JP2017129346A - バーナケースおよびこれを備えたバーナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】気体漏れなどの不具合を発生させるようなことなく、従来よりも製造が容易なものとして製造コストを適切に低減することが可能なバーナケースを提供する。
【解決手段】バーナケースBCのケース本体部Cmの開口部61を塞ぐ蓋部4は、ケース本体部Cmに第1および第2のカシメ部7A,7Bを介して取付けられており、第1のカシメ部7Aを構成する第1の取付け片部11aおよび第1の対向部41が互いに対向してかしめられる第1の方向と、第2のカシメ部7Bを構成する第2の取付け片部12aおよび第2の対向部42が互いに対向してかしめられる第2の方向とは、互いに交差する関係とされている。
【選択図】 図3
【解決手段】バーナケースBCのケース本体部Cmの開口部61を塞ぐ蓋部4は、ケース本体部Cmに第1および第2のカシメ部7A,7Bを介して取付けられており、第1のカシメ部7Aを構成する第1の取付け片部11aおよび第1の対向部41が互いに対向してかしめられる第1の方向と、第2のカシメ部7Bを構成する第2の取付け片部12aおよび第2の対向部42が互いに対向してかしめられる第2の方向とは、互いに交差する関係とされている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、たとえば瞬間式給湯装置の構成要素などとして用いられるバーナ装置に関連する技術に関する。
本出願人は、瞬間式給湯装置の構成要素として用いられるバーナ装置の一例として、特許文献1に記載のものを先に提案している。
同文献に記載のバーナ装置は、バーナケース内に複数のバーナ本体(バーナヘッドあるいは燃焼管とも称される)が並べられて収容されており、火力調整などが可能とされている。ここで、バーナケースは、金属板を利用した上面開口状の略直方体状とされ、バーナを燃焼駆動させた際に、燃焼ガスがその上方の熱交換器に向けて流出するように構成されている。ただし、バーナケースは、同文献の図3および図4に示されているように、上面開口部に加えて後面開口部が形成されたケース本体部と、前記後面開口部を塞ぐための蓋部とを組み合わせた構成とされている。後面開口部は、ケース本体部内にバーナ本体を組み込むための開口部として利用される。
同文献に記載のバーナ装置は、バーナケース内に複数のバーナ本体(バーナヘッドあるいは燃焼管とも称される)が並べられて収容されており、火力調整などが可能とされている。ここで、バーナケースは、金属板を利用した上面開口状の略直方体状とされ、バーナを燃焼駆動させた際に、燃焼ガスがその上方の熱交換器に向けて流出するように構成されている。ただし、バーナケースは、同文献の図3および図4に示されているように、上面開口部に加えて後面開口部が形成されたケース本体部と、前記後面開口部を塞ぐための蓋部とを組み合わせた構成とされている。後面開口部は、ケース本体部内にバーナ本体を組み込むための開口部として利用される。
前記したようなバーナ装置においては、バーナケース内の気体が外部に漏出しないように製造する必要がある。そこで、従来においては、ケース本体部の後面開口部に沿ってフランジ部を設け、かつこのフランジ部と蓋部との間にシール用パッキンを介在させるようにして、蓋部の複数箇所を前記フランジ部にビス止めする手段が採用されている。
しかしながら、前記従来技術によれば、ビス止め用のネジ部品のコストに加え、シール用パッキンのコストも嵩み、バーナケース全体の原材料コストが高くなる。加えて、ビス止め作業は煩雑であり、生産性が良いとは必ずしも言い難い。このようなことから、バーナケースの製造コスト、ひいてはバーナ装置の製造コストが高くなる不具合があった。
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、気体漏れなどの不具合を発生させるようなことなく、従来よりも製造が容易なものとして製造コストを適切に低減することが可能なバーナケース、およびこれを備えたバーナ装置を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面により提供されるバーナケースは、開口部が形成され、かつ内部にバーナ本体が収容されるケース本体部と、前記開口部を塞ぐようにして前記ケース本体部に取付けられる蓋部と、を備えており、前記ケース本体部には、前記開口部の周縁部に沿う取付け片部が設けられ、かつ前記蓋部には、前記取付け片部に対向する対向部が設けられている、バーナケースであって、前記取付け片部および前記対向部として、第1の方向において互いに対向する第1の取付け片部および第1の対向部と、前記第1の方向とは交差する第2の方向において互いに対向する第2の取付け片部および第2の対向部と、が設
けられており、前記第1の取付け片部および前記第1の対向部の一方には、他方の背面側に廻り込むように屈曲された第1の延設部が設けられ、かつ前記第1の方向において、前記第1の延設部と前記一方との間に前記他方が挟み込まれた第1のカシメ部が設けられ、前記第2の取付け片部および前記第2の対向部の一方には、他方の背面側に廻り込むように屈曲された第2の延設部が設けられ、かつ前記第2の方向において、前記第2の延設部と前記一方との間に前記他方が挟み込まれた第2のカシメ部が設けられていることを特徴としている。
けられており、前記第1の取付け片部および前記第1の対向部の一方には、他方の背面側に廻り込むように屈曲された第1の延設部が設けられ、かつ前記第1の方向において、前記第1の延設部と前記一方との間に前記他方が挟み込まれた第1のカシメ部が設けられ、前記第2の取付け片部および前記第2の対向部の一方には、他方の背面側に廻り込むように屈曲された第2の延設部が設けられ、かつ前記第2の方向において、前記第2の延設部と前記一方との間に前記他方が挟み込まれた第2のカシメ部が設けられていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、ケース本体部に対する蓋部の取付け手段として、第1および第2のカシメ部が設けられているため、従来技術とは異なり、ビスなどのネジ部品を用いる必要を無くし、または少なくすることができる。また、第1および第2のカシメ部のそれぞれには、気密シール性をもたせることが可能であり、気体漏れ防止手段としてシール用パッキンを用いる必要も無くすことができる。さらに、複数箇所をビス止めする作業と比較すると、第1および第2のカシメ部を形成する作業は工程数が少なく、生産性もよい。このようなことから、バーナケースの製造コストを従来技術よりも低減することができる。
さらに重要な効果として、第1のカシメ部における第1の取付け片部および第1の対向部が対向する第1の方向と、第2のカシメ部における第2の取付け片部および第2の対向部が対向する第2の方向とは、互いに交差する方向の関係にあるため、たとえばケース本体部の第1および第2の取付け片部に寸法誤差などが多少生じている場合であっても、これらの部分に対して蓋部の第1および第2の対向部を適切に対向接触させ、これらを気密シール性の高い状態にかしめることが可能である。本発明とは異なり、ケース本体部の取付け片部の全体と蓋部の対向部の全体とを単に同一方向に対向接触させてかしめたのでは、たとえば取付け片部に歪みや位置ずれが生じている場合に、取付け片部と対向部との全体を適切に接触させることが困難となる。これに対し、本発明によれば、そのような不具合を適切に解消または抑制することが可能である。したがって、カシメ部の気密シール性を高めながらも、バーナケースの生産性を一層向上させ得ることとなる。
すなわち、ケース本体部に対する蓋部の取付け手段として、第1および第2のカシメ部が設けられているため、従来技術とは異なり、ビスなどのネジ部品を用いる必要を無くし、または少なくすることができる。また、第1および第2のカシメ部のそれぞれには、気密シール性をもたせることが可能であり、気体漏れ防止手段としてシール用パッキンを用いる必要も無くすことができる。さらに、複数箇所をビス止めする作業と比較すると、第1および第2のカシメ部を形成する作業は工程数が少なく、生産性もよい。このようなことから、バーナケースの製造コストを従来技術よりも低減することができる。
さらに重要な効果として、第1のカシメ部における第1の取付け片部および第1の対向部が対向する第1の方向と、第2のカシメ部における第2の取付け片部および第2の対向部が対向する第2の方向とは、互いに交差する方向の関係にあるため、たとえばケース本体部の第1および第2の取付け片部に寸法誤差などが多少生じている場合であっても、これらの部分に対して蓋部の第1および第2の対向部を適切に対向接触させ、これらを気密シール性の高い状態にかしめることが可能である。本発明とは異なり、ケース本体部の取付け片部の全体と蓋部の対向部の全体とを単に同一方向に対向接触させてかしめたのでは、たとえば取付け片部に歪みや位置ずれが生じている場合に、取付け片部と対向部との全体を適切に接触させることが困難となる。これに対し、本発明によれば、そのような不具合を適切に解消または抑制することが可能である。したがって、カシメ部の気密シール性を高めながらも、バーナケースの生産性を一層向上させ得ることとなる。
本発明において、好ましくは、前記第1および第2の方向のいずれか一方は、前記開口部の開口方向とされている。
このような構成によれば、ケース本体部に蓋部を組み付けるべく第1および第2のカシメ部を設ける場合に、これら第1および第2のカシメ部のいずれか一方については、取付け片部と対向部とをケース本体部の開口部の開口方向において当接させてから、これらをかしめればよいこととなり、かしめ作業の容易化を図ることができる。
本発明において、好ましくは、前記ケース本体部は、底壁部、この底壁部の横幅方向両端部またはその近傍から上向きに起立した左右一対の側壁部、およびこれら一対の側壁部の後端縁部と前記底壁部の後端縁部とによって囲まれた後面開口部を有しており、かつこの後面開口部が、前記開口部であり、前記一対の側壁部の後端縁部および前記底壁部の後端縁部には、それぞれ前記第1および第2の取付け片部が設けられており、前記蓋部は、起立状の板状であり、かつこの蓋部の横幅方向両端部および下端部には、それぞれ前記第1および第2の対向部が設けられている。
このような構成によれば、ケース本体部の後面開口部を塞ぐようにしてケース本体部への蓋部の取付けを適切に図ることができる。
本発明において、好ましくは、前記一対の側壁部のそれぞれの後端縁部には、表裏両面が前記ケース本体部の前後方向を向き、かつ上下高さ方向に延びるフランジ部が形成されており、かつこのフランジ部が、前記第1の取付け片部であり、前記ケース本体部の前記
底壁部の後端縁部は、表裏両面が上下高さ方向を向き、かつ前記ケース本体部の横幅方向に延びる形態とされ、かつこの後端縁部が、前記第2の取付け片部であり、前記蓋部の横幅方向両端縁部のそれぞれが、前記第1の対向部であり、前記蓋部の下部には、前記ケース本体部の前後方向に突出するように屈曲したフランジ部が形成されており、かつこのフランジ部が、前記第2の対向部である。
底壁部の後端縁部は、表裏両面が上下高さ方向を向き、かつ前記ケース本体部の横幅方向に延びる形態とされ、かつこの後端縁部が、前記第2の取付け片部であり、前記蓋部の横幅方向両端縁部のそれぞれが、前記第1の対向部であり、前記蓋部の下部には、前記ケース本体部の前後方向に突出するように屈曲したフランジ部が形成されており、かつこのフランジ部が、前記第2の対向部である。
このような構成によれば、ケース本体部の一対の側壁部に設けられたフランジ部としての第1の取付け片部に、蓋部の横幅方向両端縁部としての第1の対向部を対向させて第1のカシメ部を設けるとともに、ケース本体部の底壁部の後端縁部としての第2の取付け片部に、蓋部のフランジ部としての第2の対向部を対向させて第2のカシメ部を設けることが容易かつ適切に行なえ、バーナケースの組み立て作業性を一層よくすることが可能となる。
本発明において、好ましくは、前記ケース本体部には、前記底壁部とは別体で形成されて前記底壁部の上側に位置する燃焼用空気ガイド用の整流板部が設けられており、この整流板部には、前記第2の取付け片部の上側に重なり、かつ前記第2の取付け片部とともに前記第2の対向部および前記第2の延設部の間に挟み込まれる第3の取付け片部が設けられている。
このような構成によれば、ケース本体部の底壁部に対する整流板部の固定を合理的に行なうことができ、整流板部をネジ止めするような必要性を無くし、または少なくする効果も得られる。
本発明において、好ましくは、前記第2のカシメ部には、前記第2の方向において部分的にプレスされた凹状プレス部が設けられている。
より好ましくは、前記凹状プレス部は、前記第2の取付け片部、前記第2の対向部、および前記第2の延設部が互いに重なる箇所に形成されている。
より好ましくは、前記凹状プレス部は、前記第2の取付け片部、前記第2の対向部、および前記第2の延設部が互いに重なる箇所に形成されている。
このような構成によれば、第2のカシメ部において、ケース本体部と蓋部とを第1の方向に位置ずれしないように強く固定させ、蓋部がケース本体部から第1の方向に外れ難くする効果を得ることができる。ネジ体を用いることなくケース本体部に蓋部を取付ける本発明の構成においては、第1の方向におけるケース本体部と蓋部との取付け強度を効率よく高めることが要望されるが、前記構成は、そのような要望に的確に応え得るものとなる。
本発明の第2の側面により提供されるバーナ装置は、本発明の第1の側面により提供されるバーナケースを備えていることを特徴としている。
このような構成によれば、本発明の第1の側面により提供されるバーナケースについて述べたのと同様な効果が得られる。
このような構成によれば、本発明の第1の側面により提供されるバーナケースについて述べたのと同様な効果が得られる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2に示すバーナ装置Bは、給湯装置の湯水加熱用であり、具体的には、熱交換器HEの伝熱管Ta,Tb内を流れる湯水を加熱するのに用いられる。なお、同図に示された熱交換器HEの伝熱管Ta,Tbは、缶体90内に配された複数のプレート状のフィン91a,91bに貫通した平面視蛇行状である。伝熱管Taには、一般給湯用の湯水が流れ、伝熱管Tbには、風呂給湯用または温水暖房用の湯水が流れる。
バーナ装置Bは、ガスバーナ装置であり、バーナケースBC、このバーナケースBC内に収容された複数のバーナ本体5(バーナヘッドあるいは燃焼管とも称される)、およびバーナケースBCの下部に取付けられ、かつ前記バーナケースBC内に燃焼用空気を供給するファン30を備えている。バーナケースBC内には、複数のバーナ本体5以外として、図1に示す一対の第1のサイドプレート81、仕切板83、および図2に示す一対の第2のサイドプレート82なども収容されている。第1および第2のサイドプレート81,82は、複数のバーナ本体5の位置決め、ならびにバーナケースBCの周壁が高温に加熱されることを防止するためのものである。仕切板83は、バーナケースBC内を2つの燃焼領域Sa,Sbに区画するためのものである。
バーナ本体5としては、たとえば特許文献1などに記載された従来既知のものを用いることが可能である。バーナ本体5の詳細は省略するが、このバーナ本体5は、全体が比較的偏平状であって、図2に示すように、長手方向一端の下部には少なくとも1つの燃料ガス導入口51を有し、かつ上部には炎孔面52を有している。
図3に示すように、バーナケースBCは、上面開口部60を有する略直方体状であり、ケース本体部Cmと蓋部4とを組み合わせて構成されている。図4に示すように、ケース本体部Cmは、開口部として、前記した上面開口部60に加え、後面開口部61をも有している。上面開口部60は、バーナ本体5で発生された燃焼ガスを上方に送り出すための部位であるのに対し、後面開口部61は、ケース本体部Cm内へのバーナ本体5などの組み付け作業などに利用される部位である。この後面開口部61は、蓋部4によって塞がれる開口部であり、本発明でいう開口部の一例に相当する。
ケース本体部Cmは、図5に示すように、金属板にプレス加工を施して構成された第1および第2の部材1,2を組み合わせて構成されている(ただし、本発明におけるケース本体部は、単一部材で構成することもできる)。第1の部材1は、底壁部12、およびこの底壁部12の横幅方向両端部またはその近傍から上向きに起立した一対の側壁部11を備えている。底壁部12には、既述したファン30から吐出される燃焼用空気を通過させるための孔部10が設けられている。第2の部材2は、整流板部20と、この整流板部20の前側縁部から上向きに起立した前壁部21とを備えている。ケース本体部Cmの組み立ては、底壁部12の上側に整流板部20を重ねるように配置するとともに、一対の側壁部11の相互間に前壁部21を介装させるようにして行なわれる。第1および第2の部材1,2どうしの組み付けは、たとえばそれらに設けられたフランジ部13,25を利用して、第1および第2の部材1,2の位置決めを図った上で、それらをトックスかしめ、あ
るいは溶接するなどして行なわれる。なお、整流板部20の一側縁部は、後述するように、第3の取付け片部23とされ、第2のカシメ部7Bにおいてかしめられる。
るいは溶接するなどして行なわれる。なお、整流板部20の一側縁部は、後述するように、第3の取付け片部23とされ、第2のカシメ部7Bにおいてかしめられる。
図2に示すように、整流板部20に連設された前壁部21には、バーナ本体5の燃料ガス導入口51に対向する孔部22が設けられている。整流板部20と底壁部12との間には、ファン30から吐出される燃焼用空気(1次空気)を、孔部22および燃料ガス導入口51に導くための流路62が形成されている。バーナケースBCの前部には、燃料ガス供給用のヘッダ31が取付けられ、そのノズル32から孔部22および燃料ガス導入口51に向けて燃料ガスを噴出可能であり、この燃料ガスと前記燃焼用空気との混合ガスが炎孔面52において燃焼する。整流板部20には、複数の通気孔24が設けられており、ファン30から吐出された空気のうち、一部の空気(2次空気)は、通気孔24を通過して複数のバーナ本体5の設置領域に供給される。
図3に示すように、ケース本体部Cmに対する蓋部4の取付け手段として、一対の第1のカシメ部7A、および第2のカシメ部7Bが設けられている。
これら第1および第2のカシメ部7A,7Bを詳細に説明すると(図4も参照)、まず、ケース本体部Cmには、一対の第1の取付け片部11aと、第2および第3の取付け片部12a,23とが設けられている。第1の取付け片部11aは、側壁部11の後端縁部に連設された外向き突出状のフランジ部であり、その表裏両面はケース本体部Cmの前後方向を向き、かつ略一定の横幅で上下高さ方向に一連に延びている。第2の取付け片部12aは、底壁部12のうち、一対の側壁部11よりも後方に突出している後端縁部(図5の横幅方向に延びる仮想線Laよりも底壁部12の先端側部分)であり、その表裏両面は上下高さ方向を向き、かつ略一定の前後幅でケース本体部Cmの横幅方向に延びている。第3の取付け片部23は、整流板部20の後端縁部であって、第2の取付け片部12a上に重ね合わされた部分であり、第2の取付け片部12aと同様に、略一定の前後幅でケース本体部Cmの横幅方向に延びている。
一方、蓋部4は、起立状の板状であり、この蓋部4には、ケース本体部Cmの第1の取付け片部11aに対向する一対の第1の対向部41、およびケース本体部Cmの第2および第3の取付け片部12a,23に対向する第2の対向部42が設けられている。一対の第1の対向部41は、蓋部4の横幅方向両端縁部(図4の上下方向に延びる仮想線Lbよりも横幅方向先端側部分)であり、この第1の対向部41には、かしめ用の第1の延設部41aが繋がって設けられている。第2の対向部42は、蓋部4の下部からこの蓋部4の後方側に突出するように屈曲したフランジ部であり、この第2の対向部42には、かしめ用の第2の延設部42aが繋がって設けられている。
図3(b)に示すように、第1のカシメ部7Aにおいては、第1の取付け片部11aと第1の対向部41とが、ケース本体部Cmの前後方向(本発明でいう第1の方向の一例)において対向接触し、かつ第1の延設部41aが第1の取付け片部11aの背面側に廻り込むように屈曲されている。このことにより、第1の延設部41aと第1の対向部41との間に第1の取付け片部11aが強く挟み込まれている。
図3(c)に示すように、第2のカシメ部7Bにおいては、第2および第3の取付け片部12a,23と第2の対向部42とが、上下高さ方向(本発明でいう第2の方向の一例)において対向して重なり、かつ第2の延設部42aが第2の取付け片部12aの背面側(下面側)に廻り込むように屈曲されている。このことにより、第2の延設部42aと第2の対向部42との間に第2および第3の取付け片部12a,23が強く挟み込まれている。
また、図3(d)に示すように、第2のカシメ部7Bには、上下高さ方向(第2の方向)において部分的にプレス加工が施されて形成された凹状プレス部43が形成されている。好ましくは、この凹状プレス部43は、第2の延設部42aに形成され、かつ第2の取付け片部12a側に窪むように形成されている。図3(a)に示すように、凹状プレス部43は、好ましくは、第2のカシメ部7Bの長手方向(横幅方向)に適当な間隔を隔てて複数個所設けられている。ただし、これに代えて、凹状プレス部43を第2のカシメ部7Bの長手方向に直線状に延びた形態に形成することもできる。図6に示すように、凹状プレス部43は、第2のカシメ部7Bを一対の成形型95a,95bの相互間に挟み込むようにプレスすることにより形成することが可能である。成形型95bには、凹状プレス部43を形成するための凸状部95cが形成されている。
次に、前記したバーナ装置Bの作用について説明する。
まず、既述したように、バーナケースBCの蓋部4は、ケース本体部Cmに対して第1および第2のカシメ部7A,7Bを利用して取付けられており、蓋部4の取付けに際し、ビス止め手段は採用されていない。このため、ビスなどのネジ部品が不要である。また、図3(b)に示すように、第1のカシメ部7Aは、第1の取付け片部11aと第1の対向部41とが密接しており、気密シール性が高く、それらの間にシール用パッキンを介装させる必要はない。同様に、同図(c)に示すように、第2のカシメ部7Bは、第2および第3の取付け片部12a,23、ならびに第2の対向部42が密接した重なり状態にあり、やはりそれらの間にシール用パッキンを介装させる必要はない。したがって、シール用パッキンを不要にし得る分だけ、さらに部品コストを下げることができる。第1および第2のカシメ部7A,7Bを設ける加工作業は、複数箇所にビス止めを施す作業と比較すると、作業工程数が少なく、作業時間の短縮などを図ることもできる。このようなことから、バーナケースBCの製造コストを低減することが可能である。
第1のカシメ部7Aのかしめ方向は、ケース本体部Cmの前後方向であるのに対し、第2のカシメ部7Bのかしめ方向は、上下高さ方向であり、第1および第2のカシメ部7A,7Bのそれぞれのかしめ方向は互いに交差した方向となっている。このため、第1のカシメ部7Aを構成すべく蓋部4の第1の対向部41をケース本体部Cmの第1の取付け片部11aに当接させた際には、これらの当接状態を保持しつつ、蓋部4を上下方向ならびに水平方向にスライド調整可能な融通性が得られる。この融通性により、第2の対向部42を第2および第3の取付け片部12a,23上に適切に重ね合わせ、第2の延設部42aを利用したかしめが可能である。このようなことから、ケース本体部Cmならびに蓋部4の各部の寸法精度をさほど高くすることなく、第1および第2のカシメ部7A,7Bを気密シール性の高い状態に適切に設けることが可能である。ケース本体部Cmに多少の歪みが生じているような場合にも、前記同様に、第1および第2のカシメ部7A,7Bを適切に設けることが可能である。
図3(d)に示したように、第2の延設部42aには、凹状プレス部43が部分的に設けられており、この部分が第2の取付け片部12aに強く圧接している。この圧接構造においては、第2の取付け片部12aの一部も凹状プレス部43に対応して窪み、かつこの窪み部分に凹状プレス部43が係合した状態とすることもできる。このような構成により、第2のカシメ部7Bにおいては、第2の対向部42および第2の延設部42aが、第2および第3の取付け片部12a,23に相対して前後方向に位置ずれしないように強固に固定させることができる。その結果、蓋部4に図3(d)に示すような力Fが仮に作用したとしても、このことに起因して蓋部4がケース本体部Cmから同方向に容易に外れることは適切に防止される。これは、バーナケースBCの機械的な強度を高め、たとえばバーナケースBCをその運搬中に誤って落下させたような場合であっても、ケース本体部Cmから蓋部4が外れ難くなる効果をもたらせる。
なお、凹状プレス部43は、第2の延設部42aに形成することが好ましいが、これに代えて、または加えて、第2の対向部42に形成した構成とすることもできる。
なお、凹状プレス部43は、第2の延設部42aに形成することが好ましいが、これに代えて、または加えて、第2の対向部42に形成した構成とすることもできる。
図7は、本発明の他の実施形態を示している。同図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付すこととし、重複説明は省略する。
図7(a)に示す実施形態においては、ケース本体部Cmの第2の取付け片部12aに、第2の延設部12bが繋がって設けられている。第2のカシメ部7Bは、第2の延設部12bと第2の取付け片部12aとの間に、第3の取付け片部23および蓋部4の第2の対向部42が挟み込まれた構成となっている。このような構成であっても、底壁部12、整流板部20、および蓋部4を適切にカシメ連結することが可能である。本実施形態から理解されるように、本発明でいう延設部(第1および第2の延設部)は、蓋部4側およびケース本体部Cm側のいずれに設けられていてもよい。
図7(b)に示す実施形態においては、ケース本体部Cmの第2の取付け片部12aの先端寄り部分が下向き傾斜状に屈曲しており、これに対応して蓋部4の第2の対向部42の一部および第2の延設部42aも屈曲している。本実施形態によれば、同図仮想線で示すように、蓋部4の第2の対向部42を予め下向き傾斜状に屈曲させておくことにより、蓋部4をケース本体部Cmに接近させた際には、第2の対向部42と第2の取付け片部12aとのそれぞれの下向き傾斜状部分どうしが接触する作用により、それらの位置合わせを円滑に行なうことが可能である。
図7(c)に示す実施形態においては、第2のカシメ部7Bが、整流板部20の第3の取付け片部23を含まない構成とされている。これ以外は、図7(a)の第2のカシメ部7Bと同様である。本発明は、整流板部20の取付け構造を直接的な技術対象とするものではなく、整流板部20の具体的な取付け方としては、様々な手段を採用することが可能である。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係るバーナケース、およびバーナ装置の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
上述の実施形態においては、ケース本体部Cmの一対の側壁部11には、第1の取付け片部11aとして、表裏両面がケース本体部Cmの前後方向を向くフランジ部を設け、かつケース本体部Cmの底壁部12の後端縁部を、第2の取付け片部12aとしているが、本発明はこれに限定されない。このような構成とは反対に、ケース本体部Cmの底壁部12に、表裏両面がケース本体部Cmの前後方向を向くフランジ部を設けて、この部分を第2の取付け片部とし、かつケース本体部Cmの一対の側壁部11の後端縁部を、一対の第1の取付け片部とした構成とすることもできる。この場合、蓋部4は、それら第1および第2の取付け片部をかしめることが可能な第1および第2の対向部を有する構成とされることは言う迄もない。
蓋部によって塞がれるケース本体部の開口部は、上述した後面開口部に限定されず、開口部の具体的な位置やサイズなどは限定されない。なお、本発明でいうケース本体部の後面開口部は、必ずしもバーナ装置の設置状態においてバーナ装置の後方を向く開口部ではない。本発明でいうケース本体部の後面とは、ケース本体部の側周面のうち、ケース本体部内へのバーナ本体の組み込みを行なうための開口部が設けられている面である。
本発明は、ケース本体部と蓋部とのかしめ対象部分に多少の寸法誤差などが生じていたとしても、ケース本体部に対する蓋部のかしめ連結を適切に行なうことが可能であるが、
このような効果は、第1および第2のカシメ部のかしめ方向が互いに交差する関係にあることに基づき得られる。したがって、第1および第2のカシメ部のそれぞれのかしめ方向(本発明でいう第1および第2の方向)も、上述した実施形態の方向に限定されない。
このような効果は、第1および第2のカシメ部のかしめ方向が互いに交差する関係にあることに基づき得られる。したがって、第1および第2のカシメ部のそれぞれのかしめ方向(本発明でいう第1および第2の方向)も、上述した実施形態の方向に限定されない。
本発明に係るバーナ装置は、給湯装置用に限定されず、たとえばファンヒータ用や、焼却装置用など、他の様々な用途に用いることができる。バーナ本体の具体的な構成も限定されない。
B バーナ装置
BC バーナケース
Cm ケース本体部
11 側壁部
11a 第1の取付け片部
12 底壁部
12a 第2の取付け片部
20 整流板部
23 第3の取付け片部
4 蓋部
41 第1の対向部
41a 第1の延設部
42 第2の対向部
42a 第2の延設部
43 凹状プレス部
5 バーナ本体
61 後面開口部(開口部)
7A 第1のカシメ部
7B 第2のカシメ部
BC バーナケース
Cm ケース本体部
11 側壁部
11a 第1の取付け片部
12 底壁部
12a 第2の取付け片部
20 整流板部
23 第3の取付け片部
4 蓋部
41 第1の対向部
41a 第1の延設部
42 第2の対向部
42a 第2の延設部
43 凹状プレス部
5 バーナ本体
61 後面開口部(開口部)
7A 第1のカシメ部
7B 第2のカシメ部
Claims (8)
- 開口部が形成され、かつ内部にバーナ本体が収容されるケース本体部と、
前記開口部を塞ぐようにして前記ケース本体部に取付けられる蓋部と、
を備えており、
前記ケース本体部には、前記開口部の周縁部に沿う取付け片部が設けられ、かつ前記蓋部には、前記取付け片部に対向する対向部が設けられている、バーナケースであって、
前記取付け片部および前記対向部として、第1の方向において互いに対向する第1の取付け片部および第1の対向部と、前記第1の方向とは交差する第2の方向において互いに対向する第2の取付け片部および第2の対向部と、が設けられており、
前記第1の取付け片部および前記第1の対向部の一方には、他方の背面側に廻り込むように屈曲された第1の延設部が設けられ、かつ前記第1の方向において、前記第1の延設部と前記一方との間に前記他方が挟み込まれた第1のカシメ部が設けられ、
前記第2の取付け片部および前記第2の対向部の一方には、他方の背面側に廻り込むように屈曲された第2の延設部が設けられ、かつ前記第2の方向において、前記第2の延設部と前記一方との間に前記他方が挟み込まれた第2のカシメ部が設けられていることを特徴とする、バーナケース。 - 請求項1に記載のバーナケースであって、
前記第1および第2の方向のいずれか一方は、前記開口部の開口方向とされている、バーナケース。 - 請求項1または2に記載のバーナケースであって、
前記ケース本体部は、底壁部、この底壁部の横幅方向両端部またはその近傍から上向きに起立した左右一対の側壁部、およびこれら一対の側壁部の後端縁部と前記底壁部の後端縁部とによって囲まれた後面開口部を有しており、かつこの後面開口部が、前記開口部であり、
前記一対の側壁部の後端縁部および前記底壁部の後端縁部には、それぞれ前記第1および第2の取付け片部が設けられており、
前記蓋部は、起立状の板状であり、かつこの蓋部の横幅方向両端部および下端部には、それぞれ前記第1および第2の対向部が設けられている、バーナケース。 - 請求項3に記載のバーナケースであって、
前記一対の側壁部のそれぞれの後端縁部には、表裏両面が前記ケース本体部の前後方向を向き、かつ上下高さ方向に延びるフランジ部が形成されており、かつこのフランジ部が、前記第1の取付け片部であり、
前記ケース本体部の前記底壁部の後端縁部は、表裏両面が上下高さ方向を向き、かつ前記ケース本体部の横幅方向に延びる形態とされ、かつこの後端縁部が、前記第2の取付け片部であり、
前記蓋部の横幅方向両端縁部のそれぞれが、前記第1の対向部であり、
前記蓋部の下部には、前記ケース本体部の前後方向に突出するように屈曲したフランジ部が形成されており、かつこのフランジ部が、前記第2の対向部である、バーナケース。 - 請求項3または4に記載のバーナケースであって、
前記ケース本体部には、前記底壁部とは別体で形成されて前記底壁部の上側に位置する燃焼用空気ガイド用の整流板部が設けられており、
この整流板部には、前記第2の取付け片部の上側に重なり、かつ前記第2の取付け片部とともに前記第2の対向部および前記第2の延設部の間に挟み込まれる第3の取付け片部が設けられている、バーナケース。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載のバーナケースであって、
前記第2のカシメ部には、前記第2の方向において部分的にプレスされた凹状プレス部が設けられている、バーナケース。 - 請求項6に記載のバーナケースであって、
前記凹状プレス部は、前記第2の取付け片部、前記第2の対向部、および前記第2の延設部が互いに重なる箇所に形成されている、バーナケース。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載のバーナケースを備えていることを特徴とする、バーナ装置。
Priority Applications (2)
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US15/405,017 US10533742B2 (en) | 2016-01-19 | 2017-01-12 | Burner case and burner device provided with the burner case |
CN201710025934.4A CN106979518A (zh) | 2016-01-19 | 2017-01-13 | 燃烧器壳体以及具有该燃烧器壳体的燃烧器装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016007779 | 2016-01-19 | ||
JP2016007779 | 2016-01-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017129346A true JP2017129346A (ja) | 2017-07-27 |
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JP2016208400A Pending JP2017129346A (ja) | 2016-01-19 | 2016-10-25 | バーナケースおよびこれを備えたバーナ装置 |
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JP (1) | JP2017129346A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7538745B2 (ja) | 2021-03-04 | 2024-08-22 | リンナイ株式会社 | 燃焼装置 |
-
2016
- 2016-10-25 JP JP2016208400A patent/JP2017129346A/ja active Pending
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JP7538745B2 (ja) | 2021-03-04 | 2024-08-22 | リンナイ株式会社 | 燃焼装置 |
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