで復帰させる。この所定期間は、LV取得期間及び全開期間によって定められる。LV取得期間は、ライブビュー用の露光動作を実施する期間である。また、全開期間は、メカシャッタ202を全開としておく期間である。これらのLV取得期間及び全開期間は、フォーカスレンズ1021、絞り1022、メカシャッタ202等の機械的な制約、静止画連写撮影動作の要求される連写枚数等の各種の条件に応じて設定される。なお、全開期間は、AF用の露光動作又はLV用の露光動作を1回以上は行うことができる期間として設定される。
絞り1022が高速駆動不能な絞りであるときには、CPU216は、先幕を初期位置Lへの移動を開始させるのと同期して、フォーカスレンズ1021及び絞り1022を同時駆動するようにレンズCPU106に指示する。一方、絞り1022が高速駆動可能な絞りであるときには、CPU216は、先幕の初期位置Lへの移動を開始してからタイマによって計時される所定時間(例えば10ms)の経過後に、フォーカスレンズ1021及び絞り1022を同時駆動するようにレンズCPU106に指示する。
フォーカスレンズ1021及び絞り1022の駆動完了後、CPU216は、次の本露光を行う。その後、2ndレリーズスイッチがオフされるまで図3の動作が繰り返される。
図3の例では、LV取得期間中にAF用の露光動作、ライブビュー用の露光動作の順で露光動作が繰り返される。AF用の露光動作をライブビュー用の露光動作よりも先にすることにより、1stレリーズ操作の直後のAFの応答性を向上させることができるとともに、静止画連写速度を向上させることも可能である。
また、本実施形態では、メカシャッタ202が全開になる前からAF用の露光動作を行うようにしているが、ピントずれ量演算及び動体予測演算についてはメカシャッタ202が全開になってから取得した画像データに基づいて行われる。これは、動体予測演算に、露光条件の異なる複数の画像データに基づいて算出されたレンズ位置が混在しないようにするためである。AF用の露光動作は、メカシャッタ202が全開になってから開始されるようになっていてもよい。また、全開する前のAF用露光動作の画像データを使用してコントラストや信頼性の判定を行い、全開後に取得するAF用露光動作の画像データの処理方法を変更してもよい。
全開期間中の画像データのみを用いてピントずれ量演算及び動体予測演算を行うこととすると、図3の高速駆動不能な絞り1022の場合、全開期間中に1回しかAF用の露光動作が行われないので、ピントずれ量演算も本露光の間に1回(図3の演算1のタイミング)しか行うことができないことになる。
一方、高速駆動可能な絞り1022の場合、絞り1022の駆動開始を遅らせることにより、メカシャッタ202がほぼ全開の期間中にさらに1回のAF用の露光動作を行うことが可能になる。これにより、演算1の後のタイミングの演算2を行うことが可能になる。
図4は、本実施形態における動体予測演算について説明するための図である。図4の横軸は経過時間を示し、図4の縦軸はレンズ位置の変化を示している。図4のタイミングt1、t2、t3、t4は、演算1のタイミングを示している。図4のタイミングt1´、t2´、t3´、t4´は、演算2のタイミングを示している。
図3の高速駆動不能な絞り1022の場合、1回の本露光の間に1回しかAF用の露光動作が行われないので、ピントずれ量演算及び動体予測演算も本露光の間に1回しか行われない。このため、タイミングt4の演算1での動体予測演算には、タイミングt1、t2、t3において得られたレンズ位置y1、y2、y3と、タイミングt4において得られたレンズ位置が使用される。そして、この演算1の結果により、本露光のときに駆動すべきレンズ位置y4が算出される。
一方、高速駆動可能な絞り1022の場合、1回の本露光の間に2回のAF用の露光動作を行うことができる。ただし、図3の例では、絞り1022の駆動速度は、演算2の終了前に駆動を開始させる必要のある程度の駆動速度である。したがって、演算2において得られたレンズ位置はそのときのフォーカスレンズ1021の駆動に反映させることはできない。演算2において得られたレンズ位置は、次回の演算1における動体予測演算に用いられる。例えばタイミングt4の演算1での動体予測演算には、タイミングt1、t1´、t2、t2´、t3、t3´において得られたレンズ位置y1、y1´、y2、y2´、y3、y3´と、タイミングt4において得られたレンズ位置が使用される。そして、この演算1の結果により、本露光のときに駆動すべきレンズ位置y4が算出される。このように、高速駆動可能な絞りの場合には、動体予測演算に用いられるレンズ位置を増やすことが可能である。これにより、動体予測性能は向上する。
また、本実施形態では、メカシャッタ202が全開になる前からライブビュー用の露光動作が行われる。メカシャッタ202が全開になる前の露光動作で得られる画像は暗くなる。しかしながら、ある程度に暗い画像であってもユーザによるフレーミングには使用され得る。したがって、本実施形態では可能な限りにライブビュー画像の取得期間(図3のLV取得期間)を長くとれるようにして、ユーザが動きのある被写体を容易に捉えることができるようにしている。図3の例では、少なくとも図3のフレーム(1)、(2)、(3)を、ライブビュー表示に用いることが可能である。
さらに、本実施形態では、高速駆動可能な絞り1022を交換式レンズ100が有しているときには、絞り1022の駆動を遅らせるようにしている。これにより、メカシャッタ202がほぼ全開の期間中にさらに1回のライブビュー用の露光動作を行うことが可能になる。これにより、さらにフレーム(4)をライブビュー表示に用いることが可能である。
図5は、図3の例における高速駆動可能な絞りと高速駆動不能な絞りとの像消失率を比較して示した図である。ここで、ライブビュー表示のフレームレートは120fpsであるとする。高速駆動不能な絞りの場合には、ライブビュー用の露光動作によってフレーム(1)、(2)、(3)からなる3フレームの画像が取得される。この場合、像表示時間は、(1/120×3)=25(ms)になる。例えば、静止画連写撮影が10コマ/sで行われるとすると、連写間隔は100(ms)であるから、像消失率(コマ間の時間とライブビュー表示が行われなくなる時間との割合)は75(%)になる。一方、高速駆動可能な絞りの場合には、ライブビュー用の露光動作によってフレーム(1)、(2)、(3)、(4)からなる4フレームの画像が取得される。この場合、像表示時間は、(1/120×4)=33.3(ms)になる。例えば、静止画連写撮影が10コマ/sで行われるとすると、像消失率は67(%)になる。このように、本実施形態では高速駆動可能な場合に絞りの駆動を遅らせることによってライブビュー表示の時間を延ばし、これによって像消失率を改善することが可能である。
以上説明したように本実施形態によれば、絞り1022の駆動速度に応じて絞りの駆動開始の制御している。これにより、静止画連写中のライブビュー表示時間を延ばすことが可能である。また、静止画連写中の動体予測性能も向上させることが可能である。
[変形例]
以下、本実施形態の変形例を説明する。前述した実施形態では、CPU216は、絞り1022の駆動完了が本露光の開始タイミングに合うように絞り1022の駆動開始を遅らせている。しかしながら、絞り1022の駆動完了は本露光の開始タイミングと必ずしも合わせる必要はない。すなわち、CPU216は、絞り1022の駆動完了を本露光の開始タイミングよりも早くするように絞り1022の駆動開始を遅らせるものであってもよい。
前述した本実施形態では、絞り1022の駆動速度の情報として、高速駆動可能な絞りであるか否かを示す1ビットのフラグをレンズ側記憶部108記憶させておく例が示されている。この他に、絞り1022の実際の駆動速度の情報をレンズ側記憶部108に記憶させておくこともできる。例えば、開放絞り(例えばF2.0)から所定の開口量(例えばF8.0やF16.0)まで駆動するのにかかる時間を駆動速度の情報として記憶させておくようにしてもよい。この場合、幾つかの代表的な開口量に相当する時間情報のみを記録しておき、その間の開口量については直線補間によって取得できるようにしてもよい。
絞り1022の実際の駆動速度の情報をレンズ側記憶部108に記憶させておく構成の場合、絞り1022の駆動速度に応じて絞り1022の駆動開始のタイミングを設定することが可能である。すなわち、露光量演算によって得られた開口量までの駆動にかかる時間が動体予測演算の完了からメカシャッタ202の全閉までの時間よりも短いときには、その時間差分だけ絞り1022の駆動開始を遅らせることができる。例えば、露光量演算によって得られた開口量がF8.0であり、交換式レンズ100は、開放絞りからF8.0までの駆動に30ms必要な絞り1022を有しているとする。また、メカシャッタ202の全閉動作に40msかかるとする。このとき、CPU216は、メカシャッタ202の駆動開始から10ms経過後にフォーカスレンズ1021と絞り1022とを同時駆動するようにレンズCPU106に指示する。これにより、露光動作のフレームレートが120fpsであれば、メカシャッタ202が全閉するまでの10msの間にもう1フレーム分の露光動作を行うことが可能となる。この結果、LV取得期間をさらに延ばすことが可能になる。
前述の例は、フォーカスレンズ1021と絞り1022とは同じ速度で駆動可能であることを前提としている。実際には、フォーカスレンズ1021と絞り1022とは同じ速度で駆動可能であるとは限らない。この場合、フォーカスレンズ1021及び絞り1022の駆動開始のタイミングは、駆動速度の遅いほうによって制限される。例えば、動体予測演算の結果に基づいてフォーカスレンズ1021を駆動するのに30msかかり、絞り1022を駆動するのに25msかかるとする。前述と同様にメカシャッタ202の全閉動作に40msかかるとすると、絞り1022だけの駆動であれば15msだけ駆動開始を遅らせることが可能である。しかしながら、フォーカスレンズ1021の駆動時間も確保する必要があるため、絞り1022の駆動開始のタイミングも10msだけ遅らせる。
フォーカスレンズの駆動速度の情報は、例えばレンズ側記憶部108に予め記憶される。例えば、所定のレンズ位置まで駆動するのにかかる時間がフォーカスレンズの駆動速度の情報として記憶され得る。また、同期周波数の高いフォーカスレンズは応答性のよいフォーカスレンズと言える。したがって、フォーカスレンズの駆動速度の情報を交換式レンズ100(フォーカスレンズ1021)の同期周波数と対応付けしておくことにより、フォーカスレンズの駆動速度の情報として同期周波数を記憶させておくこともできる。例えば、過去及び将来のレンズの性能とカメラシステム1としての狙いの動体追従性能(ライブビュー表示期間の長さと動体予測の精度)とを考慮して、フォーカスレンズの駆動速度とフォーカスレンズの同期周波数とを、図6のようにして対応付けておくことができる。
また、図3は、演算2の完了前に絞り1022の駆動を開始している例を示している。フォーカスレンズ1021及び絞り1022の駆動速度が十分に速いときには、図7に示すように、演算2の完了後にフォーカスレンズ1021及び絞り1022の同時駆動を開始させることができる。この場合、図8に示すように、演算2のタイミングで動体予測演算を行うことが可能になる。これにより、動体予測性能はより向上する。
また、図3及び図7は、フォーカスレンズ1021及び絞り1022を同時駆動する例を示している。しかしながら、フォーカスレンズ1021と絞り1022とは必ずしも同時駆動する必要はない。例えば、フォーカスレンズ1021の駆動速度が速く、絞り1022の駆動速度が遅いときには、図9に示すように、フォーカスレンズ1021の駆動開始タイミングだけを遅らせるようにしてもよい。図9のように、演算2の完了後にフォーカスレンズ1021の駆動を開始させることができるのであれば、演算2のタイミングで動体予測演算を行うことが可能になる。一方、図9の例ではフレーム(4)のタイミングではメカシャッタ202が閉じられ始めているが、前述したように、ある程度に暗い画像であってもユーザによるフレーミングには使用され得る。したがって、フレーム(4)の画像もライブビュー表示に用いることが可能である。
また、前述の例では、AF用の露光動作及び画素信号の読出しとライブビュー用の露光動作及び画素信号の読出しとは1フレーム毎に交互に行われる。これに対し、本実施形態の技術は、撮像素子208の撮像モードが後半読出しモードである場合に対しても適用される。後半読出しモードとは、図10に示すように、1フレーム内でAF用の露光動作とライブビュー用の露光動作とを1行ずつ同時に行い、それぞれの水平期間の前半においてAF用の画素信号を読出し、それぞれの水平期間の後半においてライブビュー用の画素信号を読み出す撮像モードである。図10の例であっても、フォーカスレンズ1021の駆動開始タイミングを遅らせることによって、AF用の露光動作とライブビュー用の露光動作の回数をそれぞれ1回ずつ増やすことが可能である。図10では、絞り1022は高速駆動不能な絞りである。絞り1022が高速駆動可能な絞りであれば、絞り1022の駆動開始タイミングも遅らせるようにしてもよい。
また、前述した例は、絞り1022の駆動速度は可変ではない例を示している。これに対し、本実施形態の技術は、絞り1022の駆動速度を低速(通常)から高速に切換えることができる絞り1022を交換式レンズ100が有している例にも適用される。このような絞り1022では、例えば1stレリーズスイッチのオン前の撮影待機状態において絞り1022を低速駆動する。これにより、撮影待機状態における絞り1022の駆動音は低減される。
図11A及び図11Bは、駆動速度を切り替え可能な絞り1022を有するカメラシステム1による静止画連写撮影動作を示すフローチャートである。なお、図11A及び図11Bにおいて、図2A及び図2Bと共通する処理については、図2A及び図2Bと共通のステップ符号を付すことで説明を省略する。すなわち、図11A及び図11Bは、ステップS4でNOのときとステップS9でNOのときにステップS22−S26の処理が行われる点が図2A及び図2Bと異なる。したがって、以下ではステップS22−S26の処理のみを説明する。
ステップS22において、CPU216は、絞り設定指示をするか否かを判定する。ステップS22においては、通常速度での絞り1022の駆動が必要なときに絞り設定指示をすると判定される。ステップS22において、絞り設定指示をすると判定されたときに、処理はステップS23に移行する。ステップS22において、絞り設定指示をしないと判定されたときに、処理はステップS25に移行する。
ステップS23において、CPU216は、絞り1022を通常速度で駆動するようにレンズCPU106に対して絞り制御コマンドを発行する。これにより、レンズCPU106は、絞り1022を通常速度で駆動する。
ステップS24において、CPU216は、速度切換え用タイマを発動させる。ここでのタイマは、所定時間(例えばライブビュー用の露光動作の10フレーム分の時間)を計るタイマである。タイマの設定は適宜変更される。速度切換え用タイマを発動後、処理はステップS1に移行する。
ステップS25において、CPU216は、タイマの発動から所定時間が経過したか否かを判定する。ステップS25において、タイマの発動から所定時間が経過していないと判定されたときには、処理はステップS1に移行する。ステップS25において、タイマの発動から所定時間が経過したと判定されたときには、処理はステップS26に移行する。
ステップS26において、CPU216は、レンズCPU106に対して絞り高速切換えコマンドを発行する。この絞り高速切換えコマンドを受けた後、CPU216からの非同期の絞り1022の駆動指示を受けたときに、レンズCPU106は絞り1022を高速駆動する。ステップS26において、絞り高速切換えコマンド送信が実行された後で、処理はステップS1に移行する。
図12は、ステップS22−S26の処理を説明するための図である。図12は、上から1stレリーズスイッチの状態、2ndレリーズスイッチの状態、本露光のタイミング、絞り駆動時の駆動速度、レンズCPU106へのコマンドの状態を示している。レンズCPU106へのコマンドのうち、細線は絞り制御コマンドであることを示し、太線は速度切換えコマンドであることを示している。
図12において、1stレリーズスイッチがオフされている撮影待機状態では、絞り1022は通常速度で駆動される。例えば1stレリーズスイッチがオンされることで処理が割り込まれると、絞り制御コマンドの発行から所定時間が経過して絞り高速切換えコマンドがレンズCPU106に送信される。このとき、2ndレリーズスイッチがオンされた後の本露光の前後では絞り1022は高速駆動されることになる。一方、2ndレリーズスイッチがオンされなければ、処理はステップS1に戻るので、必要に応じて絞り1022は通常速度で駆動されることなる。
図12のような処理では、レリーズタイムラグに影響のない2ndレリーズスイッチのオン前に絞り高速切換えコマンドを発行することができる。このため、2ndレリーズスイッチのオンの直後にレンズCPU106に対して絞り高速切換えコマンドを発行する必要がなくなる。この結果、2ndレリーズスイッチのオンの直後にレンズCPU106に対して絞り高速切換えコマンドを発行することによるレリーズタイムラグを削減することが可能である。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。また、前述の各動作フローチャートの説明において、便宜上「まず」、「次に」等を用いて動作を説明しているが、この順で動作を実施することが必須であることを意味するものではない。
また、上述した実施形態による各処理は、CPU216に実行させることができるプログラムとして記憶させておくこともできる。この他、メモリカード、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の外部記憶装置の記憶媒体に格納して配布することができる。そして、CPU216は、この外部記憶装置の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行することができる。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
1 カメラシステム、100 交換式レンズ、102 撮影レンズ、104 駆動部、106 レンズCPU、108 レンズ側記憶部、110 インターフェイス(I/F)、200 カメラ本体、202 メカシャッタ、204 駆動部、206 操作部、208 撮像素子、210 撮像制御回路、212 アナログ処理部、214 アナログデジタル変換部(ADC)、216 CPU、218 画像処理部、220 画像圧縮展開部、222 焦点検出回路、224 表示部、226 バス、228 RAM、230 本体側記憶部、232 記録媒体、1021 フォーカスレンズ、1022 絞り。

Claims (11)

  1. 撮影レンズと、
    前記撮影レンズを通過した光束を受光して撮像信号を生成する撮像素子と、
    前記撮影レンズを通過して前記撮像素子で受光される光束を規制する絞りと、
    前記絞りを駆動する駆動部と、
    静止画連写撮影を行うとともに、前記静止画連写撮影の各本露光の間にライブビュー画像を表示部に表示させる制御部と、
    を具備し、
    前記制御部は、前記静止画連写撮影における各本露光の間の前記ライブビュー画像の表示中において前記駆動部によって行われる前記本露光のための前記絞りの駆動の開始タイミングを、前記絞りの駆動速度に応じて制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御部は、前記絞りの駆動速度が所定値よりも速い場合に、前記絞りの駆動の開始タイミングを遅らせることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記所定値は、1フレームの前記ライブビュー画像のための露光動作に必要な時間と対応した前記絞りの駆動速度であり、
    前記絞りの駆動の開始タイミングを遅らせる時間は、前記1フレームの前記ライブビュー画像のための露光動作に必要な時間よりも長いことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御部は、前記本露光の開始タイミングに一致させるか又は前記本露光の開始タイミングよりも早いタイミングで前記絞りの駆動が完了するように、前記絞りの駆動の開始タイミングを制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮影レンズに含まれるフォーカスレンズを有し、
    前記制御部は、前記撮像素子を動作させて前記静止画連写撮影の間に実行されるオートフォーカスのための露光動作を制御し、前記オートフォーカスのための露光動作により取得された画像データに基づいて前記フォーカスレンズの移動を制御し、
    前記絞りの制御動作の開始タイミングに合わせて前記フォーカスレンズの移動を開始するように制御することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御部は、前記ライブビュー画像のための露光動作と前記オートフォーカスのための露光動作とを交互に行うことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御部は、前記ライブビュー画像のための露光動作と前記オートフォーカスのための露光動作とを同一のフレームで行うことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  8. 前記絞りは、駆動速度を変更できるように構成されており、
    前記制御部は、前記絞りの駆動速度の変更の指示を、撮影者による前記本露光の開始指示の前に行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記撮影レンズと前記絞りとは、レンズユニットに設けられ、
    前記レンズユニットは、
    前記絞りの駆動速度に関する情報を記憶する記憶部と、
    前記制御部と通信するレンズ通信部と、
    をさらに有し、
    前記制御部は、前記レンズ通信部を介して前記記憶部から前記絞りの駆動速度に関する情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記絞りの駆動速度に関する情報は、所定値よりも高速又は低速を示す情報である又は前記絞りの所定量の駆動に対応する駆動時間を示す情報であることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記レンズユニットは、
    フォーカスレンズと、
    前記フォーカスレンズの移動を制御するフォーカスレンズ制御部と、
    をさらに有し、
    前記制御部は、前記撮像素子を動作させて前記静止画連写撮影の間に実行されるオートフォーカスのための露光動作を制御し、前記オートフォーカスのための露光動作により取得された画像データに基づいて前記フォーカスレンズ制御部を介して前記フォーカスレンズの移動を制御し、
    前記絞りの制御動作の開始タイミングに合わせて前記フォーカスレンズの移動を開始するように、前記レンズ通信部を介して前記フォーカスレンズ制御部へ指示することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
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