JP2017147588A - 住宅機器管理装置および画像表示装置 - Google Patents

住宅機器管理装置および画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な作業で、画像表示装置の背面に隠すように設置することができる住宅機器管理装置を提供する。【解決手段】コントローラ装置1は、筐体部10と、テレビジョン受信機の表示面と反対側である背面部に壁掛け金具を固定するために形成されたネジ孔と螺合するネジの頭部に掛止可能で、筐体部10に設けられた掛止部20と、を備える。掛止部20は、開口がネジの軸方向断面における頭部の直径よりも大きく、頭部が挿着可能な挿着孔20Aを1つ以上有する。【選択図】図1

Description

本発明は住宅機器管理装置および画像表示装置に関する。
住宅では、室内のインテリア性を高めるため、住宅で使用する機器をテレビジョン受信機等の画像表示装置の背面側へ隠すように設置することが行われている。そこで、画像表示装置の背面側へ設置することが可能な住宅機器が開発されている。
例えば、特許文献1には、画像表示装置の上端部に掛止する鈎状部材を備えるパソコンが開示されている。特許文献1のパソコンは、パソコン本体を画像表示装置の背面部に位置させた状態で、鈎状部材を画像表示装置の上端部に掛止させて設置される。
特許文献2には、筐体の上端部に設けられ、操作ボタンが配置された庇部と、庇部を下から支持する柱状部材と、を備えるパソコンが開示されている。特許文献2のパソコンでは、柱状部材が鉛直方向へ延びかつその先端が画像表示装置の上端部と同じ高さに位置するようにして、柱状部材を画像表示装置の背面部に固定する。そして、特許文献2のパソコンは、庇部を柱状部材の先端に載置することで設置される。
特開2014−81904号公報 特開2014−137810号公報
住宅内に設置された機器の動作を制御する住宅機器管理装置においても、室内のインテリア性を高めるため、特許文献1および2と同様に、画像表示装置の背面側へ設置することが考えられる。その場合、特許文献1および2のパソコンのように、住宅機器管理装置に鈎状部材を設けたり、柱状部材や庇部を設けたりすることが考えられる。
しかし、住宅機器管理装置に鈎状部材を設ける場合、鈎状部材が画像表示装置の正面側から見えてしまい、住宅機器管理機器を十分に隠すことができない。
住宅機器管理装置に柱状部材や庇部を設ける場合、庇部が画像表示装置の正面側から見えてしまう。また、柱状部材と庇部とを設ける必要があり、住宅機器管理機器を画像表示装置へ簡単に取り付けることができない。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、簡単な作業で、画像表示装置の背面に隠すように設置することができる住宅機器管理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る住宅機器管理装置は、筐体部と、筐体部に設けられた掛止部と、を備える。掛止部は、画像表示装置の表示面と反対側である背面に壁掛け金具を固定するために形成されたネジ孔と螺合するネジの頭部に掛止可能である。
本発明では、掛止部が筐体部に設けられている。そして、掛止部は画像表示装置の背面に位置するネジの頭部に掛止可能である。そのため、住宅機器管理装置を画像表示装置の背面に隠すように設置することができる。
本発明では、画像表示装置の壁掛け金具用のネジ孔を利用し、そのネジ孔に螺合するネジの頭部に掛止部を掛止する。そのため、簡単な作業で住宅機器管理装置を画像表示装置へ取り付けることができる。
本発明の実施の形態1に係るコントローラ装置を示す斜視図である。 コントローラ装置が取り付けられるテレビジョン受信機を示す斜視図である。 テレビジョン受信機へのコントローラ装置の取り付け方法を示す斜視図である。 テレビジョン受信機に取り付けられたコントローラ装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るコントローラ装置を示す正面図である。 本発明の実施の形態3に係るコントローラ装置を示す正面図である。 本発明の実施の形態4に係るコントローラ装置を示す分解斜視図である。 コントローラ装置の掛止部がスライドする状態を示す斜視図である。 掛止部および挿着孔の変形例を示す斜視図である。 掛止部の他の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る住宅機器管理装置について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一又は同等の部分には同一の符号を付す。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る住宅機器管理装置は、住宅内に設置された機器を遠隔操作して住宅内で消費される電力を小さくするHEMS(住宅エネルギー管理システム:Home Energy Management System)のコントローラ装置である。
HEMSのコントローラ装置は、住宅内の機器を自動で遠隔操作するため、通常ユーザーによって直接操作されることがない。そのため、コントローラ装置を住宅の目立たない場所に設置しても、コントローラ装置の動作に支障は生じない。そこで、住宅の目立たない場所に設置して室内のインテリア性を高めるため、コントローラ装置は、テレビジョン受信機の画像表示部と反対側である背面に隠すように配置される。以下に図1〜図3Bを参照してコントローラ装置の構成を説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係るコントローラ装置を示す斜視図である。図1に示すように、コントローラ装置1は、装置の外形を画定する筐体部10と、筐体部10をテレビジョン受信機100に掛止させるための掛止部20と、で構成されている。
筐体部10は直方体状に形成されている。筐体部10には交流−直流変換回路や電子回路等が収納されている。交流−直流変換回路は、外部の交流電源と電子回路に接続され、交流電圧を直流電圧に変換するための回路である。一方、電子回路は住宅内のエアコン、電灯等の機器の制御基板と通信して同機器を遠隔操作するための基板である。例えば、電子回路はエアコンの設定温度を操作したり、電灯のオン、オフの操作をしたりする。
筐体部10は樹脂で成形されている。筐体部10の上面部13には、筐体部10と一体成形された掛止部20が設けられている。
掛止部20は、板状の部分が筐体部10の上面部13から出っ張るように形成されている。掛止部20は、筐体部10の背面部12側をテレビジョン受信機100に向けて筐体部10をテレビジョン受信機100に掛止させるため、筐体部10の上面部13における背面部12側の端部に設けられている。掛止部20の板面は、筐体部10の背面部12の壁面と平行であり、背面部12の壁面と連続する面を形成している。掛止部20には、後述するテレビジョン受信機100の背面部120に固定されるネジ200の頭部が挿着可能な挿着孔20Aが一つ形成されている。
挿着孔20Aは、掛止部20の板面を垂直に貫通している。挿着孔20Aの開口および掛止部20の板面の貫通方向と垂直な断面は円形状に形成されている。その直径は後述するネジ200の頭部の直径よりも大きい。
挿着孔20Aには、テレビジョン受信機100のネジ200の頭部が挿着される。以下に、テレビジョン受信機100の構成について説明する。
図2は、コントローラ装置が取り付けられるテレビジョン受信機を示す斜視図である。図2に示すように、テレビジョン受信機100は、液晶ディスプレイまたはプラズマディスプレイを備える薄型の受信機である。一般に、薄型のテレビジョン受信機には、テレビジョン受信機を住宅の壁面部に設置する壁掛け金具を固定するためのネジ孔が設けられている。テレビジョン受信機100においても、背面部120に壁掛け金具を固定するためのネジ孔100A、100Bが設けられている。
ネジ孔100A、100Bの内壁にはネジ溝が形成されている。ネジ孔100A、100Bは、ネジ200が螺合する。ネジ孔100A、100Bの奥の先端部には、ネジ200が螺合して固定された場合に、ネジ200の先端が突き当たる当接部140A、140Bが設けられている。
当接部140A、140Bは絶縁物質である樹脂で形成されている。当接部140A、140Bは、ネジ200の先端とテレビジョン受信機100内部の電子回路とを絶縁する。また、当接部140A、140Bは、ネジ200の先端が突き当たることで、ネジ200の位置決めをする。当接部140A、140Bによって位置決めされたネジ200に、コントローラ装置1が取り付けられる。以下に、コントローラ装置1をテレビジョン受信機100に取り付ける方法について説明する。
図3Aは、テレビジョン受信機へのコントローラ装置の取り付け方法を示す斜視図である。図3Bは、テレビジョン受信機に取り付けられたコントローラ装置を示す斜視図である。
まず、コントローラ装置1の落下を防止するため、ネジ孔100A、100Bに螺合して固定された場合に、ネジ200の軸部がネジ孔100A、100Bから露出し、かつ露出した軸部の長さが掛止部20の板厚よりも大きいネジ200を用意する。
次に、図3Aに示すように、用意したネジ200をネジ孔100A、100Bのうち、一方のネジ孔100Bに、螺合して固定する。
次に、図3Bに示すように、ネジ孔100Bに固定されたネジ200の頭部を掛止部20の挿着孔20Aに挿着するようにコントローラ装置1を移動させて、掛止部20をネジ200の頭部に掛止させる。このとき、掛止部20が落下しないように、ネジ孔100Bから露出するネジ200の軸部を挿着孔20Aに挿通させ、ネジ200の頭部とテレビジョン受信機100の背面部120とで掛止部20を挟み込む。
そして、電源ケーブル30および通信ケーブル31をコントローラ装置1に接続する。電源ケーブル30および通信ケーブル31は、テレビジョン受信機100の背面部120に設けられたバンド130で結束する。
なお、テレビジョン受信機100の正面部110からコントローラ装置1の筐体部10が見えないようにするため、筐体部10の直方体のうち、最も大きい面である正面部11、背面部12を、テレビジョン受信機100の背面部120よりも小さい大きさに形成するとよい。例えば、一般的なテレビジョン受信機100の画像表示部の画面サイズが10インチ以上である場合、筐体部10の正面部11、背面部12を、その画面サイズよりも小さい大きさに形成するとよい。
また、テレビジョン受信機100の正面部110からコントローラ装置1の掛止部20が見えないようにするため、掛止部20の最上端部から挿着孔20Aまでの距離Lがテレビジョン受信機100の最上端部からネジ孔100Bまでの距離Mよりも小さくなるように掛止部20を形成するとよい。一般的なテレビジョン受信機100は、画像表示部の画面を囲む額縁部よりも内側にネジ孔100A、100Bが設けられることが多い。そのため、例えば、掛止部20を、距離Lが額縁の幅よりも小さくなるように形成するとよい。
以上のように、実施の形態1に係るコントローラ装置1は、掛止部20が筐体部10に設けられている。そして、掛止部20は、テレビジョン受信機100の背面部120に固定されたネジ200の頭部に掛止可能である。実施の形態1によれば、コントローラ装置1をテレビジョン受信機100の背面部120に隠すように設置することができる。
コントローラ装置1は、テレビジョン受信機100の壁掛け金具用のネジ孔100Bを利用してテレビジョン受信機100に取り付けられる。コントローラ装置1の取り付けでは、ネジ孔100Bを新たに設ける必要がない。壁掛け金具用のネジ孔100Bにネジ200を螺合するだけで、コントローラ装置1をテレビジョン受信機100に取り付けることができる。実施の形態1によれば、コントローラ装置1のテレビジョン受信機100への取り付け作業が容易である。
掛止部20は、筐体部10と一体成形されているので、コントローラ装置1をテレビジョン受信機100へ取り付けるため、新たな部品をコントローラ装置1に取り付ける必要がない。そのため、コントローラ装置1の取り付けに手間がかからない。実施の形態1によれば、コントローラ装置1のテレビジョン受信機100への取り付けが容易である。
掛止部20は、筐体部10の上面部13に設けられている。そして、掛止部20には、装着孔20Aが一つ形成されている。そのため、ネジ200を一つ、テレビジョン受信機100の壁掛け金具用のネジ孔100Bに螺合するだけで、コントローラ装置1の筐体部10をテレビジョン受信機100正面部110から見えないように設置することができる。
テレビジョン受信機100の背面部120には、映像ケーブルや音声ケーブル等のケーブルを結束するため、バンド130が設けられていることがある。実施の形態1では、コントローラ装置1をテレビジョン受信機100の背面部120に取り付けるので、背面部120のバンド130を利用して、コントローラ装置1の電源ケーブル30および通信ケーブル31を結束することができる。そのため、室内のインテリア性を高めることが容易である。
テレビジョン受信機100の背面部120にはコントローラ装置1が設置される。実施の形態1によれば、背面部120の空間を有効利用することができるテレビジョン受信機100を提供することができる。
なお、実施の形態1では、筐体部10に交流−直流変換回路が収容されていたが、電子回路が直流電源と接続されて使用される場合には、筐体部10に交流−直流変換回路が収容されていなくてもよい。
テレビジョン受信機100のネジ孔100A、100Bには、当接部140A、140Bが設けられていたが、ネジ孔100A、100Bのテレビジョン受信機100内側の開口にナットが配置されてもよい。この場合、ネジ200の軸部の中間にナットが螺合され、テレビジョン受信機100内側のナットと、ネジ200の軸部の中間のナットとで、テレビジョン受信機100の背面部120の壁部を挟み込むとよい。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るコントローラ装置1は、掛止部20に、二つの挿着孔20B、20Cが形成されている。以下に、図4を参照して実施の形態2に係るコントローラ装置1の構成を説明する。実施の形態2では、実施の形態1と異なる構成について説明する。
図4は本発明の実施の形態2に係るコントローラ装置を示す正面図である。図4に示すように、コントローラ装置1の掛止部20には、開口それぞれの大きさが異なる挿着孔20Bと20Cとが上から順にこの順序で並んでいる。
挿着孔20Bは、実施の形態1で説明した挿着孔20Aと同じ形状、同じ大きさである。一方、挿着孔20Cは、開口および掛止部20の板面の貫通方向と垂直な断面が挿着孔20Bのそれらよりも大きい。挿着孔20Cには、ネジ200の頭部および軸部よりも頭部および軸部の径が大きい別のネジを挿着することが可能である。
以上のように、実施の形態2に係るコントローラ装置1では、二つの挿着孔20B、20Cが形成され、挿着孔20B、20Cは、開口それぞれの大きさが異なっている。そして、挿着孔20B、20Cそれぞれは、挿着可能なネジの大きさが異なっている。挿着孔20B、20Cそれぞれに挿着可能なネジは、ネジ200と上述した別のネジである。実施の形態2によれば、コントローラ装置1は、テレビジョン受信機100の背面部120に二種類のネジ孔が形成された場合に、いずれのネジ孔に螺合するネジにも装着することができる。また、テレビジョン受信機100の背面部120に上述した二種類のネジ孔のうちの一方の種類のネジ孔がしか形成されていない場合でも、そのネジ孔に螺合するネジに装着することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係るコントローラ装置1は、掛止部20に、ダルマ孔形状の挿着孔20Dが形成されている。以下に、図5を参照して実施の形態3に係るコントローラ装置1の構成を説明する。実施の形態3では、実施の形態1および2と異なる構成について説明する。
図5は本発明の実施の形態3に係るコントローラ装置を示す正面図である。図5に示すように、挿着孔20Dのダルマ孔形状は、実施の形態2で説明した挿着孔20Bの開口と挿着孔20Cの開口とが上下方向につながった形状である。詳細には、挿着孔20Dは、挿着孔20Bと20Cとが上からこの順序で並び、かつ挿着孔20Bの開口中心と挿着孔20Cの開口中心とが、挿着孔20Bの開口半径と挿着孔20Cの開口半径とを加算した距離よりも近接した位置に設けられた形状である。そして、挿着孔20Bの内壁と挿着孔20Cの内壁とがつながった形状である。そのため、挿着孔20Dには、挿着孔20Bに挿着可能なネジ200の頭部と、挿着孔20Cに挿着可能な別のネジの頭部とが挿着可能である。
挿着孔20Dに、テレビジョン受信機100のネジ200の頭部を挿着させる場合、まず、下側の挿着孔20Cに相当する孔の部分にネジ200の頭部を挿入させ、続いてその孔にネジ200の軸部を挿通させる。そして、掛止部20を下へ移動させることで、挿通されたネジ200の軸部を、上側の挿着孔20Bに相当する孔の部分へ移動させる。ネジ200は、実施の形態2で説明したように、挿着孔20Bに挿着可能なネジである。ネジ200の軸部が上側の挿着孔20Bに相当する孔の部分へ移動することで、ネジ200の頭部が挿着孔20D内で安定する。
以上のように、実施の形態3に係るコントローラ装置1では、掛止部20に、挿着孔20Bと20Cとが開口が上下方向につながった形状を有する挿着孔20Dが形成されている。そのため、コントローラ装置1は、実施の形態2に係るコントローラ装置1と同様に、テレビジョン受信機100の背面部120に二種類のネジ孔が形成された場合に、いずれのネジ孔に螺合するネジにも装着することができる。また、テレビジョン受信機100の背面部120に二種類のネジ孔のうちの一方の種類のネジ孔しか形成されていない場合に、そのネジ孔に螺合するネジに装着することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4に係るコントローラ装置1は、筐体部10に収納可能な掛止部20を備えるコントローラ装置1である。以下に、図6Aおよび図6Bを参照して実施の形態4に係るコントローラ装置1の構成を説明する。実施の形態4では、実施の形態1〜3と異なる構成について説明する。
図6Aは本発明の実施の形態4に係るコントローラ装置を示す分解斜視図である。図6Aに示すように、掛止部20は、正面逆T字型に形成されている。
掛止部20の逆T字の縦棒部分20Eには、実施の形態2で説明した挿着孔20Bと20Cが形成されている。そして、掛止部20の逆T字の横棒部分20F両側の先端には、爪部21、22が形成されている。爪部21と22は、板状体の先端が同方向へ直角に折り曲げられた形状である。
一方、筐体部10の背面部12には、掛止部20が収納可能な正面逆T字型の溝部40が形成されている。
溝部40の逆T字の縦溝部分40Aは、掛止部20の縦棒部分20Eよりも長くかつ幅が広く形成されている。そして、溝部40の逆T字の横溝部分40Bは、掛止部20の横棒部分20Fと爪部21、22とを合わせた平面形状と同じ平面形状に形成されている。溝部40の縦溝部分40Aおよび横溝部分40Bの深さは、掛止部20の厚みよりも大きい。そのため、溝部40には、矢印Aで示すように、掛止部20を嵌め込み可能である。
溝部40の横溝部分40Bの両端には、爪部21、22の先端を嵌入することが可能な案内溝40C、40Dが設けられている。案内溝40C、40Dは、溝部40の横溝部分40Bから筐体部10の上面部13近傍まで延びている。
一方、溝部40の縦溝部分40Aの側壁部の底側には、掛止部20が溝部40に嵌め込まれた場合に、その掛止部20が溝部40の横溝部分40Bから筐体部10の上面部13近傍までスライド可能なように、溝部40の縦溝部分40Aと連続する空洞部が形成されている。空洞部は、案内溝40C、40Dの開口部とつながっている。以下に、掛止部20のスライド動作を説明する。
図6Bはコントローラ装置の掛止部がスライドする状態を示す斜視図である。図6Bに示すように、掛止部20の横棒部分20Fを、溝部40の横溝部分40Bへスライドさせた場合、掛止部20全体は溝部40内に収納される。
掛止部20が収納された状態から、掛止部20の横棒部分20Fを矢印Bに示す方向へスライドさせると、横棒部分20Fは筐体部10の上面部13近傍で停止する。この状態で、掛止部20の挿着孔20Bと20Cが筐体部10の上面部13から上へ露出する。掛止部20を、テレビジョン受信機100の背面部120に固定されるネジ200の頭部に、またはネジ200よりも大きい別のネジの頭部に掛止させることが可能である。
以上のように、実施の形態4に係るコントローラ装置1は、掛止部20をスライドさせて溝部40に収納することができる。そのため、コントローラ装置1をテレビジョン受信機100に取り付けるときにだけ、掛止部20を引き出して使用することができる。コントローラ装置1をよりコンパクトにし、インテリア性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。実施の形態1〜4では、掛止部20の板状の部分が筐体部10の上面部13から出っ張っていた。また、掛止部20が、掛止部20の板面を垂直に貫通する挿着孔20A〜20Dを有していた。しかし、本発明はこれに限定されない。本発明では、掛止部20が筐体部10に設けられていればよい。また掛止部20はテレビジョン受信機100の背面部120に形成されたネジ孔100A、100Bに螺合するネジ200の頭部に掛止可能であればよい。
図7は掛止部および挿着孔の変形例を示す斜視図である。図7に示すように、掛止部20は、筐体部10の背面部12の上面部13近傍に設けられてもよい。この場合、掛止部20および筐体部10のうちの最も上に位置する部分から挿着孔20Aまでの距離Lが、図3Aに示すテレビジョン受信機100の最上端部からネジ孔100Bまでの距離Mよりも小さくなるように挿着孔20Aを形成するとよい。このような形態であれば、掛止部20および筐体部10のうちの最も上に位置する部分がテレビジョン受信機100の正面部110から見えないようにして、コントローラ装置1全体をテレビジョン受信機100の背面部120に隠すように設置することができる。
図7に示す掛止部20の場合、掛止部20が凹部状の挿着孔20Gを有するとよい。挿着孔20Gは、開口がネジ200の軸方向断面における頭部の直径よりも大きく、ネジ200の頭部が挿着可能であるとよい。このような挿着孔20Gでも、ネジ200の頭部に掛止することができる。なお、本明細書では、挿着孔とは掛止部20を貫通する孔のほか、凹み状の穴を含む。
掛止部20は、ネジ200の頭部に掛止可能な鈎状のフックを有してもよい。このような形態でも、コントローラ装置1をテレビジョン受信機100の背面部120に隠すように設置することができる。
実施の形態1〜4および変形例では、挿着孔20A〜20Dおよび20Gが一つ又は二つであった。しかし、本発明はこれに限定されない。本発明では、掛止部20が挿着孔20A〜20Dおよび20Gを有する場合、挿着孔20A〜20Dおよび20Gの数は一つ以上であればよい。例えば、挿着孔20A〜20Dおよび20Gが3つ以上形成されてもよい。
実施の形態3では、実施の形態2で説明した挿着孔20Bの開口と挿着孔20Cの開口とが上下方向につながった、ダルマ孔形状の挿着孔20Dが形成されていた。しかし、本発明はこれに限定されない。本発明では、複数の挿着孔20A〜20Cおよび20Gが、筐体部10の上下方向に並び、上側の挿着孔20A〜20Cおよび20Gの開口の大きさが下側の挿着孔20A〜20Cおよび20Gの開口の大きさよりも小さく、上側の挿着孔20A〜20Cおよび20Gの開口と下側の挿着孔20A〜20Cおよび20Gの開口とが上下方向につながっていてもよい。この場合でも、実施の形態3と同様に、掛止部20に2種類以上のネジの頭部を挿着することができる。
実施の形態4では、掛止部20が筐体部10の溝部40内でスライド可能であった。しかし、本発明は、これに限定されない。本発明では、筐体部10の上端部から上へ突出した状態と、筐体部10の上端部より下に収納された状態とに、可動するものであるとよい。
図8は掛止部の他の変形例を示す斜視図である。図8に示すように、掛止部20の下端部が蝶番50によって支持されることで、掛止部20が筐体部10に対して折り曲げ可能であってもよい。この場合、蝶番50の軸は、筐体部10の上面部13および背面部12と平行に設けるとよい。掛止部20は、蝶番50の軸を中心にして上へ回転することで、筐体部10の上面部13から突出した場合に、テレビジョン受信機100の背面部120のネジ200に掛止させることができる。一方、掛止部20は、蝶番50の軸を中心にして下へ回転した場合に、掛止部20の板面が筐体部10の背面部12に隣接する状態にすることができる。図8に示す形態の場合、この状態にして、掛止部20を収納することができる。
実施の形態1〜4では、住宅機器管理装置がHEMSのコントローラ装置1である場合について説明した。しかし、本発明は、これに限定されない。本発明は、例えば、住宅に設置された画像センサおよびガスセンサ等を制御する住宅警備システム管理装置、住宅に設置された情報処理装置の通信を制御する住宅情報管理装置等の住宅機器管理装置に適用可能である。
1 コントローラ装置、10 筐体部、11 正面部、12 背面部、13 上面部、20 掛止部、20A〜20D 挿着孔、20E 縦棒部分、20F 横棒部分、20G 挿着孔、21、22 爪部、30 電源ケーブル、31 通信ケーブル、40 溝部、40A 縦溝部分、40B 横溝部分、40C、40D 案内溝、50 蝶番、100 テレビジョン受信機、100A、100B ネジ孔、110 正面部、120 背面部、130 バンド、140A、140B 当接部、200 ネジ、A、B 矢印、L、M 距離。

Claims (8)

  1. 筐体部と、
    画像表示装置の表示面と反対側である背面に壁掛け金具を固定するために形成されたネジ孔と螺合するネジの頭部に掛止可能で、前記筐体部に設けられた掛止部と、
    を備える、
    住宅機器管理装置。
  2. 前記掛止部は、開口が前記ネジの軸方向断面における前記頭部の直径よりも大きく、前記頭部が挿着可能な挿着孔を1つ以上有する、
    請求項1に記載の住宅機器管理装置。
  3. 前記挿着孔は、前記筐体部および前記掛止部のうちの最も上に位置する部分と、該最も上に位置する部分から、前記画像表示装置の上端と前記ネジ孔との鉛直方向の距離だけ、鉛直方向かつ下側に離れた部分と、の間に形成された、
    請求項2に記載の住宅機器管理装置。
  4. 前記挿着孔は、前記掛止部に複数個形成され、
    前記複数個の挿着孔は、前記開口の大きさそれぞれが異なる、
    請求項2または3に記載の住宅機器管理装置。
  5. 前記複数個の挿着孔は、前記筐体部の上下方向に並び、上側の挿着孔の開口の大きさが下側の挿着孔の開口の大きさよりも小さく、前記上側の挿着孔の開口と前記下側の挿着孔の開口とが上下方向につながっている、
    請求項4に記載の住宅機器管理装置。
  6. 前記挿着孔は、前記掛止部の上端部に一つ形成された、
    請求項2に記載の住宅機器管理装置。
  7. 前記掛止部は、前記筐体部の上端部から上へ突出した状態と、前記筐体部の上端部より下に収納された状態とに、可動する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の住宅機器管理装置。
  8. 壁掛け金具を固定可能なネジが螺合するネジ孔が表示面と反対側である背面に形成され、
    前記ネジ孔は、前記ネジが螺合され、前記ネジの頭部に前記掛止部が掛止された場合に、請求項1から7のいずれか1項に記載の住宅機器管理装置を前記ネジを介して支持する、
    画像表示装置。
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