JP2017134890A - 膜電極接合体および燃料電池 - Google Patents

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葵 高野
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Tomokazu Sakamoto
友和 坂本
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秀幸 猪谷
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豪士 加藤
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Abstract

【課題】耐久性に優れる膜電極接合体、および、その膜電極接合体を備える燃料電池を提供すること。【解決手段】膜電極接合体2に、アニオン交換膜からなる電解質層5と、電解質層5の厚み方向一方側に配置され、燃料が供給される燃料側電極6と、電解質層5の厚み方向他方側に配置され、酸素が供給される酸素側電極7とを備え、酸素側電極7に、イオン交換基を有しない樹脂を含有させ、イオン交換基を有する樹脂を含有させない。【選択図】図1

Description

本発明は、膜電極接合体および燃料電池に関し、詳しくは、膜電極接合体と、その膜電極接合体を備える燃料電池に関する。
従来、車両などに搭載される燃料電池として、水素ガスなどの気体燃料や、メタノール、ジメチルエーテル、ヒドラジンなどの液体燃料を使用する燃料電池が知られている。
このような燃料電池に採用される電極としては、電解質膜と、電解質膜の一方の面に接合された燃料側の電極層と、電解質膜の他方の面に接合された空気側の電極層とを備える膜・電極接合体(Membrane Electrode Assembly:MEA)が知られている。
膜電極接合体は、1つの発電単位(単セル)として形成されており、複数の膜・電極接合体が、セパレータを介して積層されることにより、膜電極接合体を積み重ねたスタック構造の燃料電池が組み立てられる。
より具体的には、例えば、アニオン交換膜からなる電解質層と、電解質層を挟んで対向配置される燃料側電極および酸素側電極とを備え、酸素側電極が、鉄系錯体などの触媒と、炭化水素系アイオノマーなどのイオン交換樹脂とからなる膜電極接合体、および、その膜電極接合体を備える燃料電池が、提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような燃料電池では、各電極層においてHまたはOの電気化学反応が生じることによって、起電力が発生するとともに水が生成する。
特開2015−555625号公報
一方、特許文献1に記載の燃料電池では、例えば、酸素側電極において、H(過酸化水素)が生成する副反応が生じる場合がある。そして、生成したHが酸素側電極に含有される金属触媒などに接触すると、・OH(ヒドロキシラジカル)、・OOH(ハイドロパーオキシラジカル)、・H(水素ラジカル)などのフリーラジカルが生成する。
フリーラジカルは、膜電極接合体中の電解質層と、燃料側電極または酸素側電極との界面に侵入し、電解質層を劣化させる場合がある。
そのため、膜電極接合体としては、フリーラジカルによる劣化の抑制し、耐久性の向上を図ることが要求されている。
本発明の目的は、耐久性に優れる膜電極接合体、および、その膜電極接合体を備える燃料電池を提供することにある。
本発明[1]は、アニオン交換膜からなる電解質層と、前記電解質層の厚み方向一方側に配置され、燃料が供給される燃料側電極と、前記電解質層の厚み方向他方側に配置され、酸素が供給される酸素側電極とを備え、前記酸素側電極が、イオン交換基を有しない樹脂を含有し、イオン交換基を有する樹脂を含有しない、膜電極接合体を含んでいる。
また、本発明[2]は、膜電極接合体を備える燃料電池であって、前記膜電極接合体は、アニオン交換膜からなる電解質層と、前記電解質層の厚み方向一方側に配置され、燃料が供給される燃料側電極と、前記電解質層の厚み方向他方側に配置され、酸素が供給される酸素側電極とを備え、前記酸素側電極が、イオン交換基を有しない樹脂を含有し、イオン交換基を有する樹脂を含有しない、燃料電池を含んでいる。
本発明の膜電極接合体および燃料電池では、酸素側電極が、イオン交換基を有する樹脂を含有していないため、過酸化水素およびフリーラジカルが、酸素側電極に吸着されることを、抑制することができる。
その結果、本発明の膜電極接合体および燃料電池では、過酸化水素およびフリーラジカルによる酸素側電極の劣化を抑制することができ、優れた耐久性を有する。
図1は、本発明の膜電極接合体の一実施形態を示す概略構成図である。 図2は、図1に示す膜電極接合体を備える燃料電池の一実施形態を示す概略構成図である。 図3は、耐久性の評価結果を示すグラフである。 図4は、発電性能の評価結果を示すグラフである。
1.膜電極接合体
図1において、膜電極接合体2は、後述する燃料電池1に備えられる部材であって、電解質層5と、電解質層5の厚み方向一方側に配置され、燃料が供給される燃料側電極6と、電解質層5の厚み方向他方側に配置され、酸素が供給される酸素側電極7とを備えている。
電解質層5は、アニオン交換型の高分子電解質層(アニオン交換膜)から形成されている。
アニオン交換膜としては、アニオン成分(例えば、水酸化物イオン(OH)など)が移動可能な媒体であれば、特に限定されず、例えば、4級アンモニウム基、ピリジニウム基などのアニオン交換基を有する固体高分子膜(アニオン交換樹脂)が挙げられる。
アニオン交換膜を形成する固体高分子としては、例えば、ポリスチレンおよびその変性体などの炭化水素系の固体高分子膜などが挙げられる。また、アニオン交換膜を形成する固体高分子のガラス転移温度(Tg)は、例えば、80〜200℃、好ましくは、100〜200℃である。
また、アニオン交換膜を形成する固体高分子は、その分子構造において、架橋構造を有していてもよい。
また、アニオン交換膜は、市販品として入手可能であり、例えば、セレミオン(旭硝子社製)、ネオセプタ(アストム社製)などが挙げられる。
燃料側電極6は、アノード側触媒層であって、電解質層5の一方面(図1における紙面左側)に直接積層されている。
燃料側電極6は、例えば、触媒と、イオン交換基を有する樹脂(すなわち、イオン交換樹脂)を含有する電極材料により形成されている。電極材料は、好ましくは、触媒と、イオン交換基を有する樹脂とからなり、燃料側電極6は、電極材料からなる。
触媒としては、特に制限されず、例えば、白金族元素(ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、白金(Pt))、鉄族元素(鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni))などの周期表(IUPAC Periodic Table of the Elements(version date 22 June 2007)に従う。以下同じ。)第8〜10(VIII)族元素や、例えば、銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)などの周期表第11(IB)族元素、さらには亜鉛(Zn)などの金属単体や、それらの合金などが挙げられる。
これらは、単独使用または2種以上併用することができる。
また、触媒は、触媒担体に触媒が担持された担持触媒であってもよい。触媒担体としては、例えば、カーボンなどの多孔質物質が挙げられる。触媒の触媒担体に対する担持量は、特に制限されず、目的および用途に応じて、適宜設定される。
イオン交換基を有する樹脂において、イオン交換基としては、公知のアニオン交換基(4級アンモニウム基、ピリジニウム基など)が挙げられ、イオン交換基を有する樹脂としては、例えば、アニオン交換樹脂が挙げられる。
アニオン交換樹脂として、具体的には、炭化水素系アイオノマー、フッ素系アイオノマー、ウレタン系アイオノマーなどが挙げられ、より好ましくは、炭化水素系アイオノマーが挙げられる。
イオン交換樹脂のイオン交換容量は、例えば、0.1mmol/g以上、好ましくは、0.4mmol/g以上であり、また、例えば、1.5mmol/g以下、好ましくは、1.0mmol/g以下、さらに好ましくは、0.6mmol/g以下である。
イオン交換樹脂の配合割合は、触媒100質量部に対して、例えば、0.5質量部以上、好ましくは、2質量部以上であり、また、例えば、50質量部以下、好ましくは、20質量部以下である。
また、燃料側電極6は、イオン交換基を有しない樹脂(後述)を含有することができる。イオン交換基を有しない樹脂(後述)が含有される場合、その含有割合は、目的および用途に応じて、適宜設定される。
燃料側電極6を形成するには、例えば、まず、触媒およびイオン交換樹脂(ならびに必要に応じてイオン交換基を有しない樹脂(後述))、すなわち、電極材料を、有機溶媒に分散させた燃料側電極インクを調製する。
燃料側電極インクは、例えば、有機溶媒に触媒を混合し、ホモジナイザーなどの公知の撹拌機を用いて撹拌混合し、次いで、この混合液に、イオン交換樹脂(ならびに必要に応じてイオン交換基を有しない樹脂(後述))を混合することにより得られる。
有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノールなどの低級アルコール、テトラヒドロフランなどの環状エーテル、これらの混合溶媒などが挙げられる。
次いで、この方法では、燃料側電極インクを、電解質層5の一方面に、公知の方法(例えば、スプレー法、ダイコーター法など)により塗布し、乾燥させる。
これにより、燃料側電極6が、薄膜状の電極膜として電解質層5の一方面に形成される。
燃料側電極6の厚みは、例えば、10〜200μm、好ましくは、20〜100μmである。
また、燃料側電極6において、触媒の担持量は、例えば、0.05mg/cm以上、好ましくは、0.1mg/cm以上であり、例えば、10mg/cm以下、好ましくは、5mg/cm以下である。
酸素側電極7は、カソード側触媒層であって、例えば、電解質層5の他方面(図1における紙面右側)に直接積層されている。
酸素側電極7は、例えば、触媒と、イオン交換基を有しない樹脂を含有する電極材料により形成されている。また、電極材料は、イオン交換基を有する樹脂(すなわち、イオン交換樹脂)を含まない。好ましくは、電極材料は、触媒と、イオン交換基を有しない樹脂とからなる。
換言すれば、酸素側電極7は、触媒と、イオン交換基を有しない樹脂(非イオン交換樹脂)とを含有し、一方、イオン交換基を有する樹脂(イオン交換樹脂)を含有しない。酸素側電極7は、好ましくは、電極材料からなり、具体的には、触媒と、イオン交換基を有しない樹脂とからなる。
触媒としては、例えば、錯体金属触媒が挙げられる。錯体金属触媒は、遷移金属(触媒金属)に錯体形成有機化合物が配位することによって形成されている。
遷移金属(触媒金属)としては、例えば、スカンジウム(Sc)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、テクネチウム(Tc)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、銀(Ag)、ランタン(La)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、レニウム(Re)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)、金(Au)などが挙げられる。これらのうち、好ましくは、鉄が挙げられる。また、これらは、単独使用または2種以上併用することができる。
錯体形成有機化合物としては、例えば、フェナントロリン、アミノアンチピリン、ピロール、ポルフィリン、テトラメトキシフェニルポルフィリン、ジベンゾテトラアザアヌレン、フタロシアニン、コリン、クロリン、サルコミンなどの錯体形成有機化合物またはこれらの重合体が挙げられる。これらのうち、好ましくは、フェナントロリン、アミノアンチピリンが挙げられる。また、これらは、単独使用または2種以上併用することができる。
なお、錯体金属触媒の製造方法は、特に制限されず、遷移金属(触媒金属)に錯体形成有機化合物を公知の方法で配位させることができる。
イオン交換基を有しない樹脂(非イオン交換樹脂)は、イオン交換基(アニオン交換基など)を分子中に有しておらず、そのため、イオン交換機能を有しない樹脂である。
非イオン交換樹脂としては、イオン交換基を有していなければ、特に制限されないが、例えば、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、フルオロオレフィン共重合体架橋ポリマー、フルオロオレフィンビニルエーテル共重合体架橋ポリマー、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン、ポリエチレンなどが挙げられる。
これら非イオン交換樹脂は、単独使用または2種類以上併用することができる。
非イオン交換樹脂として、入手容易性の観点から、好ましくは、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が挙げられ、耐ラジカル性の観点から、より好ましくは、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)が挙げられる。
非イオン交換樹脂の配合割合は、触媒100質量部に対して、例えば、0.01質量部以上、好ましくは、0.05質量部以上であり、また、例えば、50質量部以下、好ましくは、20質量部以下である。
酸素側電極7を形成するには、例えば、まず、触媒および非イオン交換樹脂、すなわち、電極材料を、有機溶媒に分散させた酸素側電極インクを調製する。
酸素側電極インクは、例えば、有機溶媒に触媒を混合し、ホモジナイザーなどの公知の撹拌機を用いて撹拌混合し、次いで、この混合液に、非イオン交換樹脂を混合することにより得られる。
有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノールなどの低級アルコール、テトラヒドロフランなどの環状エーテル、これらの混合溶媒などが挙げられる。
次いで、この方法では、酸素側電極インクを、電解質層5の他方面に、公知の方法(例えば、スプレー法、ダイコーター法など)により塗布し、乾燥させる。
これにより、酸素側電極7が、薄膜状の電極膜として電解質層5の他方面に形成される。
酸素側電極7の厚みは、例えば、10〜300μm、好ましくは、20〜150μmである。
また、酸素側電極7において、触媒の担持量は、例えば、0.05mg/cm以上、好ましくは、0.1mg/cm以上であり、例えば、10mg/cm以下、好ましくは、5mg/cm以下である。
また、膜電極接合体2は、さらに、燃料側電極6に積層されるアノード側拡散シート8、および、酸素側電極7に積層されるカソード側拡散シート9を備えることができる。
アノード側拡散シート8は、ガス拡散層(GDL)としてのアノード側GDL16と、アノード側GDL16に積層されるマイクロポーラス層(MPL)としてのアノード側MPL17とを備えている。
アノード側GDL16は、ガス透過性材料から形成されている。
ガス透過性材料としては、例えば、カーボンペーパー、カーボンクロス、炭素繊維不織布などが挙げられる。好ましくは、カーボンクロスが挙げられる。また、ガス透過性材料は、必要によりフッ素処理されていてもよい。
また、アノード側GDL16は、ガスを透過させるための気孔を有している。例えば、ガス透過性材料として用いられるカーボンクロスは、カーボン繊維の束を、織ることにより得られる。そのため、カーボン繊維を束ねることにより生じる繊維間の空隙(比較的小さい孔)や、さらには、編み目(比較的大きい孔)などとして、気孔を有する。
また、このようなアノード側GDL16は、集電体としても作用する。
また、アノード側GDL16は、市販品として入手可能であり、例えば、B−1 Carbon Cloth Type A No wet proofing(BASF社製)、ELAT(登録商標) LT 1400−W(BASF社製)などが挙げられる。
アノード側GDL16の厚みは、例えば、0.05mm以上、好ましくは、0.10mm以上であり、例えば、0.60mm以下、好ましくは、0.50mm以下である。
アノード側MPL17は、例えば、カーボン粒子およびバインダ樹脂から形成されている。
カーボン粒子としては、特に制限されないが、例えば、オイルファーネスブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラックなどのカーボンブラック、例えば、黒鉛、炭素繊維などが挙げられる。
これらカーボン粒子は、単独使用または2種類以上併用することができる。
カーボン粒子の一次粒子の平均粒子径(測定方法:レーザー回折式粒度分布測定法)は、例えば、5nm以上であり、例えば、100nm以下、好ましくは、50nm以下である。
バインダ樹脂は、カーボン粒子間を結着させ、アノード側MPL17の強度を確保することができれば、特に制限されないが、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)などが挙げられる。好ましくは、ポリテトラフルオロエチレンが挙げられる。
これらバインダ樹脂は、単独使用または2種類以上併用することができる。
アノード側MPL17において、カーボン粒子とバインダ樹脂との含有割合は、目的および用途に応じて、適宜設定される。
アノード側MPL17の厚みは、例えば、0.01mm以上、好ましくは、0.02mm以上であり、例えば、0.20mm以下、好ましくは、0.10mm以下である。
このようなアノード側拡散シート8は、公知の方法により得ることができる。
そして、アノード側拡散シート8は、アノード側MPL17が燃料側電極6の一方面に直接積層され、また、アノード側GDL16がアノード側MPL17の一方面、アノード側MPL17の周側面、および、燃料側電極6の周側面を被覆するように、燃料側電極6に対して設けられる。
カソード側拡散シート9は、ガス拡散層(GDL)としてのカソード側GDL19と、カソード側GDL19に積層されるマイクロポーラス層(MPL)としてのカソード側MPL20とを備えている。
カソード側GDL19としては、例えば、アノード側GDL16として例示した、ガス透過性材料などが挙げられる。カソード側GDL19として、好ましくは、カーボンクロスが挙げられる。
また、カソード側GDL19は、アノード側GDL16と同様に、ガスを透過させるための気孔を有している。また、カソード側GDL19は、アノード側GDL16と同様に、集電体としても作用する。
カソード側GDL19の厚みは、例えば、0.05mm以上、好ましくは、0.10mm以上であり、例えば、0.60mm以下、好ましくは、0.50mm以下である。
カソード側MPL20は、アノード側MPL17と同様に、上記したカーボン粒子および上記したバインダ樹脂から形成されている。
カソード側MPL20において、カーボン粒子とバインダ樹脂との含有割合は、目的および用途に応じて、適宜設定される。
カソード側MPL20の厚みは、例えば、0.01mm以上、好ましくは、0.02mm以上であり、例えば、0.20mm以下、好ましくは、0.10mm以下である。
このようなカソード側拡散シート9は、公知の方法により得ることができる。
そして、カソード側拡散シート9は、カソード側MPL20が酸素側電極7の一方面に直接積層され、また、カソード側GDL19がカソード側MPL20の一方面、カソード側MPL20の周側面、および、酸素側電極7の周側面を被覆するように、酸素側電極7に対して設けられる。
このような膜電極接合体2では、酸素側電極7が、イオン交換基を有する樹脂を含有していないため、過酸化水素およびフリーラジカルが、酸素側電極に吸着されることを、抑制することができる。
その結果、このような膜電極接合体2では、過酸化水素およびフリーラジカルによる酸素側電極7の劣化を抑制することができ、優れた耐久性を有する。
そのため、このような膜電極接合体2は、例えば、水素、メタノール、ジメチルエーテル、ヒドラジン(水加ヒドラジン、無水ヒドラジンなどを含む)などを燃料として発電する燃料電池において、好適に用いられる。
2.燃料電池
図2において、燃料電池1は、液体または気体の燃料(好ましくは、液体の燃料)が直接供給される燃料電池である。
燃料電池1に供給される燃料としては、例えば、水素などの気体燃料、メタノール、ジメチルエーテル、ヒドラジン(水加ヒドラジン、無水ヒドラジンなどを含む)などの液体燃料が挙げられる。
燃料として、好ましくは、液体燃料が挙げられ、より好ましくは、ヒドラジンが挙げられる。
燃料電池1は、上記した膜電極接合体2、膜電極接合体2の一方側(アノード側)に配置された燃料供給部材3、および、膜電極接合体2の他方側(カソード側)に配置された空気供給部材4を有する燃料電池セル(単位セル)が、複数積層されたスタック構造に形成されている。なお、図2では、複数の単位セルのうち1つだけを燃料電池1として表し、その他の単位セルについては省略している。
また、図2では、膜電極接合体2について、図1と同一の参照符号を付している。また、以下において、膜電極接合体2についての詳細な説明を省略する。
燃料供給部材3は、セパレータとしても兼用され、ガス不透過性の導電性部材からなり、燃料側電極6に液体燃料を供給する。燃料供給部材3には、その表面から凹む、例えば、葛折状などの溝が形成されている。そして、燃料供給部材3は、溝の形成された表面がアノード側拡散シート8に対向接触されている。これにより、アノード側拡散シート8の一方面と燃料供給部材3の他方面(溝の形成された表面)との間には、アノード側拡散シート8全体に燃料を接触させるための燃料供給路10が形成される。
燃料供給路10には、燃料を燃料供給部材3内に流入させるための燃料供給口11が一端側(図2における紙面下側)に形成され、燃料を燃料供給部材3から排出するための燃料排出口12が他端側(図2における紙面上側)に形成されている。
空気供給部材4は、セパレータとしても兼用され、ガス不透過性の導電性部材からなり、酸素側電極7に空気を供給する。空気供給部材4には、その表面から凹む、例えば、葛折状などの溝が形成されている。そして、空気供給部材4は、溝の形成された表面がカソード側拡散シート9に対向接触されている。これにより、カソード側拡散シート9の他方面と空気供給部材4の一方面(溝の形成された表面)との間には、カソード側拡散シート9全体に空気を接触させるための空気供給路13が形成される。
空気供給路13には、空気を空気供給部材4内に流入させるための空気供給口14が他端側(図2における紙面上側)に形成され、空気を空気供給部材4から排出するための空気排出口15が一端側(図2における紙面下側)に形成されている。
3.燃料電池による発電
図2が参照されるように、上記した燃料電池1では、燃料が燃料供給口11から燃料側電極6に供給される。一方、空気が空気供給口14から酸素側電極7に供給される。
アノード側では、燃料が、燃料側電極6と接触しながら燃料供給路10を通過する。一方、カソード側では、空気が、酸素側電極7と接触しながら空気供給路13を通過する。
そして、各電極(燃料側電極6および酸素側電極7)において電気化学反応が生じ、起電力が発生する。例えば、例えば、燃料がヒドラジンである場合には、電気化学反応は、下記式(1)〜(3)の通りとなる。
(1) N+4OH→N+4HO+4e
(燃料側電極6での反応)
(2) O+2HO+4e→4OH
(酸素側電極7での反応)
(3) N+O→N+2H
(燃料電池1全体での反応)
すなわち、ヒドラジンが供給された燃料側電極6では、ヒドラジン(N)と酸素側電極7での反応で生成した水酸化物イオン(OH)とが反応して、窒素(N)および水(HO)が生成するとともに、電子(e)が発生する(上記式(1)参照)。
燃料側電極6で発生した電子(e)は、図示しない外部回路を経由して酸素側電極7に到達する。つまり、この外部回路を通過する電子(e)が、電流となる。
一方、酸素側電極7では、電子(e)と、外部からの供給もしくは燃料電池1での反応で生成した水(HO)と、空気供給路13を流れる空気中の酸素(O)とが反応して、水酸化物イオン(OH)が生成する(上記式(2)参照)。
そして、生成した水酸化物イオン(OH)が、電解質層5を通過して燃料側電極6に到達し、上記と同様の反応(上記式(1)参照)が生じる。
このような燃料側電極6および酸素側電極7での電気化学的反応が連続的に生じることによって、燃料電池1全体として上記式(3)で表わされる反応が生じて、燃料電池1に起電力が発生する。すなわち、燃料電池1は、燃料を消費して発電する。
なお、燃料は、上記のヒドラジンに限定されず、水素、メタノール、ジメチルエーテルなど、種々の燃料を用いることができる。
また、用いられる燃料に応じて、燃料電池1の仕様(電解質層5の種類、燃料側電極6および酸素側電極7における触媒の種類など)が、適宜設定される。
4.作用および効果
燃料電池1では、燃料側電極6に供給される燃料が、燃料側電極6において反応することなく電解質層5に浸透および通過(透過)し、酸素側電極7側に漏出(クロスリーク)する場合がある。
このような場合、漏出された燃料が酸素側電極7において酸素と反応し、過酸化水素を発生させる場合がある。
具体的には、例えば、燃料としてヒドラジンが用いられる場合には、酸素側電極7において下記(4)で示される反応が生じ、過酸化水素が生じる場合がある。
(4) N+2O→N+2H
そして、生成したHが電極層に含有される金属触媒などに接触すると、雰囲気中に、・OH(ヒドロキシラジカル)、・OOH(ハイドロパーオキシラジカル)、・H(水素ラジカル)などのフリーラジカルが生成する。
このような場合において、酸素側電極7が、イオン交換基を有する樹脂を含有している場合には、過酸化水素およびフリーラジカルが、酸素側電極7のイオン交換基に吸着し、酸素側電極7の劣化を惹起する場合がある。
これに対して、上記の膜電極接合体2および燃料電池1では、酸素側電極7が、イオン交換基を有する樹脂を含有していないため、過酸化水素およびフリーラジカルが、酸素側電極7に吸着されることを、抑制することができる。
その結果、上記の膜電極接合体2および燃料電池1では、過酸化水素およびフリーラジカルによる酸素側電極7の劣化を抑制することができ、優れた耐久性を有する。
なお、燃料電池1の発電においては、通常、燃料側電極6および酸素側電極7がイオン交換基を有する樹脂を含有することによって、燃料側電極6と酸素側電極7と間のイオンの受け渡しが促進されており、これにより、発電効率の向上が図られている。
そのため、上記のように、酸素側電極7がイオン交換基を有する樹脂を含有しない場合には、燃料電池1における発電効率の低下が懸念される場合がある。
しかしながら、燃料電池1においては、例えば、上記式(2)が参照されるように、酸素側電極7において水酸化物イオン(OH)が生じるため、酸素側電極7がイオン交換基を有する樹脂を含有しない場合にも、発電することができる。
さらに、必要に応じて、発電性能の向上を図る観点から、燃料に、アルカリ金属水酸化物(水酸化カリウムなど)などの電解質を、添加物として配合することができる。
燃料に電解質を配合する場合、電解質濃度は、例えば、1質量%以上、好ましくは、5質量%以上であり、例えば、40質量%以下、好ましくは、30質量%以下である。
これにより、燃料中に水酸化物イオン(OH)を生じさせることができる。
そして、このような燃料は、燃料側電極6に浸透し、また、上記したクロスリークにより、電解質層5および酸素側電極7にも浸透する。その結果、イオン交換基を有する樹脂を含有しない場合にも、水酸化物イオン(OH)によって、燃料側電極6と酸素側電極7と間のイオンの受け渡しを促進することができ、発電効率の向上を図ることができる。
次に、本発明を、実施例および比較例に基づいて説明するが、本発明は、下記の実施例によって限定されるものではない。なお、「部」および「%」は、特に言及がない限り、質量基準である。また、以下の記載において用いられる配合割合(含有割合)、物性値、パラメータなどの具体的数値は、上記の「発明を実施するための形態」において記載されている、それらに対応する配合割合(含有割合)、物性値、パラメータなど該当記載の上限値(「以下」、「未満」として定義されている数値)または下限値(「以上」、「超過」として定義されている数値)に代替することができる。
実施例1
Feナイカルバジン錯体(NPC−2000、Pajarito社製)5mgと、溶媒(テトラヒドロフランおよび1−プロパノールの混合溶媒(質量比1:3))0.85mLと、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂の2質量%溶液(イオン交換基を有しない樹脂の溶液、商品名エバール、クラレ社製)0.15mLとを、超音波処理により、25℃で2分間分散した。これにより、触媒インクを調製した。
その後、得られた触媒インクを、グラッシーカーボン上に滴下し、試験電極を得た。得られた試験電極において、触媒担持量は、0.51μg/mmであった。
また、上記で調製した触媒インクを用いて、以下の手順により、膜電極接合体を製造した。
すなわち、アノード触媒としてのニッケル系金属であるニッケル亜鉛合金(NiZn)(AQ672078、Ni:87質量%、Zn:13質量%、平均粒子径:3μm、Cabot社製)と、アニオン交換樹脂との混合物を、アルコール類などの有機溶媒に適宜分散させて、アノード触媒インクを調製した。
その後、アニオン交換形電解質膜(A201CE トクヤマ社製)の一方側表面にアノード触媒の量が2.6mg/cmとなるように、上記のアノード電極インクを塗布した。また、他方側表面に実施例および比較例で製造した触媒インクを、触媒の量が1.0mg/cmとなるように、各調製例のカソード電極インクを塗布した。
その後、溶媒を大気中で蒸発させ、膜電極接合体を得た。得られた膜電極接合体を1MのKOHに12時間以上浸漬させた。
比較例1
エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂の2質量%溶液0.15mLに代えて、炭化水素系アイオノマーの2質量%溶液(イオン交換基を有する樹脂の溶液、商品名:AS4、トクヤマ社製)0.15mLを用いた以外は、実施例1と同様にして、試験電極を得た。得られた電極において、触媒担持量は、0.51μg/mmであった。また、実施例1と同様にして、膜電極接合体を得た。
評価
(1)耐久性評価
回転リングディスク電極(Rotating Ring−Disk Electrode:RRDE)を用いて、電流値の時間変化を測定した。
具体的には、実施例1および比較例1で得られた試験電極を作用電極として、酸素で飽和した1mol/L水酸化カリウム水溶液を入れた3電極型セルを作製した。
なお、3電極型セルにおいて、参照電極には、水銀−水銀酸化物電極(Hg/HgO)、カウンター電極には、白金線を用いた。
また、測定温度を60℃、回転数を0rpm、電位を−0.3V(vs.Hg/HgO)に設定し、電流値の時間変化を測定した。その結果を、図3に示す。
(2)発電性能評価
燃料電池評価セル(ラボセル、ダイハツ工業社製)に、実施例1および比較例1で得られた膜電極接合体をセットして、アノード側へ1MのKOHと20体積%濃度の水加ヒドラジンとの混合溶液を、カソード側へ空気を、それぞれ2cc/minおよび0.5L/minの流速で供給して、電子負荷装置(890e、Scribner Associates社製)で電流密度を制御して、セルの電圧および出力密度を測定した。
測定条件を以下に示す。
セル温度;80℃
背圧;アノード:10kPa、カソード:60kPa
その結果を、図4に示す。
考察
図3が参照されるように、イオン交換基を有しない樹脂を含有し、イオン交換基を有する樹脂を含有しない実施例1の電極は、イオン交換基を有する樹脂を含有する比較例1の電極に比べ、時間経過に対する電流の維持率が良好であり、耐久性に優れることが確認された。
また、図4が参照されるように、実施例1の膜電極接合体の発電性能と、比較例1の膜電極接合体の発電性能と、同程度であることが確認された。
1 燃料電池
2 膜電極接合体
6 燃料側電極
7 酸素側電極

Claims (2)

  1. アニオン交換膜からなる電解質層と、
    前記電解質層の厚み方向一方側に配置され、燃料が供給される燃料側電極と、
    前記電解質層の厚み方向他方側に配置され、酸素が供給される酸素側電極とを備え、
    前記酸素側電極が、
    イオン交換基を有しない樹脂を含有し、
    イオン交換基を有する樹脂を含有しない
    ことを特徴とする、膜電極接合体。
  2. 膜電極接合体を備える燃料電池であって、
    前記膜電極接合体は、
    アニオン交換膜からなる電解質層と、
    前記電解質層の厚み方向一方側に配置され、燃料が供給される燃料側電極と、
    前記電解質層の厚み方向他方側に配置され、酸素が供給される酸素側電極とを備え、
    前記酸素側電極が、
    イオン交換基を有しない樹脂を含有し、
    イオン交換基を有する樹脂を含有しない
    ことを特徴とする、燃料電池。
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