JPH0351660A - 給湯装置 - Google Patents
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- JPH0351660A JPH0351660A JP1184725A JP18472589A JPH0351660A JP H0351660 A JPH0351660 A JP H0351660A JP 1184725 A JP1184725 A JP 1184725A JP 18472589 A JP18472589 A JP 18472589A JP H0351660 A JPH0351660 A JP H0351660A
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Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、電気ヒータを用いた給湯装置に関する。
(従来の技術)
周知のように、電気ヒータを熱源とする給湯器あるいは
湯沸し器には瞬間形と貯湯形とがある。
湯沸し器には瞬間形と貯湯形とがある。
瞬間形は水道から送られてきた水を大容量の電気加熱部
で瞬時に加熱して出湯させるようにしたものであり、ま
た貯湯形は予め貯湯容器に温湯を蓄えておき、この温湯
を必要時に出湯させるようにしている。瞬間形では、通
常、5〜20kwと言った大容量の電気ヒータを使用し
ない限り充分な出湯量が得られない。このため、一般住
宅では専ら貯湯形が用いられている。
で瞬時に加熱して出湯させるようにしたものであり、ま
た貯湯形は予め貯湯容器に温湯を蓄えておき、この温湯
を必要時に出湯させるようにしている。瞬間形では、通
常、5〜20kwと言った大容量の電気ヒータを使用し
ない限り充分な出湯量が得られない。このため、一般住
宅では専ら貯湯形が用いられている。
ところで、貯湯形の給湯器は、通常、第12図に示すよ
うに、外面が断熱材1で覆われた貯湯容器2を設け、こ
の貯湯容器2内の下部にシース形の電気ヒータ3を配置
したものとなっている。大型の給湯器では、貯湯容器2
の下部に給水管4を接続するとともに貯湯容器2の上部
に出湯口5を設け、この出湯口5を図示しない蛇口に接
続している。したがって、蛇口を開くと、給水管4がら
貯湯容器2内の下部に水が供給され、この圧力゛で湯が
出湯口5を通って蛇口から出ることになる。
うに、外面が断熱材1で覆われた貯湯容器2を設け、こ
の貯湯容器2内の下部にシース形の電気ヒータ3を配置
したものとなっている。大型の給湯器では、貯湯容器2
の下部に給水管4を接続するとともに貯湯容器2の上部
に出湯口5を設け、この出湯口5を図示しない蛇口に接
続している。したがって、蛇口を開くと、給水管4がら
貯湯容器2内の下部に水が供給され、この圧力゛で湯が
出湯口5を通って蛇口から出ることになる。
このタイプでは、通常、電気ヒータ3を図示しないタイ
マスイッチを介して深夜電力で付勢し、深夜に貯湯容器
2内に、たとえば85℃の温湯を蓄えるように構成され
ている。
マスイッチを介して深夜電力で付勢し、深夜に貯湯容器
2内に、たとえば85℃の温湯を蓄えるように構成され
ている。
このような深夜電力使用式の給湯器にあっては次のよう
な問題があった。すなわち、貯湯容器2の大きさは限ら
れているので、使用中に湯が無くなってしなう不便さが
ある。そのために、昼間電力で付勢できる電気ヒータ3
′を設けるようにした深夜電力給湯器も出現している。
な問題があった。すなわち、貯湯容器2の大きさは限ら
れているので、使用中に湯が無くなってしなう不便さが
ある。そのために、昼間電力で付勢できる電気ヒータ3
′を設けるようにした深夜電力給湯器も出現している。
しかし、電気ヒータ3′が貯湯容器2内の比較的上部に
配置されているので、電気ヒータ3より上部の水だけが
加熱されることになる。電気ヒータ3′が使われる時間
帯は昼間である。この時間帯では他の電力機器も使われ
るので、電気ヒータ3′の容量を大きくするには問題が
ある。このため、深夜電力用の電気ヒータ3の2〜4分
の1程度の容量の電気ヒータ3′が組み込まれるのが一
般的である。このような低容量の電気ヒータ3′では、
電源投入後、十分な温度の湯が供給できるようになるま
でに2〜4時間かかるのが一般的で、湯が無くなってか
らヒータ電源を投入したのでは役に立たないことになる
。
配置されているので、電気ヒータ3より上部の水だけが
加熱されることになる。電気ヒータ3′が使われる時間
帯は昼間である。この時間帯では他の電力機器も使われ
るので、電気ヒータ3′の容量を大きくするには問題が
ある。このため、深夜電力用の電気ヒータ3の2〜4分
の1程度の容量の電気ヒータ3′が組み込まれるのが一
般的である。このような低容量の電気ヒータ3′では、
電源投入後、十分な温度の湯が供給できるようになるま
でに2〜4時間かかるのが一般的で、湯が無くなってか
らヒータ電源を投入したのでは役に立たないことになる
。
そこで、最近では上述した不具合を解消できる給湯器、
つまり、貯湯容器内の水を上から任意の量だけ所定温度
に加熱できる温度層状性の保たれた給湯器を得ようとす
る試みや提案が幾つかなされている。もし、このような
給湯器が実現すれば、容量の小さな電気ヒータを用い、
通電を開始してから短時間に熱い湯の使用が可能で、し
かも必要な量だけ湯を蓄えることが可能となるはずであ
る。
つまり、貯湯容器内の水を上から任意の量だけ所定温度
に加熱できる温度層状性の保たれた給湯器を得ようとす
る試みや提案が幾つかなされている。もし、このような
給湯器が実現すれば、容量の小さな電気ヒータを用い、
通電を開始してから短時間に熱い湯の使用が可能で、し
かも必要な量だけ湯を蓄えることが可能となるはずであ
る。
第13図はそのような試みの1つを示している。
すなわち、この給湯器は、貯湯容器2内の底部と上部と
を管路6で接続するとともに管路6内に電気ヒータ7を
装着し、自然対流で管路6内に水を流し、加熱された温
湯を貯湯容器2内の上部に溜めるようにしている。
を管路6で接続するとともに管路6内に電気ヒータ7を
装着し、自然対流で管路6内に水を流し、加熱された温
湯を貯湯容器2内の上部に溜めるようにしている。
しかしながら、このように自然対流を利用したものにあ
っては、電気ヒータ7へ通電後、貯湯容器2内の各部温
度が第14図に示す傾向で上昇する。このため、通電後
、短時間で熱い湯を取り出すことが困難であった。
っては、電気ヒータ7へ通電後、貯湯容器2内の各部温
度が第14図に示す傾向で上昇する。このため、通電後
、短時間で熱い湯を取り出すことが困難であった。
また、第13図に示す管路6に自然対流で水を流すので
はなく、ポンプを使って水を流す方式も提案されている
。しかし、このような方式では水温が変わると管路6か
ら出てくる湯温が変化すること、長期間に亘って管路6
に流れる水量を一定に保てる保証がないこと、等の理由
からいまだに商品化されていない。
はなく、ポンプを使って水を流す方式も提案されている
。しかし、このような方式では水温が変わると管路6か
ら出てくる湯温が変化すること、長期間に亘って管路6
に流れる水量を一定に保てる保証がないこと、等の理由
からいまだに商品化されていない。
特に水温の変化は非常に大きく約60”Cから5°C程
度の範囲で変化する。これは冬期は本来水温が極めて低
く、また湯の沸かし直しを行なう場合には60℃以上の
湯が供給されてくるためである。
度の範囲で変化する。これは冬期は本来水温が極めて低
く、また湯の沸かし直しを行なう場合には60℃以上の
湯が供給されてくるためである。
(発明が解決しようとする課題)
このように、従来の給湯装置にあっては、給水温度が変
化すると、それに応じて出湯温度が変化すると言う問題
があった。
化すると、それに応じて出湯温度が変化すると言う問題
があった。
そこで本発明は、給水温度が5〜60’C程度変化して
も、出湯温度の変化をその数分の1に抑えることができ
、一般住宅用給湯器に組み込むのに適した給湯装置を提
供することを目的としている。
も、出湯温度の変化をその数分の1に抑えることができ
、一般住宅用給湯器に組み込むのに適した給湯装置を提
供することを目的としている。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明に係る給湯装置では
、水を収容する貯湯槽と、この貯湯槽の下部から貯湯槽
内に給水する給水手段と、前記貯湯槽の上部から貯湯槽
内の水を外部に導く給湯手段と、前記貯湯槽の外側に設
けられ前記貯湯槽の下部と上部を液密に連結する管路手
段と、前記管路手段の途中に設けられて前記管路手段内
の水を加熱する加熱手段と、前記管路手段を通して前記
貯湯槽の下部から上部へ水を送るポンプ手段と、前記加
熱手段で加熱される前あるいは加熱された後の水の温度
のうち少なくともどちらか一方の水温を検出する水温検
出手段と、この検出手段の情報に基づいて前記加熱手段
に送られる前記管路手段内の水量を制御する水量制御手
段と、から成ることを特徴としている。
、水を収容する貯湯槽と、この貯湯槽の下部から貯湯槽
内に給水する給水手段と、前記貯湯槽の上部から貯湯槽
内の水を外部に導く給湯手段と、前記貯湯槽の外側に設
けられ前記貯湯槽の下部と上部を液密に連結する管路手
段と、前記管路手段の途中に設けられて前記管路手段内
の水を加熱する加熱手段と、前記管路手段を通して前記
貯湯槽の下部から上部へ水を送るポンプ手段と、前記加
熱手段で加熱される前あるいは加熱された後の水の温度
のうち少なくともどちらか一方の水温を検出する水温検
出手段と、この検出手段の情報に基づいて前記加熱手段
に送られる前記管路手段内の水量を制御する水量制御手
段と、から成ることを特徴としている。
(作 用)
上記のように構成された給湯装置によれば、加熱手段が
作動されると貯湯槽内の下部に位置した水が管路手段を
通してポンプ手段に吸い込まれ、例えば85℃に加熱さ
れた後、管路手段を通して貯湯槽上部へ送り込まれる。
作動されると貯湯槽内の下部に位置した水が管路手段を
通してポンプ手段に吸い込まれ、例えば85℃に加熱さ
れた後、管路手段を通して貯湯槽上部へ送り込まれる。
したがって、貯湯槽内には、上部から85℃の湯が層状
に徐々に溜まり、下方へと拡大していく。
に徐々に溜まり、下方へと拡大していく。
加熱手段の動作を停止すると、貯湯槽内の湯は層状のま
ま蓄えられる、この場合、貯湯槽内の下部に位置した水
の温度が変化すると、加熱手段を通過する水流量が一定
ならば、加熱手段から吐出される湯温も変化することに
なる。この加熱手段から吐出される湯温あるいは加熱さ
れる前の水温を検知する温度センサーからの信号で、ポ
ンプの回転数あるいは弁の開度等を制御して、加熱する
手段を通過する水流量を変えることにより、前記加熱手
段から吐出される湯温はほぼ一定に保たれる。
ま蓄えられる、この場合、貯湯槽内の下部に位置した水
の温度が変化すると、加熱手段を通過する水流量が一定
ならば、加熱手段から吐出される湯温も変化することに
なる。この加熱手段から吐出される湯温あるいは加熱さ
れる前の水温を検知する温度センサーからの信号で、ポ
ンプの回転数あるいは弁の開度等を制御して、加熱する
手段を通過する水流量を変えることにより、前記加熱手
段から吐出される湯温はほぼ一定に保たれる。
このような水流式加熱手段により、貯湯槽内の上部から
所望の温度の湯が層状に蓄えられるため、水流式加熱手
段を動作させた時点から短時間で、使用に適した85℃
の湯を供給でき、給湯装置の即応性を向上させかつ湯温
の変動を極めて小さくすることができる。
所望の温度の湯が層状に蓄えられるため、水流式加熱手
段を動作させた時点から短時間で、使用に適した85℃
の湯を供給でき、給湯装置の即応性を向上させかつ湯温
の変動を極めて小さくすることができる。
(実施例)
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明する
。
。
第1図には本発明の一実施例に係る給湯装置が示されて
いる。
いる。
同図において、51は縦長の貯湯容器を示し、52は貯
湯容器51を覆うように設けられた断熱機構を示してい
る。
湯容器51を覆うように設けられた断熱機構を示してい
る。
貯湯容器51の下壁部分には、この貯湯容器51内に給
水するための給水口53が形成されており、この給水口
53は給水管54に接続されている。なお、給水管54
の途中には貯湯容器51に流入する水の圧力を例えば1
kg / cm 2以下の値まで減圧する減圧弁55
が直列に接続されている。
水するための給水口53が形成されており、この給水口
53は給水管54に接続されている。なお、給水管54
の途中には貯湯容器51に流入する水の圧力を例えば1
kg / cm 2以下の値まで減圧する減圧弁55
が直列に接続されている。
貯湯容器51の上壁部分には、この貯湯容器51内の湯
を外部へ導くための出湯口56が形成されており、この
出湯口56は給湯管57を介して厨房や浴室等に配置さ
れた蛇口58に接続されている。
を外部へ導くための出湯口56が形成されており、この
出湯口56は給湯管57を介して厨房や浴室等に配置さ
れた蛇口58に接続されている。
断熱機構52内には、水流式ヒーター60が埋め込まれ
ている。この水流式ヒータ60は、下端開口部が貯湯容
器51の下壁部分に形成された吸込み口61に接続され
、上端開口部が貯湯容器51の上壁部分に形成された吐
出口62に接続されている。そしてこの水流式ヒータ6
0と貯湯容器51とで閉ループを形成する温水路63と
、この温水路63の途中に設けられ、温水路63に水(
あるいは温水)を循環させるための循環ポンプ65が設
けられている。
ている。この水流式ヒータ60は、下端開口部が貯湯容
器51の下壁部分に形成された吸込み口61に接続され
、上端開口部が貯湯容器51の上壁部分に形成された吐
出口62に接続されている。そしてこの水流式ヒータ6
0と貯湯容器51とで閉ループを形成する温水路63と
、この温水路63の途中に設けられ、温水路63に水(
あるいは温水)を循環させるための循環ポンプ65が設
けられている。
そして温水路63の水流式ヒータ60の揚出口近傍には
ヒータの出口湯温度を検出する温度検出センサー64が
設けられている。この温度検出センサー64は、例えば
サーミスタをステンレス保護管内に挿入したものである
。この温度検出センサー64の出力は循環ポンプ65の
回転数をヒータの出口湯温度に基づいて適宜所定の回転
数に制御し、その結果温水路63内の循環水量を制御し
てヒータの出口湯温度をほぼ一定に制御するための制御
回路66の入力となる。
ヒータの出口湯温度を検出する温度検出センサー64が
設けられている。この温度検出センサー64は、例えば
サーミスタをステンレス保護管内に挿入したものである
。この温度検出センサー64の出力は循環ポンプ65の
回転数をヒータの出口湯温度に基づいて適宜所定の回転
数に制御し、その結果温水路63内の循環水量を制御し
てヒータの出口湯温度をほぼ一定に制御するための制御
回路66の入力となる。
この制御回路66は、その−例を第2図に示すように、
温度検出センサー64からの信号を湯温設定回路20に
設定されている所定湯温の信号と比較する比較回路21
と、比例(P)、積分(I)、微分(D)を行なう。い
わゆるPID補償制御回路22と増幅回路23とから成
っている。
温度検出センサー64からの信号を湯温設定回路20に
設定されている所定湯温の信号と比較する比較回路21
と、比例(P)、積分(I)、微分(D)を行なう。い
わゆるPID補償制御回路22と増幅回路23とから成
っている。
なお、21はスタートリセット制御回路であって、初期
状態において、湯温設定回路2oの設定値Th(例えば
85℃)と、湯温検出センサー64の検出温度(例えば
15℃)との差(偏差)が大きく、制御がオーバーシュ
ートして湯温か極めて高温(例えば100℃を越える)
になることを防ぐための制御回路である。
状態において、湯温設定回路2oの設定値Th(例えば
85℃)と、湯温検出センサー64の検出温度(例えば
15℃)との差(偏差)が大きく、制御がオーバーシュ
ートして湯温か極めて高温(例えば100℃を越える)
になることを防ぐための制御回路である。
このスタートリセット制御回路21は、具体的には、例
えばプログラム制御方式を採用したものであって、スタ
ート時は温水路63に流れる流量を多くし、徐々に流量
を減じて、ある任意の温度(オーバーシュートしない程
度の温度)に達したら上記の通常制御モードに入るよう
にすればオーバーシュートは避けることができる。実用
的にも実験の結果では、上記流量を減じてくるタイムコ
ンストを1分以上にすればオーバーシュートは完全に防
止できることが確認できている。
えばプログラム制御方式を採用したものであって、スタ
ート時は温水路63に流れる流量を多くし、徐々に流量
を減じて、ある任意の温度(オーバーシュートしない程
度の温度)に達したら上記の通常制御モードに入るよう
にすればオーバーシュートは避けることができる。実用
的にも実験の結果では、上記流量を減じてくるタイムコ
ンストを1分以上にすればオーバーシュートは完全に防
止できることが確認できている。
この第2図に示した回路例においては、タイムコンスト
が1分以上で充分であることが確認できているために、
スタート時の電流を検知して、流量を多くするプログラ
ム制御方式を採用しているスタートリセット制御回路2
1により制御を行ない徐々に流量を減じて、時間として
1分程度経過したらPID制御に切替えるような構成で
ある。
が1分以上で充分であることが確認できているために、
スタート時の電流を検知して、流量を多くするプログラ
ム制御方式を採用しているスタートリセット制御回路2
1により制御を行ない徐々に流量を減じて、時間として
1分程度経過したらPID制御に切替えるような構成で
ある。
もちろん前述のようにオーバーシュートしない任意の温
度で切替える構成でもよい。
度で切替える構成でもよい。
そして、制御回路66の出力を循環ポンプ65駆動用の
ブラシレス直流モータの駆動制御回路67に入力し、循
環ポンプ65の回転数設定信号として与えるようになっ
ている。
ブラシレス直流モータの駆動制御回路67に入力し、循
環ポンプ65の回転数設定信号として与えるようになっ
ている。
なお、上記制御回路66は、水流式ヒータ66の熱制御
特性が、モーター回転数設定信号を与えてから湯温検出
センサーに応答が現われるまでの伝達関数はむだ時間遅
れを含む位相遅れの特性を有しているので、比例制御で
は一般に発振してしまい、安定な制御動作が得られない
ので、ヒーターの動特性に見合う、比例、積分、微分、
特性回路を加えて、安定動作を得るようにするためのも
のである。
特性が、モーター回転数設定信号を与えてから湯温検出
センサーに応答が現われるまでの伝達関数はむだ時間遅
れを含む位相遅れの特性を有しているので、比例制御で
は一般に発振してしまい、安定な制御動作が得られない
ので、ヒーターの動特性に見合う、比例、積分、微分、
特性回路を加えて、安定動作を得るようにするためのも
のである。
なお、本発明者は前述の制御回路66を設計するに際し
て次のような実験を試みた。
て次のような実験を試みた。
まず、簡単な水流式ヒータ60を製作し、このヒータ6
0の応答を調ベヒータ60の伝達関数を測定した。
0の応答を調ベヒータ60の伝達関数を測定した。
第3図は、水流式ヒータ60の出口湯温度の応答特性の
測定結果を示すものであって、横軸に時間、縦軸にヒー
タ出口湯温度を示すものであって、ヒータ60のON、
OFFと循環ポンプ65の回転数を変えて測定している
。
測定結果を示すものであって、横軸に時間、縦軸にヒー
タ出口湯温度を示すものであって、ヒータ60のON、
OFFと循環ポンプ65の回転数を変えて測定している
。
第3図の応答特性結果から水流式ヒータ60のとなる。
また、制御回路66の中のPID補償制御回路22の設
計は次のように行なった。第4図は、そのPID補償制
御回路22の設計の一例である。
計は次のように行なった。第4図は、そのPID補償制
御回路22の設計の一例である。
この時の制御精度目標値は次のように設定した。
1) 目標出口湯温・・・・・・・・・・・・80〜8
5℃2)定常偏差・・・・・・・・・・・・±2.5℃
3)人口水温範囲・・・・・・・・・・・・0〜60℃
4)低周波−巡増幅度・・・・・・6015−12以上
第4に示す回路の伝達関数G (S)を算出すると、 T a ” C2Ra O,5T4−C3R
4470 T5−C3R514,I T45−T4 +T5 484.1次に、ヒーター
の伝達関数(1)式とフィールドバック伝達関数(2)
式をかけて一巡伝達関数二二で第4図における各CとR
を下記のように定めると、 C: 680μ R1: 10にΩ■ C:10μ R2: 2にΩ Ca:4700μ s R:50にΩ(30〜7okΩ) R:100にΩ R: 3にΩ(1〜5にΩ) 各タイムコンストは次のように求められる。
5℃2)定常偏差・・・・・・・・・・・・±2.5℃
3)人口水温範囲・・・・・・・・・・・・0〜60℃
4)低周波−巡増幅度・・・・・・6015−12以上
第4に示す回路の伝達関数G (S)を算出すると、 T a ” C2Ra O,5T4−C3R
4470 T5−C3R514,I T45−T4 +T5 484.1次に、ヒーター
の伝達関数(1)式とフィールドバック伝達関数(2)
式をかけて一巡伝達関数二二で第4図における各CとR
を下記のように定めると、 C: 680μ R1: 10にΩ■ C:10μ R2: 2にΩ Ca:4700μ s R:50にΩ(30〜7okΩ) R:100にΩ R: 3にΩ(1〜5にΩ) 各タイムコンストは次のように求められる。
T t ’″ClR16,8
T2″″CI+R2l・32
TI2″″T IT 2
くらべて非常に小さいので無視すると、(3)式は次の
ように簡単になる。
ように簡単になる。
たものが第5図である。この図よりボードの安定判別を
適用すれば、低周波数−巡増幅度50以下なら安定と言
える。余裕をみて、20なら十分安定と言うことになり
、定常偏差±1.5となり±2.5℃以下という目標値
を十分に満たすことになる。
適用すれば、低周波数−巡増幅度50以下なら安定と言
える。余裕をみて、20なら十分安定と言うことになり
、定常偏差±1.5となり±2.5℃以下という目標値
を十分に満たすことになる。
次に誤差応答の検討をする。
誤差が大きく出る可能性のあるのは、ヒーター人口水温
が50〜60℃の温度に達しているときに出湯して急に
入口水温が下がる場合である。このような場合の誤差応
答を検討する。誤差をE(S)、外乱入力をY (S)
とすると、E (S) −4捕千冒千千← ・・・・・
・(5)と求められる。いま、外部Y (S)として入
口水温がステップ状に変化するケースを考え、y (s
)−−1/Sとして(5)式でE (S)を求めると、
第6図のようになる。起り得る最も急激な変化は入口温
度60℃−0℃に変化するケースでこの場合は出口湯温
は図中右側縦軸に示すように最大偏差は一28°Cで、
85℃が57℃まで一時的に低下するが、1分以内にほ
ぼ回復することが分かる。
が50〜60℃の温度に達しているときに出湯して急に
入口水温が下がる場合である。このような場合の誤差応
答を検討する。誤差をE(S)、外乱入力をY (S)
とすると、E (S) −4捕千冒千千← ・・・・・
・(5)と求められる。いま、外部Y (S)として入
口水温がステップ状に変化するケースを考え、y (s
)−−1/Sとして(5)式でE (S)を求めると、
第6図のようになる。起り得る最も急激な変化は入口温
度60℃−0℃に変化するケースでこの場合は出口湯温
は図中右側縦軸に示すように最大偏差は一28°Cで、
85℃が57℃まで一時的に低下するが、1分以内にほ
ぼ回復することが分かる。
従って、第4図の補償回路で十分に目標を達成すること
ができる。
ができる。
なお、第4図の回路だけでは、スタート時のオーバーシ
ュートが生じることがあり、沸騰に達する恐れがある。
ュートが生じることがあり、沸騰に達する恐れがある。
これを避けるため、先に述べたようにプログラム制御方
式を取り入れている。スタート時は流量を多くし、徐々
に流量を減じて所定温度に達したら、制御モードに入る
ようにすればオーバーシュートは完全に避けることがで
きる。
式を取り入れている。スタート時は流量を多くし、徐々
に流量を減じて所定温度に達したら、制御モードに入る
ようにすればオーバーシュートは完全に避けることがで
きる。
この流量を下げてくるタイムコンストを1分以上にすれ
ば、オーバーシュートはほぼ避けることができる。
ば、オーバーシュートはほぼ避けることができる。
この実施例で示した水流式ヒータ60は、第7図に示す
ように加熱管40の外面に設けられた厚さ0.3m+s
程度のセラミックコーティング層41(たとえば、低ア
ルカリホーローまたは低温焼結セラミック)の上面に帯
状の鉄クロム合金からなる抵抗発熱体42を巻回し、両
端に電極43を取り付けた後に低温焼結セラミック44
を塗布して固着されている。
ように加熱管40の外面に設けられた厚さ0.3m+s
程度のセラミックコーティング層41(たとえば、低ア
ルカリホーローまたは低温焼結セラミック)の上面に帯
状の鉄クロム合金からなる抵抗発熱体42を巻回し、両
端に電極43を取り付けた後に低温焼結セラミック44
を塗布して固着されている。
ここで実施例に係る流水加熱ヒーター60の各部寸法を
示すと、抵抗体として幅5mm、厚さ0.16鰭、長さ
5.7mの鉄クローム帯体を外形27mmのステンレス
管40の外側セラミックコーティング絶縁被覆40を施
した管の上に巻き付けると約65巻きとなる。巻きピッ
チを81とすると長さ550 mmのパイプに巻き付け
られる。200vの電圧で4,4KWの水流式ヒーター
60が構成される。
示すと、抵抗体として幅5mm、厚さ0.16鰭、長さ
5.7mの鉄クローム帯体を外形27mmのステンレス
管40の外側セラミックコーティング絶縁被覆40を施
した管の上に巻き付けると約65巻きとなる。巻きピッ
チを81とすると長さ550 mmのパイプに巻き付け
られる。200vの電圧で4,4KWの水流式ヒーター
60が構成される。
また、第1図中83は自動空気抜き弁で、ヒーター60
で分離したガスを排出するものである。
で分離したガスを排出するものである。
加熱管路63は例えばヒーター60が4KW、水温が2
0℃、ヒーター出口湯温か85℃とすると流水量は、 860X4/ (85−20)−53Ω/hつまり1分
間に1g以下と流量が小さく、流れの抵抗はきわめて小
さくなり、ポンプ65の動力も数ワット以下と小さいも
のでよい。そのため、ガスが配管の中にたまると流量を
乱す大きな外乱となり、湯温の変動も大きくなり、制御
が追付かないことが起る。そのようなことを避けるため
、自動空気抜き弁は有用である。
0℃、ヒーター出口湯温か85℃とすると流水量は、 860X4/ (85−20)−53Ω/hつまり1分
間に1g以下と流量が小さく、流れの抵抗はきわめて小
さくなり、ポンプ65の動力も数ワット以下と小さいも
のでよい。そのため、ガスが配管の中にたまると流量を
乱す大きな外乱となり、湯温の変動も大きくなり、制御
が追付かないことが起る。そのようなことを避けるため
、自動空気抜き弁は有用である。
深夜電力温水器においては、湯を途中で使い切ってしま
う場合が起り、そのようなことが起るかもじれないとい
う不安が持たれることが普及の大きな妨げになっている
と考えられて来た。そのような場合に追い加熱が短時間
にできることが本発明の主旨である。昼間の電力と深夜
電力が別系統でなければならない料金制度に対応するに
は第8図に示すように二つのヒーター60をシリーズに
連結し片方のヒーターを深夜電力電源に、もう−方のヒ
ーター60を昼間の電源につなぐようにすることもでき
る。また二つのヒーターをパラレルに配置し電磁弁など
により流れを切り替えて使用することもできる。
う場合が起り、そのようなことが起るかもじれないとい
う不安が持たれることが普及の大きな妨げになっている
と考えられて来た。そのような場合に追い加熱が短時間
にできることが本発明の主旨である。昼間の電力と深夜
電力が別系統でなければならない料金制度に対応するに
は第8図に示すように二つのヒーター60をシリーズに
連結し片方のヒーターを深夜電力電源に、もう−方のヒ
ーター60を昼間の電源につなぐようにすることもでき
る。また二つのヒーターをパラレルに配置し電磁弁など
により流れを切り替えて使用することもできる。
次に第9図を参照して本発明の第2の実施例について説
明する。なお、第1図と同一部分あるいは相当する部分
には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
明する。なお、第1図と同一部分あるいは相当する部分
には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
第9図においては、温度検出センサー64が温水路63
の中でヒーター60の出口ではなく、ヒータ60の手前
に設けられている。このセンサー64を設ける位置は第
9図ではヒーター60の直前に設けられているが循環ポ
ンプ65の前後や吸込み口61の近傍でもよい。
の中でヒーター60の出口ではなく、ヒータ60の手前
に設けられている。このセンサー64を設ける位置は第
9図ではヒーター60の直前に設けられているが循環ポ
ンプ65の前後や吸込み口61の近傍でもよい。
このような位置に温度検出センサー64を設けた場合に
は、給水温度を検出することができる。
は、給水温度を検出することができる。
この給水温度は、従来技術の欄でも述べたように例えば
5〜60℃程度変化する。
5〜60℃程度変化する。
上記センサー64の出力は制御回路80の入力となる。
先の実施例の制御回路66ではPID制御を行なってい
たが、この制御回路80は次のような制御を行なう。
たが、この制御回路80は次のような制御を行なう。
この制御回路80は主に記憶手段(例えばROM等)か
ら成り、この記憶手段には、あらかじめ、給水温度(前
記温水路63に流れ込む水の温度)と循環ポンプ65の
回転数とヒータ60の出口温度の相関関係が記憶されて
いる。つまり、ヒータ60の出口温度が決定される(例
えば85℃)と、給水温度と循環ポンプ65の回転数は
1対1に対応関係が成立する。したがって、この対応関
係をあらかじめ制御回路80に記憶させておけば、他の
複雑な制御を行なうことなく簡単な制御だけで応答性が
非常に良くヒータ60の出口温度の変動を小さくするこ
とができる。
ら成り、この記憶手段には、あらかじめ、給水温度(前
記温水路63に流れ込む水の温度)と循環ポンプ65の
回転数とヒータ60の出口温度の相関関係が記憶されて
いる。つまり、ヒータ60の出口温度が決定される(例
えば85℃)と、給水温度と循環ポンプ65の回転数は
1対1に対応関係が成立する。したがって、この対応関
係をあらかじめ制御回路80に記憶させておけば、他の
複雑な制御を行なうことなく簡単な制御だけで応答性が
非常に良くヒータ60の出口温度の変動を小さくするこ
とができる。
次に第10図を参照して本発明の第3の実施例を説明す
る。なお、第1図と第9図と同一部分あるいは相当する
部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
る。なお、第1図と第9図と同一部分あるいは相当する
部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
第1O図においては、基本的に第1図と第9図における
本発明の第1および第2の実施例を組合せた実施例に相
当する。
本発明の第1および第2の実施例を組合せた実施例に相
当する。
先の第1図における第1の実施例においては、ヒーター
60の出口湯温を検出してPID補償制御およびオーバ
ーシュートを防止するプログラム制御を採用しているた
め、ヒーター6oの出口温度を非常に精度良く管理でき
る。
60の出口湯温を検出してPID補償制御およびオーバ
ーシュートを防止するプログラム制御を採用しているた
め、ヒーター6oの出口温度を非常に精度良く管理でき
る。
つまり、第2の実施例においては、各々の要素の相関関
係をあらかじめ記憶したものであって、経年使用等によ
り、温水路63に水アカやサビ等が付着して水量が変化
してしまった場合や、ポンプ65の駆動能力が変化した
場合等に補正する手段が考慮されていないため(なお、
第2の実施例においても補正する手段を設けることがで
きるが、ここではその詳細は省略する。)に誤差が生じ
るおそれがある。
係をあらかじめ記憶したものであって、経年使用等によ
り、温水路63に水アカやサビ等が付着して水量が変化
してしまった場合や、ポンプ65の駆動能力が変化した
場合等に補正する手段が考慮されていないため(なお、
第2の実施例においても補正する手段を設けることがで
きるが、ここではその詳細は省略する。)に誤差が生じ
るおそれがある。
これに対して、第1の実施例においては、ヒーター60
の出口湯温を常に一定となるように制御しているため誤
差は極めて小さい。
の出口湯温を常に一定となるように制御しているため誤
差は極めて小さい。
また、第1の実施例においては、第2実施例と比較する
と、応答性の点で若干劣る、つまり、温水路63内を流
れる水量が少ないため水の循環速度は比較的速い。した
がって、ヒーター6o内を水が流れて検出センサー64
まで到達して水温が検出されるまでには時間遅れが発生
する。このむだ時間遅れにより若干応答性が悪化するわ
けである。
と、応答性の点で若干劣る、つまり、温水路63内を流
れる水量が少ないため水の循環速度は比較的速い。した
がって、ヒーター6o内を水が流れて検出センサー64
まで到達して水温が検出されるまでには時間遅れが発生
する。このむだ時間遅れにより若干応答性が悪化するわ
けである。
第10図に示す第3の実施例は、第1の実施例と第2の
実施例の優れた作用・効果を加え合せた実施例であって
、応答性が良く、かつ精度の良いものとなっている。
実施例の優れた作用・効果を加え合せた実施例であって
、応答性が良く、かつ精度の良いものとなっている。
つまり、応答性については第2の実施例を優先させ、第
2の実施例における誤差を補正して精度を向上させるた
めに第1の実施例を組合せている。
2の実施例における誤差を補正して精度を向上させるた
めに第1の実施例を組合せている。
そして、第2の実施例における制御回路80と第1の実
施例におけ、る制御回路66における各々の制御を判断
制御回路81により考慮して、最終的なポンプ65の回
転数を決定している。
施例におけ、る制御回路66における各々の制御を判断
制御回路81により考慮して、最終的なポンプ65の回
転数を決定している。
第11図は、本発明の第4の実施例を示すものであって
、第1図、および第9図乃至第10図と同一部分あるい
は相等する部分には同一符号を付してその詳細な説明は
省略する。
、第1図、および第9図乃至第10図と同一部分あるい
は相等する部分には同一符号を付してその詳細な説明は
省略する。
この実施例では、温水路63のヒーター6oとポンプ6
5の間に流ffi調整可能な弁7oを設け、この弁の開
度を検出センサー64の検出水温に基づいて制御するも
のであって、ポンプ65の回転数を変える必要はない。
5の間に流ffi調整可能な弁7oを設け、この弁の開
度を検出センサー64の検出水温に基づいて制御するも
のであって、ポンプ65の回転数を変える必要はない。
つまり、第1乃至第3の実施例で述べた制御回路66、
あるいは制御回路80あるいは判断制御回路81の出力
を弁70の開度を調整するための弁開度制御回路82の
入力として温水路63内を流れてヒーター60に送られ
る水量を制御している。
あるいは制御回路80あるいは判断制御回路81の出力
を弁70の開度を調整するための弁開度制御回路82の
入力として温水路63内を流れてヒーター60に送られ
る水量を制御している。
このようにしても先の実施例と同様の作用・効果を得る
ことができる。
ことができる。
ただし、温水路63内を流れる流水量が非常に少ない場
合は、温水路63の径を小さくして使用するため、弁7
0を設けた場合に水アカ等で弁がつまり、誤差要因とな
ることがあるため、このような場合は、先の第1乃至第
3の実施例の方が優れている。
合は、温水路63の径を小さくして使用するため、弁7
0を設けた場合に水アカ等で弁がつまり、誤差要因とな
ることがあるため、このような場合は、先の第1乃至第
3の実施例の方が優れている。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく種々変
形して用いることができ、制御方法や流量を調整するた
めの手段等は適宜変更することができる。
形して用いることができ、制御方法や流量を調整するた
めの手段等は適宜変更することができる。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明によれば給水i!度が大き
く変動しても、出湯温度の変動を極めて小さく抑えるこ
とのできる給湯装置を得ることができる。
く変動しても、出湯温度の変動を極めて小さく抑えるこ
とのできる給湯装置を得ることができる。
第1図は、本発明に係る給湯装置の一実施例を示す概略
構成図、第2図は、同給湯装置の制御システムの概略構
成図、第3図は、本発明に係るヒータの応答特性のCI
定結果を示す特性図、第4図は、本発明に係る補償回路
の一実施例を示す回路図、第5図は、本発明に係るヒー
タの伝達関数に係るボード線図、第6図は、ヒータの入
力変化に対する出力応答の計算に基づく特性図、第7図
と第8図は、本発明に係るヒータの構成を示す概略構成
図、第9図乃至第11図は、本発明の他の実施例に係る
給湯装置の概略構成図、第12図と第13図は従来の給
湯装置を示す概略構成図、第14図は、従来の給湯装置
の出湯温度特性を示す図である。 51・・・貯湯容器、53・・・給水口、54・・・給
水管、55・・・減圧弁、56・・・出湯口、57・・
・給湯管、58・・・蛇口、60・・・水流式ヒータ(
加熱手段)、61・・・吸込み口、62・・・吐出口、
63・・・温水路(管路手段)、64・・’?H度検出
センサー(水温検出手段) 65・・・循環ポンプ(ポ
ンプ手段)66・・・$制御回路(水量制御 御回路、70・・・弁(弁手段) 80・・・制御回
路(水量制御手段)、81・・・判断制御回路、82・
・・弁開度制御回路、83・・・自動空気抜き弁。
構成図、第2図は、同給湯装置の制御システムの概略構
成図、第3図は、本発明に係るヒータの応答特性のCI
定結果を示す特性図、第4図は、本発明に係る補償回路
の一実施例を示す回路図、第5図は、本発明に係るヒー
タの伝達関数に係るボード線図、第6図は、ヒータの入
力変化に対する出力応答の計算に基づく特性図、第7図
と第8図は、本発明に係るヒータの構成を示す概略構成
図、第9図乃至第11図は、本発明の他の実施例に係る
給湯装置の概略構成図、第12図と第13図は従来の給
湯装置を示す概略構成図、第14図は、従来の給湯装置
の出湯温度特性を示す図である。 51・・・貯湯容器、53・・・給水口、54・・・給
水管、55・・・減圧弁、56・・・出湯口、57・・
・給湯管、58・・・蛇口、60・・・水流式ヒータ(
加熱手段)、61・・・吸込み口、62・・・吐出口、
63・・・温水路(管路手段)、64・・’?H度検出
センサー(水温検出手段) 65・・・循環ポンプ(ポ
ンプ手段)66・・・$制御回路(水量制御 御回路、70・・・弁(弁手段) 80・・・制御回
路(水量制御手段)、81・・・判断制御回路、82・
・・弁開度制御回路、83・・・自動空気抜き弁。
Claims (12)
- (1)水を収容する貯湯槽と、 この貯湯槽の、下部から貯湯槽内に給水する給水手段と
、 前記貯湯槽の上部から貯湯槽内の水を外部に導く給湯手
段と、 この貯湯槽の外側に設けられ前記貯湯槽の下部と上部を
液密に連結する管路手段と、 前記管路手段の途中に設けられて前記管路手段内の水を
加熱する加熱手段と、 前記管路手段を通して前記貯湯槽の下部から上部へ水を
送るポンプ手段と、 前記加熱手段で加熱される前、あるいは加熱された後の
水の温度のうち少なくともどちらか一方の水温を検出す
る水温検出手段と、 この水温検出手段の情報に基づいて前記加熱手段に送ら
れる前記管路手段内の水量を制御する水量制御手段と、 から成ることを特徴とする給湯装置。 - (2)前記水量制御手段は、前記水温検出手段の検出情
報に基づいて前記ポンプ手段の回転数を制御して水量を
調整することを特徴とする請求項1記載の給湯装置。 - (3)前記管路手段の途中には開度調節可能な弁手段が
設けられ、前記水量制御手段は、前記水温検出手段の検
出情報に基づいて、前記弁手段の開度を調節して水量を
調整することを特徴とする請求項1記載の給湯装置。 - (4)前記水温検出手段は、前記加熱手段で加熱された
後の水温を検出するものであって、前記水量制御手段は
、前記水温がほぼ一定となるように前記管路手段内を流
れる水量を制御することを特徴とする請求項1記載の給
湯装置。 - (5)前記水温検出手段は、前記加熱手段で加熱された
後の水温を検出するものであって、 前記水量制御手段は、 前記加熱手段により所望温度まで加熱されるべき水の所
望温度がセットされている湯温設定回路と、 この湯温設定回路にセットされている前記所望温度と、
前記水温検出手段によって検出された水温を比較する比
較回路と、 この比較回路の出力に基づいて前記加熱手段に送られる
前記管路手段内の水量を制御する制御回路と、 から成ることを特徴とする請求項1記載の給湯装置。 - (6)前記制御回路は、比例、積分、微分を行なうPI
D補償制御回路であることを特徴とする請求項5記載の
給湯装置。 - (7)前記水量制御手段は、前記湯温設定回路にセット
されている所望温度と、前記水温検出手段により検出さ
れる水温との偏差が任意の値よりも大きい場合に制御の
オーバーシュートを防止するオーバーシュート防止回路
が設けられていることを特徴とする請求項5記載の給湯
装置。 - (8)前記水量制御手段は、制御を始める初期状態にお
いて、前記管路手段内を流れる水量を多くし、その後徐
々に水量を減らし、前記水温検出手段により検出される
水温と、前記湯温設定回路にセットされている所望温度
との偏差が任意の値よりも小さくなった時に通常の制御
モードに切替える制御切替手段を備えていることを特徴
とする請求項5記載の給湯装置。 - (9)前記制御切替手段は、制御を始める時点から所定
時間経過した後に通常の制御モードに切替えることを特
徴とする請求項8記載の給湯装置。 - (10)前記水温検出手段は、前記加熱手段で加熱され
る前の水温を検出するものであって、 前記水量制御手段は、 前記水温検出手段で検出される水温と、前記管路手段内
を流れる水量と、前記加熱手段で加熱された後の水温と
の各々の相関関係を記憶している記憶回路と、 前記加熱手段で加熱された後の水温が所望の湯温として
決定された時に、前記記憶回路に記憶されている情報に
基づいて、前記水温検出手段の検出水温に応じて前記管
路手段内を流れる水量を制御する制御回路と、 から成ることを特徴とする請求項1記載の給湯装置。 - (11)前記加熱手段を複数直列あるいは並列的に設け
、少なくとも一つを深夜電力電源に、他の少なくとも一
つを昼間用の電源にそれぞれ接続することを特徴とする
請求項1記載の給湯装置。 - (12)前記加熱手段は、水流式電気ヒーターであるこ
とを特徴とする請求項1記載の給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1184725A JPH0351660A (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1184725A JPH0351660A (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 給湯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0351660A true JPH0351660A (ja) | 1991-03-06 |
Family
ID=16158276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1184725A Pending JPH0351660A (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0351660A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011247519A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 制御装置,燃料電池システム,制御方法,および燃料電池システムの制御方法 |
JP2014009820A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Aisin Seiki Co Ltd | 加熱装置 |
-
1989
- 1989-07-19 JP JP1184725A patent/JPH0351660A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011247519A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 制御装置,燃料電池システム,制御方法,および燃料電池システムの制御方法 |
JP2014009820A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Aisin Seiki Co Ltd | 加熱装置 |
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