JP2013160915A - 顕微鏡とカメラの接続具 - Google Patents

顕微鏡とカメラの接続具 Download PDF

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Abstract

【課題】顕微鏡の像光を、カメラ付き携帯電話で撮像できるようにする、顕微鏡とカメラ付き携帯電話を接続するための接続具を提供する。
【解決手段】接続具1は、カメラ付き携帯電話40を着脱自在に固定するベース10とベース10と接続される拡大部20とを備えている。ベース10にはカメラ付き携帯電話40のカメラレンズ43と対応する位置にカメラ孔11が穿設されている。拡大部20は円筒形のレンズケース21と、その内部に配されたフィールドレンズ21A及び集束レンズ21Bを備えており、フィールドレンズ21A及び集束レンズ21Bは拡大部20がベース10に取付けられるとカメラレンズ43の光軸と同軸となる。接続具1は、その先端を顕微鏡の鏡筒32に差し込んで用いる。
【選択図】図4

Description

本発明は、顕微鏡とカメラを接続する接続具であって、顕微鏡により捉えられた像光による撮像をカメラが行えるようにするものに関する。
据え置きタイプ等の一般的な顕微鏡には、接眼レンズを備えており、接眼レンズを介して肉眼で顕微鏡の対物レンズにより拡大された対象物の観察を行うタイプのもの(本願では、「肉眼観察顕微鏡」という。)と、顕微鏡の対物レンズにより拡大された対象物の画像を撮像するための主に動画の撮像が可能なデジタルカメラであるカメラを備えており、顕微鏡の対物レンズにより拡大され、カメラで撮像された対象物の画像を所定のディスプレイに表示して観察を行うタイプのもの(本願では、「画像観察顕微鏡」という。)とがある。
肉眼観察顕微鏡にも画像観察顕微鏡にも一長一短があり用途に応じて双方普及しているが、前者の方がその構成が簡易で価格が安価なことなどからより普及している。
ところで、肉眼観察顕微鏡を画像観察顕微鏡として用いるための補助的な器具も存在している。当該器具は、例えば、専用のカメラを肉眼観察顕微鏡の鏡筒(三眼顕微鏡の場合には、鏡筒は、接眼レンズを取付けるための鏡筒でなく、専用のカメラを取付けるための鏡筒である場合もある。)に取付けることで肉眼観察顕微鏡を画像観察顕微鏡とするものとなっている。
他方、市販のデジタル一眼レフカメラを肉眼観察顕微鏡に接続して画像観察顕微鏡として用いることを可能とする器具も知られているが、その場合用いられる一眼レフカメラは、レンズを取外してCCD(charge coupled device)、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)などの撮像素子を剥き出しにして用いられる。
肉眼観察顕微鏡に取付けられるカメラが上述のように専用のカメラ、或いはレンズを取外したカメラとされるのは、それら以外の通常のカメラを用いた場合には、肉眼観察顕微鏡の対物レンズで拡大された像光をカメラの撮像素子に正しく結像させるのが難しいからである。
例えば、コンパクトデジタルカメラやカメラ付き携帯電話に内蔵されたデジタルカメラなどは、主な用途である人物や景色の撮像を無難に行えるよう、カメラの備えるレンズの中でも比較的広角と呼べる視野角(一般には、60°〜70°である。)を持ったレンズを備えている。その広角な視野角を持つレンズに、拡大レンズである対物レンズを介して像光を入れると、カメラのレンズの視野角の一部に、像光の導かれない領域ができてしまう。
他方、肉眼観察顕微鏡に取付けられるカメラを専用のカメラとすれば、肉眼観察顕微鏡の対物レンズと専用のカメラのレンズ(場合によっては、対物レンズと専用のカメラのレンズに配されるレンズ)を適宜設計することで、肉眼観察顕微鏡の対物レンズで拡大された像光をカメラの撮像素子に正しく結像させることが可能となる。また、肉眼観察顕微鏡に取付けられるカメラを、レンズを取外したカメラとすれば、肉眼観察顕微鏡の対物レンズとレンズを持たないカメラの剥き出しになった撮像素子との間に配すべきレンズを適宜設計することで、肉眼観察顕微鏡の対物レンズで拡大された像光をカメラの撮像素子に正しく結像させることが可能となる。
上述の如き器具、装置は、肉眼観察顕微鏡の対物レンズで拡大された像光をカメラで撮像できるようにし、結果として肉眼観察顕微鏡を画像観察顕微鏡として用いることを可能とする点でそれなりに有用である。
しかしながら、専用のカメラを用いる器具、装置では専用のカメラを準備する必要が生じることによる使い勝手の悪さやコストの点で難点が生じやすい。また、レンズを取外したカメラを用いる器具、装置ではそもそもレンズを取外すことのできないコンパクトデジタルカメラやカメラ付き携帯電話に内蔵されたデジタルカメラなどには応用できないという不便がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、肉眼観察顕微鏡を、コンパクトデジタルカメラ又はカメラ付き携帯電話(この明細書では、コンパクトデジタルカメラ又はカメラ付き携帯電話を含む、比較的広角と呼べる視野角を持つカメラ一般を、単に「カメラ」と称するものとする。)との組合せによって画像観察顕微鏡とする器具を提供することを、その課題とする。
本願発明者は、上述の課題を解決するために、以下のような接続具を提供する。
本願発明は、レンズを備えたカメラを、拡大を行う対物レンズを備える顕微鏡の鏡筒に接続するための接続具である。そしてその接続具は、前記カメラを着脱自在に固定するカメラ保持部と、前記カメラ保持部に取付けられた、前記カメラ保持部を前記顕微鏡の前記鏡筒に着脱自在に固定する鏡筒固定部と、収束レンズと、を備えている。また、前記収束レンズは、前記カメラが前記接続具を介して前記顕微鏡の前記鏡筒に取付けられたときに、前記対物レンズが撮像を行う対象となる撮像対象物からの像光を通過させることで、拡大された前記像光を通過させることで、それを通過した像光を、カメラのレンズの視野角と略同じかそれ以上の立体角で前記カメラの前記レンズの瞳に集束させるように構成されている。
この接続具は、顕微鏡とカメラとを接続するものである。したがって、この接続具を用いれば肉眼観察顕微鏡を画像観察顕微鏡にすることができる。また、この接続具は、顕微鏡の対物レンズで拡大された像光をカメラのレンズの視野角と略同じかそれ以上の立体角でカメラのレンズの瞳に集束させる収束レンズを備えている。この収束レンズの存在により、この接続具を用いれば、カメラのレンズの視野角の一部に、像光の導かれない領域ができることもない。
なお、本願において接続具の鏡筒固定部が固定される顕微鏡における鏡筒は、主に接眼レンズを取付けられる鏡筒を意味するが、顕微鏡が三眼顕微鏡の場合には、これに加えてカメラを取付けるための鏡筒をも含むこととする。
集束レンズは、上述のようなものであればその具体的な構成を問わない。
例えば、前記集束レンズは、前記対物レンズを通過した前記像光を通過させることで、それを通過した像光を、前記カメラが備える前記レンズの瞳の範囲内に、当該レンズの視野角と略同じ立体角をもって集束させるように構成されていてもよい。このような集束レンズを持つ接続具であれば、それを用いることで、無駄になる像光を減らせるので、明るい画像を得るのが比較的容易になる。
接続具は、フィールドレンズを備えていてもよい。その場合、接続具の前記フィールドレンズ、及び前記集束レンズはそれぞれ、前記カメラが前記接続具を介して前記顕微鏡の前記鏡筒に取付けられたときに、前記フィールドレンズは、前記対物レンズを通過した前記像光を通過させることで、それを通過した像光が、前記集束レンズの全体に入るように調節するように、前記集束レンズは、前記フィールドレンズを通過した前記像光を通過させることで、それを通過した像光を、前記レンズの視野角と略同じかそれ以上の立体角で前記カメラの前記レンズの瞳に集束させるように、それぞれ構成される。
フィールドレンズは、対物レンズを通過した光を効率よく、或いは無駄なく集束レンズへ導けるように機能する。フィールドレンズがない場合、顕微鏡の拡大を行う対物レンズを通過した像光は、対物レンズから離れる程その径を増していき、接続具の集束レンズを通過する際におけるその径が集束レンズの径よりもずっと大きくなっていることがある。このような場合には、集束レンズを通過してカメラのレンズに集められる像光は、対物レンズを通過した像光の一部だけとなってしまうので、最終的にカメラで得られる画像の明るさが不足してしまう。フィールドレンズを持つ接続具であれば、最終的に得られる画像を明るくできるようになる。
フィールドレンズは、上述のようなものであればその具体的な構成を問わない。
フィールドレンズは、例えば、それを通過した像光を平行光とするようになっているものとすることができる。
なお、本発明における顕微鏡の対物レンズ、接続具のフィールドレンズ、及び集束レンズはいずれも、単一のレンズにより構成されていてもよいし、複数のレンズにより構成されていてもよい。単一のレンズと等価、又は略等価の複数のレンズを用いることは、広く行われているので、そのような周知技術を応用して単一のレンズを複数のレンズに置き換えればよい。
接続具は、前記像光を絞って前記カメラで撮像される画像の明るさを調整するための、開口を任意に調節できるようにされた絞りを備えていてもよい。顕微鏡は、場合により照明光が明る過ぎる場合があり、そのような場合にはカメラで撮像される画像にハレーションが生じるなど画像が適切でなくなる場合があるので、上述のような絞りを設けて像光の量を適当に調整できるようにすることで、照明光が明る過ぎる場合でも適切な画像を得られるようになる。
絞りは、フィールドレンズの前後の適当な位置に配することができ、またフィールドレンズが複数のレンズで構成されている場合には複数のフィールドレンズの間に配することができる。
前記鏡筒固定部は、筒状であり、前記顕微鏡の前記鏡筒に挿入可能とされているか、或いはその内側に前記顕微鏡の前記鏡筒を挿入可能とされていてもよい。筒状とは例えば円筒状である。
このような鏡筒固定部とすることで、鏡筒と鏡筒固定部乃至接続具との固定を簡易に行えるようになる。鏡筒固定部と鏡筒の固定は外力による互いの移動が制限された固定であっても、特定方向の外力による互いの移動が制限されていない係止であっても良い。
前記収束レンズは筒状とされた前記鏡筒固定部の内部に配することができる。このようにすることで接続具をコンパクトに構成できるようになる。また、フィールドレンズも、絞りも前記鏡筒固定部の内部に配することができる。これによっても同様の効果を得られる。
前記接続具は、前記カメラの前記レンズ、及び前記収束レンズが、それら二者の相対的な位置関係を固定したまま、前記対物レンズに対し前記像光の光軸方向に移動できるようになっていてもよい。収束レンズとカメラのレンズの相対的な位置関係は、収束レンズを通った像光をカメラのレンズの視野角と略同じかそれ以上の立体角でカメラのレンズの瞳に集束させる関係上、固定されているべきである。他方、顕微鏡の対物レンズは、顕微鏡によって異なるし、また交換が可能なことも多い。対物レンズが異なれば、収束レンズの対物レンズに対する位置関係は変わってくる。
カメラのレンズ、及び収束レンズが、それら二者の相対的な位置関係を固定したまま、対物レンズに対し前記像光の光軸方向に移動できるようになっていれば、対物レンズを交換した場合であっても、また異なる顕微鏡にカメラを取付ける場合でも、カメラで適切な画像を得られるようになる。
同様の理由で、接続具がフィールドレンズを備える場合には、前記カメラの前記レンズ、前記収束レンズ、及び前記フィールドレンズを、それら三者の相対的な位置関係を固定したまま、前記対物レンズに対し前記像光の光軸方向に移動できるようにするのが好ましい。また、絞りを備えた接続具の場合では、前記カメラの前記レンズ、前記収束レンズ、及び絞りを、それら三者の相対的な位置関係を固定したまま、前記対物レンズに対し前記像光の光軸方向に移動できるようにするのが好ましい。更に、フィールドレンズと、絞りを備えた接続具の場合では、前記カメラの前記レンズ、前記収束レンズ、前記フィールドレンズ、及び絞りを、それら四者の相対的な位置関係を固定したまま、前記対物レンズに対し前記像光の光軸方向に移動できるようにするのが好ましい。
接続具は、像光の上下左右を反転させる反転手段を有していてもよい。撮像対象物の上下左右方向と、カメラで撮像される画像の上下左右を必要に応じて合わせることができるようになるからである。反転手段は画像の上下左右の反転に用いられている既存のもので良く、例えばリレーレンズであり、或いはプリズムである。
前記カメラは、カメラ付き携帯電話に取付けられたカメラであってもよいし、コンパクトデジタルカメラであってもよい。
本発明の一実施形態による接続具の全体構成を示す斜視図。 図1に示した接続具のベースにカメラ付き携帯電話を固定した状態を示す斜視図。 図1に示した接続具の拡大部を示した透視斜視図。 図1に示した接続具でカメラ付き携帯電話と顕微鏡を接続した状態を模式的に示す側面図。 図1に示した接続具でカメラ付き携帯電話と顕微鏡を接続した状態における像光の振る舞いを示す図。 変形例1の接続具の構成を示す透視側面図。 変形例2の接続具の構成を示す透視側面図。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図3に、本実施形態における接続具1を示す。
図1は接続具1の全体構成を示す斜視図であり、図2は、接続具1のうちの後述するベースにカメラ付き携帯電話であるカメラを取付けた状態を示す図であり、図3は、接続具1のうちの後述する拡大部20の構成を示す透視斜視図である。
接続具1は、カメラと、顕微鏡とを接続するためのものである。カメラは、コンパクトデジタルカメラで良いが、この実施形態では後述するようにカメラ付き携帯電話40である。カメラ付き携帯電話40は一般的なもので良く、像光を捉えるレンズであるカメラレンズ(図示を省略)を少なくとも撮像時には外部に露出するようにして備えている。カメラレンズは、図2に示した状態のカメラ付き携帯電話の下側の面に設けられている。カメラ付き携帯電話40はまた、カメラレンズが取付けられたのと反対側の面に、ディスプレイ41が設けられている。ディスプレイ41はカメラ付き携帯電話40に内蔵されたカメラがカメラレンズを介して撮像した画像を、この実施形態では実時間で表示するものである。また、カメラ付き携帯電話40は少なくとも操作するため入力を受付けることができる操作ボタン42を備えている。この実施形態では操作ボタン42は、カメラ付き携帯電話40のディスプレイ41が設けられている面に設けられている。なお、操作ボタン42はディスプレイ41をタッチパネルにすることにより、ディスプレイ41と一体にすることも可能である。カメラ付き携帯電話40は、例えば、ソフトバンクモバイル株式会社が販売するiPhone(登録商標)とすることができる。
他方、顕微鏡は、この実施形態では据え置きタイプの顕微鏡であり、対物レンズと、接眼レンズを取り付けるための鏡筒を備えている。なお、顕微鏡は三眼顕微鏡であってもよく、その場合顕微鏡は、接眼レンズを取付けるための鏡筒に加えてカメラを取付けるための鏡筒を備えている。顕微鏡がいずれの場合であっても、接続具1はカメラを、いずれかの鏡筒に取付けることになる。
接続具1は、ベース10と、拡大部20とを備えている。
ベース10はカメラ付き携帯電話40を着脱自在に固定するものであり、拡大部20は、顕微鏡の対物レンズを通過した撮像対象物からの像光をカメラ付き携帯電話40のカメラレンズに、後述の如く適切に導くためのものである。
ベース10と、拡大部20とは、一体にされていても構わないが、この実施形態では、ベース10と拡大部20とは、着脱自在に構成されている。
ベース10は、必ずしもこの限りではないが樹脂製であり、必ずしもこの限りではないが、断面略L字状となるように曲折された板状体の幅方向の両端部にリブを設けた形状となっている。ベース10の幅(図1の前後方向)は、カメラ付き携帯電話40の幅と同じかそれよりも若干広い程度となっている。
ベース10のうち最も面積が広い部分である底面板10Aには、ベース10にカメラ付き携帯電話40を取付けた際に、カメラ付き携帯電話40のカメラレンズが対応する位置にカメラ孔11が設けられている。
カメラ孔11はカメラ付き携帯電話40をベース10に取付けた際に、カメラレンズを底面板10Aから露出させるためのものである。本実施形態では、カメラ孔11に、後述する拡大部20の端部を嵌め込むことによって、拡大部20のベース10に対する着脱自在な取付けが実現されるようになっている。
この実施形態におけるカメラ孔11は、略円形とされている孔11aに、切り欠き部11bが等間隔をあけて三箇所に設けられ、全体として歯車のような形状になっている。各切り欠き部11b間の略中央には、ベース10に平行で直方体形状の板をベース10に対して垂直に支える、全体として断面がL字型の係止片16が孔11aに接するようにして設けられている。要するに、係止片16は、後述する弾性片15を小さくしたような形状である。
カメラ孔11の径はカメラレンズの視野を確保するに充分なものとされているが、カメラレンズ43の視野を確保できるのであれば、カメラ孔11はその大きさ、形状を自由に変更することができる。
この実施形態では、ベース10の底面板10Aの両側方には、カメラ付き携帯電話40を着脱可能に固定するための2本の弾性片15が設けられている。弾性片15は、底面板10Aの幅方向の両側方に、底面板10Aの長さ方向での位置が一致するようにして設けられている。これには限られないが、弾性片15は、弾性を有する樹脂によって形成された細い板状体であり、底面板10Aから垂直な方向に延設され、且つその先端を相手側の弾性片15の方向に向けて曲折された形状となっている。
なお、この弾性片15は、ベース10の底面板10Aの一方の周縁上に少なくとも一つ設けられていればよい。係止力を上げるためには、これを底面板10Aの一方の周縁上に複数ずつ設けることもできる。
弾性片15の曲折された部分と底面板10Aとの間に、カメラ付き携帯電話40を、カメラレンズ43が設けられている面を底面板10Aに向けた状態で嵌め込むことによって、ディスプレイ41を、底面板10Aの反対側に露出させ、かつカメラレンズ43を底面板10Aのカメラ孔11から露出させた状態で、ベース10にカメラ付き携帯電話40を取付けることができる。この状態を、図5に示す。かかる取付けは、着脱自在なものである。
なお、ベース10は、上述のものに限られない。カメラが使えるような状態でカメラ付き携帯電話40との固定を行え、且つ拡大部20との着脱自在な固定を行えるようになっていればどのようなものでも構わない。また、ベース10は、例えば磁力により、カメラ付き携帯電話40に固定できるようなものであってもよい。
なお、本実施形態の接続具1は、異なる形状のベース10を複数有していてもよい。これは、異なるカメラ付き携帯電話40へのベース10の固定を可能にするためである。その場合、拡大部20は複数のベース10のどれにでも取付けられるようにすることができる。拡大部20には後述のようにレンズや絞りが含まれているので相対的にベース10より高価になることが多い。拡大部20をどのベース10にも取付けられるようにしておけば、例えばユーザがカメラ付き携帯電話40を買い換えた場合に、ユーザはそのカメラ付き携帯電話40に対応したベース10を購入しそれに拡大部20を取付けることで、ベース10の購入費の負担だけで接続具を使えるようになる。ベース10は、それに対応させられるカメラ付き携帯電話40の固定ができるようにされ、且つそのカメラ孔11の位置がそれに固定されるカメラ付き携帯電話40のカメラレンズの位置に対応するように構成される。
拡大部20は、図3に示したように、筒状のレンズケース21を備えている。この実施形態のレンズケース21は、これには限られないが樹脂製であり、これには限られないが円筒形である。
拡大部20の径(外径)は、この実施形態では、後述する顕微鏡の鏡筒の内径に略対応するものとされている。
レンズケース21の内部には、フィールドレンズ21A、及び収束レンズ21Bが収納されている。フィールドレンズ21A、及び収束レンズ21Bの光軸方向での相対的な位置は固定されている。
フィールドレンズ21A、及び収束レンズ21Bはそれぞれ、この実施形態では1枚のレンズにより構成されているが、フィールドレンズ21A、収束レンズ21Bの少なくとも一つが、複数のレンズを組合わせて構成されたものとなっていても構わない。フィールドレンズ21A、又は収束レンズ21Bが複数のレンズで構成されるとき、フィールドレンズ21A、又は集束レンズ21を構成する複数枚のレンズは、密着していても、隙間を空けて配列されていても構わない。
フィールドレンズ21Aは、対物レンズ31を通過した像光を通過させることで、それを通過した像光が、収束レンズ21Bの全体に入るように調節するような機能を持つ。後述するように、フィールドレンズ21Aには、撮像対象物からの像光であって、拡大観察を可能とするための拡大レンズである顕微鏡の対物レンズを通過し、その結果拡大された像光が入射する。フィールドレンズ21Aはそのような像光を集束レンズ21Bのほぼ全体に入るように調節するのである。
この実施形態におけるフィールドレンズ21Aは、収束レンズ21Bと同じ径にされており、それを通過した像光の収束レンズ21Bに至ったときの径が、収束レンズ21Bの径に等しくなるようにされている。なお、この実施形態では、収束レンズ21Bは、フィールドレンズ21Aと同径とされているので、フィールドレンズ21Aを通過した像光の収束レンズ21Bに至ったときの径が、収束レンズ21Bの径に等しくなるようにされているということは、フィールドレンズ21Aは、それを通過させた対物レンズ31からの像光を平行光にする機能を有することを意味する。
収束レンズ21Bは、フィールドレンズ21Aを通過した像光を通過させることで、それを通過した像光を、カメラレンズ43の瞳に、当該カメラレンズ43の視野角以上の立体角をもって集束させるものである。この実施形態では、収束レンズ21Bは、それを通過した像光を、カメラレンズ43の瞳に、当該カメラレンズ43の視野角と略同一の立体角をもって集束させるものとなっている。なお、収束レンズ21Bは、それを通過した像光がカメラレンズ43の瞳の範囲内に集束させられるようになっていてもよい。
必ずしもこの限りではないが、この実施形態のレンズケース21の内部には、絞り21Cが配されている。絞り21Cは、カメラ付き携帯電話40のカメラで撮像される画像の明るさを調整するための、像光の径を絞るためのものである。それが可能なように絞り21Cはその径が可変になっている。絞り21Cの径は、レンズケース21の側面に設けられた摘み21Dの操作によって任意に調整できるようになっている。
この実施形態の絞り21Cは、フィールドレンズ21Aよりも撮像対象物側にあるが、これに限られず、フィールドレンズ21Aと集束レンズ21Bの間にあってもよいし、フィールドレンズ21A又は集束レンズ21Bが複数枚のレンズにより構成されている場合には、フィールドレンズ21A又は集束レンズ21Bを構成する複数枚のレンズの間に位置してもよい。
レンズケース21のベース10に着脱自在に取付けられる側の端部(以下、こちらの端部をレンズケース21の「基端」と呼び、反対側の端部をレンズケース21の「先端」と呼ぶ。)の周縁には、一定間隔をあけた三箇所に突起22が設けられている。その結果、レンズケース21の基端は、平面視で歯車のような形状になっている。突起22の厚みは、係止片16のベース10に対向する面からベース10までの距離と略等しくされている。
レンズケース21の基端の輪郭形状は、カメラ孔11の輪郭形状と略同一となっており、その大きさはカメラ孔11よりも僅かに小さくされている。それ故、レンズケース21の基端は、カメラ孔11に挿入できるようになっている。
拡大部20のベース10への取付けは、レンズケース21基端をレンズ孔11に挿入させた状態で、突起22を係止片16のベース10と平行な板とベース10との間で滑らせ、突起22が係止片16のベース10と垂直な板に触れるまで図1のA方向に拡大部20を回転させることで行う。突起22が係止片16のベース10と平行な板とベース10とに挟まれた状態で両者の間で固定され、結果として拡大部20の基端がベース10に固定される。
本実施形態の接続具1の使用方法を説明する。
接続具1を用いる場合には、先後は問わないが、ベース10へ携帯電話40を図4に示したような状態で取付け、またベース10と拡大部20の基端とを着脱自在に固定するとともに、拡大部20の先端を顕微鏡の鏡筒の内側に挿入した状態とする。なお、図4中33は顕微鏡の鏡筒32を備えており、また図4では、顕微鏡の鏡筒33しか図示されていないが、顕微鏡はごく一般的なものであってよい。鏡筒32の下端には対物レンズ31が設けられている。鏡筒32の上部は開放されており、接眼レンズは取付けられていない。
この実施形態の拡大部20のレンズケース21は、鏡筒32の内部にその先端を挿入したときに、その外周面と、鏡筒32の内周面の間に働く摩擦力で、鏡筒32に対して任意の位置で固定できるようになっている。
その状態で、操作ボタン42を操作して、カメラ付き携帯電話40が備えるカメラレンズ43を利用すると共に、ディスプレイ41に撮像対象物を拡大して表示し、カメラ付き携帯電話40を接続具1を介して取付けた顕微鏡を、画像観察顕微鏡として利用する。
ディスプレイ41には、対物レンズ31の存在により、撮像素子で撮像される画像が拡大画像となって表示される。撮像自体は、カメラ付き携帯電話40のカメラが本来持っている機能で行うことができる。
上述の如き接続具1を用いて、拡大した画像の撮像を行うときの像光の振舞いについて図5を用いて説明を行う。
図5は、上述した接続具1を用いて拡大した画像の撮像を行う場合における顕微鏡の対物レンズ31からカメラ付き携帯電話40のカメラレンズ43までを示した側面図である。この場合、カメラ付き携帯電話40のカメラに撮られる画像の倍率は200倍である。
図5で示した場合では、カメラ付き携帯電話40の本体のカメラレンズ43側から順に、収束レンズ21B、フィールドレンズ21A、及び対物レンズ31が、これらの光軸がカメラレンズ43の光軸と一致した状態で、配列される。また、対物レンズ31とフィールドレンズ21Aの間には、絞り21Cが配された状態となる。
この状態で撮像を行うと、一般的にはプレパラート上となる撮像対象面Sからの光が、カメラレンズ43の瞳43Xに集束することになる。なお、図5では、撮像対象面S上の異なる点からの像光をそれぞれ、点線、破線、一点鎖線の3種の線で示している。また、図5では、瞳43Xに向かう光の半分(図5の右半分)のみを図示している。
図5で示したように、撮像対象面Sからの像光は、対物レンズ31へと向かう。この像光は、対物レンズ31を通過して拡大され、絞り21Cを通って絞られてから、フィールドレンズ21Aへと向かい、平行光となって収束レンズ21Bへと向かう。この像光は、収束レンズ21Bを通過することで集束され、カメラレンズ43の瞳43Xに集束する。収束レンズ21Bを通過した像光が瞳43Xに入る場合における瞳43Xを頂点とした立体角は、カメラレンズ43の視野角と同じかそれよりも狭く、この実施形態ではこれには限られないが略同一となっている。
なお、このような状態を生じさせるには、フィールドレンズ21A、収束レンズ21B、カメラレンズ43の相対的な位置関係(絞り21Cも存在する場合にはそれも加えた4者の相対的な位置関係)は、顕微鏡の対物レンズ31との位置関係によらず固定されていて構わないが、対物レンズ31とフィールドレンズ21Aの位置はある特定の関係となるようにする必要がある。接続具1が備える拡大部20のレンズケース21は、上述のように、鏡筒32に対して任意の位置で固定できるようになっているので、そのような関係となるようにレンズケース21を鏡筒32の適当な位置まで挿入して固定すればよい。
なお、この接続具1が組合わされる予定の顕微鏡が特定されている場合には、例えば、ベース10の下面を顕微鏡に当接させた場合、或いはレンズケース21の長さ方向の適当な部位の外側にレンズケース21を鏡筒32に挿入した場合に鏡筒32の上端と当接する適当な部材(例えばリング状の部材)を設けておくなどして、レンズケース21の鏡筒32への挿入を行った場合に鏡筒32に挿入されるレンズケース21の長さを予め定められた一定の長さとすることで、対物レンズ31とフィールドレンズ21Aの相対的な位置決めを再現性をもって行えるようにすることも可能である。
このようにして、カメラ付き携帯電話40のカメラで、高倍率の画像を得られることになる。
顕微鏡の照明光が強すぎる場合等調節が必要な場合には、摘み21Dを操作して、絞り21Cの開口の程度を調整すればよい。
撮像により得られた画像についてのデータは、ディスプレイ41をユーザが見て観察を行う他、使用するカメラ付き携帯電話40の機能にもよるが、カメラ付き携帯電話40が備える内部メモリに記録したり、カメラ付き携帯電話40から外部の機器へ出力したり、或いはカメラ付き携帯電話40が備える電子メール機能を用いて送信したりすることによって利用することができる。
カメラ付き携帯電話40を顕微鏡として利用する必要がなくなったら、接続具1からカメラ付き携帯電話40を取外す。
≪変形例1≫
以上で説明した接続具1の変形例1について、図6を用いて説明する。
変形例1に係る接続具1の以上で説明した接続具1からの変更点は以下の点のみである。変更点はすべて拡大部20にのみある。
まず第1に絞り及びその調節用の摘みがない。第2に、レンズケース21の径が上述の実施形態におけるレンズケース21よりも僅かに細く、上述の実施形態のレンズケース21のように、鏡筒32の内部にその先端を挿入したときに、鏡筒32の内周面との間に働く摩擦力で鏡筒32に対して固定できるようにはなっていない。この2点が相違点である。
他方、変形例1における接続具1のレンズケース21の外側には、リング状の位置決め部材26が設けられている。位置決め部材26の内径はレンズケース21の外径に対応しており、またその外径は鏡筒32の内径よりも大きくされている。
位置決め部材26には、その内周面にネジ切りがされた位置決め部材26をその外周面から内周面まで貫く孔が設けられており、その孔にはその孔と互いに螺合するようなねじ山を持つ固定ボルト26Aが螺合されている。
位置決め部材26はレンズケース21に対しレンズケース21の長さ方向で摺動可能であり、且つ固定ボルト26Aを締め込んで固定ボルト26Aの先端をレンズケース21に押接させることにより、レンズケース21の長さ方向の任意の位置に位置決めした状態でレンズケース21に対して固定できるようになっている。このような構成により、変形例1の接続具1は、レンズケース21の鏡筒32への挿入を行った場合に鏡筒32に挿入されるレンズケース21の長さを任意に変化させられるため、複数の顕微鏡に対して使用可能であり、或いは対物レンズ等の何らかの条件が変化した同一の顕微鏡に対しても使用可能である。つまり、そのような場合であっても、変形例1の接続具を用いれば、対物レンズ31とフィールドレンズ21Aが満たすべき相対的な位置関係を充足できるようになる。
≪変形例2≫
以上で説明した接続具1の変形例2について、図7を用いて説明する。
変形例2に係る接続具1の以上で説明した接続具1からの変更点は以下の点のみである。変更点はすべて拡大部20にのみある。
接続具1のレンズケース21内には、リレーレンズ21Eが設けられている。このリレーレンズ21Eは、像光の上下左右を反転させる機能を有している。フィールドレンズ21Aと集束レンズ21Bを備える上述の実施形態における接続具1を用いて対物レンズ31を通過した像光を撮像すると、カメラ付き携帯電話40で撮像される画像は上下左右が反転したものとなり、ディスプレイ41に表示される撮像対象物も上下左右が反転する。リレーレンズ21Eがあると撮像対象物の向きとカメラ付き携帯電話40で撮像される画像の向きを一致させることができるようになる。
同様の機能を有する光学部品、例えばプリズムに、リレーレンズ21Eを変更することも可能である。
1 接続具
10 ベース
11 カメラ孔
15 弾性片
16 係止片
20 拡大部
21 レンズケース
21A フィールドレンズ
21B 収束レンズ
21C 絞り
26 位置決め部材
40 カメラ付き携帯電話
41 ディスプレイ
42 操作ボタン
43 カメラレンズ

Claims (12)

  1. レンズを備えたカメラを、拡大を行う対物レンズを備える顕微鏡の鏡筒に接続するための接続具であって、
    前記カメラを着脱自在に固定するカメラ保持部と、
    前記カメラ保持部に取付けられた、前記カメラ保持部を前記顕微鏡の前記鏡筒に着脱自在に固定する鏡筒固定部と、
    収束レンズと、
    を備えているとともに、
    前記収束レンズは、前記カメラが前記接続具を介して前記顕微鏡の前記鏡筒に取付けられたときに、前記対物レンズが撮像を行う対象となる撮像対象物からの像光を通過させることで、拡大された前記像光を通過させることで、それを通過した像光を、カメラのレンズの視野角と略同じかそれ以上の立体角で前記カメラの前記レンズの瞳に集束させるように構成されている、
    接続具。
  2. フィールドレンズを備えているとともに、
    前記フィールドレンズ、及び前記集束レンズはそれぞれ、前記カメラが前記接続具を介して前記顕微鏡の前記鏡筒に取付けられたときに、
    前記フィールドレンズは、前記対物レンズを通過した前記像光を通過させることで、それを通過した像光が、前記集束レンズの全体に入るように調節するように、
    前記集束レンズは、前記フィールドレンズを通過した前記像光を通過させることで、それを通過した像光を、前記レンズの視野角と略同じかそれ以上の立体角で前記カメラの前記レンズの瞳に集束させるように、
    それぞれ構成されている、請求項1記載の接続具。
  3. 前記像光を絞って前記カメラで撮像される画像の明るさを調整するための、開口を任意に調節できるようにされた絞りを備えている、
    請求項1又は2記載の接続具。
  4. 前記集束レンズは、前記対物レンズを通過した前記像光を通過させることで、それを通過した像光を、前記カメラが備える前記レンズの瞳の範囲内に、当該レンズの視野角と略同じ立体角をもって集束させるように構成されている、
    請求項1又は2記載の接続具。
  5. 前記フィールドレンズは、それを通過した像光を平行光とするようになっている、
    請求項2記載の接続具。
  6. 前記鏡筒固定部は、筒状であり、前記顕微鏡の前記鏡筒に挿入可能とされているか、或いはその内側に前記顕微鏡の前記鏡筒を挿入可能とされている、
    請求項1〜5のいずれかに記載の接続具。
  7. 前記収束レンズは筒状とされた前記鏡筒固定部の内部に配されている、
    請求項6記載の接続具。
  8. 前記鏡筒固定部は、筒状であり、前記顕微鏡の前記鏡筒に挿入可能とされているか、或いはその内側に前記顕微鏡の前記鏡筒を挿入可能とされており、
    前記収束レンズ、及び前記フィールドレンズは筒状とされた前記鏡筒固定部の内部に配されている、
    請求項2記載の接続具。
  9. 前記カメラの前記レンズ、及び前記収束レンズは、それら二者の相対的な位置関係を固定したまま、前記対物レンズに対し前記像光の光軸方向に移動できるようになっている、
    請求項1又は7記載の接続具。
  10. 前記カメラの前記レンズ、前記収束レンズ、及び前記フィールドレンズは、それら三者の相対的な位置関係を固定したまま、前記対物レンズに対し前記像光の光軸方向に移動できるようになっている、
    請求項2又は8記載の接続具。
  11. 像光の上下左右を反転させる反転手段を有している、
    請求項1記載の接続具。
  12. 前記カメラは、カメラ付き携帯電話に取付けられたカメラである、
    請求項1ないし11のいずれかに記載の接続具。
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