JP2017147310A - キャビネットの補強構造 - Google Patents

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祐司 高津
Yuji Takatsu
祐司 高津
良介 澤井
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良介 澤井
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Abstract

【課題】比較的強い揺れが発生した際にも、横フレームの変形を抑制すること。【解決手段】縦フレーム3と横フレーム5を備えるフレーム構造のキャビネットと、縦フレームと横フレームとを連結するように設けるコーナー補強材7と、を備えるキャビネットの補強構造10である。この横フレームとキャビネット底部19とを固定する固定金具9をコーナー補強材の近傍に設ける。【選択図】図2

Description

本発明は、キャビネットを補強する構造に関するものである。
従来から、サーバーなどの各種電気機器を収納するため、キャビネットが用いられている。このキャビネットの収納物を地震の揺れなどから保護するため、特別な手段を採用することが知られている。例えば、特許文献1に示されているように、縦フレームと横フレームとを連結するコーナー補強材を設けることで筐体の強度を増すことが知られている。
特開2013−232453号公報
ところで、コーナー補強材の左右方向に向けて強い揺れが発生したとき、コーナー補強材に引っ張られ、横フレームが変形するおそれがあった。また、縦フレームと横フレームとを連結させたコーナー補強材の効果を十分に得ることができない虞があった。
本発明の目的は、比較的強い揺れが発生した際にも、横フレームの変形を抑制することである。また、コーナー補強材の効果を強くすることで、筐体の強度を増すことである。
上記課題を解決するため、次のような手段を採用する。第一の手段は、縦フレームと横フレームを備えるフレーム構造のキャビネットと、前記縦フレームと前記横フレームとを連結するように設けるコーナー補強材と、を備えるキャビネットの補強構造であって、前記横フレームとキャビネットの底部とを固定する固定金具をコーナー補強材の近傍に設けたキャビネットの補強構造とする。
本明細書におけるコーナー補強材の近傍とは、縦フレームと横フレームとの交点から、コーナー補強材の一辺(横フレームに接する辺)の長さWの2倍の位置までのことをいう。
また、第一の手段において、縦フレームとコーナー補強材とを接続する縦接続部と、横フレームとコーナー補強材とを接続する横接続部とを備え、前記固定金具を縦接続部と横接続部を結んだ線の延長線上に、若しくは、前記延長線上に隣接して設けた構成とする第二の手段が好ましい。
第一の手段では、フレームとキャビネットの底部とを固定する固定金具をコーナー補強材の近傍に設けている。したがって、強い揺れが発生した際にも、横フレームが変形することを抑制することが可能となる。また、コーナー補強材の効果を強くすることで、筐体の強度を増すことが可能となる。
第二の手段では、縦接続部と横接続部とを結んだ線の延長線上、もしくは、当該延長線上に隣接した位置に固定金具が設けられている。このため、横フレームに力がかけられる部位を効率よく補強することが可能となる。
実施の形態の補強構造が適用されたキャビネットの斜視図である。 固定金具の周りをキャビネットの内側から見た斜視図である。 第二の実施の形態のコーナー補強材の正面図である。 固定金具に用いられる接続材の斜視図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1は実施の形態の補強構造10が適用されたキャビネット1の斜視図である。キャビネット1の下方には、基台82が設けられている。図2は固定金具9の周りをキャビネット1の内側から見た斜視図である。図1に示すように、本実施の形態においては、キャビネット1は縦フレーム3、横フレーム5などのフレームで構成されている。より詳しくは、垂直方向に延びる縦フレーム3、扉12が設けられている開口13から見て奥行方向に延びる奥行フレーム18、開口13から見て左右方向に延びる横フレーム5を備えている。
本実施の形態においては、縦フレーム3と横フレーム5とを連結するようにコーナー補強材7が設けられている。このコーナー補強材7はキャビネット1の補強を行うために設けられている。本実施の形態のコーナー補強材7は側面視で略直角三角形の面を有するプレートを用いて構成されている。この直角三角形の一辺に相当する部位は横フレーム5に沿うように配置されている。また、他の一辺に相当する部位は縦フレーム3沿うように配置されている。このコーナー補強材7は突状部72がフレームの孔14に挿入されて接続されている。なお、図からは理解しにくいが、突状部72は、縦フレーム3及び横フレーム5の各孔14に挿入されている。コーナー補強材7と縦フレーム3とが接続された縦接続部16やコーナー補強材7と横フレーム5とが接続されて横接続部17は、コーナー補強材7とフレームとの間で力の伝達が生じる部位である。
図3は第二の実施の形態のコーナー補強材7の正面図である。第二の実施の形態のコーナー補強材7は、正面視で略直角三角形状ではあるものの、斜辺に相当する部位が内側に向けて凹むように形成されている。このような形態であると、キャビネット1内外間における機器の出し入れの際に、コーナー補強材7が障害となることが抑制される。なお図3に示したコーナー補強材7では、縦フレーム3に設けられた孔14に挿入される突状部72は二つであり、横フレーム5に設けられた孔14に挿入される突状部72は一つである。突状部72が縦フレーム3に設けられた孔14に挿入されている部位が縦接続部16であり、突状部72が横フレーム5に設けられた孔14に挿入されている部位が横接続部17である。
コーナー補強材7の近傍には、固定金具9が設けられている。本明細書では、縦フレーム3と横フレーム5との交点から、コーナー補強材7の一辺(横フレーム5に接する辺)の長さWの2倍の位置までをコーナー補強材7の近傍という。この位置に固定金具9が配置されていると、キャビネット1の補強を効率よく行うことが可能となる。固定金具9の設置位置はコーナー補強材7に近いほど良い。縦接続部16や横接続部17はコーナー補強材7とフレームとの間で力の伝達が生じる部位であるため、縦接続部16と横接続部17を結ぶ延長線上、もしくは延長線に隣接して設けることで補強性能を効率よく向上させることが可能となる。なお図2においては、破線で記した矢印を用いて、この延長線を概念的に示している。
この固定金具9は横フレーム5とキャビネット底部19とを固定するために用いられる。本実施の形態の固定金具9は接続材91とボルト95を備えている。図4は固定金具9に用いられる接続材91の斜視図である。本実施の形態の接続材91は貫通穴97を備えた略直方体形状の板を側面視で略U字形状となるように屈曲形成させている。この接続材91には横フレーム5の孔14に挿入されて接続される突起93を備えている。接続材91の突起93を横フレーム5の孔14に挿入した状態で接続材91をボルト95でキャビネット底部19に固定すると、横フレーム5とキャビネット底部19とが固定されることになる。本実施の形態においては、底板20と接続材91とがボルト95を用いて締結されている。
本実施の形態の補強構造10では、固定金具9は、横フレーム5の側面と接続するとともに底板20の上面と接続している。固定金具9の上端は横フレーム5の上端よりも下方に位置している。また、接続材91のU字状の側面が横フレーム5に沿って配置されている。
本実施の形態の補強構造10では、締結部材であるボルト95を締め付けることでキャビネット1が補強された状態としている。また、ボルト95を緩めることでキャビネット1が補強された状態を解除することも可能である。
以上、一つの実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、固定金具と接続されるキャビネット底部は、キャビネットの床を形成する底板である必要はない。例えば、キャビネットを接地面と固定するためにキャビネットの下方に設けられた基台とすることも可能である。
固定金具は、横フレームとキャビネット底部とを固定できる形状であればよい。したがって、各種形状とすることが可能である。また、キャビネットの内側から横フレームとキャビネット底部とを固定しなくてもよい。キャビネットの外側から横フレームとキャビネット底部を固定することも可能である。
1 キャビネット
3 縦フレーム
5 横フレーム
7 コーナー補強材
9 固定金具
10 補強構造
16 縦接続部
17 横接続部
19 キャビネット底部

Claims (2)

  1. 縦フレームと横フレームを備えるフレーム構造のキャビネットと、
    前記縦フレームと前記横フレームとを連結するように設けるコーナー補強材と、を備えるキャビネットの補強構造であって、
    前記横フレームとキャビネットの底部とを固定する固定金具をコーナー補強材の近傍に設けるキャビネットの補強構造。
  2. 縦フレームとコーナー補強材とを接続する縦接続部と、横フレームとコーナー補強材とを接続する横接続部とを備え、前記固定金具を縦接続部と横接続部を結んだ線の延長線上に、若しくは、前記延長線上に隣接して設けた、請求項1に記載のキャビネットの補強構造。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5250752A (en) * 1992-11-23 1993-10-05 Gamlet Incorporated Knockdown EMI/RFI shielded electronic rack enclosure
JPH11312870A (ja) * 1998-03-13 1999-11-09 Hoffman Enclosures Inc 電気的エンクロ―ジャ用耐震サブフレ―ム
JP2008177189A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Kawamura Electric Inc キャビネットラックの耐震構造
JP2016004791A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 三菱電機株式会社 筐体装置

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