JP2017132626A - たれ付き食品の整列機およびたれ付き食品の整列方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、互いに接着した複数のたれ付き食品を個々に分離した状態で容易に整列させることができ、製造効率の向上を図ることのできる、たれ付き食品の整列機および整列方法を提供する。【解決手段】本発明のたれ付き食品の整列機は、複数のたれ付き食品を整列した状態で整列容器に収容する整列機であって、整列容器に対してたれ付き食品を案内する案内部と、たれ付き食品を案内部に供給する搬送部と、を備え、案内部は、整列容器の上方に位置し、整列容器に収容されるたれ付き食品を通過させる開口部と、搬送部から供給されるたれ付き食品を開口部に向かって滑落させる斜面部と、を有し、搬送部は、たれ付き食品の案内部への供給速度を制御する速度制御部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、たれ付き食品の整列機およびたれ付き食品の整列方法に関するものである。
従来から、たれの付いた串刺し食品は多く見られる。例えば、餡、たれ等の付いた団子、たれの付いたつくねあるいはミートボール、焼き鳥、串刺しにしたゆで卵に衣をつけて揚げた串刺し卵などがある。
これら串刺し食品の多くは、製造ラインにおいて、混練した生地や食品に串刺しを行った後に、焼く、たれ付け等を行うことで製造されていた。例えば、特許文献1には、複数の団子が串刺しにされた串団子を、たれ付け及び容器詰めを行うために搬送途中で整列させる装置が開示されている。また、特許文献2には、複数の団子生地に串を刺し通し、回転させることによって球状の団子としたものを整列させて搬送する装置が開示されている。また、特許文献3には、団子生地に串を刺した後、串刺しにされた状態の生地を複数に分割し、団子に丸みをつけて後に整列させて搬送する装置が開示されている。
実開平03−53664号公報 特許第4184112号公報 特許第5629597号公報
たれ付きの加工食品(つくね、ミートボール、焼き鳥等)において、香ばしさや食感をより良くするために、生地を加熱した後にたれを付け、その後、さらに加熱した状態で串刺し又は容器詰めを行う需要がある。しかし、加熱前にたれを付けてしまうと、たれの粘着性によってたれ付き食品同士が接着し、串刺し又は容器詰めのための整列を行うことが困難になるという問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、互いに接着した複数のたれ付き食品を個々に分離した状態で容易に整列させることができ、製造効率の向上を図ることのできる、たれ付き食品の整列機および整列方法を提供することを目的の一つとしている。
本発明の一態様における整列機は、複数のたれ付き食品を整列した状態で整列容器に収容する整列機であって、前記整列容器に対して前記たれ付き食品を案内する案内部と、前記たれ付き食品を前記案内部に供給する搬送部と、を備え、前記案内部は、前記整列容器の上方に位置し、整列容器に収容される前記たれ付き食品を通過させる開口部と、前記搬送部から供給される前記たれ付き食品を前記開口部に向かって滑落させる斜面部と、を有し、前記搬送部は、前記たれ付き食品の前記案内部への供給速度を制御する速度制御部を有する。
本発明の一態様における整列機は、複数のたれ付き食品を整列した状態で整列容器に収容する整列機であって、前記複数のたれ付き食品を搬送する搬送部と、前記搬送部の搬送方向後端側に位置する案内部と、を備え、前記案内部は、互いに接着した状態で搬送されてきた前記複数のたれ付き食品を受けるホッパーと、前記ホッパーの内部に設置されているとともに複数の前記たれ付き食品を個々に分離する分離部と、を有する。
本発明の一態様における整列機において、前記分離部は、前記複数のたれ付き食品に対して振動を付与する振動機能を備える構成としてもよい。
本発明の一態様における整列機において、前記分離部は、前記複数のたれ付き食品を撹拌する撹拌機能を備える構成としてもよい。
本発明の一態様における整列機において、前記分離部は、回転軸と前記回転軸の軸回りに設けられた回転羽根とを有している構成としてもよい。
本発明の一態様における整列機において、前記分離部は、回転軸と前記回転軸の軸回りに設けられた複数の凸部とを有している構成としてもよい。
本発明の一態様における整列機において、前記整列容器は、前記たれ付き食品を収容する収容凹部の開口側に、前記案内部から供給された前記たれ付き食品をすくい取るすくい取り面を有している構成としてもよい。
本発明の一態様における整列機において、前記すくい取り面が、前記整列容器の搬送方向前方から後方にかけて高くなるよう傾斜している構成としてもよい。
前記たれ付き食品が冷凍された球状の食品である構成としてもよい。
本発明の一態様におけるたれ付き食品の整列方法は、複数のたれ付き食品を整列した状態で整列容器に収容する整列方法であって、前記整列容器に対して前記たれ付き食品を案内する案内工程と、供給速度を制御しながら前記たれ付き食品を搬送する搬送工程と、を備え、前記案内工程では、前記整列容器の上方に位置するとともに前記整列容器に収容される前記たれ付き食品を通過させる開口部に向かって、搬送されてきた前記たれ付き食品を落下させ、前記搬送工程では、前記たれ付き食品の前記案内部への供給速度を制御する。
本発明の一態様におけるたれ付き食品の整列方法において、前記搬送工程では、前記複数のたれ付き食品を通常の搬送温度よりも低温にして搬送する構成としてもよい。
本発明の一態様におけるたれ付き食品の整列方法は、複数のたれ付き食品を整列した状態で整列容器に収容する整列方法であって、前記複数のたれ付き食品を搬送する搬送工程と、前記搬送部の搬送方向後端側に位置する案内工程と、を備え、前記案内工程は、互いに接着した状態で搬送されてきた前記複数のたれ付き食品を個々に分離する分離工程と、を含む。
本発明の一態様におけるたれ付き食品の整列方法において、前記分離工程では、前記複数のたれ付き食品に振動を付与する方法としてもよい。
本発明の一態様におけるたれ付き食品の整列方法において、前記分離工程では、前記複数のたれ付き食品を撹拌する方法としてもよい。
本発明によれば、互いに接着した複数のたれ付き食品を個々に分離した状態で容易に整列させることができ、製造効率の向上を図ることのできる、たれ付き食品の整列機およびたれ付き食品の整列方法を提供することができる。
第1実施形態における整列機(低速搬送)の概略構成を示す模式図。 第2実施形態における整列機(振動機能)の概略構成を示す模式図。 第3実施形態における整列機(撹拌機能)の概略構成を示す模式図。 第4実施形態における整列機(すくい取り)の概略構成を示す模式図。 実施例1(低速搬送)におけるたれ付き食品の供給状態を示す図。 比較例1(高速搬送)におけるたれ付き食品の供給状態を示す図。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
近年、各家庭において弁当用惣菜として普及している冷凍食品は、長期間保存が可能であり、電子レンジ等で加熱することにより、手軽に喫食することができる。以下の説明では、冷凍食品のうち、たれ付きの串刺し畜肉食品を製造する「整列機」について述べる。
以下に述べる本発明に係る各実施形態の整列機は、たれ付き食品を整列させるための装置であり、ここでは、たれの付いた球状の畜肉食品(つくね、ミートボール、焼き鳥等)を扱う。このようなたれ付き食品は、所定の大きさに丸めた畜肉生地を揚げて、表面を焼いた直後にたれを付け、さらに再加熱した後に冷却した状態のものである。再加熱工程は焼き工程であってもよいし、蒸気等による蒸し工程であってもよい。たれは畜肉食品の表面に付着させるため、一定の粘度が必要である。また、この表面に粘着性を有するたれを付着させた状態で加熱することによって、香ばしさや一定のコクを持たせることができる。一方で、たれ付き食品15同士は、たれの粘着性によって互いに接着して塊になりやすい。そのため、串刺しや容器詰めを行う前に分離して整列させる必要がある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態における整列機の概略構成を示す模式図である。
図1に示すように、本実施形態の整列機10は、第1搬送部(搬送部)11、案内部12、第2搬送部13及び串刺し部14を主として構成される。整列機10は、複数のたれの付き食品15を整列させて串刺し用の整列容器16に収容し、整列容器16に収容されたたれ付き食品15に対して串刺しを行う。
第1搬送部11は、複数のたれ付き食品15を案内部12へ供給する第1コンベア17と、第1コンベア17の速度を制御する第1速度制御部(速度制御部)18と、を有する。
第1コンベア17は、所定の温度まで冷却された複数のたれ付き食品15を搬送する。第1速度制御部18は、第1コンベア17の回転速度を制御し、たれ付き食品15を案内部12へ供給する搬送速度(供給速度)を調整する。
本実施形態では、第1コンベア17によって搬送されている間にたれ付き食品15が冷却されるように、第1コンベア17の搬送経路を長めに設定してあるが、この構成に限らず、冷却機を利用して急速に冷却するようにしてもよい。
本実施形態では、第1コンベア17によるたれ付き食品15の搬送速度を制御する、第1速度制御部18を備える構成とした。具体的に、第1速度制御部18によって第1コンベア17の速度を制御し、たれ付き食品15が1個ずつ案内部12に供給されるように設定する。
この際、たれ付き食品15の冷却具合に応じて、第1コンベア17の速度を制御してもよい。例えば、第1コンベア17を低速にすることで搬送時間が長くなり、冷却時間を確保できる。また、低速で搬送することによってたれ付き食品15同士がなるべく接触しないように搬送することも可能である。
一方で、第1コンベア17によって搬送される際の振動等によって、互いに接着していたたれ付き食品15同士の分離が促進されることもある。そのため、例えばたれ付き食品15同士の接着具合に応じて、第1速度制御部18により第1コンベア17の速度を速める制御を行ってもよい。あるいは、第1コンベア17上のたれ付き食品15に対して振動を付与する振動機構を別途設けてもよい。
案内部12は、第1コンベア17の搬送方向後端側に位置し、整列容器16に対してたれ付き食品15を案内する。案内部12は、搬送されてきた複数のたれ付き食品15を受けるホッパー19を有する。
ホッパー19は、整列容器16を搬送する第2コンベア24の上方に位置し、たれ付き食品15を通過させる開口部19Aと、を有する。ホッパー19の構造は特に限定されるものではないが、第1コンベア17から供給されるたれ付き食品15が開口部19Aに向かって落ちる構造にする必要があることから、傾斜した側面を有していることが望ましい。
第1速度制御部18によって第1コンベア17の搬送速度を制御しても、互いに接着しているたれ付き食品15がいくつか存在する。本実施形態では、第1コンベア17の後端からホッパー19内に落下したたれ付き食品15のうち、互いに接着して塊になってしまった複数のたれ付き食品15は、ホッパー19内へ落下した時の振動によって自然解砕し、個々に分離される。
また、このときホッパー19内にたれ付き食品15が滞留した場合には、たれ付き食品15同士の付着が発生し、ホッパー19から、その下の整列容器16への受け渡しができない。そのため、たれ付き食品15の落下速度を調整し、ホッパー19内にたれ付き食品15を滞留させないようにする必要がある。たれ付き食品15の落下速度は、例えば、第1コンベア17の速度、たれ付き食品15を落下させる高さ(第1コンベア17の設置位置)等によって調整することが可能である。
開口部19Aからは、1つの整列容器16に収容する個数分のたれ付き食品15が通過する。本実施形態の開口部19Aは、串刺しにする複数のたれ付き食品15を通過させる大きさを有している。串刺しにするたれ付き食品15の個数は特に限定されないが、通常、2〜5個程度の個数を串に刺すことができる。
第2搬送部13は、整列容器16を搬送する第2コンベア24と、第2コンベア24の速度を制御する第2速度制御部25と、を有する。
第2コンベア24は、複数の整列容器16を搬送する。整列容器16には、ホッパー19の開口部19Aから供給された、たれ付き食品15を個別に収容する収容凹部16aが形成されている。本実施形態の整列容器16は、複数の収容凹部16aを有し、たれ付き食品15を所定数ずつ収容することができる。第2コンベア24によって搬送される整列容器16は、ホッパー19の開口部19Aと対向する位置においてたれ付き食品15を受け取る。この際、第1コンベア17と第2コンベア24との間の速度を制御し、案内部12から下方の整列容器16に向けて確実に、1つの整列容器16内へ収容させる所定数のたれ付き食品15が落下して、整列容器16内に整列されるように調整する。
串刺し部14は、第2コンベア24の搬送経路上に配置されている。串刺し部14では、第2コンベア24によって串刺し位置に搬送された、整列容器16内のたれ付き食品15に対して串刺しを行う。整列容器16内には、串刺しにする複数のたれ付き食品15が串刺し方向に並んでいる。串刺し部14は、これら複数のたれ付き食品15に対して1本の串を差し込んで串刺しにする。整列容器16によって複数のたれ付き食品15が同一線上に並んでいるため、個々のたれ付き食品15に対する串刺し位置は略揃うことになる。
なお、本実施形態では、複数のたれ付き食品15を串刺しにしているが、串刺しにするたれ付き食品15の数、整列容器16内に収容されるたれ付き食品15の数は、適宜設定される。
串刺しにされた複数のたれ付き食品15は、整列容器16から出荷用のトレーに移し替えられる。あるいは、初めから、串刺し用の整列容器16ではなく出荷用のトレーを用いて製造を行うようにしてもよい。例えば、整列容器16の下部にシャッターを付けて、出荷用のトレー上でシャッターを開くことにより、たれ付き食品15を出荷用のトレーに移すことができる。あるいは別様式の転送機を設置することによっても、たれ付き食品15を出荷用のトレーに移すことができる。
(たれ付きの串刺し食品の整列方法)
次に、第1実施形態の整列機10を用いた、たれ付きの串刺し食品の整列方法について述べる。
先ず、第1速度制御部18によって第1コンベア17によるたれ付き食品15の供給速度を制御しながら、たれ付き食品15を案内部12に向けて搬送する(搬送工程)。
次に、第1コンベア17上から案内部12のホッパー19内に複数のたれ付き食品15を投下させる。
投下されたたれ付き食品15のうち、互いに接着したたれ付き食品15同士は、投下時の振動によって個々に分離される(分離工程)。このとき、たれ付き食品15の表面温度が高いとホッパー19内で再接着してしまうため、所定の表面温度のたれ付き食品15がホッパー19内に入るように、第1コンベア17の搬送速度を制御する。分離されたたれ付き食品15は、ホッパー19の斜面部19Bを滑落して開口部19Aへと移動し、開口部19Aを通過して下方の整列容器16へ落下する(案内工程)。
次に、ホッパー19から第2コンベア24上の整列容器16に向けて落下したたれ付き食品15は、複数の収容凹部16a内にそれぞれ収容される。
次に、複数のたれ付き食品15を保持した整列容器16を第2コンベア24によって搬送し、串刺し部14の串刺し位置へと移動させる。串刺し位置において、整列容器16内に収容された、串刺しにする複数のたれ付き食品15に対して1本の串を刺し込む。このようにして、たれ付きの串刺し食品を製造する。
本実施形態によれば、所定温度で冷却した複数のたれ付き食品15を第1コンベア17によって搬送した後、ホッパー19内に、たれ付き食品15を滞留させない状況で、上から1個ずつたれ付き食品15を投下させることで、たれ付き食品15同士を接触させないようにすることができる。仮に、複数のたれ付き食品15が接着した状態で搬送されてきたとしても、第1コンベア17上におけるそれぞれの位置ずれによって、ホッパー19内への落下のタイミングが異なり、個々に切り離される。
また、ホッパー19内で少ない個数のたれ付き食品15のみが接触するように搬送速度を制御し、ホッパー19内でたれ付き食品15同士が塊にならないようにしてもよい。これによっても、塊になる前の状態で、個々のたれ付き食品15をそれぞれ自然に整列容器16内へ自動的に整列させて、収容することができる。
このように、本実施形態の整列機10では、串刺しのための整列を容易に行うことができる。塊になってしまった複数のたれ付き食品15を手作業で分離する場合に比べると、製造効率が向上するとともに人的コストを削減することができる。
また、本実施形態では、第2コンベア24が3つのコンベア部13A,13B,13Cによって構成されているがこれに限られず、1つのコンベア部13Aの搬送経路上に串刺し部14が配置されていてもよい。また、整列容器16がたれ付き食品15を受け取る位置および串刺しを行う位置が搬送経路上で略同じ高さでも構わない。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態における整列機について説明する。
以下に示す本実施形態の整列機の基本構成は、上記第1実施形態と略同様であるが、案内部が振動機能を有する点において異なる。よって、以下の説明では、案内部の構成について詳しく説明し、共通な箇所の説明は省略する。また、説明に用いる各図面において、図1と共通の構成要素には同一の符号を付すものとする。
図2は、第2実施形態における整列機の概略構成を示す模式図である。
図2に示すように、本実施形態の整列機20は、第1搬送部11、案内部(振動機能)22、第2搬送部13及び串刺し部14(図2では不図示)を主として構成される。
案内部22は、上述したホッパー19と、ホッパー19内に設置された分離部23と、を備えている。
分離部23は、複数のたれ付き食品15に対して振動を付与する振動機能を備え、振動によって、互いに接着した複数のたれ付き食品15を個々に分離するものである(分離工程)。本実施形態では、振動を付与する分離部23としてバイブレーター23Aを用いており、ホッパー19の少なくとも1つの斜面部19Bの外面側に設置してある。たとえ1つであっても分離効果は得られるが、複数の斜面部19Bの全てにバイブレーター23Aをそれぞれ設置することが望ましい。
本実施形態によれば、バイブレーター23Aによってホッパー19を振動させることによって、内部に投下された複数のたれ付き食品15に振動を与えることができる。これにより、投下高さによる振動エネルギーに加えてさらに大きな振動を機械的に付与することができ、大きな塊になってしまったたれ付き食品15であっても、個々に分離することが可能になる。
このため、第1コンベア17上において複数のたれ付き食品15が接着していても、分離部23において個々に分離することが可能であることから、大量生産するだけの速度に第1コンベア17の回転速度を速めることができる。また、第1コンベア17の長さを短くすることも可能になる。この場合、第1コンベア17による搬送時間(冷却時間)が短いため、冷却機を用いてたれ付き食品15を冷却するようにしてもよい。
よって、製造効率の向上および製造ラインの短縮による整列機20の省スペース化を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態における整列機について説明する。
以下に示す本実施形態の整列機の基本構成は、上記第1実施形態と略同様であるが、案内部が撹拌機能を有する点において異なる。よって、以下の説明では、案内部の構成について詳しく説明し、共通な箇所の説明は省略する。また、説明に用いる各図面において、図1と共通の構成要素には同一の符号を付すものとする。
図3は、第3実施形態における整列機の概略構成を示す模式図である。
図3に示すように、本実施形態の整列機30は、第1搬送部11、案内部(撹拌機能)32、第2搬送部13及び串刺し部14を主として構成される。
案内部32は、上述したホッパー19と、ホッパー19内に設置された分離部33と、を備えている。
分離部33は、複数のたれ付き食品15を撹拌する撹拌機能を備え、撹拌することによって、互いに接着した複数のたれ付き食品15を個別に分離するものである(分離工程)。本実施形態の分離部33は、撹拌機能を備えるプロペラ構造とされている。具体的に分離部33は、回転軸33Aと、回転軸33Aの軸回りに設けられた複数の回転羽根33Bと、を有している。回転軸33Aは、ホッパー19の開口部19Aの開口面に平行して設けられる。開口部19Aの平面視形状が矩形状の場合には、その開口部19Aの長手方向に回転軸33Aの軸方向が沿うように設置される。
なお、回転軸33Aの回転速度や回転羽根33Bの数、回転羽根33Bの大きさ等は、たれ付き食品15を損傷させることのないように適宜設定される。
本実施形態の構成によれば、回転軸33Aの回転に伴い、複数の回転羽根33Bによって複数のたれ付き食品15を撹拌することで、互いに接着していた複数のたれ付き食品15を個々に分離することができる。このため、先の第2実施形態と同様に、第1コンベア17上において複数のたれ付き食品15が互いに接着していても、分離部33において個々に分離することが可能であることから、第1コンベア17の回転速度を速めることができる。さらに、第1コンベア17の長さを短くすることも可能になる。よって、製造効率の向上および製造ラインの短縮による整列機30の省スペース化を図ることができる。
なお、本実施形態では、回転軸33Aに複数の回転羽根33Bを備えたプロペラ構造の分離部33について述べたが、撹拌機能を有する分離部33の構成は上述した構成に限らない。例えば、回転軸33Aの軸回り及び軸方向のそれぞれに連続して存在する一枚の回転羽根を備えた構成であっても構わない。この構成の場合、回転軸33Aの軸方向一方の向きに複数のたれ付き食品15を送り出すように撹拌することができる。あるいは、回転羽根ではなく、回転軸の表面に複数の凸部を設けた構成としてもよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態における整列機について説明する。
以下に示す本実施形態の整列機の基本構成は、上記第1実施形態と略同様であるが、整列容器46がすくい取り機能を有する点において異なる。よって、以下の説明では、整列容器46の構成について詳しく説明し、共通な箇所の説明は省略する。また、説明に用いる各図面において、図1と共通の構成要素には同一の符号を付すものとする。
図4は、第4実施形態における整列機の概略構成を示す模式図である。
図4に示すように、本実施形態の整列機40は、第1搬送部11、案内部12、第2搬送部13、および串刺し部14を主として構成されている。
本実施形態の第2コンベア24は、案内部12から供給されたたれ付き食品15をすくい取る機能を有した、整列容器46を搬送する。整列容器46は、たれ付き食品15を収容する収容凹部46aの開口側にすくい取り面(分離部)46bを有している。すくい取り面46bは、整列容器46の搬送方向前方から後方にかけて高くなるように傾斜している。そのため、搬送方向へ整列容器46が移動するのに伴い、ホッパー19の開口部19Aを通過したたれ付き食品15を、搬送方向前方へ押し出すようにすくい取ることができる。すくい取られたたれ付き食品15は収容凹部46a内に収容される。
本実施形態では、第2コンベア24の一部が傾斜しているため、ホッパー19の下方に溜まっているたれ付き食品15を所定数だけすくい上げることができるとともに、すでに所定数のたれ付き食品15を保持している整列容器46上から、整列容器46の収容凹部46aに収容されなかった他のたれ付き食品15を除くことができる。
本実施形態の構成によれば、第1実施形態と同様に、互いに接着したたれ付き食品15同士は、第1コンベア17からホッパー19内へ投下された時の振動、つまり投下高さによる振動エネルギーの付与によって、個々に分離することができる。これに加えて、本実施形態では、傾斜した整列容器46のすくい取り面46bによって、互いに接着していたたれ付き食品15同士が乖離されて、個々にすくい取ることができる。
さらに、整列容器16でたれ付き食品15を掻き取るようにした本実施形態の構成においても、整列容器46の下部にシャッターを付けて、出荷用のトレー上でシャッターを開くことにより、たれ付き食品15を出荷用のトレーに移すことができる。あるいは別様式の転送機を設置することによっても、たれ付き食品15を出荷用のトレーに移すことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。各実施形態の構成を適宜組み合わせてもよい。
次に、実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(冷凍つくねの製造)
下記表1に示す配合により、鶏挽肉に、調味料(食塩、マルトース、砂糖、しょうゆ、清酒)、野菜(たまねぎ、にんじん、ごぼう、しょうが、ねぎ)、調合材料(パン粉、加工助剤、水、加工デンプン、卵白)を順次加えて、10〜20分間混練した。
Figure 2017132626
次に、前記の混練した生地を球状に成形した。1個の質量は、約10〜15gとした。
次いで、油温130〜160℃で1〜3分間揚げた。揚げ油は、白絞油を用いた。
次いで、下記表2に示す漬け焼きタレに揚げたてのつくねをくぐらせた後に、焼き加工を行い、これを冷却機で冷却した。
Figure 2017132626
以下、本発明における第1実施形態〜第3実施形態の整列機及び比較例の整列機をそれぞれ用い、整列容器へのつくねの移し替え具合と作業速度について調べた。
本発明の第1実施形態の低速搬送の整列機10を用いて串刺しのたれ付きつくねを製造する場合を実施例1とする。
本発明の第2実施形態の振動機能を有する整列機20を用いて串刺しのたれ付きつくねを製造する場合を実施例2とする。
本発明の第3実施形態の撹拌機能を有する整列機30を用いて串刺しのたれ付きつくねを製造する場合を実施例3とする。
実施例1では、図5に示すように、たれ付きつくねが1個ずつ案内部へ供給されるように第1コンベア17の搬送速度を制御した。
また、第1実施形態の整列機10を用いて、第1コンベア17によるつくねの搬送速度を上げて、図6に示すように、案内部12に多数のつくねが集積するようにした場合を、比較例1とした。
[実施例1]
実施例1において、低速搬送の整列機10を用いる場合は、搬送時に接着してしまったたれ付きつくね同士が案内部12において個々に分離され、整列容器16内へ自動的に整列して収容されることを確認した。作業に時間を要するものの、たれ付きつくねを容易に整列させることができ、良好に串刺しつくねを製造することができる。
[実施例2]
実施例2において、振動機能を有する整列機20を用いた場合は、搬送時に塊になってしまった複数のたれ付きつくねが案内部22において個々に分離され、整列容器16内へ自動的に整列して収容されることを確認した。たれ付きつくねを短時間で効率よく整列させることができ、良好に串刺しつくねを製造することができる。
[実施例3]
実施例3において、撹拌機能を有する整列機30を用いた場合は、搬送時に塊になってしまった複数のたれ付きつくねが案内部32において個々に分離され、整列容器16内へ自動的に整列して収容されることを確認した。たれ付きつくねを短時間で効率よく整列させることができ、良好に串刺しつくねを製造することができる。
[比較例1]
整列機10を用いて、第1コンベア17によるつくねの搬送速度を上げて、第2コンベア24による整列容器16の搬送速度よりも早くした場合に、ホッパー19内においてたれ付きつくねが多数溜まってしまい、整列容器16には収容されないことを確認した。
上記の結果を表3にまとめた。
表3から分かるように、本発明の整列機10,20,30を用いた場合は、搬送時に塊になってしまったたれ付きつくねを案内部12,22,32において個々に分離し、整列容器内へ自動的に整列させて収容させることが可能であることを確認した。一方、比較例1のように整列機10を用いた場合は、分離効果は全く得られないことが分かった。これにより、特に実施例1の整列機10を用いる場合は、第1コンベア17による案内部12へのたれ付きつくねの供給速度と、第2コンベア24による整列容器16の搬送速度と、の関係が重要であることも確認できた。
Figure 2017132626
次に、実施例1〜3の整列機10,20,30を用いて製造した串刺しつくねを冷凍食品にして、喫食した場合の食感について調べた。
ここでは、スパイラルフリーザーを用いて−30°〜−40℃で串刺しつくねを急速凍結させ、−19°〜−25℃の冷凍保管庫内で凍結した状態で保管した。その後、電子レンジによって解凍調理した。この際、串刺しつくね2本あたり、500Wで約30秒から1分30秒間、加熱を行った。できあがった串刺しつくねを食したところ、良好な食感、呈味であることを確認できた。
[実施例4]
次に、本発明における第4実施形態の整列機40を用いて、整列容器46へのつくねの移し替え具体と作業速度について調べた。
その結果を表4に示す。
実施例4の整列機40を用いた場合は、搬送時に接着してしまったたれ付きつくね同士が案内部12において個々に分離され、案内部12から供給されたつくねがすくい取り面46bによってすくい取られ、整列容器46内へ自動的に整列して収容されることを確認した。本実施例では、落下の効果とすくい取りの効果を併用していることから、実施例2,3の整列機20,30を用いた場合と比較して、つくね同士が粘着する頻度が低く、長時間の連続運転が可能であった。
Figure 2017132626
次に、実施例4の整列機40を用いて製造した串刺しつくねを冷凍食品にして、喫食した場合の食感について調べた。先と同様に、スパイラルフリーザーを用いて−30°〜−40℃で串刺しつくねを急速凍結させ、−19°〜−25℃の冷凍保管庫内で凍結した状態で保管した。その後、電子レンジによって加熱調理を行った。できあがった串刺しつくねを食したところ、良好な食感、呈味であることを確認できた。
(冷凍ミートボールの製造)
下記表5に示す配合により、鶏挽肉に、調味料(食塩、砂糖、しょうゆ、清酒)、野菜(たまねぎ)、調合材料(植物性たん白質、香辛料、パン粉、マルトトリオ―スを60質量%含み、さらにマルトースを21.7質量%含むマルトオリゴ糖(フジオリゴ360、日本食品化工株式会社製)、水、加工デンプン、卵白)を順次加えて畜肉生地を製造した。ミートボールは、該生地を球状に成形した。1個の質量は、約10〜15gとし、油温130〜160℃で、1〜3分間揚げた。揚げ油は、白絞油を用いた。
Figure 2017132626
次に、表2に示した漬け焼きタレに揚げたてのミートボールをくぐらせて、さらにオーブンによって加熱した後に、冷却機で冷却した。
以下、本発明における第1実施形態〜第4実施形態の整列機及び比較例の整列機をそれぞれ用い、整列容器へのミートボールの移し替え具合と作業速度について調べた。
本発明の第1実施形態の低速搬送の整列機10を用いて串刺しのたれ付きミートボールを製造する場合を実施例5とする。
本発明の第2実施形態の振動機能を有する整列機20を用いて串刺しのたれ付きミートボールを製造する場合を実施例6とする。
本発明の第3実施形態の撹拌機能を有する整列機30を用いて串刺しのたれ付きミートボールを製造する場合を実施例7とする。
本発明の第4実施形態のすくい取り機能を有する整列機40を用いて串刺しのたれ付きミートボールを製造する場合を実施例8とする。
また、第1実施形態の整列機10を用いて、第1コンベア17の搬送速度を上げて案内部にミートボールが集積するようにした場合を、比較例2とした。
[実施例5]
実施例5において、低速搬送の整列機10を用いた場合は、搬送時に接着してしまった、たれ付きミートボール同士が案内部12において個々に分離され、整列容器16内へ自動的に整列して収容されることを確認した。作業に時間を要するものの、たれ付きミートボールを容易に整列させることができ、良好に串刺しミートボールを製造することができる。
[実施例6]
実施例6において、振動機能を有する整列機20を用いた場合は、搬送時に塊になってしまった複数のたれ付きミートボールが案内部22において個々に分離され、整列容器16内へ自動的に整列して収容されることを確認した。たれ付きミートボールを短時間で効率よく整列させることができ、良好に串刺しミートボールを製造することができる。
[実施例7]
実施例7において、撹拌機能を有する整列機30を用いた場合は、搬送時に塊になってしまった複数のたれ付きミートボールが案内部32において個々に分離され、整列容器16内へ自動的に整列して収容されることを確認した。たれ付きミートボールを短時間で効率よく整列させることができ、良好に串刺しミートボールを製造することができる。
[実施例8]
実施例8において、すくい取り機能を有する整列機40を用いた場合は、搬送時に接着してしまったたれ付きミートボール同士が案内部12において個々に分離され、案内部12から供給されたつくねがすくい取り面46bによってすくい取られ、整列容器46内へ自動的に整列して収容されることを確認した。本実施例では、落下の効果とすくい取りの効果を併用していることから、実施例6,7の整列機を用いた場合と比較して、つくね同士が粘着する頻度が低く、長時間の連続運転が可能であった。
[比較例2]
整列機10において、第1コンベア17によるミートボールの搬送速度を上げて、第2コンベア24による整列容器16の搬送速度よりも早くした場合に、ホッパー19内においてたれ付きミートボールが多数溜まってしまい、整列容器16には収容されないことを確認した。
上記の結果を表6にまとめた。
表6から分かるように、本発明の整列機10,20,30,40を用いた場合は、搬送時に互いに接着してしまったたれ付きミートボールを案内部12,22,32において個々に分離し、整列容器16,46内へ自動的に整列させて収容させることが可能であることを確認した。一方、比較例2のように整列機10を用い、第1コンベア17によるミートボールの搬送速度を上げた場合(第1コンベア17の速度>第2コンベアの速度)は、案内部12における分離効果は全く得られないことが分かった。これにより、特に実施例1の整列機10を用いる場合は、第1コンベア17による案内部12へのたれ付きミートボールの供給速度と、第2コンベア24による整列容器16の搬送速度と、の関係が重要であることも確認できた。
Figure 2017132626
<冷凍ミートボールの食感比較>
実施例5〜8において、整列機10,20,30,40を用いて製造した串刺しミートボールを冷凍食品にして、喫食した場合の食感について調べた。先と同様にスパイラルフリーザーを用いて、急速冷凍し、冷凍保管庫内で保管した。その後、室温35℃の室内に9時間放置することにより、常温解凍を行った。ここでは、冷凍食品を凍結状態のまま弁当に入れて自然解凍させた場合を想定した。自然解凍後に試食を行い、食感の比較をした。
その結果、実施例5〜8において、整列機10,20,30,40のうちどの整列機で製造したミートボールも、常温解凍後において適度な食感を保持し、軟らかかった。
本発明の整列機は、食品製造分野で好適に利用可能である。
10,20,30,40…整列機、11…第1搬送部(搬送部)、12,22,32…案内部、15…たれ付き食品、16,46…整列容器、16a,46a…収容凹部、18…第1速度制御部(速度制御部)、19…ホッパー、19A…開口部、19B…斜面部、23,33…分離部、33A…回転軸、33B…回転羽根、46b…すくい取り面(分離部)

Claims (14)

  1. 複数のたれ付き食品を整列した状態で整列容器に収容する整列機であって、
    前記整列容器に対して前記たれ付き食品を案内する案内部と、
    前記たれ付き食品を前記案内部に供給する搬送部と、
    を備え、
    前記案内部は、前記整列容器の上方に位置し、整列容器に収容される前記たれ付き食品を通過させる開口部と、前記搬送部から供給される前記たれ付き食品を前記開口部に向かって滑落させる斜面部と、を有し、
    前記搬送部は、前記たれ付き食品の前記案内部への供給速度を制御する速度制御部を有する、
    たれ付き食品の整列機。
  2. 複数のたれ付き食品を整列した状態で整列容器に収容する整列機であって、
    前記複数のたれ付き食品を搬送する搬送部と、
    前記搬送部の搬送方向後端側に位置する案内部と、
    を備え、
    前記案内部は、互いに接着した状態で搬送されてきた前記複数のたれ付き食品を受けるホッパーと、前記ホッパーの内部に設置されているとともに複数の前記たれ付き食品を個々に分離する分離部と、を有する、
    たれ付き食品の整列機。
  3. 前記分離部は、前記複数のたれ付き食品に対して振動を付与する振動機能を備える、
    請求項2に記載のたれ付き食品の整列機。
  4. 前記分離部は、前記複数のたれ付き食品を撹拌する撹拌機能を備える、
    請求項2に記載のたれ付き食品の整列機。
  5. 前記分離部は、回転軸と前記回転軸の軸回りに設けられた回転羽根とを有している、
    請求項4に記載のたれ付き食品の整列機。
  6. 前記分離部は、回転軸と前記回転軸の軸回りに設けられた複数の凸部とを有している、
    請求項4に記載のたれ付き食品の整列機。
  7. 前記整列容器は、前記たれ付き食品を収容する収容凹部の開口側に、前記案内部から供給された前記たれ付き食品をすくい取るすくい取り面を有している、
    請求項2に記載のたれ付き食品の整列機。
  8. 前記すくい取り面が、前記整列容器の搬送方向前方から後方にかけて高くなるよう傾斜している、
    請求項7に記載のたれ付き食品の整列機。
  9. 前記たれ付き食品が冷凍された球状の食品である、
    請求項1から8のいずれか一項に記載のたれ付き食品の整列機。
  10. 複数のたれ付き食品を整列した状態で整列容器に収容する整列方法であって、
    前記整列容器に対して前記たれ付き食品を案内する案内工程と、
    供給速度を制御しながら前記たれ付き食品を搬送する搬送工程と、
    を備え、
    前記案内工程では、前記整列容器の上方に位置するとともに前記整列容器に収容される前記たれ付き食品を通過させる開口部に向かって、搬送されてきた前記たれ付き食品を落下させ、
    前記搬送工程では、前記たれ付き食品の前記案内部への供給速度を制御する、
    たれ付き食品の整列方法。
  11. 前記搬送工程では、前記複数のたれ付き食品を通常の搬送温度よりも低温にして搬送する、
    請求項10に記載のたれ付き食品の整列方法。
  12. 複数のたれ付き食品を整列した状態で整列容器に収容する整列方法であって、
    前記複数のたれ付き食品を搬送する搬送工程と、
    前記搬送部の搬送方向後端側に位置する案内工程と、
    を備え、
    前記案内工程は、互いに接着した状態で搬送されてきた前記複数のたれ付き食品を個々に分離する分離工程と、を含む、
    たれ付き食品の整列方法。
  13. 前記分離工程では、前記複数のたれ付き食品に振動を付与する、
    請求項12に記載のたれ付き食品の整列方法。
  14. 前記分離工程では、前記複数のたれ付き食品を撹拌する、
    請求項12に記載のたれ付き食品の整列方法。
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