JP2005188777A - 空気調和機の遠隔操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 空気調和機の遠隔操作装置の壁への取り付けのために、専用部品が不用で安価にでき、また、壁への取り付け取り外しが容易な空気調和機の遠隔操作装置を得る。
【解決手段】 遠隔操作装置本体3の外殻を形成するケース5と、ケース5に設けられ壁2に固定された引掛け手段4に引掛け可能な引掛け穴13と、を備え、引掛け穴13は遠隔操作装置本体3の操作面3a側から見ることができる貫通した穴にした。また、引掛け穴13を遠隔操作装置本体3の上部に設けた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、空気調和機の遠隔操作装置の壁掛け構造に関するものである。
従来の空気調和機の遠隔操作装置においては、遠隔操作装置(リモートコントロール装置)を壁に掛けて取り付ける場合、壁に固定された壁掛け用フックなどの引掛け手段(吊り具)に掛ける吊り孔部を形成した専用の部品(吊り部材)を遠隔操作装置に装着して壁に引掛けていた。(例えば、特許文献1参照)。
また、遠隔操作装置(遠隔操作器本体)の背面に引掛けの穴を設けたものがある。(例えば、特許文献2参照。)
特許第3106461号公報(第3頁、第1図−第3図) 実開昭59−14475号公報(第3−4頁、第1図−第2図)
従来の空気調和機の遠隔操作装置では、壁に掛けて取付けるために壁掛け用フックなどの引掛け手段(吊り具)に掛ける専用部品(吊り部材)を用いなければならず、この場合は追加で専用部品が必要なことからコスト高になり、また、専用部品を装着する手間も必要であった。また、遠隔操作装置の背面に引掛けの穴を設けたものもあったが、穴が背面にあり遠隔操作装置の表側から引掛けの穴が見えないために、取り付け時及び取り外し時に引掛け手段と引掛けの穴との位置関係が見えないため、引掛け手段になかなか掛けられなかったり、遠隔操作装置を無理に引掛け手段から引張るなど取り付けや取り外しがやり難くいという課題があった。
この発明は、上記のよう課題を解決するためになされたもので、空気調和機の遠隔操作装置の壁への取り付けのために、専用部品が不用で安価にでき、また、壁への取り付け取り外しが容易な空気調和機の遠隔操作装置を得るものである。
この発明に係る空気調和機の遠隔操作装置は、遠隔操作装置本体の外殻を形成するケースと、前記ケースに設けられ壁に固定された引掛け手段に引掛け可能な引掛け穴と、を備え、前記引掛け穴は前記遠隔操作装置本体の操作面側から見ることができる貫通した穴にしたものである。
また、この発明に係る空気調和機の遠隔操作装置は、遠隔操作装置本体の操作面側から見ることが可能な電池蓋と、前記電池蓋に設けられ壁に固定された引掛け手段に引掛け可能な引掛け穴と、を備え、前記引掛け穴は前記操作面側から見ることができる貫通した穴にしたものである。
この発明に係る空気調和機の遠隔操作装置は、遠隔操作装置本体の外殻を形成するケースと、前記ケースに設けられ壁に固定された引掛け手段に引掛け可能な引掛け穴と、を備え、前記引掛け穴は前記遠隔操作装置本体の操作面側から見ることができる貫通した穴にしたので、空気調和機の遠隔操作装置の壁への取り付けのために、専用部品が不用で安価にでき、また、壁への取り付け取り外しが容易な空気調和機の遠隔操作装置を得られる効果がある。
また、この発明に係る空気調和機の遠隔操作装置は、遠隔操作装置本体の操作面側から見ることが可能な電池蓋と、前記電池蓋に設けられ壁に固定された引掛け手段に引掛け可能な引掛け穴と、を備え、前記引掛け穴は前記操作面側から見ることができる貫通した穴にしたので、空気調和機の遠隔操作装置の壁への取り付けのために、専用部品が不用で安価にでき、また、壁への取り付け取り外しが容易な空気調和機の遠隔操作装置を得られる効果がある。
実施の形態1.
図1〜図7は、この発明を実施するための実施の形態1における空気調和機の遠隔操作装置を示す図で、図1は部屋に取り付けた状態の斜視図、図2は四面図で(a)は正面図,(b)は右側面図,(c)は背面図,(d)は上面図、図3は壁に掛けて取り付けた状態の左側面図、図4は裏側ケースを取り外した状態の引掛け穴部分の要部背面図、図5は壁に掛けて取付けた状態の引掛け穴部分の要部正面図、図6は図5のVI−VI線の拡大断面図、図7は図6に相等する引掛け手段が無い状態の拡大断面図である。図において、空気調和機1は冷房などの部屋の空調を行うもので、室内の壁2の上部に設置されている。
この空気調和機1の運転を操作する空気調和機の遠隔操作装置3(以下遠隔操作装置本体と称す)は、赤外線等の信号を送信して空気調和機1の運転と停止やタイマー運転(例えば所定時間後に自動的に運転を終了する等)等の操作を行うものであり、使用後の遠隔操作装置本体3の置き忘れ防止もあるが、特に空気調和機1のタイマ−運転時にタイマ−タイムアップ信号(設定時間に到達など)を空気調和機1に送信してきめ細かく空気調和機1の運転を制御するため、空気調和機1の近くの壁2などに固定された引掛け手段4である壁掛け用フック(以下壁掛け用フックと称す)に引掛けること等により取り付けるようにしている。
この壁掛け用フック4は、図に示すようにプラスチック材料よりなり、裏面に図示しない両面粘着テープを備えて壁2面に貼り付ける貼付部分4aと、この貼付部分4aから前方へ一体に突出した引掛部分4bからなるような一般的に家庭で使用される安価な市販のものでよく、また、この例に限らず金属材料からなる市販のものや釘等のように一般に壁2などに引掛けて吊り下げるために使用される汎用の市販の用具でもよい。ケース5は遠隔操作装置本体3の外郭を形成するもので、それぞれPS等の樹脂部材で形成され、遠隔操作装置本体3の操作面3a側を形成する表側の表側ケース5aと背面側の裏側ケース5bとに分割して嵌め合わせて構成している。
この表側ケース5aには空気調和機1の運転状態を表示する液晶部品6や空気調和機1の運転内容を切り換える入/切のスイッチなど各種の操作スイッチ7などが設けられ、また、これら操作スイッチ7の機能等が印刷されている銘板8を貼り付けて、使用者が空気調和機1の運転を操作する操作面3aが形成されている。配線基板9は、液晶部品6や操作スイッチ7等の各種の電子部品を搭載するもので、表側ケース5aと裏側ケース5bに挟まれてケース4内に設けられている。電池10は遠隔操作装置本体3の電源であり、遠隔操作装置本体3の下方に収納されて、着脱可能な電池蓋11により覆われている。ネジ12は表側ケース5aと裏側ケース5bとを締結するもので、遠隔操作装置本体3の上部背面の左右2ヶ所と電池蓋11内(図示せず)に設けている。
遠隔操作装置本体3上部の左右ほぼ中央部に貫通させて開けた引掛け穴13は、壁掛け用フック4に引掛けて壁2に遠隔操作装置本体3を取り付けるための穴で、遠隔操作装置本体3のケース5の背面から表側まで貫通し、遠隔操作装置本体3の操作面3a側から見ることができる位置に貫通している。また、この引掛け穴13の形状は正面から左右横方向に長いほぼ長方形の形状で、壁掛け用フック4の幅よりかなり左右へ広い形状にしていて、一例として穴の最短部分で左右幅を15mm程度、上下高さを9mm程度あるように形成した。また、この例では引掛け穴13を壁掛け用フック4に通しやすいように、引掛け穴13の貫通部分をそれぞれ表側ケース5a及び裏側ケース5bから引掛け穴13の周囲壁部分13aを一体に形成して突き合わせて形成しており、また、引掛け穴13の表側及び裏側の入り口部分が広がるように傾斜面部13bを形成している。
また、引掛け穴13の上辺のほぼ中央部分にさらに一段凹ませた凹部14を形成し、この凹部14に壁掛け用フック4が入るようにして、この凹部14により引掛け穴13内で壁掛け用フック4に掛ける位置が容易に決まり、左右バランスよく遠隔操作装置本体3が引掛けられて傾かないようにしている。この凹部14の寸法は適宜決めればよいが、一例として左右幅5mm程度で深さ1.5mm程度の丸みのある凹みとしたもので市販の多くの壁掛け用フック4に掛けることが可能であった。信号送信口15は遠隔操作装置本体3の上面に開設して設けられ、遠隔操作装置本体3を上方に向けた状態で操作信号を空気調和機1に送信できるようにしている。信号送信部16である赤外発光ダイオード(以下赤外発光ダイオードと称す)は赤外線による操作信号を送信するもので、信号送信口15に信号を送信するその先端が覗くようにケース5内の引掛け穴13の右横位置に配置し、赤外発光ダイオード16のリード線が配線基板9に接続されて配線基板9に搭載されている。
次に動作について説明する。遠隔操作装置本体3を壁2に取り付ける場合、壁2面に取り付けてある市販等の壁掛け用フック4の引掛部分4bに、遠隔操作装置本体3の背面から前面へ貫通して開けられた操作面3a側から見える引掛け穴13に通して引掛けるだけで、壁2面に掛けて取り付けることができる。そしてこの時、引掛け穴13が貫通した穴なので、遠隔操作装置本体3の操作面3a側から壁掛け用フック4に掛ける引掛部分4bが見えて容易に引掛けることができ、また、掛けた時には引掛け穴13から壁掛け用フック4の引掛部分4bが覗いているので、遠隔操作装置本体3を取り外すのも容易である。また、引掛け穴13も遠隔操作装置本体3のケース5自体に直接開けているので、遠隔操作装置本体3を壁2に取り付けるために専用部品を設ける必要がなくなり、安価にできる効果もある。
このようにして、壁2などに取り付けた遠隔操作装置本体3は操作面3a側が操作できるように表側を向いて掛けられ、また、信号送信口15が空気調和機1が設置された上方を向いて掛けられているので、壁2面に掛けた状態で操作面3aの操作スイッチ7などを操作可能であり、また、所定時間後に運転を開始するなどのタイマー運転時においても、時間が経過して所定の時間となるタイマーカウントアップ時に遠隔操作装置本体3の信号送信口15からタイマーカウントアップ信号が自動的に送信されるようにして、空気調和機1に送信することも可能にでき、きめ細かい空気調和機1の運転ができるようになる。
すなわち、空気調和機1側にもタイマ−(図示せず)を備えているが、遠隔操作装置本体3の信号送信量を少なくして送信機器を簡素化及び省エネ化するため、タイマー運転条件の信号としては例えば10分単位程度の多めの概略でまるめた時間信号を送信するようにし、遠隔操作装置本体3からのタイマーカウントアップ信号を受信できなくても差し支えがないように空気調和機1は運転を行うが、タイマーカウントアップ信号を受信して設定した時間ピッタリに運転を自動的に操作できれば、少しではあるが余分に運転することもなく省エネな運転が可能になるわけである。このように、空気調和機の遠隔操作装置では遠隔操作装置本体3の置き忘れ防止に加え、遠隔操作装置本体3を壁2に掛けたまま操作できるようにして操作性をよくし、また、タイマー運転のような自動運転のためにも他の機器に比べ遠隔操作装置本体3を容易に、かつ、安価に壁2に掛けたり外したりできることの効果は大きい。
また、引掛け穴13は略長方形状にして広く形成しているので、壁掛け用フック4の引掛部分4bに挿入しやすく、また横方向に長く形成しているので、さらに穴の左右どの位置からでも壁掛け用フック4の引掛部分4bに入れやすく、かつ、遠隔操作装置本体3の上下寸法が長くなり過ぎて遠隔操作装置本体3が大きくなり過ぎることがなく、また凹部14で引掛け穴13内の壁掛け用フック4の位置も決まるため容易に引掛けることができる訳である。また、赤外発光ダイオード16の位置も引掛け穴13の左右方向の右位置に設けて、引掛け穴13と赤外発光ダイオードを左右横方向に配置しているので、引掛け穴13で赤外発光ダイオード16の信号送信を邪魔することがなく、また、スペースを有効に使用しているので、引掛け穴13のために遠隔操作装置本体3の上下寸法が大きくなり過ぎることがないようにできる効果もある。
また、引掛け穴13を設けることにより、この例では引掛け穴13の部分は貫通部分の周囲壁部分13aなどによりケース5が強固になり、引掛け穴13の横に設けた赤外発光ダイオード16の保護や引掛け穴13付近の配線基板9の保護ができるという効果もあり、赤外発光ダイオード16の故障防止や配線基板9の故障が防止されて、遠隔操作装置本体3の信頼性を向上できるという効果もある。また、この例では引掛け穴13の周囲壁部分13aのケース5内側の形状と、配線基板9の一部の形状を合わせて、周囲壁部分13aでケース5内の配線基板9の位置を決めている。また、この例では引掛け穴13の貫通部分を斜面部13bと周囲壁部13aとで一連に形成しているので、壁掛け用フック4の引掛部分4bが容易に案内されて入り込み、引掛けやすいものである。
なお、上記の例では引掛け穴13の右横に赤外発光ダイオード16を配置したものを示したが、赤外発光ダイオード16を引掛け穴13の左横に配置してもよく、上記の例と同様の効果を奏する。また、上記の例では引掛け穴13を略長方形状とし、その上辺に凹部14を形成したものを示したが、引掛け穴は左右方向へ広い形状であればこれに限定されるものでなく、各辺が若干湾曲形状であるなどでもよく上記の例と同様の効果を奏する。
このように、この上記の例によれば、遠隔操作装置本体3の外殻を形成するケース5と、ケース5に設けられ壁2に固定された引掛け手段4(壁掛け用フック)に引掛け可能な引掛け穴13と、を備え、引掛け穴13は遠隔操作装置本体3の操作面3a側から見ることができる貫通した穴としたので、遠隔操作装置本体3の壁2への取り付けのために、専用部品が不用で安価にでき、また、壁2への取り付け取り外しが容易になるという効果がある。また、引掛け穴13を遠隔操作装置本体3の上部に設け、引掛け穴13を引掛け手段4(壁掛け用フック)へ引掛けた時に操作信号を送信する信号送信口が上方を向くようにしたので、壁に掛けた状態で空気調和機1に信号を送信でき、操作性がよく、また、タイマー運転などの自動運転の場合にもきめ細かく空気調和機1の運転が可能にできる効果がある。
また、引掛け穴13の右横もしくは左横に操作信号を送信する信号送信部16(赤外発光ダイオード)を設けたので、引掛け穴13があっても邪魔にならずに上方へ信号を送信することが可能で、遠隔操作装置本体3を壁2に掛けた状態で空気調和機1に信号を送信できて操作性がよく、また、タイマー運転などの自動運転の場合にもきめ細かく空気調和機1の運転が可能にできる効果があり、さらに、赤外発光ダイオード16の横に引掛け穴13を設けてスペースを有効に使用しているので、引掛け穴13のために遠隔操作装置本体3の上下寸法が大きくなり過ぎることがないようにできる効果もある。また、引掛け穴13を左右へ広い形状に設けるとともに、引掛け穴13の上辺のほぼ中央に引掛け手段4(壁掛け用フック)が入る凹部14を形成したので、引掛け穴13の左右どの位置からでも壁掛け用フック4に入れやすく、また、凹部14で壁掛け用フック4の掛ける位置も容易に決まるので、遠隔操作装置本体3が引掛けやすいという効果もある。
また、上記の例ではケース5を表側ケース5aと裏側ケース5bに分割して簡単に構成できるものを示したが、遠隔操作装置本体3の形状などによっては分割構成や材料などもこれに限定されるものでなく、また、モールド成型などのようなものであってもよく、適宜効果を有する範囲で変えることができる。また、上記の例では壁掛け用フック4を市販のものを示したが、空気調和機1の付属品として添付してもよい。また、上記の例では遠隔操作装置本体3を壁2面に掛けて取り付けるものを示したが、部屋の柱など都合のよい位置に掛けるものであってもよい。また、上記の例では壁2の上部に取り付ける種類の空気調和機1を示したが、天井に取り付ける種類の空気調和機など、他の種類のものでもよい。
次にこの発明を実施するための実施の形態1における空気調和機の遠隔操作装置の他の例を説明する。上記の例では、引掛け穴13を略長方形状として、その上辺に凹部14を形成したものを示したが、丸形状や三角形状の穴であってもよく、穴形状により遠隔操作装置本体3の上下寸法が若干長くなり、大きくなる可能性はあるもののその他は上記の例と同様の効果を奏する。図8は、この発明を実施するための実施の形態1における空気調和機の遠隔操作装置の他の例を示す遠隔操作装置本体の上部の要部正面図である。なお、上記の例と同一又は相当部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。また、記載以外の構造と動作は上記の例と同じである。図8に示すように、三角形状の引掛け穴13としたもので、その角の一つを上方に配置すればその部分に壁掛け用フック4が掛かるようになって遠隔操作装置本体3を壁2に掛けた際の左右位置が容易に決まるようにすることもできる。
次にこの発明を実施するための実施の形態1における空気調和機の遠隔操作装置の別の例を説明する。図9〜図11はこの発明を実施するための実施の形態1における空気調和機の遠隔操作装置の別の例を示す図で、図9は四面図で(a)は正面図,(b)は右側面図,(c)は背面図,(d)は上面図、図10は壁に掛けて取り付けた状態の左側面図、図11は電池蓋のスライド動作を説明する背面図で(a)は電池蓋を収納した状態の背面図,(b)は電池蓋を引出して電池交換できる状態の背面図である。なお、上記の例と同一又は相当部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。また、記載以外の構造と動作は上記の例と同じである。上記の例では引掛け穴13をケース5に直接貫通させて専用の部品を設ける必要をなくしたものを示したが、図9〜図11に示すように電池蓋11に引掛け穴13を設ける構成にしてもよい。
図9〜11において、電池蓋11は壁掛け用フック4への引掛け穴13を兼ねたもので、略T字形状の上部に引掛け穴13を開設し、裏側ケース5bに上下方向へスライド可能に設けられていて、引掛け穴13を使用しないように電池蓋11を一番下まで押し込んだ状態と、引掛け穴13を使用するために上方へ一段階引出した状態と、さらに電池蓋11を上方に引出して電池10を露出させて電池10の交換ができる二段階引出した状態にスライドできるようにしている。なお、詳細な説明は省略するが、電池蓋11側が凸で裏側ケース5b側が凹等の係止機構18a〜18cにより、この各引出し状態の位置で電池蓋11と裏側ケース5bが係止され、使用者が強めに電池蓋11引いたり押したりしなければスライドして移動しないようにしている。
そして、引掛け穴13が遠隔操作装置本体3の裏側に隠れて操作面3a側からは見えない図11(a)の位置から、引掛け穴13を使用する時には、係止機構18aから係止機構18bの位置へ電池蓋11を一段階引き出すと、図9と図10に示すように引掛け穴13が遠隔操作装置本体3の操作面側3aから覗く位置で係止固定され、その引掛け穴13により上記の例と同様に遠隔操作装置本体3の操作面3a側から引掛け穴13を見ながら壁掛け用フック4に容易に掛けたり外したりの着脱ができ、また、電池蓋11はもとから有る部品のため、引掛けるための専用部品も不要で安価なものが上記の例と同様に得られる。なお、この一段階引出した位置では電池蓋11が電池10をまだ露出させないように覆った位置にしている。そして、電池10の交換を行う場合は、引掛け穴13を兼ねた電池蓋11をさらに上方へ二段階の位置に引出すと、図11(b)に示すように係止機構18cの位置へ止まり電池10が露出し電池交換が可能となる。
このようにしても元々ある電池蓋11を利用して引掛け穴13を備えるようにしたので、専用の部品を設ける必要がなく安価に壁掛け用フック4への着脱が容易なものが得られまた、使用しない時は引掛け穴13を見えないように隠すことができるので、見た目もよく、さらに遠隔操作装置本体3からの飛び出し部分がなく、手に持った時の操作が行いやすいものが得られるという効果がある。
この図9〜11に基づく例によれば、遠隔操作装置本体3の操作面3a側から見ることが可能な電池蓋11と、電池蓋11に設けられ壁2に固定された引掛け手段4(壁掛け用フック)に引掛け可能な引掛け穴13と、を備え、引掛け穴13は操作面3a側から見ることができる貫通した穴にしたので、遠隔操作装置本体3の壁2への取り付けのために、専用部品が不用で安価にでき、また、壁2への取り付け取り外しが容易になるという効果がある。また、電池蓋11を遠隔操作装置本体3の外殻を形成するケース5にスライド可能に設け、引掛け穴13を操作面3a側から見える位置と操作面3a側から見えない位置にスライド可能にしたので、引掛け穴13を使用しない時に遠隔操作装置本体3から飛び出した部分がなく、遠隔操作装置本体3の見た目がよく、また、操作が行いやすいものが得られる効果がある。
この発明の空気調和機の遠隔操作装置は、遠隔操作装置本体3の外殻を形成するケース5と、ケース5に設けられ壁2に固定された引掛け手段4(壁掛け用フック)に引掛け可能な引掛け穴13と、を備え、引掛け穴13は遠隔操作装置本体3の操作面3a側から見ることができる貫通した穴にしたので、空気調和機の遠隔操作装置(遠隔操作装置本体3)の壁2への取り付けのために、専用部品が不用で安価にでき、また、壁2への取り付け取り外しが容易な空気調和機の遠隔操作装置を得られる効果がある。
また、さらに、引掛け穴13を遠隔操作装置本体3の上部に設け、引掛け穴13を引掛け手段4(壁掛け用フック)へ引掛けた時に操作信号を送信する信号送信口15が上方を向くようにしたので、壁2に掛けた状態で空気調和機1に信号を送信可能で、操作性がよい空気調和機の遠隔操作装置を得られる効果がある。
また、さらに、引掛け穴13の右横もしくは左横に操作信号を送信する信号送信部16を設けたので、上方へ信号を送信することが可能で、壁2に掛けた状態で空気調和機1に信号を可能で、操作性がよく、また、引掛け穴13のために遠隔操作装置本体3の上下寸法が大きくなり過ぎることがないようにできる空気調和機の遠隔操作装置を得られる効果がある。
また、さらに、引掛け穴13を左右へ広い形状に設けるとともに、引掛け穴13の上辺のほぼ中央に引掛け手段4(壁掛け用フック)が入る凹部14を形成したので、引掛け手段4(壁掛け用フック)へ遠隔操作装置本体3が引掛けやすい空気調和機の遠隔操作装置を得られる効果がある。
また、この発明の空気調和機の遠隔操作装置は、遠隔操作装置本体3の操作面3a側から見ることが可能な電池蓋11と、電池蓋11に設けられ壁2に固定された引掛け手段4(壁掛け用フック)に引掛け可能な引掛け穴13と、を備え、引掛け穴13は操作面3a側から見ることができる貫通した穴にしたので、遠隔操作装置本体3の壁2への取り付けのために、専用部品が不用で安価にでき、また、壁2への取り付け取り外しが容易な空気調和機の遠隔操作装置を得られる効果がある。
また、さらに、電池蓋11を遠隔操作装置本体3の外殻を形成するケース5にスライド可能に設け、引掛け穴13を操作面3a側から見える位置と操作面3a側から見えない位置にスライド可能にしたので、引掛け穴13を使用しない時の遠隔操作装置本体3の操作が行いやすい空気調和機の遠隔操作装置を得られる効果がある。
この発明の実施の形態1を示す空気調和機の遠隔操作装置を部屋に取り付けた状態の斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す空気調和機の遠隔操作装置の四面図で(a)は正面図,(b)は右側面図,(c)は背面図,(d)は上面図である。 この発明の実施の形態1を示す空気調和機の遠隔操作装置を壁に掛けて取り付けた状態の左側面図である。 この発明の実施の形態1を示す空気調和機の遠隔操作装置の裏側ケースを取り外した状態の引掛け穴部分の要部背面図である。 この発明の実施の形態1を示す空気調和機の遠隔操作装置を掛けて取り付けた状態の引掛け穴部分の要部正面図である。 この発明の実施の形態1を示す図5のVI−VI線の拡大断面図である。 この発明の実施の形態1を示す図6に相等する引掛け手段が無い状態の拡大断面図である。 この発明の実施の形態1の他の例を示す空気調和機の遠隔操作装置の上部の要部正面図である。 この発明の実施の形態1の別の例を示す空気調和機の遠隔操作装置の四面図で(a)は正面図,(b)は右側面図,(c)は背面図,(d)は上面図である。 この発明の実施の形態1の別の例を示す空気調和機の遠隔操作装置を壁に掛けて取り付けた状態の左側面図である。 この発明の実施の形態1の別の例を示す空気調和機の遠隔操作装置の電池蓋のスライド動作を説明する背面図で(a)は電池蓋を収納した状態の背面図,(b)は電池蓋を引出して電池交換できる状態の背面図である。
符号の説明
1 空気調和機、2 壁、3 空気調和機の遠隔操作装置(遠隔操作装置本体)、3a 操作面、4 引掛け手段(壁掛用フック)、4a 貼付部分、4b 引掛部分、5 ケース、5a 表側ケース、5b 裏側ケース、6 液晶部品、7 操作スイッチ、8 銘板、9 配線基板、10 電池、11 電池蓋、12 ネジ、13 引掛け穴、13a 周囲壁部、13b 斜面部、14 凹部、15 信号送信口、16 信号送信部(赤外発光ダイオード)、18a〜18c 係止機構。

Claims (6)

  1. 遠隔操作装置本体の外殻を形成するケースと、前記ケースに設けられ壁に固定された引掛け手段に引掛け可能な引掛け穴と、を備え、前記引掛け穴は前記遠隔操作装置本体の操作面側から見ることができる貫通した穴であることを特徴とする空気調和機の遠隔操作装置。
  2. 前記引掛け穴を前記遠隔操作装置本体の上部に設け、前記引掛け穴を前記引掛け手段へ引掛けた時に操作信号を送信する信号送信口が上方を向くようにしたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の遠隔操作装置。
  3. 前記引掛け穴の右横もしくは左横に操作信号を送信する信号送信部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の遠隔操作装置。
  4. 前記引掛け穴を左右へ広い形状に設けるとともに、前記引掛け穴の上辺のほぼ中央に前記引掛け手段が入る凹部を形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の空気調和機の遠隔操作装置。
  5. 遠隔操作装置本体の操作面側から見ることが可能な電池蓋と、前記電池蓋に設けられ壁に固定された引掛け手段に引掛け可能な引掛け穴と、を備え、前記引掛け穴は前記操作面側から見ることができる貫通した穴であることを特徴とする空気調和機の遠隔操作装置。
  6. 前記電池蓋を前記遠隔操作装置本体の外殻を形成するケースにスライド可能に設け、前記引掛け穴を前記操作面側から見える位置と前記操作面側から見えない位置にスライド可能にしたことを特徴とする請求項5に記載の空気調和機の遠隔操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010175016A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Hakusan Mfg Co Ltd 壁面取付用アダプタ、被壁掛け品の壁掛け構造および被壁掛け品の壁掛け方法
JP2011082322A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Mitsubishi Electric Corp Led基板実装用スペーサーおよびこのスペーサーを備えた空気調和機
JP2017147588A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 三菱電機株式会社 住宅機器管理装置および画像表示装置

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