JP2017135932A - アウターロータ型回転電機 - Google Patents
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Abstract
Description
一方、空冷の場合は、固定子鉄心の軸方向に通風ダクトを設けるために、構造が複雑になるとともに、風量を多くする必要がある。特に、永久磁石式回転電機の場合は構造を簡易にするために回転子に通風ダクトを設けない場合が多く、固定子を通った冷却風は狭いギャップを通るため風量に制限が生じ、冷却性能を高めて小型化を図るには限度がある。更に機内循環空冷の場合は冷媒の空気を冷却する熱交換器を別途設ける必要があり、スペースの増加や構造を複雑にする。
なお、以下の実施形態の説明及び添付図面において、同様の構成には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
また、以下の実施形態で説明される添付図面は、見易く又は理解し易くするために正確なスケール、寸法比で描かれていない。本発明はその要旨を超えない限り、以下に説明する実施形態の記載に限定されるものではない。
以下の実施形態では、本発明の「アウターロータ型回転電機」の代表例として、永久磁石式のアウターロータ型回転電機に着目して例示的に説明する。
図1乃至図3に示すように、本発明の実施形態1に係る永久磁石式のアウターロータ型回転電機1Aは、固定部(図示せず)に固定支持された支持軸2と、この支持軸2に同軸で支持された円筒状の固定子枠9Aと、この固定子枠9Aの外周面に固定された円筒状の固定子15と、固定子15の外周面と空隙部3を介して対向し、かつ固定子15を囲むようにして支持軸2に同軸で回転自在に支持された回転子20とを備えている。このアウターロータ型回転電機1Aは、例えば風力発電機の発電部に用いられている。そして、この場合、アウターロータ型回転電機1Aは、風力によるプロペラの回転運動により回転子20が回転し、電磁誘導作用により電気を発電する。
また、アウターロータ型回転電機1Aは、空隙部3及び気体流路部5を通して回転子20内の空気(気体)を循環させる循環送風機として2つの循環ファン31,32を備えている。
固定子15は、固定子コア16とコイル17とを有する。固定子コア16は、図2に示すように、円筒状の磁気ヨーク16aと、その外周面に円周方向に所定間隔で半径方向に突出し、軸方向に延長する複数のティース16bと、ティース16b間に形成された複数のスロット16cとを有する。コイル17は複数のティース16bに巻き回されて複数のスロット16cの各々に収められている。固定子コア16は電磁鋼板を軸方向に積層した積層鉄心で形成されている。そして、複数のティース16b及びスロット16cの各々は、支持軸2の軸方向に沿って延長している。
2つの循環ファン31,32において、一方の循環ファン31は、空隙部3から気体流路部5に回転子20内の空気を循環させるように固定子枠9Aの軸方向の一端側に設けられている。換言すれば、一方の循環ファン31は、固定子枠9Aの軸方向の一端側に空隙部3及び気体流路部5と対向して配置され、空隙部3から吸い込んだ空気を気体流路部5に吐出する。他方の循環ファン32は、気体流路部5から空隙部3に回転子20内の空気を循環させるように固定子枠9Aの軸方向の他端側に設けられている。換言すれば、他方の循環ファン32は、固定子枠9Aの軸方向の他端側に空隙部3及び気体流路部5と対向して配置され、気体流路部5から吐出される空気を空隙部3に送る。
ここで、封鎖部材11は筒部材12を支持軸2に支持する支持機能も兼ねている。この実施形態1では封鎖部材11を1つ設けているが、この数に限定されるものではなく、封鎖部材11は2つ以上設けてもよい。この場合、気体誘導部10Aの一端側及び他端側にそれぞれ封鎖部材11を設けることで気体誘導部10Aと支持軸2との支持が安定する。また、少なくとも封鎖部材11を1つ設け、単に筒部材12を支持軸2に支持する支持部材を設けるようにしてもよい。
固定子枠9Aは、冷媒流路部4を流れる水に熱を伝達するようになっている。冷媒流路部4の引き回しや配置としては様々な形態がある。この実施形態1では、図1に示すように、冷媒流路部4は例えば枠部14の内部を周回しながら枠部14の一端側から他端側に向かって螺旋状に引き回されている。
このように構成されたアウターロータ型回転電機1Aでは、電磁誘導作用により電気を発電する際、固定子15の固定子コア16やコイル17で熱が発生する。また、回転子20の永久磁石22などでも熱が発生する。
本発明の実施形態1に係る永久磁石式のアウターロータ型回転電機1Aを例えば風力発電機の発電部に用いた場合、回転子20は、風力によるプロペラの回転運動により回転する。そして、回転子20の回転運動により2つの循環ファン31,32の各々の羽根31a,32aが回転し、空隙部3及び気体流路部5を通して回転子20内の空気が循環する。
ここで、固定子15の固定子コア16やコイル17で発生した熱は、固定子枠9Aの枠部14の外周面側から枠部14の肉厚部を介して、冷媒流路部4内を流れる水に伝達されるため、固定子15は冷却される。
また、本発明の実施形態1に係る永久磁石式のアウターロータ型回転電機1Aにおいて、気体流路部5は気体誘導部10Aと枠部14との間に形成されているので、枠部14の内周面全体を覆うように気体流路部5を形成することができる。したがって、気体流路部5を流れる空気と冷媒流路部4を流れる水との熱交換を枠部14の内周面全体に亘って行うことができる。
また、筒部材12の内側の一端側及び他端側に亘って空気が流通するように封鎖部材11に開口部を設けてもよい。この場合、封鎖部材11の開口部での空気の流動抵抗を気体流路部5での空気の流動抵抗よりも大きくすることが好ましい。
図4及び図5に示すように、本発明の実施形態2に係る永久磁石式のアウターロータ型回転電機1Bは、実施形態1の永久磁石式のアウターロータ型回転電機1Aと基本的に同様の構成になっており、実施形態1の固定子枠9Aに換えて固定子枠9Bを備えている。すなわち、アウターロータ型回転電機1Bは、支持軸2と、この支持軸2に同軸で支持された円筒状の固定子枠9Bと、この固定子枠9Bの外周面に固定された円筒状の固定子15と、この固定子15の外周面と空隙部3を介して対向し、かつ固定子15を囲むようにして支持軸2に同軸で回転自在に支持された回転子20とを備えている。そして、アウターロータ型回転電機1Bは、空隙部3及び気体流路部5を通して回転子20内の気体を循環させる循環送風機として2つの循環ファン31,32を備えている。以下、この実施形態2においても、冷媒流路部4を流れる冷却媒体として水、回転子20内の気体として空気をそれぞれ用いた場合で説明するが、水や空気に限定されるものではない。
気体誘導部10Bは、支持軸2の軸方向に沿って延長する円筒状の筒部材12と、この筒部材12の内側を封鎖する円板状の封鎖部材11と、この筒部材12の外周面に円周方向に沿って設けられ、かつ複数の開口部19aが円周方向に所定の間隔で配列された支持リング部材19とを有する。封鎖部材11は、中央部に貫通孔11aを有し、この貫通孔11aを貫通する支持軸2に固定されている。筒部材12は封鎖部材11を介して支持軸2に支持されている。枠部14は、支持リング部材19を介して筒部材12に支持され、更に封鎖部材11を介して支持軸2に支持されている。
支持リング部材19は、気体誘導部10B及び枠部14の円周方向に沿ってリング状に形成され、気体誘導部10Bの外周面及び枠部14の内周面に環状に連続して連結されている。複数の開口部19aは、支持リング部材19の厚さ方向に支持リング部材19を貫通し、支持リング部材19の円周方向に沿って等間隔で配置されている。複数の開口部19aの各々は、例えば長孔形状で形成されているが、円形状で形成してもよい。
枠部14は、開口部19aの数や開口面積の減少に伴って気体誘導部10Bとの支持が安定するが、一方で開口部19aの数や開口面積の減少に伴って気体流路部5での空気の流通抵抗が増加する。したがって、開口部19aの数や開口面積は、枠部14の安定性及び気体流路部5内での空気の流通抵抗を考慮して決定することが好ましい。固定子枠9Bは、実施形態1の固定子枠9Aと同様に、冷媒流路部4を流れる冷却媒体としての水に熱を伝達するようになっている。
本発明の実施形態2に係る永久磁石式のアウターロータ型回転電機1Bにおいても、実施形態1のアウターロータ型回転電機1Aと同様に、例えば風力発電機の風力によるプロペラの回転運動により回転子20が回転する。そして、回転子20の回転運動により2つの循環ファン31,32の各々の羽根31a,32aが回転し、空隙部3及び気体流路部5を通して回転子20内の空気が循環する。
また、実施形態2においても、気体流路部5の内部に枠部14と連結されたフィンを設け、冷媒流路部4を流れる水と気体流路部5を流れる空気との熱交換効率を高めるようにしてもよい。
また、実施形態2においても、筒部材12の内側の一端側及び他端側に亘って空気が流通するように封鎖部材11に開口部を設けてもよい。この場合、封鎖部材11の開口部での空気の流動抵抗を気体流路部5での空気の流動抵抗よりも大きくすることが好ましい。
図6及び図7に示すように、本発明の実施形態3に係る永久磁石式のアウターロータ型回転電機1Cは、実施形態1の永久磁石式のアウターロータ型回転電機1Aと基本的に同様の構成になっており、実施形態1の固定子枠9Aに換えて固定子枠9Cを備えている。すなわち、アウターロータ型回転電機1Cは、支持軸2と、この支持軸2に同軸で支持された円筒状の固定子枠9Cと、この固定子枠9Cの外周面に固定された円筒状の固定子15と、この固定子15の外周面と空隙部3を介して対向し、かつ固定子15を囲むようにして支持軸2に同軸で回転自在に支持された回転子20とを備えている。そして、回転電機1Cは、空隙部3及び気体流路部5を通して回転子20内の気体を循環させる循環送風機として2つの循環ファン31,32を備えている。以下、この実施形態3においても、冷媒流路部4を流れる冷却媒体として水、回転子20内の気体として空気をそれぞれ用いた場合で説明するが、水や空気に限定されるものではない。
図6及び図7に示すように、固定子15は、枠部14の外周面に固定されている。冷媒流路部4は、枠部14の外周面と内周面との間に形成されている。そして、気体流路部5は、枠部14と気体誘導部10Cとの間に形成されている。
封鎖部材40は、貫通孔41が設けられた中央部42と、この中央部42から半径方向の外方に向かって突出し、かつ円周方向に所定の配列ピッチで配列された複数の突起部43とを有する。複数の突起部43の各々は、2つの筒部材12a,12bの各々の内側から外側に亘って延長している。また、封鎖部材40は、2つの筒部材12a,12bの各々の内側において、互いに隣り合う2つの突起部43の間を封鎖する封鎖板44を有する。この封鎖板44は、2つの突起部43の間に嵌め込まれ、2つの突起部43部の間毎に設けられている。
固定子枠9Cは、例えば耐水性が高いステンレス系の材料で形成されている。気体流路部5は、気体誘導部10Cと枠部14の間に形成されているので、枠部14の内周面全体を覆うように気体流路部5を形成することができる。
また、実施形態3においても、筒部材12bの内側及び筒部材12aの内側に亘って空気が流通するように封鎖部材40に開口部を設けてもよい。この場合、封鎖部材40の開口部での空気の流動抵抗を気体流路部5での空気の流動抵抗よりも大きくすることが好ましい。
上述の実施形態3では、気体誘導部10Cを構成する封鎖部材として、図6及び図7に示す封鎖部材40を用いた場合について説明した。これに対し、アウターロータ型回転電機1Cの変形例1では、図8に示すように、封鎖部材40Aを用いている。
図8に示すように、封鎖部材40Aは、実施形態3の封鎖部材40と同様に、貫通孔41が設けられた中央部42と、この中央部42から半径方向の外方に向かって突出し、かつ円周方向に所定の配列ピッチで配列された複数の突起部43とを有する。また、封鎖部材40Aは、2つの筒部材12a,12bの各々の内側において、互いに隣り合う2つの突起部43の間を封鎖する封鎖板44を有する。そして、封鎖部材40Aは、実施形態3の封鎖部材40と異なり、複数の突起部43の先端に連結され、かつ円周方向に環状に延長する外周リング部材45を有する。
2つの筒部材12a,12bの各々は、封鎖部材40の厚さ方向の両面に封鎖部材40を挟むようにして固定されている。そして、気体誘導部10Cでは、2つの筒部材12a,12bの各々の内側が封鎖部材40Aによって封鎖されているため、筒部材12a及び筒部材12bに亘っての空気の流通が封鎖部材40Aによって遮断されている。すなわち、この変形例1においても、回転子20内の気体が空隙部3及び気体流路部5を通して循環するようになっている。そして、気体流路部5では、空気が複数の突起部43の間を通して一端側から他端側に流れるようになっている。
上述の変形例1では、気体誘導部10Cを構成する封鎖部材として、図8に示す封鎖部材40Aを用いた場合について説明した。これに対し、アウターロータ型回転電機1Cの変形例2では、図9に示すように、封鎖部材40Bを用いている。
封鎖部材40Bは、変形例1の封鎖部材40Aとは異なり、貫通孔41が設けられたリング状の補強部46と、一端側が補強部46に連結され、かつ補強部46から放射状に延長する複数の支柱部47とを有する。複数の支柱部47の各々は、2つの筒部材12a,12bの各々の内側から外側に亘って延長している。そして、封鎖部材40Bは、変形例1と同様に、2つの筒部材12a,12bの各々の内側において、互いに隣り合う2つの支柱部47の間を封鎖する封鎖板48を有する。
封鎖部材40Bは、貫通孔41を貫通する支持軸2に固定されている。2つの筒部材12a,12bの各々は封鎖部材40Bに固定され、この封鎖部材40Bを介して支持軸2に支持されている。枠部14は、内周面が複数の支柱部47の各々の先端に固定され、封鎖部材40B介して支持軸2に支持されている。
図10に示すように、本発明の実施形態4に係る永久磁石式のアウターロータ型回転電機1Dは、実施形態1の永久磁石式のアウターロータ型回転電機1Aと同様に、支持軸2と、円筒状の固定子枠9Aと、円筒状の固定子15と、回転子20とを備えている。
そして、回転電機1Dは、固定子枠9Aの軸方向の一端側及び他端側の何れか一方において固定子枠9Aに固定された仕切り板24で仕切られ、かつ気体流路部5及び空隙部3の各々に連結された連結流路部6を更に備えている。そして、アウターロータ型回転電機1Dは、循環送風機として、実施形態1の循環ファン31,32に換えて、連結流路部6内に配置された2つの循環ファン33を備えている。この実施形態2では、循環ファン33は2つ設けられているが、循環ファン33の数は2つに限定されるものではなく、1つ若しくは3つ以上であってもよい。循環ファン33は、実施形態1の自己ファン型の循環ファン31,32とは異なり、電動機の動力により羽根車が回転して回転子20内の気体を循環させる他力ファン型で構成されている。この循環ファン33は、複数の羽根が設けられた羽根車を回転させることにより気体を軸方向に送風する軸流型である。以下、この実施形態4においても、冷媒流路部4を流れる冷却媒体として水、回転子20内の気体として空気をそれぞれ用いた場合で説明するが、水や空気に限定されるものではない。
具体的には、まず、循環ファン33から噴出された空気は、連結流路部6を循環ファン33側から空隙部3の一端側に向かって流れた後、空隙部3の内部に入る。そして、空隙部3の内部に入った空気は、空隙部3の内部を空隙部3の一端側から他端側に向かって流れた後、空隙部3の他端側から空隙部3の外に出る。そして、空隙部3の他端側から出た空気は、流れ方向が反転し、気体流路部5の一端側から気体流路部5の内部に入る。そして、気体流路部5の内部に入った空気は、気体流路部5の内部を気体流路部5の一端側から他端側に向かって流れた後、気体流路部5の他端側から気体流路部5の外に出る。そして、気体流路部5の他端側から出た空気は、連結流路部6を気体流路部5の他端側から循環ファン33に向かって流れた後、循環ファン33に至る。すなわち、循環ファン33から出た空気は、連結流路部6、空隙部3、気体流路部5及び連結流路部6を経由して循環ファン33に戻る循環流38Bとなる。
ここで、固定子15の固定子コア16やコイル17で発生した熱は、固定子枠9Aの枠部14の外周面側から枠部14の肉厚部を介して冷媒流路部4内の水に伝達されるため、固定子15は冷却される。
なお、実施形態4では、循環ファン33を連結流路部6内に設けた場合について説明したが、連結通路部6内、すなわち回転子20の内側に設けることができない場合は回転子20の外に循環ファンを設け、ダクトなどを用いて回転子20内と連結するようにしてもよい。
また、この実施形態4においても、筒部材12の内側の一端側及び他端側に亘って空気が流通するように封鎖部材11に開口部を設けてもよい。この場合、封鎖部材11の開口部での空気の流動抵抗を気体流路部5での空気の流動抵抗よりも大きくすることが好ましい。
以上、本発明を上記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
2…支持軸
3…空隙部
4…冷媒流路部
5…気体流路部
6…連結流路部
9A,9B,9C,9D…固定子枠
10A,10B,10C…気体誘導部
11…封鎖部材
12…筒部材
13…リブ
14…枠部
15…固定子
16…固定子コア
16a…磁気ヨーク16a
16b…ティース
16c…スロット
17…コイル
19…支持リング部材
19a…開口部
20…回転子
21…回転子コア
21a…円筒部
22b,22c…端板部
22…永久磁石
31,32,33…循環ファン
31a,32a…羽根
35…冷媒供給配管
36…冷媒帰還配管
37…圧送ポンプ
38a,38b…循環流
40,40A,40B…封鎖部材
41…貫通孔、
42…中央部、
43…突起部
44…封鎖板
45…外周リング部材
46…補強部
47…支柱部
48…封鎖板
Claims (5)
- 支持軸と、
前記支持軸に同軸で支持された固定子枠と、
前記固定子枠の外周面に固定された固定子と、
前記固定子の外周面と空隙部を介して対向し、かつ前記固定子を囲むようにして前記支持軸に同軸で回転自在に支持された回転子と、
前記固定子枠に前記固定子よりも内側に位置して設けられ、かつ冷却媒体が流れる冷媒流路部と、
前記固定子枠に前記冷媒流路部よりも内側に位置して設けられ、かつ前記回転子内の気体が前記支持軸の軸方向に流れる気体流路部と、
前記空隙部及び前記気体流路部を通して前記気体を循環させる循環送風機と、
を備えていることを特徴とするアウターロータ型回転電機。 - 前記固定子枠は、前記固定子及び前記冷媒流路部が設けられた枠部と、前記枠部の内側に設けられ、前記気体が前記枠部の内周面に沿って流れるように誘導する気体誘導部とを有し、
前記気体流路部は、前記枠部と前記気体誘導部との間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアウターロータ型回転電機。 - 前記循環送風機を2つ備え、一方の循環送風機は、前記空隙部から前記気体流路部に前記気体を循環させるように前記固定子枠の軸方向の一端側に配置され、他方の循環送風機は、前記気体流路部から前記空隙部に前記気体を循環させるように前記固定子枠の軸方向の他端側に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアウターロータ型回転電機。
- 前記固定子枠の軸方向の一端側及び他端側の何れか一方において前記固定子枠に固定された仕切り板で仕切られ、かつ前記気体流路部及び前記空隙部の各々に連結された連結流路部を更に備え、
前記循環送風機は、前記連結流路部内に配置されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のアウターロータ型回転電機。 - 前記回転子は、回転子コアと、前記回転子コアの内周面に円周方向に配置された複数の永久磁石とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のアウターロータ型回転電機。
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