JP2017133321A - 扉錠 - Google Patents

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翔太 水野
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Abstract

【課題】気密性を有した扉錠を提供する。【解決手段】ハンドル1,7の回動操作でラッチ80を後退させる扉錠であって、内座2には軸部材3を回動自在に枢支すると共に、内座2と軸部材3との間に第一シール材4を嵌装し、軸部材3と内ハンドル1との間に第二シール材5を嵌装し、内ハンドル1と軸部材3とを連結部材12によって連結固定した時に、上記シール材4,5はハンドルの軸方向に圧着保持されることで気密性を有した構造とされる。【選択図】図2

Description

本発明は扉錠に関するもので、特に風水害により建物が水没した際に、水没した扉の扉錠の部分から水が建物内に浸水するのを防止するようにした扉錠に関するものである。
本出願人は先に特開2014−129702号公報(以下特許文献1という)に示されるような、気密性を有する扉錠を提案した。
特開2014−129702号公報
ところで、上記特許文献1に示される従来の扉錠では、ハンドル部分の気密性(水密性)を保持させる為の構造に問題があった。
即ち、上記従来の扉錠のハンドル部分は[図4]に示されるようにハンドル軸Hと座Rとの間であって、ハンドル軸Hの外周方向にOリング等のシール材Sを設けていた。そのため、シール材Sはハンドル軸Hと座Rとにそれらの外周方向に圧接された状態でハンドルが回動操作されるので、シール材Sの摩耗が激しく、耐久性の点に於いて問題があった。
なお、図4において、S1は扉Dと座Rとの間に設けたシール材である。
本発明が解決しようとする課題は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、建物が水没した場合でも建物内への浸水を防止することができる扉錠であって、耐久性にも優れ、実用に好適な扉錠を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の扉錠は、錠ケースに進退可能に設けられ、戸先側へ突出するように付勢されるラッチと、このラッチを後退させるハンドルと、このハンドルを回動可能に保持する座とを備え、この座の一方の内座には軸部材を回動可能に保持させると共に、この軸部材に前記ハンドルの一方の外ハンドルの操作軸を挿通し、この操作軸の先端部に内ハンドルを取り付け、前記軸部材と内ハンドルとは前記内座を挟持した状態で連結部材により連結固定すると共に、前記内座と軸部材との間に第一シール材を設け、また、軸部材と内ハンドルとの間に第二シール材を設け、それぞれのシール材はハンドルの軸方向と一致する方向に圧着保持されるようにしたことを特徴とする扉錠である。
本発明によれば、ハンドル部の気密性(水密性)が優れ、しかも長期間使用しても気密性が損なわれることもなく、また、ハンドルにがた付きも生じない耐久性に優れた扉錠を提供できる。
本発明の扉錠の使用状態を戸先側から見た正面図である。 図1の縦断面図である。 図2の要部拡大図である。 従来のこの種扉錠のハンドル部の断面図である。
以下、本発明の扉錠の実施例について図1〜図3に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明の扉錠の実施例を示す図であり、使用状態を戸先側から見た正面図である。図2は図1の縦断面図である。図3は図2の要部拡大図である。
本実施例の扉錠Lは、玄関等の各種出入口の扉に適用可能であるが、水害により建物が水没した場合でも、水の進入(浸水)を防ぐ気密性を必要とする部所の扉に好適に用いられ、その他、実験室やクリーンルーム等の扉にも好適に用いられる。以下においては、扉や枠を含む開口部全体が気密性を有したものであって、その扉に扉錠Lが取り付けられた場合について説明する。
本実施例の扉錠Lが使用される扉Dは、開き戸形式とされ、例えば室外側へ開く外開きとされる。扉Dは、図示しないが、矩形状の枠の一側端部に丁番(図示せず)を介して回動可能に取り付けられる。
本実施例の扉錠Lは、前記特許文献1の従来の扉錠と同様に、その錠ケース8に本締まり用のデッドボルト81を備え、このデッドボルト81を操作するためのサムターンTやシリンダーCが扉Dに取り付けられる。なお、シリンダーCが取り付けられる側(図1,図2の左側)が室外側で、右側が室内側である。
さらに、錠ケース8には戸先側に付勢されるラッチ80が進退可能に設けられ、このラッチ80を後退作動させる内ハンドル1と外ハンドル7とを備える。
なお、上記デッドボルト81やラッチ80の作動機構は、前記特許文献1にも示されている通りの従来公知の構成のものであるので、その説明は省略する。
外ハンドル7には操作軸70が一体に設けられており、操作軸70は室外側から錠ケース8内に設けられたラッチ80作動用のハブ(図示せず)を挿通し、その先端部71は室内側に突出する。
9は外座であり、外ハンドル7を回動可能に枢支している。この外座9にはネジ91,91により取付柱90,90が固定されている。また、取付柱90,90の先端部にはネジ穴92,92が形成されている。
2は内座であり、取付穴21,21からネジ20,20を挿通し、前記取付柱90,90のネジ穴92,92にネジ込んで、外座9と内座2とを扉Dに取り付け固定する。
内座2には、その底側(扉側)から軸部材3が装着され回動自在に保持されている。
この軸部材3の先端部31は内座2から室内側に突出しており、この先端部31に内ハンドル1の先端部10を嵌め込み、ロールピン等の連結部材12,12を圧入して、内ハンドル1と軸部材3とを一体的に連結固定する。
内ハンドル1に設けた、軸部材3を嵌め込むための穴13の終端部15と軸部材3の先端部31との間には、Oリング等の第二シール材5が嵌装されており、内ハンドル1と軸部材3とを連結部材12,12で連結固定したとき、第二シール材5は、軸部材3の先端部31と内ハンドル1の穴13の終端部15とによってハンドルの軸方向に圧着される。それにより、軸部材3と内ハンドル1との間の気密性が確保される。
なお、上記第二シール材5が圧着されるのは、内ハンドル1に設けた連結部材12圧入用の穴の位置と、軸部材3に設けた連結部材12圧入用の穴との位置をハンドルの軸方向に少しずらして形成しておき、連結部材12を圧入した時に両方の穴の位置が一致する方向に、即ち、内ハンドル1が軸部材3の方向に少し移動することにより、第二シール材5がハンドルの軸方向に圧着されるのである。
また、内座2に設けた軸部材3を嵌装する穴の開放終端部には溝22が形成してあり、この溝22にもOリング等の第一シール材4が嵌装してあり、連結部材12,12を圧入して内ハンドル1と軸部材3とを連結固定した時に、上記と同様に第一シール材4は、軸部材3の鍔部33と上記内座2に設けた溝22の底部とに、前記の第二シール材5と同様に、ハンドルの軸方向に圧着されて保持される。それにより、軸部材3と内座2との間の気密性が確保される。
さらに、内座2の扉Dと当接する底部にもその外周方向に溝23が形成され、この溝23にOリング等の第三シール材6が嵌装されており、内座2をネジ20,20で取り付けた時に、第三シール材6は扉Dと内座2の溝23の底部とに圧着保持されるので、扉Dと内座2との間の気密性が確保される。
なお、この構成は前記特許文献1の扉錠の構成と同様である。
本実施例では、内ハンドル1に一体的に連結固定した軸部材3と内座2との間に第一シール材4が圧着して保持され、また内ハンドル1と軸部材3との間には第二シール材5が圧着して保持されるので、内座2と軸部材3との間から、および軸部材3と内ハンドル1との間からの水の進入(浸水)を防ぐことができる。
なお、扉Dと内座2との間からの水の進入は、前記の通り従来と同様に第三シール材6によって防ぐ事ができる。
また、本実施例では、内ハンドル1の軸部材3と内座2との間に嵌装した第一シール材4および軸部材3と内ハンドル1との間に嵌装した第二シール材5は、それぞれハンドルの軸方向に圧着されて保持され、特に、室内側に最も近い部分に位置する第二シール材5は、内ハンドル1と軸部材3と一体的に回動するので、第二シール材5の摩耗は殆ど生じない。従って、長期の使用によっても気密性が失われない。
なお、第一シール材4は、軸部材3と内座2との間に圧着保持されるので、固定された内座2に対して軸部材3は回動するので、この第一シール材4には長期の使用によって摩耗は多少は生じる。
しかしながら、例え、内座2と軸部材3との間の第一シール材4が摩耗が生じて、水が軸部材3と内ハンドル1との間から進入してきても、第二シール材5によって内ハンドル1部から室内側への水の進入は確実に防ぐことができる。
なお、前記の外ハンドル7の操作軸70の先端部71には、内ハンドル1が嵌め込まれて、ハンドル固定ネジ11が内ハンドル1のネジ穴14からねじ込まれ、ネジ11の先端が操作軸70を押圧することにより、内ハンドル1は操作軸70に一体固定され、内ハンドル1は外ハンドル7と連結固定される。
前記ネジ11には、ネジロックと称される塗料が塗布されており、ネジ11の弛み止め効果と共に、内ハンドル1のネジ穴14からの水の浸水を防ぐ気密性をも確保できる。
この上記構成は、従来公知の構成である。
上記の通り、本実施例における扉錠Lは気密性を有しているので、水害の際に建物が水没しても、扉錠の部分からの浸水を確実に防ぐ事が出来る。また、実験室等の扉に用いた場合、実験室内で有毒ガス等が発生しても、室内側から室外側へ洩れ出ることが防げるので安全である。
さらに、浴室の扉に使用することにより、水分(湿気)の浴室外(建物内)への進入を防ぐことができる。
その他、本実施例の扉錠LのシリンダーCやサムターンT等の構成は、特許文献1に示される従来のものと同じ構成であり、従来例と同様に気密性を有するものである。
また、その具体的な構成および作用は従来と同様であるので、その説明は省略する。
本実施例において、シール材としてOリングを設けたが、他のシール材であってもよいことは言うまでもない。
また、本実施例では、内ハンドル1と軸部材3の連結部材12としてロールピンを用いたが、ロールピン以外のピン等でもよくネジでもよい。
また、本実施例ではハンドルとしてレバーハンドルを用いたが、ノブ等の他のハンドルを用いてもよい。
さらに、本実施例では外開き扉に扉錠を適用したが、内開き扉に適用してもよいことは言うまでもない。
さらに、本実施例では内座2に軸部材3を設け、内座2と軸部材3との間および軸部材3と内ハンドル1との間にシール材を設けるようにしたが、逆に外座9に軸部材を設け、外座と軸部材との間および軸部材と外ハンドルとの間にシール材を設けるようにして、外部と室内側の扉との間に気密性を確保するようにしてもよい。
また、両側の座とハンドルとに気密性を確保するようにしてもよいことは言うまでもない。
1 内ハンドル
2 内座
3 軸部材
4 第一シール材
5 第二シール材
6 第三シール材
7 外ハンドル
8 錠ケース
9 外座
12 連結部材
20 ネジ
70 操作軸
71 先端部
80 ラッチ
81 デッドボルト
90 取付柱
C シリンダー
D 扉
T サムターン
L 扉錠

Claims (1)

  1. 錠ケースに進退可能に設けられ、戸先側に付勢されるラッチと、このラッチを後退させるハンドルと、ハンドルを回動可能に保持する座とを備え、この座の一方の内座には軸部材を回動可能に保持させると共に、この軸部材に前記ハンドルの一方の外ハンドルの操作軸を挿通し、この操作軸の先端部に内ハンドルを取り付け、前記軸部材と内ハンドルとは前記内座を挟持した状態で連結部材により連結固定すると共に、前記内座と軸部材との間に第一シール材を設け、軸部材と内ハンドルとの間に第二シール材を設け、それぞれのシール材はハンドルの軸方向と一致する方向に圧着保持されるようにしたことを特徴とする扉錠。
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