JP6012266B2 - 撮像装置、レンズユニット及び絞り制御方法 - Google Patents

撮像装置、レンズユニット及び絞り制御方法 Download PDF

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本発明は、撮像装置とレンズユニットとの間で通信を行いレンズユニットの絞り制御を行う撮像装置、レンズユニット及び絞り制御方法に関するものである。
従来、レンズユニットを着脱可能な撮像装置(以下、レンズ交換式カメラとする)は、静止画撮影を主たる目的としており、装着されたレンズユニットを制御するための通信方式は、静止画撮影時に適した通信方式が用いられていた。
ところが近年では、レンズ交換式カメラでも動画撮影が可能な製品が望まれており、レンズ交換式カメラにおいて動画撮影時に適したレンズユニットの制御が求められている。
しかしながら、従来のレンズ交換式カメラにおけるレンズユニットとの通信方式は、静止画撮影時に適した通信方式であるため、従来の通信方式を用いたレンズユニットの制御は動画撮影時に適した制御とはいえなかった。
そこで、特許文献1では、動画撮影モード時は静止画撮影モード時より通信量が増大するため、動画撮影モードにおいて複数の通信方式を用いる方法が提案されている。
特開2009−258558号公報
しかしながら、動画撮影モード時は、静止画撮影モード時より通信量が増大するだけでなく、好適な絞り制御も静止画撮影モード時とは異なる。例えば、静止画撮影モード時は、静止画をタイムラグなく撮影するために、静止画撮影指示後に高速で目標とする位置に絞りを移動させることができる絞り制御が適している。一方、動画撮影モード時は、被写体の明るさの変化など撮影状況の変化に連動させて絞りの位置を変化させる絞り制御が適している。そのため、特許文献1に記載されたように動画撮影モードにおいて複数の通信方式を用いたとしても、動画撮影モード時に好適な絞り制御とはならない。
そこで、本発明は、撮像装置とレンズユニットとの間で通信を行いレンズユニットの絞り制御を行う構成で、撮影条件に合わせた好適な絞り制御を行うことができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、絞りを有するレンズユニットが着脱可能な撮像装置であって、被写体を撮像して画像データを取得する撮像手段と、装着されたレンズユニットと通信を行う通信手段と、前記装着されたレンズユニットの前記絞りを制御する場合に、前記通信手段により前記装着されたレンズユニットへ送信する絞り制御情報を設定する設定手段と、を有し、前記設定手段は、前記撮像手段を用いて静止画像を取得する場合は、前記レンズユニットに送信する前記絞り制御情報を前記絞りの駆動量を表す第1の絞り制御情報に設定し、前記撮像手段を用いて動画像を取得する場合は、前記レンズユニットに送信する前記絞り制御情報を前記絞りの目標絞り値を表す第2の絞り制御情報に設定することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係るレンズユニットは、撮像手段を備えた撮像装置に着脱可能なレンズユニットであって、絞りと、前記レンズユニットに装着された撮像装置と通信を行う通信手段と、静止画を撮影する場合に、前記通信手段を介して前記撮像手段から取得した前記絞りの駆動量を表す第1の絞り制御情報に基づいて前記絞りの駆動を制御し、動画を撮影する場合に、前記通信手段を介して前記撮像手段から取得した前記絞りの目標絞り値を表す第2の絞り制御情報に基づいて前記絞りの駆動を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る絞り制御方法は、撮像装置に装着されたレンズユニットが有する絞りを制御する絞り制御方法であって、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段を用いて静止画像を取得する場合は、前記撮像装置から前記レンズユニットへと前記絞りの駆動量に関する情報を送信し、前記撮像手段を用いて動画像を取得する場合は、前記撮像装置から前記レンズユニットへと前記絞りの目標絞り値に関する情報を送信する送信ステップと、前記撮像手段を用いて前記静止画像を取得する場合は、前記送信ステップで前記レンズユニットに送信された前記絞りの駆動量に基づいて前記絞りの駆動を制御し、前記撮像手段を用いて前記動画像を取得する場合は、前記送信ステップで前記レンズユニットに送信された前記目標絞り値となるように前記絞りの駆動を制御する制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置とレンズユニットとの間で通信を行いレンズユニットの絞り制御を行う構成で、撮影条件に合わせた好適な絞り制御を行うことができる。
本発明の実施形態にかかるカメラシステムの構成を示すブロック図。 撮像装置とレンズユニットとの通信線の説明図。 撮像装置とレンズユニットとの静止画撮影時に適した通信方式の説明図。 撮像装置とレンズユニットとの動画撮影時及びLV動作時に適した通信方式の説明図。 レンズユニットの焦点距離の変更に伴う開放絞り値の変化と実効絞り値の変化を示す概略図。 静止画撮影時に適した通信方式を用いたときの絞り制御に関する処理の説明図。 動画撮影時及びLV動作時に適した通信方式を用いたときの絞り制御に関する処理の説明図。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施形態にかかるカメラシステムの構成を示すブロック図である。図1におけるカメラシステムは、撮像装置100に記録媒体200とレンズユニット300とが着脱可能に装着されている。
まず、撮像装置100の構成を説明する。撮像素子14は、レンズユニット300の撮影レンズ310を通過した光を受光して、被写体を撮像する。シャッタ12は、撮像素子14の前方に配置されていて、撮像素子14の露光時間の調節に用いられる。
ミラー130、132は、レンズユニット300の撮影レンズ310を通過した光を反射して光学ファインダ104に導く。光学ファインダ104を覗くことで、ユーザは構図の確認を行うことができる。ミラー130は、静止画撮影時、動画撮影時及び撮像素子14で逐次撮像を行って得られた撮像画像を画像表示部29に逐次表示させるライブビュー動作(LV動作)時には、撮影レンズ310を通過した光が撮像素子14に到達するように光路から退避する。なお、動画撮影時も、撮像素子14で逐次撮像を行って得られた撮像画像を画像表示部29に逐次表示させることは一般的に行われていて、動画撮影時とLV動作時とでは、撮像画像の記録が行われているか否かの点で異なっている。
なお、光学ファインダ104がない構成あるいは光学ファインダ104にレンズユニット300とは異なる光学系を通過した光が導かれる構成であれば、ミラー130、132は必要ない。
A/D変換器16は、撮像素子14から出力されるアナログ信号をデジタル信号にA/D変換する。タイミング発生回路18は、メモリ制御回路22及びシステム制御部50により制御され、撮像素子14、A/D変換器16、システム制御部50に制御信号を供給する。タイミング発生回路18の制御信号はシステム制御部50にも供給されるので、この制御信号からシステム制御部50は撮像制御のタイミングを知ることができる。そして、システム制御部50は、この制御信号に基づいて動画撮影時やLV動作時の垂直同期信号(以下、VD信号)を生成し、動画撮影時やLV動作時ではこのVD信号に同期して撮像素子14や画像処理回路20などを制御する。
画像処理回路20は、A/D変換器16あるいはメモリ制御回路22から出力される画像データに対して画素補間処理や色変換処理などの画像処理を行う。また、画像処理回路20は、撮像素子14から出力されたアナログ信号をA/D変換器16でA/D変換して取得した画像データに基づき積分値を算出する。この積分値は、撮像素子14により光電変換された電気信号の積分値を表すものである。そして、システム制御部50は、動画撮影時やLV動作時には、画像処理回路20で算出された積分値に基づいて被写体の輝度を算出しAE(自動露出)処理を行う。また、システム制御部50は、動画撮影時やLV動作時には、画像処理回路20で各種処理が行われた画像データに基づいて、AF(オートフォーカス)処理を行う。
なお、本実施の形態では、焦点検出部42及び測光部46をそれぞれ備える構成としており、静止画撮影時に、焦点検出部42及び測光部46からの出力を用いてAF処理、AE処理の各処理を行う。しかしながら、静止画撮影時も、動画撮影あるいはLV動作に連続して静止画撮影を行う場合には、画像処理回路20で各種処理が行われた画像データに基づいて、AF処理、AE処理の各処理を行ってもよい。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16から出力される画像データは、画像処理回路20及びメモリ制御回路22を介してあるいは直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24あるいはメモリ30に書き込まれる。
画像表示部29は、例えばTFT LCDから構成されており、撮像素子14で撮像して得られた画像データに基づく撮像画像の表示を行う。なお、動画撮影時やLV動作時には、撮像素子14で逐次撮像を行って得られた画像データに基づく撮像画像を連続して表示することができ、ユーザは、画像表示部29に表示される画像を見て構図の確認を行うことができる。
メモリ30は、撮影した静止画像や動画像を格納するものであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。また、メモリ30は、システム制御部50の作業領域としても使用することが可能である。
圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮/伸長する回路であり、メモリ30に格納された画像データを読み込んで圧縮処理あるいは伸長処理を行い、処理を終えた画像データをメモリ30に書き込む。
シャッタ制御部40は、システム制御部50からの指示に従ってシャッタ12の走行タイミングなどを制御する。
焦点検出部42は、撮影画面内の複数個所で焦点検出を行う焦点検出センサを有していて、焦点検出センサの検出結果を示す焦点検出部42からの出力に基づいて、システム制御部50は位相差検出方式のAF処理を行う。
測光部46は、撮影画面内の複数個所で測光を行う測光センサを有していて、測光センサの測光結果を示す測光部46からの出力に基づいて、システム制御部50はAE処理を行う。
表示部54は、システム制御部50でのプログラムの実行に応じて、動作状態やメッセージ等を文字・画像で表示出力/音声出力する。表示部54は、例えばLCD・LED・発音素子等の組み合わせから構成され、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数(或いは複数)設置されている。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されていてもよい。
シャッタスイッチSW1・62は、操作部70に含まれるシャッタボタンの操作途中でONとなり、シャッタスイッチSW1・62がONとなることで、システム制御部50は、AF処理、AE処理等の撮影準備動作を開始させる。
シャッタスイッチSW2・64は、シャッタボタンの操作完了でONとなり、シャッタスイッチSW2・64がONとなることで、システム制御部50は、撮影動作の一連の処理(露光処理、現像処理、記録処理)を開始させる。露光処理では、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データとして書き込む。現像処理では、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いて行う。記録処理では、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200に書き込む。
操作部70は、静止画撮影を行うためのシャッタボタン、LV動作を開始及び停止させるためのLVボタン、動画撮影を行うための動画ボタン、電源スイッチ、撮影モードを切替えるモードダイヤル等を備える。
インタフェース部90は、撮像装置100と記録媒体200との間のインタフェースを司る。コネクタ92は、記録媒体200のコネクタ206と接続され、撮像装置100を記録媒体200に電気的に接続する。
インタフェース部120は、レンズマウント106内において撮像装置100をレンズユニット300に接続する。コネクタ122は、レンズユニット300のコネクタ322と接続されることで撮像装置100をレンズユニット300に電気的に接続し、撮像装置100とレンズユニット300との通信を可能にする。
レンズユニット300と撮像装置100とで、コネクタ322と122とを介して行う通信は、静止画撮影時に適した通信方式(第1の通信方式)と、動画撮影時やLv動作時に適した通信方式(第2の通信方式)とを有している。システム制御部50は、撮像装置100の動作モードに応じて、静止画撮影時に適した通信方式と動画撮影時やLv動作時に適した通信方式とを切替える。また、システム制御部50は、通信方式の切替えに伴い、レンズユニット300の絞り312を制御するための絞り制御情報として、絞り312の駆動量を表す絞り制御情報と目標とする絞り値(目標絞り値)を表す絞り制御情報とを切替える。
次に、レンズユニット300の構成を説明する。レンズユニット300は、撮像装置100に着脱可能な交換レンズである。絞り312は、開口径を変化させることで撮影レンズ310を通過した光の光量を調節する。
レンズマウント306は、レンズユニット300を撮像装置100に対し機械的に結合するものであり、レンズユニット300を撮像装置100と電気的に接続する各種機能を含む。
インタフェース部320は、レンズマウント306内においてレンズユニット300を撮像装置100に接続する。コネクタ322は、撮像装置100のコネクタ122と接続されることでレンズユニット300を撮像装置100に電気的に接続し、撮像装置100とレンズユニット300との通信を可能にする。
絞り制御部340は、システム制御部50あるいはレンズシステム制御部350からの指示に従って、絞り312を制御する。
レンズ制御部342は、システム制御部50あるいはレンズシステム制御部350からの指示に従って、撮影レンズ310のフォーカシング及びズーミングを制御する。
レンズ操作部74は、撮影レンズの焦点距離を変更するためのズーム環やAFモード選択スイッチ等を有する。AFモード選択スイッチは、レンズ制御部342により撮影レンズ310のフォーカシング制御を自動で行うか否かを切り替えるスイッチである。
レンズシステム制御部350は、レンズユニット300全体を制御する。また、レンズシステム制御部350は、撮像装置100とレンズユニット300との通信方式を判断する。静止画撮影時に適した通信方式と判断した場合、撮像装置100から通知される絞り制御情報は絞り312の駆動量を表す情報(第1の絞り制御情報)であると判断する。そして、通知された絞り制御情報の表す駆動量だけ絞り312を駆動させるように絞り制御部340に指示する。また、動画撮影時やLV動作時に適した通信方式と判断した場合、撮像装置100から通知される絞り制御情報は目標とする絞り値(目標絞り値)を表す情報(第2の絞り制御情報)であると判断する。そして、レンズシステム制御部350は、現在の絞り値から目標とする絞り値に変更するために必要な絞り312の駆動量を演算し、通知された絞り制御情報が表す絞り値となるように演算した駆動量だけ絞り312を駆動させるように絞り制御部340に指示する。
また、動画撮影時やLV動作時に適した通信方式を用いているときには、レンズシステム制御部350は、レンズ操作部74のズーム環の操作などに従って撮影レンズ310の焦点距離が変更され、レンズユニット300の開放絞り値が変化するかを判断する。開放絞り値が変化すると判断した場合は実行絞り値の変化量を演算し、撮影レンズ310の焦点距離の変更に合わせて、絞り312が通知されている目標絞り値となるように演算した変化量に基づいて絞り312を制御する。焦点距離の変更に伴う開放絞り値の変化、及び開放絞り値の変化に応じた絞り制御については後述する。
レンズシステム制御部350は、コネクタ322を介して各種情報をシステム制御部50に送信する。静止画撮影時に適した通信方式においては、システム制御部50からの要求に応じてレンズシステム制御部350が応答する。動画撮影時やLV動作時に適した通信方式においては、撮像装置100が動画撮影やLV動作を行っているときに、VD信号に同期してシステム制御部50とレンズシステム制御部350とが双方向通信し、お互いの状態や命令の確認をする。
記録媒体200は、例えばメモリカード或いはハードディスクから構成される。記録媒体200は、半導体メモリ或いは磁気ディスクから構成される記録部202、撮像装置100とのインタフェースを司るインタフェース部204、撮像装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。
図2は、撮像装置100とレンズユニット300との通信線の説明図である。撮像装置100とレンズユニット300とはコネクタ122と322とを介して三線式同期通信を行っており、図2に示す信号線のうち上の二本がデータ信号線であり、一番下が同期クロック信号線である。Loutはレンズユニット300から撮像装置100への出力信号線である。これは、撮像装置100側では入力信号線になるのでCinと表記される。Linはレンズユニット300側では入力信号線であり、撮像装置100側では出力信号線となりCoutとなる。同期クロックの信号線はレンズユニット300側の表現ではLclk、撮像装置100側ではCclkとなる。この3本の信号線を用いて、静止画撮影時に適した通信方式と動画撮影時及びLV動作時に適した通信方式とを実現する。
図3は、撮像装置100とレンズユニット300との静止画撮影時に適した通信方式の説明図である。図3における各信号線は図2に示した撮像装置100側の各信号線に対応している。
静止画撮影時に適した通信方式では、Busy期間を伴った1バイト単位の通信を制御命令毎に予め定めた必要な回数繰り返して行う。各ビットデータは同期クロック信号の立ち上がりのタイミングでお互いに確定する。静止画撮影時に通信で扱うデータの総量は数バイトが基本で、動画撮影時に通信で扱うデータの総量に比べれば比較的少ない場合が多い。
図4は、撮像装置100とレンズユニット300との動画撮影時及びLV動作時に適した通信方式の説明図である。図4における各信号線は図2に示した撮像装置100側の各信号線に対応している。動画撮影及びLV時は、同期クロック信号を伴った期間Tcと同期クロック信号を伴わない期間Tとで構成され、期間Tcで64バイトの通信を行う。更に、期間Tcと期間Tとを合わせた期間を動画撮影時及びLV動作時の撮像信号の1フレーム期間との同期タイミングとしている。したがって、同期クロック信号を伴わない期間Tがフレームレートにより異なる同期タイミングの調整役となる。各ビットデータは静止画撮影時と同様に同期クロック信号の立ち上がりのタイミングでお互いに確定する。毎フレーム通信を行う必要があるのは、静止画撮影時のように1枚の撮影時に絞り312を正確な位置に合わせるだけでなく、動画撮影時及びLV動作時は常に滑らかに絞り312と撮影レンズ310を制御する必要があるためである。
また、この通信方式を用いているときには前述したように、レンズシステム制御部350は、撮影レンズ310の焦点距離の変更に伴い開放絞り値が変化した場合、絞り312が通知されている目標絞り値となるように絞り312を制御する。
ここで、焦点距離の変更に伴う開放絞り値の変化、及び開放絞り値の変化に応じた絞り制御について図5を用いて説明する。図5は、レンズユニット300の焦点距離の変更に伴う開放絞り値の変化と実効絞り値の変化を示した概略図である。なお、開放絞り値とは、絞り312を開放させたとき(制御端まで開いたとき)に得られる絞り値を表し、実行絞り値とは、現在の絞り312の開口径で得られる絞り値を表している。
図5に示す例では、焦点距離がWideのときの開放絞り値は4,0であり、焦点距離がMiddleのときの開放絞り値は5,0であり、焦点距離がTeleのときの開放絞り値は5,6である。すなわち、焦点距離の変更に伴い開放絞り値が変化している。
ここで、焦点距離がWideで実効絞り値が8,0となる開口径に絞り312を制御している状態から、焦点距離がTele側へ変更されたとする。
焦点距離がWideからMiddleに変更されると、開放絞り値は4,0から5,0に変化する。それに合わせて、現在の絞り312の開口径で得られる実行絞り値は8,0から10,0に変化する。更に焦点距離がMiddleからTeleに変更されると、開放絞り値は5,0から5,6に変化する。それに合わせて、現在の絞り312の開口径で得られる実行絞り値は10,0から11,0に変化する。
以上のように、焦点距離の変更に伴い開放絞り値が変化するので、実行絞り値を維持するためには絞り312の開口径を変化させる必要がある。
静止画撮影時は、一般的に焦点距離の変更が行われてから静止画撮影指示がなされるので、焦点距離の変更後の開放絞り値に基づいて目標とする実効絞り値を得るための絞り駆動量を演算すればよい。そのため、実効絞り値を維持するために焦点距離の変更に合わせて絞り312の開口径を逐次変化させなくてもよい。
一方、動画撮影中やLV動作中は焦点距離を変更させることもよくあり、焦点距離の変更前後で実効絞り値が変化しないように、焦点距離の変更に合わせて絞り312の開口径を変化させる必要がある。そのため、静止画撮影時に適した通信方式のように絞り制御情報として絞り312の駆動量を表す情報を通知する場合、焦点距離が変更されるたびに撮像装置100からレンズユニット300に絞り制御情報を送信しなければならず、通信量が多くなってしまう。
そこで、動画撮影時やLV動作時に適した通信方式では、絞り制御情報として目標とする絞り値を表す情報を撮像装置100からレンズユニット300に送信する。そして、レンズシステム制御部350が、現在の絞り値から目標絞り値に変更するために必要な絞り312の駆動量を演算し、演算した駆動量に基づいて絞り312を駆動させる。こうすることで、焦点距離が変更された場合に撮像装置100からレンズユニット300に新たに絞り制御情報を送信しなくても、焦点距離の変更に合わせてレンズユニット300側で自動的に絞り312の開口径を変化させることができる。
次に、図6を用いて、静止画撮影時に適した通信方式を動画撮影時またはLV動作時に用いた場合の絞り制御に関する処理を説明する。図中のVDは、動画撮影時やLV動作時の垂直同期信号を表し、n〜n+7は、動画撮影時やLV動作時の連続するフレーム期間の一部を表している。また、図6の下方向が時間の経過に対応している。
また、測光演算部は、システム制御部50の測光演算に係る部分を表しているが、絞り制御に関する処理を詳細に説明するためシステム制御部50とは別に表している。本実施形態では、システム制御部50が測光演算部を含んでいる例を説明するが、測光演算部はシステム制御部50とは別に設けられていても構わない。
図6に示すnフレームで、システム制御部50からの要求に応じてレンズシステム制御部350から送信される開放絞り値などに関するレンズ情報をシステム制御部50は取得する。そして、測光演算部は、画像処理回路20が積分値Integを算出するためのレジスタ設定を行う。
次のn+1フレームで、nフレームにおいて撮像素子14で撮像して得られた画像データに基づいて画像処理回路20が積分値Integを算出し、測光演算部は算出された積分値Integを取得する。
次のn+2フレームで測光演算部は、取得しているレンズ情報、積分値Integ、及び、nフレームにおいて撮像素子14で撮像したときの各露出制御値(露光時間Tv、絞り値Av、撮影感度Sv)に基づいて測光演算を行う。なお、ここでの各露出制御値は、nフレームよりも前に行われた前回の制御値演算で求めたもの(第1の露出制御値)である。そして、測光演算により求めた測光値に基づいて制御値演算を行い、新たな露出制御値(第2の露出制御値)を求める。
測光演算では、露光時間Tv、絞り値Av、撮影感度Sv、前回のレンズ情報が示す開放絞り値PreAVEF、今回のレンズ情報が示す開放絞り値AVEFに基づいて、以下の式(1)によりnフレームの輝度CalcBvを求める。
CalcBv=Tv+Av−Sv+(AVEF−PreAVEF) ・・・(1)
式(1)において、前回のレンズ情報が示す開放絞り値PreAVEFと今回のレンズ情報が示す開放絞り値AVEFとの差分を演算することは、実効絞り値の変化量を演算することに相当する。そのため、nフレームの輝度CalcBvは、実効絞り値の変化量に基づいて演算された値となる。
次に、積分値Integ、適正露出時の積分値RefIntegに基づいて、以下の式(2)により輝度差ΔBvを求める。
ΔBv=log2(Integ/RefInteg) ・・・(2)
そして、nフレームの輝度CalcBv、輝度差ΔBvに基づいて、以下の式(3)により輝度(測光値)Bv‘を求める。
Bv‘=CalcBv+ΔBv ・・・(3)
制御値演算では、以上のような測光演算を行い求めた輝度Bv‘に基づいて、不図示のプログラム線図に従って新たな露出制御値を求める。
次のn+3フレームで、測光演算部がn+2フレームで求めた新たな露出制御値のうちの絞り値Avに基づいて、システム制御部50は絞り312の駆動量を駆動量演算を行って求める。
駆動量演算では、システム制御部50が記憶しておいた前回の絞り値PreAv、新たに求めた絞り値Av、前回のレンズ情報が示す開放絞り値PreAVEF、今回のレンズ情報が示す開放絞り値AVEFに基づいて、以下の式(4)により駆動量ΔAvを求める。
ΔAv=Av−PreAv−(AVEF−PreAVEF) ・・・(4)
そして、システム制御部50は、求めた駆動量ΔAvを表す情報を絞り制御情報としてレンズシステム制御部350へ送信する。このように、本通信方式を用いる場合、レンズシステム制御部350は、後述する通信方式を用いる場合のように、絞り312の駆動量を演算しない。
なお、本通信方式では、撮像装置100側からの要求がなければレンズユニット300側からレンズ情報は送信されない。そのため、例えば図6に示すように、n+1フレームでレンズユニット300の焦点距離が変更され開放絞り値が変化したとしても、次に撮像装置100側の要求があるn+4フレームまでは撮像装置100はレンズユニット300の焦点距離の変更を把握できない。すなわち、n+1フレームでレンズユニット300の焦点距離が変更されていても、n+3フレームの駆動量演算では焦点距離の変更に伴う開放絞り値の変化を反映させることはできず、正確な駆動量を求めることはできない。開放絞り値の変化を反映させるためには、更に前述した一連の処理を行う必要があり、開放絞り値の変化が反映されるまでのタイムラグが長くなる。
一方、静止画撮影時には、撮像装置100側で駆動量演算が行われ、レンズユニット300側は絞り312を演算された駆動量に基づいて絞り312を駆動させるだけなので、撮像装置100側の静止画撮影に関わる他の処理のタイミングを制御しやすい。そのため、静止画撮影時、すなわち、静止画撮影のために絞り312を制御する場合、システム制御部50が求めた駆動量ΔAvを表す情報を絞り制御情報としてレンズシステム制御部350へ送信することで静止画撮影に好適な絞り制御を行うことができる。
次に、図7を用いて、動画撮影時に適した通信方式を動画撮影時またはLV動作時に用いた場合の絞り制御に関する処理を説明する。
図中のN〜N+3は、動画撮影時やLV動作時の連続する各フレーム期間の一部を表しており、その他については図6において説明を行ったのでここでの説明は省略する。
図7に示すNフレームで、レンズシステム制御部350から送信される開放絞り値などに関するレンズ情報をシステム制御部50は取得する。そして、測光演算部は、画像処理回路20が積分値Integを算出するためのレジスタ設定を行う。
次のN+1のフレームで、Nフレームにおいて撮像素子14で撮像して得られた画像データに基づいて画像処理回路20が積分値Integを算出し、測光演算部は算出された積分値Integを取得する。
次のN+2フレームで測光演算部は、Nフレームで取得したレンズ情報、積分値Integ、及び、Nフレームにおいて撮像素子14で撮像したときの各露出制御値(露光時間Tv、絞り値Av、撮影感度Sv)に基づいて測光演算を行う。そして、測光演算により求めた測光値に基づいて制御値演算を行い、新たな露出制御値を求める。
本通信方式を用いている際の測光演算では、Nフレームにおいて撮像素子14で撮像したときの露光時間Tv、絞り値Av、撮影感度Svに基づいて、以下の式(5)によりNフレームの輝度Bvを求める。
Bv=Tv+Av−Sv ・・・(5)
次に、積分値Integ、適正露出時の積分値RefIntegに基づいて、前述の式(2)により輝度差輝度差ΔBvを求める。
そして、Nフレームの輝度Bv、輝度差ΔBvに基づいて、以下の式(6)により輝度(測光値)Bv‘を求める。
Bv‘=Bv+ΔBv ・・・(6)
制御値演算では、以上のような測光演算を行い求めた輝度Bv‘に基づいて、不図示のプログラム線図に従って新たな露出制御値を求める。
次のN+3フレームで、測光演算部がN+2フレームで求めた新たな露出制御値のうちの絞り値Av、すなわち、目標絞り値を表す情報を絞り制御情報としてレンズシステム制御部350へ送信する。
その後、レンズシステム制御部350は、システム制御部50から送信された絞り制御情報に基づいて、現在の絞り値から目標絞り値に変更するために必要な絞り312の駆動量を演算する。
以上のように、本通信方式を用いる場合、システム制御部50は、開放絞り値の変化量を用いずに測光演算及び制御値演算を行っている。これは、本通信方式では、焦点距離の変更に伴い開放絞り値及び実効絞り値が変化しても、実効絞り値の変化量に応じてレンズユニット300が自動的に絞り312の開口径を変化させ実効絞り値を維持するからである。実効絞り値が維持されるということは、前回の制御値演算の後に焦点距離の変更があっても、Nフレームにおける絞り値は前回の制御値演算で求めた目標絞り値と等しくなるということであり、測光演算で開放絞り値の変化を考慮する必要がなくなる。
また、システム制御部50は目標絞り値をレンズシステム制御部350に送信するだけであって、絞り312の駆動量演算はレンズシステム制御部350で行われる。すなわち、例えば図7に示すように、N+1フレームでレンズユニット300の焦点距離が変更され開放絞り値が変化した場合、レンズシステム制御部350が目標絞り値と実効絞り値との差を埋めるための駆動量を演算して絞り312を駆動させる。こうすることで、撮像装置100から新たな絞り制御情報が送信されるのを待つことなく、焦点距離の変更に伴う開放絞り値の変化を迅速に反映させることができる。
また、撮像装置100が絞り制御情報を送信するにあたって、目標絞り値を演算するだけでよく絞り312の駆動量を演算しないので、撮像装置100の演算負荷を軽減でき、撮像装置100とレンズユニット300とで高速通信を行う際に有利である。そのため、動画撮影時、すなわち、動画撮影のために絞り312を制御する場合、システム制御部50が求めた目標絞り値を表す情報を絞り制御情報としてレンズシステム制御部350へ送信することで動画撮影に好適な絞り制御を行うことができる。
以上のように、本実施形態では、静止画撮影時と動画撮影時やLV動作時とで異なる絞り制御情報を撮像装置からレンズユニットに送信するようにした。そのため、静止画撮影時や動画撮影時といったそれぞれの撮影条件に合わせた好適な絞り制御を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、静止画撮影時と動画撮影時とで通信方式を切替え、通信方式の切替えに伴って異なる絞り制御情報を送信するようにしたが、通信方式を変更せずに絞り制御情報を変更する構成であっても構わない。
また、ユーザの撮影意図によって好適な絞り制御が異なる場合も想定して、送信する絞り制御情報を操作部70を用いてユーザが切替え可能な構成にしても構わない。
また、上記の実施形態における通信方式は一例であり、上記の実施形態で説明した通信方式以外の通信方式を用いる構成でもよい。
また、撮像装置とレンズユニットとの通信方式を2つの通信方式で切り替える例を説明したが、3つ以上の通信方式を撮影モードや撮影条件に応じて切替える構成であっても、構わない。その場合、各通信方式を用いる撮影モードや撮影条件に応じて、各通信方式でどちらの絞り制御情報を送信するかを設定すればよい。
14 撮像素子
20 画像処理回路
29 画像表示部
50 システム制御部
70 操作部
74 レンズ操作部
100 撮像装置
122 コネクタ
300 レンズユニット
310 撮影レンズ
312 絞り
322 コネクタ
340 絞り制御部
342 レンズ制御部
350 レンズシステム制御部

Claims (11)

  1. 絞りを有するレンズユニットが着脱可能な撮像装置であって、
    被写体を撮像して画像データを取得する撮像手段と、
    装着されたレンズユニットと通信を行う通信手段と、
    前記装着されたレンズユニットの前記絞りを制御する場合に、前記通信手段により前記装着されたレンズユニットへ送信する絞り制御情報を設定する設定手段と、を有し、前記設定手段は、前記撮像手段を用いて静止画像を取得する場合は、前記レンズユニットに送信する前記絞り制御情報を前記絞りの駆動量を表す第1の絞り制御情報に設定し、前記撮像手段を用いて動画像を取得する場合は、前記レンズユニットに送信する前記絞り制御情報を前記絞りの目標絞り値を表す第2の絞り制御情報に設定することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記設定手段は、ライブビュー表示用に動画像を取得する場合、前記レンズユニットに送信する前記絞り制御情報を前記第2の絞り制御情報に設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記絞りの駆動量を演算する駆動量演算手段を有し、
    前記駆動量演算手段は、前記撮像手段を用いて動画像を取得する場合に、前記絞りの駆動量を演算しないことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記駆動量演算手段は、前記撮像手段を用いて静止画像を取得する場合に、前記絞りの駆動量を演算することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記設定手段は、前記撮像手段を用いて静止画像を取得する場合であって前記レンズユニットの焦点距離が変更された場合は、当該変更後の焦点距離に応じて変更された前記絞り駆動量を前記第1の絞り制御情報に設定し、前記撮像手段を用いて動画像を取得する場合であって前記レンズユニットの焦点距離が変更された場合は、当該焦点距離の変更前と同一の前記目標絞り値を前記第2の絞り制御情報に設定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像手段により取得された画像データに基づいて露出制御値を演算する制御値演算手段を有し、
    前記制御値演算手段は、第1の露出制御値を演算してから第2の露出制御値を演算するまでの間に前記装着されたレンズユニットの焦点距離が変更された際に、前記撮像手段を用いて静止画像を取得する場合は前記第1の露出制御値と前記焦点距離の変更に伴う絞り値の変化の変化量とに基づいて前記第2の露出制御値を演算し、前記撮像手段を用いて動画像を取得する場合は前記変化量を用いずに前記第1の露出制御値に基づいて前記第2の露出制御値を演算することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 撮像手段を備えた撮像装置に着脱可能なレンズユニットであって、
    絞りと、
    前記レンズユニットに装着された撮像装置と通信を行う通信手段と、
    静止画を撮影する場合に、前記通信手段を介して前記撮像手段から取得した前記絞りの駆動量を表す第1の絞り制御情報に基づいて前記絞りの駆動を制御し、動画を撮影する場合に、前記通信手段を介して前記撮像手段から取得した前記絞りの目標絞り値を表す第2の絞り制御情報に基づいて前記絞りの駆動を制御する制御手段と、を有することを特徴とするレンズユニット。
  8. 動画を撮影する場合に、前記通信手段を介して前記撮像装置から取得した前記第2の絞り制御情報に基づいて、前記絞りの駆動量を演算する演算手段を有し、
    前記制御手段は、動画を撮影する場合に、前記演算手段が演算した前記絞りの駆動量に基づいて前記絞りの駆動を制御することを特徴とする請求項7に記載のレンズユニット。
  9. 前記演算手段は、動画を撮影する場合に、前記レンズユニットの焦点距離が変更されたことに応じて当該焦点距離の変更に伴う絞り値の変化量に基づいて前記絞りの駆動量を演算することを特徴とする請求項8に記載のレンズユニット。
  10. 前記演算手段は、静止画を撮影する場合に、前記絞りの駆動量を演算しないことを特徴とする請求項8または9に記載のレンズユニット。
  11. 撮像手段を備えた撮像装置に装着されたレンズユニットが有する絞りを制御する絞り制御方法であって、
    記撮像手段を用いて静止画像を取得する場合は、前記撮像装置から前記レンズユニットへと前記絞りの駆動量に関する情報を送信し、前記撮像手段を用いて動画像を取得する場合は、前記撮像装置から前記レンズユニットへと前記絞りの目標絞り値に関する情報を送信する送信ステップと、
    前記撮像手段を用いて前記静止画像を取得する場合は、前記送信ステップで前記レンズユニットに送信された前記絞りの駆動量に基づいて前記絞りの駆動を制御し、前記撮像手段を用いて前記動画像を取得する場合は、前記送信ステップで前記レンズユニットに送信された前記目標絞り値となるように前記絞りの駆動を制御する制御ステップと、を有することを特徴とする絞り制御方法。
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