JP2017134465A - 自動取引装置及び取引システム - Google Patents

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Abstract

【課題】フォールバック処理をするか否かの設定を変更可能であり、フォールバック処理の可否または要否が変更されても機器の仕様を変更すること無く対応可能な自動取引装置及びシステムを提供する。
【解決手段】情報を担持するカードを受け付けて取引を行う自動取引装置であって、当該受け付けた受付カードから前記情報を読み取る読取部と、1以上の使用可能なカードに関する情報であるカード関連情報を保持する情報保持部と、前記カード関連情報に基づいて、前記受付カードによる取引の可否に関する判定を行う判定部と、前記カード関連情報の内容の変更を行う設定変更部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動取引装置及び取引システムに関する。
金融機関の現金自動預け払い機(ATM:Automated Teller Machine)及び現金自動支払い機(CD:Cash Dispenser)に代表される自動取引装置は、銀行等の金融機関の支店やコンビニエンスストア等の店舗に設置されている。顧客は、自動取引装置に表示される表示画面において各種操作を行うことにより、入金、出金および残高照会などの取引を行うことができる。
自動取引装置は、取引開始時にカード挿入排出口から挿入されたキャッシュカードまたはクレジットカード等の取引カードの磁気ストライプ及びエンボスを読み取って口座データ等を取得し、取引処理を進行する。自動取引装置は、金融機関等のホストコンピュータに接続されており、適宜当該ホストコンピュータと通信している。
近年では、取引カードには磁気ストライプ(MS)に加えてICチップが搭載されている。自動取引装置は、通常はICチップ内の取引業務アプリケーションを起動して、取引処理を実行する。もし、何らかの理由でICチップ内の取引業務アプリケーションが起動できない場合、磁気ストライプの情報を用いて取引処理を継続するフォールバック処理が行われる場合がある。
フォールバック処理を行うか否かは、予め自動取引装置の仕様にて定められている。しかし、自動取引装置の運用開始後に、法律や制度の変更、または取引カードの発行元の意向等により、フォールバック処理の可否または要否が変更される場合がある。この場合、再度自動取引装置の仕様を変更する必要があり、それに伴うコスト及び開発期間が発生し、機器を運用する金融機関の負担が大きくなるという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、フォールバック処理をするか否かの設定を変更可能であり、フォールバック処理の可否または要否が変更されても機器の仕様を変更すること無く対応可能な自動取引装置及びシステムを提供することを目的の1つとする。
本発明の自動取引装置は、情報を担持するカードを受け付けて取引を行う自動取引装置であって、当該受け付けた受付カードから前記情報を読み取る読取部と、1以上の使用可能なカードに関する情報であるカード関連情報を保持する情報保持部と、前記カード関連情報に基づいて、前記受付カードによる取引の可否に関する判定を行う判定部と、前記カード関連情報の内容の変更を行う設定変更部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の取引システムは、情報を担持するカードを受け付けて取引を行う自動取引装置と、前記自動取引装置と通信可能に接続されているホストと、を含む取引システムであって、前記自動取引装置は、当該受け付けた受付カードから前記情報を読み取る読取部と、1以上の使用可能なカードに関する情報であるカード関連情報を保持する情報保持部と、前記カード関連情報に基づいて、前記受付カードによる取引の可否に関する判定を行う判定部と、前記カード関連情報の内容の変更を行う設定変更部と、を有し、前記ホストは、前記カード関連情報の変更に関する情報である設定変更情報を前記設定変更部に送信する設定変更情報送信部を有し、前記設定変更部は、前記設定変更情報に基づいて前記カード関連情報を変更することを特徴とする。
実施例1のATMの外観を示す斜視図及びATMを含むシステムを示す図である。 取引カードの態様の一例を示す図である。 本発明に係る自動取引装置としてのATMの構成を示すブロック図である。 カード情報テーブルの一例を示す図である。 カード情報テーブルの一例を示す図である。 実施例1の取引制御ルーチンを示すフローチャートである。 実施例1の取引制御ルーチンを示すフローチャートである。 ディスプレイの表示例を示す図である。 ディスプレイの表示例を示す図である。 実施例1の取引制御ルーチンを示すフローチャートである。 実施例1のフォールバック設定変更処理ルーチンを示すフローチャートである。 実施例1のフォールバック設定画面の一例を示す図である。 実施例2のホストコンピュータの構成を示すブロック図である。 実施例2のフォールバック設定変更処理ルーチン(ホスト)を示すフローチャートである。 実施例2のフォールバック設定変更処理ルーチン(ATM)を示すフローチャートである。 実施例3のホストコンピュータの構成を示すブロック図である。 実施例3のフォールバック設定変更処理ルーチン(ホスト)を示すフローチャートである。 実施例3のフォールバック設定画面の一例を示す図である。 実施例3のフォールバック設定変更処理ルーチン(ATM)を示すフローチャートである。 設定画面の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施例1の自動取引装置及び取引システムについて添付の図面を参照しつつ説明する。図1は、ATM100の外観を示す斜視図及びATM100を含むシステム200を示している。尚、ATM100は、例えば金融機関の各支店に設置されており、夫々金融機関のホストコンピュータ(以下、単にホストとも称する)HCに接続されている。図1においては、1のホストHCに1のATM100が接続されているように示されているが、1のホストHCに複数のATM100が接続され得る。
図2は、ATM100での取引のためにATM100に挿入される取引カードCの一例を示す図である。図2に示すように、取引カードCには、裏面に磁気ストライプC1が設けられと、表面に所定の仕様に対応したICチップ(以下、ICとも称する)C2が設けられている。取引カードCは、例えば、顧客情報、当該取引カードを発行しているカード会社または銀行等の金融機関の情報(カードブランド等)、及び取引業務のアプリケーションを保持している。
磁気ストライプC1には、例えば、上述した当該取引カードCが保持している情報である、顧客情報、当該取引カードを発行しているカード会社(ブランド)情報が記憶されている。さらに、ICチップには、取引業務のアプリケーション等の情報が記憶されている。すなわち、取引カードCは、これらの情報を担持している。なお、ATM100は、ICチップC2内の取引業務アプリケーションを起動して、取引処理を実行する。
なお、ICチップC2はEMV仕様に対応したものであってもよい。EMV仕様に対応したICチップC2には、マイクロコンピュータが搭載されている。そして、ICチップC2に搭載されている当該マイクロコンピュータには、例えば、キャッシュカードまたはクレジットカードの1または複数の種類のカードアプリケーションがインストール(不揮発メモリ等に記録)されている。
図3は、本発明の自動取引装置の一例としてのATM(Automated Teller Machine)100の構成を示している。ATM100は、制御部11によって動作制御がなされる。制御部11は、ATM100に挿入された取引カードCの取り扱いにおける種々の判定を行う判定部11Aを含んでいる。
例えば、判定部11Aは、挿入された取引カードCのICチップC2が読み取れなかったり、ICチップC2内の取引業務アプリケーションが起動できなかったりした場合に、磁気ストライプC1の情報に基づいて取引処理を実行するか否か、すなわちフォールバック処理を行うか否かを判定する。
また、例えば、判定部11Aは、ATM100に挿入された取引カードCがATM100において使用可能か否かを判定してもよい。また、例えば、判定部11Aは、複数種類ある取引の中から当該挿入された取引カードによって行うことが可能な取引を判定することとしてもよい。
また、制御部11は、ATM100が保有する特定の取引カードに関する情報の内容を変更する設定変更部11Bを有している。
情報保持部としての記憶部12は、制御部11の処理に必要なデータ及び処理において発生するデータを適宜記憶するハードディスク、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置である。
記憶部12は、特定の取引カードに関する情報であるカード関連情報としてのカード情報テーブルTBを保持している。カード情報テーブルTBは、例えば、ATMが取り扱うことが可能な1以上の取引カードの情報を含み、当該取引カードの各々についてフォールバック処理を実行するか否かに関するフォールバックの実行可否情報を含んでいる。制御部11の設定変更部11Bは、このカード情報テーブルTBの情報を変更することが可能である。
例えば、図4Aに示すように、カード情報テーブルTBは、ATM100が取り扱うことが可能な取引カードのカードブランド(例えば、クレジットカードならばカードの発行会社の名称、キャッシュカードならば発行金融機関(銀行等)の名称等)等のカードの種類の情報(図中「カードの種類」の欄)と、当該カードの種類毎にフォールバック処理が許可されているか否か、すなわちフォールバック処理を実行するか否かに関するフォールバック実行可否情報(図中「フォールバック」の欄)と、を含んでいる。
また、上述のように判定部11Aが取引カードによって行うことが可能な取引を判定する場合には、カード情報テーブルTBは、特定の取引カードを用いて行うことが可能な取引の情報を含む取引可否情報を含んでもよい。その場合、例えば、図4Bに示すように、カード情報テーブルTBは、カードの種類及びフォールバック処理可否情報に加えて、当該種類のカードで行うことが可能な取引として「可能な取引」の欄が記載されたものでもよい。
カード情報テーブルTBは、ATM100への操作、ホストHCからの指令等によって変更することが可能である。
図3を再度参照する。通信部13は、制御部11の指示に従って外部とのデータの送受信等の通信を行うためのNIC(Network Interface Card)等である。通信部13は、例えば、後述の取引制御おいて生ずるホストコンピュータHC等の外部機器との通信を行う。
操作表示部14は、図1に示すようにATM100の前面に設けられている。操作表示部14は、告知部としてのディスプレイ14Aと、当該ディスプレイ14Aの表示面を覆う入力受付部としてのタッチパッド14Bとを含む。ティスプレイ14Aは、制御部11から供給された操作表示信号に基づき、各種の操作画面又はメッセージ等を含む取引画面を表示する、例えば液晶表示装置である。
タッチパッド14Bは、使用者がディスプレイ14Aに表示された内容に対応した領域に触れると、当該表示された内容に対応した操作信号を制御部11に供給する、例えば感圧式または静電式のタッチパッドである。
現金入出機構15は、制御部11から供給された開閉制御信号に応じて、図1に示すようにATM100の前面に設けられている紙幣入出口17及び硬貨入出口19のシャッタの開閉を行う。また、現金入出機構15は、制御部11から供給された現金引出信号に応じて、紙幣または硬貨が格納されている現金格納庫(図示せず)から、当該現金引出御信号にて示される金額に対応した紙幣または硬貨を取り出して、それぞれ紙幣入出口17及び硬貨入出口19に導出する。更に、現金入出機構15は、使用者が紙幣入出口17または硬貨入出口19に投入した紙幣または硬貨を取り込み、現金格納庫に格納する。
通帳記帳機21は、図1に示すようにATM100の前面に設けられている通帳挿入排出口23に顧客の預金通帳が挿入されると、これを取り込む。この際、通帳記帳機21は、制御部11から供給された取引結果信号にて示される取引内容、及び当該取引の実行日時等を、顧客の預金通帳に書き込む。当該書き込みが終了すると、通帳記帳機21は、顧客の預金通帳を通帳挿入排出口23から排出する。
読取部としてのカード読取印刷機25は、図1に示すATM100の前面に設けられているカード挿入口としてのカード挿入排出口27に顧客の取引カードが挿入されると、当該取引カードを取り込んで当該取引カードが保持している情報を読み取る。当該取引カードが保持している情報は、上述のように、例えば、顧客情報、当該取引カードを発行しているカード会社または銀行等の金融機関の情報、及び取引業務のアプリケーション等である。
カード読取印刷機25は、取引カードの磁気ストライプ(MS)を読み取るMS読取部31と、取引カードのICチップを読み取る(と通信する)IC読取部33とを有している。カード読取印刷機25は、MS読取部31またはIC読取部33によって読み取られたカード情報を表すカード情報データを制御部11に供給する。
制御部11の判定部11Aは、当該供給されたカード情報データ及び記憶部12に保持されているカード情報管理テーブルを比較することで、挿入された取引カードによる取引が可能であるか否かを判定する。
また、判定部11Aは、当該供給されたカード情報データ及び記憶部12に保持されているカード情報テーブルTBを比較することで、挿入された取引カードに対してフォールバック処理を実行するか否かを判定してもよい。カード情報テーブルTBを比較することで、挿入された取引カードによって行うことが可能な取引を判定してもよい。
なお、カード読取印刷機25は、制御部11からカード排出信号が供給された場合には、取り込んだ取引カードをカード挿入排出口27から排出させる。また、カード読取印刷機25は、制御部11から供給された取引明細プリント信号に応じて、当該取引明細プリント信号にて表される取引結果を明細票用紙に印刷する。
[取引制御ルーチン]
図5及び図6に制御部11によって実行される取引制御ルーチンR1を示す。制御部11は、例えば、電源が投入されると取引制御ルーチンR1を実行する。なお、ATM100に人感センサ等を設けて、顧客がATM100に近づいたことが検出された際に取引制御ルーチンR1が実行されることとしてもよい。
図5に示すように、先ず、制御部11は、ディスプレイ14Aに取引種別入力受付表示を行わせる(ステップS1)。ステップS1において表示される取引種別入力受付表示は、行いたい取引の選択入力を顧客(使用者)に促す表示であり、例えば図7に示すような表示である。
制御部11は、ステップS1の実行後、使用者によってタッチパッド14Bを用いた取引種別の入力が行われたか否かを判定する(ステップS2)。制御部11は、ステップS2において取引種別の入力が行われていないと判定する(ステップS2:NO)と、ディスプレイ14Aに取引種別入力受付表示を継続させ、その後再度ステップS2を実行する。
制御部11は、ステップS2において取引種別の入力が行われたと判定する(ステップS2:YES)と、カード挿入排出口27からカード読取印刷機25に取引カードが取り込まれたか否かを判定する(ステップS3)。この判定は、例えばカード読取印刷機25内のセンサがカードの存在を検出したか否かで行われてもよい。制御部11は、ステップS3においてカードが取り込まれていないと判定する(ステップS3:NO)と、一定時間の後に再度カードが取り込まれた否かの判定を行う(ステップS2)。
制御部11は、ステップS3においてカードCが取り込まれたと判定する(ステップS3:YES)と、当該取引カードCの磁気ストライプC1及びICチップC2を読み取って、これらに記憶されているカード情報を記憶部12に保存する(ステップS4)。このカード情報は、上述のように、例えば、顧客情報及び当該取引カードを発行しているカード会社または銀行等の金融機関の情報等である。
制御部11は、ステップS4の実行後、取引カードC内のICチップC2内の取引処理アプリケーションを起動する(ステップS5)。制御部11は、ステップS5の実行後、当該IC内のアプリケーションの起動が成功したか否かを判定する(ステップS6)。この判定は、制御部11と当該ICチップC2との通信によって行われてもよい。
制御部11は、ステップS6においてICチップ内の取引処理アプリケーションの起動が失敗したと判定する(ステップS6:NO)と、ATM100に挿入された取引カードについてフォールバック処理を実行するか否かを判定する(ステップS7)。この取引アプリケーションの起動の失敗は、ICチップの不良等によって起こり得る。フォールバック処理を実行するか否かを判定は、例えば、カード情報テーブルTBを参照して、ATM100に挿入された取引カードCについてフォールバック処理が許可されているか否かを判定することで行われる。
制御部11は、ステップS7において、フォールバック処理を実行すると判定する(ステップS7:YES)と、フォールバック処理を実行する(ステップS8)。制御部11は、ステップS7において、フォールバック処理を実行しないと判定する(ステップS7:NO)と、当該カードが取り扱えない旨の表示である取扱不能表示をディスプレイ14Aに行わせる(ステップS9)。取引不能表示は、例えば、図8に示すような表示であってもよい。
制御部11は、ステップS9の実行後、カード読取印刷機25にカード挿入排出口27から取引カードを排出させ(ステップS10)、その後ルーチンは終了する。
図6に示すように、制御部11は、ステップS6において、取引カード内のIC内のアプリケーションの起動が成功したと判定する(ステップS6:YES)と、暗証番号及び取引金額の入力を待機する(ステップS11)。また、制御部11は、ステップS8を実行してフォールバック処理を行った後にも、暗証番号及び取引金額の入力を待機する(ステップS11)。この際、制御部11は、ディスプレイ14Aに暗証番号の入力番号入力を促す表示を行わせ、暗証番号の入力があった後に取引金額の表示の入力を促す表示を行わせてもよい。
制御部11は、ステップS11の実行後、暗証番号及び取引金額が入力されたか否かを判定する(ステップS12)。この判定は、使用者によってタッチパッド14Bを用いた入力が行われたか否かで判定してもよい。制御部11は、ステップS12において暗証番号及び取引金額が入力されていないと判定する(ステップS12:NO)と、再度ステップS12を実行し、一定時間暗証番号及び取引金額の入力を待機し、その後再度暗証番号及び取引金額が入力されたか否かを判定する(ステップS12)。
制御部11は、ステップS12において暗証番号及び取引金額が入力されたと判定する(ステップS12:YES)と、ステップS4において読み取ったカード情報及びステップS11において入力された暗証番号及び取引金額をホストHCに送信する(ステップS13)。
制御部11は、ステップS13の実行後、ホストHCと通信してホストHCが取引を許可したか否かを判定する(ステップS14)。この判定は、ホストHCから取引の許可通知が到来したか否かで判定してもよい。制御部11は、ステップS14において、ホストHCが取引を許可しなかったと判定する(ステップS14:NO)と、取引カード内のIC内のアプリケーションを終了する(ステップS15)。制御部11は、ステップS15の実行後、上述のステップS9及びS10を実行し、その後ルーチンが終了する。
制御部11は、ステップS14において、ホストHCが取引を許可したと判定する(ステップS14:YES)と、現金入出機構15に、現金格納庫(図示せず)から、当該取引金額に対応した紙幣または硬貨を取り出させ、それぞれ紙幣入出口17及び硬貨入出口19に導出させる(S16)。
制御部11は、ステップS16の実行後、カード読取印刷機25に取引の内容を記載した明細票を印刷させる(ステップS17)。制御部11は、ステップS17の終了後、取引カード内のIC内のアプリケーションを終了させる(ステップS18)。
制御部11は、ステップS18の実行後、カード読取印刷機25に、カード挿入排出口27から取引カード及び明細票を排出させ、現金入出機構15に、紙幣入出口17または硬貨入出口19から現金を排出させ(ステップS19)、その後ルーチンは終了する。
なお、図4Bのように、行うことが可能な取引を情報として含むカード情報テーブルTBを用いる場合、ICチップ内のアプリケーションを起動するステップの前に、取引が可能か否かを判定するステップを1つ追加してもよい。すなわち、取引処理ルーチンR1フローの一部である図5に示すフロー代わる図9のフローに示すように、制御部11は、ステップS4において磁気ストライプ及びICチップを読み取ってカード情報を保存した(ステップS4)後に、ステップS1〜S2において選択された取引が、ATM100に挿入された取引カードを用いて可能な取引であるかを判定する(ステップS4.5)こととしてもよい。
この判定は、ステップS1及びS2において選択された取引が、カード情報テーブルTB内において、ATM100に挿入された取引カードの「カードの種類」に対応する「可能な取引」欄に記載されているか否かで行ってもよい。
制御部11は、選択された取引が、ATM100に挿入された取引カードを用いて可能な取引であると判定すると(ステップS4.5:YES)、取引カード内のIC内のアプリケーションを起動する(ステップS5)。制御部11は、選択された取引が、ATM100に挿入された取引カードを用いて不可能な取引であると判定すると(ステップS4.5:NO)、当該カードが取り扱えない旨の表示である取扱不能表示をディスプレイ14Aに行わせる(ステップS9)。
[フォールバック設定変更処理ルーチン]
以下に、制御部11によって実行されるフォールバック設定変更処理ルーチンについて説明する。フォールバック設定変更処理ルーチンにおいては、カード情報テーブルTBのフォールバックの可否についての設定変更が可能である。
図10に、フォールバック設定変更処理ルーチンR2を一例として示す。制御部11の設定変更部11Bは、例えば、電源が投入されるとフォールバック設定変更処理ルーチンR2を実行する。図10に示すように、制御部11は、フォールバック設定変更処理ルーチンが開始されると、フォールバック管理モードの起動操作の入力を待機する(S1)。この操作は、例えば、銀行員等の係員用のカードのカード挿入排出口への挿入、またはタッチパッド14Bへの所定の入力等でもよい。
制御部11は、ステップS1の実行後、フォールバック管理モードの起動操作の入力が行われたか否かを判定する(ステップS2)。この判定は、例えば、上述した銀行員等の係員用のカード(係員認証カード)のカード挿入排出口への挿入があったか、またはタッチパッド14Bへの所定の入力等があったか否かでなされてもよい。
制御部11は、フォールバック管理モードの起動操作の入力が行われていないと判定する(ステップS2:NO)と、一定時間待機して再度ステップS2を実行する。制御部11は、フォールバック管理モードの起動操作があったと判定すると(ステップS2:YES)、ディスプレイ14Aに、フォールバック設定画面を表示させる(ステップS3)。この設定画面は、例えば図11に示すようなものでもよい。
図11に示す設定画面においては、各カードについて、フォールバック処理を行うか否かを、画面上の項目ボタン「有り」、「無し」で表示している。選択されている項目ボタンが、黒地に白抜き文字の表示にされており、選択されていない項目が白地に黒文字の表示になっている。すなわち、カードB、D及びEについてフォールバックを行う設定になっている。
制御部11は、ステップS3を実行後に、フォールバック設定の設定入力を待機する(ステップS4)。この設定入力は、図11に示したような設定画面において、タッチパネル14Bを介して項目ボタンを押すことで行われてもよい。制御部11は、ステップS4の実行後、設定完了操作が行われたかを判定する(ステップS5)。この判定は、例えば、図11に示したような設定画面において、タッチパネル14Bを介して図中右下にある「完了」というボタン表示が押されたか否かで行ってもよい。
制御部11は、ステップS5において設定完了操作が行われていないと判定する(ステップS5:NO)と、所定時間待機し、再度ステップS5を実行する。制御部11は、ステップS5において、設定完了操作が行われたと判定する(ステップS5:YES)と、ステップS4において入力された設定入力に基づいてカード情報テーブルTBを書き換え(ステップS6)、その後ルーチンは終了する。上記ルーチンにおいて、タッチパッド14Bは、設定変更入力部として機能している。
本実施例のATM100によれば、機器の運用開始後に各カードについてのフォールバック処理の可否または要否が変更された場合に、フォールバックを実行するか否かについて変更をATM100への設定変更操作のみで対応することが可能である。従って、フォールバック処理の可否または要否が変更された場合でも、機器の仕様を代えることなく現行の機器の設定変更で対応可能となり、新たな危機の開発及び製造といったコストを削減することが可能である。
以下に、本発明の実施例2の自動取引装置及び取引システムについて添付の図面を参照しつつ説明する。なお、実施例2において、システム200の全体の構成及びATM100の構成は、それぞれ図1及び図3を参照して説明した上述の実施例1の構成と同様である。
図12に、実施例2におけるホストHCの構成を示す。ホストHCは、制御部H11によって動作制御がなされる。
情報保持部としての記憶部H12は、制御部H11の処理に必要なデータ及び処理において発生するデータを適宜記憶するハードディスク、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置である。
設定変更情報送信部としての通信部H13は、制御部11の指示に従って外部とのデータの送受信等の通信を行うためのNIC(Network Interface Card)等である。操作表示部H14は、ディスプレイH14Aと、当該ディスプレイH14Aの表示面を覆う入力受付部としてのタッチパッドH14Bとを含む。ティスプレイH14Aは、制御部H11から供給された操作表示信号に基づき、各種の操作画面又はメッセージ等を含む画面を表示する、例えば液晶表示装置である。
タッチパッドH14Bは、使用者がディスプレイH14Aに表示された内容に対応した領域に触れると、当該表示された内容に対応した操作信号を制御部H11に供給する、例えば感圧式または静電式のタッチパッドである。
実施例2の自動取引装置及び取引システムにおいては、ATM100がホストHC等の外部機器からの情報によって、カード情報テーブル(ATM)TBを変更して、フォールバックの可否を変更することが可能である。
[フォールバック設定変更処理ルーチン(ホスト)]
以下に、ホストHCの制御部H11によって実行されるフォールバック設定変更処理ルーチン(ホスト)について説明する。図13に、フォールバック設定変更処理ルーチンR3を一例として示す。制御部H11は、例えば、電源が投入されるとフォールバック設定変更処理ルーチンR3を実行する。図13に示すように、制御部11は、フォールバック設定変更処理ルーチンが開始されると、フォールバック管理モードの起動操作の入力を待機する(S1)。この操作は、例えば、タッチパッドH14Bへの所定の入力等でもよい。
制御部11は、ステップS1の実行後、フォールバック管理モードの起動操作の入力が行われたか否かを判定する(ステップS2)。この判定は、例えば、上述した銀行員等の係員用の認証部(指紋認証装置)等においてフォールバック管理モードにおける操作を許可された係員の認証が取れたか、またはタッチパッドH14Bへの所定の入力等があったか否かでなされてもよい。
制御部H11は、フォールバック管理モードの起動操作の入力が行われていないと判定する(ステップS2:NO)と、一定時間待機して再度ステップS2を実行する。制御部H11は、フォールバック管理モードの起動操作があったと判定すると(ステップS2:YES)、ディスプレイH14Aに、フォールバック設定画面を表示させる(ステップS3)。この設定画面は、実施例1において説明したように、例えば図11に示すようなものでもよい。
上述したように、図11に示す設定画面においては、各カードについて、フォールバック処理を行うか否かを、画面上の項目ボタン「有り」、「無し」で表示している。選択されている項目ボタンが、黒地に白抜き文字の表示にされており、選択されていない項目が白地に黒文字の表示になっている。すなわち、ブランドB、D及びEについてフォールバックを行う設定になっている。
制御部H11は、ステップS3を実行後に、フォールバック設定の設定入力を待機する(ステップS4)。この設定入力は、図11に示したような設定画面において、タッチパネルH14Bを介して項目ボタンを押すことで行われてもよい。制御部11は、ステップS4の実行後、設定完了操作が行われたかを判定する(ステップS5)。この判定は、例えば、図11に示したような設定画面において、タッチパネルH14Bを介して図中右下にある「完了」というボタン表示が押されたか否かで行ってもよい。
制御部H11は、ステップS5において設定完了操作が行われていないと判定する(ステップS5:NO)と、所定時間待機し、再度ステップS5を実行する。制御部H11は、ステップS5において、設定完了操作が行われたと判定する(ステップS5:YES)と、ステップS4において入力された設定入力に基づいて、ATM100に、設定変更情報としてのカード情報テーブルTBのフォールバックの設定の変更指令を送信し(ステップS6)、その後ルーチンは終了する。
この設定の変更指令は、ホストHCに接続されている複数のATM100の全てに送信されてもよいし、選択された特定のATM100のみに送信されてもよい。上記ルーチンにおいて、タッチパッドH14Bは、設定変更入力部として機能している。
[フォールバック設定変更処理ルーチン(ATM)]
以下に、ATM100の制御部11によって実行されるフォールバック設定変更処理ルーチン(ATM)について説明する。図14に、フォールバック設定変更処理ルーチンR4を一例として示す。制御部11は、例えば、電源が投入されるとフォールバック設定変更処理ルーチンR4を実行する。図14に示すように、制御部11は、フォールバック設定変更処理ルーチンを開始すると、ホストHCからフォールバックの設定変更指令の受信を待機する(ステップS1)。
制御部11は、ステップS1の実行後、ホストHCからフォールバックの設定変更指令が受信されたか否かを判定する(ステップS2)。制御部11は、ステップS2において、設定変更指令が受信されていないと判定する(ステップS2:NO)と、所定時間待機の後、再度ステップS2を実行する。
制御部11は、ステップS2において、設定変更指令が受信されたと判定する(ステップS2:YES)と、当該設定変更指令に基づいて、カード情報テーブルTBを変更し(ステップS3)、ルーチンR4は終了する。この変更の後、ATM100の制御部11の判定部11Aは、当該変更されたカード情報テーブルTBに基づいて、フォールバックの可否等の判定を行う。
本実施例のATM100及びシステム200によれば、機器の運用開始後に各カードについてのフォールバック処理の可否または要否が変更された場合に、ATM100においてフォールバックを実行するか否かについて変更をホストHCからの遠隔操作である設定変更指令によって行うことが可能である。
従って、フォールバック処理の可否または要否が変更された場合でも、機器の仕様を代えることなく現行の機器の設定変更で対応可能となり、新たな危機の開発及び製造といったコストを削減することが可能である。また、外部機器からの遠隔操作によってATMの設定変更が可能であるので、複数のATMに一斉の設定変更が必要なとき等において、労力の削減を行うことが可能である。
以下に、本発明の実施例3の自動取引装置及び取引システムについて添付の図面を参照しつつ説明する。なお、実施例3において、システム200の全体の構成及びATM100の構成は、それぞれ図1及び図3を参照して説明した上述の実施例1の構成と同様である。
図15に、実施例3におけるホストHCの構成を示す。図15に示すように、実施例3におけるホストHCは、実施例2のホストHCの構成と同様である。実施例3においては、ホストHCの記憶部H12がカード情報テーブル(ホスト)HTBを有している。このカード情報テーブル(ホスト)HTBは、実施例1において図4A及び4Bを参照して説明したカード情報テーブルTBと同様のものである。以下の説明においては、ATM100が保有しているカード情報テーブルTBをカード情報テーブル(ATM)TBとする。
実施例3の自動取引装置及び取引システムにおいては、ホストHCが、自身が保有するカード情報テーブル(ホスト)HTBを含むファイル(カード関連情報ファイル)をATM100に送信する。ATM100はこれを受信し、自身の保有するカード情報テーブル(端末)TBを受信したカード情報テーブル(ホスト)HTBに書き換えることで、フォールバック処理の可否に関する設定変更を行う。
[フォールバック設定変更処理ルーチン(ホスト)]
以下に、ホストHCの制御部H11によって実行されるフォールバック設定変更処理ルーチン(ホスト)について説明する。図16に、フォールバック設定変更処理ルーチンR5を一例として示す。制御部H11は、例えば、電源が投入されるとフォールバック設定変更処理ルーチンR5を実行する。
図16に示すように、制御部11は、フォールバック設定変更処理ルーチンが開始されると、フォールバック管理モードの起動操作の入力を待機する(S1)。この操作は、例えば、銀行員等の係員用の認証部(指紋認証装置)等においてフォールバック管理モードにおける操作を許可された係員の認証が取れたかタッチパッドH14Bへの所定の入力等でもよい。
制御部11は、ステップS1の実行後、フォールバック管理モードの起動操作の入力が行われたか否かを判定する(ステップS2)。この判定は、例えば、上述した銀行員等の係員用の認証部(指紋認証装置)等においてフォールバック管理モードにおける操作を許可された係員の認証が取れたか、またはタッチパッドH14Bへの所定の入力等があったか否かでなされてもよい。
制御部H11は、フォールバック管理モードの起動操作の入力が行われていないと判定する(ステップS2:NO)と、一定時間待機して再度ステップS2を実行する。制御部H11は、フォールバック管理モードの起動操作があったと判定すると(ステップS2:YES)、ディスプレイH14Aに、フォールバック設定画面を表示させる。この設定画面は、実施例1において説明したように、例えば図11に示すようなものでもよい。
上述したように、図11に示す設定画面においては、各カードについて、フォールバック処理を行うか否かを、画面上の項目ボタン「有り」、「無し」で表示している。選択されている項目ボタンが、黒地に白抜き文字の表示にされており、選択されていない項目が白地に黒文字の表示になっている。すなわち、カードB、D及びEについてフォールバックを行う設定になっている。
このフォールバックの設定画面において、新たな種類のカードに関するフォールバック設定を追加してもよい。具体的には、図17に示すように、今までフォールバックについての設定がされていなかったカード(例えば、図11の画面例には無かったカードF)を追加して、例えば、図中一点鎖線内に示すように、当該カードについてフォールバックの設定を行うことができることとしてもよい。
制御部H11は、ステップS3を実行後に、フォールバック設定の設定入力を待機する(ステップS4)。この設定入力は、図11に示したような設定画面において、タッチパネルH14Bを介して項目ボタンを押すことで行われてもよい。制御部11は、ステップS4の実行後、設定完了操作が行われたかを判定する(ステップS5)。この判定は、例えば、図11に示したような設定画面において、タッチパネルH14Bを介して図中右下にある「完了」というボタン表示が押されたか否かで行ってもよい。
制御部H11は、ステップS5において設定完了操作が行われていないと判定する(ステップS5:NO)と、所定時間待機し、再度ステップS5を実行する。制御部H11は、ステップS5において、設定完了操作が行われたと判定する(ステップS5:YES)と、ステップS4において入力された設定入力に基づいて、カード情報テーブル(ホスト)HTBのフォールバックの設定を変更する(ステップS6)。この際、ステップS4において、新たなカードに関する設定が追加された場合は、当該新たなカードに関する設定が追加された形のカード情報テーブル(ホスト)HTBが生成される。
制御部H11は、ステップS6の実行後、カード情報テーブル(ホスト)HTBを含む設定ファイル(カード関連情報ファイル)をATM100に送信し(ステップS7)、その後ルーチンは終了する。この設定ファイルは、ホストHCに接続されている複数のATM100の全てに送信されてもよいし、選択された特定のATM100のみに送信されてもよい。
[フォールバック設定変更処理ルーチン(ATM)]
以下に、ATM100の制御部11によって実行されるフォールバック設定変更処理ルーチン(ATM)について説明する。図18に、フォールバック設定変更処理ルーチンR6を一例として示す。制御部11は、例えば、電源が投入されるとフォールバック設定変更処理ルーチンR6を実行する。図18に示すように、制御部11は、フォールバック設定変更処理ルーチンを開始すると、ホストHCからカード情報テーブル(ホスト)HTBを含む設定ファイルの受信を待機する(ステップS1)。
制御部11は、ステップS1の実行後、ホストHCから設定ファイルが受信されたか否かを判定する(ステップS2)。制御部11は、ステップS2において、設定ファイルが受信されていないと判定する(ステップS2:NO)と、所定時間待機の後、再度ステップS2を実行する。
制御部11は、ステップS2において、設定ファイルが受信されたと判定する(ステップS2:YES)と、カード情報テーブル(ホスト)TBの内容を当該設定ファイル内のカード情報テーブル(ホスト)HTBの内容で書き換えて(ステップS3)、ルーチンR6は終了する。この書き換えの後、ATM100の制御部11の判定部11Aは、当該書き換えられたカード情報テーブルTBに基づいて、フォールバックの可否等の判定を行う。
本実施例のATM100及びシステム200によれば、機器の運用開始後に各カードについてのフォールバック処理の可否または要否が変更された場合に、ATM100においてフォールバックを実行するか否かについて変更をホストHCからの遠隔操作である設定変更指令によって行うことが可能である。
従って、フォールバック処理の可否または要否が変更された場合でも、機器の仕様を代えることなく現行の機器の設定変更で対応可能となり、新たな危機の開発及び製造といったコストを削減することが可能である。また、外部機器からの遠隔操作によってATMの設定変更が可能であるので、複数のATMに一斉の設定変更が必要なとき等において、労力の削減を行うことが可能である。
また、本実施例では、カード情報テーブル(ATM)HTをカード情報テーブル(ホスト)HTBで書き換えるので、新たなカードに関する設定の追加を容易に行うことが可能である。
[変形例等]
上記実施例においては、カード情報テーブルTBを変更することよって、ATM100に挿入された取引カードにおいて、フォールバック処理の可否を変更することについて説明した。しかし、カード情報テーブルTBを変更して、他の処理の可否を変更することとしてもよい。
例えば、カード情報テーブルTBに、カードの種類による取り扱い可否の情報を追加し、その設定が変更できることとしてもよい。その場合、例えば、図19に示すような設定画面をディスプレイ14A(ホストでの設定の場合はディスプレイH14A)用いて設定の変更を行えることとしてもよい。
他の処理の可否を変更する場合、すなわちカード情報テーブルTBのフォールバックの可否以外の設定を変更する場合、ルーチンR2(図10)、R3(図13)、R4(図14)、R5(図16)中の「フォールバック設定」の語を、例えば「カード使用可否設定」、「取引可否設定」等他の設定に読み替えて理解する。
また、図4Bに示したテーブル内のカードの各々についての可能な取引についての設定の変更を行えることとしてもよい。
また、上記実施例においては、ディスプレイ14Aとタッチパッド14Bからなる操作表示部14を用いることとしたが、操作表示部14の構成はこれに限定されない。例えば、ディスプレイと、キーボード、音声入力手段等の入力手段によって操作表示部14が構成されていてもよい。
また、上記実施例3においては、ホストHCにおける設定操作(図16のステップS1−S5)によって、変更されたカード情報テーブル(ホスト)HTBをATM100に送信することとした。しかし、ホストHCにATM100のカード情報テーブル(ATM)TB書き換え用のファイルを外部から読み込ませ、これをATM100に送信することとしてもよい。
また、上記実施例ではATMを例に説明したが、上記構成及びルーチンはCD等のICチップを有する取引カードを扱う他の装置においても適用可能である。また、取引カードはデビットカード等、ICチップを有する他のカードであってもよい。
上述した実施例における種々の構成、ルーチンは例示に過ぎず、用途等に応じて適宜選択及び変更可能である。
100 ATM
200 システム
11、H11 制御部
11A 判定部
12、H12 記憶部
13、H13 通信部
14、H14 操作表示部
14A、H14A ディスプレイ
14B、H14B タッチパッド
25 カード読取印刷機
27 カード挿入排出口
TB、TBH カード情報テーブル
31 MS読取部
33 IC読取部
C1 磁気ストライプ
C2 ICチップ
HC ホスト

Claims (11)

  1. 情報を担持するカードを受け付けて取引を行う自動取引装置であって、
    当該受け付けた受付カードから前記情報を読み取る読取部と、
    1以上の使用可能なカードに関する情報であるカード関連情報を保持する情報保持部と、
    前記カード関連情報に基づいて、前記受付カードによる取引の可否に関する判定を行う判定部と、
    前記カード関連情報の内容の変更を行う設定変更部と、
    を有することを特徴とする自動取引装置。
  2. ユーザからの前記カード関連情報の変更に関する入力を受け付ける設定変更入力部を含み、前記設定変更部は、前記入力に基づいて前記情報保持部に保持された前記カード関連情報を変更することを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 前記設定変更部は、外部から受信された前記カード関連情報の変更指令に基づいて前記前記情報保持部に保持された前記カード関連情報を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の自動取引装置。
  4. 前記情報保持部は、前記カード関連情報としての1のカード情報テーブルを保持し、前記設定変更部は、前記1のカード情報テーブルを外部から受信された他のカード情報テーブルで書き換えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の自動取引装置。
  5. 前記カード関連情報は前記1以上の使用可能なカードの各々についてフォールバック処理を実行するか否かの情報を含み、前記設定変更部は、前記フォールバック処理を実行するか否かの情報を変更し、前記判定部は前記受付カードについてフォールバックを実行するか否かの判定を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の自動取引装置。
  6. 前記カード関連情報は、前記1以上の使用可能なカードの各々を用いて行うことが可能な取引に関する情報である取引可否情報を含み、前記設定変更部は、前記取引可否情報を変更し、前記判定部は前記取引可否情報に基づいて、前記受付カードを用いて行うことが可能な取引を判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の自動取引装置。
  7. 情報を担持するカードを受け付けて取引を行う自動取引装置と、前記自動取引装置と通信可能に接続されているホストと、を含む取引システムであって、
    前記自動取引装置は、
    当該受け付けた受付カードから前記情報を読み取る読取部と、
    1以上の使用可能なカードに関する情報であるカード関連情報を保持する情報保持部と、
    前記カード関連情報に基づいて、前記受付カードによる取引の可否に関する判定を行う判定部と、
    前記カード関連情報の内容の変更を行う設定変更部と、
    を有し、
    前記ホストは、前記カード関連情報の変更に関する情報である設定変更情報を前記設定変更部に送信する設定変更情報送信部を有し、
    前記設定変更部は、前記設定変更情報に基づいて前記カード関連情報を変更することを特徴とする取引システム。
  8. 前記ホストは、ユーザからの前記カード関連情報の変更に関する入力である変更入力を受け付ける設定変更入力部を含み、前記設定変更情報は前記変更入力の内容を含み、前記設定変更部は、前記変更入力の内容に基づいて前記カード関連情報を変更することを特徴とする請求項7に記載の取引システム。
  9. 前記情報保持部は、前記カード関連情報としての1のカード情報テーブルを有し、前記設定変更情報は、他のカード情報テーブルを含み、設定変更部は、前記1のカード情報テーブルを前記他のカード情報テーブルで書き換えることで前記カード関連情報を変更することを特徴とする請求項7または8に記載の取引システム。
  10. 前記カード関連情報は前記1以上の使用可能なカードの各々についてフォールバック処理を実行するか否かの情報を含み、前記設定変更部は、前記フォールバック処理を実行するか否かの情報を変更し、前記判定部は前記受付カードについてフォールバックを実行するか否かの判定を行うことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1つに記載の取引システム。
  11. 前記カード関連情報は、前記1以上の使用可能なカードの各々を用いて行うことが可能な取引に関する情報である取引可否情報を含み、前記設定変更部は、前記取引可否情報を変更し、前記判定部は前記取引可否情報に基づいて、前記受付カードを用いて行うことが可能な取引を判定することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1つに記載の取引システム。
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