JP2017126174A - 管理装置、画像データの公開方法、情報処理システム及びコンピュータプログラム - Google Patents

管理装置、画像データの公開方法、情報処理システム及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 遊戯用の撮影装置が生成した画像データの取り扱いに関する利便性を向上できるようにする。【解決手段】 本発明は、遊戯用の撮影装置1の利用者を被写体とする画像データを管理する管理装置3に関する。管理装置3は、撮影装置1及び利用者の携帯端末2と通信可能であり、撮影装置1が生成した画像データを当該撮影装置1から受信する通信部95と、受信した画像データを利用者以外の者に公開するためのウェブページであるシェアページを作成する制御部91と、作成したシェアページを記憶する記憶部92と、を備える。【選択図】 図6

Description

本発明は、遊戯的な写真撮影のサービスを利用者に提供する遊戯用の撮影装置と、利用者の携帯端末と、画像データを管理する管理装置とを含む情報処理システムに関する。
また、本発明は、上記の情報処理システムの構成要素となる管理装置と、この管理装置が行う画像データの公開方法と、その管理装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムに関する。
自身の撮影と撮影画像に対する編集を利用者に行わせて、編集画像をシール紙に印刷して提供する遊戯用の撮影装置が既に知られている。かかる撮影装置は、ゲームセンターなどの娯楽施設に設置される。
撮影装置により提供されるプレイには、利用者を被写体とした撮影部における撮影処理と、撮影画像に対して落書きなどの編集を行う編集部における編集処理と、編集画像の画像データをシール紙に印刷して排出する出力処理とが含まれる。
スマートフォンに代表される携帯端末の高性能化に伴い、遊戯用の撮影装置と、撮影装置が生成した画像データを管理する管理装置(サーバー)と、利用者が所有する携帯端末とが協働して、プレイ中に得られた画像データを携帯端末に電子データとして提供するサービスが展開されている(例えば、特許文献1参照)。
このサービスは、撮影装置から管理装置に画像データがアップロードされ、撮影装置のメーカーが運営する会員専用のウェブサイトに携帯端末からアクセスすることにより、画像データを携帯端末にて閲覧したりダウンロードしたりするものである。
特開2011−019072号公報
上記の会員専用のウェブサイト(以下、「会員専用ページ」ともいう。)を利用すれば、撮影装置の利用者は、会員専用ページにアクセスして画像データをダウンロードすることにより、ダウンロードした画像データを自身の携帯端末に保存することができる。
利用者が、会員専用ページから取得した画像データを他者(例えば友人又は恋人など)とシェアしたい場合には、所定の通信アプリケーション(例えば、「LINE」(LINE株式会社の登録商標)など)によるデータ通信が用いられることが多い。
この場合、利用者は、自身の携帯端末の通信アプリケーションを起動し、会員専用ページからダウンロードした画像データ(例えば、利用者自身及び他者が被写体に含まれる画像データ)を、当該通信アプリケーションを用いて他者の携帯端末に送信する。
このように、利用者が画像データを他者とシェアする場合には、自身の携帯端末の既存の通信アプリケーションを利用して画像データを転送する必要があるので、遊戯用の撮影装置が生成した画像データの取り扱いの利便性が余り良くないという指摘があった。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、遊戯用の撮影装置が生成した画像データの取り扱いに関する利便性を向上することを目的とする。
(1) 本発明の管理装置は、遊戯用の撮影装置の利用者を被写体とする画像データを管理する管理装置であって、前記撮影装置及び前記利用者の携帯端末と通信可能であり、前記撮影装置が生成した前記画像データを当該撮影装置から受信する通信部と、受信した前記画像データを前記利用者以外の者(以下、「他者」ともいう。)に公開するためのウェブページであるシェアページを作成する制御部と、作成したシェアページを記憶する記憶部と、を備える。
本発明の管理装置によれば、制御部が、受信した画像データを他者に公開するためのウェブページであるシェアページを作成し、記憶部が、作成したシェアページを記憶するので、他者(例えば利用者の友人又は恋人など)は、自身の携帯端末からシェアページにアクセスすれば、利用者の画像データを管理装置からダウンロードすることができる。
従って、既存の通信アプリケーションを利用して画像データを転送しなくても、利用者が画像データを他者とシェアできるようになり、遊戯用の撮影装置が生成した画像データの取り扱いに関する利便性を向上することができる。
(2) 本発明の管理装置において、前記制御部による前記シェアページの作成は、前記携帯端末(=利用者の携帯端末)からのページ作成要求を前記通信部が受信したことを契機として実行されることが好ましい。
その理由は、ページ作成要求なしでシェアページを作成すると、利用者の承諾なしに利用者の画像データをウェブに公開することになり、個人情報の保護の観点から好ましくないからである。
(3) 本発明の管理装置において、前記制御部は、前記シェアページの仕様の定義に用いる操作用ページを前記携帯端末に表示させるための当該携帯端末宛ての表示指令を、前記通信部に送信させることが好ましい。
このようにすれば、利用者は、自身の携帯端末に表示された操作用ページにより、シェアページの仕様を定義することができるので、利用者の嗜好を反映したシェアページを管理装置に作成させることができる。
(4) 例えば、前記操作用ページに、前記シェアページの期限情報の入力ボックスが含まれる場合には、前記制御部は、前記期限情報の入力ボックスに入力された数値に応じて、前記記憶部から前記シェアページを削除する時期を決定することが好ましい。
この場合、利用者は、期限情報の入力ボックスに所望の情報を入力することにより、シェアページを削除する時期を管理装置に指示すことができる。
(5) 前記操作用ページに、前記シェアページの公開範囲の入力ボックスが含まれる場合には、前記制御部は、前記公開範囲の入力ボックスに入力された情報に応じて、前記シェアページの公開を制限する度合いを決定することが好ましい。
この場合、利用者は、公開範囲の入力ボックスに所望の情報を入力することにより、シェアページを公開する範囲(例えば、URLとパスワードを知る者に限定など)を管理装置に指示することができる。
(6) 前記操作用ページに、前記利用者によるコメントの入力ボックスが含まれる場合には、前記制御部は、前記コメントの入力ボックスに入力されたテキスト情報を、前記シェアページに記載することが好ましい。
この場合、利用者は、コメントの入力ボックスに所望のテキスト情報を入力することにより、シェアページに記載するテキスト情報を管理装置に指示することができる。
(7) 前記操作用ページに、前記シェアページのデザインに関する入力ボックスが含まれる場合には、前記制御部は、前記デザインの入力ボックスに入力された情報に応じて、前記シェアページに用いる背景画像を決定することが好ましい。
この場合、利用者は、シェアページのデザインに関する入力ボックスに所望の情報を入力することにより、シェアページに用いる背景画像を管理装置に指示することができる。
(8) 本発明の管理装置において、前記記憶部からの前記画像データの削除時点が予め設定される場合には、前記制御部は、前記期限情報の入力ボックスに入力可能な数値を、前記シェアページの作成時点から前記画像データの削除時点までの期間以下に設定することが好ましい。
このようにすれば、期限情報の入力ボックスに、シェアページの削除時点が画像データの削除時点よりも遅れる誤った時間情報が入力されるのを未然に防止することができる。
(9) 本発明の管理装置において、前記通信部は、1回の利用ごとに前記撮影装置が生成する1プレイ分のプレイ情報を当該撮影装置から受信し、前記制御部は、受信した前記プレイ情報の内容(例えば、カップルコース又はフレンドコースなどのコース種別など)に応じて、前記シェアページに用いる背景画像を決定することが好ましい。
このようにすれば、撮影装置でのプレイの状況に適した背景画像を有するシェアページを管理装置に作成させることができる。
(10) 本発明の管理装置において、前記通信部は、1回の利用ごとに生成される1プレイ分の枚数の前記画像データを前記撮影装置から受信し、前記制御部は、1プレイ分の枚数の前記画像データごとに前記シェアページを作成することが好ましい。
この場合、制御部が、1プレイ分の枚数の画像データごとにシェアページを作成するので、プレイごとに異なるシェアページを利用者に提供することができる。
(11) 本発明の管理装置において、前記記憶部は、前記画像データに含まれる顔の特徴量を記憶しており、前記制御部は、前記特徴量が共通する複数の前記画像データごとに前記シェアページを作成することにしてもよい。
この場合、制御部が、特徴量が共通する複数の画像データごとにシェアページを作成するので、例えば、特定の友人が被写体に含まれる写真のシェアページなど、被写体ごとに異なるシェアページを利用者に提供することができる。
(12) 本発明の管理装置において、前記携帯端末からのページ作成要求を前記通信部が受信した場合に、前記制御部は、前記携帯端末にインストールされた通信アプリケーションを自動的に起動させるための当該携帯端末宛ての起動指令を、前記通信部に送信させることが好ましい。
このようにすれば、起動指令を受信した携帯端末が通信アプリケーションを自動的に起動させるので、利用者がシェアページのURLなどの情報を他者に送信し易くなる。
(13) 本発明の公開方法は、上述の(1)〜(12)の管理装置が行う画像データの公開方法に関する。従って、本発明の公開方法は、上述の(1)〜(12)の管理装置と同様の作用効果を奏する。
(14) 本発明のコンピュータプログラムは、上述の(1)〜(12)の管理装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムに関する。従って、本発明のコンピュータプログラムは、上述の(1)〜(12)の管理装置と同様の作用効果を奏する。
(15) 本発明の情報処理システムは、上述の(1)〜(12)の管理装置が特徴的構成として含まれる情報処理システムに関する。従って、本発明の情報処理システムは、上述の(1)〜(12)の管理装置と同様の作用効果を奏する。
以上の通り、本発明によれば、遊戯用の撮影装置が生成した画像データの取り扱いに関する利便性を向上することができる。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 撮影装置の構成例を左前側から見た斜視図である。 図2の撮影装置を上から見た平面図である。 撮影装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 携帯端末の機能的構成の一例を示すブロック図である。 管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 プレイ情報の生成及び保存処理の一例を示すフローチャートである。 (a)は、撮影装置が作成するシール紙のレイアウトを示す図であり、(b)は、管理装置が携帯端末に送信する電子メールの記載例を示す図である。 本人の携帯端末への画像データのダウンロード処理の一例を示すフローチャートである。 シェアページの作成処理の一例を示すフローチャートである。 他者の携帯端末への画像データのダウンロード処理(シェア処理)の一例を示すフローチャートである。 携帯端末に表示される操作用ページの一例を示す説明図である。 メッセージを受信した携帯端末の表示画面例を示す説明図である。 シェアページの認証用ページの一例を示す説明図である。 シェアページのダウンロード用ページの一例を示す説明図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
<情報処理システムの全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の情報処理システムには、遊戯用撮影装置(以下、「撮影装置」ともいう。)1、携帯端末2及び管理装置3が含まれる。
撮影装置1は、ゲームセンターなどの店舗に設置され、自身の撮影や画像編集などの遊戯サービスを利用者(以下、「ユーザー」ともいう。)に提供し、遊戯中に得られた画像をシール紙(印刷媒体)に印刷して利用者に提供する。携帯端末2は、撮影装置1の利用者が携帯する端末であり、例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット型パソコン、ノートパソコンなどよりなる。
管理装置3は、撮影装置1のメーカーが運用する管理サーバー(情報処理装置)であり、各店舗に設置された複数の撮影装置1を管理する。
図1の情報処理システムにおいて、撮影装置1、携帯端末2及び管理装置3は、いずれもインターネットなどの公衆通信網を介して他の通信装置と通信可能である。
従って、携帯端末2は、公衆通信網を介して管理装置3と情報の送受信が可能であり、撮影装置1は、公衆通信網を介して管理装置3と情報の送受信が可能である。なお、遊戯中の利用者の携帯端末2と撮影装置1との間で、例えば非接触型ICによる近接通信が可能であってもよい。
本実施形態の撮影装置1は、印刷したシール紙を排出する出力だけでなく、撮影装置1を利用して得られた撮影画像や撮影画像を編集した編集画像及び動画像などよりなる画像データを管理装置3にアップロードする、画像データの外部保存のための出力も行う。
管理装置3は、撮影装置1からアップロードされた画像データを保存し、撮影装置1のメーカーが運営する所定のウェブサイト(本出願人のサイト名は「ZIP ME」(称呼はジップミー。URLホスト名は「decopika.jp」))の会員専用ページに掲載する。
従って、利用者は、携帯端末2を操作して上記ウェブサイトの会員専用ページにアクセスすれば、撮影装置1を利用して得られた画像データを携帯端末2から閲覧したり、携帯端末2にダウンロードしたりすることができる。
このため、本実施形態の撮影装置1は、利用者から取得したメールアドレスなどの利用者を識別するための識別情報(以下、「ユーザーID」という。)や画像IDと関連づけた画像データを管理装置3に送信し、管理装置3はそれらの情報を記憶媒体に保存する。
そして、管理装置3は、画像データをネットワークから取得するためのURLを含む電子メールを携帯端末2に送信する。
その後、利用者が携帯端末2を操作して、電子メールに含まれるURLに基づいて管理装置3が管理するウェブサイトにアクセスすると、管理装置3に保存された画像データを携帯端末2に表示したりダウンロードしたりできるようになる。
なお、以下において、管理装置3が管理する画像データの保存策のウェブサイト(本実施形態では、URLホスト名が「decopika.jp」であるウェブサイト)のことを、「管理サイト」ということがある。
<遊戯用撮影装置の全体構成>
本実施形態の撮影装置1は、写真撮影により生成された撮影画像に対して利用者が落書き編集を行った後、シール紙として印刷したり、画像データとして管理装置3などの外部装置に出力したりするサービスを提供する装置である。まず、図2及び図3を参照しつつ、撮影装置1の全体構成を説明する。
図2は、撮影装置1の構成例を左前側から見た斜視図であり、図3は、図2の撮影装置1を上から見た平面図である。なお、以下の説明では、図2及び図3に示す前後左右の方向を基準とする。
図2及び図3に示すように、撮影装置1は、前部側の撮影部10と、後部側の編集部20とを備えており、前後方向に長いほぼ直方体状を呈している。編集部20の後端には、編集後の写真の出力などを行う出力部30が設けられている。
撮影部10は、カメラが内蔵された撮影筐体11と、撮影筐体11の後方に撮影空間12を介して配置された背景壁部13とを有する。撮影筐体11の側面と、背景壁部13の側面との間の隙間は、撮影空間12への出入口である第1出入口101a,101b(図3参照)を構成している。
編集部20は、背景壁部13の後方に隣接して配置された編集筐体21を有する。編集筐体21には、左側及び右側のそれぞれに向いた一対の操作面が設けられている。
各操作面への入力作業を行う編集空間24a,24bへは、第2出入口201a,201b(図3参照)を介して入ることができる。
出力部30は、編集筐体21の後端面と接する出力筐体31を有する。出力筐体31に対しては、撮影装置1の後端側から操作を行うように、操作面が後側を向いている。従って、出力筐体31の後端側の空間は、出力操作を行う出力空間32となる。
撮影筐体11と背景壁部13の上端部の側面は、前後方向に延びる天井フレーム13aによって互いに連結されている。天井フレーム13aの枠内部には、撮影空間12を上から覆い、照明とフラッシュ照射が可能な天井照明ユニット14が設けられている。
背景壁部13の撮影筐体11に対面する内面には、クロマキー処理のための単一色(例えば、青色または緑色)の着色が施されている。
そして、撮影筐体11の後端縁と、天井フレーム13aの下端縁と、背景壁部13の前端縁とから、利用者が撮影空間12に出入りするための、上述の第1出入口101a,101b(図3参照)が構成されている。
編集筐体21は、左右両側から2組のユーザーが同時に編集可能な対面方式を採用している。従って、編集筐体21は、左右それぞれに操作面を有するとともに、左右方向の長さが背景壁部13の同方向幅よりも小さい筐体よりなる。
編集筐体21の前端面は、背景壁部13の背面の中央部に接続されており、この背景壁部13の後方でかつ編集筐体21の左右両側方のスペースが、2組のユーザーがそれぞれ編集作業を行う編集空間24a,24bとなっている。
編集筐体21の上方には、平面視においてほぼコの字状のカーテンフレーム22が設けられている。カーテンフレーム22は、前後方向に延びる一対の側部フレーム22aと、この側部フレーム22aの後端同士を連結する左右方向に延びる後部フレーム22bとから構成されている。
各側部フレーム22aの前端は、天井フレーム13aの後端に前後方向に延長状に連結されている。後部フレーム22bの中央部は、編集筐体21の後上端部に設けられた支持部材23によって支持されている。
そして、左右一方側の側部フレーム22aと、後部フレーム22bのほぼ半分の長さ部分により、利用者が編集空間20a,20bに出入りするための、上述の第2出入口201a,201bの上枠部が構成されている。
<遊戯用撮影装置の機能的構成>
図4は、撮影装置1の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、撮影装置1は、バスBを介して通信可能に接続された、撮影部10、編集部20、出力部30、制御部40及び記憶部50を備えている。
制御部40は、公知のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成されている。
制御部40は、記憶部50に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行し、撮影装置1の全体の動作を制御する。
例えば、撮影画像に対する補正処理や編集処理などの画像処理を行う場合には、制御部40がその画像処理部として機能する。バスBには、通信部60や外部ドライブ70も接続されている。制御部40、記憶部50、通信部60及び外部ドライブ70は、公知のコンピュータ装置により構成でき、かかるコンピュータは、上述した編集筐体21に内蔵されている。
記憶部50は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体よりなる。記憶部50は、制御部40から送信された各種の設定情報を記憶する。
記憶部50に記憶された情報は、制御部40により適宜読み出される。この記憶部50には、画像の編集のために用いられる各種の画像データや、撮影画像の背景となる背景画像データなどのデータなどが記憶されている。
制御部40のROMには、制御部40において実行されるコンピュータプログラムや、このプログラムを動作させるためのデータが記憶されている。制御部40のRAMには、制御部40において処理するデータやコンピュータプログラムが一時的に記憶される。以下では、RAMとROMを纏めてメモリということがある。
通信部60は、インターネット等の公衆回線と接続するための通信インターフェースよりなり、制御部40による通信制御に従って外部の装置と通信を行う。
外部ドライブ70では、光ディスクや半導体メモリなどのリムーバブルメディアに対する読み書きが行われる。例えば、外部ドライブ70によりリムーバブルメディアから読み出されたコンピュータプログラムやデータは、制御部40に送信され、記憶部50に記憶されたり、制御プログラムとしてインストールされたりする。
撮影部10は、撮影空間12における撮影処理に必要な機能部として、それぞれ撮影筐体11に設けられた、コイン処理部17、照明制御部18、上部カメラ111、下部カメラ112、上部モニタ113、下部モニタ114及びスピーカ19を備えている。
上部カメラ111及び下部カメラ112は、制御部40による制御に従って所定の撮影を行い、この撮影によって得られた画像を制御部40に出力する。
上部カメラ111は、フェイスアップ画像を撮影するためものであり、下部カメラ112は、全身画像を撮影するためのものである。このため、カメラ111,112はそれぞれ、フェイスアップ画像および全身画像を得るために理想的な画角やトリミング範囲などの設定が予め行われている。
各カメラ111,112は、リアルタイムに画像を取り込んで当該画像データを表す画像信号を出力する。
カメラ111,112から出力された画像信号は制御部40に入力され、その内部のメモリに一時的に記憶されるとともに、上部モニタ113及び下部モニタ114にそれぞれ送信され、当該画像信号に基づくライブ映像が表示される。
すなわち、上部カメラ111によるライブ映像は、上部モニタ113に表示され、下部カメラ112によるライブ映像は、下部モニタ114に表示される。
なお、静止画像として保存される撮影画像データ(以下、単に「撮影画像」ということがある。)は、より解像度が高い静止画データであり、ライブ映像表示を行うための撮影画像データ(「スルー画像データ」ともいう。)は、より解像度が低い動画データであることが多いが、スルー画像データを高解像度の動画データとしてもよい。
制御部40は、これらの画像データを画像処理する画像処理部としても機能し、上部モニタ113に表示する撮影画像の抽出や、撮影画像の補正処理などを行うことができる。
上部モニタ113は、公知のタッチパネルよりなり、表示機器として、上部カメラ111によって撮影中のライブ映像を表示する。
上部モニタ113は、上部カメラ111で撮影された撮影画像が表示するとともに、GUI(Graphical User Interface)画面を表示可能である。すなわち、上部モニタ113は、GUI画面に対する入力機器としても機能し、撮影画像を選択する操作入力や、撮影画像に対する補正処理に関する操作入力などを受け付ける。これらの操作入力を示す信号は、操作信号として制御部40に入力される。
下部モニタ114は、下部カメラ112によって撮影中のライブ映像を表示するものであり、上部モニタ113と概ね同じ構成である。ただし、上述の通り、タッチパネルとしての機能は有しておらず、もっぱら画像を表示することに用いられる。
コイン処理部17は、コイン投入口に対するコインの投入を検出する。コイン処理部17は、プレイに要する金額分(プレイ料金分)のコインが投入されたことを検出した場合には、起動信号を制御部40に出力する。
なお、コイン処理部17は、電子マネーやクレジットカードによるプレイ料金の支払を受け付けた場合に、起動信号を制御部40に出力するものであってもよい。
照明制御部18は、制御部40より供給される照明制御信号に従って、撮影部10の照明ユニット(例えば、利用者を前から照明する図示しない前方照明ユニットなど)によるフラッシュの照射タイミングを制御する。
また、照明制御部18は、天井照明ユニット14などの内部に設けられる電灯(蛍光灯など)を制御し、ユーザーによる撮影処理の段階に応じて撮影空間12内の明るさを調整する。スピーカ19は、撮影処理の段階に応じた音声を出力する。
編集部20a,20bは、ユーザーが編集空間24a,24bで編集処理を行うブースである。編集部20aと編集部20bの機能的構成は同じである。従って、以下では編集部20aの機能的構成を説明し、編集部20bの機能的構成の説明を省略する。
編集部20aは、撮影画像の落書きなどの編集のための各種のGUI画面(以下、「編集画面」ともいう。)を表示する編集用モニタ213と、編集画面に対する入力部である2本のタッチペン214A,214Bと、スピーカ215とを備えている。
編集用モニタ213は、制御部40による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対する利用者の編集入力などを検出する。
すなわち、利用者が編集用モニタ213にタッチペン214A,214Bのペン先をタッチすると、その操作入力やタッチペン214A,214Bのいずれでタッチされたのかが検出され、操作信号として制御部40に送信される。これにより、編集対象である撮影画像の編集が行われる。
具体的には、利用者は、編集用モニタ213に表示された撮影画像に対して、例えば、文字、模様、図形などのいわゆる落書きを、タッチペン214A,214Bなどの入力デバイスを用いて入力することができる。
これにより、撮影画像に、落書きなどによるデータが重ね合わされた編集画像の画像データが生成される。このようにして生成された編集画像の画像データは、出力部3へ送信される。
出力部30は、出力空間32における出力処理を行うためのタッチパネル式の液晶モニタ311と、非接触通信部312と、スピーカ314とを備えている。また、出力部30は、印刷を行うためのプリンタ34やシール紙ユニット35も備えている。
プリンタ34は、撮影画像、または編集処理によって得られた編集済みの画像を、プリンタ34に装着されたシール紙ユニット35に収納されたシール紙に印刷し、シール紙排出口(図示せず)に排出する。
非接触通信部312は、携帯端末2との間でデータの送受信を近接通信にて行うためのものである。なお、非接触通信部312の通信方式としては、例えば、FeliCa(登録商標)などを利用することができる。
編集部20で作成された画像データは、出力部30においてシール紙として印刷されるだけでなく、通信部60によって公衆通信網を介して前述の管理装置3に送信され、管理装置3にアップロードされる。
<撮影装置におけるプレイの流れ>
上述の通り、撮影部10ではユーザーを含む被写体の撮影処理が行われ、編集部20では撮影画像に対する編集処理が行われ、出力部30では編集画像の出力処理が行われる。
これらの処理は、記憶部50またはドライブ70に記憶されたコンピュータプログラム、或いはインストールされたコンピュータプログラムを制御部40が実行することによって行われる。以下、図3を参照して、撮影装置1におけるプレイの流れを説明する。
図3において、ユーザーは、矢印Xで示すように、第1出入口101a,101bから撮影空間12に入り、撮影部10に設けられたカメラ111,112やモニタ113,114などを利用して撮影処理を行う。
撮影処理を終えたユーザーは、矢印Yで示すように、第1出入口101a,101bを通って撮影空間12から装置外部にいったん出たあと、いずれかの編集空間24a,24bに移動する。
このとき、撮影筐体11の上部モニタ113及びスピーカ19により、編集空間24a,24bへの移動を促す表示や通知がなされる。例えば、双方の編集空間24a,24bが空いている場合は、いずれか一方の編集空間24a,24bへの移動が促される。
また、いずれか一方の編集空間24a,24bが利用されている場合には、空いている編集空間への移動が促され、双方の編集空間24a,24bが利用されている場合には、編集空間24a,24bへの移動を待たせる表示や通知を行う。
編集空間24a,24bに移動したユーザーは、編集処理を開始する。各編集空間24a,24bのユーザーは、同時に編集処理を行うことができる。
編集処理が終了すると、撮影画像や編集済みの撮影画像の中から選択された画像の印刷が開始される。そして、編集筐体21の編集用モニタ213には出力空間32への移動を促す表示がなされるとともに、スピーカ215によって出力空間32への移動を促す音声が通知される。
これに従って、編集処理を終えたユーザーは、いずれかの編集空間24a,24bから、矢印Zで示すように出力空間32に移動して出力処理を行う。
なお、出力空間32において他のユーザーが出力処理中の場合には、編集用モニタ213及びスピーカ215により、出力空間32への移動を待たせる表示や通知がなされる。
出力空間32において、ユーザーに画像の印刷を待たせている間に、プレイによって生成した画像データをユーザーの携帯端末2で取得できるようにする操作(例えば、携帯端末2で使用するメールアドレスの入力)をモニタ311に対して行うようにしてもよい。
画像の印刷が終了したとき、ユーザーは、出力筐体31に設けられたシール紙排出口からシール紙を受け取り、一連のプレイを終える。以上のようなユーザーの移動を促す表示は、制御部40により行われる。
<携帯端末の機能的構成>
図5は、携帯端末2の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、携帯端末2は、制御部81、記憶部82、操作部83、表示部84、通信部85及びアンテナ86を備えている。
制御部81は、公知のCPU、ROM及びRAMなどを含む。制御部81は、記憶部82に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行し、携帯端末2の全体の動作を制御する。
例えば、制御部81は、通信部85を制御して管理装置3と通信を行う。なお、携帯端末2は、非接触通信部87(図5の破線部分参照)を有していてもよい。この場合、制御部81は、非接触通信部87を制御して撮影装置1との近接通信を実行する。
記憶部82は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体により構成されている。
記憶部82は、管理装置3を含む他の通信装置が利用者の携帯端末2をネットワーク上で識別するため情報である、「端末ID」を記憶している。この端末IDは、例えば、契約者固有ID、MACのグローバルアドレスなどよりなる。また、記憶部82は、利用者が任意にインストールした各種のアプリケーションソフトを記憶している。
操作部83は、各種の操作ボタンや表示部84のタッチパネル機能により構成され、利用者の操作に応じた指令信号を制御部81に出力する。
表示部84は、例えば液晶ディスプレイよりなり、各種の情報を利用者に表示する。例えば、表示部84は、管理装置3から送信された画像データなどを画面表示することができる。
通信部85は、アンテナ86が受信した基地局からの電波信号に対して復調処理とデジタル信号処理を行い、得られたデジタル受信信号を制御部81に出力する。
また、通信部85は、制御部81から入力されたデジタル送信信号に対してA/D変換処理と変調処理を行い、得られた電波信号をアンテナ86から送信する。
<管理装置の機能的構成>
図6は、管理装置3の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図6に示すように、管理装置3は、バスBを介して通信可能に接続された制御部91及び入出力インターフェース97と、このインターフェース97に接続された記憶部92、入力部93、出力部94、通信部95、ドライブ96を備えている。
制御部91は、公知のCPU、ROM及びRAMなどを含む。制御部91は、記憶部92に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行し、管理装置3の全体の動作を制御する。
記憶部92は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどより構成されており、各種の情報を記憶する。入力部93は、キーボードやマウスなどよりなり、出力部94は、ディスプレイやスピーカなどよりなる。
通信部95は、ネットワークインターフェースにより構成され、撮影装置1や携帯端末2と通信を行う。
ドライブ96は、DVDディスクどの記録媒体を駆動し、そのディスクに対して所定のデータを読み書き可能である。
管理装置3の記憶部92には、会員データベースDB1、画像データベースDB2及びウェブデータベースDB3が含まれる。
このうち、会員データベースDB1には、利用者の「メールアドレス」や「端末ID」と関連づけて「ユーザー登録情報」が記録されている。
ユーザー登録情報には「会員種別」が含まれており、会員種別には「無料会員」及び「有料会員」の2種類の種別がある。
無料会員(第1の種別)は、管理装置3に対して会員登録を完了した利用者であり、有料会員登録を行っていない利用者のことを意味する。
有料会員(第2の種別)は、管理装置3に対して会員登録を完了した利用者であり、しかも有料会員登録も完了した利用者のことを意味する。
従って、会員登録を行っていない非会員については、会員種別などのユーザー登録情報が会員データベースDB1に記憶されていない。
もっとも、非会員であっても撮影装置1にメールアドレスを入力してプレイすることができる。従って、この場合の非会員は、自身のメールアドレスが画像データ及び画像IDと関連づけられて画像データベースDB2に記憶されているが、そのメールアドレスが会員データベースDB1に記憶されていないユーザーということになる。
なお、有料又は無料の登録会員の場合には、会員専用ページにログインするための「ログインパスワード」、「性別」、「生年月日」、「居住地域(都道府県)」などの利用者の個人情報もユーザー登録情報に含まれる(図18参照)。
また、管理装置3は、有料会員に対して、1か月ごとに所定金額(例えば300円)の課金を所定の方法で行い、無料会員に対しては、そのような課金を行わない。
画像データベースDB2には、撮影装置1からアップロードされた1プレイ分の画像データを含む「プレイ情報」が記録されている。プレイ情報とは、1回の利用ごとに撮影装置1が生成する1プレイ分の情報のこという。
プレイ情報には、複数枚(例えば6〜8枚)の撮影画像や撮影画像を編集した編集画像及び動画像のうちの少なくとも1つを含む「画像データ」、画像データの識別情報として付与された「画像ID」、画像データを取得した「プレイ時刻」、「端末ID」、「メールアドレス」(ユーザーID)、「プレイ人数」、「撮影店舗」及び「撮影機種」などが含まれる。
画像IDは、撮影装置1が1プレイごとに付与する識別情報であり、例えば所定桁数の数値やアルファベット等よりなる。もっとも、画像IDは、複数の画像データごとに生成してもよい。
プレイ時刻は、撮影装置1による画像データの生成時刻と実質的に一致すると見なせる年月日を含む時刻(日時)のことである。プレイ時刻としては、例えば、撮影部10での撮影の開始又は終了時刻、編集部20での編集の開始又は終了時刻、撮影装置1のプレイ終了時刻、撮影部10のカメラのシャッタータイミングなどを採用することができる。
また、プレイ時刻は、撮影装置1が画像データを送信した送信時刻や、管理装置3が画像データを受信した受信時刻であってもよい。
撮影店舗は、画像データが生成された撮影装置1が設置されている店舗の識別情報であり、例えば所定桁数の数値やアルファベット等よりなる。
撮影機種は、画像データが生成された撮影装置1の機種を識別情報であり、例えば所定桁数の数値やアルファベット等よりなる。
なお、撮影装置1では、2人以上の利用者が一緒にプレイを行って所定枚数の画像データが生成されることが多い。
そこで、メールアドレスなどよりなるユーザーIDは、1プレイで得られる所定枚数の編集画像等よりなる1プレイ分の画像データについて、最大で4つまで割り当てることができる。
撮影装置1が被写体の人物自動認識機能を有する場合には、被写体の顔の特徴量がプレイ情報に含まれることもある。
顔の特徴量とは、被写体を画像認識処理によって識別するのに用いるパラメータのことをいう。顔の特徴量は、例えば、顔の位置、顔の大きさ、顔の輪郭(形状)、顔のパーツの位置、顔のパーツの大きさ、及び顔のパーツの形状のうちの少なくとも1つを数値化した情報である。
撮影コースの選択機能を有する撮影装置1である場合には、利用者がプレイ中に選択したコースがプレイ情報に含まれることもある。
撮影コースの種別には、例えば、「フレンドコース」及び「カップルコース」などがあり、各コースのテーマに応じた合成画像や背景画像が撮影装置1によって提供される。
ウェブデータベースDB3には、携帯端末2に表示させるウェブページに関する各種のデータが格納されている。
例えば、ウェブデータベースDB3には、ウェブページを構成する1又は複数のHTMLファイル、当該ファイルのURL、ユーザーID、会員登録の種別(非会員、有料会員及び無料会員のいずれか)、公開期間、公開範囲などの、各ページの背景デザインの種別、ページに埋め込む各種のバナー情報などのデータが記録されている。
本実施形態の管理装置3では、ウェブデータベースDB3に記録されるウェブページには、登録会員のみに画像データのダウンロードを許容する「会員専用ページ」だけでなく、利用者の意向に応じて画像データを公開するための「シェアページ」が含まれる。
管理装置3の制御部91は、利用者の携帯端末2からのページ作成要求を通信部94が受信した場合にシェアページを作成し、作成したシェアページをウェブデータベースDB3に記録する。
管理装置3の制御部91は、撮影装置1からプレイ情報がアップロードされると、取得したプレイ情報に含まれる各データを関連づけて記憶部92の画像データベースDB2に記録する。
すなわち、管理装置3の制御部91は、受信した画像データを、その画像ID、プレイ時刻、メールアドレス、端末IDその他の情報と関連づけて画像データベースDBに格納する。
また、制御部91は、取得したプレイ情報にメールアドレスが含まれている場合には、そのメールアドレスが会員データベースDB1に既に記録されているか否かに関係なく、当該プレイ情報に含まれる画像データにアクセスするためのURLにメールアドレスを関連づけた特定URL(図8(b)に示す「特定URL」)を、当該プレイ情報に含まれる画像IDに基づいて生成する。制御部91は、生成した特定URLを記憶部92に記憶させるとともに、生成した特定URLを含む当該メールアドレス宛の電子メールを生成し、通信部95に送信させる。
管理装置3の制御部91は、画像データの管理用サイトである上述の会員専用ページを管理している。
管理装置3の制御部91は、特定URL等により管理用サイトにアクセスしてきた携帯端末2の利用者が登録済みの会員である場合には、会員種別に応じてサービス内容が異なる各種の処理を実行し、未登録の非会員である場合には、非会員に会員登録を行って貰うための所定の処理を実行する。
管理装置3の制御部91は、画像データを他者に公開するためのウェブページであるシェアページも管理している。
管理装置3の制御部91は、シェアページ用のURLを作成する。制御部91は、シェアページのログインに必要なワンタイムパスワードを生成して利用者の携帯端末2に通知することにより、シェアページへのアクセス制限を行う。制御部91は、携帯端末2からの指示に基づいてシェアページのアクセス期限を設定する処理なども行う。
<プレイ情報の生成及び保存処理>
図7は、撮影装置1と管理装置3が協働して行う、プレイ情報の生成及び保存処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図7のフローチャートにおける丸印は、各装置による所定情報の「受信」を示している。
図7において、所定代金が撮影装置1に投入されると、撮影装置1の制御部40は、1つの画像IDを生成して記憶部50に記憶させるとともに、撮影部10に対する撮影処理を開始する(ステップS1)。
具体的には、制御部40は、撮影部10を制御して撮影処理を行い、カメラ111,112による撮影を所定回数だけ行わせ、複数の撮影画像を作成する。
撮影処理が終了すると、制御部40は、上部モニタ113によるメッセージ表示などにより、利用者に編集空間24a,24bへの移動を指示する。
その後、制御部40は、移動を指示した方の編集部20a,20bに対する編集処理を開始する(ステップS2)。具体的には、制御部40は、利用者が行う編集入力に応じて1又は複数の撮影画像の編集を行い、編集画像を作成する。撮影画像に対する編集入力は、編集用モニタ213に表示される編集画面を用いて行われる。複数の編集画像の作成が完了した後、制御部40は、複数の撮影画像及び複数の編集画像と、ステップS1で作成された画像IDとを紐付けて記憶部50に記憶させる。
その後、制御部40は、編集画面によるメッセージ表示などにより、利用者に出力空間32への移動を指示し、印刷処理を開始する(ステップS3)。具体的には、制御部40は、出力部30のプリンタ34に画像データの印刷を開始させる。なお、排出されるシール紙には、プレイ時刻や画像IDなどの情報が記載されている(図8(a)参照)。
印刷処理が終了すると、制御部40は、所定枚数の画像が印刷されたシール紙をシール紙ユニット35から排出し(ステップS6)、処理を終了させる。
また、撮影装置1の制御部40は、印刷処理(ステップS3)と排出処理(ステップS6)に並行して、メールアドレスの取得処理(ステップS4)とプレイ情報の生成及び送信処理(ステップS5)とを実行する。
メールアドレスの取得処理(ステップS4)は、例えば、出力部314のモニタ311にアルファベットや数値が並んだ入力画面を表示し、表示した入力画面にメールアドレスを入力させることによって行われる。
メールアドレスの入力は、1プレイについて利用者の人数分だけ行うことができる。従って、利用者が1人の場合は、1プレイで得られる所定の画像IDの画像データに対して唯一のメールアドレスが関連づけられ、利用者が2人以上の場合は、1プレイで得られる所定の画像IDの画像データに対して複数のメールアドレスが関連づけられる。
なお、メールアドレスの取得処理は、プレイ中であればどこで行ってもよく、例えば撮影部10又は編集部20に含まれる入力デバイスに対して行うことにしてもよい。
また、携帯端末2が非接触型IC(図5の非接触通信部87)による近接通信に対応する場合には、出力部30に設けられた非接触通信部312に利用者(複数人の場合には全員)が自身の携帯端末2をかざすことにより、メールアドレスや携帯IDを1プレイについて利用者の人数分だけ取得して、プレイ情報に含めることにしてもよい。この場合、上記の入力画面でメールアドレスを入力させることの代替とすることができる。
なお、撮影装置1の非接触通信部312と携帯端末2の非接触通信部87の間の近接通信により、画像データを取得するためのURLを送受信することにしてもよい。
プレイ情報の生成及び送信処理(ステップS5)には、所定枚数の編集画像およびそれらの編集画像の元になった所定枚数の撮影画像を含む1プレイ分の画像データに、画像IDなどの情報を割り当てて、上述のプレイ情報を生成する処理と、生成したプレイ情報を管理装置3に送信する処理が含まれる。
撮影装置1が生成するプレイ情報には、画像データに関連づける情報として、少なくとも画像IDが含まれる。もっとも、その他に、プレイ時刻、メールアドレス(利用者による入力があった場合)、端末ID(利用者による入力があった場合)、顔の特徴量、コース種別、撮影店舗及び撮影機種などが含まれていてもよい。
管理装置3の制御部91は、1プレイ分の画像データを含むプレイ情報を受信すると、プレイ情報に含まれる画像データをその他の情報と関連づけて、記憶部92の画像データベースDB2に保存する(ステップS7)。
具体的には、制御部91は、取得した画像データと、この画像データに関連づけられた、画像ID、プレイ時刻、メールアドレス、端末ID、顔の特徴量、コース種別、撮影店舗及び撮影機種などの情報を、画像データベースDB2に記録する。
なお、制御部91は、撮影装置1から受信したプレイ情報にメールアドレスが含まれない場合でも、画像IDと関連づけて画像データを画像データベースDB2に記録する。プレイ時に撮影装置1にメールアドレスを入力しなかった利用者が、画像IDを入力する操作画面により画像データにアクセスしてくる場合があるからである。
また、プレイ時刻をプレイ情報の受信時刻とする場合には、制御部91は、自装置で計時した受信時刻をプレイ時刻として、画像データベースDB2に記録する。
次に、制御部91は、インターネット経由で画像データにアクセスするためのURLにメールアドレスを関連づけて生成した特定URL(図8(b)参照)を含む電子メールを、撮影装置1から取得した携帯端末2のメールアドレス宛てで携帯端末2に送信する(ステップS8)。
もっとも、撮影装置1から受信したプレイ情報にメールアドレスが含まれない場合は、制御部91は、ステップS8の電子メールの送信を行わない。
管理装置3からの電子メールを受信した携帯端末2の制御部81は、その電子メールを記憶部82に記憶する。
そして、利用者がメールソフトを操作することにより、電子メールの表示が指令されると、制御部81は、受信した電子メールを表示部84に表示させる(ステップS9)。
図8(a)は、撮影装置1が作成するシール紙Pのレイアウトを示す図である。図8(b)は、管理装置3が携帯端末2に送信する電子メールM1の記載例を示す図である。
図8(a)に示すように、シール紙Pには、所定枚数(図例では5枚)の撮影画像又は編集画像よりなる画像データが並べて印刷されており、画像データの印刷部分以外の縁部(図例では右下隅)に、データ記載部が設けられている。
シール紙Pのデータ記載部には、前から順に、「プレイ時刻」、画像データの管理サイトの「URLホスト名」及び「画像ID」などのデータが記載されている。
利用者は、プレイ時に撮影装置1にメールアドレスを入力しなかった場合、URLホスト名を検索して管理サイトにアクセスし、シール紙Pに記載された画像IDをサイト内の所定画面に入力することにより、画像データが保存された利用者の「会員専用ページ」にアクセス可能となる。
図8(b)に示すように、管理装置3からの電子メールM1には、利用者が撮影装置1で作成した画像データ(以下、「プリ画像」ともいう。)について、所定のURLにアクセスすればプリ画像を携帯端末2にダウンロード可能である旨の記載が含まれる。
電子メールM1には、画像データをダウンロードするためのウェブページを表示させるためのアクセス情報であるURLに、メールアドレスを関連づけたハイパーリンク付きの「特定URL」(以下、「特定アクセス情報」ともいう。)が含まれる。
本実施形態の特定URLには、URLホスト内のパス情報として、プリ画像の画像ID(図例では、URL中の「did=」以下の15桁の数値)が含まれている。
特定URLのパス情報には、URLとメールアドレスとの関連づけを行うために、画像IDに関連づけられた利用者のメールアドレスをランダムな文字列に変換した情報(以下、「メアドキー」という。)も含まれている。図8(b)の例では、メアドキーは「xxxxxyyyyy」である。
特定URLはハイパーリンク付きであるから、利用者が電子メールM1内の特定URLをタップすると、携帯端末2の制御部81は、ブラウザを起動させる。そして、制御部81は、特定URLにより指定された利用者の会員専用ページに移行するためのアクセス要求を、通信部85に送信させる。
<利用者本人によるダウンロード処理>
図9は、管理装置3と利用者(本人)の携帯端末2が協働して行う、本人の携帯端末への画像データのダウンロード処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図9のフローチャートにおける丸印は、各装置における所定情報の「受信」を示している。
図9において、例えば電子メールM1の特定URL(図8(b)参照)を利用者がタップすると、利用者本人の携帯端末2は、特定URLに基づくアクセス要求を送信する(ステップS11)。
上記のアクセス要求を管理装置3の通信部95が受信すると、管理装置3の制御部91は、処理内容を利用者に選択させる「操作用ページW1」(図12参照)を生成し、生成した操作用ページを携帯端末2に表示させるための表示指令を、通信部95に送信させる(ステップS12)。
従って、表示指令を受信した携帯端末2は、自装置のブラウザを起動して、管理装置3が生成した操作用ページW1を自身の表示部84に表示させる。
図12は、携帯端末2に表示される操作用ページW1の一例を示す説明図である。
図12に示すように、操作用ページW1には、上から順に、画像データの表示部100、ダウンロードの操作ボタン102、シェアページの作成ボタン103及び複数の入力ボックス105〜107が含まれる。
画像データの表示部100には、1プレイにより得られた画像IDが共通する複数の画像データ(図12の例では3枚)がサムネイル表示されている。
有料会員の場合は、1プレイで作成されたすべての画像データのサムネイルが表示され、無料会員の場合は、1プレイで作成された一部の画像データ(例えば、撮影装置1で選択された2枚の撮影画像のサムネイル)のサムネイルが表示される。
表示部100に表示される画像データは、デフォルトではすべて選択状態となっている(チェックマークが表示されている)。すなわち、すべての画像データがダウンロード用の画像データに設定されている。
表示部100の画像データにはタッチ操作が可能であり、選択状態の画像データをタップすると、選択が解除される(チェックマークの表示が消える)。選択が解除された画像データは、ダウンロードしない画像データとして設定される。なお、選択が解除された画像データをタップすると、選択状態となり、ダウンロード用の画像データに設定される。
ダウンロードの操作ボタン102は、画像データのダウンロードを管理装置3に要求するための操作ボタンである。従って、利用者が操作ボタン102をタッチすると、携帯端末2は、画像データのダウンロード要求を管理装置3に送信する(ステップS13)。
ダウンロード要求を受信した管理装置3の制御部91は、要求された画像データ(選択状態の画像データ)を、利用者の携帯端末2宛てに一括して送信する(ステップS14)。
その後、利用者の携帯端末2は、管理装置3から受信した画像データを、自装置の記憶部82に保存する(ステップS15)。
本実施形態では、管理装置3の制御部91は、操作ボタン102がタップされたのを機に、シェアページの作成ボタン103に対する操作を誘導するポップアップ(図示省略)を生成し、生成したポップアップの表示指令を通信部95に送信させる(ステップS16)。この表示指令を受信した携帯端末2は、自装置の表示部84にポップアップを表示させる(ステップS17)。
上記のポップアップの表示は、例えば、シェアページの作成ボタン103の操作により画像データを他者に公開するシェアページが作成される旨が記載された半透明の表示ボックスなどを、操作用ページW1上に重ねて表示することによって行うことができる。
なお、操作用ページW1に含まれる、シェアページの作成ボタン103及び入力ボックス104〜107を用いたシェアページの作成処理については、後述する。
本実施形態の管理装置3によれば、制御部91が、操作用ページW1に表示された複数の画像データを一括して携帯端末2にダウンロードできるので(ステップS13,S14)、操作用ページW1に表示された画像データを1枚ずつダウンロードする場合に比べて、画像データのダウンロードを簡単に行うことができる。
また、本実施形態の管理装置3によれば、制御部91が、シェアページの作成ボタン103に対する操作を誘導するポップアップの表示指令を携帯端末2に送信するので(ステップS16)、利用者がシェアページの存在を察知し易くなり、シェアページの利用を促進することができる。
ポップアップ表示には、操作用ページW1と同様の作成ボタン103及び入力ボックス104〜107が含まれることが好ましい。
このようにすれば、ポップアップ表示の入力ボックス104〜107に情報を入力して、ポップアップ表示の作成ボタン103をタップすることにより、図12の作成ボタン103がタップされたのと同様の処理を管理装置3に指示することができる。
このとき、シェアページに掲載される画像データは、自身の携帯端末2にダウンロードしている画像データと同じデータとなる。このため、自身の携帯端末2へのダウンロードと平行してシェアページの作成を指示することができ、利用者による操作手間が省けるという利点がある。
なお、LINEなどの通信アプリケーションによって画像データを送信すると画質が劣化するが、シェアページを利用すれば画質が悪化しない旨の説明文を、ポップアップ表示に含めることにすれば、シェアページの利用率を向上することができる。
<シェアページの作成処理>
図10は、管理装置3と利用者(本人)の携帯端末2が協働して行う、シェアページの作成処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図10のフローチャートにおける丸印は、各装置における所定情報の「受信」を示している。
図10において、例えば電子メールM1の特定URL(図8(b)参照)を利用者がタップすると、利用者本人の携帯端末2は、特定URLに基づくアクセス要求を送信する(ステップS21)。
上記のアクセス要求を管理装置3の通信部95が受信すると、管理装置3の制御部91は、処理内容を利用者に選択させる「操作用ページ」(図12参照)を生成し、生成した操作用ページを携帯端末2に表示させるための表示指令を、通信部95に送信させる(ステップS22)。
従って、表示指令を受信した携帯端末2は、自装置のブラウザを起動して、管理装置3が生成した操作用ページW1を自身の表示部84に表示させる。
図12に示すように、操作用ページW1には、上から順に、画像データの表示部100、ダウンロードの操作ボタン102、シェアページの作成ボタン103及び複数の入力ボックス105〜107が含まれる。
このうち、ダウンロードの操作ボタン102を用いた、利用者本人によるダウンロード処理(図9)については、前述の通りである。
シェアページの作成ホタン103は、利用者がシェアページの作成を管理装置3に要求するための操作ボタンである。従って、利用者が作成ボタン103をタッチすると、携帯端末2は、シェアページのページ作成要求を管理装置3に送信する(ステップS23)。
ページ作成要求を受信した管理装置3の制御部91は、要求された画像データ(利用者がタッチ操作により除外したものを除く。)を、ウェブを通じて他者に公開するためのシェアページを作成する(ステップS24)。
本実施形態では、プレイ単位で生成される複数枚の画像データに1つの画像IDが付与されることから、1プレイ分の画像データごとにシェアページが作成される。
すなわち、管理装置3の制御部91は、特定URLに含まれる画像IDと一意に関連づけられたキー情報を含むURLを作成し、このURLのウェブページを1プレイ分の画像データのシェアページとして採用する。また、制御部91は、作成したシェアページを記憶部92のウェブデータベースDB3に記録する。
このように、シェアページの作成単位は1プレイ分の画像データであるが、本実施形態では、図12の表示部100に表示されたサムネイルで選択中の画像データのみがシェアページに掲載される。
有料会員の場合は、1プレイで作成されたすべての画像データが表示部100に表示され、その中からシェアページに掲載する画像データを選択可能である。これに対し、無料会員の場合は、1プレイで作成された一部の画像データ(プレイ中に撮影装置1で選んだ2枚)だけが表示部100に表示されることにより、シェアページに掲載する画像データの選択範囲が絞られる。
図12に示すように、操作用ページW1には、複数の入力ボックス104〜107が含まれている。利用者は、これらの入力ボックス104〜107に所定の情報を入力することにより、管理装置3に作成させるシェアページの仕様を定義することができる。
図12の例では、ジェアページの期限情報の入力ボックス104、シェアページの公開範囲の入力ボックス105、利用者によるコメントの入力ボックス106及びシェアページのデザインに関する入力ボックス107が操作用ページW1に含まれる。
入力ボックス104は、プルダウンメニュー方式の入力ボックスであり、選択可能な期限情報の数値として、例えば、「10分後」、「1時間後」、「6時間後」、「1日後」、「3日後」、「1週間後」及び「14日後」が含まれる。
携帯端末2は、入力ボックス104に入力された削除期限の数値をページ作成要求に含める。管理装置3の制御部91は、ページ作成要求に期限情報の数値がある場合には、その数値に応じて記憶部92からシェアページを削除する時期を決定する。
例えば、入力ホックス104に入力された削除期限が「1日後」である場合には、管理装置3の制御部91は、シェアページの生成時刻に1日(24時間)を加算してシェアページの削除時刻を算出する。
そして、制御部91は、自装置のタイマーが計時する現在時刻がシェアページの削除時刻となった時点で、記憶部92のウェブデータベースDB3から当該シェアページを削除する。あるいは、その時点で、当該シェアページを削除しない場合は、シェアページへのアクセスを禁止する。
入力ボックス105は、プルダウンメニュー方式の入力ボックスであり、選択可能な公開範囲の入力情報として、例えば、「会員限定公開」、「会員公開」、「限定公開」及び「非限定公開」の種別が含まれる。
このうち、非限定公開は、パスワードなしで(URLのみで)シェアページを閲覧可能である公開方式であり、限定公開は、シェアページの閲覧にワンタイムパスワードを要求する公開方式である。
入力ボックス105において「会員限定公開」又は「限定公開」が選択された場合、入力ボックス105,106の間にワンタイムパスワードを入力するための別の入力ボックス(図示せず)が追加的に表示される。この入力ボックスに利用者が所定のパスワードを入力すると、管理装置3にワンタイムパスワードを通知することができる。
もっとも、管理装置3の制御部91がワンタイムパスワードを自動生成する場合には、上記の追加的な入力ボックスを表示する必要はない。
会員公開は、シェアページの閲覧にワンタイムパスワードは不要であるが、会員専用ページにアクセスするためのユーザーIDとログインパスワードを要求する公開方式である。
会員限定公開は、シェアページの閲覧にワンタイムパスワードと、会員専用ページにアクセスするためのユーザーID及びログインパスワードの双方を要求する公開方式である。
携帯端末2は、入力ホックス105に入力された公開方式の種別情報をページ作成要求に含める。管理装置3の制御部91は、ページ作成要求に公開方式の種別情報がある場合には、その種別情報に応じてシェアページの公開を制限する度合いを決定する。
例えば、入力ホックス105に入力された公開方式が「非限定公開」である場合、制御部91は、ワンタイムパスワードを生成せず、所定のURLのシェアページに対するすべてのアクセス要求を許可する。
また、入力ホックス105に入力された公開方式が「限定公開」又は「会員限定公開」である場合、制御部91は、ワンタイムパスワードを生成し、所定のURLのシェアページに対するアクセス要求に対して、ワンタイムパスワードの入力をアクセス条件とする。
入力ボックス106は、テキスト入力方式の入力ボックスであり、利用者によるコメントのテキスト入力を受け付ける。
携帯端末2は、入力ボックス106に入力されたテキスト情報をページ作成要求に含める。管理装置3の制御部91は、ページ作成要求のコメントにテキスト情報が含まれる場合には、そのテキスト情報をシェアページに記載する。
例えば、入力ボックス106に入力されたテキスト情報が「卒業式の日に撮ったプリだよ〜♪」の文章である場合には、管理装置3の制御部91は、その文章を、例えばシェアページの先頭部分に記載する(図14及び図15参照)。
入力ボックス107は、プルダウンメニュー方式の入力ボックスであり、選択可能なデザインの入力情報として、例えば、「春」、「夏」、「秋」、「冬」、「お正月」、「クリスマス」及び「卒業」などの、背景画像のデザインに係るコンセプト情報が含まれる。
携帯端末2は、入力ボックス107に入力されたコンセプト情報をページ作成要求に含める。管理装置3の制御部91は、ページ作成要求にデザインのコンセプト情報が含まれる場合には、そのコンセプト情報に応じてシェアページの背景画像を決定する。
例えば、入力ボックス107に入力されたデザインが「卒業」である場合、管理装置3の制御部91は、卒業のコンセプトに適合する背景画像(例えば、桜の花びらを含む薄いピンク色の背景画像など)をシェアページの背景画像として採用する。
ところで、管理装置3では、画像データベースDB2に保存する画像データの保存期間(例えば、プレイ時刻から14日とする。)が予め定められている場合がある。
この場合、例えばプレイ時刻が12月1日の午後12:00とすると、画像データベースDB2からの画像データの削除時点は、12月15日の午後12:00となり、この削除時点を経過すると画像データがデータベースDB2から削除される。
このように、画像データの削除時点が決まっている場合には、管理装置3の制御部91は、期限情報の入力ボックス104に入力可能な数値を、シェアページの作成時点から画像データの削除時点までの期間以下に設定する。
例えば、シェアページの作成時点が12月9日の12:00であるとすると、15日−9日=6日を入力ボックス104に入力可能な最大値とする。この場合、制御部91は、入力ボックス104により選択可能な期限情報の数値のメニューを、「10分後」、「1時間後」、「6時間後」、「1日後」及び「3日後」の5種類に限定する。
或いは、制御部91は、選択可能な期限情報のメニューのうち、数値が最大であるメニューの値を時間経過に合わせてカウントダウンすることにしてもよい。
この場合には、上記の「6日後」も選択可能な期限情報のメニューに含まれる。また、そこから1日経過するごとに、選択可能な期限陣及びメニューの最大値を、「6日後」→「5日後」→「4日後」→「3日後」と変化させればよい。なお、この場合のメニューの変遷例を列挙すると、例えば次のようになる。
「10分後」、「1時間後」、「6時間後」、「1日後」、「3日後」、「6日後」
24時間経過
「10分後」、「1時間後」、「6時間後」、「1日後」、「3日後」、「5日後」
24時間経過
「10分後」、「1時間後」、「6時間後」、「1日後」、「3日後」、「4日後」
24時間経過
「10分後」、「1時間後」、「6時間後」、「1日後」、「3日後」
24時間経過
「10分後」、「1時間後」、「6時間後」、「1日後」、「2日後」
24時間経過
「10分後」、「1時間後」、「6時間後」、「1日後」
1時間経過
「10分後」、「1時間後」、「6時間後」、「23時間後」
1時間経過
「10分後」、「1時間後」、「6時間後」、「22時間後」
1時間経過
「10分後」、「1時間後」、「6時間後」、「21時間後」
……
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「8分後」
……
図10に戻り、ページ作成要求を受信した管理装置3の制御部91は、更に、シェアページのURLを含む携帯端末2宛ての通信情報を、通信部95に送信させる(ステップS25)。本実施形態の通信情報には、シェアページのURLの他に、利用者が入力したコメント、ワンタイムパスワード及びシェアページの期限情報が含まれるものとする。
また、制御部91は、携帯端末2にインストールされた通信アプリケーションを自動的に起動させるための当該携帯端末2宛ての起動指令を、通信部95に送信させる(ステップS26)。
上記の通信アプリケーションは、LINEなどの汎用性のあるメッセージアプリの他、電子メールやプッシュ通知やSNSのアプリケーションであってもよい。起動指令を受信した携帯端末2は、自装置の通信アプリケーションを起動させる(ステップS27)。
通信情報及び起動指令を受信した携帯端末2は、通信情報の内容を記したメッセージM2(図13参照)を作成し、利用者が指定した他者(例えば利用者の友人など)の携帯端末2にそのメッセージM2を送信する(ステップS28)。
図13は、メッセージM2を受信した携帯端末2の表示画面例を示す説明図である。
図13に示すように、他者の携帯端末2が受信するメッセージM2には、上から順に、利用者が入力ボックス106に入力したコメント(図例では、「卒業式の日に撮ったプリだよ〜♪」の文章)、シェアページのURL、管理装置3が自動生成したワンタイムパスワード、及び、入力ボックス104において設定されたシェアページの期限情報が記載されている。
従って、図13のメッセージM2を受信した携帯端末2を保有する他者が、ハイパーリンクで表示されているシェアページのURLをタッチ操作(タップ)すると、携帯端末2が自装置のブラウザを自動的に起動し、利用者のシェアページにアクセスできるようになる。
<他者によるダウンロード処理>
図11は、管理装置3と他者(例えば利用者の友人など)の携帯端末2が協働して行う、他者の携帯端末への画像データのダウンロード処理(シェア処理)を示すフローチャートである。
なお、図11のフローチャートにおける丸印は、各装置における所定情報の「受信」を示している。
図11において、例えばメッセージM2のURL(図13参照)を他者がタップすると、他者の携帯端末2は、シェアページURLに基づくアクセス要求を送信する(ステップS31)。
上記のアクセス要求を管理装置3の通信部95が受信すると、管理装置3の制御部91は、シェアページを携帯端末2に表示させるための表示指令を、通信部95に表示させる(ステップS32)。
なお、「会員限定公開」の場合は、会員IDとログインパスワードの入力を伴うログインを行った状態で、メッセージM2のURLにアクセスすることにより、図14の認証用ページW2に移行し、図15ダウンロード用ページW3に遷移する。
一方、「会員公開」の場合は、会員IDとログインパスワードの入力を伴うログインを行った状態で、メッセージM2のURLにアクセスすると、図14の認証用ページを挟むことなく、図15のダウンロード用ページW3に遷移する。
図14は、シェアページの認証用ページW2の一例を示す説明図である。図15は、シェアページのダウンロード用ページW3の一例を示す説明図である。
管理装置3の制御部91は、シェアページの公開範囲が「非限定公開」である場合は、認証用ページW2を省略してダウンロード用ページW3を携帯端末2に表示させ、「限定公開」である場合は、ダウンロード用ページW3よりも先に認証用ページW2を携帯端末2に表示させる。
図14に示すように、認証用ページW2には、ワンタイムパスワードの入力ボックス108が含まれる。
制御部91は、この入力ボックス108に所定のパスワード(図13のメッセージM2に記載されたパスワード)が入力された場合に限り、ダウンロード用ページW3を携帯端末2に表示させる処理に移行する。
図15に示すように、ダウンロード用ページW3には、上から順に、コメント表示部109、期限表示部110、画像データの表示部111、機種表示部112及びダウンロードの操作ボタン113が含まれる。
コメント表示部109には、利用者が管理装置3に送信したコメントのテキスト情報が記載される。期限表示部110には、シェアページの有効期間(現時点からシェアページの削除時刻までの期間)が記載される。
画像データの表示部111には、1プレイにより得られた画像IDが共通する複数の画像データ(図15の例では3枚)がサムネイル表示されている。
なお、画像データの表示部111には、図12の操作用ページW1において、作成ボタン103が操作される直前に選択状態であった、サムネイルに表示中の画像データのみが表示される。すなわち、画像IDが共通であっても、図12の操作用ページW1において選択が解除された画像データについては表示されない。
表示部111に表示される画像データは、デフォルトではすべてダウンロード用の画像データに設定されている(チェックマークが表示されている)。すなわち、表示部111に表示されているすべての画像データがダウンロード用の画像データに設定されている。
表示部111の画像データにはタッチ操作が可能であり、選択状態の画像データをタップすると、選択が解除される(チェックマークの表示が消える)。選択が解除された画像データは、ダウンロードしない画像データとして設定される。なお、選択が解除された画像データをタップすると、選択状態となり、ダウンロード用の画像データに設定される。
機種表示部112には、当該シェアページでダウンロードされる画像データを生成した撮影装置1の機種名が表示される。
ダウンロードの操作ボタン113は、画像データのダウンロードを管理装置3に要求するための操作ボタンである。従って、他者が操作ボタン113をタッチすると、携帯端末2は、画像データ(表示部111において、選択状態の画像データ)のダウンロード要求を管理装置3に送信する(ステップS33)。
ダウンロード要求を受信した管理装置3の制御部91は、要求された画像データ(表示部111において、選択状態の画像データ)を、利用者の携帯端末2宛てに一括して送信する(ステップS34)。
その後、他者の携帯端末2は、管理装置3から受信した画像データを、自装置の記憶部82に保存する(ステップS35)。
<管理装置の効果>
本実施形態の管理装置3によれば、制御部91が、受信した画像データを他者に公開するためのウェブページであるシェアページを作成し、記憶部92が、作成したシェアページを記憶するので(図10のステップS24)、他者(例えば利用者の友人又は恋人など)は、自身の携帯端末2からシェアページにアクセスすることにより、利用者の画像データを管理装置3からダウンロードすることができる(図11参照)。
このように、管理装置3が作成したシェアページから他者が画像データを直接ダウンロードできるので、通信アプリケーションを利用して画像データを転送しなくても、利用者が画像データを他者とシェアできるようになる。従って、遊戯用の撮影装置1が生成した画像データの取り扱いに関する利便性を向上することができる。
一方、遊戯用の撮影装置1で生成される画像データは、画素数が比較的大きくデータ量が多いことから、携帯端末2の通信アプリケーションによって当該画像データを転送すると、当該画像データが自動的に圧縮されて画質が悪化することがある。
この点、本実施形態では、管理装置3が作成したシェアページから他者が画像データを直接ダウンロードできるので、遊戯用の撮影装置1が生成した利用者の画像データを、画質を悪化させずに他者に提供することができる。
また、複数枚の画像データをシェアページから一括してダウンロードできるようにすれば(図11のステップS34)、利用者が通信アプリケーションを用いて1枚ずつ画像データを転送する場合に比べて、画像データを簡単に他者に提供することができる。
更に、本実施形態の管理装置3によれば、利用者の友人や恋人などの他者が非会員である場合に、非会員である当該他者を会員専用サイトに誘引する方策が可能になるという利点もある。
すなわち、例えば、会員専用サイトにリンクするバナー広告などをシェアページに設けることにすれば、シェアページにアクセスしてきた非会員である他者を会員専用サイトに誘引することができ、会員専用サイトの普及に貢献することができる。
本実施形態の管理装置3によれば、制御部91によるシェアページの作成は、利用者の携帯端末からのページ作成要求を通信部95が受信したことを契機として実行される(図10のステップS23,S24)。
このため、管理装置3の制御部91が、利用者の承諾なしに利用者の画像データをウェブに公開することがないので、利用者の個人情報を適切に保護することができる。
本実施形態の管理装置3によれば、利用者が、自身の携帯端末2に表示された操作用ページW1に含まれる入力ボックス104〜107(図12参照)により、シェアページの仕様を定義することができるので、利用者の嗜好を反映したシェアページを管理装置3に作成させることができる。
例えば、利用者は、期限情報の入力ボックス104に所望の情報を入力することにより、シェアページを削除する時期を管理装置3に指示すことができる。
また、利用者は、公開範囲の入力ボックス105に所望の情報を入力することにより、シェアページを公開する範囲(例えば、ワンタイムパスワードを通知する他者の範囲に限定するなど)を管理装置3に指示することができる。
また、利用者は、コメントの入力ボックス106に所望のテキスト情報を入力することにより、シェアページに記載するテキスト情報を管理装置3に指示することができる。
更に、利用者は、シェアページのデザインに関する入力ボックス107に所望の情報を入力することにより、シェアページに用いる背景画像を管理装置3に指示することができる。
本実施形態の管理装置3によれば、制御部91が、期限情報の入力ボックス104に入力可能な数値(図12では、プルダウンメニュー方式の入力ボックス104で選択可能な時間の種類)を、シェアページの作成時点から画像データの削除時点までの期間以下に設定する。
従って、期限情報の入力ボックス104に、シェアページの削除時点が画像データの削除時点よりも遅れる、誤った時間情報が入力されるのを未然に防止することができる。
本実施形態の管理装置3によれば、携帯端末2からのページ作成要求を通信部95が受信した場合に、制御部91が、携帯端末2にインストールされた通信アプリケーションを自動的に起動させるための当該携帯端末2宛ての起動指令を、通信部95に送信させるので(図10のステップS25)、起動指令を受信した携帯端末2が通信アプリケーションを自動的に起動する。このため、利用者が、シェアページのURLなどの所定の情報を他者に送信し易くなる。
<その他の変形例>
今回開示した実施形態は、例示であって制限的なものではない。本発明の権利範囲は、上述の実施形態に限定されるものではなく、基本的には特許請求の範囲に基づいて定まるものであり、そこに記載された構成と均等の範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の実施形態では、利用者を識別するための識別情報(ユーザーID)として「メールアドレス」を採用したが、SNS用の電話番号又はLINE IDなど、1人の利用者をユニークに特定可能であれば特に制限されるものではなく、他の識別情報をユーザーIDとして採用することにしてもよい。
上述の実施形態では、撮影装置1が画像IDを作成しているが、管理装置3は複数の撮影装置1を管理していることから、管理装置3が画像IDを作成することにしてもよい。
この場合、撮影装置1は、ユーザーによるプレイが行われるごとに、管理装置3にアクセスし、管理装置3がプレイごとに生成した画像IDを、ネットワーク通信により当該管理装置3から取得すればよい。
上述の実施形態では、管理装置3が1プレイ分の画像データごとにシェアページを作成しているが、ユーザーIDが同じである複数の画像データ(同じ利用者の画像データ)を単位として、シェアページを作成することにしてもよい。
その場合、同じユーザーIDに紐付けられているすべての画像データを、図12に示す操作用ページW1の表示部100に表示させ、その中からシェアページに含める画像データを選択させればよい。
また、顔の特徴量が共通する複数の画像データを収集し、収集した複数の画像データを単位としてシェアページを作成することにしてもよい。
その場合、顔の特徴量が共通する複数の画像データを、図12の操作用ページW1の表示部100に表示させ、その中からシェアページに含める画像データを選ばせるようにすればよい。このようにすれば、被写体ごとに異なるシェアページとするなど、利用者が管理し易いシェアページを管理装置3に作成させることができる。
上述の実施形態において、管理装置3の制御部91は、撮影装置1から受信したプレイ情報の内容に応じて、シェアページに用いる背景画像を決定することにしてもよい。
例えば、カップルコース又はフレンドコースなどのコース種別が選択可能な撮影装置1である場合において、プレイ情報に含まれるコース種別が「カップルコース」である場合には、制御部91は、恋人同士に相応しい図柄(例えばハート模様)が含まれる背景画像を採用することにすればよい。
また、プレイ情報に含まれるプレイ時刻が夏休みの期間中である場合には、管理装置3の制御部91は、夏休みを連想させる図柄(例えば麦わら帽子の模様)が含まれる背景画像を採用することにすればよい。
また、上述した実施形態では、図12の操作用ページW1の表示部100に、撮影装置1で作成された静止画像よりなる画像データを表示する場合を例示したが、画像データには動画像が含まれていてもよい。動画像などの特定の画像データを取得する場合は、専用のアプリケーションをユーザーの携帯端末にインストールしておく必要がある。
そのため、図12の操作用ページW1において、動画像が選択された状態でシェアページの作成ボタン103がタップされた場合は、シェアページのダウンロード用ページW3(図15参照)に、インストールされている専用のアプリケーションを起動して動画像を取得するボタンや、当該専用のアプリケーションをダウンロードするためのURLなどを含めればよい。
1:遊戯用の撮影装置
2:携帯端末
3:管理装置
10:撮影部
20:編集部
30:出力部
40:制御部
50:記憶部
60:通信部
70:ドライブ
81:制御部
82:記憶部
83:操作部
84:表示部
85:通信部
86:アンテナ
91:制御部
92:記憶部
93:入力部
94:出力部
95:通信部
96:ドライブ
97:入出力インターフェース
DB1:会員データベース
DB2:画像データベース
DB3:ウェブデータベース

Claims (15)

  1. 遊戯用の撮影装置の利用者を被写体とする画像データを管理する管理装置であって、
    前記撮影装置及び前記利用者の携帯端末と通信可能であり、前記撮影装置が生成した前記画像データを当該撮影装置から受信する通信部と、
    受信した前記画像データを前記利用者以外の者に公開するためのウェブページであるシェアページを作成する制御部と、
    作成したシェアページを記憶する記憶部と、を備える管理装置。
  2. 前記制御部による前記シェアページの作成は、前記携帯端末からのページ作成要求を前記通信部が受信したことを契機として実行される請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記制御部は、前記シェアページの仕様の定義に用いる操作用ページを前記携帯端末に表示させるための当該携帯端末宛ての表示指令を、前記通信部に送信させる請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記操作用ページには、前記シェアページの期限情報の入力ボックスが含まれ、
    前記制御部は、前記期限情報の入力ボックスに入力された数値に応じて、前記記憶部から前記シェアページを削除する時期を決定する請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記操作用ページには、前記シェアページの公開範囲の入力ボックスが含まれ、
    前記制御部は、前記公開範囲の入力ボックスに入力された情報に応じて、前記シェアページの公開を制限する度合いを決定する請求項3又は4に記載の管理装置。
  6. 前記操作用ページには、前記利用者によるコメントの入力ボックスが含まれ、
    前記制御部は、前記コメントの入力ボックスに入力されたテキスト情報を、前記シェアページに記載する請求項3〜5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 前記操作用ページには、前記シェアページのデザインに関する入力ボックスが含まれ、
    前記制御部は、前記デザインの入力ボックスに入力された情報に応じて、前記シェアページに用いる背景画像を決定する請求項3〜6のいずれか1項に記載の管理装置。
  8. 前記記憶部からの前記画像データの削除時点が予め設定される場合において、
    前記制御部は、前記期限情報の入力ボックスに入力可能な数値を、前記シェアページの作成時点から前記画像データの削除時点までの期間以下に設定する請求項4に記載の管理装置。
  9. 前記通信部は、1回の利用ごとに前記撮影装置が生成する1プレイ分のプレイ情報を当該撮影装置から受信し、
    前記制御部は、受信した前記プレイ情報の内容に応じて、前記シェアページに用いる背景画像を決定する請求項1〜8のいずれか1項に記載の管理装置。
  10. 前記通信部は、1回の利用ごとに生成される1プレイ分の枚数の前記画像データを前記撮影装置から受信し、
    前記制御部は、1プレイ分の枚数の前記画像データごとに前記シェアページを作成する請求項1〜9のいずれか1項に記載の管理装置。
  11. 前記記憶部は、前記画像データに含まれる顔の特徴量を記憶しており、
    前記制御部は、前記特徴量が共通する複数の前記画像データごとに前記シェアページを作成する請求項1〜10のいずれか1項に記載の管理装置。
  12. 前記携帯端末からのページ作成要求を前記通信部が受信した場合に、
    前記制御部は、前記携帯端末にインストールされた通信アプリケーションを自動的に起動させるための当該携帯端末宛ての起動指令を、前記通信部に送信させる請求項1〜11のいずれか1項に記載の管理装置。
  13. 遊戯用の撮影装置の利用者を被写体とする画像データを管理する管理装置が行う画像データの公開方法であって、
    前記撮影装置が生成した前記画像データを当該撮影装置から受信するステップと、
    受信した前記画像データを前記利用者以外の者に公開するためのウェブページであるシェアページを作成するステップと、
    作成した前記シェアページを記憶するステップと、を含む画像データの公開方法。
  14. 遊戯用の撮影装置の利用者を被写体とする画像データを管理する管理装置として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記撮影装置が生成した前記画像データを当該撮影装置から受信するステップと、
    受信した前記画像データを前記利用者以外の者に公開するためのウェブページであるシェアページを作成するステップと、
    作成した前記シェアページを記憶するステップと、を含むコンピュータプログラム。
  15. 利用者が自身の撮影を行う遊戯用の撮影装置と、前記利用者の携帯端末と、前記撮影装置が生成した画像データを管理する管理装置とを備える情報処理システムであって、
    前記管理装置は、
    前記撮影装置及び前記利用者の携帯端末と通信可能であり、前記撮影装置が生成した前記画像データを当該撮影装置から受信する通信部と、
    受信した前記画像データを前記利用者以外の者に公開するためのウェブページであるシェアページを作成する制御部と、
    作成した前記シェアページを記憶する記憶部と、を備える情報処理システム。
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