JP6501628B2 - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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本発明は、撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、高速フレームレートで撮像面AF処理を行う撮像装置に関する。
一般に、オートフォーカス(AF)として撮像面AFを用いる撮像装置では、撮像面AF処理のため撮影の際におけるレリーズタイムラグ(シッタータイムラグともいう)が長い。シャッタータイムラグとは、シャッターボタンの半押しによる第1のシャッタースイッチ信号を検出してAF処理を行い、合焦の後シャッターボタンの全押しによる第2のシャッタースイッチ信号を検出してレリーズを行うまでの時間をいう。
このようなシャッタータイムラグを短くするため、例えば、AF処理中においてはフレームレートを高速とするようにした撮像装置がある(特許文献1参照)。そして、特許文献1においては、AF処理中においては、レンズユニットと撮像装置本体との間で送受される情報量を間引いてAF処理中において高速フレームレートを維持するようにしている。
さらに、AF処理中においてフレームレートを高速化するとともに、電子ビューファインダー(EVF)に対して間引きされた画像を出力することによって処理負荷を軽減するようにした撮像装置がある(特許文献2参照)。そして、特許文献2においては、AF処理の直前およびAF処理中においてフレームレートを被写体の明るさに応じて変更するようにしている。
特開2013−25107号公報 特許第4558830号公報
上述のように、特許文献1および2においては、AF処理の際には通常のフレームレートよりも高速のフレームレートを用いて、シャッタータイムラグを短縮するようにしている。
ところで、フレームレートを高くすると、通常のフレームレートに比べて撮像装置の消費電力が増大する。このため、AF処理の後にはフレームレートを通常のフレームレートに切り替える必要がある。そして、フレームレートの切り替えを合焦から撮影までの期間に行うと、フレームレートの切り替えに要する時間分シャッタータイムラグが長くなってしまう。
従って、本発明の目的は、消費電力を抑制して、フレームレートの切り替えによってシャッタータイムラグが長くなることのない撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、光学像に応じた画像を出力する撮像素子を備える撮像装置であって、前記撮像素子を駆動制御してフレームレートを第1のフレームレートと当該第1のフレームレートよりも高速な第2のフレームレートとに選択的に切り替える切り替え手段と、前記画像に応じてAF処理を行う際に前記切り替え手段を制御して前記フレームレートを前記第1のフレームレートから前記第2のフレームレートに切り替え、前記AF処理によって合焦状態となった後に撮影指示があると前記第2のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行って撮影を実行する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による制御方法は、光学像に応じた画像を出力する撮像素子を備える撮像装置の制御方法であって、前記撮像素子を駆動制御してフレームレートを第1のフレームレートと当該第1のフレームレートよりも高速な第2のフレームレートとに選択的に切り替える切り替えステップと、前記画像に応じてAF処理を行う際に前記切り替えステップによって前記フレームレートを前記第1のフレームレートから前記第2のフレームレートに切り替え、前記AF処理によって合焦状態となった後に撮影指示があると前記第2のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行って撮影を実行する制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明による制御プログラムは、光学像に応じた画像を出力する撮像素子を備える撮像装置で用いられる制御プログラムであって、前記撮像装置が備えるコンピュータに、前記撮像素子を駆動制御してフレームレートを第1のフレームレートと当該第1のフレームレートよりも高速な第2のフレームレートとに選択的に切り替える切り替えステップと、前記画像に応じてAF処理を行う際に前記切り替えステップによって前記フレームレートを前記第1のフレームレートから前記第2のフレームレートに切り替え、前記AF処理によって合焦状態となった後に撮影指示があると前記第2のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行って撮影を実行する制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、AF処理によって合焦状態となった後に撮影指示があると高速な第2のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行って撮影を実行する。これによって、消費電力を抑制しつつ、レリーズタイムラグを短縮することができる。
本発明の第1の実施形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示すカメラで行われるフレームレート切り替え処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるカメラで行われるフレームレート切り替え処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の撮像装置は、例えば、デジタルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)であり、撮影レンズユニット(以下単にレンズユニットと呼ぶ)200およびカメラ本体(撮像装置本体)100を有している。
カメラ本体100は、CCD又はCMOSセンサーなどの撮像素子102を有しており、撮像素子102の前面側には、シャッター109が配置されている。レンズユニット200およびシャッター109を介して入射した光学像(被写体像)は撮像素子102に結像する。そして、撮像素子102は光学像に応じた電気信号(アナログ信号)を出力する。
A/D変換器103は、A/D変換によって撮像素子102の出力であるアナログ信号をデジタル信号に変換する。画像処理部103は、A/D変換器103の出力であるデジタル信号に対して所定の画像補間、縮小などのリサイズ処理、および色変換処理を行う。なお、画像処理部103は、メモリ制御部105から送られる画像データに対しても所定の画像補間、リサイズ処理、および色変換処理を行う。
A/D変換器103の出力であるデジタル信号は、画像処理部104およびメモリ制御部105を介して、あるいはメモリ制御部105を介して、メモリ109に画像データとして書き込まれる。メモリ110には、画像データが格納されるとともに、表示部111に表示するための表示用画像データが格納される。この表示用画像データはD/A変換器112によってアナログ画像信号に変換されて、表示部111に画像として表示される。
表示部111に逐次転送された画像を表示することによって、表示部111をEVF(電子ビューファインダー)とし用いることができる。これによって、ユーザはライブビュー撮影を行うことができる。
不揮発性メモリ113は、電気的に消去・記録可能なメモリであって、例えば、EEPROMが用いられる。不揮発性メモリ113には、カメラシステム制御部101の動作用の定数およびプログラムなどが記憶される。そして、カメラシステム制御部101は不揮発性メモリ113に記憶されたプログラムを実行することによって、後述のフローチャートに係る処理を行う。
システムメモリ114は、例えば、RAMである。システムメモリ115には、カメラシステム制御部101の動作用の定数、変数、および不揮発性メモリ113から読み出したプログラムなどが展開される。
システムタイマ115は、各種制御に用いる時間および内蔵された時計の時間を計測する計時部である。タイミングジェネレータ(TG)116は、カメラシステム制御部101の制御下で、撮像素子102、A/D変換器103、メモリ制御部105、およびD/A変換器112にタイミング信号を送る。これによって、撮像素子102の読み出しタイミングとA/D変換器103によるA/D変換のタイミングを同期させる。さらに、メモリ制御部105による表示用画像データの読み出しとD/A変換器112によるD/A変換のタイミングとを同期させる。
撮像素子102の動作速度は可変であって、カメラシステム制御部101はTG116を制御して、撮像素子102の動作速度、つまり、フレームレートを30fps、60fps、又は120fpsなどに選択的に切り替える。
シャッターボタン117を半押し(撮影準備指示)すると、第1のシャッタースイッチ(SW1)がオンとなって、第1のシャッタースイッチ信号SW1がカメラシステム制御部101に送られる。第1のシャッタースイッチ信号SW1に応答して、カメラシステム制御部101は、AF(オートフォーカス)処理およびAE(自動露出)処理などの動作を開始する。
シャッターボタン117を全押し(撮影準備指示)すると、第2のシャッタースイッチ(SW2)がオンとなって、第2のシャッタースイッチ信号SW2がカメラシステム制御部101に送られる。第2のシャッタースイッチ信号SW2に応答して、カメラシステム制御部101は、撮像素子102からの信号読み出しから記録媒体300に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理を開始する。
ユーザは操作部119を用いて、単写モード/連写モードの切り替えなどのカメラの撮影に関する各種設定を行うことができる。記録媒体300は、メモリカードなどの記録媒体であり、例えば、半導体メモリ又は磁気ディスクで構成される。
カメラシステム制御部101はカメラ全体の制御を司る。また、カメラシステム制御部101は、画像処理部104の出力である画像データに応じて、測距部106によってAF(オートフォーカス)処理を行うとともに、測光部107によってAE(自動露出)処理を行う。
測光部107で行われるAE(自動露出)処理には複数の測光モードがある。例えば、評価測光モードでは画像全体が平均的に測光される。部分測光モードでは、画像の中央部に設定された測光エリアに対して重みを付けて測光が行われる。そして、スポット測光モードでは、部分測光モードよりもさらに狭い測光エリアについて大きな重みを付けて測光が行われる。
さらに、カメラシステム制御部101は、フリッカー検知部108によって、画像処理部104の出力である画像データを用いて、50Hz/60Hzのフリッカーを検知する処理を行う。シャッター制御部110は、カメラシステム制御部101の制御下でシャッター109を駆動制御する。
カメラ本体100とレンズユニット200とは、インターフェースであるレンズマウント(図示せず)を介して接続されている。レンズユニット200には、レンズシステム制御部201が備えられ、レンズシステム制御部201はレンズマウントを介してカメラシステム制御部101と通信を行い、レンズユニット200全体を制御する。
レンズユニット200には複数枚のレンズを有するレンズ群202が備えられるとともに、絞り203が備えられている。レンズ駆動部204は、レンズシステム制御部201の制御下で焦点位置合わせ用レンズ(例えば、フォーカスレンズ)を光軸に沿って駆動する。例えば、レンズ駆動量はカメラシステム制御部101からレンズシステム制御部201に送られて、レンズシステム制御部201はレンズ駆動量に応じてレンズ駆動部204を制御してレンズを合焦位置に移動させ合焦状態とする。
絞り駆動部205は、レンズシステム制御部201の制御下で絞り203を制御して絞りを開放方向又は小絞り方向に駆動する。例えば、絞り駆動量は、カメラシステム制御部101からレンズシステム制御部201に送られて、レンズシステム制御部201は絞り駆動量に応じて絞り駆動部205を制御して絞り203を駆動する。
図2は、図1に示すカメラで行われるフレームレート切り替え処理を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、カメラシステム制御部101が不揮発メモリ113に格納されたプログラムをシステムメモリ114に展開して実行することによって行われる。
カメラの電源をオンすると、カメラシステム制御部101はライブビューモードを起動し、フレームレートを通常動作フレームレート(第1のフレームレート、例えば、30fps)とする(ステップS201)。そして、カメラシステム制御部101は、前述のようにして測光を行う(ステップS202)。その後、カメラシステム制御部101はシャッターボタン117が半押しされて(半押し状態)、第1のシャッタースイッチ(SW1)がオンとなったか否かを判定する(ステップS203)。SW1がオフであると(ステップS203において、NO)、カメラシステム制御部101はステップS202の処理に戻って、測光を継続する。
一方、SW1がオンとなると(ステップS203において、YES)、カメラシステム制御部101はフレームレートを通常動作フレームレート(第1のフレームレート)から高速フレームレート(第2のフレームレート、例えば、120fps)に切り替える(ステップS204)。そして、カメラシステム制御部101は、AF処理(測距)を行う(ステップS205)。ここでは、AF処理として、例えば、撮像面AF処理が行われる。
続いて、カメラシステム制御部101はピーク位置が検出済みであるか否かを判定する(ステップS206)。つまり、カメラシステム制御部101は合焦位置が確認されたか否かを判定する。合焦位置が確認されないと(ステップS206において、NO)、カメラシステム制御部101は、ステップS205の処理に戻って、AF処理を継続する。
一方、合焦位置が確認されると(ステップS206において、YES)、カメラシステム制御部101は、前述のように、レンズシステム制御部201によってレンズを合焦位置に駆動する(ステップS207)。
続いて、カメラシステム制御部101は、フリッカー検知部108でフリッカーが検知されたか否かを判定する(ステップS208)。フリッカーが検知されないと(ステップS208において、NO)、カメラシステム制御部101は、測光モードとしてスポット測光モードが設定されているか否かを判定する(ステップS209)。
スポット測光モードが設定されていないと(ステップS209において、NO)、カメラシステム制御部101は測光の結果得られた被写体の輝度が予め設定された輝度閾値以下の低輝度であるか否かを判定する(ステップS210)。そして、被写体の輝度が低輝度でないと(ステップS210において、NO)、カメラシステム制御部101は第2のシャッタースイッチ(SW2)がオンとなったか否かを判定する(ステップS211)。
SW2がオンとなると(ステップS211において、YES)、つまり、撮影指示かあると、カメラシステム制御部101は高速フレームレートにおいて、画像に設定された合焦測距点における測光を1度行う(ステップS212)。そして、測光が完了すると、カメラシステム制御部101は静止画の撮影を行う(ステップS213)。その後、カメラシステム制御部101はフレームレート切り替え処理を終了する。
SW2がオフであると(ステップS211において、NO)、カメラシステム制御部101は、フレームレートを高速フレームレートから通常動作時フレームレートに切り替える(ステップS214)。次に、カメラシステム制御部101は通常動作時フレームレートにおいて、画像に設定された合焦測距点における測光を行う(ステップS215)。そして、カメラシステム制御部101はSW2がオンとなったか否かを判定する (ステップS216)。
SW2がオフであると(ステップS216において、NO)、カメラシステム制御部101はステップS215の処理に戻って測光を継続する。一方、SW2がオンとなると(ステップS216において、YES)、カメラシステム制御部101はステップS213の処理に進む。
なお、フリッカーが検知されると(ステップS208において、YES)、カメラシステム制御部101はステップS214の処理に進んで、フレームレートを高速フレームレートから通常動作時フレームレートに切り替える。同様に、スポット測光モードが設定されていると(ステップS209において、YES)、カメラシステム制御部101はステップS214の処理に進む。また、被写体の輝度が低輝度であると(ステップS210において、YES)、カメラシステム制御部101はステップS214の処理に進む。
ところで、フレームレートを切り替えると、つまり、変化させると、使用可能なシャッタースピードが変化する。その結果、1フレームにおいて撮像素子102から読み出される画素数が変化する。上述のフリッカー検知の判定および被写体輝度の判定は、使用可能なシャッタースピードの変化と関係する。
フリッカーが検知された場合、撮影に使用するシャッタースピードをフリッカーの周波数に応じて限定することによって、フリッカーの影響を軽減させる。この際には、使用するシャッタースピードを、高速フレームレート(120fps)の1フレーム(8.3msec)以上とする場合があるので、フレームレートを高速フレームレートから通常動作時フレームレートに切り替える。なお、合焦後の被写体輝度が低輝度であった場合についても同様である。
また、測光モードの判定は1フレームにおける読み出し可能画素数が関係する。スポット測光のように特定の測光エリアに対して大きな重みづけを行う測光モードにおいては、測光エリアに存在する画素数が多い方が正確な測光を行うことができる。よって、フレームレートを高速フレームレートから通常動作時フレームレートに切り替えれば測光に用いるサンプル数を増やして正確な測光を行うことができる。
なお、図2においては、通常動作時フレームレートを30fpsとし、高速フレームレートを120fpsとしたが、これらのフレームレートに限定されず、通常動作時フレームレート<高速フレームレートであればよい。
さらに、上述の例では、測光モードがスポット測光モードであるか否かを判定するようにしたが、スポット測光モードに限らず、測光エリアが特定の測光エリアに限られ、かつ重み付けが行われる測光モードであればよい。つまり、測光エリアのサイズが所定のサイズ以下である測光モードであればよい。
このように、本発明の第1の実施形態では、合焦の際に第1および第2のシャッタースイッチSW1およびSW2がオンである場合、例えば、撮影の際にシャッターボタンが一気押しされた場合に、撮影までにフレームレートの変更処理を行わない。これによって、レリーズタイムラグを短縮することができる。
さらに、合焦までに第2のシャッタースイッチSW2がオンとなっていない場合には、合焦後に直ちにフレームレートを通常動作時フレームレートに変更する。これによって、消費電力を抑制することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態によるカメラの一例について説明する。なお、第2の実施形態によるカメラの構成は、図1に示すカメラと同様である。
図3は、本発明の第2の実施形態によるカメラで行われるフレームレート切り替え処理を説明するためのフローチャートである。
なお、図示のフローチャートに係る処理は、カメラシステム制御部101が不揮発メモリ113に格納されたプログラムをシステムメモリ114に展開して実行することによって行われる。また、図示のフローチャートにおいて、図2に示すフローチャートのステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS210において、被写体が低輝度でないと、カメラシステム制御部101はレンズを合焦位置に駆動してから所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS311)。所定の時間が経過していないと(ステップS311において、NO)、カメラシステム制御部101は高速フレームレートにおいて、画像に設定された合焦測距点における測光を1度行う(ステップS312)。そして、測光が完了すると、カメラシステム制御部101はSW2がオンとなったか否かを判定する(ステップS313)。
SW2がオフであると(ステップS313において、NO)、カメラシステム制御部101は、ステップS311の処理に戻って所定の時間が経過したか否かを判定する。一方、SW2がオンとなると(ステップS313において、YES)、カメラシステム制御部101は静止画の撮影を行う(ステップS314)。その後、カメラシステム制御部101はフレームレート切り替え処理を終了する。
所定の時間が経過すると(ステップS311において、YES)、カメラシステム制御部101は、フレームレートを高速フレームレートから通常動作時フレームレートに切り替える(ステップS315)。その後、カメラシステム制御部101は、ステップS312の処理に進んで、通常動作時フレームレートにおいて、画像に設定された合焦測距点における測光を1度行う。
なお、フリッカーが検知された場合、スポット測光モードが設定されている場合、又は被写体の輝度が低輝度である場合には、カメラシステム制御部101はステップS315の処理に進む。
このように、本発明の第2の実施形態では、第2のシャッタースイッチSW2がオンとなった否かを判定する際にタイムアウト時間を設ける。第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、レリーズタイムラグを短縮することができ、さらに、消費電力を抑制することができる。
上述の説明から明らかなように、図1に示す例においては、カメラシステム制御部101およびTG116が切り替え手段として機能し、カメラシステム制御部101および測光部106が制御手段として機能する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
また、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 撮像装置本体(カメラ本体)
101 カメラシステム制御部
102 撮像素子
104 画像処理部
106 測距部
107 測光部
108 フリッカー検知部
200 レンズユニット
201 レンズシステム制御部
204 レンズ駆動部

Claims (11)

  1. 光学像に応じた画像を出力する撮像素子を備える撮像装置であって、
    前記撮像素子を駆動制御してフレームレートを第1のフレームレートと当該第1のフレームレートよりも高速な第2のフレームレートとに選択的に切り替える切り替え手段と、
    前記画像に応じてAF処理を行う際に前記切り替え手段を制御して前記フレームレートを前記第1のフレームレートから前記第2のフレームレートに切り替え、前記AF処理によって合焦状態となった後に撮影指示があると前記第2のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行って撮影を実行する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、シャッターボタンが半押し状態である場合に前記AF処理を開始し、前記シャッターボタンが全押しとなると前記撮影指示があったとすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 撮影の際にフリッカーを検知するフリッカー検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記フリッカー検知手段によって前記フリッカーが検知されると、前記切り替え手段を制御して前記フレームレートを前記第2のフレームレートから前記第1のフレームレートに切り替えた後、前記第1のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行って撮影を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、予め定められた測光モードが設定されていると、前記切り替え手段を制御して前記フレームレートを前記第2のフレームレートから前記第1のフレームレートに切り替えた後、前記第1のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行って撮影を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記予め定められた測光モードは、前記画像に設定される測光エリアのサイズが所定のサイズ以下である測光モードであることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記第2のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行った結果得られた輝度が所定の輝度閾値以下であると、前記切り替え手段を制御して前記フレームレートを前記第2のフレームレートから前記第1のフレームレートに切り替えた後、前記第1のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行って撮影を実行することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記合焦状態となった後に前記撮影指示がないと、前記切り替え手段を制御して前記フレームレートを前記第2のフレームレートから前記第1のフレームレートに切り替えた後、前記第1のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行って前記撮影指示があると撮影を実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記AF処理によって合焦状態となってから所定の時間が経過したか否かを判定し、前記所定の時間が経過していないと前記第2のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行った後、前記撮影指示があると撮影を実行することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記所定の時間が経過すると、前記切り替え手段を制御して前記フレームレートを前記第2のフレームレートから前記第1のフレームレートに切り替えた後、前記第1のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行い、前記撮影指示があると撮影を実行することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 光学像に応じた画像を出力する撮像素子を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像素子を駆動制御してフレームレートを第1のフレームレートと当該第1のフレームレートよりも高速な第2のフレームレートとに選択的に切り替える切り替えステップと、
    前記画像に応じてAF処理を行う際に前記切り替えステップによって前記フレームレートを前記第1のフレームレートから前記第2のフレームレートに切り替え、前記AF処理によって合焦状態となった後に撮影指示があると前記第2のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行って撮影を実行する制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  11. 光学像に応じた画像を出力する撮像素子を備える撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    前記撮像素子を駆動制御してフレームレートを第1のフレームレートと当該第1のフレームレートよりも高速な第2のフレームレートとに選択的に切り替える切り替えステップと、
    前記画像に応じてAF処理を行う際に前記切り替えステップによって前記フレームレートを前記第1のフレームレートから前記第2のフレームレートに切り替え、前記AF処理によって合焦状態となった後に撮影指示があると前記第2のフレームレートで得られた画像に応じて測光を行って撮影を実行する制御ステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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