JP2017128907A - ライニングプレート据付兼雨養生治具及びこの治具を用いたライニングプレート据付方法 - Google Patents

ライニングプレート据付兼雨養生治具及びこの治具を用いたライニングプレート据付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大型揚重設備を用いて躯体工事と機械工事を併用して行うものであっても、各々の工事の作業効率を阻害することなく、ライニングプレートの据付作業の際には雨水や雪等から防護する冶具を提供する。【解決手段】横行レール9と、横行レール9を支持する大引き8と、横行レール9を横行可能とするトロリ10と、トロリ10に取付けられたホイストクレーン11と、ホイストクレーン11の吊りフック12aと、大引き8の一方側を支持し、容器状構造物に設けられた手摺り5bに取付けられている第1のパイプサポート14aと、大引き8の他方側を支持しライニング内張り容器3内に設置された作業床4bに取付けられている大引き受け15と、手摺り5bに取付けられている第2のパイプサポート14b及び作業床4bに取付けられている第3のパイプサポート14cに支持され、ライニングプレートの据付け作業時に雨水や雪から防護する屋根部材16とを備える。【選択図】図2

Description

本発明はライニングプレート据付兼雨養生治具及びこの治具を用いたライニングプレート据付方法に係り、特に、壁躯体コンクリートで構成されるライニング内張り容器の内面にライニングプレートを設置するものに好適なライニングプレート据付兼雨養生治具及びこの治具を用いたライニングプレート据付方法に関する。
壁躯体コンクリートで構成される容器状の大規模構造物のうち、躯体内面の全面にライニングプレートを設置する必要のある構造物として、原子力発電設備等で用いられるライニング内張り容器(例えば、燃料貯蔵プール)がある。その構造は、容器状のコンクリート躯体面に、予め埋設された下地材を使用して複数枚のライニングプレートを据付けるものである。
例えば、原子力発電設備等で用いられるライニング内張り容器の工事では、ライニング内張り容器の躯体コンクリートを構築するための躯体工事と、躯体表面にライニングプレートを設置する機械工事の2種類の工事が併進した作業が行われ、各々の工事においてライニング内張り容器の壁躯体と同等の高さを要する足場等の作業床が必要となる。
また、上述した機械工事のライニングプレート据付作業には、大型の揚重設備(例えば、クレーン)を用いて作業を実施しているが、大型の揚重設備は、作業エリアの制約により併用されているため、揚重設備を専従できず作業を実施するタイミングに影響を受ける。
特に、原子力発電設備の燃料貯蔵プールのようなライニング内張り容器の工事は、長期間コンクリート躯体に屋根が無い状態が続くが、複数枚で構成されるライニングプレート同士を貼り付けて溶接する際に、雨水や雪等がライニングプレート面及びコンクリート躯体面に付着する恐れがある。ライニングプレート面及びコンクリート躯体面に雨水や雪等が付着すると、これらの面が湿った状態となるため、ライニングプレートの発錆の誘発や溶接品質に悪影響を与える可能性がある。
このため、ライニングプレートの設置時には、雨水や雪等からの防護が必要となるが、上述の通り、ライニング内張り容器の工事は大型揚重設備を用いて実施しているため、コンクリート躯体に屋根等の設置が難しく、ライニングプレートの設置時の雨水や雪等からの防護が困難となり、天候によっても工事期間は影響を受ける他、機械工事のライニングプレートの据付作業及びライニングプレートの貼り付け溶接にも影響が生じる。
このような、密閉された既設地下タンク内を雨水や雪等から防護するための雨養生設備が不要となる方法として、既設地下タンクの内壁構造物を補修作業する内壁構築工法が特許文献1に記載されている。
この特許文献1には、既設地下タンク内の上端の側壁に、アンカーボルトにより固定したブラケットを用いて走行レール及びホイストクレーンを設定した既設地下タンクの内壁構造物を補修作業する内壁構築工法が開示されている。
これは、密閉された既設タンクにおいて、予め計画された搬入口より資機材をタンク内に搬入し、その資機材を所望の位置及び高さまで容易に移動でき、また、密閉された既設地下タンク内であるため、雨水や雪等から防護するための雨養生設備は不要となる。
特開平1−102175号公報
しかしながら、従来の工法では、他の作業(例えば、躯体工事)と併用していた大型揚重設備を用いて機械工事のライニングプレートの据付作業を実施していたため、他の作業(例えば、躯体工事)と併用されている大型揚重設備を機械工事側で専従できず。作業を実施するタイミングに影響を受け非効率であるという問題があった。
また、機械工事のライニングプレートの据付作業を行うには、雨水や雪等からの防護を必要となるが、機械工事は上述した通り大型揚重設備を用いての作業であるため、雨水や雪等からの防護ができないといった問題が生じた。
一方、特許文献1に記載の工法は、予めブラケット他を設定するために、既設地下タンク内での付帯作業(例えば、アンカーボルト設定作業他)が必要であること。また、他の揚重設備が設置されていない密閉された既設地下タンク内で、その付帯工事を含むブラケット他の設定をするためには、資機材を人力で運ぶ必要があり安全面に欠ける。これを補うために、付帯作業を伴わないブラケットの固定方法や資機材を設定するための揚重設備を設ける等にて解決する手法も考えられるが、密閉された既設地下タンク内の作業が故に他の揚重設備を設けることは困難であり、かつ、付帯作業を伴わないブラケットの固定方法は、重量物を支持、運搬する設備として強固な固定を強いられるため、返って付帯作業が増えことが想定され合理性にかける。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、大型揚重設備を用いて躯体工事と機械工事を併用して行うものであっても、各々の工事の作業効率を阻害することなく、しかも、ライニングプレートの据付作業の際には雨水や雪等から防護することができるライニングプレート据付兼雨養生治具及びこの治具を用いたライニングプレート据付方法を提供することにある。
本発明のライニングプレート据付兼雨養生治具は、上記目的を達成するために、容器状構造物のライニング内張り容器の内側に複数のライニングプレートを据付ける際に用いられるライニングプレート据付兼雨養生治具であって、前記ライニングプレート据付兼雨養生治具は、横行レールと、該横行レールを支持するH鋼材から成る長尺な大引きと、前記横行レールを横行可能とするトロリ又は前記横行レールに取付けられたホイストクレーンと、該ホイストクレーンに設けられた吊りフックと、前記長尺な大引きの一方側を支持し、前記容器状構造物に設けられた手摺りに取付けられている第1のパイプサポートと、前記長尺な大引きの他方側を支持し、前記ライニング内張り容器内に設置された作業床に取付けられている大引き受けと、前記手摺りに取付けられている第2のパイプサポートと、前記作業床に取付けられている第3のパイプサポートと、前記第2及び第3のパイプサポートに支持され、前記吊りフックで吊上げられた前記ライニングプレートの据付け作業時に雨水又は雪から防護する屋根部材とを備えていることを特徴とする。
また、本発明のライニングプレート据付兼雨養生治具を用いたライニングプレート据付方法は、上記目的を達成するために、複数枚にまとめて容器状のライニング内張り容器に搬入されたライニングプレートを、上記構成のライニングプレート据付兼雨養生治具を用いて屋根部材により雨水又は雪から防護した状態で1枚毎に吊り上げると共に、前記ライニングプレートを1枚毎に雨水又は雪から防護した状態で前記ライニング内張り容器の内側の所定位置に移動して据付けることを特徴とする。
本発明によれば、大型揚重設備を用いて躯体工事と機械工事を併用して行うものであっても、各々の工事の作業効率を阻害することなく、しかも、ライニングプレートの据付作業の際には雨水や雪等から防護することができる。
本発明のライニングプレート据付兼雨養生治具の実施例1が、原子力発電所等で用いられるライニング内張り容器である燃料貯蔵プールに設置された状態を示す縦断面図である。 図1のライニングプレート据付兼雨養生治具の詳細を示す拡大断面図である。 本発明のライニングプレート据付兼雨養生治具の実施例1における作業工程を説明するための縦断面図である。 ライニング内張り容器の内側にライニングプレートを据付ける従来の工法を説明するための縦断面図である。
以下、図示した実施例に基づいて本発明のライニングプレート据付兼雨養生治具及びこの治具を用いたライニングプレート据付方法を説明する。
図1及び図2に、本発明のライニングプレート据付兼雨養生治具の実施例1が、原子力発電所等で用いられるライニング内張り容器である燃料貯蔵プールに設置された状態を示す。
該図に示す如く、本実施例のライニングプレート据付兼雨養生治具7は、横行レール9と、この横行レール9と直交するように配置されて横行レール9を支持するH鋼材から成る長尺な大引き8と、横行レール9を横行可能とするギヤトロリ10と、ギヤトロリ10に取付けられたホイストクレーン11と、このホイストクレーン11に設けられた第1の吊りフック12aと、ホイストクレーン11に設けられた第1の吊りフック12aを介して取り付けられたチェーンブロック装置13と、このチェーンブロック装置13に設けられた第2の吊りフック12bと、長尺な大引き8の一方側(図2の右側)を支持し、容器状構造物のライニング内張り容器(燃料貯蔵プール)3のオペレーションフロア1に設けられた手摺り5bに取付けられている第1のパイプサポート14aと、長尺な大引き8の他方側(図2の左側)を支持し、ライニング内張り容器3内に設置された作業床4bに取付けられている大引き受け15と、手摺り5bに取付けられている第2のパイプサポート14bと、作業床4bに取付けられている第3のパイプサポート14cと、第2及び第3のパイプサポート14b及び14cに支持され、第2の吊りフック12bで吊上げられたライニングプレート6a、6bの据付け作業時に雨水又は雪から防護する屋根部材16とから概略構成されている。
なお、チェーンブロック装置13は必ずしも必要とはせず、また、横行可能なホイストクレーン11を、ギヤトロリ10を介さずに直接横行レール9に設置してもライニングプレート6a、6bの据付作業は可能である。
そして、図1に示すように、予め大型揚重設備(例えば、クレーン)2でライニングプレート6aを、ライニング内張り容器3内の所定の位置に搬入後、本実施例のライニングプレート据付兼雨養生治具7を用いて、ライニング内張り容器3の内側の全周に渡り設置されている既存の足場等からなる作業床4a及び4bと、ライニング内張り容器3内への墜落防止用の手摺り5a及び5bを利用して設置する。
図1では、一部分のみの設定状態を示しているが、屋根部材16については、ライニング内張り容器3の全周に設置し、モノレールについてはライニングプレートの設置作業を実施している壁だけに設置し、据付作業が完了する毎に移動するものである。
また、本実施例のライニングプレート据付兼雨養生治具7は、既存の足場等からなる作業床4b及び墜落防止用に設けられた手摺り5bより支持できるものであり、第1のパイプサポート14a及び大引き受け15によって支持されている。この第1のパイプサポート14a及び大引き受け15は、足場材で用いられるジャッキベース等の高さを調整できる構造を持つものである。
また、第1のパイプサポート14aとH鋼材からなる大引き8との取り合い部は、ボルト等で締結できる構造をもつものである(図示せず)。また、H鋼材からなる大引き8と作業床4bの取り合い部は、大引き受け15によって支持されている。これにより、大引き8が作業床4bに強固に固定される。
更に、本実施例のライニングプレート据付兼雨養生治具7には、雨水や雪等からの防護設備である屋根部材16(第2及び第3のパイプサポート14b及び14cに支持されている)を具備しており、ライニングプレートの据付作業におけるライニングプレートの貼り付け溶接は勿論、雨水や雪等からの影響を防護可能となる。
図4に、比較のためライニング内張り容器3の内側にライニングプレートを据付ける従来の工法を示す。
該図に示す如く、通常、オペレーションフロア1に設置されているライニング内張り容器3の内側の全周に渡り足場等からなる作業床4a及び4bが設置されており、更に、ライニング内張り容器3内への墜落防止用の手摺り5a及び5bが設けられている。
従って、従来の工法では、オペレーションフロア1に設置された大型揚重設備2より躯体コンクリートを構築するための躯体工事と、躯体表面にライニングプレートを設置する機械工事の2種類の工事が併進して作業が行われているため、ライニングプレートを設置する機械工事は、大型揚重設備2の使用制限の他、雨水や雪等からの防護設備の設置が困難であり、作業を実施するタイミングに影響を受けていた。
このように、従来の工法では、大型揚重設備2を用いて作業した場合には、雨水や雪等からの防護設備を設置するのは困難であったが、本実施例のライニングプレート据付兼雨養生治具7を用いれば、容易に雨水や雪等からの防護設備が設置可能となる。
図3を用いて、本実施例のライニングプレート据付兼雨養生治具7における作業工程について説明する。
該図に示す如く、本実施例では、複数枚にまとめて容器状のライニング内張り容器3に搬入されたライニングプレート6aを、上述したライニングプレート据付兼雨養生治具7を用いて屋根部材16により雨水又は雪から防護した状態で1枚毎に吊り上げると共に、ライニングプレート6aを1枚毎に雨水又は雪から防護した状態でライニング内張り容器3の内側の所定位置に移動して据付けるものである。
即ち、ライニングプレートの据付手順としては、複数枚にまとめて搬入したライニングプレート6aを、本実施例のライニングプレート据付兼雨養生治具7を用いて1枚毎に吊上げ(この状態がライニングプレート6b)、決められたライニング内張り容器3内の設定位置に移動し、ライニングプレート6aを据付けるものである。
この際、ライニング内張り容器3の内側の所定位置に移動して据付けられた複数枚のライニングプレート6b同士は、屋根部材16により雨水や雪から防護した状態で溶接接合される。
このように、本実施例のライニングプレート据付兼雨養生治具7を用いれば、躯体コンクリートを構築するための躯体工事に影響なく、また、併用されていた大型揚重設備2の使用に制限等なく、躯体表面にライニングプレート6bを設置する機械工事が可能であり、長期間、コンクリート躯体に屋根部材が無い状態が続く中でも、溶接品質他に影響なくライニングプレート6bの据付作業が可能となる。
従って、本実施例によれば、ライニング内張り容器3の工事において、躯体工事と機械工事各々の作業効率を阻害することなく、従来併用されていた大型揚重設備2は、ライニングプレート6aをライニング内張り容器3内に搬入した以降は使用せずとも機械工事のライニングプレート据付作業が可能となり、機械工事の作業を実施するタイミングに影響がない。また、従来工法では雨水や雪等からの防護設備の設置が困難であったが、雨水や雪等からの防護設備(屋根部材16)を具備しているため、雨水や雪等からの防護が可能であり、ライニングプレート貼り付け溶接の溶接品質にも影響を低減することができる。
また、全てのライニングプレート6bの据付作業が完了したら、隣の壁のライニングプレートを据付けるが、溶接作業でも本実施例の雨養生屋根(屋根部材16)を使用するため、雨養生屋根を残置したまま、下部のチェーンブロック13、ホイストクレーン11、ギヤトロリ10、横行レール9、大引き8、大引き受け15、第1のパイプサポート14aだけを順番に解体できる構造としている。これらを解体後は、ライニングプレート据付兼雨養生治具7を隣の壁の養生屋根の下に本実施例と同様に設置し、ライニングプレートの据付け作業に使用する。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成を置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…オペレーションフロア、2…大型揚重設備、3…ライニング内張り容器、4a、4b…作業床、5a、5b…手摺り、6a、6b…ライニングプレート、7…ライニングプレート据付兼雨養生治具、8…大引き、9…横行レール、10…ギヤトロリ、11…ホイストクレーン、12a…第1の吊フック、12b…第2の吊フック、13…チェーンブロック装置、14a…第1のパイプサポート、14b…第2のパイプサポート、14c…第3のパイプサポート、15…大引き受け、16…屋根部材。

Claims (7)

  1. 容器状構造物のライニング内張り容器の内側に、複数のライニングプレートを据付ける際に用いられるライニングプレート据付兼雨養生治具であって、
    前記ライニングプレート据付兼雨養生治具は、横行レールと、該横行レールを支持するH鋼材から成る長尺な大引きと、前記横行レールを横行可能とするトロリ又は前記横行レールに取付けられたホイストクレーンと、該ホイストクレーンに設けられた吊りフックと、前記長尺な大引きの一方側を支持し、前記容器状構造物に設けられた手摺りに取付けられている第1のパイプサポートと、前記長尺な大引きの他方側を支持し、前記ライニング内張り容器内に設置された作業床に取付けられている大引き受けと、前記手摺りに取付けられている第2のパイプサポートと、前記作業床に取付けられている第3のパイプサポートと、前記第2及び第3のパイプサポートに支持され、前記吊りフックで吊上げられた前記ライニングプレートの据付け作業時に雨水又は雪から防護する屋根部材とを備えていることを特徴とするライニングプレート据付兼雨養生治具。
  2. 請求項1に記載のライニングプレート据付兼雨養生治具において、
    前記ホイストクレーンに設けられた前記吊りフックを介してチェーンブロック装置が取り付けられ、該チェーンブロック装置に設けられた第2の吊りフックで前記ライニングプレートが吊上げられることを特徴とするライニングプレート据付兼雨養生治具。
  3. 請求項1又は2に記載のライニングプレート据付兼雨養生治具において、
    前記手摺りは、前記容器状構造物に設けられた前記ライニング内張り容器内への墜落防止用であり、前記作業床は、前記ライニング内張り容器の内側の容器全周に設けられた渡り足場であることを特徴とするライニングプレート据付兼雨養生治具。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のライニングプレート据付兼雨養生治具において、
    前記大引き受け及び前記第1のパイプサポートは、高さが調整できるジャッキベースであることを特徴とするライニングプレート据付兼雨養生治具。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のライニングプレート据付兼雨養生治具において、
    前記大引き受けと前記第1のパイプサポートは、ボルトで締結されていることを特徴とするライニングプレート据付兼雨養生治具
  6. 複数枚にまとめて容器状のライニング内張り容器に搬入されたライニングプレートを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のライニングプレート据付兼雨養生治具を用いて屋根部材により雨水又は雪から防護した状態で1枚毎に吊り上げると共に、前記ライニングプレートを1枚毎に雨水又は雪から防護した状態で前記ライニング内張り容器の内側の所定位置に移動して据付けることを特徴とするライニングプレート据付兼雨養生治具を用いたライニングプレート据付方法。
  7. 請求項6に記載のライニングプレート据付兼雨養生治具を用いたライニングプレート据付方法において、
    前記ライニング内張り容器の内側の所定位置に移動して据付けられた複数枚の前記ライニングプレート同士は、雨水又は雪から防護した状態で溶接接合されることを特徴とするライニングプレート据付兼雨養生治具を用いたライニングプレート据付方法。
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