JP2017137669A - 小便器装置 - Google Patents

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Shunsuke Tsuda
峻佑 津田
小林 健太郎
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Abstract

【課題】受け部を囲む前方側壁部の外側面側の清浄性を向上し得る小便器装置を提供する。【解決手段】上方に向けて開口する受け部15と洗浄水の給水機構20とを備えた小便器装置1であって、受け部を囲むように区画する前方側壁部16の外側面16aが全体に亘って平滑な連続面状とされ、この前方側壁部の上端縁部17には、便器幅方向の広範囲に亘って外側面の洗浄が可能なように、かつ外側面に沿わせて給水機構からの洗浄水を流下させるように吐出する吐出部17aが設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、小便器装置に関する。
従来より、上方に向けて開口する受け部(垂れ受け部)を備え、立位状態にて使用される小便器が知られている。
例えば、下記特許文献1には、上方に開口するボール部を囲む周壁の前方部分を、上部周壁と、この上部周壁の下側部位の外周面との間に隙間を空けて配された下部周壁と、に分けた構成とされた水洗小便器が開示されている。また、この水洗小便器は、上部周壁の上端部に、該上部周壁の全周に亘って上方に開口する溢水口を設けた構成とし、この溢水口からの溢水を、上部周壁の外周面と下部周壁の内周面とによって形成される収水路によって受ける構成とされている。
特開2010−101117号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された水洗小便器では、ボール部を囲む周壁の大部分を占める下部周壁の外周面には溢水が流下しないため、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、受け部を囲む前方側壁部の外側面側の清浄性を向上し得る小便器装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る小便器装置は、上方に向けて開口する受け部と洗浄水の給水機構とを備えた小便器装置であって、前記受け部を囲むように区画する前方側壁部の外側面が全体に亘って平滑な連続面状とされ、この前方側壁部の上端縁部には、便器幅方向の広範囲に亘って前記外側面の洗浄が可能なように、かつ該外側面に沿わせて前記給水機構からの洗浄水を流下させるように吐出する吐出部が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る小便器装置は、上述のような構成としたことで、受け部を囲む前方側壁部の外側面側の清浄性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る小便器装置の一例を模式的に示す概略斜視図である。 同小便器装置の一例を模式的に示す概略縦断面図である。 (a)は、図2におけるX部に対応させた一部破断概略拡大縦断面図、(b)は、同小便器装置の一変形例を模式的に示す(a)に対応させた一部破断概略拡大縦断面図である。 (a)、(b)は、同小便器装置の製造方法の一例を模式的に示す一部省略概略横断面図である。 (a)は、同小便器装置において実行される洗浄動作の一例を模式的に示す概略フローチャート、(b)は、同小便器装置において実行される洗浄動作の他例を模式的に示す概略タイムチャートである。 本発明の他の実施形態に係る小便器装置の一例を模式的に示し、図2に対応させた概略縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の各実施形態では、設置された小便器装置に対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、その状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1〜図5は、第1実施形態に係る小便器装置の一例及びその製造方法の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る小便器装置1は、図1及び図2に示すように、上方に向けて開口する受け部15と洗浄水の給水機構20とを備えている。また、小便器装置1は、受け部15の後方側に連なるように設けられた奥側壁部12を備えている。この奥側壁部12は、上方側に向けて立ち上がるように、かつ前方に向けて開口するように設けられている。この奥側壁部12と受け部15とによって前方及び上方に向けて開口する一連状のボウル部(鉢部)11が構成される。図例では、床に載置されるように設置されるいわゆる床置型の縦長の小便器装置1を例示しているが、壁面に引っ掛けられるように設置される壁掛型の小便器装置1としてもよい。
また、小便器装置1は、受け部15を囲むように区画する前方側壁部16の上端縁部17に、外側面16aに沿わせて給水機構20からの洗浄水を流下させるように吐出する吐出部17aを設けた構成とされている。また、本実施形態では、この前方側壁部16の上端縁部17に、前方側壁部16の内側面16bの洗浄が可能なように、かつ内側面16bに沿わせて給水機構20からの洗浄水を流下させるように吐出する吐出部17bを設けた構成としている。また、奥側壁部12の便器幅方向両側壁部(両側壁部)13,13の前端縁部14,14のそれぞれに、これら両側壁部13,13の外側面13a,13aに沿わせて給水機構20からの洗浄水を流下させるように吐出する吐出部14a,14aを設けた構成としている。また、奥側壁部12の両側壁部13,13の前端縁部14,14のそれぞれに、これら両側壁部13,13の内側面13b,13bに沿わせて給水機構20からの洗浄水を流下させるように吐出する吐出部14b,14bを設けた構成としている。
また、小便器装置1は、これら吐出部14a,14b,17a,17bに加え、奥側壁部12の上端側部位に、ボウル部11内面を構成する奥側壁部12の手前側を向く面(手前側面)に沿わせて洗浄水を流下させる主給水部12aを設けた構成とされている。
これら主給水部12a及び吐出部14a,14b,17a,17bに洗浄水を供給する給水機構20は、洗浄水を貯留する水洗タンクを給水元としたものでもよいが、本実施形態では、給水管(水道管)を給水元とした水道直圧式としている。
また、給水機構20は、給水管に接続される給水元側管路21を、主給水部12aに洗浄水を供給する主給水管路22と、縁部(前端縁部14及び上端縁部17)14,17の吐出部14a,14b,17a,17bに洗浄水を供給する縁側給水管路24と、に分岐させた構成とされている。主給水管路22には、主給水管路22を開閉し、洗浄水を供給及び遮断する主給水弁23が設けられている。縁側給水管路24には、縁側給水管路24を開閉し、洗浄水を供給及び遮断する縁側給水弁25が設けられている。これら主給水弁23及び縁側給水弁25は、開閉弁(ON/OFF弁)としてもよい。
また、本実施形態では、小便器装置1に、人体の在及び不在を検知する人体検知センサー29を設けた構成としている。この人体検知センサー29は、人体の接近及び離間を検知し、人体の在及び不在を検知する赤外線センサーやマイクロ波センサー等としてもよい。図例では、この人体検知センサー29を、奥側壁部12の上端部の便器幅方向略中央部に設けた例を示している。
この人体検知センサー29及び給水機構20(主給水弁23及び縁側給水弁25)は、後記する洗浄動作を実行する制御部30に信号線等を介して接続されている。
受け部15は、後方側が奥側壁部12によって区画され、前方側が前方側壁部16によって囲むように区画され、底側が底壁部18によって区画されている。この受け部15の底壁部18には、外部排水管2に接続される排水機構19が設けられている。図例では、排水機構19を、椀トラップ状のトラップ部を構成する着脱可能とされた目皿19aと床側の外部排水管2に接続される排水管路19bとを備えた構成としている。なお、排水機構19としては、図例のようなものに限られず、Pトラップ状のトラップ部を構成するものや、壁側の外部排水管に接続されるもの等、その他、種々の構成とされたものとしてもよい。
また、ボウル部11内面を構成する底壁部18の上方側に向く面は、目皿19aに設けられた排水孔の部位が最も低い位置となるように、外周側部位から中央側の排水孔に向かうに従い下るように傾斜する傾斜面状とされている。
受け部15の前方側壁部16は、底壁部18から上方側に向けて立ち上がるように設けられている。また、この前方側壁部16は、平面視して手前側に凸湾曲状となる略U字状(略半円状)とされ、便器幅方向両側の後端側が奥側壁部12の便器幅方向両側の前方に向けて突出するように設けられた両側壁部13,13の下端部に連なるように形成されている。また、この前方側壁部16の上端縁部17の便器幅方向両側部位は、後方側に向かうに従い上るように、かつ、奥側壁部12の両側壁部13,13の前端縁部14,14の下端側に連なるように形成されている。これら両側壁部13,13の前端縁部14,14の上端部は、ボウル部11を区画する奥側壁部12の手前側上端縁部に連なるように形成されている。つまり、前方側壁部16の上端縁部17、両側壁部13,13の前端縁部14,14及び奥側壁部12の手前側上端縁部が一連状に形成され、これらがボウル部11の開口周縁部を構成する。
また、これら前方側壁部16の上端縁部17及び両側壁部13,13の前端縁部14,14は、これらの延びる方向(ボウル部11の開口周縁部の周方向)に見て略逆U字状(突湾曲面形状)とされている(図3(a)参照)。なお、前方側壁部16の上端縁部17と両側壁部13,13の前端縁部14,14とは、一連状に境界なく形成されているが、区別する必要がある場合には、底壁部18の前後方向略中心よりも前方側を前方側壁部16の上端縁部17として把握するようにしてもよい。
また、前方側壁部16の外側面16aは、略全体に亘って平滑な連続面状とされ、図例では、凸湾曲面状とされている。また、この外側面16aの便器幅方向後端側は、略全体に亘って平滑な連続面状とされた両側壁部13,13の外側面13a,13aに連なるように形成されている。つまり、これら両側壁部13,13及び前方側壁部16の外側面13a,13a,16aは、略全体に亘って平滑な連続面状とされている。
また、前方側壁部16の内側面16bは、ボウル部11内面を構成し、略全体に亘って平滑な連続面状とされている。この内側面16bの便器幅方向後端側は、略全体に亘って平滑な連続面状とされ、ボウル部11内面を構成する両側壁部13,13の内側面13b,13bに連なるように形成されている。これら両側壁部13,13の内側面13b,13bの後端側は、奥側壁部12の手前側面に連なるように形成されている。また、これら両側壁部13,13の内側面13b,13b、奥側壁部12の手前側面及び前方側壁部16の内側面16bの下端側は、底壁部18の上方側に向く面に連なるように形成されている。つまり、ボウル部11の内面は、入隅部が凹湾曲面形状とされて概ね全体に亘って平滑な連続面状とされている。
主給水部12aは、上記した人体検知センサー29の下方側に位置するように、かつ便器幅方向略中央部に位置するように設けられている。この主給水部12aは、奥側壁部12の手前側面に沿わせて放射状に広がるように洗浄水が流下するように、手前側面に向けて洗浄水を吐出するいわゆるスプレッダーとしてもよい。図例では、この主給水部12aを、奥側壁部12の手前側面の便器幅方向の広範囲に亘って洗浄が可能なように、便器幅方向に長尺状(横長状)とされたものとしているが、円形状等とされたものとしてもよい。なお、図2では、主給水部12aを簡略化して示している。
前方側壁部16の外側面16aに洗浄水を吐出する吐出部17aは、便器幅方向の広範囲に亘って外側面16aの洗浄が可能なように設けられている。また、前方側壁部16の内側面16bに洗浄水を吐出する吐出部17bは、便器幅方向の広範囲に亘って内側面16bの洗浄が可能なように設けられている。本実施形態では、前方側壁部16の外側面16aに洗浄水を吐出する吐出部としての外側吐出部17aと、前方側壁部16の内側面16bに洗浄水を吐出する吐出部としての内側吐出部17bと、を前方側壁部16の上端縁部17に個別に設けた構成としている。つまり、外側面16aに洗浄水を吐出する吐出部と内側面16bに洗浄水を吐出する吐出部とを兼用のものとせずに、外側面16a及び内側面16bのそれぞれに洗浄水を吐出する外側吐出部17a及び内側吐出部17bを設けた構成としている。
また、図3(a)に示すように、前方側壁部16の外側吐出部17a及び内側吐出部17bを、斜め下方側に向けて開口するように設けた構成としている。また、これら外側吐出部17a及び内側吐出部17bを、前方側壁部16の上端縁部17の延びる方向(ボウル部11の開口周縁部の周方向)に間隔を空けて設けられた複数の吐出孔としている。また、これら外側吐出部17a及び内側吐出部17bを、略等間隔を空けて、前方側壁部16の上端縁部17の延びる方向の全体に亘って設けた構成としている。なお、これら外側吐出部17a及び内側吐出部17bを、前方側壁部16の上端縁部17の延びる方向の略半分以上の部位に亘って設けた構成としてもよい。
また、これら外側吐出部17a及び内側吐出部17bを設ける間隔(ピッチ)や孔径は、便器幅方向の広範囲に亘って前方側壁部16の外側面16a及び内側面16bの洗浄が可能なように適宜の寸法としてもよい。図例では、これら外側吐出部17a及び内側吐出部17bを、開口方向に見て、上端縁部17の延びる方向に長径状とされた長円状(楕円状)とした例を示しているが、矩形状等としてもよい。
両側壁部13,13の外側面13a,13aに洗浄水を吐出する吐出部14a,14aは、両側壁部13,13の上下方向の広範囲に亘って外側面13a,13aの洗浄が可能なように設けられている。また、両側壁部13,13の内側面13b,13bに洗浄水を吐出する吐出部14b,14bは、両側壁部13,13の上下方向の広範囲に亘って内側面13b,13bの洗浄が可能なように設けられている。本実施形態では、上記同様、各外側面13a,13aに洗浄水を吐出する外側吐出部14a,14aと、各内側面13b,13bに洗浄水を吐出する内側吐出部14b,14bと、を両側壁部13,13の前端縁部14,14に個別に設けた構成としている。これら両側壁部13,13の外側吐出部14a,14a及び内側吐出部14b,14bは、詳細な図示は省略しているが、斜め後方側に向けて開口するように設けられている。
また、これら両側壁部13,13の外側吐出部14a,14a及び内側吐出部14b,14bを、前方側壁部16の外側吐出部17a及び内側吐出部17bと同様、前端縁部14,14の延びる方向に略等間隔を空けて設けられた複数の吐出孔としている。また、これら両側壁部13,13の外側吐出部14a,14a及び内側吐出部14b,14bを、上記同様、開口方向に見て、前端縁部14,14の延びる方向に長径状とされた長円状(楕円状)としている。
これら両側壁部13,13の外側吐出部14a,14a及び内側吐出部14b,14bを設ける間隔(ピッチ)や孔径は、上記同様、上下方向の広範囲に亘って外側面13a,13a及び内側面13b,13bの洗浄が可能なように適宜の寸法としてもよい。なお、前方側壁部16の外側吐出部17a及び内側吐出部17b並びに両側壁部13,13の外側吐出部14a,14a及び内側吐出部14b,14bを、それぞれ略同径状とし、かつ略等間隔を空けて設けた態様に代えて、種々の態様としてもよい。
また、これら両側壁部13,13の外側吐出部14a,14aは、外側面13a,13aを上下方向の広範囲に亘って洗浄可能なように、上端部(最上端の吐出孔)が外側面13a,13aの上下方向中央よりも上方側に位置するように設けられたものとしてもよい。また、これら両側壁部13,13の内側吐出部14b,14bは、内側面13b,13bを上下方向の広範囲に亘って洗浄可能なように、上端部(最上端の吐出孔)が内側面13b,13bの上下方向中央よりも上方側に位置するように設けられたものとしてもよい。図例では、これら両側壁部13,13の外側吐出部14a,14a及び内側吐出部14b,14bの各上端部(最上端の吐出孔)が主給水部12aと略同高さに位置するように設けた例を示している。
なお、床側や小便器装置1の下端側部位等に、外側面13a,13a,16aに沿わせるように、排水溝等を設けた構成としてもよい。
また、本実施形態では、図3(a)に示すように、これら吐出部14a,14b,17a,17bが設けられた縁部14,17に沿って延びるように、給水機構20を構成する管状部材26を設けた構成としている。この管状部材26の周面には、吐出部14a,14b,17a,17bに連通するように開口26a,26bが設けられている。また、当該小便器装置1を構成する小便器本体10を、この管状部材26を一体化した合成樹脂系材料から形成されたものとしている。このような構成とすれば、吐出部14a,14b,17a,17bの周囲に段差等が形成され難く、清掃性を向上させることができる。また、縁部14,17に吐出部14a,14b,17a,17bが設けられた小便器本体10を、後述のように、インサート成形によって容易に形成することができる。
また、本実施形態では、単一の管状部材26を、両側壁部13,13の前端縁部14,14及び前方側壁部16の上端縁部17に沿って設けた構成としている。この管状部材26は、上記した縁側給水管路24に連通するように接続されて縁部給水管路を構成する。なお、この管状部材26の長手方向両端開口のそれぞれを、縁側給水管路24に連通接続するようにしてもよい。この場合は、縁側給水管路24を適宜、分岐させるようにしてもよく、または、ループ状に形成された管状部材26の上端部に縁側給水管路24を接続した構成等としてもよい。
また、管状部材26の周面には、各縁部14,17の外側吐出部14a,17aに連通する外側開口26aと、各縁部14,17の内側吐出部14b,17bに連通する内側開口26bと、が設けられている。これら外側開口26a及び内側開口26bは、外側吐出部14a,17a及び内側吐出部14b,17bに応じた位置となるように、管状部材26の長手方向に略等間隔を空けて複数箇所に孔状に設けられている。
この管状部材26と小便器本体10とは、図4に示すように、管状部材26を、前端縁部14,14及び上端縁部17に応じた位置となるように金型3のキャビティ内に配置した状態で、合成樹脂系材料をキャビティに射出、充填して一体化されたものとしてもよい。つまり、合成樹脂系材料からなる小便器本体10を、管状部材26をインサートしたインサート成形品としてもよい。なお、小便器本体10を構成する合成樹脂系材料としては、アクリル樹脂等をベースとした有機ガラス系材料等を採用するようにしてもよい。また、管状部材26としては、金属系材料や可撓性を有した合成樹脂系材料から形成されたものとしてもよい。また、吐出部14a,14b,17a,17bは、管状部材26の開口26a,26bに連通するように金型3によって形成されたものでもよく、成形後に形成されたものでもよい。
また、図例では、管状部材26を、長手方向に見て、略真円状とした例を示しているが、略楕円状や略多角状等とされたものとしてもよい。また、図例では、管状部材26を小便器本体10の縁部14,17に埋込状に一体化した例を示しているが、管状部材26の周面の一部が露出するように小便器本体10に一体化した構成としてもよい。例えば、管状部材26が小便器本体10の縁部14,17を構成するように管状部材26を小便器本体10に一体化した構成としてもよい。この場合は、管状部材26の周面に設けられた開口26a,26bが吐出部14a,14b,17a,17bとして機能するものとしてもよい。なお、図4では、金型3の一部の図示を省略して模式的に示している。また、図2及び図4では、小便器本体10の一部に中空部を設けたような図示としているが、金型3の型抜きが可能なように適宜の形状としてもよい。
制御部30は、小便器本体10の適所や、壁面等に設置されるリモコン装置に設けられている。
この制御部30には、CPU等の制御回路や、メモリ等によって構成され、各種動作プログラム等を記憶する記憶部等が設けられている。また、この制御部30に、後記する設定時間や所定時間を設定したり、変更したりするための操作部を設けた構成としてもよい。
この制御部30によって、人体検知センサー29の検知に基いて給水機構20(主給水弁23及び縁側給水弁25)が作動制御され、洗浄動作がなされる。例えば、人体検知センサー29が人体の接近を検知すれば、主給水弁23を所定時間が経過するまで開とし、主給水部12aから洗浄水をボウル部11内面に吐出させる第1洗浄(プレ洗浄)を実行するようにしてもよい。そして、人体検知センサー29が人体の離間を検知すれば、主給水弁23を所定時間が経過するまで開とし、主給水部12aから洗浄水をボウル部11内面に吐出させる第2洗浄(本洗浄)を実行するようにしてもよい。つまり、人体検知センサー29が給水機構20を作動させる洗浄操作部を構成するものとしてもよい。なお、このような態様に代えて、押釦等の手動操作がなされる洗浄操作部を設けた構成としてもよい。
また、制御部30によってなされる洗浄動作の一例としては、例えば、図5(a)に示すように、予め設定された所定の設定時間となれば、吐出部14a,14b,17a,17bから洗浄水を吐出させる制御を実行するようにしてもよい。このような構成とすれば、例えば、比較的に使用の少ない時間等に吐出部14a,14b,17a,17bから洗浄水を吐出させることができ、自動洗浄することができる。また、主給水部12aによる洗浄毎に吐出させることなく設定時間となった場合にのみ吐出させる態様とすれば、節水を図ることができる。つまり、上記のような洗浄操作部に基く第1洗浄や第2洗浄などの主給水部12aからの主洗浄とは別途に、設定時間となれば、吐出部14a,14b,17a,17bから洗浄水を吐出させる制御を実行するようにしてもよい。また、長時間に亘って使用がされない場合にも設定時間になれば洗浄することができ、つまり、言わば定期的に自動洗浄がなされ、外側面13a,16a(及び内側面13b,16b)の清浄性を向上させることができる。
本動作例では、所定の設定時間となり(ステップ100)、人体検知無しであれば(ステップ101)、縁側給水弁25を所定時間が経過するまで開(ステップ102〜104)とする制御を実行する構成としている。つまり、本動作例では、所定の設定時間となり、かつ人体検知センサー29が人体を検知していなければ、つまり、不使用状態であれば、吐出部14a,14b,17a,17bから洗浄水を吐出させる制御を実行するようにしている。つまりは、設定時間となっても人体を検知している間は、洗浄水を吐出させずに待機させ、不在となれば、吐出部14a,14b,17a,17bから洗浄水を吐出させる態様としている。なお、この際、主給水弁23も所定時間が経過するまで開とし、主給水部12aからも洗浄水を吐出させるようにしてもよい。
上記洗浄動作の実行により、吐出部14a,14b,17a,17bから洗浄水が吐出され、外側面13a,16a及び内側面13b,16bの洗浄がなされる。上記設定時間は、比較的に使用の少ない深夜や早朝の適宜の時間に予め設定されたものでもよく、適宜、変更操作が可能とされたものでもよい。また、上記設定時間は、例えば、直近数日間の使用状態を蓄積するデータに基づいて自動的に使用の少ない時間となるように設定、更新されるもの等でもよく、その他、種々の設定時間としてもよい。また、上記設定時間は、例えば、24時間(1日)に1回の洗浄がなされるように設定されたものに限られず、1日に複数回の洗浄がなされるように設定されたり、複数日のうちに1回の洗浄がなされるように設定されたもの等でもよい。また、縁側給水弁25を開とする上記所定時間は、外側面13a,16a及び内側面13b,16bの洗浄が可能なように適宜の時間としてもよく、数秒から数十秒程度等としてもよい。
また、制御部30によってなされる洗浄動作の一例としては、例えば、図5(b)に示すように、前回の洗浄から予め設定された所定時間(所定の第1時間)T1が経過すれば、吐出部14a,14b,17a,17bから洗浄水を吐出させる制御を実行するようにしてもよい。このような構成とすれば、長時間に亘って使用がなされない場合にも、少なくとも所定の第1時間T1が経過する毎に、吐出部14a,14b,17a,17bから外側面13a,16a(及び内側面13b,16b)に洗浄水が吐出され、洗浄を行うことができる。図例では、人体検知センサー29が人体を検知した後、人体が不在となれば、主給水弁23を所定時間が経過するまで開とし、また、主給水弁23の開放から所定の遅延時間が経過すれば、縁側給水弁25を所定時間が経過するまで開とする構成としている。また、縁側給水弁25の開放から所定の第1時間T1が経過すれば、主給水弁23及び縁側給水弁25を所定時間が経過するまで開とする構成としている。
所定の第1時間T1は、小便器装置1が設置される箇所や使用頻度等に応じて、適宜の時間としてもよく、例えば、数時間や十数時間等としてもよい。
なお、図例では、所定の第1時間T1を、縁側給水弁25の開放時点からの経過時間とした例を示しているが、縁側給水弁25の開放から閉鎖までの任意の時点からの経過時間としてもよい。また、所定の第1時間T1が経過することなく、洗浄操作、つまり、人体検知センサー29が人体を検知すれば、所定の第1時間T1をリセットするようにしてもよい。
また、図例では、所定の第1時間T1が経過すれば、主給水弁23及び縁側給水弁25を所定時間が経過するまで開とする例を示しているが、縁側給水弁25のみを開とする態様としてもよい。
また、本動作例に加えて、上記した所定の設定時間となれば、吐出部14a,14b,17a,17bから洗浄水を吐出させる制御の実行も可能である。
本実施形態に係る小便器装置1は、上述のような構成としたことで、受け部15を囲む前方側壁部16の外側面16a側の清浄性を向上させることができる。
つまり、外側面16aが全体に亘って平滑な連続面状とされた前方側壁部16の上端縁部17に、便器幅方向の広範囲に亘って外側面16aの洗浄が可能なように、かつ外側面16aに沿わせて洗浄水を流下させるように吐出する吐出部(外側吐出部)17aを設けた構成としている。従って、ボウル部11の内面側に供給される洗浄水(主給水部12aからの洗浄水(主洗浄水))では洗浄し難く、尿滴が付着し易い受け部15の前方側壁部16の外側面16aを、外側吐出部17aから吐出された洗浄水によって洗浄することができ、前方側壁部16の外側面16a側の清浄性を向上させることができる。また、前方側壁部16の外側面16aを全体に亘って平滑な連続面状としているので、この外側面16aに沿って流下する洗浄水によって、外側面16aの上下方向の略全体に亘って洗浄することができる。また、前方側壁部を上部周壁と下部周壁とからなる二重壁構造としたようなものと比べて構造の簡略化を図ることができる。
また、本実施形態では、前方側壁部16の上端縁部17に、斜め下方側の外側に向けて開口させるように外側吐出部17aを設けた構成としている。従って、上方側等に向けて開口させるように外側吐出部17aを設けたものと比べて、前方側壁部16の外側面16aに沿わせて洗浄水を効果的に流下させることができ、また、外側吐出部17a内への汚水等の侵入を抑制することができる。
また、本実施形態では、奥側壁部12の両側壁部13,13の前端縁部14,14のそれぞれに、上下方向の広範囲に亘って外側面13a,13aの洗浄が可能なように洗浄水を吐出する吐出部(外側吐出部)14a,14aを設けた構成としている。従って、上記同様、ボウル部11の内面側に供給される洗浄水(主給水部12aからの洗浄水(主洗浄水))では洗浄し難く、尿滴が付着し易い奥側壁部12の両側壁部13,13の外側面13a,13aをも洗浄水によって洗浄することができる。
また、本実施形態では、両側壁部13,13の前端縁部14,14のそれぞれに、斜め後方側の外側に向けて開口させるように外側吐出部14a,14aを設けた構成としている。従って、前方側等に向けて開口させるように設けたものと比べて、各側壁部13,13の外側面13a,13aに沿わせて洗浄水を効果的に流下させることができ、また、外側吐出部14a,14a内への汚水等の侵入を抑制することができる。
また、本実施形態では、前方側壁部16の上端縁部17に、前方側壁部16の内側面16bの洗浄が可能なように、かつ内側面16bに沿わせて給水機構20からの洗浄水を流下させるように吐出する吐出部(内側吐出部)17bを設けた構成としている。従って、主給水部12aからの洗浄水(主洗浄水)では洗浄し難い前方側壁部16の内側面16bを効果的に洗浄することができる。
また、本実施形態では、前方側壁部16の上端縁部17に、外側吐出部17aと内側吐出部17bとを個別に設けた構成としている。従って、例えば、外側及び内側兼用となるように上方側に向けて開口するように吐出部を設けたような態様と比べて、前方側壁部16の外側面16a及び内側面16bのそれぞれを効果的に洗浄することができる。
また、本実施形態では、奥側壁部12の両側壁部13,13の前端縁部14,14のそれぞれに、これら両側壁部13,13の内側面13b,13bの洗浄が可能なように洗浄水を吐出する吐出部(内側吐出部)14b,14bを設けた構成としている。従って、上記同様、主給水部12aからの洗浄水(主洗浄水)では洗浄し難い両側壁部の内側面13b,13bを効果的に洗浄することができる。
また、本実施形態では、これら両側壁部13,13の前端縁部14,14のそれぞれに、外側吐出部14a,14aと内側吐出部14b,14bとを個別に設けた構成としている。従って、例えば、外側及び内側兼用となるように前方側に向けて開口するように吐出部を設けたような態様と比べて、両側壁部13,13の外側面13a,13a及び内側面13b,13bのそれぞれを効果的に洗浄することができる。
次に、小便器装置の一変形例について、図3(b)を参照しながら説明する。
なお、上記した例との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本変形例に係る小便器装置1Aは、小便器本体10Aの吐出部17Aa,17Abの構成が上記した例とは、主に異なる。
本変形例では、前方側壁部16の上端縁部17Aに、上端縁部17Aの延びる方向に長尺スリット状の外側吐出部17Aa及び内側吐出部17Abを設けた例を示している。また、図示は省略しているが、両側壁部13,13の前端縁部14,14にもこれら前端縁部14,14の延びる方向に長尺スリット状の外側吐出部及び内側吐出部が設けられている。これら外側吐出部17Aa及び内側吐出部17Abのスリット幅は、全長に亘って略同一幅とされたものとしてもよいが、長手方向の一部分が異なる幅等とされたものとしてもよい。
また、管状部材26Aの周面の外側開口26Aa及び内側開口26Abは、上記同様、外側吐出部17Aa及び内側吐出部17Abに連通するように設けられている。これら外側開口26Aa及び内側開口26Abは、外側吐出部17Aa及び内側吐出部17Abと同様、管路長手方向に延びる長尺スリット状とされたものとしてもよいが、管状部材26Aの長手方向に間隔を空けて複数箇所に設けられた孔状とされたものとしてもよい。
なお、本変形例において説明した長尺スリット状の外側吐出部及び内側吐出部と、上記した例の複数の吐出孔からなる外側吐出部及び内側吐出部と、を組み合わせて設けた構成としてもよい。例えば、前方側壁部16の上端縁部17Aに、長尺スリット状の外側吐出部17Aa及び内側吐出部17Abを設け、両側壁部13,13の前端縁部14,14に、複数の吐出孔からなる外側吐出部14a及び内側吐出部14bを設けたような態様等としてもよい。長尺スリット状の吐出部と複数の吐出孔からなる吐出部とを組み合わせて設ける態様としては、その他、種々の変形が可能である。
次に、本発明に係る他の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図6は、第2実施形態に係る小便器装置の一例を模式的に示す図である。
なお、上記第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本実施形態に係る小便器装置1Bは、給水機構20Aを構成する管状部材26Bの構成が上記した例とは、主に異なる。本実施形態では、管状部材26Bとして、外側吐出部14a(図1参照),17aに洗浄水を供給する外側管状部材27と内側吐出部14b,17bに洗浄水を供給する内側管状部材28とを小便器本体10Bに一体化して設けた構成としている。これら外側管状部材27及び内側管状部材28は、上記同様、両側壁部13,13の前端縁部14B,14B及び前方側壁部16の上端縁部17Bに沿って延びるように設けられている。外側管状部材27の周面には、上記同様、外側吐出部14a(図1参照),17aに連通するように開口27aが設けられている。内側管状部材28の周面には、上記同様、内側吐出部14b,17bに連通するように開口28aが設けられている。なお、図例では、外側吐出部14a(図1参照),17a及び内側吐出部14b,17bを、複数の吐出孔からなるものとした例を示しているが、上記した変形例のように、長尺スリット状とされたものとしてもよい。
また、本実施形態では、給水元側管路21を、主給水管路22と、外側管状部材27に連通するように接続される第1縁側給水管路24Aと、内側管状部材28に連通するように接続される第2縁側給水管路24Bと、に分岐させた構成としている。また、第1縁側給水管路24Aに、第1縁側給水管路24Aを開閉し、洗浄水を供給及び遮断する第1縁側給水弁25Aを設け、第2縁側給水管路24Bに、第2縁側給水管路24Bを開閉し、洗浄水を供給及び遮断する第2縁側給水弁25Bを設けた構成としている。また、これら第1縁側給水弁25A及び第2縁側給水弁25Bを、上記同様、制御部30に信号線等を介して接続し、制御部30に作動制御がなされるものとしている。
つまり、本実施形態では、外側吐出部14a(図1参照),17aからの洗浄水の供給と内側吐出部14b,17bからの洗浄水の供給とを個別に制御可能としている。
このような構成とした場合には、例えば、洗浄操作がなされれば、主給水弁23及び第2縁側給水弁25Bを所定時間が経過するまで開とし、主給水部12a及び内側吐出部14b,17bから洗浄水を吐出させる制御を実行するようにしてもよい。また、上記のように予め設定された設定時間となれば、第1縁側給水弁25Aを所定時間が経過するまで開とし、外側吐出部14a(図1参照),17aから洗浄水を吐出させる制御を実行するようにしてもよい。なお、このような洗浄動作に代えて、本実施形態においても、上記した各種の洗浄動作や、その他、種々の洗浄動作の実行が可能である。
また、上記各実施形態では、外側面を洗浄する外側吐出部と内側面を洗浄する内側吐出部とを縁部(上端縁部及び前端縁部)に個別に設けた例を示しているが、外側面及び内側面に向けて洗浄水を吐出可能な兼用の吐出部を縁部に設けた態様としてもよい。
また、上記各実施形態では、前方側壁部16の外側面を洗浄する吐出部と前方側壁部16の内側面を洗浄する吐出部と両側壁部13,13の外側面を洗浄する吐出部と両側壁部13,13の内側面を洗浄する吐出部とを設けた例を示しているが、少なくとも前方側壁部16の外側面を洗浄する吐出部を設けた態様とすればよい。
また、小便器本体1,1A,1Bの形状は、図例のような形状に限られず、種々の変形が可能である。
1,1A,1B 小便器装置
10,10A,10B 小便器本体
12 奥側壁部
13 側壁部
13a 外側面
14,14B 前端縁部(縁部)
14a 外側吐出部(吐出部)
15 受け部
16 前方側壁部
16a 外側面
16b 内側面
17,17A,17B 上端縁部(縁部)
17a,17Aa 外側吐出部(吐出部)
17b,17Ab 内側吐出部(吐出部)
20,20A 給水機構
26,26A,26B 管状部材
26a,26Aa 外側開口(開口)
26b,26Ab 内側開口(開口)
27 外側管状部材
27a 開口
28 内側管状部材
28a 開口
30 制御部

Claims (6)

  1. 上方に向けて開口する受け部と洗浄水の給水機構とを備えた小便器装置であって、
    前記受け部を囲むように区画する前方側壁部の外側面が全体に亘って平滑な連続面状とされ、この前方側壁部の上端縁部には、便器幅方向の広範囲に亘って前記外側面の洗浄が可能なように、かつ該外側面に沿わせて前記給水機構からの洗浄水を流下させるように吐出する吐出部が設けられていることを特徴とする小便器装置。
  2. 請求項1において、
    前記受け部の後方側に連なるように上方側に向けて立ち上がる奥側壁部が前方に向けて開口するように設けられており、この奥側壁部の便器幅方向両側壁部の前端縁部のそれぞれには、これら両側壁部の上下方向の広範囲に亘って外側面の洗浄が可能なように、かつ該外側面に沿わせて前記給水機構からの洗浄水を流下させるように吐出する吐出部が設けられていることを特徴とする小便器装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記前方側壁部の上端縁部には、該前方側壁部の内側面の洗浄が可能なように、かつ該内側面に沿わせて前記給水機構からの洗浄水を流下させるように吐出する吐出部が設けられていることを特徴とする小便器装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    予め設定された所定の設定時間となれば、前記吐出部から洗浄水を吐出させる制御を実行する制御部を備えていることを特徴とする小便器装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前回の洗浄から予め設定された所定時間が経過すれば、前記吐出部から洗浄水を吐出させる制御を実行する制御部を備えていることを特徴とする小便器装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、
    前記吐出部が設けられた縁部に沿って延びるように、かつ該吐出部に連通するように開口が周面に設けられ前記給水機構を構成する管状部材を一体化した合成樹脂系材料から形成された小便器本体を備えていることを特徴とする小便器装置。
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