JP2017135904A - 電圧無効電力制御システム - Google Patents

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雅史 齋藤
Masafumi Saito
雅史 齋藤
俊太郎 松崎
Shuntaro Matsuzaki
俊太郎 松崎
亮 小手川
Ryo Kotegawa
亮 小手川
健 桝井
Takeshi Masui
健 桝井
明 神志那
Akira Kamishina
明 神志那
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Abstract

【課題】遮断器による調相設備の操作を行うことなく、1次側及び2次側電圧を一定範囲に制御することができる電圧無効電力制御システムを提供する。【解決手段】1次側1と2次側2の間に接続され1次巻線側にタップを有するタップ付変圧器3と、1次側1の電圧を測定する第1次電圧測定装置6a及び2次側2の電圧を測定する第2次電圧測定装置6bと、第2次電圧測定装置6bの測定値に基づき無効電力を供給して2次側2の電圧を所定の電圧値に補償する無効電力補償装置4と、第1次電圧測定装置6aの測定値に基づきタップ付変圧器3のタップを切り換える電圧無効電力制御装置5とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、交流変電所における受電端電圧の変動を抑えることができる電圧無効電力制御システムに関する。
従来、交流変電所では、発電所から送電線を介して受電した高圧(例えば、154kV)の1次側の電圧を、低圧(例えば、66kV)の2次側の電圧に降圧する。また、電力系統の負荷の状態に起因して1次側及び2次側の電圧が変動するため、交流変電所では、電圧無効電力制御(VQC:Voltage and reactive power Control)システムを用いて、1次側電圧及び2次側の電圧を一定の値に制御している。
このような交流変電所における電圧無効電力制御システムとして、電力系統の電圧レベルが異なる1次側と2次側に接続されたタップ付変圧器と、タップ付変圧器の3次側に接続された調相設備(例えば、電力用コンデンサや分路リアクトル)を備えている。そして、電圧無効電力制御装置は、1次側及び2次側の電圧値に応じて、タップの切り換え、若しくは調相設備の操作(例えば、電力用コンデンサや分路リアクトルを接続又は遮断)して、電圧自身や無効電力を調整することで、1次側及び2次側の電圧を制御する電圧無効電力制御システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−039818号公報
特許文献1では、1次側及び2次側の電圧を制御するため、1次側及び2次側の電圧値に応じて、調相設備を操作(例えば、電力用コンデンサや分路リアクトルを接続又は遮断)している。
このような電力用コンデンサや分路リアクトル等の接続又は遮断の操作は、例えば、遮断器により行われることになり、特許文献1のように、1次側及び2次側の電圧値に応じて遮断器を動作させた場合、負荷変動が集中した場合には、遮断器の動作が頻繁になって、当該遮断器の交換時期を早めてしまうといった問題点があった。
本発明の課題は、遮断器による調相設備の操作を行うことなく、1次側及び2次側の電圧(受電端電圧)を一定の範囲に制御できる電圧無効電力制御システムを提供することにある。
上記課題を達成するため、この発明に係る電圧無効電力制御システムは、
前記1次側と前記2次側との間に接続されるタップ付変圧器と、
前記1次側の電圧を測定する第1次電圧測定装置及び前記2次側の電圧を測定する第2次電圧測定装置と、
前記第2次電圧測定装置の測定値に基づき無効電力を供給して前記2次側の電圧を所定の電圧値に補償する無効電力補償装置と、
前記第1次電圧測定装置の測定値に基づき前記タップ付変圧器のタップを切り換える電圧無効電力制御装置を備えるようにしたものである。
第1次電圧測定装置の測定値に基づきタップ付変圧器のタップを切り換えることにより、増減しようとする2次側の電圧を、無効電力補償装置が無効電力を供給して所定の電圧値になるように補償するので、1次側の電圧が当該補償に伴い増減することになり、遮断器による調相設備の操作を行うことなく、1次側の電圧を一定の範囲に制御することができる。
また、前記電圧無効電力制御装置は、前記第1次電圧測定装置の測定値が所定の下限値よりも低い場合は、前記タップを切り換えて前記タップ付変圧器の変圧比を大きくし、前記第1次電圧測定装置の測定値が所定の上限値よりも高い場合は、前記タップを切り換えて前記タップ付変圧器の変圧比を小さくするようにしたものである。
タップ付変圧器の変圧比を大きくすることにより低下しようとする2次側の電圧を無効電力補償装置が補償することにより、1次側の電圧が上昇する。また、タップ付変圧器の変圧比を小さくすることにより上昇しようとする2次側の電圧を無効電力補償装置が補償することにより、1次側の電圧が低下する。このため、遮断器による調相設備の操作を行うことなく、1次側の電圧(受電端電圧)を一定の範囲に制御することができる。
また、前記無効電力補償装置は、前記第2次電圧測定装置の測定値が所定の電圧値よりも低い場合は、進み無効電力を供給し、前記第2次電圧測定装置の測定値が所定の電圧値よりも高い場合は、遅れ無効電力を供給するようにしたものである。
無効電力補償装置が、2次側の電圧に応じて進み無効電力、或いは、遅れ無効電力を電力系統に供給することにより、2次側の電圧を所定の電圧値に補償することができる。
また、前記タップ付変圧器は、前記無効電力補償装置の補償範囲を逸脱した場合はタップを切り換えて、前記無効電力補償装置の補償範囲内に抑制することにより、2次側の電圧を所定の電圧値に補償することができる。
また、望ましくは、電力用コンデンサや分路リアクトルと、前記電力用コンデンサや前記分路リアクトルとをそれぞれ前記3次側に接続又は遮断する接続遮断手段とを有する調相設備を備え、前記無効電力補償装置の進み無効電力の補償範囲を逸脱する前に、分路リアクトル遮断や電力用コンデンサ接続し、逆に遅れ無効電力の補償範囲を逸脱する前に、電力用コンデンサ遮断や分路リアクトル接続することで、前記無効電力補償装置の無効電力を補償することができる。
本発明によれば、1次側の電圧に基づきタップ付変圧器のタップを切り換えることにより、増減しようとする2次側の電圧を、無効電力補償装置が無効電力を供給して所定の電圧値になるように補償するので、1次側の電圧が当該補償に伴い増減することになり、遮断器による調相設備の操作を行うことなく、1次側及び2次側の電圧を一定の範囲に制御して、送電損失の低減や電源品質を向上することができる。
本実施の形態に係る電圧無効電力制御システムの構成の一例を示す概略構成図である。 静止形無効電力補償装置の動作の一例を示すフローチャートである。 静止形無効電力補償装置の動作の一例を示す説明図である。 電圧無効電力制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 電圧無効電力制御の条件の一例を示す説明図である。 電圧無効電力制御のイメージを示す説明図である。 電圧無効電力制御時の電力系統の電圧及び静止形無効電力補償装置の無効電力変動のシミュレーション結果の一例を示す説明図である。
(実施形態)
[1.構成の説明]
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態である電圧無効電力制御システムを詳細に説明する。但し、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[1−1.システム構成の説明]
本発明の実施形態の電圧無効電力制御システムの構成について図1を参照して説明する。図1は、電圧無効電力制御システム100(以下、単にシステム100と呼ぶ。)の機能をブロック図として表した概略構成図である。
図1に示すように、システム100は、高圧電圧が印加される1次側1と、低圧電圧が印加される2次側2とを有する。そして、1次側1と2次側2との間に接続され、高圧電圧を低圧電圧に降圧するタップ付変圧器3と、2次側2の電圧を補償する静止形無効電力補償装置4と、1次側1と2次側2の電圧とをそれぞれ制御する電圧無効電力制御装置5と、1次側1と2次側2の電圧をそれぞれ測定する電圧測定装置6a及び6b、調相設備7とから構成される。
システム100において、電圧測定装置6bの測定信号は、静止形無効電力補償装置4と電圧無効電力制御装置5とに供給され、電圧測定装置6aの測定信号は、電圧無効電力制御装置5に供給される。また、電圧無効電力制御装置5からの2つの制御信号は、タップ付変圧器3のタップの切換手段(不図示)の制御入力端子と、調相設備7の遮断器(不図示)の制御入力端子にそれぞれ接続される。また、静止形無効電力補償装置4の無効電力出力量は、通信等の手段(不図示)で電圧無効電力制御装置5にリアルタイムで情報伝達される。
1次側1は、遠方の発電所で発電され、送電線を介して供給されてくる高圧電圧(例えば、154kV)を受電する受電端である。
2次側2は、下流側に設けられる負荷用変電所に安定した低圧電圧(例えば、66kV)を供給し、当該変電所から例えば電車線を介して電車に直流電圧を供給することにより、電車を運行可能にする。
タップ付変圧器3は、高圧電圧(例えば、154kV)を低圧電圧(例えば、66kV)に降圧する装置である。例えば、タップ付変圧器3は、3相3巻線変圧器であり、定格1次電圧を中心に複数個のタップ(例えば、1.75kV刻みで17タップ)が設けられており、タップの切換手段(不図示)により、任意のタップに切り換えることができる。
また、図1においては、タップ付変圧器3の1次巻線側は1次側1に接続され、2次巻線側は2次側2に接続される。また、3次巻線側は、静止形無効電力補償装置4と調相設備7とがそれぞれ接続される。
静止形無効電力補償装置4(例えば、STATCOM(STATic synchronous COMpensator))は、無効電力を連続的に変化させて出力することにより、無効電力の補償を行う装置である。例えば、静止形無効電力補償装置4は、電圧測定装置6bで測定された2次側2の電圧値に基づき無効電力を供給して2次側2の電圧を所定の電圧値(例えば、66kV)に補償する。
電圧無効電力制御装置5は、通常、1次側1の測定電圧値に基づきタップ付変圧器3のタップを切り換えることにより、1次側1の電圧を所定の電圧範囲に制御し、万一、静止形無効電力補償装置4の無効電力補償範囲を逸脱した場合には、2次側2の測定電圧値に基づき、2次側2の電圧のみ制御する。
電圧測定装置6a及び6bは、電力系統の電圧を測定する装置である。例えば、電圧測定装置6aは、1次側1の電圧を測定し、電圧測定装置6bは、2次側2の電圧を測定して測定信号をそれぞれ出力する。
調相設備7は、不図示の複数台の電力用コンデンサや複数台の分路リアクトル、これらの電力用コンデンサや分路リアクトルを3次巻線側に接続又は遮断する複数台の遮断器(接続遮断手段)を含み、電圧無効電力制御装置5からの制御信号に基づき遮断器を動作させることにより、静止形無効電力補償装置4の無効電力を補償する。
[1−2.電圧無効電力制御装置5の構成の説明]
次に、電圧無効電力制御装置5の詳細について説明する。
電圧無効電力制御装置5は、制御部51、記憶部52、測定信号入力部53、タップ操作部54、調相設備操作部55を有する。また、電圧無効電力制御装置5において、制御部51、記憶部52、測定信号入力部53、タップ操作部54及び調相設備操作部55は内部バス等により互いに接続される。
制御部51は、電圧無効電力制御装置5の動作を中央制御する。具体的には、制御部51は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有しており、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部52に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により各部を統括制御する。
記憶部52は、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部51から読み書き可能に記憶する。例えば、記憶部52は、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリなどであってよい。また、記憶部52には、予め、1次側1の所定の上限値及び下限値、静止形無効電力補償装置4の無効電力補償範囲の上限値及び下限値等の情報が記憶されている。
測定信号入力部53は、制御部51の制御により電圧測定装置6a及び6bから出力される測定信号を取り込み、制御部51に出力する手段である。なお、図1においては、1つの測定信号入力部53として例示されているが、測定信号毎に別個の測定信号入力部を設けるものであってもよい。
タップ操作部54は、制御部51の制御により制御信号を、タップ付変圧器3のタップの切換手段(不図示)に出力することにより、タップ付変圧器3の1次巻線側に設けられた任意のタップから選択してタップを切り換えさせる。このようなタップの切り換えにより、タップ付変圧器3の変圧比を変化させる。
調相設備操作部55は、制御部51の制御により制御信号を、調相設備7を構成する複数台の遮断器(接続遮断手段)に出力することにより、調相設備7を構成する電力用コンデンサ、或いは、分路リアクトルから任意の台数だけ選択して接続又は遮断することにより、必要とされる進み無効電力、或いは、遅れ無効電力を3次巻線を介して電力系統に供給させる。
[2.動作の説明]
本発明の実施形態におけるシステム100の具体的な動作の説明を図2〜図7を用いて詳細に行う。以下、説明の便宜上、電圧無効電力制御装置5の制御部51が主体となる処理は、「電圧無効電力制御装置5」をその処理の主体として説明する。
[2−1.静止形無効電力補償装置4の動作の説明]
ここで、静止形無効電力補償装置4の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。
静止形無効電力補償装置4は、電圧測定装置6bの測定信号を取り込み2次側2の電圧値が所定の電圧値(例えば、66kV)より低いか否かを判断し(ステップS21)、2次側2の電圧値が所定の電圧値より低いと判断した場合(ステップS21:Yes)、その補償範囲において、進み無効電力をタップ付変圧器3の3次巻線を介して電力系統に供給し(ステップS22)、ステップS21に戻る。
静止形無効電力補償装置4は、2次側2の電圧値が所定の電圧値より低くないと判断した場合(ステップS21:No)、2次側2の電圧値が所定の電圧値(例えば、66kV)より高いか否かを判断する(ステップS23)。
そして、静止形無効電力補償装置4は、2次側2の電圧値が所定の電圧値より高いと判断した場合(ステップS23:Yes)、その補償範囲において、遅れ無効電力をタップ付変圧器3の3次巻線を介して電力系統に供給し(ステップS24)、ステップS23に戻る。
最後に、静止形無効電力補償装置4は、2次側2の電圧値が所定の電圧値より高くないと判断した場合(ステップS23:No)、無効電力の補償を終了するか否かを判断し(ステップS25)、終了しないと判断した場合(ステップS25:No)、ステップS21に戻り、終了すると判断した場合(ステップS25:Yes)、無効電力の補償を終了する。
なお、静止形無効電力補償装置4は、図3に示すように、無効電力出力に対するスロープ特性(例えば、0.5%)を有しており、前記所定の電圧値(例えば、66kV)は、静止形無効電力補償装置4の無効電力出力により、実際にはΔV2(例えば、最大±0.33kVの範囲で出力比例変化)のずれを生じさせている。これは2次側2の電圧のわずかな変動に対し、無効電力出力が過剰に変動することを抑制するためのものである。
[2−2.電圧無効電力制御装置5の動作の説明]
ここで、電圧無効電力制御装置5の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。なお、図6は動作原理のイメージを示す波形の一例であり、実際の波形は図7に示すように諸条件が複合した過渡的な波形になる。
電圧無効電力制御装置5は、図4に示すように、電圧測定装置6aの測定信号を取り込み1次側1の電圧値が所定の下限値より低いか否かを判断し(ステップS41)、1次側1の電圧値が所定の下限値より低いと判断した場合(ステップS41:Yes)、タップ操作部54を制御して制御信号を出力させ、タップ付変圧器3のタップを切り換えてタップ付変圧器3の変圧比を大きくして(ステップS42)、ステップS41に戻る。
例えば、図5(a)に示すように、1次側1の電圧値が所定の下限値VL51(例えば、154kV−V1DB)より低いと判断した場合に、図6(a)のTC61のタイミングでタップ付変圧器3のタップを切り換えてタップ付変圧器3の変圧比を大きくすると、2次側2の電圧CH62が下降しようとする。なお、図5(a)、図6(a)、図6(b)中の斜線部分(V1DB)は1次側1の電圧の不感帯である。
このような状態では、静止形無効電力補償装置4は、補償期間RC61において、当初より進み寄りの無効電力をタップ付変圧器3の3次巻線を介して電力系統に供給して、2次側2の電圧CH62を補償するので、2次側2の電圧CH62は当該補償により電圧が上がり、ほぼ当初(≒所定)の電圧値(例えば、当初:66kV+ΔV→所定の電圧値:66kV)に戻る。
一方、1次側1の電圧CH61もまた、2次側2の電圧CH62の上昇に伴い、電圧が上がって1次側1の電圧値の所定の範囲(例えば、154kV±V1DB)に収束する。
ここで、図7に示す電圧無効電力制御時の1次側1及び2次側2の電圧のシミュレーション結果の一例を示す説明図を用いて、より具体的に説明する。図7において、実線は電圧無効電力制御(VQC)有、破線は電圧無効電力制御(VQC)無の電圧波形を示している。
例えば、電圧無効電力制御(VQC)有の場合、図7(a)に示すように、1次側1の電圧値が所定の下限値より低いと判断した場合に、図7(a)のTC71、TC72、或いは、TC73のタイミングでタップ付変圧器3のタップを切り換えてタップ付変圧器3の変圧比を大きくすると、図7(b)に示すように、2次側2の電圧が図3に示す静止形無効電力補償装置4のスロープ特性に従い、ΔVだけ低下することになる。
そして、図7(c)に示すように、静止形無効電力補償装置4は、2次側2の電圧の変動を補償するために、進み無効電力をタップ付変圧器3の3次巻線を介して電力系統に供給しているので、1次側1の電圧が図7(a)に示すように上昇する。
次に、電圧無効電力制御装置5は、図4に示すように、1次側1の電圧値が所定の下限値より低くないと判断した場合(ステップS41:No)、1次側1の電圧値が所定の上限値より高いか否かを判断する(ステップS43)。
そして、電圧無効電力制御装置5は、1次側1の電圧値が所定の上限値より高いと判断した場合(ステップS43:Yes)、タップ操作部54を制御して制御信号を出力させ、タップ付変圧器3のタップを切り換えてタップ付変圧器3の変圧比を小さくして(ステップS44)、ステップS43に戻る。
例えば、図5(a)に示すように、1次側1の電圧値が所定の上限値VH51(例えば、154kV+V1DB)より高いと判断した場合に、図6(b)のTC62のタイミングでタップ付変圧器3のタップを切り換えてタップ付変圧器3の変圧比を小さくすると、2次側2の電圧CH64が上昇しようとする。
このような状態では、静止形無効電力補償装置4は、補償期間RC62において、当初より遅れ寄りの無効電力をタップ付変圧器3の3次巻線を介して電力系統に供給して、2次側2の電圧CH64を補償するので、2次側2の電圧CH64は当該補償により電圧が下がってほぼ当初(≒所定)電圧値(例えば、当初:66kV−ΔV→66kV)に戻る。
一方、1次側1の電圧CH63もまた、2次側2の電圧CH64の下降に伴い、電圧が下がって1次側1の電圧値の所定の範囲(例えば、154kV±V1DB)に収束する。
ここで、図7に示す電圧無効電力制御時の1次側1及び2次側2の電圧のシミュレーション結果の一例を示す説明図を用いて、より具体的に説明する。
例えば、電圧無効電力制御(VQC)有の場合、図7(a)に示すように、1次側1の電圧値が所定の上限値より高いと判断した場合に、図7(a)のTC74、TC75、或いは、TC76のタイミングでタップ付変圧器3のタップを切り換えてタップ付変圧器3の変圧比を小さくすると、図7(b)に示すように、2次側2の電圧が図3に示す静止形無効電力補償装置4のスロープ特性に従い、ΔVだけ上昇することになる。
そして、図7(c)に示すように、静止形無効電力補償装置4は、2次側2の電圧の変動を補償するために、遅れ無効電力をタップ付変圧器3の3次巻線を介して電力系統に供給しているので、1次側1の電圧が図7(a)に示すように低下する。
これに対して、電圧無効電力制御(VQC)無の場合、図7(a)の破線の電圧波形に示すように、1次側1の電圧値が大幅に低下してしまうことになる。
一方、電圧無効電力制御装置5は、図4に示すように、1次側1の電圧値が所定の上限値より高くないと判断した場合(ステップS43:No)、続いて静止形無効電力補償装置4の進み無効電力出力が補償範囲の上限値に達しているか否かを判断する(ステップS45)。
そして、電圧無効電力制御装置5は、静止形無効電力補償装置4の進み無効電力が補償範囲の上限値に達したと判断した場合(ステップS45:Yes)、分路リアクトルが調相設備7の遮断器により接続されているか否かを判断する(ステップ46)。
さらに、電圧無効電力制御装置5は、分路リアクトルが接続されていると判断した場合(ステップ46:Yes)、静止形無効電力補償装置4の進み無効電力補償負担を減ずるために、調相設備操作部55を制御して制御信号を出力、調相設備7の遮断器を動作させて分路リアクトルを遮断し(ステップS47)、ステップ45に戻る。
そして、電圧無効電力制御装置5は、再度、静止形無効電力補償装置4の進み無効電力が補償範囲の上限値に達したと判断した場合(ステップS45:Yes)、分路リアクトルは既に遮断しているので(ステップS46:No)、今度は電力用コンデンサが調相設備7の遮断器により遮断されていることを確認し(ステップS48:Yes)、静止形無効電力補償装置4の進み無効電力補償負担をさらに減ずるため、調相設備操作部55を制御して制御信号を出力、調相設備7の遮断器を動作させて電力用コンデンサを接続し(ステップS49)、ステップ45に戻る。
そして、電圧無効電力制御装置5は、三度、静止形無効電力補償装置4の進み無効電力が補償範囲の上限値に達したと判断した場合(ステップS45:Yes)、電力用コンデンサも既に接続しているので(ステップS48:No)、今度は2次側2の電圧が所定の下限値よりも低いか否かを判断する(ステップ50)。
電圧無効電力制御装置5は、2次側2の電圧が所定の下限値よりも低いと判断した場合(ステップS51:Yes)、静止形無効電力補償装置4の進み無効電力補償負担を一層減ずるため、負荷側である2次側2の電圧制御を優先してタップ付変圧器3による1次側1の電圧制御を中断し(不図示)、タップ操作部54を制御して制御信号を出力、タップを切り換え、変圧比を小さくして2次側2の電圧を昇圧し(ステップS51)、ステップ45に戻る。
例えば、図5(b)に示すように、電圧無効電力制御装置5は、2次側2の電圧値が所定の下限値VL52(例えば、66kV−V2DB)より低いと判断した場合に、タップ付変圧器3のタップを切り換えて変圧比を小さくし、2次側2の電圧を上昇させる。静止形無効電力補償装置4の進み無効電力補償範囲を最大とするためには、V2DBを図3に示すΔV最大値(例えば、0.33kV)以上に設定し、領域RP31においてタップ付変圧器3のタップを切り換える。なお、図5(b)中の斜線部分(±V2DB)は2次側2の電圧の不感帯である。
そして、電圧無効電力制御装置5は、2次側2の電圧値が所定の下限値VL52以上になるまで制御を行う。
一方、電圧無効電力制御装置5は、図4に示すように、進み無効電力が補償範囲の上限値に達していないと判断した場合(ステップS45:No)、続いて静止形無効電力補償装置4の遅れ無効電力出力が補償範囲の上限値に達しているか否かを判断する(ステップS52)。
そして、電圧無効電力制御装置5は、静止形無効電力補償装置4の遅れ無効電力が補償範囲の上限値に達したと判断した場合(ステップS52:Yes)、電力用コンデンサが調相設備7の遮断器により接続されているか否かを判断する(ステップ53)。
さらに、電圧無効電力制御装置5は、電力用コンデンサが接続されていると判断した場合(ステップ53:Yes)、静止形無効電力補償装置4の遅れ無効電力補償負担を減ずるために、調相設備操作部55を制御して制御信号を出力、調相設備7の遮断器を動作させて電力用コンデンサを遮断し(ステップS54)、ステップ52に戻る。
そして、電圧無効電力制御装置5は、再度、静止形無効電力補償装置4の遅れ無効電力が補償範囲の上限値に達したと判断した場合(ステップS52:Yes)、電力用コンデンサは既に遮断しているので(ステップS53:No)、今度は分路リアクトルが調相設備7の遮断器により遮断されていることを確認し(ステップS55:Yes)、静止形無効電力補償装置4の遅れ無効電力補償負担をさらに減ずるため、調相設備操作部55を制御して制御信号を出力、調相設備7の遮断器を動作させて分路リアクトルを接続し(ステップS56)、ステップ52に戻る。
そして、電圧無効電力制御装置5は、三度、静止形無効電力補償装置4の遅れ無効電力が補償範囲の上限値に達したと判断した場合(ステップS52:Yes)、分路リアクトルも既に接続しているので(ステップS55:No)、今度は2次側2の電圧が所定の上限値よりも高いか否かを判断する(ステップ57)。
電圧無効電力制御装置5は、2次側2の電圧が所定の上限値よりも高いと判断した場合(ステップS57:Yes)、静止形無効電力補償装置4の遅れ無効電力補償負担を一層減ずるため、負荷側である2次側2の電圧制御を優先してタップ付変圧器3による1次側1の電圧制御を中断し(不図示)、タップ操作部54を制御して制御信号を出力、タップを切り換え、変圧比を大きくして2次側2の電圧を降圧し(ステップS58)、ステップ52に戻る。
例えば、図5(b)に示すように、電圧無効電力制御装置5は、2次側2の電圧値が所定の上限値HL52(例えば、66kV+V2DB)より高いと判断した場合に、タップ付変圧器3のタップを切り換えて変圧比を大きくし、2次側2の電圧を低下させる。静止形無効電力補償装置4の遅れ無効電力補償範囲を最大とするためには、V2DBを図3に示すΔV最大値(例えば、0.33kV)以上に設定し、領域RP32においてタップ付変圧器3のタップを切り換える。
そして、電圧無効電力制御装置5は、2次側2の電圧値が所定の上限値VH52以下になるまで制御を行う。
最後に、電圧無効電力制御装置5は、遅れ無効電力が補償範囲の上限値に達していないと判断した場合(ステップS52:No)、電圧無効電力制御を終了するか否かを判断し(ステップS59)、終了しないと判断した場合(ステップS59:No)、ステップS41に戻り、終了すると判断した場合(ステップS59:Yes)、電圧無効電力制御を終了する。
以上のように、電力系統の電圧レベルが異なる1次側1及び2次側2と、1次側1と2次側2との間に接続されたタップ付変圧器3と、1次側1及び2次側2の電圧をそれぞれ測定する電圧測定装置6a及び電圧測定装置6bと、電圧測定装置6bの測定値に基づき無効電力を供給して2次側2の電圧を所定の電圧値に補償する静止形無効電力補償装置4と、電圧測定装置6aの測定値に基づきタップ操作部54を制御して制御信号を出力させてタップ付変圧器3のタップを切り換える電圧無効電力制御装置5とを備えることにより、遮断器による調相設備7の操作を行うことなく、1次側及び2次側の電圧を一定の範囲に制御して、送電損失の低減や電源品質を向上することができる。
また、2次側2の電圧値が静止形無効電力補償装置4の無効電力補償範囲を逸脱した場合、電圧無効電力制御装置5がタップ操作部54を制御して、タップを切り換えたり、調相設備操作部55を制御して、調相設備7を操作することにより、2次側2の電圧値が静止形無効電力補償装置4の無効電力補償範囲内、すなわち所定の電圧値上下限範囲内に収束するように制御することができる。
なお、実施形態等の説明に際しては、電圧無効電力制御装置5は、通常のコンピュータ等の制御装置として説明しているが、制御用のスイッチ類(例えば、リレー等)、計器類、PLC(programmable logic controller)等のコントローラ及び表示器等から構成される、所謂、制御盤により構成されるものであってもよい。
また、実施形態等の説明に際しては、静止形無効電力補償装置4及び調相設備7は、タップ付変圧器3の3次巻線側に接続しているが、静止形無効電力補償装置4及び調相設備7は、タップ付変圧器3の2次巻線側、或いは、3次巻線側のいずれか一方に接続されていればよい。
また、実施形態等の説明に際しては、静止形無効電力補償装置4の無効電力補償範囲を逸脱した場合の電圧無効電力制御装置5による制御が記載されているが、静止形無効電力補償装置4の無効電力補償範囲を逸脱しなければ、当該制御及び調相設備7関連は不要である。
また、実施形態等の説明に際しては、静止形無効電力補償装置4を例示して説明しているが、何ら、静止形の無効電力補償装置に限定されるものではない。
100 電圧無効電力制御システム
1 交流変電所電源系統1次側
2 交流変電所電源系統2次側
3 タップ付変圧器
4 静止形無効電力補償装置(無効電力補償装置)
5 電圧無効電力制御装置
51 制御部
52 記憶部
53 測定信号入力部
54 タップ操作部
55 調相設備操作部
6a、6b 電圧測定装置
7 調相設備

Claims (5)

  1. 電力系統の電圧レベルが1次側と2次側で異なる交流変電所において、
    前記1次側及び前記2次側との間に接続されるタップ付変圧器と、
    前記1次側電圧を測定する第1次電圧測定装置及び前記2次側電圧を測定する第2次電圧測定装置と、
    前記第2次電圧測定装置の測定値に基づき無効電力を供給して前記2次側電圧を所定の電圧値に補償する無効電力補償装置と、
    前記第1次電圧測定装置の測定値に基づき前記タップ付変圧器のタップを切り換える電圧無効電力制御装置を
    備えたことを特徴とする電圧無効電力制御システム。
  2. 前記電圧無効電力制御装置は、前記第1次電圧測定装置の測定値が所定の下限値よりも低い場合は、前記タップを切り換えて前記タップ付変圧器の変圧比を大きくし、前記第1次電圧測定装置の測定値が所定の上限値よりも高い場合は、前記タップを切り換えて前記タップ付変圧器の変圧比を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の電圧無効電力制御システム。
  3. 前記無効電力補償装置は、前記第2次電圧測定装置の測定値が所定値よりも低い場合は、進み無効電力を供給し、前記第2次電圧測定装置の測定値が所定値よりも高い場合は、遅れ無効電力を供給することを特徴とする請求項1又は2に記載の電圧無効電力制御システム。
  4. 前記電圧無効電力制御装置は、前記無効電力補償装置の補償範囲を逸脱した場合、前記タップ付変圧器のタップを切り換え、前記無効電力補償装置の補償範囲内に抑制することで、第2次側電圧を所定の電圧値に補償することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電圧無効電力制御システム。
  5. 前記電圧無効電力制御装置は、電力用コンデンサや分路リアクトルを備え、前記無効電力補償装置の進み無効電力補償範囲を逸脱する前に、分路リアクトル遮断や電力用コンデンサ接続し、逆に遅れ無効電力補償範囲を逸脱する前に、電力用コンデンサ遮断や分路リアクトル接続することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電圧無効電力制御システム。
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