JP2009145843A - 顕微鏡照明光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学性能に影響を与えない方法で顕微鏡の光学系を伸縮させて、接眼部の高さを変えられる顕微鏡照明装置を提供する。
【解決手段】光源15からの光を略平行光束にするコレクタレンズ14と、コレクタレンズ14からの略平行光束中に備えられた視野絞り13と、視野絞り13からの光線を略平行光線に変換するフィールドレンズ7と、フィールドレンズ7からの略平行光線を試料面12に集光するコンデンサレンズ5を備えた顕微鏡照明装置において、コンデンサレンズ5とフィールドレンズ7の間の距離を可変とする。
【選択図】図7

Description

本発明は顕微鏡の技術分野に係り、特にその照明光学系に関する。
顕微鏡の利用者には背の高い人もいれば背の低い人もいる。しかも、顕微鏡利用者には長時間の利用者も多く、そのような人たちにとっては、自分の体格に合った高さの接眼部で顕微鏡作業をすることが非常に重要である。
従来の顕微鏡では、体格の個人差による最適な接眼部の高さを、対物レンズと結像レンズの間に中間鏡筒を挿入することによって調節してきた。このように対物レンズと結像レンズの間隔を広げることができるのは、現在の通常の顕微鏡は無限遠補正システムを使っており、対物レンズと結像レンズの間は平行光束となっているからである。
しかしながら、対物レンズが無限遠補正型だとしても結像レンズとの間隔をいくらでも広げることはできない。とくに軸外光線は対物レンズからある程度の角度を持って射出されるので、結像レンズとの距離が開き過ぎるとケラレを生じたり、結像レンズに入射する光線高が変化したりするため結像性能に悪影響をもたらしてしまう。
そこで、結像性能に影響を与えない方法で顕微鏡の光学系を伸縮させて、接眼部の高さを変えられる方法が望まれている。
特開平5−113540号公報
以上の技術的問題に鑑み、結像性能に影響を与えない方法で顕微鏡の光学系を伸縮させて、接眼部の高さを変えられる顕微鏡照明装置を提供することを課題とする。
上記課題は、光源と前記光源からの光を略平行光束にするコレクタレンズと、前記コレクタレンズからの略平行光束中に備えられた視野絞りと、前記視野絞りからの光線を略平行光線に変換するフィールドレンズと、前記フィールドレンズからの略平行光線を試料面に集光するコンデンサレンズを備えた顕微鏡照明装置において、前記コンデンサレンズと前記フィールドレンズの間の距離が可変とすることによって解決される。
このとき、前記フィールドレンズは焦点距離変更手段を備えることが望ましい。
前記焦点距離変更手段は、前記フィールドレンズに変倍機構を備える構成が考えられる。
このとき、前記変倍機構は、前記フィールドレンズを光源から順に負レンズと正レンズの2群で構成し、前記負レンズと前記正レンズの間隔を広げることによって前記フィールドレンズの焦点距離を変更する構成が考えられる。
さらに、前記変倍機構は、前記フィールドレンズを光源から順に第一の正レンズと負レンズと第二の正レンズの3群で構成し、前記第一の正レンズと前記負レンズと前記第二の正レンズの何れかの間隔を広げることによって前記フィールドレンズの焦点距離を変更する構成も考えられる。
あるいは、前記焦点距離変更手段は、前記フィールドレンズにアタッチメントレンズを追加する構成も望ましい。
このとき、前記アタッチメントレンズは、光源から順に負レンズと正レンズの2群で構成され、前記アタッチメントレンズを、前記フィールドレンズと前記コンデンサレンズの間に挿入する構成が考えられる。
あるいは、前記アタッチメントレンズは、光源から順に正レンズと負レンズの2群で構成され、前記アタッチメントレンズを、前記フィールドレンズと前記コンデンサレンズの間に挿入する構成も考えられる。
前記アタッチメントレンズは、上下反転可能に前記フィールドレンズと前記コンデンサレンズの間に挿入することも望ましい。
あるいは、前記焦点距離変更手段は、前記フィールドレンズが交換用フィールドレンズと交換可能とする構成も望ましい。
このとき、前記交換用フィールドレンズは、光源から順に負レンズと正レンズの2群で構成される構成が考えられる。
なお、前記フィールドレンズの前側焦点位置は、前記視野絞りの位置に固定されながら焦点距離が変更されることが望ましい。
本発明によれば、結像性能に影響を与えない方法で顕微鏡の光学系を伸縮させて、接眼部の高さを変えられる顕微鏡照明装置が得られる。
以下では、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
まず、比較のために従来技術における接眼部の高さの変更方法を説明する。従来技術では対物レンズ、ステージ、コンデンサレンズや顕微鏡本体、アーム部などには変化がなく、接眼部が上方に移動する。
このようなことが可能である理由は、今日の対物レンズは無限遠補正型であり、結像レンズの位置は鏡筒の内部にあるからである。それゆえに接眼ユニットと対物レンズまでの距離は比較的自由度が高い。
図1の(a)と(b)は従来の正立顕微鏡における接眼部の高さ方向の調節方法を図示したものである。この例では特に透過照明による構成を説明する。まずは(a)と(b)の顕微鏡に共通した構成から説明する。
接眼レンズ1を備えた鏡筒2は、内部に結像レンズを備え、対物レンズ3からの光を結像させる。このとき顕微鏡利用者は結像レンズによって作られる像を接眼レンズ1によって観察する。対物レンズ3はステージ4の上の標本をコンデンサレンズ5によって照明した際の透過光を拡大する。ここで、標本を照明する照明光は、ランプハウス6内の光源から不図示のコレクタレンズを経由してフィールドレンズ7によってコンデンサレンズ5に導かれる。このとき、一般的な顕微鏡照明方法であるケーラー照明では、ランプハウス6内の光源はコレクタレンズとフィールドレンズ7によって、コンデンサレンズ5の後焦点位置に結像される。なお、対物レンズ3はアーム部8を通じて顕微鏡本体9に固定されているので、対物レンズ3の高さは不変となっている。なお、対物レンズ3の高さが不変であるのでその周辺のステージ4やコンデンサレンズ5の高さも基本的には変わらない。
従来の顕微鏡での鏡筒2の高さを変えるために、鏡筒2と対物レンズ3の間に中間鏡筒10を挿入する。図1において(a)は通常状態の構成を表し、(b)は中間鏡筒10を挿入した構成を表している。同図から読み取れるように、従来の方法では鏡筒2のみが上方へ移動する構成となっている。
一方、本発明の実施による顕微鏡では、鏡筒だけではなく対物レンズ、ステージ、コンデンサレンズ、更にアーム部が一体となって上下に移動する。特に本実施例では、アーム部と顕微鏡本体の間に中間ユニットを挿入する方法を採用している。このほかにも、顕微鏡本体部に伸縮機構を備えるなど方法も考えられる。
図2の(a)と(b)は本発明の実施による正立型顕微鏡の接眼部の調節方法を図示したものである。まずは(a)と(b)の顕微鏡に共通した構成から説明する。
接眼レンズ1を備えた接眼ユニット2は、内部に結像レンズを備え、対物レンズ3からの光を結像させる。このとき顕微鏡利用者は結像レンズによって作られる像を接眼レンズ1によって観察する。対物レンズ3はステージ4の上の標本をコンデンサレンズ5によって照明した際の透過光を集める。ここで、標本を照明する照明光は、ランプハウス6内の光源から不図示のコレクタレンズを経由してフィールドレンズ7によってコンデンサレンズ5に導かれる。このとき、一般的な顕微鏡照明方法であるケーラー照明では、ランプハウス6内の光源はコレクタレンズとフィールドレンズ7によって、コンデンサレンズ5の後焦点位置に結像される。
本発明実施の一形態では、接眼ユニット2の高さを変えるために、アーム部8と顕微鏡本体9の間にスペーサ11を挿入する。図1において(a)は通常状態の構成を表し、(b)はスペーサ11を挿入した構成を表している。同図から読み取れるように、本実施の形態では接眼ユニット2のみならず、対物レンズ3の高さも同時に変化している。
また、それに伴い、ステージ4とコンデンサレンズ5も高さを変化させる。ただし、通常の顕微鏡ではステージ4とコンデンサレンズ5は高さを調節する機能を元々備えているので、本発明の実施にあたり新たな構成要素を付け加える必要はない。
このようなことが可能な理由は、視野絞りから光線追跡をした場合にコンデンサレンズ5とフィールドレンズ7の間は平行光線となるからである。
しかしながら、コンデンサレンズ5とフィールドレンズ7の間が平行光線だからといって、ただ単に間隔を変えてしまうのは好ましくない。その理由は光源から光線追跡をした場合にはコンデンサレンズ5とフィールドレンズ7の間は収斂光線であるからである。ケーラー照明は光源像がコンデンサレンズの前側焦点位置に投影されることでムラのない照明が達成できるのだが、コンデンサレンズとフィールドレンズの間を変えるとケーラー照明ではなくなってしまう。
図3はケーラー照明光学系の模式的光線図であり、(a)は視野絞りからの光線追跡に関する光線図、(b)は光源からの光線追跡に関する光線図を表す。
図3の(a)の視野絞りからの光線追跡で見た場合、標本面12から出発した光線はコンデンサレンズ5によってほぼ平行光線に変換され、フィールドレンズ7によって視野絞り13の平面に結像される。その後、コレクタレンズ14を経由して光源15に到達する。なお、一般的な顕微鏡では装置をコンパクトにするために、照明光学系をミラー16によって視野絞り13とフィールドレンズ7の間で折り曲げる構成を取っている。
図3の(b)の光源からの追跡で見た場合、光源15から出発した光線はコレクタレンズ14によってほぼ平行光束に変換されて、視野絞り13を通過する。その後、フィールドレンズ7によって収斂光束に変換され、コンデンサレンズの瞳面17に光源16の像が結像される。そして瞳面17を通過した後に、コンデンサレンズ5によって平行光束に変換され標本面12に照射される。光源がコンデンサレンズの瞳面17に結像するため、標本面12では均一な照明が実現される。
図3の(a)と(b)を比較するとよく解るように、ケーラー照明系ではコンデンサレンズ5とフィールドレンズ7は、像追跡では平行光束であるが、瞳追跡では平行光束ではない。
このことは、コンデンサレンズ5とフィールドレンズ7を間の距離を変えた場合、標本面12と視野絞り13の共役関係は保たれるが、光源15と瞳面17の共役関係が崩れてしまうことを意味する。
以下ではこの問題を解決するための本発明の実施の形態について例示する。
図4は本発明の実施の第1形態を示す模式図である。本実施の形態ではフィールドレンズ7を異なる焦点距離のフィールドレンズ7’に交換することによって、光源15と共役の位置を変化させる。さらに、光源15と共役の位置とコンデンサレンズの瞳面17を合わせることによって、ケーラー照明を維持しながらコンデンサレンズ5より上の光学系の高さ調節することができる。このとき、交換に使われるフィールドレンズ7’は前側焦点位置を変えないようにしながら焦点距離を変えるようにする。具体的にはコンデンサとフィールドレンズの間隔を広げる場合に交換に使われるフィールドレンズは標本から順に凸レンズ−凹レンズの順となっているレンズタイプが好ましい。これによって標本面12と視野絞り13の共役関係も維持しながら焦点距離を伸ばすことができる。
図5は本発明の実施の第2形態を示す模式図である。本実施の形態ではフィールドレンズ7にアタッチメントレンズ7”を付け加えることによって合成焦点距離を変える。この形態でも同様に、光源15と共役の位置とコンデンサレンズの瞳面17を合わせることによって、ケーラー照明を維持しながらコンデンサレンズ5より上の光学系の高さ調節することができる。
このとき、アタッチメントレンズ7”を付け加えることによって、フィールドレンズ7全体の焦点距離を伸ばす構成と、焦点距離を短くする構成が考えられる。例えば、標本から順に凸レンズ−凹レンズの順となっているアタッチメントレンズ7”を付け加えれば、全体の焦点距離を伸ばすことができ、逆に、標本から順に凹レンズ−凸レンズの順となっているアタッチメントレンズ7”を付け加えれば、全体の焦点距離を伸ばすことができる。さらに、標本から順に凸レンズ−凹レンズの順となっているアタッチメントレンズ7”の向きを変えることによって、標本から順に凹レンズ−凸レンズの順となっているアタッチメントレンズ7”として利用する構成も考えられる。このような構成を取れば、部品の共通化が図れて好ましい。
以下に、上述のフィールドレンズ7とアタッチメントレンズ7”の具体的なレンズデータの例を示す。
表1はフィールドレンズ7のみの構成であり、視野絞り13を面番号1とし開口絞り17を面番号5としたレンズデータである。
(表1) f=108.05
面s 曲率r 間隔d 屈折率n アッベ数ν
1 inf 98.5800
2 134.9399 4.6000 1.67270 32.10
3 46.1426 14.3750 1.51633 64.14
4 -65.8398 108.0500
5 inf
表2はフィールドレンズ7にアタッチメントレンズ7”を加えて焦点距離を長くした構成であり、視野絞り13を面番号1とし開口絞り17を面番号9としたレンズデータである。ここで面番号5から面番号8までのデータがアタッチメントレンズ7”となっている。
(表2) f=149.02
面s 曲率r 間隔d 屈折率n アッベ数ν
1 inf 98.5800
2 134.9399 4.6000 1.67270 32.10
3 46.1426 14.3750 1.51633 64.14
4 -65.8398 5.0000
5 -60.0000 5.0000 1.67270 32.10
6 60.0000 10.3742
7 60.0000 14.0000 1.51633 64.14
8 -60.0000 149.0200
9 inf
表3はフィールドレンズ7にアタッチメントレンズ7”を加えて焦点距離を短くした構成であり、視野絞り13を面番号1とし開口絞り17を面番号9としたレンズデータである。ここで面番号5から面番号8までのデータがアタッチメントレンズ7”となっている。
(表3) f=78.3
面s 曲率r 間隔d 屈折率n アッベ数ν
1 inf 98.5800
2 134.9399 4.6000 1.67270 32.10
3 46.1426 14.3750 1.51633 64.14
4 -65.8398 5.0000
7 60.0000 14.0000 1.51633 64.14
6 -60.0000 10.3742
5 -60.0000 5.0000 1.67270 32.10
8 60.0000 78.3000
9 inf
上記の表1から表3に示されるレンズデータから読み取れるように、本実施例ではアタッチメントレンズ7”の挿脱によって、焦点距離が78.3mmと108.05mmと149.02mmの3段階に変化させることができ、しかもアタッチメントレンズ7”は表裏に使い分けることによって部品の共通化を達成している。
図6では、上記のレンズデータによるフィールドレンズのレンズ断面図を示す。同図において、(a)はアタッチメントレンズ7”なしの構成でありであり、(b)はアタッチメントレンズ7”を使って焦点距離を伸ばした構成であり、(c)はアタッチメントレンズ7”を使って焦点距離を縮めた構成である。なお、これらの図では表現の解り易さのためにコンデンサレンズ5の部分まで記載されているが、コンデンサレンズ5は適宜選択して用いてよいものなので、レンズデータとの対応はしていない。
なお、この実施例においても、フィールドレンズ7の前側焦点位置は変わらない。これによって標本面12と視野絞り13の共役関係も維持できる。
図7は本発明の実施の第3形態を示す模式図である。本実施の形態ではフィールドレンズ7に移動群を組み込み、この移動群を移動させることによってフィールドレンズ7の合成焦点距離を変化させる。すなわち、フィールドレンズ7に変倍機構を備えるのである。この形態でも同様に、光源15と共役の位置とコンデンサレンズの瞳面17を合わせることによって、ケーラー照明を維持しながらコンデンサレンズ5より上の光学系の高さ調節することができる。
以下に、上述の変倍機構付フィールドレンズ7の具体的なレンズデータの例を示す。ここでは、最も簡単な2群構成を例に挙げるが、3群構成や4群構成なども同様に考えることができる。以下に示す表4から表6は2群構成において、焦点距離を最長にしたもの(表4)、焦点距離を中間的にしたもの(表5)、焦点距離を最短にしたもの(表6)である。面番号1は視野絞りを表し、面番号6は開口絞りである。
(表4)最長 f=109.92
面s 曲率r 間隔d 屈折率n アッベ数ν
1 inf 100.2896
2 137.2866 4.6800 1.67270 32.10
3 46.9451 0.0
4 46.9451 14.6250 1.51633 64.14
5 -66.9848 109.9245
6 inf
(表5)中間 f=90.66
面s 曲率r 間隔d 屈折率n アッベ数ν
1 inf 100.2896
2 137.2866 4.6800 1.67270 32.10
3 46.9451 11.7000
4 46.9451 14.6250 1.51633 64.14
5 -66.9848 90.6650
6 inf
(表6)最短 f=77.15
面s 曲率r 間隔d 屈折率n アッベ数ν
1 inf 100.2896
2 137.2866 4.6800 1.67270 32.10
3 46.9451 23.4000
4 46.9451 14.6250 1.51633 64.14
5 -66.9848 77.1480
6 inf
上記のレンズデータから読み取れるように、本実施例では焦点距離を77.15mmから109.92mmまで変化させることができる。
図8は上記のレンズデータによるフィールドレンズのレンズ断面図である。同図において、(a)は焦点距離が最長の状態(表4に対応)であり、(b)は焦点距離が中間の状態(表5に対応)であり、(c)は焦点距離が最短の状態(表6に対応)である。
なお、フィールドレンズ7の変倍は前側焦点位置が変わらないようにしながら焦点距離を変えるよう構成している。これによって標本面12と視野絞り13の共役関係も維持できる。本実施の形態ではフィールドレンズ7の焦点距離を連続的に変化させることができ、すなわち、接眼部の高さも連続的に変えることが可能になる。
また、フィールドレンズの焦点距離の違いにより、コンデンサ瞳位置への光源像の大きさが変わってくるため、視野の照明範囲に影響がでる場合がある。このため、フィールドレンズの焦点距離を変更するときに光源と視野絞りの間に位置する拡散板またはフライアイレンズなどの照明ムラを低減する光学素子を配置することはより効果的である。
従来の正立顕微鏡における接眼部の高さ方向の調節方法を図示した外観図である。 本発明の正立顕微鏡における接眼部の高さ方向の調節方法を図示した外観図である。 ケーラー照明光学系の模式的光線図である。 実施例1を説明する照明光学系の模式図である。 実施例2を説明する照明光学系の模式図である。 実施例2のレンズ構成例を示す断面図である。 実施例3を説明する照明光学系の模式図である。 実施例3のレンズ構成例を示す断面図である。
符号の説明
1・・・接眼レンズ
2・・・接眼ユニット
3・・・対物レンズ
4・・・ステージ
5・・・コンデンサレンズ
6・・・ランプユニット
7,7’・・・フィールドレンズ
7”・・・アタッチメントレンズ
8・・・アーム部
9・・・顕微鏡本体
10・・・中間鏡筒
11・・・スペーサ
12・・・標本面
13・・・視野絞り
14・・・コレクタレンズ
15・・・光源
16・・・ミラー
17・・・コンデンサレンズの瞳面(開口絞り)

Claims (12)

  1. 光源と前記光源からの光を略平行光束にするコレクタレンズと、
    前記コレクタレンズからの略平行光束中に備えられた視野絞りと、
    前記視野絞りからの光線を略平行光線に変換するフィールドレンズと、
    前記フィールドレンズからの略平行光線を試料面に集光するコンデンサレンズを備えた顕微鏡照明装置において、
    前記コンデンサレンズと前記フィールドレンズの間の距離が可変であることを特徴とする顕微鏡照明装置。
  2. 前記フィールドレンズは焦点距離変更手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡照明装置。
  3. 前記焦点距離変更手段は、前記フィールドレンズに変倍機構を備えることを特徴とする請求項2に記載の顕微鏡照明装置。
  4. 前記変倍機構は、前記フィールドレンズを光源から順に負レンズと正レンズの2群で構成し、前記負レンズと前記正レンズの間隔を広げることによって前記フィールドレンズの焦点距離を変更することを特徴とする請求項3に記載の顕微鏡照明装置。
  5. 前記変倍機構は、前記フィールドレンズを光源から順に第一の正レンズと負レンズと第二の正レンズの3群で構成し、前記第一の正レンズと前記負レンズと前記第二の正レンズの何れかの間隔を広げることによって前記フィールドレンズの焦点距離を変更することを特徴とする請求項3に記載の顕微鏡照明装置。
  6. 前記焦点距離変更手段は、前記フィールドレンズにアタッチメントレンズを追加することを特徴とする請求項2に記載の顕微鏡照明装置。
  7. 前記アタッチメントレンズは、光源から順に負レンズと正レンズの2群で構成され、
    前記アタッチメントレンズを、前記フィールドレンズと前記コンデンサレンズの間に挿入することを特徴とする請求項6に記載の顕微鏡照明装置。
  8. 前記アタッチメントレンズは、光源から順に正レンズと負レンズの2群で構成され、
    前記アタッチメントレンズを、前記フィールドレンズと前記コンデンサレンズの間に挿入することを特徴とする請求項6に記載の顕微鏡照明装置。
  9. 前記アタッチメントレンズは、上下反転可能に前記フィールドレンズと前記コンデンサレンズの間に挿入することを特徴とする請求項6から請求項9の何れかに記載の顕微鏡照明装置。
  10. 前記焦点距離変更手段は、前記フィールドレンズが交換用フィールドレンズと交換可能とすることを特徴とする請求項2に記載の顕微鏡照明装置。
  11. 前記交換用フィールドレンズは、光源から順に負レンズと正レンズの2群で構成されることを特徴とする請求項10に記載の顕微鏡照明装置。
  12. 前記フィールドレンズの前側焦点位置は、前記視野絞りの位置に固定されながら焦点距離が変更されることを特徴とする請求項2から請求項11の何れかに記載の顕微鏡照明装置。
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