JP2017144675A - サーマルプリンタおよび該サーマルプリンタを備える自動取引装置 - Google Patents

サーマルプリンタおよび該サーマルプリンタを備える自動取引装置 Download PDF

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Abstract

【課題】調整を不要として交換作業性を向上させることが出来るサーマルプリンタおよび該サーマルプリンタを備える自動取引装置を提供する。【解決手段】サーマルプリンタは、シャフト7に設けられたリング状突起7bに、ヘッドブラケット5から延設された当接片10を当接させて、プラテンローラ6に合わせてヘッドブラケット5を傾け、サーマルヘッド20をプラテンローラ6の適正位置に当接させる。このため、交換後、調整を不要として交換作業性を向上させることが出来る。【選択図】図3

Description

本発明は、サーマルプリンタおよび該サーマルプリンタを備える自動取引装置に関する。
一般に従来のサーマルヘッドを用いた印刷装置では、サーマルヘッドの左右に長孔を開口形成して、プラテンローラに対する左,右の押圧力を均等にすることにより、印刷物の濃淡ムラを減少させるものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
このようなサーマルヘッドを用いた印刷装置では、サーマルヘッドの表面に感熱紙を押し付けた状態で擦りながら印刷が行われる。このため、サーマルヘッドの表面が摩耗すると、サーマルヘッドを交換しなければならない。
特開平5−270019号公報
しかしながら、従来のサーマルプリンタでは、取付状態におけるサーマルヘッドの位置を調整する調整機構が存在するため、サーマルヘッドの取り外しおよび交換を容易に行うことが出来なかった。
さらに、サーマルヘッドの左,右の押圧力を均等にすることはできても、サーマルヘッドがプラテンローラの周面に当たる位置が左,右で水平面内の前後方向に相違すると、サーマルヘッドを均等に押し付けることができない。
このため、従来のサーマルプリンタでは、交換後、サーマルヘッドをプラテンローラの受け面の適正位置に合わせるための位置調整が必要であり、交換作業を煩雑なものとしていた。
また、交換後にサーマルヘッドの位置を調整する調整機構では、調整用の構成部品が増大して、製造コストが上昇してしまうといった問題があった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、位置調整を不要として交換作業性を向上させることが出来るサーマルプリンタおよび該サーマルプリンタを備える自動取引装置を提供することを課題とする。
本発明は、装置本体と、装置本体に回転自在に配置されて、媒体を搬送するプラテンローラと、プラテンローラと平行に所定寸法離間して配置されるシャフトと、シャフトの軸方向に離間して一対の係合溝部を着脱自在に係合させて、シャフトに回動可能に軸支されるヘッドブラケットと、ヘッドブラケットから延設されて該一対の係合溝部の間に位置する当接片と、ヘッドブラケットに保持されて、感熱方式で媒体に印刷を行なうサーマルヘッドとを備え、ヘッドブラケットは、サーマルヘッドをプラテンローラに対向させて、媒体を印字可能とする第1の位置と、第1の位置からサーマルヘッドをプラテンローラから離反方向へ回動してシャフトと係合溝部との係合を解除可能とする第2の位置とを有し、シャフトの外側面からは、少なくとも第1の位置にて当接片を当接させる突起部が突設されていることを特徴としている。
本発明に係るサーマルプリンタは、シャフトに設けられた突起部に、ヘッドブラケットから延設された当接片が当接して左右に傾けられる。このため、サーマルヘッドは、プラテンローラに正対して均等な圧力で押圧される。
このため、交換後、位置調整を不要として交換作業性を向上させることが出来る。
本発明によれば、位置調整を不要として交換作業性を向上させることが出来るサーマルプリンタおよび該サーマルプリンタを備える自動取引装置が提供される。
実施形態の自動取引装置の全体の構成を説明する側面図である。 自動取引装置のサーマルプリンタの構成を説明する断面図である。 実施形態のサーマルプリンタに用いられるサーマルヘッド機構とプラテンローラの構成を説明する分解斜視図である。 実施形態のサーマルヘッド機構を支持するシャフトの平面図である。 実施形態の自動取引装置で、装置本体のシャフト周縁の構成を説明する図2中X−X線に沿った位置での一部を断面とした斜視図である。 実施形態のサーマルプリンタに用いられるヘッドブラケットで、プラテンローラとの位置関係を説明する正面図である。 実施形態のサーマルプリンタに用いられるヘッドブラケットで、プラテンローラとの位置関係を説明する背面図である。 ヘッドブラケットが装着される様子を示し、第2の位置における図7中VIII−VIII線に沿った位置での断面図である。 ヘッドブラケットが印字可能位置に回動される様子を示し、第1の位置における図7中VIII−VIII線に沿った位置に対応する断面図である。 実施形態のサーマルプリンタで、図2中V−V線に沿った位置でのロック機構の動作を説明する一部断面斜視図である。 比較例のサーマルプリンタでプラテンローラにサーマルヘッドが斜めに当接している様子を示す模式的な斜視図である。
本発明の実施形態について、図1乃至図11を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。

図1は、実施形態の自動取引装置としてのATM(現金自動預け払い機(以下「ATM」という。)1の全体の構成を説明する側面図である。 この実施形態のATM1は、箱型の筺体2の一部に、レシートを印字するサーマルプリンタ3が設けられている。このサーマルプリンタ3は、装置本体4と、この装置本体4に着脱可能に設けられるヘッドブラケット5と、装置本体4に回転自在に配置されて、媒体を搬送するプラテンローラ6と、プラテンローラ6の回転軸6bと平行に所定寸法離間して配置されるシャフト7と、シャフト7の軸方向に離間して一対の係合溝部9,9を着脱自在に係合させて、シャフト7に回動可能に軸支されるヘッドブラケット5と、ヘッドブラケット5から延設されて一対の係合溝部9,9 の間に位置する当接片10と、ヘッドブラケット5に保持されて、感熱方式で媒体に印刷を行なうサーマルヘッドと20を備えている。
このうち、装置本体4には、媒体としてのレシート用紙405を搬送するプラテンローラ6が回転自在に配置されている。この装置本体4には、プラテンローラ6の回転軸6bと平行となるように所定寸法Lだけ離間されてシャフト7が設けられている。
図2は、サーマルプリンタ3の装置本体4の構成を説明する断面図である。
この実施形態のサーマルプリンタ3では、装置本体4の筺体401の内部にシャフト7の位置をガイドし、ヘッドブラケット5の抜止めを行うガイド部材17 が固定されて設けられている。そして、このガイド部材17には、前記シャフト7が設けられている。
このシャフト7には、ヘッドブラケット5が係合されて装着される。ヘッドブラケット5には、サーマルヘッド20が保持されている。さらに、筺体401の内部でサーマルヘッド20と対向する位置には、前記プラテンローラ6が設けられている。
そして、サーマルヘッド20とプラテンローラ6との間には、搬送路403が形成されている。
搬送路403には、図示省略のロールから送り出されるレシート用紙405が介挿されて、搬送しながら、通電により発熱したサーマルヘッド20を媒体としてのレシート用紙405に圧接して印字を行う。
印字されたレシート用紙405は、第1駆動用モータ407の駆動により、搬送路403からガイド部417を通り排出口411方向へ送出される。
サーマルヘッド20と、排出口411との間には、排出搬送部413が設けられている。この排出搬送部413は、上下一対のベルトローラ414a,414bにより構成されている。
この排出搬送部413は、第2駆動用モータ409により回転駆動するものであり、ガイド部417から送り出されたレシート用紙405を排出口411から外部に送り出す。
また、この筺体401の内部のサーマルヘッド20と排出搬送部413との間には、通過するレシート用紙405を所望の位置にて切断可能なカッタ装置415が設けられている。
そして、サーマルヘッド20により印字されたレシート用紙405は、印字されていないレシート用紙405からカッタ装置415により分離されて、排出搬送部413によって、排出口411から排出される。
図3は、実施形態のサーマルプリンタ3に用いられるサーマルヘッド20とプラテンローラ6の構成を説明する分解斜視図である。
この実施形態のサーマルプリンタは、筺体401側に、回転軸6bに軸支されて装着されるプラテンローラ6と、シャフト7とが設けられる。
このうち、シャフト7は、筺体401の底壁部421(図5参照)に固定されたガイド部材17によって位置決めされて、両端部7d,7dを筺体401の側壁部423,423に形成された固定孔427,427に挿通させて固定されている。
一方、ヘッドブラケット5は、このシャフト7に対して着脱自在となるように構成されている。
まず、ヘッドブラケット5の構成について説明すると、ヘッドブラケット5は主に、平板状のベースプレート5aと、このベースプレート5aに一体に設けられた一対の側壁部5b,5bと、背面部5cとを有している。
また、これらの側壁部5b,5bと、背面部5cとは、このベースプレート5aの端縁に位置する各側辺から直交するように立設されることにより、上面視略コ字状を呈するように構成されている。
このヘッドブラケット5のうち、ベースプレート5aの下面側には、サーマルヘッド20が固定されて保持されている。このサーマルヘッド20は、通電による加熱が行なわれる感熱方式でレシート用紙405に印刷を行なうように構成されている。
このヘッドブラケット5には、一対の側壁部5b,5bからそれぞれ一体となるように斜めに延設されて左,右に離間された支持脚部8,8が設けられている。そして、これらの支持脚部8,8には、係合部としての係合溝部9,9が形成されている。
この係合溝部9は、シャフト7を挿抜可能とする開放端を下端部に形成して、溝が延設される長手方向を上下方向Zに沿わせたU字型を呈している。
さらにこの係合溝部9の幅寸法Wは、シャフト7の外径寸法Dと同じとなるように構成されている。
そして、ヘッドブラケット5が装置本体4に装着された状態では、係合溝部9,9がシャフト7に係合されて、ヘッドブラケット5は、サーマルヘッド20をプラテンローラ6に近接(第1の位置の方向)または離反する(第2の位置の方向)方向へ回動可能に軸支される。
ヘッドブラケット5の回動位置のうち、第1の位置は、図2に示すように、レシート用紙405を搬送する搬送路403を挟んで、サーマルヘッド20をプラテンローラ6と印字可能に対向させるようにヘッドブラケット5が閉じられた位置である。
また、ヘッドブラケット5の第2の位置は、図1中二点鎖線で示すように装置本体4からヘッドブラケット5が着脱可能となるようにヘッドブラケットが開かれた位置である。
さらに、このヘッドブラケット5の側壁部5b,5bには、ストッパ開口部5d,5dが開口形成されている。これらのストッパ開口部5d,5dには、後述するロック機構30のロックレバー31がスライド自在に挿通される。
このロックレバー31の係止部31c,31dは、側壁部423,423(図5参照)に形成されたロック係止孔429,431に係止されることによりヘッドブラケット5を第1の位置で停止(ロック)させることができるように構成されている。
また、このロックレバー31には、一対の座面部31a,31aが設けられている。そして、これらの座面部31a,31aとベースプレート5aとの間には、コイルスプリング32,32が介挿されている。ロックレバー31の座面部31aに、これらのコイルスプリング32,32の上端が当接されて、印字可能な第1の状態にてサーマルヘッド20をプラテンローラ6方向へ付勢する。
さらに、このヘッドブラケット5の側壁部5b,5bの背面部5c側に位置する側縁からは、ベースプレート5aの上下方向Zで下方に向けて一対の支持脚部8,8が斜めに延設されている。
そして、幅寸法Wの係合溝部9,9を外径寸法Dのシャフト7に係合させることにより、ヘッドブラケット5の前後方向Yへの水平移動ができないように構成されている。
このため、上下方向Zへのヘッドブラケット5の装脱着を容易としつつ、ヘッドブラケット5に保持されるサーマルヘッド20のプラテンローラ6に対する位置決め精度を向上させている。
また、シャフト7は、ガイド部材17を介して支持されている。ガイド部材17には、一対の軸受部17b,17bが一体に形成されている。この軸受部17b,17bには、それぞれシャフト7を挿通する位置決め孔17c,17cが開口形成されている。
さらに、シャフト7は、両端部が筺体401の側壁部423,423に形成された固定孔427,427に挿通されて固定される。この実施形態ではシャフト7は、プラテンローラ6から所定寸法L(図1参照)だけ離間されて平行に配置されている。
そして、シャフト7を回動中心として、ヘッドブラケット5とともにサーマルヘッド20をプラテンローラ6に近接する方向(第1の位置)または離反する方向(第2の位置)へ回動させる。これにより、第1の位置では、プラテンローラ6の外周面6aの上側からサーマルヘッド20が覆い被さるように当接させて、サーマルヘッド20の発熱体がレシート用紙(図2参照)に圧着できるように構成されている。
また、このヘッドブラケット5には、舌片状の当接片10がベースプレート5aから一体に延設されている。当接片10は、一対の係合溝部9,9の間のほぼ中央にてシャフト7の上方方向に位置して、係合溝部9の底部とほぼ同じ上下方向Z位置または、少し下方に設けられる下面側10a(図8参照)を有している。
さらにこのベースプレート5aからは、この当接片10に隣設して、側面視クランク形状の係止爪部11が一体に延設されている。また、筺体401の底壁部421に固定されたガイド部材17には、被係止部として抜け止め段部17aが前後方向Yにてシャフト7の下方位置に向けて一体に突設形成されている。
そして、サーマルヘッド20の回動位置が、印字可能位置である第1の位置である場合、係止爪部11は、抜け止め段部17aに係止される(図9参照)。これにより、サーマルヘッド20により印字が行われている間は、ヘッドブラケット5が抜出不能となるように構成されている。
さらに、この実施形態のヘッドブラケット5には、シャフト7を回動中心とするヘッドブラケット5の回動方向の移動を停止させるロック機構30が備えられている。
ロック機構30には、側壁部5b,5bに開口形成されているストッパ開口部5d,5dにスライド移動自在に遊嵌されて挿通されるロックレバー31が設けられている。
この実施形態のコイルスプリング32,32は、当接片10を挟んで左,右対称となる位置に配置されている。そして、ロックレバー31の各座面部31aには、位置決め片31bが突設されていて、コイルスプリング32がスライド方向に横すべりなどにより、弾性反力がサーマルヘッド20に伝わらなくならないように構成されている。
また、この実施形態のロック機構30のロックレバー31とストッパ開口部5d,5dとの間には、遊びとなる隙間が設けられて遊嵌されている。そして、この遊びによってサーマルヘッド20をヘッドブラケット5とともに上方に向けて傾斜させて、プラテンローラ6の外周面6aからサーマルヘッド20を離間させることができる。
図4は、サーマルプリンタのヘッドブラケット5を支持するシャフト7の平面図である。
この実施形態のシャフト7は、長手方向略中央に一定の長さ寸法L1を有して小径の括れ部7aを設けている。この括れ部7aの外側面7cからは、突起部としてのリング状突起7bが突設されている。
リング状突起7bは、シャフト7の長手方向で一対の係合溝部9,9の中間位置に環状に突設されている。このリング状突起7bは、断面形状を外径方向の外側縁が幅狭となる山型形状としている。
そして、ヘッドブラケット5を装着した状態では、当接片10の下面側10aがリング状突起7bの外側縁に点接触する。このため、リング状突起7bを揺動中心として左右に一定角度まで、ヘッドブラケット5を傾けることができる。
図5は、この実施形態のシャフト7が取り付けられる装置本体4の周縁の構成を説明し、図2中V−V線に沿った位置での一部を断面とした斜視図である。この実施形態の装置本体4の筺体401には、ガイド部材17を固設する底壁部421および、この底壁部421のシャフト7の軸方向両側に立設される側壁部423,423が搬送路403を囲むように設けられている。
このうち、側壁部423,423には、プラテンローラ6およびシャフト7の各両側端を支持する挿通孔425,425および固定孔427,427が設けられている。
これらの挿通孔425,425には、プラテンローラ6の各端部が回転自在となるように挿通されている。
また、固定孔427,427には、シャフト7の各端部7d,7dが挿通されて固定されている。
図6は、実施形態のサーマルプリンタに用いられるヘッドブラケット5で、プラテンローラ6およびシャフト7との位置関係を説明する正面図、図7は、その背面図である。
印字可能な第1の位置では、ヘッドブラケット5が閉じられているため、サーマルヘッド20がプラテンローラ6の外周面6aに当接されている。
この状態では、図7に示すようにシャフト7の括れ部7aの外側面から突設されたリング状突起7bが外周縁を当接片10の下面側10aに点接触させている。サーマルヘッド20を保持するヘッドブラケット5は、このリング状突起7bによって支持される当接片10を揺動中心として左右に傾くことが出来る。
このため、プラテンローラ6が傾いていても、サーマルヘッド20を追従させて傾けることによりサーマルヘッド20をプラテンローラ6の長手方向で均等に圧接させて、搬送路403のレシート用紙405に良好な印字品質の印刷をすることができる。
図8は、ヘッドブラケット5が装着される様子を示し、装脱着可能な第2の位置における図7中VIII−VIII線に沿った位置での断面図である。
第2の位置では、装置本体4からヘッドブラケット5を着脱可能とするため、シャフト7を回動中心とするヘッドブラケット5の回動位置は、係止爪部11が抜け止め段部17aに干渉しない角度で、ほぼ上下方向Zに沿って挿抜される。
このとき、シャフト7のリング状突起7bに当接片10の下面側10aが当接すると挿入方向のヘッドブラケット5の移動は停止される。サーマルヘッド20は、ヘッドブラケット5のベースプレート5aに保持されている。第2の位置では、プラテンローラ6からサーマルヘッド20が離間している位置で停止して、外周面6aにサーマルヘッド20の発熱体を接触させることはない。このため、サーマルヘッド20の干渉による損傷を防止できる。
図9は、ヘッドブラケット5が印字可能位置に回動される様子を示し、第1の位置における図7中VIII−VIII線に沿った位置に対応する断面図である。
シャフト7を回動中心とするヘッドブラケット5の回動位置は、当接片10の下面側10aがシャフト7のリング状突起7bに当接した状態から、サーマルヘッド20がプラテンローラ6の外周面6aに近接する回動方向Rに沿って移動される。
そして、サーマルヘッド20がプラテンローラ6の外周面6aに当接すると、回動方向Rの移動が停止するとともに、係止爪部11が抜け止め段部17aに係止されて、ヘッドブラケット5が装置本体4から外れないように抜け止めされる。
第2の位置から第1の位置にヘッドブラケット5が回動されても、シャフト7の外側面から突設されたリング状突起7bに当接片10の下面側10aが点接触し続ける。
このため、図9に示す第1の位置では、ヘッドブラケット5がリング状突起7bを支点として揺動させて、正面視左右に傾けることができる。
したがって、プラテンローラ6の外周面6aとサーマルヘッド20の発熱体とが平行でない場合でも、ヘッドブラケット5を傾けて、正対させて一直線上に当接させることにより、サーマルヘッド20の発熱体をプラテンローラ6の適正位置に密着させることができる。
したがって、ヘッドブラケット5を装着する際、サーマルヘッド20の位置調整を不要として交換作業性を向上させることが出来る。
図10は、実施形態のサーマルプリンタで、図2中V−V線に沿った位置でのロック機構の動作を説明する一部断面斜視図である。
第1の位置では、ヘッドブラケット5の揺動により、サーマルヘッド20がプラテンローラ6の外周面6aの適正位置に当接して印字可能となる。側壁部423,432には、ロック機構30のロックレバー31に対応する位置にロック孔5i,5jが開口形成されている。
そして、ロックレバー31をX方向にスライド移動させると、ロックレバー31の係止部31c,31dがそれぞれロック孔5i,5jの周縁に係止されて、ヘッドブラケット5のY方向への移動を停止させることが出来る。
ロックレバー31には、コイルスプリング32の座面部31a,31aが形成されている。このため、サーマルヘッド20は、プラテンローラ6の外周面6aに向けて付勢される。したがって、シャフト7の長手方向中央に設けられているリング状突起7bがサーマルヘッド20の挿入方向の位置を一定位置に保持したまま、ヘッドブラケット5は、第1の位置まで回動する。そして、そのまま、プラテンローラ6の外周面6aの適正位置に正対された発熱体を圧接させるように二本のコイルスプリング32,32によって左右均等に押圧させることができる。
このように、ロックレバー31は、コイルスプリング32,32がサーマルヘッド20をプラテンローラ6の外周面6aに向けて押圧する際、軸方向にスライド移動した状態で、ロックレバー31の係止部31c,31dがそれぞれロック孔5i,5jの周縁に弾性反力で押し付けられながら係止される。
このため、第1の位置から勝手に第2の位置にヘッドブラケット5が回動して、開いてしまうおそれがない。
図11は、比較例のサーマルプリンタでプラテンローラ6にサーマルヘッド20が斜めに当接している様子を示す模式的な斜視図である。
サーマルヘッド20がプラテンローラ6の周面に当たる位置が水平面内の前後方向Yに相違すると、サーマルヘッド20をプラテンローラ6の外周面6aに均等に押し付けることができない。
例えば、サーマルヘッド20の延設方向がプラテンローラ6の回転軸6bの方向と前後方向Yまたは上下方向Zにずれて傾く場合がある。プラテンローラ6は、受け面となる外周面6aが湾曲形成されているのに対して、サーマルヘッド20の発熱体は、一直線上に並べられている。
このため、サーマルヘッド20を左,右均等な力で押圧しても、たとえば中央部が深く接触して、左,右端部近傍が浅く接触、または非接触となり、印字に不均等が発生する。
特に、プラテンローラ6の回転軸6bの取付精度、ヘッドブラケット5の取付精度あるいは、ヘッドブラケット5とサーマルヘッド20との間の取付精度によっては、サーマルヘッド20の延設方向とプラテンローラ6の回転軸6b方向とが平行とならず、水平面内で角度θのズレを有している場合がある。
この状態では、サーマルヘッド20に左右で同じ押圧力を加えても、プラテンローラ6の外周面6aにサーマルヘッド20が押しつけられる力に不均等が発生して印字品質を低下させてしまうといった問題があった。
そこで、この実施形態のサーマルプリンタでは、図3に示すように、左,右一対設けられた係合溝部9の幅寸法Wがシャフト7の外径寸法Dと同寸法となるように設定されている。
図8に示すように第2の位置にヘッドブラケット5が装着されると、ヘッドブラケット5の当接片10がシャフト7の外側面から突設されたリング状突起7bに当接して上下方向の挿入を停止させる。これにより、前後方向(図11中Y方向参照)にヘッドブラケット5は移動不能となり、サーマルヘッド20は、シャフト7から左,右均等の距離に平行となるように装着される。
次に、図9中回動方向Rに示すように、サーマルヘッド20を第1の位置まで回動させると、サーマルヘッド20は、プラテンローラ6の外周面6aの適正位置に正対しながら、発熱体を一直線状に当接させて密着させることができる。
ここで、プラテンローラ6の回転軸6bの装置本体4に対する取付精度が良好ではない場合や、サーマルヘッド20の左右で上下方向Zの寸法の相違により傾きが生じている場合がある。
このような場合であっても、当接片10がシャフト7のリング状突起7bに点接触しているため、この部分を支点として揺動するサーマルヘッド20を傾けることが出来る。
このため、プラテンローラ6の回転軸6bの取付精度、ヘッドブラケット5の取付精度あるいは、ヘッドブラケット5とサーマルヘッド20との間の取付精度などに関わらず、シャフト7とプラテンローラ6とが平行となっていなくても、リング状突起7bを支点として、ヘッドブラケット5を傾けて、サーマルヘッド20をプラテンローラ6に密接させることができる。
このように、ヘッドブラケット5の長手方向中央に設けられた当接片10に、シャフト7のリング状突起7bを点接触させる。これにより、上下方向Zの位置が規定されるとともに、この部分を揺動中心として左右にサーマルヘッド20を傾けて位置ズレを吸収することができる。
したがって、サーマルヘッド20は、外周面6aに平行に当接され、印字に必要とされる所望の密着度を得ることができて濃淡ムラを減少させることができるとともに、交換後、サーマルヘッド20とプラテンローラ6との間の位置調整を不要として交換作業性を向上させることが出来る。
次に、ヘッドブラケット5を装置本体4から取り外す場合について説明する。図9に示す第1の位置から、ヘッドブラケット5を装置本体4から取り外す際には、図10に示すロックレバー31を二点鎖線で示す解除位置にスライドさせて、ロックを解除するとともに、図9中回動方向Rにヘッドブラケット5を回転させて、図8に示す第2の位置まで移動させる。
図8に示す第2の位置では、係止爪部11の抜け止め段部17aへの係止が解除されている。
そして、支持脚部8に形成された係合溝部9は、シャフト7を挿抜可能とする開放端を下端部に形成するU字型を呈している。
このため、ヘッドブラケット5を容易に上下方向Zの上方へ引き抜くことができる。
上述してきたように、この実施形態のサーマルプリンタでは、シャフト7に設けられたリング状突起7bに、ヘッドブラケット5から延設された当接片10を当接させて、プラテンローラ6に合わせてヘッドブラケット5を傾け、サーマルヘッド20をプラテンローラ6の適正位置に当接させる。
このため、交換後、調整を不要として交換作業性を向上させることが出来る。
すなわち、ヘッドブラケット5は、一対の係合溝部9,9が係合されるシャフト7を中心として、図8に示す第2の位置から図9に示す第1の位置まで回動されて閉じられると、前後方向Yで位置決めが行われる。
第1の位置では、当接片10はリング状突起7bに当接されているため、サーマルヘッド20の上下方向Zの位置決めが行われる。このとき、リング状突起7bを支点として、サーマルヘッド20の左,右の傾きが調整されて、プラテンローラ6の外周面6aに正対した適正位置にて保持される。
したがって、サーマルヘッド20をヘッドブラケット5ごと交換する際、ヘッドブラケット5を第2の位置に挿入して当接片10をリング状突起7bに当接させる。そして、ヘッドブラケット5を第1の位置まで回動させて、ロック機構30のロックレバー31を用いて装置本体4に固定する。これにより、ヘッドブラケット5の固定とともにサーマルヘッド20の位置調整が完了する。
このように、容易にプラテンローラ6と正対する正しい印字可能位置(適正位置)にサーマルヘッド20を装着出来、交換後の調整を不要として交換作業性を向上させることが出来る。
また、この実施形態の突起部は、当接片10の下面側10aに対して点接触するように、シャフト7の外側面7cのうち、一対の係合溝部9,9の中間位置に環状に突設されたリング状突起7bである。
このため、図9に示す第1の位置から、図8に示す第2の位置に至るまでの間、リング状突起7bの外周縁は、当接片10の下面側10aに点接触されている。このため、第2の位置で上下方向Zの位置決めを行なうことにより、円滑にヘッドブラケット5を第1の位置まで移動させることができる。
そして、一対のコイルスプリング32によって容易に、サーマルヘッド20上下方向の位置を左右で均等に保持させることができる。サーマルヘッド20の長手方向にて均等な押圧力が2本のコイルスプリング32,32によって得られるので、さらに多くのコイルスプリングで押圧するものに比して、部品点数の増大を抑制できる。
また、シャフト7は、小径の括れ部の長手方向の寸法L1の範囲内に環状にリング状突起7bを突設させている。このため、リング状突起7bの加工が容易でリング状突起7bを山型等の断面形状に形成しやすい。
さらに、係合溝部9は、シャフト7を挿抜可能とする開放端が形成されたU字型を呈している。このため、図8に示すように、第2の位置から上下方向Zに、ヘッドブラケット5ごとサーマルヘッド20を容易に挿抜可能として、さらに交換作業性を良好なものとすることができる。
しかも、この実施形態では、図3に示すようにシャフト7の外径寸法Dが係合溝部9の幅寸法Wと同寸法となるように設定されている。このため、シャフト7は、係合溝部9にガタつくことなく係合される。したがって、シャフト7とサーマルヘッド20とは良好な取付精度で平行となるように配置される。
また、シャフト7に形成されたリング状突起7bは、図8に示すように、当接片10の下面側10aを当接させて、係合溝部9の溝延設方向で上下方向Zに挿抜されるシャフト7の位置精度を向上させることができる。
このため、ヘッドブラケット5に保持されたサーマルヘッド20の位置ずれが発生しにくく、さらに良好な精度で、プラテンローラ6の外周面6aの適正位置に直線的に押圧することができる。
また、図8および図9に示すように、この実施形態のヘッドブラケット5には、係止爪部11が設けられている。そして、装置本体4に固設されるガイド部材17には、この係止爪部11を係止する被係止部としての抜け止め段部17aが設けられている。
そして、ヘッドブラケット5は、図9に示す第1の位置では、係止爪部11を抜け止め段部17aに係止してヘッドブラケット5を取り外し不能とすることにより抜け止めされる。このため、ロック機構30によって、ロックレバー31を用いてヘッドブラケット5を、第1の位置にて停止させる際に、ヘッドブラケット5が外れることがない。
また、図8に示す第2の位置では、ヘッドブラケット5の回動により、抜け止め段部17aへの係止爪部11の係止が解除されて、上下方向Zへのヘッドブラケット5の挿抜が許容される。
このため、サーマルヘッド20を保守点検のために交換する場合以外では、不意にヘッドブラケット5が脱落するおそれがない。
また、図10に示すように、第1の状態で、ヘッドブラケット5の回動を停止させるロック機構30が備えられている。ロック機構30には、第1の状態で、サーマルヘッド20をプラテンローラ6方向へ付勢するコイルスプリング32,32の座面となるロックレバー31が含まれている。
このため、サーマルヘッド20を付勢する部材を別途必要とせず、部品点数の増大を抑制できる。
さらに、この実施形態のサーマルプリンタでは、ロック機構30のロックレバー31と、ヘッドブラケット5の周囲のストッパ開口部5d,5dとの間に遊びとなる隙間が設けられている。
この隙間によって、第1の位置にサーマルヘッド20が存在する状態であってもヘッドブラケット5とともにプラテンローラ6の外周面6aからサーマルヘッド20を上方に向けて傾斜させて、離間させることが可能となる。
このため、紙づまり時に外周面6aとサーマルヘッド20との間を離間させて、レシート用紙405を抜き出すことが出来、さらにメンテナンス性が良好である。
以上、本実施形態に係るサーマルプリンタおよび該サーマルプリンタを備える自動取引装置について詳述してきたが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでない。
例えば、本実施形態では、シャフト7の括れ部7aの表面に突起部としてのリング状突起7bが突設形成されているが、特にこれに限らず、少なくとも第1の位置にて、当接片10に接触するものであれば、リング状である必要はなく、半円状、三日月形や傾斜が設けられた突起等、どのような形状の突起部であってもよく、また、シャフト7に一体に形成されていなくてもよく、突起部の形状、数量および材質が限定されるものではない。
また、突起部の断面形状についても、特に山型に限定されるものではなく、半円型や三角形形状など点接触が可能な形状であれば、どのような形状であってもよい。
さらに、突起部は、シャフト7に限らず例えば脚部材17の一部に形成されていてもよい。
また、実施形態のサーマルプリンタは、リング状突起7bが第1の位置から第2の位置まで当接片10に当接され続けているが特にこれに限らず、少なくとも第1の位置にて当接片10を当接させることにより、サーマルヘッド20の位置決めが行える突起部であればよい。
そして、実施形態のサーマルプリンタは、装置本体4がATM1に設けられているものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、例えばキャッシュレジスタ装置や自動釣銭装置など、サーマルプリンタが含まれるものであればどのような自動取引装置であってもよい。
さらに、この実施形態では、サーマルプリンタ3によって印字が行われる媒体として紙のレシート用紙405を用いたものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、サーマルプリンタ3によって印刷可能な媒体であれば、たとえば、合成樹脂や他の紙媒体などであってもよく、形状、数量および材質が限定されるものではない。
また、実施形態のサーマルプリンタは、図10に示すようなロックレバー31を有するロック機構30を設けているが特にこれに限らず、ヘッドブラケット5を閉じてサーマルヘッド20がプラテンローラ6方向に押圧されている状態で固定できるものであれば、ラッチ式のロック機構等、どのようなロック機構であってもよい。
1 ATM(自動取引装置)
2 筺体
3 サーマルプリンタ
4 装置本体
5 ヘッドブラケット
6 プラテンローラ
7 シャフト
7b リング状突起(突起部)
7c 外側面
8 支持脚部
9 係合溝部
10 当接片
10a 下面側
11 係止爪部
17 位置合わせ脚部材
17a 抜け止め段部(被係止部)
20 サーマルヘッド
30 ロック機構
31 ロックレバー
401 筺体
403 搬送路
405 レシート用紙

Claims (7)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に回転自在に配置されて、媒体を搬送するプラテンローラと、
    前記プラテンローラと 所定寸法離間して配置されるシャフトと、
    前記シャフトの軸方向に離間して一対の係合溝部を着脱自在に係合させて、前記シャフトに回動可能に軸支されるヘッドブラケットと、
    前記ヘッドブラケットから延設されて前記一対の係合溝部の間に位置する当接片と、
    前記ヘッドブラケットに保持されて、感熱方式で前記媒体に印刷を行なうサーマルヘッドとを備え、
    前記ヘッドブラケットは、前記サーマルヘッドを前記プラテンローラに対向させて、前記媒体を印字可能とする第1の位置と、前記第1の位置から前記サーマルヘッドを前記プラテンローラから離反方向へ回動して前記シャフトと前記係合溝部との係合を解除可能とする第2の位置とを有し、
    前記シャフトの外側面からは、少なくとも前記第1の位置にて前記当接片を当接させる突起部が突設されていることを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 前記突起部は、前記シャフトの外側面のうち、前記一対の係合部の中間位置に環状に突設されて、前記当接片に対して点接触するリング状突起であることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記係合溝部は、前記シャフトを挿抜可能とする開放端が形成されたU字型を呈するとともに、前記シャフトの外径寸法を、前記係合溝部の幅寸法と同寸法とすることを特徴とする請求項1または2に記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記ヘッドブラケットには、係止爪部を設けるとともに、前記装置本体には、該係止爪部を係止する被係止部を設け、前記ヘッドブラケットは、前記第1の位置では、前記係止爪部を、前記被係止部に係止して前記ヘッドブラケットの抜け止めを行なうと共に、前記第2の位置では、前記被係止部への前記係止爪部の係止を解除して、前記ヘッドブラケットの挿抜を許容することを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載のサーマルプリンタ。
  5. 前記第1の状態で、前記ヘッドブラケットの回動を停止させるロック機構をさらに備え、
    前記ロック機構には、前記第1の状態で、前記サーマルヘッドを前記プラテンローラ方向へ付勢するコイルスプリングの座面となるロックレバーを含むことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一項に記載のサーマルプリンタ。
  6. 前記ロック機構のロックレバーと周囲の挿通孔との間に遊びを設けて、前記サーマルヘッドを前記ヘッドブラケットとともに前記プラテンローラの外周面から離間可能としたことを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載のサーマルプリンタ。
  7. 請求項1〜6のうち何れか一項記載のサーマルプリンタを備えた自動取引装置。
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