JP2017129328A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】第二給湯機へ供給される温水を生成する貯湯式給湯機において、貯湯タンク内に湯が長時間滞留することを抑制する。
【解決手段】第二給湯機(ガス給湯機500)へ供給される温水を生成する貯湯式給湯機1であって、加熱手段(ヒートポンプ熱源機200)で加熱された湯を貯湯タンク101に蓄積する沸上げ運転を制御する沸上げ制御手段と、貯湯タンク101の上部につながる出湯管5から供給される湯と、給水管4から供給される水とを混合可能な混合手段(混合弁106)と、混合手段の下流側の温水を、第二給湯機につながる流路へ供給する供給管6と、貯湯タンク101の湯を使い切った状態であるか否かを検知する手段と、貯湯タンク101の湯を使い切った状態になるまで沸上げ運転を禁止する手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
下記特許文献1に開示されたハイブリッド式給湯システムは、低速加熱器が加熱した温水を貯湯しておく貯湯槽と、貯湯槽から温水を出湯する温水経路と、温水経路に合流する混合用水道水経路と、温水経路を流れる温水量と混合用水道水経路を流れる冷水量の比率を調整する混合比調整器と、混合比調整器を通過した混合温水を給湯栓に導く混合温水経路と、温水経路または混合温水経路を流れる水を加熱する急速加熱器と、を備える。
特開2011−231950号公報
貯湯タンクに貯えられた湯は、加熱により、水道水に比べて残留塩素濃度が低下している可能性がある。第二給湯機(特許文献1での急速加熱器に相当)へ供給される温水を生成する貯湯式給湯機において、一度加熱された後に使用されずに放熱した中温水が貯湯タンク内に長時間滞留する可能性がある。当該中温水は、残留塩素濃度の低下が懸念されるため、貯湯タンク内に長時間滞留することは、水質の面で望ましくない。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第二給湯機へ供給される温水を生成する貯湯式給湯機において、貯湯タンク内に湯が長時間滞留することを抑制することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、第二給湯機へ供給される温水を生成する貯湯式給湯機であって、貯湯タンクと、水を加熱する加熱手段と、加熱手段で加熱された湯を貯湯タンクに蓄積する沸上げ運転を制御する沸上げ制御手段と、貯湯タンクの上部につながる出湯管から供給される湯と、給水管から供給される水とを混合可能な混合手段と、混合手段の下流側の温水を、第二給湯機につながる流路へ供給する供給管と、貯湯タンクの湯を使い切った状態であるか否かを検知する手段と、貯湯タンクの湯を使い切った状態になるまで沸上げ運転を禁止する手段と、を備えるものである。
本発明によれば、第二給湯機へ供給される温水を生成する貯湯式給湯機において、貯湯タンク内に湯が長時間滞留することを抑制することが可能となる。
実施の形態1の貯湯式給湯機を示す図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機において実行される制御ルーチンのフローチャートである。 実施の形態1の貯湯式給湯機において実行される制御ルーチンのフローチャートである。 実施の形態1の貯湯式給湯機において実行される制御ルーチンのフローチャートである。 実施の形態2の貯湯式給湯機において実行される制御ルーチンのフローチャートである。 実施の形態2の貯湯式給湯機において実行される制御ルーチンのフローチャートである。 実施の形態3の貯湯式給湯機において実行される制御ルーチンのフローチャートである。 実施の形態3の貯湯式給湯機において実行される制御ルーチンのフローチャートである。 実施の形態1から3の貯湯式給湯機が備える制御装置のハードウェア構成の例を示す図である。 実施の形態1から3の貯湯式給湯機が備える制御装置のハードウェア構成の他の例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。なお、本開示における装置、器具、及び部品等の、個数、配置、向き、形状、及び大きさは、原則として、図面に示す個数、配置、向き、形状、及び大きさに限定されない。また、本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組合わせ可能な構成のあらゆる組合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の貯湯式給湯機を示す図である。本実施の形態1の貯湯式給湯機1は、ガス給湯機500へ供給される温水を生成する。貯湯式給湯機1からガス給湯機500へ供給された温水は、ガス給湯機500で再加熱された上で、例えば浴槽600または給湯口などの給湯端末へ送られる。ガス給湯機500は、第二給湯機の例である。第二給湯機は、ガス給湯機500に限定されない。第二給湯機は、ヒートポンプ式以外の方式で水を加熱するものであればよい。
貯湯式給湯機1は、タンクユニット100、ヒートポンプ熱源機200、制御装置300、及び供給温度設定部400を備える。ヒートポンプ熱源機200は、水を加熱する加熱手段の例である。ヒートポンプ熱源機200は、冷媒回路を備える。図示を省略するが、当該冷媒回路は、冷媒を圧縮する圧縮機、水冷媒熱交換器、例えば膨張弁などの減圧装置、及び、例えば外気などの低温熱源と冷媒とを熱交換することで冷媒を蒸発させる蒸発器を含む。
タンクユニット100は、ヒートポンプ熱源機200で加熱された湯を貯留する貯湯タンク101を備える。貯湯タンク101の内部には、温度による水の密度の差により、上側が高温で下側が低温になる温度成層を形成できる。貯湯タンク101は、例えば200Lの容積を有するものでもよい。貯湯タンク101は、第一の単位期間(例えば1日)にガス給湯機500へ供給する熱量を有する量の湯を貯留可能な容積のものが望ましい。
貯湯タンク101の下部と、ヒートポンプ熱源機200の水の入口との間は、往き流路2を介して接続されている。往き流路2の途中に循環ポンプ102が配置されている。ヒートポンプ熱源機200の水の出口と、貯湯タンク101の上部との間は、戻り流路3を介して接続されている。貯湯式給湯機1の沸上げ運転では、以下のようになる。ヒートポンプ熱源機200及び循環ポンプ102が運転される。貯湯タンク101内の下部にある低温の水が往き流路2を通ってヒートポンプ熱源機200へ送られる。ヒートポンプ熱源機200で加熱された湯が戻り流路3を通って貯湯タンク101内の上部に流入する。貯湯タンク101内で上側から下側に向かって湯が蓄積されていく。以下の説明では、沸上げ運転のときにヒートポンプ熱源機200で加熱された後の湯の温度を「沸上げ温度」と称する。
給水管4は、水道等の水源からの水を供給する。給水管4の途中には、水源から作用する水圧を所定圧力に調整する減圧弁105が配置されている。給水管4は、減圧弁105の下流側で分岐し、貯湯タンク101の下部と、混合弁106の第一入口とにそれぞれ接続されている。水源からの水が給水管4により貯湯タンク101の下部と混合弁106の第一入口とに供給される。給水管4から貯湯タンク101に水が流入することで、貯湯タンク101内を満水状態に維持できる。出湯管5は、貯湯タンク101の上部と、混合弁106の第二入口との間を接続する。
混合弁106の出口には、供給管6の上流端が接続されている。供給管6の下流端は、タンクユニット100の外部へ延びる外部配管7に接続される。混合弁106は、貯湯タンク101の上部から出湯管5を通って供給される湯と、給水管4から供給される水とを混合可能な混合手段の例である。混合弁106は、出湯管5からの湯と給水管4からの水との混合比を調整可能である。出湯管5からの湯と給水管4からの水とが混合弁106で混合することで生成された温水は、供給管6及び外部配管7を通ってガス給湯機500の水の入口へ供給される。
貯湯タンク101には上部温度センサ103及び下部温度センサ104が取り付けられている。上部温度センサ103は、貯湯タンク101内の上部の水温(以下、「タンク上部温度」と称する)を検知する。下部温度センサ104は、貯湯タンク101内の下部の水温(以下、「タンク下部温度」と称する)を検知する。
供給管6には、供給温度センサ107及び流量センサ108が取り付けられている。供給温度センサ107は、供給温度を検知する。供給温度は、供給管6内の水温、すなわち貯湯式給湯機1からへ供給される温水の温度である。流量センサ108は、供給管6を流れる水の流量を検知する。給水管4には、給水温度センサ109が取り付けられている。給水温度センサ109は、給水管4内の水温、すなわち水源から供給される水の温度である給水温度を検知する。戻り流路3には、沸上げ温度を検知する沸上げ温度センサ110が取り付けられている。
制御装置300は、ヒートポンプ熱源機200、循環ポンプ102、及び混合弁106の動作を制御する。上述した各センサで検知された信号は、制御装置300へ入力される。供給温度設定部400は、制御装置300に対して相互に通信可能に接続されている。ユーザーは、供給温度設定部400を操作することで、供給温度の設定を行うことができる。供給温度設定部400に入力された供給温度の設定値、すなわち目標供給温度Thsに関する情報は、制御装置300へ送信される。
本実施の形態では、流量センサ108の信号により、供給管6内の水流の有無を検知できる。供給管6内の水流有りを流量センサ108が検知した場合には、制御装置300は、供給温度センサ107で検知される供給温度Thが、供給温度設定部400にて設定された目標供給温度Thsに等しくなるように、混合弁106の動作を制御する。
目標供給温度Thsは、例えば、30℃でもよい。目標供給温度Thsは、ガス給湯機500による再加熱を必要とする温度とされる。すなわち、目標供給温度Thsは、ガス給湯機500が浴槽600または給湯口へ供給する湯の温度(例えば、45℃)より低い温度とされる。
制御装置300は、沸上げ運転を制御する沸上げ運転制御部と、時刻及び日付を認識する計時部とを備える。沸上げ運転のとき、制御装置300は、沸上げ温度センサ110で検知される沸上げ温度が、目標沸上げ温度Tpに等しくなるように、ヒートポンプ熱源機200及び循環ポンプ102のいずれか一方または両方を制御する。目標沸上げ温度Tpは、例えば、65℃でもよい。目標沸上げ温度Tpは、細菌の繁殖を抑制できる温度が好ましい。目標沸上げ温度Tpを、細菌の繁殖を抑制できる温度にすることで、貯湯タンク101に貯留された湯に細菌が繁殖することをより確実に抑制できる。沸上げ運転を実施する場合に、制御装置300は、貯湯タンク101が湯で満たされるように制御してもよい。貯湯タンク101を湯で満たすことで、貯湯タンク101内に中温水が残留することをより確実に抑制できるので、貯湯タンク101内に細菌が繁殖することをより確実に抑制できる。
図2は、実施の形態1の貯湯式給湯機1において実行される制御ルーチンのフローチャートである。図2のステップS400から処理を開始する。ステップS400からステップS401へ移行する。ステップS401で、制御装置300は、前回の沸上げ運転の実施から3日が経過しているか否かを判断する。前回の沸上げ運転の実施から3日が経過している場合には、ステップS401からステップS407へ移行する。ステップS407では、制御装置300は、ヒートポンプ熱源機200及び循環ポンプ102の運転を開始させる、すなわち沸上げ運転を開始させる。これに対し、前回の沸上げ運転の実施からまだ3日が経過していない場合には、ステップS401からステップS402へ移行する。
ステップS402で、制御装置300は、現在の時刻が特定時間帯に含まれているか否かを判断する。特定時間帯とは、例えば、使用者が負担する電力料金の単価が、他の時間帯に比べて安価であるなどの、経済的メリットが大きくなる時間帯である。例えば、一般的な時間帯別電灯契約における23時から翌朝7時までの時間帯が特定時間帯に相当する。現在の時刻が特定時間帯に含まれている場合には、ステップS402からステップS406へ移行する。これに対し、現在の時刻が特定時間帯に含まれていない場合には、ステップS402からステップS403へ移行する。
ステップS403で、制御装置300は、供給管6内の水流の有無を判断する。例えば、流量センサ108で検知される供給流量Flwが実質的に0L/minである場合など、供給管6内の水流が無い場合には、ステップS403からステップS401へ戻る。これに対し、流量センサ108で検知される供給流量Flwが0L/minより大きい場合など、供給管6内の水流が有る場合には、ステップS403からステップS404へ移行する。
ステップS404で、制御装置300は、以下のようにして、混合弁106の開度について判断する。混合弁106の湯側の開度、すなわち出湯管5に接続された第二入口側の開度が、基準開度Stepに比べて大きい場合には、ステップS404からステップS405へ移行する。混合弁106の湯側の開度が基準開度Stepに比べて小さい場合には、ステップS404からステップS401へ戻る。基準開度Stepは、混合弁106の湯側の開度が、水側の開度すなわち給水管4に接続された第一入口側の開度以上となる値でもよい。
ステップS405で、制御装置300は、供給温度センサ107で検知された供給温度Thと、下部温度センサ104で検知されたタンク下部温度Tbとの温度差(Th−Tb)を、第一基準値Ts1と比較する。第一基準値Ts1は、供給温度Thがタンク下部温度Tbに実質的に同等とみなせるか否かを判定するための温度である。以下の説明では「実質的に同等」を実質同等と称する。第一基準値Ts1は、例えば、5℃でもよい。温度差(Th−Tb)が第一基準値Ts1より小さい場合、すなわち供給温度Thがタンク下部温度Tbに実質同等とみなせる場合には、ステップS405からステップS406へ移行する。これに対し、温度差(Th−Tb)が第一基準値Ts1以上である場合、すなわち供給温度Thが、タンク下部温度Tbに比べて、実質同等の域を超えて高いとみなせる場合には、ステップS405からステップS408へ移行する。
ステップS406で、制御装置300は、目標沸上げ温度Tp(例えば65℃)から沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)と、下部温度センサ104で検知されたタンク下部温度Tbとを比較する。沸上げ開始基準値Tstpは、第一基準値Ts1より大きい値である。沸上げ開始基準値Tstpは、例えば、10℃でもよい。タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)より低い場合には、ステップS406からステップS407へ移行する。これに対し、タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)以上である場合には、ステップS406からステップS408へ移行する。
ステップS407では、制御装置300は、ヒートポンプ熱源機200及び循環ポンプ102の運転を開始させる、すなわち沸上げ運転を開始させる。ステップS407からステップS401へ戻る。
ステップS408では、制御装置300は、ヒートポンプ熱源機200及び循環ポンプ102を停止させる、すなわち沸上げ運転を実施しない。
本実施の形態では、上述したステップS403,S404,S405の処理により、貯湯タンク101の湯を使い切った状態であるか否かを検知できる。「貯湯タンク101の湯を使い切った状態」とは、貯湯タンク101の内部が、給水管4から供給された低温の水で満たされた状態のことである。ステップS403で供給管6内の水流有りが検知され、かつ、ステップS404で混合弁106の湯側の開度が基準開度Stepに比べて大きい状態のときには、貯湯タンク101の上部から出湯管5及び供給管6への水流が有ると判断できる。この状態において、ステップS405で供給管6内の水温である供給温度Thがタンク下部温度Tbに実質同等である場合には、貯湯タンク101内の上部にまで低温水が満ちている状態である、すなわち貯湯タンク101の湯を使い切った状態とみなせる。
本実施の形態であれば、特定時間帯以外の時間帯(例えば、7時から23時まで)においては、貯湯タンク101の湯を使い切った状態になるまでは、ステップS405からステップS408へ移行することで、沸上げ運転が禁止される。このため、貯湯タンク101に貯えられた湯の使い切りを促すことができる。その結果、ヒートポンプ熱源機200で一度加熱された後に温度低下した中温水、すなわち加熱により残留塩素濃度が低下している可能性のある中温水が、貯湯タンク101内に長時間滞留することを抑制できる。よって、貯湯タンク101内の水質の低下を確実に防止できる。なお、ステップS405で、タンク下部温度Tbに代えて、給水温度センサ109で検知された給水温度を利用してもよい。
本実施の形態では、原則として、1日を周期として沸上げ運転を実施する。本実施の形態における1日は、「第一の単位期間」の例である。また、本実施の形態における3日は、「第二の単位期間」の例である。第二の単位期間は、第一の単位期間より長い期間である。この3日間すなわち第二の単位期間は、例えば使用者の不在等で全く給湯が行われない場合の貯湯タンク101内の湯水の残留期間を想定しており、夏季など外気温度が高い場合に放熱による温度低下が小さい場合でも、時間の経過により残留塩素濃度が低下している場合を想定している。
本実施の形態では、ステップS401で前回の沸上げ運転の実施から3日(第二の単位期間)が経過している場合には、ステップS407へ移行し、沸上げ運転を実施する。この沸上げ運転は、貯湯タンク101の内部が湯で満たされるように実施される。これにより、残留塩素濃度が低下している可能性のある貯湯タンク101内の中温水が、目標沸上げ温度Tp(例えば65℃)まで再加熱される。よって、貯湯タンク101内での細菌の繁殖をより確実に抑制でき、水質を良好に維持できる。
本実施の形態では、貯湯タンク101の湯を使い切った後も、貯湯タンク101から出湯管5を介してガス給湯機500へ水の供給を行う。すなわち、供給温度センサ107で検知された供給温度Thが目標供給温度Thsより低い場合であっても、貯湯タンク101からガス給湯機500へ給水を停止せずに継続する。このようにすることで、貯湯タンク101の内部を、給水管4から供給される新鮮な水で満たすことができるので、貯湯タンク101の内部の水質をより良好に維持できる。貯湯タンク101からガス給湯機500へ供給された水はガス給湯機500で加熱される。ガス給湯機500は、給湯温度調節機能を備える。目標供給温度Thsより低い温度の水がガス給湯機500へ供給された場合にも、ガス給湯機500の給湯温度調節機能によって、浴槽600または給湯口への給湯温度を維持できる。
図3は、実施の形態1の貯湯式給湯機1において実行される制御ルーチンのフローチャートである。図3のステップS700から処理を開始する。ステップS700からステップS701へ移行する。ステップS701で、制御装置300は、目標沸上げ温度Tp(例えば65℃)から沸上げ開始基準値Tstp(例えば10℃)を引いた値(Tp−Tstp)と、タンク下部温度Tbとを比較する。タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)より低い場合には、ステップS701からステップS702へ移行する。これに対し、タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)以上である場合には、ステップS701からステップS706へ移行する。ステップS706では、積算供給量Leを0に初期化する。
ステップS702にて、流量センサ108で検知される供給流量Flwの値が0L/minより大きいか否かを判断する。供給流量Flwの値が0L/minより大きい場合にはステップS702からステップS703へ移行する。供給流量Flwの値が0L/min以下の場合にはステップS702からステップS701へ戻る。
ステップS703にて、混合弁106の湯側の開度が基準開度Stepに比べて大きいか否かを判断する。混合弁106の湯側の開度が基準開度Stepに比べて大きい場合には、ステップS703からステップS704へ移行する。混合弁106の湯側の開度が基準開度Stepに比べて小さい場合には、ステップS703からステップS701へ戻る。
ステップS704にて、供給温度センサ107で検知された供給温度Thと、下部温度センサ104で検知されたタンク下部温度Tbとの温度差(Th−Tb)を、第一基準値Ts1と比較する。温度差(Th−Tb)が第一基準値Ts1より小さい場合、すなわち貯湯タンク101の湯を使い切った状態であるとみなせる場合には、ステップS704からステップS705へ移行する。これに対し、温度差(Th−Tb)が第一基準値Ts1以上である場合、すなわち貯湯タンク101の湯をまだ使い切っていない場合には、ステップS704からステップS701へ戻る。
ステップS705にて、供給流量Flwを積算供給量Leに加算する。ステップS705からステップS701へ戻る。
上述した図3のフローチャートの処理によれば、貯湯タンク101の湯を使い切った状態で貯湯式給湯機1からガス給湯機500へ供給された水の総量を積算供給量Leとして検知できる。
図4は、実施の形態1の貯湯式給湯機1において実行される制御ルーチンのフローチャートである。図4のステップS1000から処理を開始する。ステップS1000からステップS1001へ移行する。ステップS1001で、前回の沸上げ運転の実施から3日が経過しているか否かを判断する。前回の沸上げ運転の実施から3日が経過している場合には、ステップS1001からステップS1004へ移行する。前回の沸上げ運転の実施からまだ3日が経過していない場合には、ステップS1001からステップS1002へ移行する。
ステップS1002にて、積算供給量Leが0Lより大きいか否かを判断する。積算供給量Leが0Lより大きい場合にはステップS1002からステップS1003へ移行する。積算供給量Leが0Lの場合にはステップS1002からステップS1007へ移行する。
ステップS1003にて、積算供給量Leを基準値Lsと比較する。基準値Lsは、例えば、10Lでもよい。積算供給量Leが基準値Lsより多い場合には、ステップS1003からステップS1005へ移行する。積算供給量Leが基準値Ls以下の場合には、ステップS1003からステップS1006へ移行する。
基準値Lsは、例えば以下のようにして決めてもよい。目標供給温度Thsを30℃と仮定する。給水温度を10℃と仮定する。貯湯タンク101の容量を200Lと仮定する。沸上げ温度が1℃変化した場合、概算で200L×1℃÷(30℃−10℃)=10L程度の給湯量に相当する。
ステップS1004にて、現在の目標沸上げ温度Tpに10℃を加算した値と、所定温度である65℃とを比較して、そのうちの高い方の値を次回の目標沸上げ温度Tpにするように更新する。その後、ステップS1008へ移行し、処理を終了する。
ステップS1005にて、現在の目標沸上げ温度Tpに補正値ΔTiを加算した値を次回の目標沸上げ温度Tpにするように更新する。補正値ΔTiは、例えば、1℃でもよい。その後、ステップS1008へ移行し、処理を終了する。
ステップS1006にて、現在の目標沸上げ温度Tpに等しい値を次回の目標沸上げ温度Tpにする。すなわち、ステップS1006では、目標沸上げ温度Tpを変更しない。その後、ステップS1008へ移行し、処理を終了する。
ステップS1007にて、現在の目標沸上げ温度Tpから補正値ΔTdを減算した値を次回の目標沸上げ温度Tpにするように更新する。補正値ΔTdは、例えば、1℃でもよい。その後、ステップS1008へ移行し、処理を終了する。
本実施の形態であれば、上述した図4のフローチャートの処理によって目標沸上げ温度Tpを決定することで、以下の効果が得られる。
前回の沸上げ運転の実施から3日以内においては、貯湯タンク101の湯を使い切った状態で貯湯式給湯機1からガス給湯機500へ供給された水の総量である積算供給量Leに基づいて、次回の沸上げ運転の目標沸上げ温度Tpを以下のように決定する。積算供給量Leが0Lの場合には、過去3日間、すなわち第二の単位期間において、貯湯タンク101の湯を使い切った状態が発生していないと考えられる。この場合には、前回の沸上げ運転で貯湯タンク101に蓄積した熱量が、必要量に比べて、多すぎると考えられる。この場合には、ステップS1007にて、次回の目標沸上げ温度Tpを現在の目標沸上げ温度Tpより低い値に設定する。その結果、次回の沸上げ運転で貯湯タンク101に蓄積する熱量は、前回の沸上げ運転で貯湯タンク101に蓄積した熱量より少なくなる。それゆえ、次回の沸上げ運転で貯湯タンク101に蓄積された湯の使い切りを促すことができる。その一方で、積算供給量Leが基準値Lsより多い場合には、前回の沸上げ運転で貯湯タンク101に蓄積した熱量が、必要量に比べて、少なすぎると考えられる。そこで、積算供給量Leが基準値Lsより多い場合には、ステップS1005にて、次回の目標沸上げ温度Tpを現在の目標沸上げ温度Tpより高い値に設定する。これにより、次回の沸上げ運転で貯湯タンク101に蓄積する熱量が過少になることを防止できる。積算供給量Leが0Lより多く基準値Ls以下である場合には、前回の沸上げ運転で貯湯タンク101に蓄積した熱量が適量であると考えられる。この場合には、ステップS1006にて、現在の目標沸上げ温度Tpに等しい値を次回の目標沸上げ温度Tpにすることで、次回の沸上げ運転で貯湯タンク101に蓄積する熱量を適量にできる。
一方、前回の沸上げ運転の実施から3日(第二の単位期間)が経過した場合には、ステップS1004にて、現在の目標沸上げ温度Tpに10℃を加算した値と、所定温度である65℃とを比較して、そのうちの高い方の値を目標沸上げ温度Tpとする。この場合には、図2のステップS401からステップS407へ移行することで、沸上げ運転が実施される。この沸上げ運転の際に、上記のような目標沸上げ温度Tpとすることで、前回の沸上げ運転で貯湯タンク101に蓄積した湯の温度より高い温度の湯を貯湯タンク101に蓄積できる。その結果、貯湯タンク101内での細菌の繁殖をより確実に抑制でき、水質を良好に維持できる。ステップS1004にて、「現在の目標沸上げ温度Tpに10℃を加算した値」を用いる理由は、以下のようなものである。沸上げ運転が3日間行われていない場合には、タンク下部温度Tbが図2のステップS406にて沸上げ運転の停止条件を満たしている可能性がある。このため、Tstpと同じ値である10℃を現在の目標沸上げ温度Tpに加算することで、沸上げ運転の停止条件を満たさないようにする。
水道等の水源の水がガス給湯機500へ直接に供給されると仮定すると、ガス給湯機500への入水温度は季節に応じて大きく変動する。これに対し、本実施の形態であれば、貯湯式給湯機1で生成した温水をガス給湯機500へ供給することで、ガス給湯機500への入水温度の変動を年間を通して抑制できる。このため、ガス給湯機500の動作状態を年間を通して安定化できる。
本実施の形態において、制御装置300は、目標供給温度Thsを定期的に変更してもよい。例えば、流量センサ108で検知した流量の積算値、すなわち貯湯式給湯機1からガス給湯機500へ供給された温水の量が、所定供給量(例えば100L)を超える毎に、目標供給温度Thsを変更してもよい。ガス給湯機500への入水温度が常に一定であると、ガス給湯機500が備える給湯温度調節機能が長期間未動作の状態になる可能性がある。ガス給湯機500の給湯温度調節機能が長期間未動作の状態になると、当該機能の動作不良の原因になる可能性がある。これに対し、目標供給温度Thsを定期的に変更することで、ガス給湯機500への入水温度が定期的に変わり、その入水温度の変化に応じてガス給湯機500の給湯温度調節機能が動作する。そのため、ガス給湯機500の給湯温度調節機能に動作不良が生じることを確実に予防できる。
実施の形態2.
次に、図5及び図6を参照して、実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。
実施の形態2の貯湯式給湯機1の機器構成は、図1に示すものと同様であるので、図示及び説明を省略する。図5及び図6は、実施の形態2の貯湯式給湯機1において実行される制御ルーチンのフローチャートである。実施の形態2の貯湯式給湯機1は、実施の形態1の図2及び図3のルーチンに代えて、図5及び図6に示すルーチンの処理を実行する。実施の形態2の貯湯式給湯機1は、実施の形態1の図4と同じルーチンの処理を実行する。
図5のステップS500から処理を開始する。ステップS500からステップS501へ移行する。ステップS501で、制御装置300は、前回の沸上げ運転の実施から3日が経過しているか否かを判断する。前回の沸上げ運転の実施から3日が経過している場合には、ステップS501からステップS505へ移行する。ステップS505では、制御装置300は、ヒートポンプ熱源機200及び循環ポンプ102の運転を開始させる、すなわち沸上げ運転を開始させる。これに対し、前回の沸上げ運転の実施からまだ3日が経過していない場合には、ステップS501からステップS502へ移行する。
ステップS502で、制御装置300は、現在の時刻が特定時間帯に含まれているか否かを判断する。現在の時刻が特定時間帯に含まれている場合には、ステップS502からステップS504へ移行する。これに対し、現在の時刻が特定時間帯に含まれていない場合には、ステップS502からステップS503へ移行する。
ステップS503で、制御装置300は、上部温度センサ103で検知されたタンク上部温度Ttと、下部温度センサ104で検知されたタンク下部温度Tbとの温度差(Tt−Tb)を、第二基準値Ts2と比較する。第二基準値Ts2は、タンク上部温度Ttがタンク下部温度Tbに実質同等とみなせるか否かを判定するための温度である。第二基準値Ts2は、例えば、5℃でもよい。温度差(Tt−Tb)が第二基準値Ts2より小さい場合、すなわちタンク上部温度Ttがタンク下部温度Tbに実質同等とみなせる場合には、ステップS503からステップS504へ移行する。これに対し、温度差(Tt−Tb)が第二基準値Ts2以上である場合、すなわちタンク上部温度Ttが、タンク下部温度Tbに比べて、実質同等の域を超えて高いとみなせる場合には、ステップS503からステップS506へ移行する。
ステップS504で、制御装置300は、目標沸上げ温度Tp(例えば65℃)から沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)と、下部温度センサ104で検知されたタンク下部温度Tbとを比較する。沸上げ開始基準値Tstpは、第二基準値Ts2より大きい値である。沸上げ開始基準値Tstpは、例えば、10℃でもよい。タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)より低い場合には、ステップS504からステップS505へ移行する。これに対し、タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)以上である場合には、ステップS504からステップS506へ移行する。
ステップS504からステップS505へ移行すると、制御装置300は、ヒートポンプ熱源機200及び循環ポンプ102の運転を開始させる、すなわち沸上げ運転を開始させる。ステップS505からステップS501へ戻る。
ステップS504からステップS506へ移行すると、制御装置300は、ヒートポンプ熱源機200及び循環ポンプ102を停止させる、すなわち沸上げ運転を実施しない。
本実施の形態では、上述したステップS503の処理により、貯湯タンク101の湯を使い切った状態であるか否かを検知できる。「貯湯タンク101の湯を使い切った状態」とは、貯湯タンク101の内部が、給水管4から供給された低温の水で満たされた状態のことである。ステップS503で、タンク上部温度Ttがタンク下部温度Tbに実質同等である場合には、貯湯タンク101内の上部にまで低温水が満ちている状態である、すなわち貯湯タンク101の湯を使い切った状態とみなせる。
本実施の形態であれば、特定時間帯以外の時間帯(例えば、7時から23時まで)においては、貯湯タンク101の湯を使い切った状態になるまでは、ステップS503からステップS506へ移行することで、沸上げ運転が禁止される。このため、貯湯タンク101に貯えられた湯の使い切りを促すことができる。その結果、ヒートポンプ熱源機200で一度加熱された後に温度低下した中温水、すなわち加熱により残留塩素濃度が低下している可能性のある中温水が、貯湯タンク101内に長時間滞留することを抑制できる。よって、貯湯タンク101内の水質の低下を確実に防止できる。なお、ステップS503で、タンク下部温度Tbに代えて、給水温度センサ109で検知された給水温度を利用してもよい。
次に、図6について説明する。図6のステップS800から処理を開始する。ステップS800からステップS801へ移行する。ステップS801で、制御装置300は、目標沸上げ温度Tp(例えば65℃)から沸上げ開始基準値Tstp(例えば10℃)を引いた値(Tp−Tstp)と、タンク下部温度Tbとを比較する。タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)より低い場合には、ステップS801からステップS802へ移行する。これに対し、タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)以上である場合には、ステップS801からステップS804へ移行する。ステップS804では、積算供給量Leを0に初期化する。
ステップS802にて、上部温度センサ103で検知されたタンク上部温度Ttと、下部温度センサ104で検知されたタンク下部温度Tbとの温度差(Tt−Tb)を、第二基準値Ts2と比較する。温度差(Tt−Tb)が第二基準値Ts2より小さい場合、すなわち貯湯タンク101の湯を使い切った状態であるとみなせる場合には、ステップS802からステップS803へ移行する。これに対し、温度差(Tt−Tb)が第二基準値Ts2以上である場合、すなわち貯湯タンク101の湯をまだ使い切っていない場合には、ステップS802からステップS801へ戻る。
ステップS803にて、供給流量Flwを積算供給量Leに加算する。ステップS803からステップS801へ戻る。
上述した図6のフローチャートの処理によれば、貯湯タンク101の湯を使い切った状態で貯湯式給湯機1からガス給湯機500へ供給された水の総量を積算供給量Leとして検知できる。
図4のフローチャートの処理については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態3.
次に、図7及び図8を参照して、実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。
実施の形態3の貯湯式給湯機1の機器構成は、図1に示すものと同様であるので、図示及び説明を省略する。図7及び図8は、実施の形態3の貯湯式給湯機1において実行される制御ルーチンのフローチャートである。実施の形態3の貯湯式給湯機1は、実施の形態1の図2及び図3のルーチンに代えて、図7及び図8に示すルーチンの処理を実行する。実施の形態3の貯湯式給湯機1は、実施の形態1の図4と同じルーチンの処理を実行する。
図7のステップS600から処理を開始する。ステップS600からステップS601へ移行する。ステップS601で、制御装置300は、前回の沸上げ運転の実施から3日が経過しているか否かを判断する。前回の沸上げ運転の実施から3日が経過している場合には、ステップS601からステップS605へ移行する。ステップS605では、制御装置300は、ヒートポンプ熱源機200及び循環ポンプ102の運転を開始させる、すなわち沸上げ運転を開始させる。これに対し、前回の沸上げ運転の実施からまだ3日が経過していない場合には、ステップS601からステップS602へ移行する。
ステップS602で、制御装置300は、現在の時刻が特定時間帯に含まれているか否かを判断する。現在の時刻が特定時間帯に含まれている場合には、ステップS602からステップS604へ移行する。これに対し、現在の時刻が特定時間帯に含まれていない場合には、ステップS602からステップS603へ移行する。
ステップS603で、制御装置300は、供給温度センサ107で検知された供給温度Thと、下部温度センサ104で検知されたタンク下部温度Tbとの温度差(Th−Tb)を、第三基準値Ts3と比較する。第三基準値Ts3は、供給温度Thがタンク下部温度Tbに実質同等とみなせるか否かを判定するための温度である。第三基準値Ts3は、例えば、5℃でもよい。温度差(Th−Tb)が第三基準値Ts3より小さい場合、すなわち供給温度Thがタンク下部温度Tbに実質同等とみなせる場合には、ステップS603からステップS604へ移行する。これに対し、温度差(Th−Tb)が第三基準値Ts3以上である場合、すなわち供給温度Thが、タンク下部温度Tbに比べて、実質同等の域を超えて高いとみなせる場合には、ステップS603からステップS606へ移行する。
ステップS604で、制御装置300は、目標沸上げ温度Tp(例えば65℃)から沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)と、下部温度センサ104で検知されたタンク下部温度Tbとを比較する。沸上げ開始基準値Tstpは、第三基準値Ts3より大きい値である。沸上げ開始基準値Tstpは、例えば、10℃でもよい。タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)より低い場合には、ステップS604からステップS605へ移行する。これに対し、タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)以上である場合には、ステップS604からステップS606へ移行する。
ステップS605では、制御装置300は、ヒートポンプ熱源機200及び循環ポンプ102の運転を開始させる、すなわち沸上げ運転を開始させる。ステップS605からステップS601へ戻る。
ステップS606では、制御装置300は、ヒートポンプ熱源機200及び循環ポンプ102を停止させる、すなわち沸上げ運転を実施しない。
本実施の形態では、上述したステップS603の処理により、貯湯タンク101の湯を使い切った状態であるか否かを検知できる。「貯湯タンク101の湯を使い切った状態」とは、貯湯タンク101の内部が、給水管4から供給された低温の水で満たされた状態のことである。混合弁106の動作は、供給温度Thが目標供給温度Thsに等しくなるように制御されている。供給温度Thが目標供給温度Thsより低くなると、混合弁106は湯側の開度が最大の状態になっていると推定できる。したがって、温度差(Th−Tb)が第三基準値Ts3より小さい状態では、供給温度Thは、貯湯タンク101の上部から出湯管5により取り出された水の温度に等しいとみなせる。よって、ステップS603で、温度差(Th−Tb)が第三基準値Ts3より小さい場合には、貯湯タンク101内の上部にまで低温水が満ちている状態である、すなわち貯湯タンク101の湯を使い切った状態とみなせる。
本実施の形態であれば、特定時間帯以外の時間帯(例えば、7時から23時まで)においては、貯湯タンク101の湯を使い切った状態になるまでは、ステップS603からステップS606へ移行することで、沸上げ運転が禁止される。このため、貯湯タンク101に貯えられた湯の使い切りを促すことができる。その結果、ヒートポンプ熱源機200で一度加熱された後に温度低下した中温水、すなわち加熱により残留塩素濃度が低下している可能性のある中温水が、貯湯タンク101内に長時間滞留することを抑制できる。よって、貯湯タンク101内の水質の低下を確実に防止できる。なお、ステップS603で、タンク下部温度Tbに代えて、給水温度センサ109で検知された給水温度を利用してもよい。
次に、図8について説明する。図8のステップS900から処理を開始する。ステップS900からステップS901へ移行する。ステップS901で、制御装置300は、目標沸上げ温度Tp(例えば65℃)から沸上げ開始基準値Tstp(例えば10℃)を引いた値(Tp−Tstp)と、タンク下部温度Tbとを比較する。タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)より低い場合には、ステップS901からステップS902へ移行する。これに対し、タンク下部温度Tbが、目標沸上げ温度Tpから沸上げ開始基準値Tstpを引いた値(Tp−Tstp)以上である場合には、ステップS901からステップS904へ移行する。ステップS904では、積算供給量Leを0に初期化する。
ステップS902にて、供給温度センサ107で検知された供給温度Thと、下部温度センサ104で検知されたタンク下部温度Tbとの温度差(Th−Tb)を、第三基準値Ts3と比較する。温度差(Th−Tb)が第三基準値Ts3より小さい場合、すなわち貯湯タンク101の湯を使い切った状態であるとみなせる場合には、ステップS902からステップS903へ移行する。これに対し、温度差(Th−Tb)が第三基準値Ts3以上である場合、すなわち貯湯タンク101の湯をまだ使い切っていない場合には、ステップS902からステップS901へ戻る。
ステップS903にて、供給流量Flwを積算供給量Leに加算する。ステップS903からステップS901へ戻る。
上述した図8のフローチャートの処理によれば、貯湯タンク101の湯を使い切った状態で貯湯式給湯機1からガス給湯機500へ供給された水の総量を積算供給量Leとして検知できる。
図4のフローチャートの処理については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。本実施の形態3によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。
図9は、実施の形態1から3の貯湯式給湯機1が備える制御装置300のハードウェア構成の例を示す図である。制御装置300の各機能は、処理回路により実現される。図9に示す例では、制御装置300の処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ301と少なくとも1つのメモリ302とを備える。処理回路が少なくとも1つのプロセッサ301と少なくとも1つのメモリ302とを備える場合、制御装置300の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ302に格納される。少なくとも1つのプロセッサ301は、少なくとも1つのメモリ302に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置300の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ301は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ302は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)等である。
図10は、実施の形態1から3の貯湯式給湯機1が備える制御装置300のハードウェア構成の他の例を示す図である。図10に示す例では、制御装置300の処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア303を備える。処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア303を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものである。制御装置300の各部の機能がそれぞれ処理回路で実現されても良い。また、制御装置300の各部の機能がまとめて処理回路で実現されても良い。
また、制御装置300の各機能について、一部を専用のハードウェア303で実現し、他の一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。処理回路は、ハードウェア303、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、制御装置300の各機能を実現しても良い。
また、単一の制御装置により貯湯式給湯機1の動作が制御される構成に限定されるものではなく、複数の制御装置が連携することで貯湯式給湯機1の動作を制御する構成にしても良い。
1 貯湯式給湯機、 2 往き流路、 3 戻り流路、 4 給水管、 5 出湯管、 6 供給管、 7 外部配管、 100 タンクユニット、 101 貯湯タンク、 102 循環ポンプ、 103 上部温度センサ、 104 下部温度センサ、 105 減圧弁、 106 混合弁、 107 供給温度センサ、 108 流量センサ、 109 給水温度センサ、 110 沸上げ温度センサ、 200 ヒートポンプ熱源機、 300 制御装置、 301 プロセッサ、 302 メモリ、 303 ハードウェア、 400 供給温度設定部、 500 ガス給湯機、 600 浴槽

Claims (11)

  1. 第二給湯機へ供給される温水を生成する貯湯式給湯機であって、
    貯湯タンクと、
    水を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段で加熱された湯を前記貯湯タンクに蓄積する沸上げ運転を制御する沸上げ制御手段と、
    前記貯湯タンクの上部につながる出湯管から供給される湯と、給水管から供給される水とを混合可能な混合手段と、
    前記混合手段の下流側の温水を、前記第二給湯機につながる流路へ供給する供給管と、
    前記貯湯タンクの湯を使い切った状態であるか否かを検知する手段と、
    前記貯湯タンクの湯を使い切った状態になるまで前記沸上げ運転を禁止する手段と、
    を備える貯湯式給湯機。
  2. 前記貯湯タンク内の下部の水温であるタンク下部温度、または前記給水管から供給される水の温度である給水温度、を検知する手段と、
    前記供給管内の水温である供給温度を検知する手段と、
    前記供給管内の水流の有無を検知する手段と、
    を備え、
    前記供給管の水流有りが検知され、かつ、前記混合手段の湯側の開度が基準に比べて大きい状態のときに、前記供給温度が前記タンク下部温度または前記給水温度に対して実質的に同等になった場合に、前記貯湯タンクの湯を使い切った状態とみなす請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記貯湯タンク内の下部の水温であるタンク下部温度、または前記給水管から供給される水の温度である給水温度、を検知する手段と、
    前記貯湯タンク内の上部の水温であるタンク上部温度を検知する手段と、
    を備え、
    前記タンク上部温度が前記タンク下部温度または前記給水温度に対して実質的に同等になった場合に、前記貯湯タンクの湯を使い切った状態とみなす請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記貯湯タンク内の下部の水温であるタンク下部温度、または前記給水管から供給される水の温度である給水温度、を検知する手段と、
    前記供給管内の水温である供給温度を検知する手段と、
    を備え、
    前記供給温度が前記タンク下部温度または前記給水温度に対して実質的に同等になった場合に、前記貯湯タンクの湯を使い切った状態とみなす請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記貯湯タンクの湯を使い切った状態が単位期間において発生しなかった場合には、前記沸上げ制御手段は、次回の沸上げ運転で前記貯湯タンクに蓄積する熱量を、前回の沸上げ運転で前記貯湯タンクに蓄積した熱量に比べて少なくする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記貯湯タンクの湯を使い切った状態で前記貯湯式給湯機から前記第二給湯機へ供給された水の量が基準に比べて多い場合には、前記沸上げ制御手段は、次回の沸上げ運転で前記貯湯タンクに蓄積する熱量を、前回の沸上げ運転で前記貯湯タンクに蓄積した熱量に比べて多くする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  7. 前回の前記沸上げ運転の実施から単位期間が経過した場合には、前記沸上げ制御手段は、前記貯湯タンクの内部が湯で満たされるように前記沸上げ運転を実施する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  8. 前記供給管に流れる温水の温度が目標温度に等しくなるように前記混合手段を制御する手段を備え、
    前記目標温度は、前記第二給湯機による再加熱を必要とする温度である請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  9. 前記供給管に流れる温水の温度が目標温度に等しくなるように前記混合手段を制御する手段と、
    前記目標温度を定期的に変更する手段と、
    を備える請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  10. 前回の前記沸上げ運転の実施から単位期間が経過した場合には、前記沸上げ制御手段は、前回の前記沸上げ運転で前記貯湯タンクに蓄積した湯の温度より高い温度の湯を前記貯湯タンクに蓄積するように前記沸上げ運転を実施する請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  11. 前記貯湯タンクの湯を使い切った後も前記貯湯タンクの水を前記第二給湯機へ供給する請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
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