JP2017144509A - 組立ラインの同期台車 - Google Patents

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雄介 嶌田
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Abstract

【課題】部品や工具が搭載された搭載台を作業者の動きに同期させる組立ラインの同期台車を提供する。【解決手段】フロアフリクション台車2の床面で移動可能な車輪31と、両ロッドシリンダ9でストッパ32が両ロッドシリンダ9の床面に押圧されると両ロッドシリンダ9に同期して移動する同期台車本体3と、部品や工具が搭載される搭載台4が同期台車本体3の移動方向と直交方向に移動する多段式スライドレール5と、搭載台4の先端部下方に固定され電動駆動機構61によって駆動される車輪62が同期台車本体3の移動方向と直交方向に回転移動するように電動駆動機構61と共に設けられている脚部6と、脚部6に設けられ作業者の位置を検知して第1の電気信号を出力する人体検知センサ7と、人体検知センサ7から出力された電気信号を時系列に受信し、作業者に同期して車輪62を駆動して脚部6を作業者の動きに沿って移動させる第1の制御部81とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、被組立物を載置した搭載台車に対して同期移動する組立ラインの同期台車に関する。
従来から、自動車の組立ラインにおいて使用される部品や工具を搭載するための作業台や、作業者が車両のバックドア開口部から容易に出入りすることが可能になる同期台車が知られている。
作業台は図8に示すように、筐体101と、作業者Oが作業で使用する部品や工具を載置可能なトレー102と、トレー102と筐体101とに連結され、複数の関節がリンク同士を駆動可能に結合されたロボットアーム103と、作業者Oの位置を計測するセンサS1、S2を有する計測部104と、計測部104から入力されたデータから作業者の位置とその際の作業内容(作業時間、移動経路、作業者の癖等)との関係を統計的に処理して、作業者の動きに合わせてスムーズに部品や工具が載置されたトレーを移動させる統合制御部(図示せず。)と、を備えた作業台100を有する作業ロボット支援システムが開示されている。(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
このように構成された作業台100は、センサS1、S2によって検出された作業者の位置を演算処理して、工具や部品が載置されたトレー102をロボットアーム103でその位置まで移動させることができる。
また、同期台車は図9(A)、(B)に示すように、コンベヤCの進行方向と平行に走行移動する台車本体201と、台車本体201の内部に収納され、コンベヤCの進行方向と直交する方向に走行移動する第1の補助台車202と、第1の補助台車202の内部に収納され、当該第1の補助台車202の進行方向と平行に走行移動する第2の補助台車203と、台車本体201及び第1の補助台車202の内部で両台車を連結する第1のシリンダ204と、第1の補助台車202及び第2の補助台車203の内部で両台車を連結する第2のシリンダ205と、台車本体201から車両に向かって出没するように当該台車本体201に設けられ、コンベヤC上に設けられたアタッチメント206に押圧されることにより台車本体201を当該コンベヤCの動きに同期させるアーム207と、を備えたコンベヤ用同期台車200が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
このように構成されたコンベヤ用同期台車200は、最初に台車本体201を当該コンベヤCの動きに同期させるためにアーム207をアタッチメント206に係合させる。そして、第1のシリンダ204及び第2のシリンダ205を伸長させることで第2の補助台車203を車両のバックドア開口部Dの位置まで移動させることができるので、作業者はバックドア開口部Dから車内に容易に乗り込むことができる。
特開2013−151062号公報 特開2013−151063号公報 特開平11−285934号公報
しかしながら、背景技術に記載した特許文献1、2に開示された作業台100では、空間上で移動するロボットアーム103の先端に、工具や部品が載置されたトレー102が設けられていることから、工具や部品の重量によってはロボットアーム103に高負荷が加わることになるので、工具や部品の重量の影響を受け易くなる難点があった。したがって、工具や部品の重量が重い場合にはロボットアーム103は重厚壮大なものを使用しなければならなくなる。
また、この作業台100は、センサS1、S2を有する計測部104が組立ラインの床面に固定されているので、組立ライン上の作業者Oの位置の時系列データを統計的に解析することで作業時間、移動経路、作業者の癖等などを把握して作業状況を統計的に処理しなければ、トレー102の移動量を算出することができないという難点があった。
また、背景技術に記載した特許文献3に開示されたコンベヤ用同期台車200では、作業者が乗る第2の補助台車203を第1のシリンダ204及び第2のシリンダ205を伸長させることにより当該作業者を車両のバックドア開口部Dの位置まで運ぶ構造であることから、当該2つのシリンダ204、205には高負荷が加わることになるので、工具や部品の重量の影響を受け易くなる難点があった。
本発明は、このような従来の難点を解消するためになされたもので、センサで検出した作業者の位置情報に基づき統計的に解析することなく当該作業者との距離を一定に保つだけの制御だけで部品や工具が搭載された搭載台を作業者の動きに同期させることができ、而も搭載台に搭載する部品や工具の重量の影響を受けにくくなる組立ラインの同期台車を提供することを目的とする。
上述の目的を達成する本発明の第1の態様である組立ラインの同期台車は、被組立物を載置した搭載台車が組立ラインの床面を走行移動中に、作業者が被組立物に部品を組み付けるにあたり、当該部品が搭載され作業者の動きに連動して走行移動するものである。
この同期台車は、同期台車本体、搭載台、スライドレール、脚部、人体検知センサ及び第1の制御部を備えている。
同期台車本体は、搭載台車の走行移動方向と平行に当該搭載台車の床面で移動可能な車輪、及び床面押圧アクチュエータがそれぞれ設けられている。この同期台車本体は、当該床面押圧アクチュエータが搭載台車の床面を押圧すると当該搭載台車に同期して移動する。
搭載台は、部品や工具が搭載される。
スライドレールは、搭載台が同期台車本体の移動方向と実質的に直交する方向において直線的に相対移動するように、当該搭載台を当該同期台車本体上に固定する。
脚部は、搭載台の先端部下方に固定され、電動駆動機構によって駆動される車輪が同期台車本体の移動方向と実質的に直交する方向において回転移動するように当該電動駆動機構と共に設けられている。
人体検知センサは、搭載台又は脚部に設けられ、作業者の位置を検知して第1の電気信号を出力する。
第1の制御部は、人体検知センサから出力された第1の電気信号を時系列に受信すると、作業者の動きに同期して車輪を駆動して脚部を作業者の動きに沿って移動させるように電動駆動機構を制御する。
このような第1の態様である組立ラインの同期台車によれば、床面押圧アクチュエータで搭載台車の床面を押圧する同期台車本体が、搭載台車に同期して移動している状態において、人体検知センサが作業者の位置を検知して第1の電気信号を第1の制御部に時系列に送信すると、第1の制御部の制御により脚部の電動駆動機構は作業者の動きに同期して車輪を駆動して脚部を作業者の動きに沿って移動させるので、部品や工具が搭載される搭載台を作業者の動きに同期してスライドレールを介して相対移動させることができる。また、車輪及び電動駆動機構が設けられた脚部が、部品や工具が搭載される搭載台の先端部下方に固定されているので、搭載台に搭載する部品や工具の重量を脚部がほぼ直下で支えることができるようになる。
本発明の第2の態様は第1の態様である組立ラインの同期台車において、2本のスライドレールが離間した状態で搭載台及び同期台車本体に固定され、1本の脚部が2本のスライドレール間の実質的に中心位置に配置されている。
このような第2の態様である組立ラインの同期台車によれば、2本のスライドレールが離間した状態で搭載台及び同期台車本体に固定されているので、1本の脚部で部品や工具が搭載される搭載台を支えていても転倒モーメントで変形しない高いねじれ剛性を有することになる。
本発明の第3の態様は第1の態様又は第2の態様である組立ラインの同期台車において、スライドレールは複数のレールから構成され、複数のレールのうち最内側のレール及び最外側のレールにおいて、何れか一方のレールは搭載台に固定され且つ一方のレールとは異なる他方のレールの端部は回動自在な回動機構を介して同期台車本体の端部に固定されている。
このような第3の態様である組立ラインの同期台車によれば、回動自在に支持する回動機構で搭載台が同期台車本体に連結されているので、脚部の車輪が走行する搭載台車の床面に段差や傾斜面があっても搭載台だけをその段差や傾斜面に沿って上下動させることができる。
本発明の第4の態様は第3の態様である組立ラインの同期台車において、脚部リフトアクチュエータが同期台車本体に設けられている。また、脚部には、回動機構を介して当該脚部を搭載台と共に上昇させるために、脚部リフトアクチュエータによって押し上げられる被押し上げ部材が設けられている。
このような第4の態様である組立ラインの同期台車によれば、同期台車本体の移動方向と実質的に直交する方向において回転移動する脚部の車輪を搭載台車の床面から離すことができることから、同期台車本体を搭載台車の床面で走行移動させることができるようになるので、作業者が被組立物に部品を組み付け完了後に、部品を組み付ける次の被組立物を載置した搭載台車の位置まで同期台車本体を移動させることができるようになる。
本発明の第5の態様は第4の態様である組立ラインの同期台車において、完了ボタン、第2の制御部、戻り端スイッチ及び第3の制御部を備えている。
完了ボタンは、搭載台に設けられ、オンされることで第2の電気信号を出力する。
第2の制御部は、完了ボタンから第2の電気信号が入力されると、電動駆動機構を制御して車輪によって搭載台を待機位置まで後退移動させる。
戻り端スイッチは、同期台車本体に設けられ、搭載台が待機位置まで後退移動したことを検出してオン状態になる。
第3の制御部は、オン状態になった戻り端スイッチから出力される第3の電気信号を受信すると、脚部リフトアクチュエータを駆動して脚部を上昇させる。
このような第5の態様である組立ラインの同期台車によれば、作業者が被組立物に部品を組み付け完了後に完了ボタンをオンすると、完了ボタンから第2の電気信号が第2の制御部に送信されるので、当該第2の制御部は電動駆動機構を制御して車輪によって搭載台を待機位置まで後退移動させる。搭載台が待機位置まで後退移動すると、戻り端スイッチがオン状態になることから、戻り端スイッチから第3の電気信号が第3の制御部に送信されるので、当該第3の制御部は脚部リフトアクチュエータを駆動して脚部を上昇させる。したがって、作業者が被組立物に部品を組み付け完了後に完了ボタンをオンするだけで、部品を組み付ける次の被組立物を載置した搭載台車の位置まで同期台車本体を移動させることができるようになる。
本発明の第6の態様は第4の態様又は第5の態様である組立ラインの同期台車において、ドグ、工程端スイッチ及び第4の制御部を備えている。
ドグは、組立ラインの部品を組み付けるための工程端に設けられている。
工程端スイッチは、同期台車本体に設けられ、当該同期台車本体が工程端まで搭載台車に同期して移動すると、ドグを検出してオン状態になる。
第4の制御部は、オン状態になった工程端スイッチから出力される第4の電気信号を受信すると、脚部の車輪によって前進移動している搭載台を待機位置まで後退移動させる。さらに、脚部リフトアクチュエータを駆動して脚部を上昇させる。
このような第6の態様である組立ラインの同期台車によれば、同期台車本体が工程端まで搭載台車に同期して移動すると、工程端スイッチがドグを検出してオン状態になることから、工程端スイッチから第4の電気信号が第4の制御部に送信されるので、当該第4の制御部は脚部リフトアクチュエータを駆動して脚部を上昇させる。したがって、同期台車本体に接続されている電源用ケーブルが不必要に伸ばされて切断されてしまうことを防ぐようなフェールセーフ機能を持たせることができる。
本発明の第7の態様は第4の態様乃至第6の態様のうち何れか1つの態様である組立ラインの同期台車において、床面押圧アクチュエータ及び脚部リフトアクチュエータは、一端に搭載台車の床面を押圧するストッパ及び他端に被押し上げ部材を押し上げるリフト部材が取り付けられたシリンダロッドを有する両ロッドシリンダである。
このような第6の態様である組立ラインの同期台車によれば、1つのシリンダだけで床面押圧アクチュエータ及び脚部リフトアクチュエータの各機能を持たせることができるようになる。
本発明の組立ラインの同期台車によれば、センサで検出した作業者の位置情報に基づき統計的に解析することなく当該作業者との距離を一定に保つだけの制御だけで部品や工具が搭載された搭載台を作業者の動きに同期させることができ、而も搭載台に搭載する部品や工具の重量の影響を受けにくくなる。
本発明の組立ラインの同期台車における好ましい実施の形態例を示す図で、(A)は組立ライン上のフロアフリクション台車、同期台車及び作業者の関係を示す平面図、(B)は搭載台が同期台車本体に収納された状態の正面図、(C)は搭載台が同期台車本体から離反している状態の正面図である。 本発明の組立ラインの同期台車を示す斜視図で、(A)は搭載台が同期台車本体に収納された状態の図、(B)は搭載台が同期台車本体から離反している状態の図である。 本発明の組立ラインの同期台車の構成要素である一対のスライドレールと搭載台の動作状態を示す裏面図で、(A)はスライドレールが折り畳まれた図、(B)、(C)はスライドレールが伸長途中の図、(D)はスライドレールがリミットまで伸長した状態の図である。 本発明の組立ラインの同期台車の構成要素である脚部の車輪及び電動駆動機構の詳細を示す斜視図で、(A)は正面から見た図、(B)は裏面から見た図である。 本発明の組立ラインの同期台車の機能を示す図で、(A)は脚部の車輪をフロアフリクション台車の床面から離した状態の正面図、(B)はリフト部材と被押し上げ部材との関係を示す正面図、(D)は回動機構の構成要素であるT形ジョイントの斜視図である。 (A)〜(E)は同期台車の組立ライン上における動作状態を示す説明図である。 同期台車の組立ライン上におけるフェールセーフ機能を示す説明図である。 従来の自動車の組立ラインにおいて使用される作業台を示す斜視図である。 従来の自動車の組立ラインにおいて使用される同期台車を示す図で、(A)は組立ラインの後部から見た正面図、(B)は2つの補助台車を伸長した状態の要部斜視図である。
以下、本発明の組立ラインの同期台車を実施するための形態例について説明する。なお、図2(A)、(B)、図6(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、図7には各図中において矢印で方向を示してあるが、Hは高さ方向、Lは同期台車本体の走行方向、Wは搭載台の走行方向をそれぞれ示している。
また、本発明の組立ラインの同期台車は、自動車等の被組立物を製造するための組立ラインで使用するもので、例えば図1(A)に示すように、車両Cを載置したフロアフリクション台車2が組立ラインLの床面を走行移動中に、作業者Oが車両Cの後側や前側にランプ等の部品を組み付けるにあたり、当該部品が搭載され当該作業者の動きに連動して走行移動するものである。
この同期台車は図1(A)、(B)、(C)に示すように、同期台車本体3、搭載台4、スライドレール5、脚部6、人体検知センサ7及び制御部8を備えている。
同期台車本体3は、フロアフリクション台車2の走行移動方向Lと平行に当該フロアフリクション台車2の床面で移動可能な車輪31、及びシリンダロッドの先端にストッパ32が取り付けられた押圧シリンダ(図示せず。)がそれぞれ設けられている。この同期台車本体3は、具体的には図2(A)、(B)に示すように、略角形フレーム状に形成され、四隅に設けられた支柱33、33、33、33の下端位置にそれぞれ車輪31が装着されている。なお、この車輪31は組立ラインLの床面に敷設されたレールR上を走行するものである(図1(A)参照。)。また、押圧シリンダには、例えば、一端である下端にストッパ32が取り付けられたシリンダロッド91を有する両ロッドシリンダ9を使用することができる。この両ロッドシリンダ9は、図中において同期台車本体3の下部に当該同期台車本体3の走行移動方向Lと平行に設けられた下部横梁34に取り付けられている。なお、この下部横梁34は、後述する脚部6に設けられた被押し上げ部材63と、押圧シリンダに取り付けられたリフト部材とが係合できるような位置に配置されている。
搭載台4は図2(A)、(B)に示すように、部品や工具が搭載される。この搭載台4は、角形枠状に形成され部品や工具を搭載するための仕切りテーブル41や容器42が設けられている。
スライドレール5は図2(A)、(B)に示すように、搭載台4が同期台車本体3の移動方向Lと実質的に直交する方向Wにおいて直線的に相対移動するように、当該搭載台4を当該同期台車本体3上に固定する。ここで、「実質的に直交する方向」とは、完全一致でなくてもスライドレール5を介して搭載台4を所望の位置まで移動させることができればよいことを意味する。このスライドレール5は、2本設けられ、この一対のスライドレール5、5が離間した状態で搭載台4及び同期台車本体3に固定されている。即ち、一対のスライドレール5、5は対向して搭載台4及び同期台車本体3に取り付けられている。なお、この一対のスライドレール5、5は、搭載台4及び同期台車本体3の両端側に沿って配置されている。
また、このスライドレール5は図3(A)、(B)、(C)、(D)に示すように、外レール51、第1の中レール52、第2の中レール53及び内レール54から構成され、所定長さまで伸びると各レール同士の連結が外れないようなストッパ機構(図示せず。)が組み込まれている。したがって、スライドレール5は、内レール54が第2の中レール53の内側に、第2の中レール53が第1の中レール52の内側に、第1の中レール52が外レール51の内側に、それぞれ摺動可能に取り付けられている。また、各レールの摺動部間には、レール同士が相対的に直線的に滑らかに移動するように、一般的にはボールベアリング(図示せず。)が設けられている。なお、図3(B)、(C)、(D)中においては、同期台車本体4は2点鎖線で描かれている。
このようなスライドレール5は、内レール54が搭載台4に固定され、外レール51の端部が回動自在な回動機構35(図5(A)、(B)参照。)を介して同期台車本体3の端部に固定されている。この回動機構35は図2(A)、(B)、図5(A)、(B)、(C)に示すように、同期台車本体3の図中において左側における前後の支柱33、33の上部を連結する上部横梁36にT形ジョイント37の透孔37aが嵌合されている構造である。また、このT形ジョイント37の有底孔37bはスライドレール5の外レール51の端部に設けられた支持部材(図示せず。)に嵌合されている。なお、内レール54の端部が回動機構35を介して同期台車本体3の端部に固定され、外レール51が搭載台4に固定されていてもよい(図示せず。)。
脚部6は図2(A)、(B)に示すように、搭載台4の先端部下方に固定され、電動駆動機構61によって駆動される車輪62が同期台車本体3の移動方向Lと実質的に直交する方向Wにおいて回転移動するように当該電動駆動機構61と共に設けられている。この脚部6は1本だけ設けられ、一対のスライドレール5、5間の実質的に中心位置に配置されている。ここで、「実質的に中心位置」とは完全一致でなくても搭載台4をバランスよく支えることができれば多少ずれていてもよいことを意味する。また、電動駆動機構61は図4(A)、(B)に示すように、モータMにより、ベルトB、プーリP1、P2等からなる伝動手段を介して車輪62を駆動する構成である。
なお、この脚部6は図2(A)、(B)、図5(A)、(B)、(C)に示すように、同期台車本体3の図中において右側における前後の支柱33、33間に設けられた空間に収納できるようになっている。
人体検知センサ7は図1(B)、(C)、図2(A)、(B)に示すように、脚部6に設けられ、作業者Oの位置を検知して第1の電気信号を出力する。このような人体検知センサ7は、作業者において反射されたレーザを検知する光走査型のセンサ、例えば、レーザレンジファインダが好ましいが、これに限らず、赤外線センサや超音波センサなどの非接触式のセンサを用いてもよい。
また、同期台車1は、図1(B)、(C)、図2(A)、(B)、図5(A)、(B)に示すように、リフトシリンダ(図示せず。)及び被押し上げ部材63が設けられている。リフトシリンダは、シリンダロッドの先端にリフト部材38が取り付けられ、前記同期台車本体3に設けられている。被押し上げ部材63は、脚部6の下部に設けられている。被押し上げ部材63は、脚部6の下部に設けることで、回動機構35を介して当該脚部6を搭載台4と共に上昇させるために、リフトシリンダでシリンダロッドを突出する方向に移動させるとリフト部材38によって押圧させることができるようになる。なお、リフトシリンダは、押圧シリンダに上述したような両ロッドシリンダ9が使用されている場合には、シリンダロッド91の他端である上端にリフト部材38を取り付ける。これにより、1つのシリンダだけで押圧シリンダ及びリフトシリンダの各機能を持たせることができるようになる。
このようなシリンダとしては、油圧ユニットで動作制御する油圧シリンダやコンプレッサで動作制御する空圧シリンダ、さらには、電動モータの回転運動をシリンダロッドの直線往復運動に変換する電動シリンダが該当する。
また、同期台車1は図1(A)、(B)、(C)に示すように、起動ボタンB1、完了ボタンB2及び戻り端スイッチLSを備えている。起動ボタンB1は搭載台4に設けられ、同期台車1を待機状態から使用可能状態にするボタンである。完了ボタンB2は、搭載台4に設けられ、作業者Oの動きに基づき脚部6の車輪62によって前進移動している搭載台4を待機位置まで後退移動させるボタンであり、オンされることで第2の電気信号を出力するものである。戻り端スイッチLSは、同期台車本体3に設けられ、搭載台4が待機位置まで後退移動したことを検出してオン状態になる。この戻り端スイッチLSとしては、例えばリミットスイッチが適用であるが、スイッチとして機能させる赤外線センサなどの光センサでもよい。
また、同期台車1は図7に示すように、ドグD及び工程端スイッチ(図示せず。)を備えている。ドグDは、組立ラインLの部品を組み付けるための工程端に設けられている。工程端スイッチは、同期台車本体3に設けられ、当該同期台車本体3が工程端までフロアフリクション台車2に同期して移動すると、ドグDを検出してオン状態になる。この工程端スイッチは、例えばリミットスイッチが適用であるが、スイッチとして機能させる赤外線センサなどの光センサでもよい。
制御部8は図1(B)に示すように、第1の制御部81、第2の制御部82、第3の制御部83及び第4の制御部84を備えている。
第1の制御部81は、人体検知センサ7から出力された第1の電気信号を時系列に受信すると、作業者Oの動きに同期して車輪62を駆動して脚部6を作業者Oの動きに沿って移動させるように電動駆動機構61を制御する機能を有している。この制御としては、制御が不安定にならないように、フィードバック制御にて使用される例えばPID制御を採用するとよい。
第2の制御部82は、完了ボタンB2がオンされることで出力される第2の電気信号に基づき電動駆動機構61を制御して車輪62によって搭載台4を待機位置まで後退移動させる機能を有している。
第3の制御部83は、オン状態になった戻り端スイッチLSから出力される第3の電気信号を受信すると、リフトシリンダを駆動してリフト部材38によって脚部6を上昇させる機能を有している。
第4の制御部84は、オン状態になった工程端スイッチから出力される第4の電気信号を受信すると、脚部6の車輪62によって前進移動している搭載台4を待機位置まで後退移動させる。さらに、リフトシリンダを駆動してリフト部材38によって脚部6を上昇させる機能を有している。
また、制御部8は、オン状態になった起動ボタンB1から出力される起動電気信号を受信すると、リフトシリンダによってフロアフリクション台車2の床面から離れている脚部6の車輪62をその床面に接地させるために、リフトシリンダを駆動させる機能を有している。
このように構成された本発明の組立ラインの同期台車1の動作について、図6(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、図7を参照しながら説明する。なお、これら図には詳細部品までは符号を付していないので、適宜図1〜図5を参照することで理解が容易になる。また、同期台車1は待機状態とする。また、押圧シリンダ及びリフトシリンダは両ロッドシリンダ9を使用するものとする。
この同期台車1を使用可能状態にするために、起動ボタンB1を押圧操作する。起動ボタンB1が押圧操作されると、図6(A)、図1(B)に示すように、起動ボタンB1はオン状態になり起動電気信号が制御部8に送信されるので、制御部8は両ロッドシリンダ9を駆動して、当該両ロッドシリンダ9によってフロアフリクション台車2の床面から離れている脚部6の車輪62をその床面に接地させる。これにより、両ロッドシリンダ9でストッパ32がフロアフリクション台車2の床面に押圧された同期台車本体3が、フロアフリクション台車2の動きに同期して移動している状態になる。即ち、同期台車1を組立ラインLの床面を走行移動中の車両Cを載置したフロアフリクション台車2の動きに同期させることができる。
この状態において、作業者Oが例えば車両Cの後側に部品を組み付けるために、組立ラインLのフロアフリクション台車2の床面を車両Cの後側に沿って移動すると、図6(B)、図1(C)に示すように、人体検知センサ7が作業者Oの位置を検知して第1の電気信号を制御部8の第1の制御部81に時系列に送信するので、第1の制御部81の制御により脚部6の電動駆動機構61は作業者Oの動きに同期して車輪61を駆動して脚部6を作業者Oの動きに沿って移動させる。これにより、部品や工具が搭載される搭載台4を作業者Oの動きに同期して多段スライドレール5を介して相対移動させることができる。したがって、人体検知センサ7で検出した作業者Oの位置情報に基づき統計的に解析することなく当該作業者Oとの距離を一定に保つだけの制御だけで部品や工具が搭載された搭載台4を作業者Oの動きに同期させることができるようになる。
また、車輪62及び電動駆動機構61が設けられた脚部6が、部品や工具が搭載される搭載台4の先端部下方に固定されているので、搭載台4に搭載する部品や工具の重量を脚部が6ほぼ直下で支えることができるようになる。したがって、搭載台4に搭載する部品や工具の重量の影響を受けにくくなる。
また、2本のスライドレール5、5が離間した状態で搭載台4及び同期台車本体3に固定されているので、1本の脚部6で部品や工具が搭載される搭載台4を支えていても転倒モーメントで変形しない高いねじれ剛性を有することになる。したがって、搭載台4が転倒することを防ぐことができる。
また、回動自在に支持する回動機構35で搭載台4が同期台車本体3に連結されているので、図5(A)に示すように、脚部6の車輪62が走行するフロアフリクション台車2の床面に段差や傾斜面があっても搭載台4だけをその段差や傾斜面に沿って上下動させることができる。
また、リフト部材38がシリンダロッド91の上端に設けられた両ロッドシリンダ9が同期台車本体3に設けられ、被押し上げ部材63が脚部6に設けられているので、図5(B)に示すように、同期台車本体3の移動方向Lと実質的に直交する方向Wにおいて回転移動する脚部6の車輪62をフロアフリクション台車2の床面から離すことができることから、同期台車本体3をフロアフリクション台車2の床面で走行移動させることができるようになるので、作業者Oが車両Cに部品を組み付け完了後に、部品を組み付ける次の車両Cを載置したフロアフリクション台車2の位置まで同期台車本体3を移動させることができるようになる。
また、完了ボタンB2が搭載台4に設けられ、戻り端スイッチLSが同期台車本体3に設けられているので、図6(C)に示すように、作業者Oが車両Cに部品を組み付け完了後に完了ボタンB2をオンすると、完了ボタンB2から第2の電気信号が制御部8の第2の制御部82に送信されるので、当該第2の制御部82は電動駆動機構61を制御して車輪62によって搭載台4を待機位置まで後退移動させる。
搭載台4が待機位置まで後退移動すると、図6(D)に示すように、戻り端スイッチLSがオン状態になることから、戻り端スイッチLSから第3の電気信号が制御部8の第3の制御部83に送信されるので、当該第3の制御部83は両ロッドシリンダを駆動してリフト部材38によって脚部6を上昇させる。したがって、作業者Oが車両Cに部品を組み付け完了後に完了ボタンB2をオンするだけで、図6(E)に示すように、部品を組み付ける次の車両Cを載置したフロアフリクション台車2の位置まで同期台車本体3を移動させることができるようになる。
また、図7に示すように、ドグDが組立ラインLの工程端に設けられ、工程端スイッチが同期台車本体3に設けられているので、同期台車本体3が工程端までフロアフリクション台車2に同期して移動すると、工程端スイッチがドグDを検出してオン状態になることから、工程端スイッチから第4の電気信号が制御部8の第4の制御部84に送信されるので、当該第4の制御部84は両ロッドシリンダ9を駆動してリフト部材38によって脚部6を上昇させる。したがって、同期台車本体3に接続されている電源用ケーブルが不必要に伸ばされて切断されてしまうことを防ぐようなフェールセーフ機能を持たせることができる。
なお、上述した実施例においては、床面押圧アクチュエータ及び脚部リフトアクチュエータとして往復動形アクチュエータである両ロッドシリンダ9が同期台車本体3に設けられていたが、これに限らず、上述のような床面押圧機能や脚部リフト機能を発揮することができれば床面押圧アクチュエータ及び脚部リフトアクチュエータはどのようなアクチュエータでもよく、例えば、ソレノイドアクチュエータ等が該当する。
また、上述した実施例においては、外レール51、第1の中レール52、第2の中レール53及び内レール54から構成されているスライドレール5を用いていたが、これに限らず、4本のレール以外の複数のレールから構成されているスライドレール(図示せず。)を用いることもできる。このスライドレールの複数のレールのうち最内側のレール及び最外側のレールにおいて、何れか一方のレールは搭載台4に固定され且つ一方のレールとは異なる他方のレールの端部は回動機構35を介して同期台車本体3の端部に固定されることになる。
なお、上述した実施例においては、被組立物を自動車等の車両にしていたが、これに限らず、工作機械やその他の機器に部品を組み付ける組立ラインに適用することもできる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
1……同期台車
2……フロアフリクション台車(搭載台車)
3……同期台車本体
31……車輪
32……ストッパ
35……回動機構
4……搭載台
5……スライドレール
51……外レール
52……第1の中レール
53……第2の中レール
54……内レール
6……脚部
61……電動駆動機構
62……車輪
63……被押し上げ部材
7……人体検知センサ
8……制御部
81……第1の制御部
82……第2の制御部
83……第3の制御部
84……第4の制御部
9……両ロッドシリンダ(床面押圧アクチュエータ、脚部リフトアクチュエータ)

O……作業者
C……車両(被組立物)
L……組立ライン
B2……完了ボタン
LS……戻り端スイッチ
D……ドグ

Claims (7)

  1. 被組立物を載置した搭載台車が組立ラインの床面を走行移動中に、作業者が前記被組立物に部品を組み付けるにあたり、当該部品が搭載される同期台車であって、
    前記搭載台車の走行移動方向と平行に当該搭載台車の床面で移動可能な車輪、及び床面押圧アクチュエータがそれぞれ設けられ、当該床面押圧アクチュエータが前記搭載台車の前記床面を押圧すると当該搭載台車に同期して移動する同期台車本体と、
    前記部品や工具が搭載される搭載台と、
    前記搭載台が前記同期台車本体の移動方向と実質的に直交する方向において直線的に相対移動するように、当該搭載台を当該同期台車本体上に固定するスライドレールと、
    前記搭載台の先端部下方に固定され、駆動機構によって駆動される車輪が前記同期台車本体の移動方向と実質的に直交する方向において回転移動するように当該駆動機構と共に設けられている脚部と、
    前記搭載台又は前記脚部に設けられ、前記作業者の位置を検知して第1の電気信号を出力する人体検知センサと、
    前記人体検知センサから出力された前記第1の電気信号を時系列に受信すると、前記作業者の動きに同期して前記車輪を駆動して前記脚部を前記作業者の動きに沿って移動させるように前記駆動機構を制御する第1の制御部と、を備えていることを特徴とする組立ラインの同期台車。
  2. 2本の前記スライドレールが離間した状態で前記搭載台及び前記同期台車本体に固定され、1本の脚部が前記2本のスライドレール間の実質的に中心位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の組立ラインの同期台車。
  3. 前記スライドレールは複数のレールから構成され、前記複数のレールのうち最内側のレール及び最外側のレールにおいて、何れか一方のレールは前記搭載台に固定され且つ前記一方のレールとは異なる他方のレールの端部は回動自在な回動機構を介して前記同期台車本体の端部に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の組立ラインの同期台車。
  4. 脚部リフトアクチュエータが前記同期台車本体に設けられ、且つ前記脚部には、前記回動機構を介して当該脚部を前記搭載台と共に上昇させるために、前記脚部リフトアクチュエータによって押し上げられる被押し上げ部材が設けられていることを特徴とする請求項3記載の組立ラインの同期台車。
  5. 前記搭載台に設けられ、オンされることで第2の電気信号を出力する完了ボタンと、
    前記完了ボタンから前記第2の電気信号が入力すると、前記駆動機構を制御して前記車輪によって前記搭載台を前記待機位置まで後退移動させる第2の制御部と、
    前記同期台車本体に設けられ、前記搭載台が前記待機位置まで後退移動したことを検出してオン状態になる戻り端スイッチと、
    オン状態になった前記戻り端スイッチから出力される第3の電気信号を受信すると、前記脚部リフトアクチュエータを駆動して前記脚部を上昇させる第3の制御部と、を備えていることを特徴とする請求項4記載の組立ラインの同期台車。
  6. 前記組立ラインの前記部品を組み付けるための工程端に設けられているドグと、
    前記同期台車本体に設けられ、当該同期台車本体が前記工程端まで前記搭載台車に同期して移動すると、前記ドグを検出してオン状態になる工程端スイッチと、
    オン状態になった前記工程端スイッチから出力される第4の電気信号を受信すると、前記脚部の前記車輪によって前進移動している前記搭載台を待機位置まで後退移動させ、さらに、前記脚部リフトアクチュエータを駆動して前記脚部を上昇させる第4の制御部と、を備えていることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の組立ラインの同期台車。
  7. 前記床面押圧アクチュエータ及び前記脚部リフトアクチュエータは、一端に前記搭載台車の前記床面を押圧するストッパ及び他端に前記被押し上げ部材を押し上げるリフト部材が取り付けられたシリンダロッドを有する両ロッドシリンダであることを特徴とする請求項4乃至請求項6のうち何れか1項に記載の組立ラインの同期台車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111941062A (zh) * 2020-07-15 2020-11-17 和氏工业技术股份有限公司 电动助力转向器总成装配工艺
JP2020192615A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 トヨタ車体株式会社 同期機構及び第2台車

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