JP2017138603A - 反射型顕微鏡モジュール及び反射型顕微鏡装置 - Google Patents

反射型顕微鏡モジュール及び反射型顕微鏡装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、コンパクト且つ携帯に便利な反射型顕微鏡モジュール及び反射型顕微鏡装置を提供して、試料がシンプル且つスピーディーに顕微鏡に固定設置されて、便利に観察できるという目的を達成することを課題とする。【解決手段】本発明の反射型顕微鏡モジュールは、画像読み取りモジュールと組み合わせて使用する。反射型顕微鏡モジュールは、筐体、レンズ及び試料粘着パーツを備える。筐体は試料観察面を有し、試料観察面は筐体の画像読み取りモジュールが取り付けられる面と対向する側面側に位置し、レンズは筐体の内部に設置され、試料粘着パーツは着脱式で筐体の底部に設置され、試料粘着パーツは試料観察面に隣接して、基材及び接着層を備え、接着層と基材は結合して一体となる。本発明は、反射型顕微鏡装置も開示する。【選択図】図1A

Description

本発明は反射型顕微鏡モジュール及び反射型顕微鏡装置に関する。
顕微鏡は、用途によって大きく透過型顕微鏡と反射型顕微鏡(金属顕微鏡とも称される)に分けられる。透過型顕微鏡は、通常透明または非常に薄い試料物体を観察するのに用いられ、光線が直接試料物体を透過して顕微鏡中に進入するため、一般に生物組織を観察するのに用いられる。一方、反射型顕微鏡は、通常金属や鉱物等の不透明な物体を観察するのに用いられ、主に光学、材料研究の分野で利用される。反射型顕微鏡の光源は、偏光板を透過させて偏光を形成し、その一部の光線を垂直に下方へ向けて反射させてから、レンズを経て観察対象物の表面に投射させ、さらにその光線を観察対象物の表面で反射させ、その反射光を対物レンズ、偏光板、平面ガラス及び接眼レンズを透過させ、拡大して、観察者の目に到達させることで、観察対象物の表面の特性を観察するのに用いられる。
しかしながら、反射型顕微鏡の内部には、対物レンズ、偏光板、平面ガラス及び接眼レンズを設置する必要があり、特に、偏光板は特定の角度を設けた設計が必要となるため、反射型顕微鏡は必然的に体積が大きくなってしまう。同時に、反射型顕微鏡の構造は複雑で携帯に不便であるため、通常は実験室内に設置されることが多い上に、専門の担当者がこれを操作する場合がほとんどである。さらに、反射型顕微鏡は主に観察対象物の表面の特性を観察するのに利用され、観察すべき試料物体を観察するたびに、全ての試料をサンプリングして実験室まで持ち込んで観察する必要があり、使用に際して不便である上、専門家ではない一般の使用者が使用するのにはハードルが高かった。言い換えれば、反射型顕微鏡は、通常観察対象物の表面の特性を観察するのに用いられるからこそ、より一層携帯して必要時に直ちに使用できることが求められる。また、従来は、使用者が収集した試料を観察するのに適した試料粘着パーツが選択できず、それを簡単に設置して顕微鏡で観察することができないと、試料粘着パーツを充分にスピーディー且つフレキシブルに使用することができないだけでなく、顕微鏡を使用する面白さも半減することになる。
このため、反射型顕微鏡は、コンパクトで携帯に便利であると同時に、試料がシンプルでスピーディーなサンプリング方式によって取得でき、且つ、サンプリング後の試料もシンプルな方式で顕微鏡に設置できて観察に便利であるという条件を必要とする。これにより、顕微鏡操作のハードルを低くして、使用者が気軽に利用できて、これまでのように専門の担当者のみが検査関連操作を行なえるという状況を改善できる。さらに、使用者が収集した試料が、適切な試料粘着パーツを介してシンプルに顕微鏡に設置できることにより、顕微鏡が試料粘着パーツを利用してフレキシブルに活用できるという効果が増す。同時に、顕微鏡を使用する意欲を高めるのにも役立つ。
したがって、本発明は、コンパクト且つ携帯に便利な反射型顕微鏡モジュール及び反射型顕微鏡装置を提供することを課題とする。本発明の反射型顕微鏡モジュール及び反射型顕微鏡装置は、試料粘着パーツが着脱式で反射型顕微鏡モジュールの筐体の底部に設置されることで、試料粘着パーツが試料観察面に隣接するような構造に設計されて、試料がシンプル且つスピーディーに顕微鏡に固定設置されて、使用者が便利に観察できることにより、顕微鏡操作のハードルを下げて、使用者が容易に利用できると同時に、顕微鏡を使用する意欲を高める効果を達成せんとする。
上記課題を解決するために、本発明は、反射型顕微鏡モジュールを提供することを目的とし、前記反射型顕微鏡モジュールは、画像読み取りモジュールと組み合わせて用いられる。前記反射型顕微鏡モジュールは、筐体、レンズ及び試料粘着パーツを備える。筐体は、試料観察面を有し、試料観察面は、画像読み取りモジュールが取り付けられる面と対向する側面側に位置するように設定される。レンズは、筐体の内部に設置される。試料粘着パーツは、着脱式で筐体の底部に設置されて、試料粘着パーツは試料観察面に隣接し、基材及び接着層を備え、接着層と基材は結合されて一体となる。
一実施例において、光線は、試料粘着パーツを経て反射した後、レンズを通過して画像読み取りモジュールに到達する。
一実施例において、光源が発する光線は、レンズの入光面から入射し、レンズの出光面から出射して試料観察面に達する。
一実施例において、反射型顕微鏡モジュールは、さらに発光部品を備え、発光部品は、光源を備えてレンズに隣接される。
一実施例において、発光部品の光源は、環状発光体である。
一実施例において、反射型顕微鏡モジュールは、導光素子をさらに備え、導光素子は、筐体外部に設置されて、導光素子は入光部及び出光部を有し、出光部はレンズに隣接して、入光部に光線を受け入れさせて、出光部から前記光線を出射させてレンズに到達させる。
一実施例において、反射型顕微鏡モジュールが光源と共に使用されない時、筐体は少なくとも1個の透孔を有して、外部光線を筐体の内部及び試料観察面に入射させる。
一実施例において、基材は、凹部及び延伸部を有して、延伸部は凹部に隣接し、接着層は基材の凹部を有する一側に設置される。
一実施例において、試料粘着パーツは、ステージをさらに備えて、試料粘着パーツが着脱式でステージの表面に粘着されることで、凹部と表面に収納空間を形成させる。
一実施例において、凹部に位置する接着層の粘着性は、延伸部に位置する接着層の粘着性より低い。
一実施例において、試料粘着パーツは、少なくとも一部の区域が透光領域である。
一実施例において、延伸部は不透光領域であり、凹部は透光領域である。
一実施例において、凹部は遮光点を有する。
一実施例において、試料粘着パーツはシールである。
一実施例において、ステージはスライドグラス、プラスチックフィルム、樹脂フィルム、透光フィルムまたは不透光フィルムである。
一実施例において、筐体と試料粘着パーツは着脱式で固定接続される。
一実施例において、反射型顕微鏡モジュールは、着脱式カバーをさらに備え、筐体と着脱式カバーは、ネジ山のネジによる締め込み、固定爪セットによるはめ込み、または、吸着ユニットを介した吸着方式で接続される。
一実施例において、底部は、試料粘着パーツ挿入槽を有し、試料粘着パーツは試料粘着パーツ挿入槽を介して筐体の底部に設置される。
一実施例において、試料粘着パーツ挿入槽は少なくとも1個の位置規定枠を有する。
一実施例において、位置規定枠は、少なくとも1個の磁性ユニットを有し、試料粘着パーツが着脱式でステージに粘着接続され、ステージに粘着接続された試料粘着パーツは、試料粘着パーツ挿入槽と、吸着ユニットを有する位置規定枠を介して互いに吸着し合って接続する。
一実施例において、試料粘着パーツ挿入槽は、透明領域または開孔領域を有する。
一実施例において、底部は、2個の試料粘着パーツ固定構造を有する。
一実施例において、試料粘着パーツ固定構造は、磁性ユニットであり、試料粘着パーツが着脱式でステージに粘着接続され、ステージに粘着接続された試料粘着パーツは磁性ユニットを介して底部に吸着される。
一実施例において、試料粘着パーツは、着脱式でステージに粘着設置され、筐体またはステージのうちの少なくとも1個は磁性ユニットが設置されることで、ステージに粘着設置された試料粘着パーツは筐体の底部と互いに吸着されて接続される。
一実施例において、筐体の外表面は傾斜角度を有する。
一実施例において、反射型顕微鏡モジュールは、取付用具をさらに備え、前記取付用具は筐体に設置されて画像読み取りモジュールに接続される。
一実施例において、取付用具は、取付用ツマミ及び枢軸を備える。
一実施例において、試料観察面は、レンズとの最短距離が0.1mmから10mmの範囲である。
一実施例において、基材は、凹部のない平坦な表面を有する。
上記目的を達成するために、本発明は、さらに反射型顕微鏡装置を提供し、反射型顕微鏡装置は、画像読み取りモジュール及び請求項1から16のいずれかに記載の反射型顕微鏡モジュールを備える。
このように、本発明の反射型顕微鏡モジュールは、画像読み取りモジュールと組み合わせて使用し、反射型顕微鏡モジュールは、筐体、レンズ及び試料粘着パーツを備える。筐体は、試料観察面を有し、試料観察面は筐体に位置し、画像読み取りモジュールが取り付けられる面と対向する側面側に位置するように設けられる。レンズは筐体の内部に設置され、試料粘着パーツは着脱式に筐体の底部に設置されて、試料粘着パーツは試料観察面に隣接し、基材及び接着層を備え、接着層と基材は結合して一体となる。本発明は、試料粘着パーツが着脱式で反射型顕微鏡モジュールの筐体の底部に設置されることで、試料観察面に隣接する構造設計がなされる。上述の設計により、試料が簡単、スピーディーに顕微鏡に固定設置されることにより、観察を便利にし、顕微鏡操作の難易度を下げて、顕微鏡操作時のハードルを低くして、使用者が気軽に利用できて、顕微鏡を操作する意欲を高めることが可能になる。
本発明の実施例1に係る反射型顕微鏡モジュールの外観立体図である。 図1Aに示した反射型顕微鏡モジュールの断面図である。 図1Aに示した反射型顕微鏡モジュールが画像読み取りモジュールと組み合わせられる前の状態を示した外観立体図である。 図1Aに示した反射型顕微鏡モジュールが画像読み取りモジュールと組み合わせられた後の状態を示した外観立体図である。 図1Aに示した反射型顕微鏡モジュールにより試料の断面を観察する状態を示した断面図である。 図1Aに示した反射型顕微鏡モジュールの試料粘着パーツの外観を示した図である。 図1FのA−A線断面図である。 図1Aに示した試料粘着パーツの細部構造図である。 本発明の実施例1における試料粘着パーツの凹部の変化態様を示した断面図である。 本発明の実施例1における試料粘着パーツの凹部のもう1つの変化態様を示した断面図である。 本発明の実施例1における試料粘着パーツの更に異なる変化態様を示した断面図である。 図2Cに示した態様の試料粘着パーツを使用した反射型顕微鏡モジュールの断面図である。 本発明の実施例1における試料粘着パーツを上から見た平面図である。 本発明の実施例1における試料粘着パーツの変化態様を上から見た平面図である。 本発明の実施例2に係る反射型顕微鏡モジュールであって、着脱式カバーを有する場合の外観立体図である。 図4Aに示した反射型顕微鏡モジュールにおいて筐体に着脱式カバーが装着された態様を示した図である。 本発明の実施例3に係る反射型顕微鏡モジュールの筐体の底部が試料粘着パーツ挿入槽を有する場合の外観立体図である。 図5Aに示した反射型顕微鏡モジュールを他の角度から見た図である。 本発明の実施例4に係る反射型顕微鏡モジュールの筐体の底部が2個の試料粘着パーツ固定構造を有する場合の外観立体図である。 図6Aに示した反射型顕微鏡モジュールを他の角度から見た図である。 本発明の実施例5に係る反射型顕微鏡モジュールの筐体と試料粘着パーツが磁性ユニットを有する場合の外観立体図である。 図7Aに示した反射型顕微鏡モジュールの断面図である。 本発明の実施例5の反射型顕微鏡モジュールにおける筐体が少なくとも1個の透孔を有する場合の外観立体図である。 本発明の実施例6に係る反射型顕微鏡モジュールの筐体外部に導光素子が設置された場合の外観立体図である。 図8Aに示した反射型顕微鏡モジュールにより試料の断面を観察する状態を示した断面図である。
以下に、図を参照しながら本発明の好適な実施例に係る反射型顕微鏡モジュール及び反射型顕微鏡装置について説明し、このうち同じ構成要素は同じ符号を付して説明する。
図1Aから図1Dを参照しながら説明する。図1Aは、本発明の実施例1に係る反射型顕微鏡モジュールの外観立体図である。図1Bは、図1Aに示した反射型顕微鏡モジュールの断面図である。図1Cと図1Dは、図1Aに示した反射型顕微鏡モジュールが画像読み取りモジュールと組み合わせられる前後の形態を示した図である。図1Aから図1Dまでを同時に参照して説明する。反射型顕微鏡モジュール1は、筐体11、レンズ(図示した例では凸レンズ)12及び試料粘着パーツ13(試料粘着パーツ13は側面図である図1Bのみに示す)を備える。また、本実施例の反射型顕微鏡モジュール1は、取付用具14をさらに備え、取付用具14は筐体11に設置される。図1C及び図1Dに示したように、本実施例における反射型顕微鏡モジュール1は、取付用具14を介して画像読み取りモジュール2と組み合わせて使用される。取付用具14は、取付用ツマミ141及び枢軸142を備え、使用者は、枢軸142を利用して取付用ツマミ141の一端を押すことで、取付用ツマミ141の筐体11に近い端部を開いて、反射型顕微鏡モジュール1を電子機器Eに挟み付けることができる。他の実施例において、取付用具14は、取付用ツマミではなく粘着層であることも可能で、粘着層は感圧接着剤(pressure sensitive adhesive)、すなわち圧力に敏感な粘着剤であり、繰り返して粘着による着脱が可能であることにより、反射型顕微鏡モジュール1が粘着層(感圧接着剤)を有する取付用具14を介して何度でも繰り返して電子機器Eに粘着させることが可能である。
電子機器Eは、例えば、カメラ機能を有する移動通信装置、スマートフォン、タブレットパソコン、カメラ、ドライブレコーダー、ビデオカメラ、ノートパソコン、顕微鏡またはウェアラブルデバイス等々であり、本実施例では、移動通信装置の場合を例とする。すなわち、本実施例の反射型顕微鏡モジュール1は、取付用具14を介して直接電子機器E本体が有する画像読み取りモジュール2と組み合わせて使用する。
図1Bに示したように、筐体11は試料観察面F1を備え、試料観察面F1は、筐体11の画像読み取りモジュール2が取り付けられる面と対向する側面側(即ち、画像読み取りモジュール2とは反対の側面側)に位置するように設定される。さらに、筐体11は底部111を有し、底部111も同様に、筐体11に画像読み取りモジュール2が取り付けられる面と対向する側面側、すなわち試料粘着パーツ13に近い一側に位置する。さらに、レンズ12は筐体11内部に設置され、試料粘着パーツ13は粘着性を有することで、観察試料Sに粘着して、着脱式で筐体11の底部111に設置されることにより、試料粘着パーツ13が試料観察面F1に隣接して設置される。試料粘着パーツ13を試料観察面F1に隣接させ、さらに観察試料Sからの反射光をレンズ12及び画像読み取りモジュール2を通過させて結像させることにより、観察試料Sからの光が反射型顕微鏡モジュール1を経て拡大された後の試料の結像を観察することができる。また、本実施例における筐体11と試料粘着パーツ13は着脱式で固定接続される。試料粘着パーツ13のその他の技術内容については後述する。
ここで言及すべきは、本実施例における試料観察面F1は、実体表面でもバーチャル表面でも可能であるという点である。実体表面の場合、試料粘着パーツ13が筐体11と互いに接触する時、試料観察面F1は、実質上筐体11の画像読み取りモジュール2が取り付けられる面と対向する側面側の表面である。バーチャル表面の場合、図1Bに示したように、観察試料Sと筐体11の間に少し距離がある時、試料観察面F1は、底部111が隣接する試料粘着パーツ13の側の表面である。また、本実施例は、観察される試料を制限するものではなく、図面に示した観察試料S及びその大きさ、比率は例を挙げたに過ぎず、何ら制限するものではない。
次に、図1Eを参照しながら説明する。図1Eは、図1Aに示した反射型顕微鏡モジュールにより試料を観察する状態を示した断面図である。本実施例におけるレンズ12は、凸レンズの非球面鏡である。このうち、高倍率または被写界深度を有する状況下において、試料観察面F1からレンズ12の表面までの最短距離Dは、0.1mmから10mmの間に位置する。通常は、0.1mmから3.0mmの範囲で、好適には0.3mmから2.0mmの範囲であり、理想的には、最短距離Dは0.5mmから1.2mmの範囲が最適である。さらに、反射型顕微鏡モジュール1の拡大倍率は、100から200倍の間である。本実施例において、レンズ12は翼部121を有し、翼部121はレンズ12の周縁に位置する。すなわち、レンズ12の中央部分は両面が突起した非球面鏡で、レンズ12の周縁部分は扁平な翼部121である。また、他の実施態様下において、反射型顕微鏡モジュールで使用するレンズ12は、両面が突起した非球面鏡ではなく、球面鏡、単凸レンズ、単/両凹レンズまたは複数のレンズを結合させたレンズアセンブリを使用することも可能で、使用者のニーズに合わせて選択され、本発明はこれを限定しない。
また、本実施例における反射型顕微鏡モジュール1は、さらに発光部品15を備え、発光部品15は光源151を有して、レンズ12に隣接して設置される。光源151は、発光ダイオード、レーザーダイオードまたは蛍光灯等の光源である。本実施例における光源151は、画像読み取りモジュール2とレンズ12の間に位置する。具体的には、本実施例における光源151は筐体11の内部に設置され、且つ、光源151はレンズ12の画像読み取りモジュール2に近い側に位置する。また、他の実施例において、発光部品15の光源151は環状発光体でも可能であり、同様にレンズ12に隣接して光線を発する。このうち、光源151が発する光線は、試料粘着パーツ13を経て反射した後、光線はレンズ12を通過して画像読み取りモジュール2に到達する。
さらに詳しく説明する。前述のレンズ12及び発光部品15の配置関係は、光源151が発する光線を、レンズ12の入光面122から入射させ、レンズ12の出光面123から出射させて試料観察面F1及び試料粘着パーツ13と観察試料Sに至らせる。また、本実施例における筐体11は出光孔112及び開口113を有する。出光孔112は、試料観察面F1に近い側に位置し、且つ、本実施例における出光孔112は底部111が有する開口または開孔に相当し、他方、開口113は、画像読み取りモジュール2に近い側に位置する。したがって、光源151が発射する光線経路全体は、レンズ12の入光面122から入射して、出光面123から出射した後、さらに、出光孔112を経て射出されて試料観察面F1及び試料粘着パーツ13と観察試料Sに至る。次に、光線は試料粘着パーツ13、試料観察面F1及び観察試料Sから反射された後、さらに、レンズ12の出光面123からレンズに入射されて、入光面122から出射され、開口113を経た後、画像読み取りモジュール2のレンズに入射される。画像読み取りモジュール2のレンズが、反射型顕微鏡モジュール1で拡大後の試料画像を取得した後、画像読み取りモジュール2を介して画像処理のプロセスを実行して、電子機器Eの表示ユニットにより試料画像が表示される。すなわち、使用者が直接電子機器Eによって、反射型顕微鏡モジュール1を経て拡大された後の試料画像を観察することができる。したがって、本実施例における反射型顕微鏡モジュール1は、上述の光線経路構造によって一種の反射型顕微鏡(金属顕微鏡)に属する。
好適には、本実施例における光源151は筐体11内に設置され、且つ、光源151の設置位置はレンズ12の翼部121に隣接し、翼部121は結像と無関係の部分であるため、本実施例では翼部121の長さは制限しない。翼部121は、レンズ12の周囲に設置されるため、光源151はレンズ12中央の突起の周囲を取り囲むように設置される。前述の設置関係により、光源151が射出する光線は翼部121からレンズ12の内部に入射されて拡散した後、さらにレンズ12の出光面123から焦点上に収束し、この場合、光源151の主な光軸はレンズ12の光軸とは同一ではなく、実質上は平行に設置される。
本実施例において、光源151は可視光光源である外、不可視光線光源でも可能である。このうち、可視光光源は大部分の試料のタイプを観察する光源であり、不可視光光源は例えば赤外線光源であり、宝石鑑定に用いられる。紫外線光源の場合は、ラベルの真偽識別に用いられ、例えば偽札の鑑定にも用いられる。また、本発明は、光源151の数量を限定せず、発光部品15は複数個の光源を有することができる。したがって、反射型顕微鏡モジュール1は、必要及び観察する試料のタイプに応じて対応し、異なる態様の光源151及び光源の数量を選択して設置することが可能である。
以下に、本実施例の試料粘着パーツ及び関連ユニット部品の詳細な技術内容について説明する。
図1Fから図1Hを参照しながら説明する。図1Fは、図1Aに示した反射型顕微鏡モジュールの試料粘着パーツの外観図である。図1Gは、図1FのA−A線断面図である。図1Hは図1Aに示した試料粘着パーツの細部構造を示した図である。
同時に、図1Fから図1Hを参照しながら説明する。試料粘着パーツ13は、さらにステージ133と組み合わされて、下述の各実施例における反射型顕微鏡モジュールと共に組み合わせて使用される。ステージ133は、試料積載面F2を有し、ステージ133はスライドグラス、プラスチックフィルム、樹脂フィルム、透光フィルムまたは不透光フィルム等である。試料粘着パーツ13は、基材130及び接着層C(図1G及び図1Hを参照)を備える。基材130は、相対する第1表面Aと第2表面Bを有する。接着層Cは基材130の第2表面Bに設置される。基材130は延伸部131及び凹部132を有し、延伸部131は凹部132に隣接する。接着層Cは試料粘着パーツ13の凹部132にも設けられ、その粘着性は延伸部131に位置する接着層Cの粘着性より低い。接着層Cは基材130の凹部132を有する一側(第2表面B)に設置されて、基材130と結合して一体となる。また、本実施例の基材130及び接着層Cは透光性を有し、その透光率は90%より大きい。
試料粘着パーツ13の試料積載面F2に位置する一側は粘着性を有し、試料粘着パーツ13の延伸部131がステージ133に貼り付けられた時、凹部132と試料積載面F2が収納空間Vを形成することで観察試料Sを収納する。使用者は、試料粘着パーツ13の凹部132内に観察試料Sを収納または粘着させて、ステージ133上に貼り付けると顕微鏡試料の準備が完了するため、従来の顕微鏡試料のような準備作業が大幅に簡素化される。
収納空間Vは、観察試料Sを密封して液体が外に漏れるのを防ぐ。観察試料Sとしては、微生物、細胞、節足動物または鉱物粉末等が可能である。また、観察試料Sは液体試料または生体試料に限らない。例えば、使用者は試料粘着パーツ13の凹部132に生きた昆虫や液体状の検体を粘着させて、さらに試料粘着パーツ13の延伸部131をステージ133の試料積載面F2に貼り付けることで、生きた昆虫や液体状の検体を収納空間Vに密封することが可能である。凹部132の粘着性は、延伸部131の粘着性より低く、小さな生きた昆虫は、収納空間V内で活動することが可能で、試料粘着パーツ13に押しつぶされて圧死することが回避される。もし使用者が観察試料Sを保存したい場合は、ステージ133上から試料粘着パーツ13を剥がして、他のプラスチックフィルムまたは標本ブックに貼り付けて試料粘着パーツ13と共に保管する。
他の実施例において、使用者は所蔵したい試料を保存してカードとして作成することが可能である。試料粘着パーツ13は試料カードにもなり、直接試料カードとして使用することで、使用者は別にステージを組み合わせる必要がない。この試料カードを着脱式で筐体の底部に設置することで、試料カードを試料観察面に隣接させて、前記と同様にレンズ及び画像読み取りモジュールを通して結像させることが可能であり、試料カード上の観察試料からの光が反射型顕微鏡モジュールを経て拡大後の試料像を結像させるものである。
また、本実施例の反射型顕微鏡モジュールは、異なる態様の試料粘着パーツを組み合わせて使用することも可能であり、上述で提供されたステージを組み合わせて使用できる。
図2A及び図2Bは、本発明の実施例1における試料粘着パーツの凹部の変化態様の断面図である。まず、同時に図1H及び図2Aから図2Bを参照しながら説明する。試料粘着パーツ13、13a、13bは、それぞれ延伸部131、131a、131b及び凹部132、132a、132bを有する。試料粘着パーツ13、13a、13bは、シール、テープまたは樹脂であり、延展性を有する。したがって、使用者は試料粘着パーツをプレス成型方式によって、異なる形状の内側にくぼんだ構造にプレスする。例えば、図1Hの凹部132及び図2Aの凹部132aは、異なるタイプのアーチ形構造で、図2Bの凹部132bは方形構造である。
次に、図2C及び図2Dを参照しながら説明する。図2Cは、本発明の実施例1における試料粘着パーツが更に異なる変化態様を有する場合の断面図である。図2Dは、図2Cに示した態様の試料粘着パーツを使用した反射型顕微鏡モジュールの断面図である。図2C及び2Dを共に参照しながら説明する。図2Cにおいて、試料粘着パーツ13cは、同様に基材130c及び接着層Cを有するが、図2Aまたは図2Bの試料粘着パーツ13a、13bと異なるのは、試料粘着パーツ13cの基材130cが前述の凹部及び延伸部を有さない点である。したがって、本態様において、基材130cは凹部のない平坦な表面で、接着層Cは平坦な基材130cの一側に設置されて、同様に基材130cと結合して一体となる。また、基材130c及び接着層Cは、同様に高透光率を有することで、試料粘着パーツ13cが一種の高透光率を有する全体的に平坦な態様の粘着パーツとなる。
また、図2Dの反射型顕微鏡モジュールは、基本的には図1Bの反射型顕微鏡モジュール1と大部分同一の部品及び部品間の関係を有する。異なるのは、図2Dに示した反射型顕微鏡モジュールが、図2Cの全体的に平坦な態様の試料粘着パーツ13cを使用する点である。試料粘着パーツ13cは、粘着性を有することで、観察試料Sを粘着させた後、着脱式で筐体11の底部111に設置されて、試料粘着パーツ13cを試料観察面F1に隣接させる。試料粘着パーツ13cを試料観察面F1に隣接させた後、さらにレンズ12及び画像読み取りモジュール2を介して結像させる。すなわち観察試料Sの反射型顕微鏡モジュール1を経て拡大した後の試料の結像を観察するということである。
また、図2Dに示した反射型顕微鏡モジュールのその他の技術的特徴は、上述の反射型顕微鏡モジュール1の関連説明を参照できるため、ここでは詳述しない。
以下の実施例において、試料粘着パーツ13がシールである場合を例として説明する。試料粘着パーツ13は透光シールで、その透光率は90%より大きく、試料粘着パーツ13の一部の区域において、遮光処理がなされてダークフレームのシールを形成する。
図3A及び図3Bは、本発明の実施例1における試料粘着パーツ及びその変化態様を上から見た平面図である。図3Aに示した例において、試料粘着パーツ13の凹部132は遮光点dを有し、遮光点dより外の区域はいずれも透光領域である。図3Aの実施態様において、遮光点dは印刷黒点であり、遮光点dは凹部132の表面のいかなる位置にも設置されることができて、必ずしも凹部132の中心位置に設置される必要はなく、観察試料Sの結像背景がダークフレーム効果を出現しさえすればよい。図3Aの凹部132には、複数の分散する印刷黒点を設置することもでき、それによって遮光区域を形成する。したがって、1個または複数個の分散する印刷黒点を、元々全体的に透明である凹部132に設置することで遮光区域を形成し、できるだけ屈折もしくは拡散する光線だけを観察試料Sに到達させるようにすれば、ダークフレーム効果を達成して解像度を高めることが可能になる。
他の変化態様において、図3Bに示したように、試料粘着パーツ13は、凹部132のみが透光領域であり、その他の区域はいずれも不透光領域とすることができる。したがって、試料粘着パーツ13の非凹部区域のみに遮光区域が設置され、試料粘着パーツ13はダークフレームシールとなる。また、図3Aと図3Bの態様を結合させて使用することが可能である。ダークフレームシールの設計方法によれば、試料自身と背景の間の対比を高めて、好適な結像効果を得ることができる。
上記の如く、本実施例の反射型顕微鏡モジュールは画像読み取りモジュールと組み合わせて使用する。反射型顕微鏡モジュールは、筐体、レンズ及び試料粘着パーツを備える。筐体は試料観察面を有し、試料観察面は、筐体の画像読み取りモジュールが取り付けられる面と対向する側面側に位置するように設定される。レンズは筐体の内部に設置され、試料粘着パーツは着脱式で筐体の底部に設置される。試料粘着パーツは試料観察面に隣接し、基材及び接着層を備える。基材は凹部及び延伸部を有し、延伸部は凹部に隣接する。接着層は基材の凹部を有する一側に設置されて、基材と結合して一体となる。本実施例の筐体11と試料粘着パーツ13は、着脱式で固定接続されることで、試料粘着パーツは着脱式で反射型顕微鏡モジュールの筐体の底部に設置される。上述の設計により、試料を簡単且つスピーディーに顕微鏡に固定設置できるため、観察を便利にして、顕微鏡操作のハードルを下げて、気軽に顕微鏡が使用できるようになり、操作上の難易度を低くすると同時に、顕微鏡操作の意欲を高める目的を達成する。
更に、図4A及び図4Bを参照しながら説明する。図4Aは、本発明の実施例2に係る反射型顕微鏡モジュールであって着脱式カバーを有する場合の外観立体図である。図4Bは、図4Aに示した反射型顕微鏡モジュールの筐体に着脱式カバーが装着された時の態様を示した図である。
図4Aの反射型顕微鏡モジュール1aと前述の実施例における反射型顕微鏡モジュール1は、大部分同一の部品及び部品間の関係を有する。異なるのは、本実施例の反射型顕微鏡モジュール1aがさらに着脱式カバー16を有する点である。
本実施例において、筐体11と着脱式カバー16は、着脱式カバー16が有する固定爪セット161を介して、はめ込み式で接続する。図4Bに示したように、着脱式カバー16は固定爪セット161を介して筐体11の底部111にはめ込まれて底部111を覆う。筐体11及び着脱式カバー16は、さらに標識または標示によって固定爪セット161との位置合わせをしやすくする。これにより、着脱式カバー16は筐体11の底部111を覆い、筐体11の底部111に設置された試料粘着パーツ13が好適な平坦さを有するようにし、これにより、反射型顕微鏡モジュール1aが観察する観察試料Sの画像効果を高める。また、他の実施態様において、筐体11と着脱式カバー16は、上記固定爪セットのはめ込みによる以外に、ネジ山のネジによる締め込み、または吸着ユニットによる吸着方式で接続される。これにより、前記と同様に着脱式カバー16が筐体11と接続され、前記と同様に反射型顕微鏡モジュール1aにより観察される観察試料Sの画像効果を高めることができる。
また、反射型顕微鏡モジュール1aのその他の技術的特徴は、上述の反射型顕微鏡モジュール1の関連説明を参照できるため、ここでは詳述しない。
また、図5A及び図5Bを参照しながら説明する。図5Aは、本発明の実施例3に係る反射型顕微鏡モジュールの筐体の底部に試料粘着パーツ挿入槽を有する場合の外観立体図である。図5Bは、図5Aに示した反射型顕微鏡モジュールを他の角度から見た図である。
図5Aの反射型顕微鏡モジュール1bと前述の実施例における反射型顕微鏡モジュール1は、大部分同一の部品及び部品間の関係を有する。異なるのは、本実施例の反射型顕微鏡モジュール1bの筐体11bの底部111bが試料粘着パーツ挿入槽Iを有する点である。また、この試料粘着パーツ挿入槽Iは少なくとも1個の位置規定枠L1、L2を有する。
即ち、本実施例において、前記底部111bは試料粘着パーツ挿入槽Iを有し、且つ、試料粘着パーツ挿入槽Iはさらに2個の位置規定枠L1、L2を有する。前記試料粘着パーツ13は、前記の如くステージ133(図1F、1G参照)に貼り付けられて、試料粘着パーツ挿入槽Iを介して底部111bに設置される。具体的には、使用者は試料粘着パーツ13を一方向に沿って試料粘着パーツ挿入槽I中に挿入するものであり、その際、位置規定枠L1、L2の設置により、試料粘着パーツ13が試料粘着パーツ挿入槽Iに挿入される過程において、精確な位置確定関係が得られ、試料粘着パーツ13が挿入方向以外の他の方向に移動することがない。例えば、使用者が試料粘着パーツ13を図5A、5Bにおいて左から右に試料粘着パーツ挿入槽樣Iに挿入すると、挿入の過程において、試料粘着パーツ13は上下方向の移動をすることがない。また、筐体11bの底部111bは、試料粘着パーツ挿入槽Iの他端に阻止枠F3を有する。阻止枠F3は位置規定枠L1、L2に接続されることで、試料粘着パーツ13が試料粘着パーツ挿入槽Iに挿入された後、阻止枠F3に当接、停止された後は移動することがない。
また、位置規定枠L1、L2は、少なくとも1個の磁性ユニット(図示されない)が設置されることで、試料粘着パーツ13が貼り付けられたステージ133と、試料粘着パーツ挿入槽Iが吸着ユニットの位置規定枠を介して互いに吸着されて接続される。例えば、磁性ユニットは位置規定枠L1、L2中の挿入端部に近い位置に設置されることで、試料粘着パーツ13は位置規定枠L1、L2によって位置確定がなされると同時に、挿入端部に向かって吸引される。また、試料粘着パーツ挿入槽は透明領域または開孔領域T(図5B参照)を有し、透明領域または開孔領域Tの設置により、光線が試料観察面F1から入射して試料粘着パーツ13の観察試料Sに到達した後、さらに反射して試料観察面F1に戻り、前述の光の経路構造によりレンズ12に入射して画像読み取りモジュール2に戻る。こうして、試料粘着パーツ13は、位置規定枠のガイドにより直接試料粘着パーツ挿入槽Iに挿入される。さらに、位置規定枠L1、L2は、試料粘着パーツ13を直接試料粘着パーツ挿入槽Iの底部に精確に挿入されるように構成され、さらに試料粘着パーツ13は左右に移動することが可能で、完全にはまり込んで動かなくなるわけではない。したがって、位置規定枠L1、L2の設置により、観察試料Sの位置は左右に微調整することが可能で、観察試料Sを使用者が希望する観察位置に移動させることができる。
また、反射型顕微鏡モジュール1bのその他の技術的特徴は上述の反射型顕微鏡モジュール1の関連説明を参照できるため、ここでは詳述しない。
また、図6Aと図6Bを参照しながら説明する。図6Aは、本発明の実施例4に係る反射型顕微鏡モジュールの筐体の底部が2個の試料粘着パーツ固定構造を有する場合の外観立体図である。図6Bは、図6Aに示した反射型顕微鏡モジュールを他の角度から見た図である。
図6Aの反射型顕微鏡モジュール1cと前述の実施例における反射型顕微鏡モジュール1は、大部分同一の部品及び部品間の関係を有する。異なるのは、本実施例の反射型顕微鏡モジュール1cの筐体11cの底部111cが2個の試料粘着パーツ固定構造H1、H2を有する点である。
即ち、本実施例において、前記底部111cは2個の試料粘着パーツ固定構造H1、H2を有し、試料粘着パーツ固定構造H1、H2は、類似するフック状の構造形態を有することで、試料粘着パーツ13がステージ133に貼り付けられた後、2個の試料粘着パーツ固定構造H1、H2によって着脱式に筐体11cの底部111cに設置されて、試料粘着パーツ13の筐体11cの底部111cにおける小さな範囲内での左右移動を可能にする。さらに、試料粘着パーツ固定構造H1、H2に完全にはまり込んで動かないということがない。したがって、2個の試料粘着パーツ固定構造H1、H2の設置により、観察試料Sの位置を左右に微調整することができて、観察試料Sを使用者が希望する観察位置に移動させることができる。また、本実施例の試料粘着パーツ固定構造H1、H2は、磁性ユニットであることが可能であり、試料粘着パーツ13が貼り付けられるステージ133も磁性ユニットを有することが可能であることで、ステージ133に貼り付けられる試料粘着パーツ13が、磁性を有する2個の試料粘着パーツ固定構造H1、H2に吸引されて、筐体の底部111cに吸引される。具体的には、試料粘着パーツ固定構造H1、H2は、自発磁化または導磁性の材質を使用して、自発磁化の材質(永久磁石用の材質)は、例えば、合金で、TbFe合金、GdCo合金、DyNi合金、NdFeB合金を含むもの、または、フェライトまたは金属間化合物類の材質である。導磁性の材質は、例えば、Co−Ni−Cr合金、Co−Cr−Ta合金、Co−Cr−Pt合金、Co−Cr−Pt−B合金等である。したがって、自発磁化材質の場合は別に磁場を追加しなくても磁力を有する。また、導磁性材質の場合は、別に磁場を追加して感知させて(例えば、自発磁化の磁石に近づける)初めて磁力が発生する。このうち、試料粘着パーツ13と試料粘着パーツ固定構造H1、H2の両者は、いずれが自発磁化または導磁性材質かは限定しない。言い換えれば、試料粘着パーツ13と試料粘着パーツ固定構造H1、H2の両者は、いずれも自発磁化材質または一方が自発磁化材質で他の一方が導磁性材質でもよく、試料粘着パーツ13と試料粘着パーツ固定構造H1、H2の両者間で磁力が発生、作用して互いに吸引し合いさえすればよい。
また、反射型顕微鏡モジュール1cのその他の技術的特徴は、上述の反射型顕微鏡モジュール1の関連説明を参照できるため、ここでは詳述しない。
また、図7Aから図7Cを参照しながら説明する。図7Aは、本発明の実施例5に係る反射型顕微鏡モジュールの筐体と試料粘着パーツが磁性ユニットを有する場合の外観立体図である。図7Bは、図7Aに示した反射型顕微鏡モジュールの断面図である。図7Cは、本発明の実施例5の反射型顕微鏡モジュールにおける筐体が少なくとも1個の透孔を有する場合の外観立体図である。
図7Aの反射型顕微鏡モジュール1dと前述の実施例における反射型顕微鏡モジュール1は、大部分同一の部品及び部品間の関係を有する。異なるのは、本実施例の反射型顕微鏡モジュール1dの筐体11dの外表面が傾斜角度を有し、且つ、筐体または試料粘着パーツのうちの少なくとも一方が磁性ユニットを有する点である。
本実施例において、反射型顕微鏡モジュール1dの筐体11dと前述の実施例における筐体は異なる外表面を有し、筐体11dの外表面は図示するように円錐台状の傾斜角度を有し、一般の円筒状の垂直外表面ではない。さらに、筐体11dと、反射型顕微鏡モジュール1dに組み合わせて使用する試料粘着パーツ13dのステージ133dとに、それぞれ磁性ユニットが設置される。具体的には、図7Bに示す如く、筐体11d中において、試料粘着パーツ13dに近い位置に磁性ユニットM1が設置され、試料粘着パーツ13dが粘着されるステージ133dには筐体11dに近い位置に、対応して磁性ユニットM2が設置される。磁性ユニットM1と磁性ユニットM2は、同様に、自発磁化または導磁性の材質であり、自発磁化の材質は、例えば、合金で、TbFe合金、GdCo合金、DyNi合金、NdFeB合金を含むもの、または、フェライトまたは金属間化合物類の材質である。導磁性の材質は、例えば、Co−Ni−Cr合金、Co−Cr−Ta合金、Co−Cr−Pt合金、Co−Cr−Pt−B合金等である。このため、自発磁化材質の場合は別に磁場を追加しなくても磁力を有する。また、導磁性材質の場合は、別に磁場を追加し感知させて(例えば、自発磁化の磁石に近づける)初めて磁力が発生する。このうち、磁性ユニットM1と磁性ユニットM2の両者は、いずれが自発磁化または導磁性の材質かは限定しない。言い換えれば、磁性ユニットM1と磁性ユニットM2の両者が、いずれも自発磁化材質、または一方が自発磁化材質で他の一方が導磁性材質でもよく、磁性ユニットM1と磁性ユニットM2の両者間で磁力が発生、作用して、ステージ133dに粘着される試料粘着パーツ13dと筐体の底部111dとが互いに吸引し合いさえすればよい。
重要な点は、磁性ユニットM1、M2の磁力は、大きすぎても小さすぎてもよくないという点で、磁性ユニットM1、M2が互いに吸引し合う磁力が大きすぎると、使用者が試料粘着パーツ13dとステージ133dを筐体11dの底部111dから分離しにくい。しかしながら、磁性ユニットM1、M2の磁力が小さすぎると、試料粘着パーツ13dとステージ133dが確実に筐体11dの底部111dに設置できず、試料粘着パーツ13dも試料観察面F1に隣接またはしっかりと貼り付けることができない。また、異なる実施例において、筐体11dが鉄、鋼またはニッケル等の金属材料である時、試料粘着パーツ13dと筐体11dは、直接ステージ133d上に設置された磁性ユニットM2を介して直接吸引して、試料粘着パーツ13dが筐体11dの底部に吸引されて、筐体11dの周縁に別に磁性ユニットM1を追加設置する必要がない。これにより、前述の反射型顕微鏡モジュールと比較して、本実施例の態様における反射型顕微鏡モジュールは、その筐体及び試料粘着パーツのうちの少なくとも一方に磁性ユニットが設置されて、前述の挿入槽や位置規定枠の制限を受けることなく、試料粘着パーツを筐体底部に吸引接続できる。この設計により、試料粘着パーツの移動力と可動性を高めることができる。特に、観察試料Sが完全に静止する観察対象ではない時、例えば、生体等の場合、本実施例の反射型顕微鏡モジュールは、さらに便利に観察が行なえる。
次に、図7Cを参照しながら説明する。図7Cの反射型顕微鏡モジュールと図7Aの反射型顕微鏡モジュール1は、大部分同一の部品及び部品間の関係を有する。異なるのは、本実施例の反射型顕微鏡モジュール1eの筐体11e中に発光部品が設置されない点である。言い換えれば、反射型顕微鏡モジュール1eは、自主発光形式の顕微鏡態様ではない。すなわち、反射型顕微鏡モジュール1eは、光源を組み合わせないで使用する時(つまり筐体11e中に発光部品が設置されない)、本実施例の筐体11eは、少なくとも1個の透孔Oを有して、外部光線を筐体11e内部と試料観察面に入射させる。また、本発明は、透孔Oが筐体11eに設置される際の大きさ及び数量を限定せず、透孔Oの設置により、外部光線を筐体11eの前述の光の経路の構造を形成するように進入させ、最後に前記実施例と同様に筐体11e内のレンズに入射させて、更に画像読み取りモジュール2のレンズに到達させることができさえすればよい。したがって、反射型顕微鏡モジュールは、自主発光の態様でなくても、使用者は筐体に開けられた透孔の設計により、外部から光線を導入して、前記と同様にはっきりと反射型顕微鏡モジュールを経て拡大された試料の画像を観察できる。
また、反射型顕微鏡モジュール1d、1eのその他の技術的特徴は、上述の反射型顕微鏡モジュール1の関連説明を参照できるため、ここでは詳述しない。
また、図8A及び図8Bを参照しながら説明する。図8Aは、本発明の実施例6に係る反射型顕微鏡モジュールの筐体外部に導光素子が設置された場合の外観立体図である。図8Bは、図8Aに示した反射型顕微鏡モジュールにより試料の断面を観察する状態を示した断面図である。
図8A及び図8Bの反射型顕微鏡モジュール1fと前述の実施例における反射型顕微鏡モジュール1は、大部分同一の部品及び部品間の関係を有する。異なるのは、本実施例の反射型顕微鏡モジュール1fが発光部品を有さず、筐体外部に導光素子17が設置される点である。
図8A及び図8Bを同時に参照しながら説明する。本実施例の反射型顕微鏡モジュール1fは、筐体11内に発光部品が設置されず、導光素子17が筐体11の外部に設置され、且つ、導光素子17はレンズ12(本実施例においては凸レンズ)に隣接されて、導光素子17によって反射型顕微鏡モジュール1fの筐体11外部の光源が、レンズ12に導入される。具体的には、本実施例の導光素子17は、入光部171及び出光部172を有し、出光部172は画像読み取りモジュール2及びレンズ12の間に位置する。入光部171は、光線を取り入れるのに用いられる。この場合、光線は環境中から採られるか、または、画像読み取りモジュール2のストロボ22から得られる。本実施例では、画像読み取りモジュール2のストロボ22の光線から得られる場合を例とする。故に、入光部171の配置位置は画像読み取りモジュール2のストロボ22に隣接する。好適には、入光部171の頂面には開口を設けて、ストロボ22または環境光を取り入れられることが望ましい。導光素子17の入光部171は、ストロボ22の光線を取り入れた後、その光線は出光部172から出射されてレンズ12に至る。
詳細に言えば、導光素子17の全体的な外観は短冊状、環状構造で、例えば、本実施例の入光部171は、ストロボ22からの光線を取り入れるため、入光部171の配置位置は、ストロボ22に対応する必要があり、出光部172の配置位置は、画像読み取りモジュール2のレンズ21に対応する必要がある。画像読み取りモジュール2のレンズ21とストロボ22は、通常少し距離をおいて隣り合って設置されるため、導光素子17の全体的な外観は短冊状の構造を呈する。当然、その他の実施例において、入光部171が環境光を取り入れる場合、導光素子17の全体的な外観は環状構造でも可能で、本発明はこれを制限しない。
好適には、入光部171は半球状、またはカーブ状の構造が望ましい。半球状またはカーブ状の構造設計により、大きな範囲の光源が取り入れられる。好適には、導光素子17は溝173を有することが望ましい。図8Bに示したように、溝173は第1斜面174と第2斜面175を有する。第1斜面174と第2斜面175は角度θを形成し、角度は45度から120度の間である。溝173の設計により、入光部171が取り入れた光線は、効果的に出光部172に導引されて、出光部172から出射されてレンズ12に至る。好適には、図8A及び図8Bに示したように、導光素子17は、遮光層176を有して、濃い色の塗料が入光部171と出光部172の間に塗布されることで、環境中の雑光が出光部172に進入するのを回避する。
前述の配置関係により、出光部172から射出された光線は、レンズ12の入光面122から入射され、レンズの出光面123から出射されて試料観察面F1に至る。それに対応して、本実施例の筐体11は、前記と同様に出光孔112及び開口113を有する。出光孔112は、試料観察面F1に近い側に位置し、開口113は画像読み取りモジュール2に近い側に位置する。したがって、出光部172が射出した光線の全体的な経路は、レンズ12の入光面122から入射して、出光面123から出射した後、さらに、出光孔112を経て射出されて試料観察面F1に至る。次に、光線は試料観察面F1から反射した後、さらにレンズ12の出光面123から入射されて、入光面122から出射され、さらに開口113及び出光部172を経た後、画像読み取りモジュール2のレンズ21に入射する。画像読み取りモジュール2のレンズ21は、拡大後の試料画像を取得した後、画像読み取りモジュール2を介して画像処理の過程を実行して、電子機器Eの表示ユニットにより試料の画像が表示される。すなわち、反射型顕微鏡モジュール1を経て拡大された後の試料の画像は、使用者が直接電子機器Eで観察できる。
また、反射型顕微鏡モジュール1fのその他の技術的特徴は上述の反射型顕微鏡モジュール1の関連説明を参照できるため、ここでは詳述しない。
また、本発明では、反射型顕微鏡装置も提供し、反射型顕微鏡装置は、画像読み取りモジュール及び上述のいずれかの実施例において記載される反射型顕微鏡モジュールを含む。
このように、本発明の反射型顕微鏡モジュールは、画像読み取りモジュールと組み合わせて使用し、反射型顕微鏡モジュールは、筐体、レンズ及び試料粘着パーツを備える。筐体は、試料観察面を有し、試料観察面は筐体に位置し、画像読み取りモジュールが取り付けられる面と対向する側面側に位置するように設けられる。レンズは筐体の内部に設置され、試料粘着パーツは着脱式に筐体の底部に設置されて、試料粘着パーツは試料観察面に隣接し、基材及び接着層を備え、接着層と基材は結合して一体となる。本発明は、試料粘着パーツが着脱式で反射型顕微鏡モジュールの筐体の底部に設置されることで、試料観察面に隣接する構造設計がなされる。上述の設計により、試料が簡単、スピーディーに顕微鏡に固定設置されることにより、観察を便利にし、顕微鏡操作の難易度を下げて、顕微鏡使用時のハードルを低くして、使用者が気軽に利用できて、顕微鏡を操作する意欲を高めることが可能になる。
以上、本発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても、本発明に含まれる。
本発明は、以上の構成により、コンパクトで携帯に便利な反射型顕微鏡モジュール及び反射型顕微鏡装置を提供して、試料が簡単、スピーディーに顕微鏡に固定設置でき、顕微鏡の使用を便利にする。
1、1a〜1f 反射型顕微鏡モジュール
11、11b、11c、11d、11e 筐体
111、111b、111c、111d 底部
112 出光孔
113 開口
12 レンズ
121 翼部
122 入光面
123 出光面
13、13a、13b、13c、13d 試料粘着パーツ
130、130c 基材
131、131a、131b 延伸部
132、132a、132b 凹部
133、133D ステージ(載物台)
14 取付用具
141 取付用ツマミ
142 枢軸
15 発光部品
151 光源
16 着脱式カバー
161 固定爪セット
17 導光素子
171 入光部
172 出光部
173 溝
174 第1斜面
175 第2斜面
176 遮光層
2 画像読み取りモジュール
21 レンズ
22 ストロボ
A 第1表面
B 第2表面
C 接着層
D 最短距離
d 遮光点
E 電子機器
F1 試料観察面
F2 試料積載面
F3 阻止枠
H1、H2 試料粘着パーツ固定構造
I 試料粘着パーツ挿入槽
L1、L2 位置規定枠
M1、M2 磁性ユニット
O 透孔
S 観察試料
T 透明領域又は開孔領域
V 収納空間

Claims (17)

  1. 画像読み取りモジュールと組み合わせて用いられる反射型顕微鏡モジュールであって、
    前記反射型顕微鏡モジュールは、
    試料観察面を有し、この試料観察面が、前記画像読み取りモジュールが取り付けられる面と対向する側面側に位置するように設定される筐体と、
    前記筐体の内部に設置されるレンズと、
    着脱式で前記筐体の底部に設置されて、前記試料観察面に隣接し、さらに基材と、前記基材と結合されて一体となる接着層とを備える試料粘着パーツと、
    を備えることを特徴とする反射型顕微鏡モジュール。
  2. 光線は、前記試料粘着パーツを経て反射した後、前記光線は前記レンズを通過して前記画像読み取りモジュールに到達することを特徴とする請求項1に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  3. 光源を有して、前記レンズに隣接される発光部品をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  4. 前記筐体外部に設置されて、入光部及び出光部を有する導光素子をさらに備え、
    前記出光部は前記レンズに隣接して、前記入光部に前記光線を受け入れさせて、前記出光部から前記光線を出射させて前記レンズに到達させることを特徴とする請求項1に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  5. 前記反射型顕微鏡モジュールが光源と共に使用されない時、前記筐体は少なくとも1個の透孔を有して、外部光線を前記筐体の内部及び前記試料観察面に入射させることを特徴とする請求項1に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  6. 前記基材は、凹部及び延伸部を有して、前記延伸部は前記凹部に隣接し、前記接着層は前記基材の前記凹部を有する一側に設置されることを特徴とする請求項1に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  7. 前記試料粘着パーツは、ステージをさらに備えて、前記試料粘着パーツが着脱式で前記ステージの表面に粘着されることで、前記凹部と前記表面に収納空間を形成させることを特徴とする請求項6に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  8. 前記試料粘着パーツは、少なくとも一部の区域が透光領域であることを特徴とする請求項7に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  9. 前記延伸部は不透光領域であり、前記凹部は透光領域であることを特徴とする請求項8に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  10. 前記試料粘着パーツはシールであることを特徴とする請求項7に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  11. 前記反射型顕微鏡モジュールは、着脱式カバーをさらに備え、前記筐体と前記着脱式カバーは、ネジ山のネジによる締め込み、固定爪セットによるはめ込み、または、吸着ユニットを介した吸着方式で接続されることを特徴とする請求項1に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  12. 前記底部は、2個の試料粘着パーツ固定構造を有することを特徴とする請求項1に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  13. 前記試料粘着パーツ固定構造は、磁性ユニットであり、前記試料粘着パーツが着脱式で前記ステージに粘着接続され、前記ステージに粘着接続された前記試料粘着パーツは前記磁性ユニットを介して前記底部に吸着されることを特徴とする請求項12に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  14. 前記筐体に設置されて前記画像読み取りモジュールに接続される取付用具をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  15. 前記試料観察面は、前記レンズとの最短距離が0.1mmから10mmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  16. 前記基材は、凹部のない平坦な表面を有することを特徴とする請求項1に記載の反射型顕微鏡モジュール。
  17. 画像読み取りモジュールと、
    請求項1から16のいずれかに記載の反射型顕微鏡モジュールとを備えることを特徴とする反射型顕微鏡装置。
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