JP2015185875A - 管理サーバ、写真シール作成装置、画像管理方法、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

管理サーバ、写真シール作成装置、画像管理方法、制御プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】写真シール作成装置の利用を促進することができる管理サーバを提供する。【解決手段】本発明の一態様の管理サーバ(4)は、写真シール作成装置において撮影された撮影画像に含まれる人物の顔の特徴量と、撮影画像に含まれる顔を補正することにより生成された補正画像とを取得する通信制御部(411)と、補正画像と特徴量とを関連付けて画像データベース(424)に記憶させる画像管理部(414)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して、写真シール作成装置に接続される管理サーバに関する。
近年、写真シール作成装置において生成された画像をユーザに提供するサービスとして、画像の印刷されたプリントシールをユーザに提供するサービスと併せて、ユーザの所有する携帯端末に画像を表示させることによって画像をユーザに提供するサービスが広がってきている。
特許文献1には、写真シール作成装置が、撮影の際に利用者A・Bの関係属性を選択させ、サーバが、上記関係属性に応じた所定の表示形態で、写真シール作成装置で得られた画像を表示するサイトページを生成する技術が記載されている。
特開2012−39413号公報(2012年2月23日公開)
しかしながら、従来の技術では、サーバは、画像に含まれる複数の人物の間の関係属性を認識することはできても、画像に含まれる複数の人物のそれぞれが誰であるかといったことは認識することができない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、画像の中の人物に関する特徴の情報を利用することができる管理サーバ、またはそれを可能にする写真シール作成装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る管理サーバは、ネットワークを介して、写真シール作成装置に接続される管理サーバであって、上記写真シール作成装置において撮影された撮影画像に含まれる人物の顔の特徴量を、取得する特徴量取得手段と、上記写真シール作成装置において上記撮影画像に含まれる顔を補正することにより生成された補正画像を、取得する補正画像取得手段と、上記補正画像と上記特徴量とを関連付けてデータベースに記憶させる画像管理手段とを備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、顔が補正された後の補正画像に、顔が補正される前の撮影画像における特徴量が関連付けられて、データベースに保存されている。そのため、補正画像に含まれる人物の、本来の特徴を保存することができる。適用される補正に応じて、顔の特徴は様々に変化する。そのような場合でも、本発明の一態様によれば、例えば、複数の補正画像に含まれる人物が同一人物であるかを判定するために、補正前の特徴量を利用することができる。そのため、管理サーバは、ユーザに対して有用なサービスを提供することができる。
上記管理サーバは、上記人物に関する人物情報を取得する人物情報取得手段を備え、上記画像管理手段は、上記特徴量に上記人物情報を関連付けてデータベースに記憶させる構成であってもよい。
上記の構成によれば、特徴量に人物情報が関連付けられているので、補正画像に含まれる人物に関して、人物情報を提供することができる。
上記画像管理手段は、上記補正画像を、該補正画像の登録者であるユーザに関連付けて上記データベースに記憶させ、上記管理サーバは、上記ユーザに関するユーザ情報を管理するユーザ情報管理手段と、上記特徴量に関連付けられた上記人物情報と、上記ユーザ情報とから、該特徴量が上記補正画像の登録者である上記ユーザの顔の特徴量であるか否かを判定する人物判定手段とを備え、上記画像管理手段は、上記人物判定手段の判定結果を、該特徴量に関連付けて上記データベースに記憶させる構成であってもよい。
写真シール作成装置は、一般に複数のユーザが一緒に利用し得る。そのため、1つの補正画像に複数の人物が含まれることもしばしばある。このような場合でも、上記の構成によれば、補正画像に含まれるある人物が、補正画像をデータベースに登録したユーザであるのか否かを判定することができる。
上記管理サーバは、上記ユーザに関連付けられた複数の上記補正画像から、該ユーザではない特定の人物が含まれる上記補正画像を抽出する画像抽出手段を備える構成であってもよい。
上記の構成によれば、特定の人物が含まれる補正画像を抽出することができる。そのため、含まれる人物に応じて補正画像を分類することができる。
上記画像抽出手段は、該ユーザの顔の特徴量ではないと判定された上記特徴量と、上記補正画像に含まれる顔の特徴量とを比較することにより、上記特定の人物が上記補正画像に含まれるか否かを判定する構成であってもよい。
適用される補正に応じて顔の特徴は様々に変化する。上記の構成によれば、特定の人物の特徴量を他の補正画像に関連付けられた特徴量と比較することにより、該補正画像に該特定の人物が含まれるか否かを正確に判定することができる。
上記管理サーバは、上記補正画像において、上記補正画像に関連付けられている上記特徴量を用いて上記特徴量に対応する上記顔の位置を特定し、上記補正画像の特定された上記顔に対して所定の画像処理を行う画像処理手段を備える構成であってもよい。
上記の構成によれば、補正画像に関連付けられている特徴量を用いて補正画像における顔の位置を特定することができる。それゆえ、補正画像の顔に対して画像処理を行うことができる。
上記画像処理手段は、上記特徴量に関連付けられた上記人物情報を、上記顔に対応する位置に合成する上記画像処理を行う構成であってもよい。
上記の構成によれば、補正画像にスタンプを押したように、人物情報を、その人物の顔に対応する位置に合成することができる。
上記管理サーバは、上記補正画像と上記特徴量とを、ユーザ端末に送信する第1送信手段を備える構成であってもよい。
上記の構成によれば、例えば補正画像に対する画像処理を行うユーザ端末に、補正画像に関連付けられた特徴量を送信する。ユーザ端末は、受信した補正画像および特徴量を用いて、補正画像に画像処理を行うことができる。
上記人物情報取得手段は、ユーザが上記写真シール作成装置に入力した上記人物情報を、上記写真シール作成装置から取得する構成であってもよい。
上記人物情報取得手段は、ユーザのユーザ端末から、上記人物情報を取得する構成であってもよい。
上記特徴量は、上記顔の位置、上記顔の大きさ、上記顔の形状、上記顔のパーツの位置、上記パーツの大きさ、および上記パーツの形状のうちの少なくとも1つであってもよい。
本発明の一態様に係る写真シール作成装置は、撮影によって人物の撮影画像を生成する撮影画像生成手段と、上記撮影画像に含まれる人物の顔の特徴量を特定する特徴量特定手段と、上記撮影画像に含まれる顔を補正することにより補正画像を生成する補正画像生成手段と、上記補正画像と上記特徴量とを関連付けてデータベースサーバに送信する第2送信手段とを備えることを特徴とする。
上記写真シール作成装置は、上記撮影画像または上記補正画像に含まれる顔画像を抽出する顔画像抽出手段と、上記顔画像を上記ユーザに提示する顔画像提示手段と、上記ユーザから上記顔画像の人物に関する人物情報の入力を受け付ける人物情報入力手段とを備える構成であってもよい。
上記の構成によれば、補正画像に複数の人物が含まれる場合であっても、顔の特徴量と人物情報とを容易に結びつけることができる。
本発明の一態様に係る画像管理方法は、上記写真シール作成装置において撮影された撮影画像に含まれる人物の顔の特徴量を、特定する特徴量特定ステップと、上記写真シール作成装置において上記撮影画像に含まれる顔を補正することにより、補正画像を生成する補正画像生成ステップと、上記補正画像と上記特徴量とを関連付けてデータベースに記憶させる画像管理ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の各態様に係る管理サーバは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記管理サーバが備える各手段として動作させることによって上記管理サーバをコンピュータにて実現させる管理サーバの制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の一態様によれば、画像の中の人物に関する特徴の情報を利用することができる。
本発明の第1実施形態に係る管理サーバの要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る撮影画像管理システムの構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る写真シール作成装置の外観の構成例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る写真シール作成装置の外観を他の角度からみた斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるユーザの移動について説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る写真シール作成装置に備えられる撮影部の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る写真シール作成装置に備えられる背景部の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る写真シール作成装置に備えられる編集部の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る写真シール作成装置に備えられる事後接客部の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る写真シール作成装置の内部の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る写真シール作成装置に備えられる制御部の詳細な構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯端末の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における会員登録処理時に携帯端末の表示部に表示されるウェブページの一例を示す画面遷移図である。 本発明の第1実施形態における写真撮影から画像保存までの一連の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の第1実施形態における管理サーバへの画像保存処理時に携帯端末の表示部に表示されるウェブページの一例を示す画面遷移図である。 本発明の第1実施形態に係る撮影画像管理システムにおける携帯端末への画像保存に関する一連の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の第1実施形態における携帯端末への画像保存処理時に携帯端末の表示部に表示されるウェブページの一例を示す画面遷移図である。 本発明の第1実施形態における、画像データベースに保存されるデータの一例を示す図である。 本発明の第1実施形態における、人物情報入力の手順の一例を示す遷移図である。 本発明の第1実施形態における、スタンプ処理前後の画像を示す図である。
〔実施形態1〕
本発明の第1実施形態について、図1〜図17を参照して以下に説明する。以下の特定の実施形態で説明する構成以外の構成については、必要に応じて説明を省略する場合があるが、他の実施形態で説明されている場合は、その構成と同じである。また、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。さらに、各図面に記載した構成の形状、ならびに、長さ、大きさおよび幅などの寸法は、実際の形状および寸法を反映させたものではなく、図面の明瞭化と簡略化のために適宜変更している。
(撮影画像管理システム10)
図2は、本発明の第1実施形態に係る撮影画像管理システム10の構成を示す図である。図2に示すように、撮影画像管理システム10は、写真シール作成装置1、携帯端末6(ユーザ端末)、および管理サーバ4を備えている。
撮影画像管理システム10の概要について、以下に説明する。撮影画像管理システム10は、ユーザの写真撮影、画像の編集、画像の写真シールとしての印刷、および画像提供サイトへの画像の保存を実現するサービスをユーザに提供する。写真撮影、画像編集、および写真シール印刷のサービスは、ゲームセンターなどの店舗に設置された写真シール作成装置1によって提供される。画像保存のサービスは、画像提供サイトを管理する管理サーバ4によって提供される。ユーザは、自身が所持する携帯端末6を操作することによって、自身の撮影画像を画像提供サイトに保存することができる。
画像提供サイトへの画像の保存には、事前の会員登録が必要である。ユーザは、無料会員として自身を画像提供サイトに登録する。無料会員は、会費を支払う必要がないが、画像提供サイトは保存できる画像の枚数に制限を受ける。本実施形態では、無料会員は、一回のゲームごとに一枚の画像のみを画像提供サイトに保存できる。
ユーザは、自身の会員属性を、無料会員から有料会員に変更することができる。有料会員は、一定の会費を継続的に支払う必要がある代わりに、画像提供サイトに無制限に画像を保存できる。本実施形態では、一回の写真撮影によって生成された撮影画像を全て画像提供サイトに保存できる。
撮影画像管理システム10における写真撮影から画像保存までの流れについて、以下に簡潔に説明する。一人または複数人のユーザは、代金を写真シール作成装置1に支払い、写真撮影および画像編集に関するゲームをプレイする。ユーザはゲーム中に自身を被写体として撮影する。ユーザは、撮影によって生成された画像の中から、編集対象の画像をいくつか選択し、好きなように編集する。また、ユーザは、後で画像を画像提供サイトに保存するために、写真シール作成装置1に自身のメールアドレスを入力する。なお、写真撮影および画像編集に関するゲームは、複数のユーザが一緒に(共同で)プレイすることができる。複数のユーザは、それぞれのメールアドレスを入力することができる。
ゲームの終了後、ユーザは写真シールを手に入れる。一方、写真シール作成装置1は、生成した画像に、入力されたユーザのメールアドレスを関連付けて、管理サーバ4に送信する。複数のメールアドレスが入力された場合、写真シール作成装置1は、生成した画像に、入力された複数のユーザのメールアドレスを関連付けて、管理サーバ4に送信する。管理サーバ4は、受信したメールアドレス宛に、受信した画像を画像提供サイトに保存することを案内するメールを送信する。ユーザは、自身の携帯端末6においてこのメールを受信する。メールには、画像を画像提供サイトに保存するための手順が、記載されている。ユーザは、その手順に従い、画像を保存するための操作を携帯端末6に対して行う。この結果、画像提供サイトにおけるユーザ専用の画像記憶領域に、画像が保存される。
画像提供サイトへの画像保存後、ユーザは、携帯端末6または所望の他の装置を用いて画像提供サイトにログインして、画像をダウンロードすることができる。
(写真シール作成装置の構成)
撮影画像管理システム10を構成する各装置の構成および機能について、以下に詳細に説明する。まず、写真シール作成装置1の詳細について、図3〜図11を参照して説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る写真シール作成装置1の外観の構成例を示す斜視図である。この図に示すように、写真シール作成装置1は、主に、撮影ユニット11、編集部12、および事後接客部13を備えている。写真シール作成装置1は、撮影ユニット11と編集部12とが接し、かつ、編集部12と事後接客部13とが接した状態で設置される。
(撮影ユニット11)
撮影ユニット11は、撮影部21および背景部22を備えている。撮影部21と背景部22とは、所定の距離だけ離れて設置される。撮影部21と背景部22の間に形成される空間である撮影空間において、撮影制御が行われる。
撮影部21は、撮影制御をユーザに行わせる装置である。撮影部21は、撮影空間に入り、撮影制御を行っているユーザの正面に位置する。撮影空間を正面に望む面を構成する撮影部21の正面パネル41には、撮影制御時にユーザによって用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。撮影空間にいるユーザから見て左側の面を左側面、右側の面を右側面とすると、撮影部21の左側面が側面パネル42Aによって構成され、右側面が側面パネル42Bによって構成される。
背景部22は、正面を向いて撮影制御を行っているユーザの背面側に位置する板状の部材である背面パネル51、背面パネル51の左端に取り付けられ、側面パネル42Aより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52A、および、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル42Bより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52B(図4)から構成される。
撮影部21の左側面を構成する側面パネル42Aと背景部22の側面パネル52Aは、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が板状の部材である連結部23Aによって連結される。また、撮影部21の右側面を構成する側面パネル42Bと背景部22の側面パネル52Bは、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が板状の部材である連結部23Bによって連結される。
撮影部21の側面パネル42A、連結部23A、および背景部22の側面パネル52Aに囲まれることによって形成される開口が撮影空間の出入り口G1となる。撮影部21の側面パネル42B、連結部23B、および背景部22の側面パネル52Bに囲まれることによって形成される開口も撮影空間の出入り口G2となる。
背景部22の上部には、背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52Bに支持される形で背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25には、色または柄の異なる、背景に利用する巻き取り式の背景カーテンが複数収納される。背景カーテンユニット25は、撮影部21に設けられたカメラ等による撮影と連動して動作し、撮影の際に、例えばユーザによって選択された色のカーテンを下ろし、その他のカーテンを巻き取る。
背景カーテンユニット25に収納される背景カーテンとしては、複数枚のカーテンを1枚のクロマキ用のカーテンとして使用する昇降式カーテンを用意してもよい。また、クロマキ用のカーテンを予め撮影空間の背面となる背面パネル51に張り付けると共に、合成用の背景画像を複数種類用意し、後述する編集制御において、ユーザが所望する背景画像をカーテンの部分に合成することができるようにしてもよい。
撮影空間の上方には、撮影部21の正面パネル41、連結部23A、連結部23B、および背景カーテンユニット25に囲まれる開口が形成され、その開口の一部を覆うように天井ストロボユニット24が設けられる。天井ストロボユニット24の一端が連結部23Aに固定され、他端が連結部23Bに固定される。天井ストロボユニット24は、撮影に合わせて撮影空間内に向けて発光するストロボを内蔵する。天井ストロボユニット24を構成するストロボの内部には蛍光灯が設けられており、撮影空間の照明としても機能する。
(編集部12)
編集部12は、撮影制御によって得られた画像を編集する処理である編集制御をユーザに行わせる装置である。編集部12は、一方の側面が撮影部21の正面パネル41の背面に接するように撮影ユニット11に連結して設けられる。編集部12には、編集制御時にユーザによって用いられるタブレット内蔵モニタなどの構成が設けられる。
図3に示す編集部12の構成を正面側の構成とすると、2組のユーザが同時に編集することができるように、編集部12の正面側と背面側には編集制御に用いられる構成がそれぞれ設けられる。
編集部12の正面側は、床面に対して垂直な面であり、側面パネル42Aとほぼ平行な面である面71と、面71の上方に形成された斜面72から構成され、編集制御に用いられる構成が斜面72に設けられる。斜面72の左側には、柱状の形状を有し、照明装置74の一端を支持する支持部73Aが設けられる。支持部73Aの上面にはカーテンレール26を支持する支持部75が設けられる。斜面72の右側にも、照明装置74の他端を支持する支持部73B(図4)が設けられる。
編集部12の上方にはカーテンレール26が取り付けられる。カーテンレール26は、上から見たときの形状がコの字状となるように3本のレール26A乃至26Cを組み合わせて構成される。平行に設けられるレール26Aと26Bの一端は、連結部23Aと連結部23Bにそれぞれ固定され、他端に残りの一本のレール26Cの両端が接合される。
カーテンレール26には、編集部12の正面前方の空間と背面前方の空間の内部が外から見えないようにカーテンが取り付けられる。カーテンレール26に取り付けられたカーテンによって囲まれる編集部12の正面前方の空間と背面前方の空間が、ユーザが編集制御を行う編集空間となる。
(事後接客部13)
図4は、写真シール作成装置の外観を他の角度からみた斜視図である。事後接客部13は事後 接客を行い、ユーザに事後接客に対する操作を行わせる装置である。事後接客には、画像(編集済みの画像を含む)を管理サーバ4に送信する処理、ミニゲームをユーザに行わせる処理、アンケートに答えさせる処理などが含まれる。
図4に示すように、事後接客部13は、所定の厚さを有する板状の筐体を有しており、その背面が編集部12の左側面に接するように編集部12に連結して設けられる。事後接客部13の正面には、事後接客に対する操作時にユーザによって用いられるタブレット内蔵モニタ、および、画像(編集済みの画像を含む)が印刷されたシール紙が排出される排出口などが設けられる。事後接客部13の正面前方の空間が、シール紙への印刷が終わるのを待っているユーザが事後接客に対する操作を行う事後接客空間となる。
(ユーザの移動)
写真シール作成ゲームの流れと、それに伴うユーザの移動について図5を参照して説明する。図5は、ユーザの移動について説明する図である。
写真シール作成装置1のユーザは、白抜き矢印#1で示すように出入り口G1から、または白抜き矢印#2で示すように出入り口G2から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入り、撮影部21に設けられたカメラおよびタッチパネルモニタなどを利用して撮影制御を行う。
なお、ユーザの画像の撮影においては、すべての撮影がシール紙に印刷される画像を撮影するものとは限らず、携帯端末6に送信するため(又は、携帯端末6において閲覧可能なように、管理サーバ4に送信するため)にのみ撮影される場合もある。これは、印刷される画像と携帯端末6に送信される画像との間でユーザの嗜好が異なることがあるためであり、ユーザの撮影時において、携帯端末6への送信を意識した撮影をしたいユーザの意向にこたえるものである。
撮影制御を終えたユーザは、白抜き矢印#3で示すように出入り口G1を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−1に移動するか、白抜き矢印#4で示すように出入り口G2を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−2に移動する。
編集空間A2−1は、編集部12の正面側の編集空間であり、編集空間A2−2は、編集部12の背面側の編集空間である。編集空間A2−1と編集空間A2−2のいずれの空間に移動するのかが、撮影部21のタッチパネルモニタの画面表示などによって案内される。例えば2つの編集空間のうちの空いている方の空間が移動先として案内される。編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動したユーザは編集制御を開始する。編集空間A2−1のユーザと、編集空間A2−2のユーザは同時に編集制御を行うことができる。
編集制御が終了した後、画像(編集済みの画像を含む)の中から選択された画像の印刷が開始される。画像の印刷中、編集制御を終えたユーザは、編集空間A2−1で編集制御を行っていた場合には白抜き矢印#5で示すように編集空間A2−1から事後接客空間A3に移動して事後接客を受け、当該事後接客に対する操作を行う。また、編集制御を終えたユーザは、編集空間A2−2で編集制御を行っていた場合には白抜き矢印#6で示すように編集空間A2−2から事後接客空間A3に移動し、事後接客空間A3において事後接客を受け、当該事後接客に対する操作を行う。
画像の印刷が終了したとき、ユーザは、事後接客部13に設けられた排出口からシール紙を受け取り、一連の写真シール作成ゲームを終えることになる。
(各部材の構成)
次に、写真シール作成装置1に備えられる各部材の構成について説明する。
(撮影部21)
図6は、写真シール作成装置1に備えられる撮影部21の構成例を示す図である。撮影部21は、正面パネル41、側面パネル42A、および側面パネル42Bが、箱状の形状を有するベース部43に取り付けられることによって構成される。
正面パネル41は撮影空間A1で撮影制御を行うユーザの正面に位置し、側面パネル42Aと側面パネル42Bは、それぞれ、撮影空間A1で撮影制御を行うユーザの左側、右側に位置する。側面パネル42Aの上方には連結部23Aが固定され、側面パネル42Bの上方には連結部23Bが固定される。
正面パネル41のほぼ中央には撮影・表示ユニット81が設けられる。撮影・表示ユニット81は、カメラ91、正面ストロボ92、およびタッチパネルモニタ93から構成される。
カメラ91は、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(complementary metal-oxide semiconductor)などの撮像素子によって構成され、撮影空間A1にいるユーザを撮影する。カメラ91によって取り込まれた動画像は、タッチパネルモニタ93にリアルタイムで表示される。ユーザによって撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ91によって取り込まれた画像は画像(静止画像)として保存される。
カメラ91の下側に設けられたタッチパネルモニタ93は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタと、それに積層されたタッチパネルによって構成される。タッチパネルモニタ93は、カメラ91によって取り込まれた動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUI(Graphical User Interface)画像を表示し、ユーザの選択操作をタッチパネルによって受け付ける機能とを備えている。タッチパネルモニタ93には、適宜、背景等の画像が合成された後の動画像が表示される。
正面パネル41には、撮影・表示ユニット81の位置を基準として、上方に上ストロボ82が設置される。また、左方に左ストロボ83が設置され、右方に右ストロボ84が設置される。撮影・表示ユニット81の下方の位置には、ベース部43の上面が一部突出する形で下ストロボ85が設けられる。
上ストロボ82は、ユーザを上前方から照射する。左ストロボ83は、ユーザを左前方から照射し、右ストロボ84は、ユーザを右前方から照射する。下ストロボ85は、ユーザを下前方から照射する。
ベース部43にはユーザの足元を照射する足元ストロボ86も設けられる。上ストロボ82、左ストロボ83、右ストロボ84、下ストロボ85、および足元ストロボ86の内部には蛍光灯が設けられており、天井ストロボユニット24を構成するストロボの内部の蛍光灯と合わせて、撮影空間A1内の照明として用いられる。後述するように、各蛍光灯の発光量を調整することによって、または、発光させる蛍光灯の数を調整することによって、撮影空間A1内の明るさが、ユーザが行っている撮影制御の内容に応じて適宜調整される。
足元ストロボ86の右側には、ユーザがお金を投入する硬貨投入返却口87が設けられる。
下ストロボ85を挟んでベース部43の上面の左右に形成されるスペース43Aおよび43Bは、撮影制御を行うユーザが手荷物等を置くための荷物置場として用いられる。正面パネル41の例えば天井付近には、撮影制御の案内音声、BGM(Back Ground Music)、効果音等の音を出力するスピーカも設けられる。
(背景部22)
図7は、写真シール作成装置1に備えられる背景部22の構成例を示す図である。上述したように、背面パネル51の上方には背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25のほぼ中央には、撮影空間A1内で撮影制御を行っているユーザを後方中央から照射する背面中央ストロボ101が取り付けられる。
背面パネル51の上方であって、出入り口G1側の位置には、撮影空間A1内で撮影制御を行っているユーザを左後方から照射する背面左ストロボ102が取り付けられる。また、背面パネル51の上方であって、出入り口G2側の位置には、撮影空間A1内で撮影制御を行っているユーザを右後方から照射する背面右ストロボ103が取り付けられる。
(編集部12)
図8は、写真シール作成装置1に備えられる編集部12の構成例を示す図である。この図に示すように、編集部12において、斜面72のほぼ中央には、タブレット内蔵モニタ131が設けられる。タブレット内蔵モニタ131を挟んで左側にタッチペン132Aが設けられ、右側にタッチペン132Bが設けられる。
タブレット内蔵モニタ131は、タッチペン132A及び132Bを用いて操作入力が可能なタブレットがLCDなどのモニタに重畳して設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ131には、例えば、編集対象画像として選択された画像の編集に用いられる画面である編集画面が表示される。2人で同時に編集作業を行う場合、タッチペン132Aは一方のユーザによって用いられ、タッチペン132Bは他方のユーザによって用いられる。
なお、編集部12において行われる画像の編集は、すべてが印刷される画像に対する編集であるとは限らず、ユーザが携帯端末6への送信のみを想定している画像(つまり、印刷されない画像)に対する編集である場合もある。これは、印刷される画像と携帯端末6へ送信されてweb上で利用される画像との間で、ユーザの嗜好に違いがあり、例えばブログなどに利用する画像などに対して、印刷される画像に対する編集とは異なる編集をしたいというユーザの意向にこたえるためのものである。
(事後接客部13)
編集部12の左側には事後接客部13が設けられる。図9は、写真シール作成装置1に備えられる事後接客部13の構成例を示す図である。
事後接客部13の上方中央にはタブレット内蔵モニタ161が設けられる。タブレット内蔵モニタ161を挟んで左側にタッチペン162Aが設けられ、右側にタッチペン162Bが設けられる。タブレット内蔵モニタ161もタブレット内蔵モニタ131と同様に、タッチペン162Aまたは162Bを用いて操作入力が可能なタブレットがLCDなどのモニタに重畳して設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ161には、ミニゲームなどの事後接客の工程において用いられる画面が表示される。
タブレット内蔵モニタ161の下には非接触型ICリーダ/ライタ163が設けられ、非接触型ICリーダ/ライタ163の下にはシール紙排出口164が設けられる。シール紙排出口164の下にはスピーカ165が設けられる。
非接触型ICリーダ/ライタ163は、近接された非接触型ICと通信を行い、非接触型ICからのデータの読み出しおよび非接触型ICに対するデータの書き込みを行う。
シール紙排出口164には、編集空間A2−1のユーザが編集制御を行うことによって作成した画像が印刷されたシール紙、または、編集空間A2−2のユーザが編集制御を行うことによって作成した画像が印刷されたシール紙が排出される。編集部12の内部にはプリンタが設けられており、画像の印刷がそのプリンタによって行われる。
スピーカ165は、事後接客時の案内音声、BGM、効果音等の音を出力する。
(写真シール作成装置1の内部構成)
次に、写真シール作成装置1の内部構成について説明する。図10は、写真シール作成装置1の内部の構成例を示すブロック図である。上述した構成と同じ構成には同じ符号を付す。重複する説明については適宜省略する。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)などから構成され、ROM(Read Only Memory)206または記憶部202に記憶されているプログラムを実行し、写真シール作成装置1の全体の動作を制御する。制御部201には、記憶部202、通信部203、ドライブ204、ROM206、RAM(Random Access Memory)207が接続される。制御部201には、撮影部21、編集部12、事後接客部13、および印刷部211の各構成も接続される。
記憶部202は、ハードディスクまたはフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体からなり、制御部201から供給された各種の設定情報を記憶する。記憶部202に記憶されている情報は制御部201によって適宜読み出される。
通信部203はインターネットなどのネットワークのインタフェースであり、制御部201による制御に従って外部の装置と通信を行う。
ドライブ204には、光ディスクまたは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205が適宜装着される。ドライブ204によってリムーバブルメディア205から読み出されたコンピュータプログラムおよびデータは、制御部201に供給され、記憶部202に記憶されたり、インストールされたりする。
ROM206には、制御部201において実行されるプログラムおよびデータが記憶されている。RAM207は、制御部201が処理するデータおよびプログラムを一時的に記憶する。
撮影部21は、撮影空間A1におけるユーザの撮影制御に関する処理を行う。撮影部21は、硬貨処理部221、背景制御部222、照明制御部223、カメラ91、タッチパネルモニタ93、およびスピーカ224から構成される。
硬貨処理部221は、硬貨投入返却口87に対する硬貨の投入を検出する。硬貨処理部221は、例えば300円などの所定の金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、そのことを表す起動信号を制御部201に出力する。
背景制御部222は、制御部201より供給される背景制御信号に従って背景カーテンユニット25に収納されている背景カーテンの上げ下ろしを行う。背景カーテンの選択がユーザによって手動で行われるようにしてもよい。
照明制御部223は、制御部201より供給される照明制御信号に従って、撮影空間A1内の各ストロボの発光を制御する。上述したように、撮影空間A1には、天井ストロボユニット24のストロボの他に、撮影部21に設けられる上ストロボ82、左ストロボ83、右ストロボ84、下ストロボ85、足元ストロボ86と、背景部22に設けられる背面中央ストロボ101、背面左ストロボ102、背面右ストロボ103が設けられる。各ストロボの内部には蛍光灯も設けられる。
また、照明制御部223は、各ストロボの内部に設けられる蛍光灯の発光量を調整することによって、または、発光させる蛍光灯の数を調整することによって、ユーザが行っている撮影制御の段階に応じて撮影空間A1内の明るさを調整する。
カメラ91は、制御部201による制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた画像(画像)を制御部201に出力する。
編集部12Aは、編集空間A2−1におけるユーザの編集制御に関する処理を行う。編集部12Aは、編集部12の正面側に設けられるタブレット内蔵モニタ131、タッチペン132A、132B、およびスピーカ231から構成される。編集部12Bも編集部12Aと同一の構成を有しており、編集空間A2−2におけるユーザの編集制御に関する処理を行う。
タブレット内蔵モニタ131は、制御部201による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対するユーザの操作を検出する。ユーザの操作の内容を表す信号は制御部201に供給され、編集対象の画像の編集が行われる。
事後接客部13は、事後接客空間A3における事後接客に関する処理を行う。事後接客部13は、タブレット内蔵モニタ161、タッチペン162A、162B、非接触型ICリーダ/ライタ163、およびスピーカ165から構成される。
印刷部211は、印刷制御を行う構成であるプリンタ241、およびシール紙ユニット242から構成される。プリンタ241は、画像、またはユーザによる編集制御によって得られた編集済みの画像を、プリンタ241に装着されたシール紙ユニット242に収納されているシール紙に印刷し、シール紙排出口164に排出する。一点鎖線で囲んで示す事後接客部13と印刷部211が、事後接客空間A3にいるユーザを相手とした事後接客に関する処理を行う構成となる。
また、印刷部211は、印刷制御に係る処理において、シール紙への撮影画像(又は編集画像)の印刷に加え、欄外(シール紙の端部など)に、管理サーバ4へ送信した画像を取得するためのURL(Uniform Resource Locater)、及び、シールID(画像取得用ID)などを印刷してもよい。シールIDとは、写真シール作成装置1において1ゲーム中に生成された1又は複数の画像(撮影画像および編集画像を含む)を一義的に特定するための識別子であり、ユーザが1ゲーム中に生成された画像を取得するための識別子である。ユーザは、画像を取得するためのURLにアクセスし、シールIDを入力することにより、写真シール作成装置1において1ゲーム中に生成された画像を取得するためのウェブページ(画像取得用ページ)を携帯端末6に表示させることができる。
これは、例えば、事後接客部13などにおいてユーザからメールアドレスの入力を受け付ける際に、タイムアウトやミス入力により正しいアドレスを受け付けることができず、画像を取得するためのURLなどの情報をユーザに送信することができないなど場合に、シール紙に印刷されているURLにアクセスしてシールIDを入力することによりユーザが画像を取得することができるようにするためである。
なお、印刷部211は、画像を取得するための情報として、URLではなく、例えば、所定のメールアドレス又はQRコード(登録商標)などを印刷してもよい。所定のメールアドレスが印刷されている場合には、ユーザは、当該所定のメールアドレスに空メールを送信することにより、画像を取得するためのURLが記載されたメールを管理サーバ4から受信することができる。また、シール紙にQRコードが印刷されている場合には、ユーザは、携帯端末6を用いてQRコードの示すウェブページへアクセスすることにより、画像取得用ページへ直接アクセスすることもできる。
(制御部の構成)
図11は、写真シール作成装置1に備えられる制御部201の詳細な構成例を示す機能ブロック図である。この図に示すように、制御部201は、通信制御部311(第2送信手段)、撮影制御部312、編集制御部313、印刷制御部314、および事後接客制御部315を備えている。
通信制御部311は、通信部203による外部の装置との通信を制御する。
撮影制御部312は、撮影部21による、写真シール作成ゲームを開始する際に投入される代金に関する処理と、ユーザの撮影制御に従いユーザグループを撮影する等、写真シール作成ゲームにおけるユーザの撮影制御に関する処理とを制御する。撮影制御部312は、画像が撮影された日時に関する日時情報を生成することもできる。撮影制御部312(撮影画像生成手段)は、撮影によって人物の撮影画像を生成する。
編集制御部313は、編集部12Aおよび編集部12Bによる、撮影画像に対する落書き編集等、写真シール作成ゲームにおけるユーザの編集制御に関する処理を制御する。また、編集制御部313は、撮影時のライブビュー表示および撮影決定後の確認画像表示等において、撮影制御部312によって生成された撮影画像に対して顔補正を行う処理を制御する。編集制御部313は、特徴量特定部313a(特徴量特定手段)および画像生成部313b(補正画像生成手段)を備える。
特徴量特定部313aは、まず顔認識処理によって画像に含まれる顔の部位を認識して、撮影された画像(撮影画像)に含まれる人物の顔の特徴量を特定する。顔の特徴量とは、例えば、顔の位置、顔の大きさ、顔の輪郭(形状)、顔のパーツの位置、顔のパーツの大きさ、および顔のパーツの形状のうちの少なくとも1つを表す。例えば、特徴量特定部313aは、顔の特徴量として、目の位置、目の大きさ、および目の形状等を特定する。
画像生成部313bは、撮影によって得られる撮影画像から、あらかじめ設定されている設定情報およびユーザの指示(編集作業)に基づいて撮影画像に含まれる顔が補正された補正画像を生成する。画像生成部313bは、例えば、撮影画像における肌の色および目の大きさ等を補正する。なお、補正画像には、ユーザによってタブレット内蔵モニタ131から入力された手書き文字等を示す画像(前景画像)、およびユーザによって選択された背景画像が合成されている。背景画像は、緑または青等の色のカーテンでユーザを撮影して、人物領域を識別するクロマキ処理を施すことにより、合成される。
印刷制御部314は、印刷部211によるシール紙の印刷等、写真シール作成ゲームにおけるユーザの印刷制御に関する処理を制御する。
事後接客制御部315は、事後接客部13による、編集作業を終了したユーザグループを接客する処理等、写真シール作成ゲームにおける事後接客に関する処理を制御する。事後接客制御部315は、顔画像抽出部315a(顔画像抽出手段)、顔画像提示部315b(顔画像提示手段)、および人物情報入力部315c(人物情報入力手段)を備える。
顔画像抽出部315aは、補正画像または撮影画像に含まれる人物の顔画像を抽出する。画像に複数の人物の顔が含まれている場合、顔画像抽出部315aは、それぞれの顔画像を抽出する。
顔画像提示部315bは、顔画像をユーザに提示するために、抽出された顔画像をタブレット内蔵モニタ161に表示させる。
人物情報入力部315cは、タブレット内蔵モニタ161を介して、ユーザから表示された顔画像の人物に関する人物情報の入力を受け付ける。
(管理サーバ4)
次に、管理サーバ4の詳細について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る管理サーバ4の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、管理サーバ4は、主に、制御部401、記憶部402、および通信部403を備えている。制御部401は、管理サーバ4に備えられる各部材を統括制御する。記憶部402は、管理サーバ4において使用される各種データを記憶する。通信部403は、撮影画像管理システム10を構成する他の装置と通信する。
(制御部401の詳細)
図1に示すように、制御部401は、通信制御部411(特徴量取得手段、補正画像取得手段、人物情報取得手段、第1送信手段)、メール作成部412、ウェブページ作成部413、画像管理部414(画像管理手段、人物判定手段)、および画像処理部415(画像処理手段)を備えている。
(通信制御部411)
通信制御部411は、通信部403による通信を制御する。
(メール作成部412)
メール作成部412は、写真シール作成装置1で遊んだユーザのメールアドレス宛に送信されるメールを作成する。本実施形態では、メール作成部412は、メールデータベース421に格納されているデータを用いて、通信制御部411から入力されたメールアドレス宛に送信される、画像の保存を案内するメールを作成し、通信制御部411に出力する。
(ウェブページ作成部413)
ウェブページ作成部413は、携帯端末6に表示されるウェブページを作成する。本実施形態では、ウェブページ作成部413は、ウェブページデータベース423に格納されているデータを用いて、携帯端末6から受信したアクセス要求に応じたウェブページを作成し、通信制御部411に出力する。詳細は後述するが、ウェブページ作成部413は、ユーザの会員種別に応じたウェブページを作成する。
なお、以下において「ページ」は、例えば、ウェブページのように、管理サーバ4が携帯端末6等の通信端末に送信して表示するためのデータを意味する。上記ページには、通常、テキストデータおよび画像データが含まれており、さらに、音声データおよび動画データが含まれていてもよい。
(画像管理部414)
画像管理部414は、画像提供サイトを通じてユーザに提供される画像を管理する。本実施形態では、画像管理部414は、写真シール作成装置1によって作成された画像のうち、ユーザによって指定された画像を画像データベース424に保存する。画像管理部414は、画像に含まれる人物に対応する顔の特徴量の情報および該人物に関する人物情報を管理する。画像管理部414は、ユーザ毎に、該ユーザの画像(補正画像)、顔の特徴量、および人物情報を関連付けて画像データベース424に記憶させる。ここで、顔の特徴量は、顔が補正される前の撮影画像から特定した特徴量である。画像管理部414は、人物情報等の画像データベース424に保存されている情報を、確認または修正する機能を有する。
(画像処理部415)
画像処理部415は、画像データベース424に保存されている画像に対して、種々の画像処理を行う。
(記憶部402の詳細)
図1に示すように、記憶部402は、メールデータベース421、会員データベース422、ウェブページデータベース423、および画像データベース424(データベース)を有している。
(メールデータベース421)
メールデータベース421は、ユーザに送信するメールを作成するための各種データを格納している。
(会員データベース422)
会員データベース422は、画像提供サイトの会員であるユーザに関する各種情報を格納している。本実施形態では、会員データベース422には、写真シール作成装置1を利用するユーザを特定する情報(ユーザ特定情報)が、ユーザ別に格納されている。ユーザ特定情報としては、例えば、ユーザの会員ID、メールアドレス、ニックネーム、生年月日、住所、会員属性、入会日、および、ユーザが保有する携帯端末の端末IDなどを挙げることができる。また、会員属性としては、例えば、有料会員および無料会員などを挙げることができる。
(ウェブページデータベース423)
ウェブページデータベース423は、携帯端末6に表示される画像提供サイトのウェブページを作成するための各種データを格納している。
(画像データベース424)
画像データベース424は、写真シール作成装置1によって作成されたユーザの画像(補正画像)のうち、画像提供サイトに保存するようにユーザによって指示された画像を格納している。画像データベース424には、画像が、会員データベース422に会員として登録されているユーザ毎に区別されて格納されている。また、画像データベース424には、画像(補正画像)と、顔の特徴量と、該特徴量に対応する人物の人物情報とが関連付けられて格納されている。なお、画像データベース424は、補正画像だけでなく、補正前の撮影画像をも保存してもよい。
図示はしないが、記憶部402は、写真シール作成装置1から受信した画像などのデータを一時的に保存する一時保存データベースも有している。
(通信部403の詳細)
本実施形態では、写真シール作成装置1および携帯端末6が、通信部403の通信相手である。通信部403は、通信制御部411の制御を受けることによって、他の装置からデータを受信したり、他の装置にデータを送信したりする。
(携帯端末6)
図12は、本発明の実施形態1に係る携帯端末6の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、携帯端末6は、主に、制御部601、記憶部602、通信部603、入力部604、および表示部605を備えている。制御部601は、携帯端末6に備えられる各部材を統括制御する。記憶部602は、携帯端末6において使用される各種データを記憶する。携帯端末6は、撮影画像管理システム10を構成する他の装置と通信する。入力部604は、タッチパネルなどの、ユーザが携帯端末6に情報を入力するための装置である。表示部605は、液晶表示装置などの、情報を表示するための装置である。
(制御部601の詳細)
図12に示すように、制御部601は、通信制御部611、入力制御部612、および表示制御部613を備えている。
通信制御部611は、通信部603による通信を制御する。入力制御部612は、入力部604における情報入力を制御する。表示制御部613は、表示部605における情報表示を制御する。たとえば、通信制御部611から入力されたウェブページを表示制御部613が表示部605に出力することによって、当該ウェブページを表示部605に表示させることができる。
(会員登録処理)
撮影画像管理システム10では、画像提供サイトに会員登録したユーザが、撮影画像を画像提供サイトに保存することができる。ユーザは、所定の手順に従い自身を画像提供サイトに無料会員として登録する。その手順について、図13を参照して以下に説明する。図13は、会員登録処理時に携帯端末6の表示部605に表示されるウェブページの一例を示す画面遷移図である。
ユーザは、画像提供サイトに会員登録するために、携帯端末6を用いて画像提供サイトにアクセスする。この結果、図13の(a)に示すような画像提供サイトのトップページ1001が、携帯端末6の表示部605に表示される。トップページ1001は、会員ログイン処理を進めるためのリンク画像1002、および無料会員登録処理を進めるためのリンク画像1003を少なくとも含む。
ユーザは、携帯端末6の入力部604を操作することによって、無料会員登録を進めるためのリンク画像1003を選択する。この結果、携帯端末6は、管理サーバ4と通信し、結果として、図13の(b)に示すような、無料会員登録用のウェブページ1011を表示部605に表示する。
ウェブページ1011は、無料会員登録されるユーザを特定する情報(ユーザ特定情報)を入力するための入力フォーム1012、および、入力されたユーザ特定情報を管理サーバ4に送信するためのリンク画像1013を少なくとも含む。ユーザは、携帯端末6の入力部604を操作することによって、ユーザの会員ID、パスワード、およびメールアドレスなどの各種の個人情報を、ユーザ特定情報として入力フォーム1012に入力する。ユーザは、ユーザ特定情報の入力完了後、リンク画像1013を選択する。これにより携帯端末6は、ユーザ特定情報を管理サーバ4に送信すると共に、ユーザの無料会員登録を管理サーバ4に要求する。
管理サーバ4の通信制御部411は、携帯端末6から送信されたユーザ特定情報を通信部403を通じて受信する。通信制御部411は、受信したユーザ特定情報をメール作成部412に出力すると共に、会員登録用メールの作成をメール作成部412に指示する。この指示を受けて、メール作成部412は、図13の(c)に示すような会員登録用メール1021を作成する。会員登録用メール1021は、受信したユーザ特定情報に含まれるメールアドレス宛のメールであり、無料会員登録の完了を示すウェブページへのURL1022を含んでいる。メール作成部412は、作成した会員登録用メール1021を通信制御部411に出力する。通信制御部411は、入力された会員登録用メール1021を、通信部403を介してユーザのメールアドレス宛に送信する。
携帯端末6は、送信された会員登録用メール1021を受信し、表示部605に表示する。ユーザは、表示された会員登録用メール1021を確認し、URL1022を選択する。これにより携帯端末6は、URL1022によって特定されるウェブページを、管理サーバ4に要求する。
この要求を受けて、管理サーバ4は、無料会員登録を完了させる。具体的には、管理サーバ4が、会員データベース422にユーザ用のアカウント領域(会員固有のデータを保存する記憶領域)を作成し、当該アカウント領域に、ユーザ特定情報を保存する。このとき、ユーザが無料会員であることを表す情報を、アカウント領域に追加する。最後に、管理サーバ4は、無料会員登録が完了したことを示すウェブページを作成し、携帯端末6に送信する。
なお、ユーザは、無料会員の登録後、会員ID及びパスワードを入力することにより画像提供サイトにログインし、所定の手続きを踏むことによって、自身を有料会員として画像提供サイトに登録することができる。この登録完了後、ユーザのアカウント領域には、ユーザが有料会員であることを表す情報が追加される。
(サービスの流れ)
次に、撮影画像管理システム10によって提供されるサービスの流れの詳細について、図14、図15を参照して以下に説明する。図14は、撮影画像管理システム10における写真撮影から画像保存までの一連の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
(写真撮影)
図14に示すように、ユーザは、写真シール作成装置1においてゲームのプレイを開始する(ステップS1)。具体的には、ユーザは、写真シール作成装置1の正面パネル41の前に立ち、ゲームのプレイに必要な料金の硬貨を、硬貨投入返却口87に投入する。撮影制御部312は、所定の金額分の硬貨が投入されたか否かを、硬貨処理部221から供給される信号に基づいて判定する。
投入されたと判定した場合、撮影制御部312は、撮影部21を制御し、カメラ91に取り込まれた被写体の動画像をタッチパネルモニタ93にライブビュー表示させ、ユーザによる撮影制御に従って、撮影空間A1にいるユーザを被写体として撮影する(ステップS2)。撮影制御部312は、人物が撮影された撮影画像を生成する。この撮影制御は撮影処理時間内に複数回行われる。
なお、撮影制御における処理として、シール紙への印刷用の画像の撮影ではなく、携帯端末6への送信用の画像の撮影として、所定の回数の撮影を行うこともある。この場合には、携帯端末6への送信用の画像に適した画像として、合成用画像をクロマキ合成した画像、及び、色フィルターによるフィルタリング処理などの画像処理を施した画像を、撮影時に作成することもある。この時点で、ユーザに選択された顔補正処理またはあらかじめ設定される顔補正処理を行ってもよい。
写真撮影の終了後、撮影制御部312は、撮影空間A1にいるユーザに対して、編集空間A2−1または編集空間A2−2への移動を案内する。この案内は、案内画面を撮影部21のタッチパネルモニタ93に表示させることによって、または、音声案内をスピーカ224から出力させることによって、行われる。
(画像編集)
案内の終了後、編集制御部313は、編集空間A2−1と編集空間A2−2のうち、撮影制御を終えたユーザの移動先とした方の編集空間に対応する編集部12を制御することによって、編集部12に撮影画像を編集させる(ステップS3)。具体的には、編集制御部313は、編集対象画像として選択または取得された撮影画像に合成するための合成用画像をユーザに選択させ、選択された合成用画像を撮影画像に合成させ、得られた画像を、ユーザによる編集操作に従って編集する。
編集制御部313の特徴量特定部313aは、撮影画像に含まれる人物の顔の特徴量を特定する。ここで、撮影画像における顔の特徴量は、顔が補正される前の画像における顔の特徴量である。
編集制御部313は、編集部12を介して、ユーザから顔の補正に関する補正指示を受け付ける。ユーザは、例えば、肌の色、目の大きさ、目の形状、まつ毛の濃さ、顔の輪郭、および顎の形等の補正指示を編集部12に入力する。なお、編集制御部313は、ユーザから手書き文字(落書き)を合成する等の編集指示も、受け付ける。
編集制御部313の画像生成部313bは、ユーザの補正指示に基づいて、撮影画像に含まれる顔を補正する。顔の補正において、画像生成部313bは、特定された顔の特徴量に基づいて、顔の位置および顔のパーツ(目、鼻、口等)の位置等を認識し、各パーツの大きさ、形状、および色等を補正(変更)する。これにより、画像生成部313bは、撮影画像に含まれる人物の顔が補正された補正画像を生成する。なお、補正画像には、合成用画像および手書き文字(落書き)等も合成される。
また、携帯端末6への送信用の画像に対する編集として、例えば、画像を所定のサイズにトリミングする処理、色フィルターによるフィルタリング処理、及び、複数の画像を一つの画像として仕上げるコラージュ合成処理などの処理を行うこともできる。
編集の終了後、編集制御部313は、編集空間A2−1または編集空間A2−2において編集制御を終えたユーザに、事後接客空間A3への移動を案内する。この案内は、案内画面をタブレット内蔵モニタ131に表示させることによって、または、案内音声をスピーカ231から出力させることによって、行われる。
(写真シール印刷)
案内の終了後、印刷制御部314は、ユーザによって選択された編集済みの画像(補正画像)をプリンタ241に出力してシール紙に印刷させる(ステップS4)。印刷が終了すると、事後接客制御部315は、印刷が終了した旨をタブレット内蔵モニタ161に表示させ、プリンタ241は、管理サーバ4及び写真シール作成装置1から同じ手順で画像を取得可能なように、写真シール作成装置1において作成されたシールIDおよび、画像取得情報(画像取得サイトのURL、または、取得のためのメールアドレスなど)が欄外に印刷され、また、所定の画像が中央部に印刷されたシール紙をシール紙排出口164に排出する。
(事後接客)
印刷中、事後接客制御部315は、事後接客部13を制御し、印刷終了待機中のユーザに対する事後接客に関する処理をを制御する(ステップS5)。具体的には、事後接客制御部315は、事後接客部13による事後接客に関する処理として、写真シール作成ゲームにおいて画像(編集済みの画像を含む)およびユーザのメールアドレス等の情報をを管理サーバ4に送信するための処理を制御する。
具体的には、事後接客制御部315は、送信する画像の選択画面をタブレット内蔵モニタ161に表示させる。ユーザは、タッチペン162Aまたはタッチペン162Bを用いてタブレット内蔵モニタ161に指示を入力することにより、管理サーバ4に送信したい画像を選択する。
図19は、人物情報入力の手順の一例を示す遷移図である。ここでは、図19(a)に示す補正画像P1が送信のために選択されたとして説明を行う。図19においては、分かりやすさのために画像の人物中に人物を示すアルファベットを示す。
顔画像抽出部315aは、送信のために選択された画像(補正画像)P1から、該画像に含まれる顔画像を抽出する。画像に複数の人物の顔が含まれている場合、顔画像抽出部315aは、複数の顔画像PA・PBを抽出する(図19(b))。顔画像PAは人物Aの顔を含む画像であり、顔画像PBは人物Bの顔を含む画像である。なお、顔画像抽出部315aは、補正画像に対応する撮影画像から顔画像を抽出してもよい。
顔画像提示部315bは、顔画像をユーザに提示するために、抽出された1つ以上の顔画像をタブレット内蔵モニタ161に表示させる。また、顔画像提示部315bは、顔画像の人物に対応する人物情報をユーザに入力させる画面1061・1064を、タブレット内蔵モニタ161に表示させる。ここでは、人物情報として、人物のニックネームおよび人物のメールアドレスの入力を受け付ける。メールアドレスは、例えば写真シール作成装置1で生成された画像を画像提供サイトにおいてユーザに提供するために使用される。
人物情報入力部315cは、タブレット内蔵モニタ161を介して、ユーザから表示された顔画像の人物に関する人物情報の入力を受け付ける。写真シール作成装置1においては、複数のユーザが一緒に撮影を行う場合が多い。例えば画像に複数のユーザA・Bが含まれる場合、ユーザA・Bは、それぞれのニックネームおよびメールアドレスを入力する。なお、複数の人物のうち、いくつかの人物の人物情報の入力は省略することもできる。
図19(c)に示すように、ニックネーム入力画面1061には、抽出された顔画像PA・PBが表示される。また、ニックネーム入力画面1061には、それぞれの顔画像に対応して、ニックネーム入力領域1062およびソフトウェアキーボード1063が表示される。ユーザはソフトウェアキーボード1063を用いてニックネームを入力する。入力された文字は、ニックネーム入力領域1062に表示される。ニックネームの入力が完了すると、タブレット内蔵モニタ161の表示は、メールアドレス入力画面1064に切り替わる。
図19(d)に示すように、メールアドレス入力画面1064には、抽出された顔画像PA・PB、メールアドレス入力領域1065、およびソフトウェアキーボード1063が表示される。ユーザはソフトウェアキーボード1063を用いてメールアドレスを入力する。入力された文字は、メールアドレス入力領域1065に表示される。
(画像送信)
通信制御部311は、補正画像と、該補正画像に対応する補正前の撮影画像において特定された顔の特徴量と、入力された人物情報(ニックネームおよびメールアドレス)とを関連付けて、通信部203を通じて管理サーバ4に送信する(ステップS6)。1つの補正画像に複数の人物が含まれる場合、1つの補正画像に対して、複数の人物の顔の特徴量と、複数の人物の人物情報とが関連付けられる。また、各人物の特徴量と、各人物の人物情報とは、互いに関連付けられている。送信される画像は、選択された補正画像もしくは制御部201が送信対象と決定した補正画像である。また、このとき送信される画像には、当該画像を一義的に特定するための識別子(画像ID)が関連付けられている。写真シール作成装置1から送信された画像、顔の特徴量、人物情報(ニックネームおよびメールアドレス)、および画像IDを、管理サーバ4の通信部403が受信し(ステップS7)、通信制御部411に出力する。通信制御部411は、受信した画像、顔の特徴量、人物情報などのデータを、記憶部402の図示しない一時保存データベースに保存する。保存された画像などのデータは、規定の期限が経過するまで一時保存データベースに格納され続け、期限が経過すると自動的に一時保存データベースから削除される。
なお、通信制御部311は、管理サーバ4に対し、ユーザが選択した所定の枚数の画像だけではなく、ユーザが将来有料会員になる場合を考慮して、すべての画像を送信してもよい。これにより、ユーザは、無料会員の状態で撮影したあと、サイト上で有料会員になった場合に、無料会員の状態で撮影したすべての画像を取得することができる。
(案内メールの作成および送信)
通信制御部411は、受信したメールアドレスおよび画像IDをメール作成部412に出力する。メール作成部412は、通信制御部411から受け取ったメールアドレス宛に送信される、画像の保存をユーザに案内する案内メールを作成する。その手順は次の通りである。メール作成部412は、画像IDをウェブページ作成部413に出力すると共に、当該画像IDによって特定される画像を保存するためのウェブページを示すURL1102の生成を、ウェブページ作成部413に要求する。ウェブページ作成部413は、要求されたURL1102を生成し、メール作成部412に出力する。
メール作成部412は、案内メールを作成するためのデータをメールデータベース421から取得する。そして、当該データ、URL1102、およびユーザのメールアドレスを用いて、図15の(a)に示す案内メール1101を作成する。案内メール1101の本文中には、URL1102が記載されている。メール作成部412は、作成した案内メール1101を通信制御部411に出力する。通信制御部411は、通信部403を介して、ユーザのメールアドレス宛に案内メール1101を送信する(ステップS8)。
なお、メール作成部412は、画像IDとその画像IDにかかわる画像とをまとめるウェブページではなく、シールIDをユーザに入力してもらうだけのウェブページを示すURLを含む案内メールを送信してもよい。この場合には、管理サーバ4は、案内メールに含まれるURLの示すウェブページ上において、携帯端末6からシール紙の欄外に印刷されたシールIDの入力を受け付け、当該管理サーバ4に送信されている画像を表示するようにしてもよい。
(画像保存用ウェブページの要求および送信)
携帯端末6の通信部603は、送信された案内メール1101を受信し(ステップS9)、通信制御部611に出力する。通信制御部611は、入力された案内メール1101を表示制御部613に出力する。表示制御部613は、入力された案内メール1101を表示部605に出力する。ユーザは、表示部605に表示された案内メール1101を確認し、画像提供サイトに画像を保存するために、入力部604を用いてURL1102を選択する(ステップS10)。
入力制御部612は、入力部604における選択入力を受け付け、URL1102が選択されたことを通信制御部611に通知する。これを受けて通信制御部611は、選択されたURL1102に対応するウェブページを、管理サーバ4に要求する。具体的な手順は次の通りである。通信制御部611は、記憶部602に格納されているユーザの会員IDを取得し、この会員IDを含みかつウェブページの提供を求める所定のリクエストを、通信部603を通じて管理サーバ4に送信する。
通信制御部411は、送信されたリクエストを通信部403を通じて受信し(ステップS11)、ウェブページ作成部413に出力する。ウェブページ作成部413は、リクエストに含まれる会員IDを会員データベース422に照会することによって、ユーザの会員種別を判定する(ステップS12)。本実施形態では、ウェブページ作成部413は、ユーザが無料会員および有料会員のいずれであるかを判定し、判定結果に応じたウェブページを作成する。ウェブページ作成部413は、ユーザが無料会員であると判定した場合には、図15(b)に示すような、無料会員が画像を保存するためのウェブページ1103を作成する。一方、ユーザが有料会員であると判定した場合には、図15(c)に示すような、有料会員が画像を保存するためのウェブページ1107を作成する。
図15(b)に示すように、ウェブページ1103は、一つのサムネイル画像1104、ユーザに有料会員の登録を促すリンク画像1105、および、画像提供サイトに画像を一枚保存するためのリンク画像1106を含んでいる。ユーザが無料会員である場合には保存できる画像が一枚であるため、サムネイル画像1104は、その一枚の画像のサムネイルである。なお、当該一枚の画像とは、写真シール作成装置1においてユーザにより選択された画像である。一方、画像が複数枚ある場合、サムネイル画像1104は、これら複数の画像のいずれかのサムネイルである。
図15(c)に示すように、ウェブページ1107は、一つのサムネイル画像1104、および、全ての画像を保存するためのリンク画像1108を含んでいる。
本例では、ユーザは無料会員であるので、ウェブページ作成部413は、無料会員用のウェブページ1103を作成する。ウェブページ作成部413は、作成したウェブページ1103を通信制御部411に出力する。通信制御部411は、入力されたウェブページ1103を、通信部403を通じて携帯端末6に送信する(ステップS13)。
(画像保存)
携帯端末6は、通信部603を通じてウェブページ1103を受信する(ステップS14)。ウェブページ1103は、通信制御部611を介して表示制御部613に出力される。表示制御部613は、入力されたウェブページ1103を表示部605に出力する。ユーザは、表示部605に表示されたウェブページ1103を確認する。ユーザが無料会員である場合、画像が複数枚あったとしても、画像提供サイトに保存できるのは、それらのうちのいずれか一枚である。ユーザは、一枚の画像を保存したい場合、入力部604を通じてリンク画像1106を選択する。なお、当該保存したい画像は、写真シール作成装置1において携帯端末6へ送信する画像として選択した画像に限られず、例えば、画像提供サイトにアクセスしている携帯端末6において保存対象の画像として指定された画像であってもよい。
入力制御部612は、入力部604における選択入力を受け付け、リンク画像1106が選択されたことを通信制御部611に通知する。これを受けて、通信制御部611は、画像保存の指示を管理サーバ4に送信する(ステップS15)。
送信された保存指示を、通信制御部411が通信部403を通じて受信する(ステップS16)。これにより通信制御部411は、画像の保存を画像管理部414に指示する。画像管理部414は、この指示を受けて、一時保存データベースに格納されているユーザの画像を、ユーザの会員IDに関連付けて画像データベース424に保存する。その際、画像が一枚なら、その画像を保存する。一方、画像が複数枚なら、そのうちのいずれか一つ(たとえばサムネイル画像1104に対応する画像)を保存する。
また、画像管理部414は、保存される画像に関連付けられている顔の特徴量および人物情報を、該画像に関連付けて画像データベース424に保存する(ステップS17)。1つの画像に複数の人物が含まれる場合、1つの画像に対して複数の特徴量および人物情報が関連付けられる。具体的には、画像に含まれる各人物と、各特徴量および各人物情報との対応関係が写真シール作成装置1において特定されており、該対応関係が画像データベース424に保存される。例えば、画像管理部414は、画像左下を原点(0、0)として、人物の顔領域の中心のx座標の値が小さい順序で人物に番号(人物番号)を付して、人物番号と特徴量および人物情報とを関連付ける。顔領域の中心の座標は、特徴量に含まれていてもよい。なお、x座標の値が同じ場合、y座標の値が小さい順序で人物に人物番号を付す。また、複数の人物のうちのある人物の顔の特徴量と、該人物の人物情報とは、互いに関連付けられて画像データベース424に保存される。また、画像管理部414は、後述するように画像に含まれる複数の人物同士は友達関係であると見なし、一緒に写っている人物同士の特徴量および人物情報等を友達情報として画像データベース424に保存する。なお、画像管理部414は、画像から各人物の顔を含む顔画像を切り出して、顔画像と対応する特徴量および対応する人物情報とを関連付けて、別途画像データベース424に保存してもよい。なお、画像は、画像の登録者であるユーザの会員IDに関連付けられて画像データベース424に保存される。画像の登録者は、該画像を画像データベース424に保存したユーザである。
図18は、画像データベース424に保存されるデータの一例を示す図である。なお、図18においては、分かりやすさのために画像の人物中に人物を示すアルファベットを示す。画像データベース424は、会員ID毎に分類して、画像(補正画像)、画像ID、顔の特徴量、ニックネーム、メールアドレス、および人物属性を保存する。図18では、例えばユーザAの5つの画像P1〜P5に関連付けられた情報が示されている。画像IDは、写真シール作成装置1において生成され、画像を一義的に特定するための情報である。画像IDは、画像が撮影された日時、画像を撮影した写真シール作成装置1を示す情報、および任意の文字列を含んでもよい。画像を撮影した写真シール作成装置1を示す情報によって、撮影された場所を特定することもできる。なお、1人の人物に対して、必要に応じて複数のニックネームが保存されてもよい。例えば、会員IDが同じ人物(同一人物)が複数の画像に含まれている場合、各画像に関連付けられた(ユーザによって入力された)ニックネームが必ずしも一致しない。それゆえ、1人の人物に対して、複数のニックネームが全て関連付けられてもよい。
顔の特徴量、ニックネーム、メールアドレス、および人物属性は、画像に含まれる人物毎に、画像に関連付けられている。図18では説明を簡単にするために、顔の特徴量はアルファベットの組み合わせで示されている。実際には顔の特徴量は、人物の顔の特徴を表す多次元のベクトル(特徴量ベクトル)である。すなわち、特徴量は、顔の各部の特徴を表す複数の値(データ)を含む多次元のベクトル(特徴量ベクトル)である。ニックネームおよびメールアドレスは、ユーザによって入力された、画像に含まれる人物のニックネームおよびメールアドレスである。画像P2、P4、P5のように、ニックネームおよび/またはメールアドレスは、入力が省略されることもある。人物属性は、画像に含まれる人物のユーザAからみた人間関係を示す。人物属性は、ユーザA自身は「本人」、ユーザA以外の人物は「友達」と設定される。なお、人物属性の判定方法は後述する。
なお、無料会員であるユーザは、全ての画像を保存したい場合、リンク画像1105を選択する。この場合、有料会員登録のための一連の処理が撮影画像管理システム10において行われる。そして登録が完了すると、全ての画像がユーザの会員IDに関連付けられて画像データベース424に保存される。
また、ユーザが有料会員である場合の保存処理は、本質的には上述した無料会員の場合の保存処理と同じである。ただし、ユーザは、ウェブページ1107に含まれるリンク画像1108を選択する。これにより管理サーバ4は、画像データベース424におけるユーザの画像記憶領域に、全ての画像を保存する。なお、ユーザによる保存する画像(無料会員であれば1枚の画像、有料会員であれば全ての画像)の選択は、写真シール作成装置1において受け付けられていてもよい。この場合には、画像管理部414は、写真シール作成装置1において選択されている画像を画像データベース424に保存すればよい。
(人物属性の判定)
画像管理部414は、画像P1(図18参照)を保存するとき、ユーザAの画像P1に関連付けられた各メールアドレスが、会員データベース422(ユーザ情報管理手段)に登録されている該ユーザAのメールアドレス(ユーザ情報)に一致するか否かを判定する。画像P1に関連付けられたメールアドレス(xxx@xxx.xx)が、該ユーザAのメールアドレスに一致する場合、画像管理部414は、該メールアドレス(xxx@xxx.xx)に対応する人物は、ユーザA本人であると特定する。一方、画像P1に関連付けられたメールアドレス(yy@xxx.xx)が、該ユーザAのメールアドレスに一致しない場合、画像管理部414は、該メールアドレス(yy@xxx.xx)に対応する人物は、ユーザAと共に撮影をした人物として、ユーザAの友達である(すなわちユーザA自身ではない)と特定する。なお、メールアドレスが入力されていない場合、画像管理部414は、その人物は、ユーザAの友達であると特定する。画像管理部414は、特定した人物属性を、各特徴量に関連付けて画像データベース424に保存する(ステップS18)。なお、画像管理部414は、特定した人物属性を、人物情報と関連付けて、友達情報として画像データベース424に保存してもよい。
なお、過去に保存された画像から、既に顔の特徴量が「KK」である人物がユーザA本人であると判明している場合、画像管理部414は、画像に関連付けられた顔の特徴量が「KK」に対応する人物を「本人」と特定してもよい。また、画像管理部414は、顔の特徴量が「KK」に対応しない人物を「友達」と特定してもよい。なお、画像管理部414は、写った顔の特徴量の誤差を考慮して、特徴量の差が所定の範囲内であれば、特徴量が対応する(「本人」である)と判断する。
なお、画像管理部414は、ユーザA本人ではない人物(例えば人物B)について、会員データベース422を参照して、該人物のメールアドレスから該人物の会員IDを特定してもよい。画像管理部414は、特定した会員IDを、該人物の特徴量およびニックネーム等と関連付けて画像データベース424に記憶させてもよい。
また、管理サーバ4は、蓄積されたユーザAの友達情報に含まれる人物(友達)の人物情報(ニックネーム)とニックネームに対応する会員IDとから、ユーザAの友達の「Bちゃん」というニックネームが、どの会員IDの人物に対応するかを推測してもよい。また、管理サーバ4は、ユーザAの過去の全ての友達情報の特徴量と、画像に含まれるがメールアドレスもニックネームも入力していない人物の特徴量とに基づいて、該人物の会員ID等を推測してもよい。管理サーバ4は、推測した対応関係をデータベースにおいて保存する。簡単なニックネームは、複数の人物で同じものが使われることが考えられるが、このようにすることで、ユーザAから見た「Bちゃん」がいずれの会員IDのユーザであるかを、管理サーバ4は特定(推測)することができる。管理サーバ4は、ユーザAのアルバム(画像提供サイト)に新たな画像が保存されると、ユーザAの友達であるユーザBにその旨を通知してもよい。通知は、画像提供サイトにログインした画面またはメール等で行ってもよい。画像提供サイト上での通知は、ユーザBが新着画像を閲覧するまで表示されてもよい。
(携帯端末6への画像保存)
以下に、画像提供サイトに保存された画像をユーザの携帯端末6に保存する際の処理の流れについて、図16および図17を参照して説明する。図16は、撮影画像管理システム10における携帯端末6への画像保存に関する一連の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図17は、携帯端末6への画像保存処理時に携帯端末6の表示部605に表示されるウェブページの一例を示す画面遷移図である。
ユーザは、画像提供サイトにログインするために、画像提供サイトにアクセスする。その結果、図17(a)に示すような画像提供サイトのトップページ1001が、携帯端末6の表示部605に表示される。ユーザは、携帯端末6の入力部604を操作することによって、画像提供サイトへの会員ログイン処理を進めるためのリンク画像1002を選択する。入力制御部612はこの選択操作を受け付けて、リンク画像1002が選択されたことを通信制御部611に通知する。これにより通信制御部611は、ユーザの会員IDおよびパスワードを記憶部602から読み出し、通信部603を通じて管理サーバ4に送信すると共に、画像提供サイトへのログインを管理サーバ4に要求する(ステップS21)。なお、通信制御部611は、リンク画像1002が選択された場合に、ユーザの会員IDおよびパスワードを入力するためのウェブページを取得してもよい。この場合には、管理サーバ4は、ウェブページにおいて会員IDおよびパスワードの入力を受け付ければよい。
管理サーバ4の通信制御部411は、この要求を、通信部403を通じて受け付ける(ステップS22)。次に通信制御部411は、受信した会員IDおよびパスワードをウェブページ作成部413に出力すると共に、会員トップページ1031の作成をウェブページ作成部413に指示する。
ウェブページ作成部413は、入力された会員IDおよびパスワードを会員データベース422と照合することによって、ユーザが画像提供サイトに会員として登録されているか否かを判定する。登録されていると判定した場合、ウェブページデータベース423から、会員トップページ1031を生成するためのデータを取得する。ウェブページ作成部413は、当該データを用いて、図17(b)に示すような会員トップページ1031を生成し、通信制御部411に出力する。会員トップページ1031は、画像提供サイトに保存されているユーザの画像の一覧を表示するためのリンク画像1032を含んでいる。通信制御部411は、通信部403を通じて会員トップページ1031を携帯端末6に送信する(ステップS23)。
携帯端末6の通信制御部611は、通信部603を通じて、会員トップページ1031を受信する。通信制御部611は、受信した会員トップページ1031を表示制御部613に出力する。表示制御部613は、会員トップページ1031を表示部605に出力する。結果、表示部605に会員トップページ1031が表示される(ステップS24)。
ユーザは、携帯端末6の入力部604を操作することによって、リンク画像1032を選択する(ステップS25)。入力制御部612が、この選択操作を受け付けて、リンク画像1032が選択されたことを通信制御部611に通知する。これにより通信制御部611は、画像提供サイトに保存されているユーザの画像の一覧を含むウェブページの提供を求めるリクエストを、通信部603を通じて管理サーバ4に送信する。
管理サーバ4の通信制御部411は、送信されたリクエストを、通信部403を通じて受け付ける(ステップS26)。次に通信制御部411は、画像データベース424に保存されているユーザの画像の一覧を含む画像一覧ページ1041の生成を、ウェブページ作成部413に指示する。
ウェブページ作成部413は、画像一覧ページ1041を生成するためのデータを、ウェブページデータベース423から取得する。ウェブページ作成部413は、データを用いると共に、画像データベース424に保存されているユーザの全画像を参照することによって、図17(c)に示すような画像一覧ページ1041を生成し、通信制御部411に出力する。ウェブページ作成部413が画像一覧ページ1041を作成する詳細な方法は、後述する。画像一覧ページ1041は、画像データベース424に保存されているユーザの複数の画像を個別に表す、複数のサムネイル画像1042を含んでいる。通信制御部411は、通信部403を通じて画像一覧ページ1041を携帯端末6に送信する(ステップS27)。
図17(c)に示すように、本実施形態では、画像一覧ページ1041は、タブで切り替え可能な複数のアルバムページ1043を含む。図17(c)に示す例では、画像一覧ページ1041は、「全て」タブ1044、「Bちゃん」タブ1045、「Cちゃん」タブ1046、「あなた」タブ1047、および「3人以上」タブ1048等で切り替え可能な複数のアルバムページを含む。図17(c)では、「Bちゃん」タブ1045がクリックされた状態を示す。「Bちゃん」タブ1045のアルバムページ1043には、画像データベース424に保存されているユーザの全画像のうち、人物Bが含まれる複数の画像のサムネイル画像1042が表示されている。なお、タブによって、画像に含まれる人物毎に画像を分類してもよいし、画像に含まれる人数に応じて画像を分類してもよい。
なお、画像一覧ページでは、図17(c)に示すような画像の一覧ではなく、所定の時間毎に表示される画像が切り替わって、スライドショー形式で1枚ずつ画像が表示されてもよい。また、所定数の画像から顔画像(顔の領域の画像)を切り出し、複数の顔画像を1つの大きな画像にまとめて、表示してもよい。そこから個々の顔画像がクリック等で選択された場合、選択された顔画像の人物が含まれる複数の画像(写真シール作成装置1で生成された画像)の一覧を表示するページ(「Bちゃん」タブ1045のアルバムページ1043等)に、表示を遷移させてもよい。
携帯端末6の通信制御部611は、通信部603を通じて画像一覧ページ1041を受信する。通信制御部611は、受信した画像一覧ページ1041を表示制御部613に出力する。表示制御部613は、画像一覧ページ1041を表示部605に出力する。結果、表示部605に画像一覧ページ1041が表示される(ステップS28)。
ユーザは、携帯端末6の入力部604を操作することによって、表示中のサムネイル画像1042のうち、携帯端末6に保存したい画像に対応するサムネイル画像1042を選択する(ステップS29)。入力制御部612は、この選択操作を受け付けて、サムネイル画像1042が選択されたことを通信制御部611に通知する。これにより通信制御部611は、選択されたサムネイル画像1042に対応する画像の提供を求めるリクエストを、通信部603を通じて管理サーバ4に送信する。
管理サーバ4の通信制御部411は、通信部403を通じて、送信されたリクエストを受信する(ステップS30)。次に通信制御部411は、携帯端末6から提供を求められたユーザの画像を通信制御部411に出力するように、画像管理部414に指示する。
画像管理部414は、指示された画像を画像データベース424から取得し、通信制御部411に出力する。通信制御部411は、通信部403を通じて、入力された画像を携帯端末6に送信する(ステップS31)。
携帯端末6の通信制御部611は、通信部603を通じて、送信された画像を受信し、記憶部602に保存する(ステップS32)。以上により、携帯端末6への画像保存処理が完了する。
なお、上述の説明では、携帯端末6が画像提供サイトへログインすることにより画像を取得する構成を例に挙げて説明したが、本実施形態では、シールIDを用いて画像を取得することもできる。例えば、携帯端末6は、シール紙に印刷されているURL(又は、案内メールに含まれるURL)の示すウェブページにアクセスすると共に、ユーザによるシールIDの入力操作を受け付けることにより、画像取得用ページにアクセスする。
このとき、画像取得用ページは、ユーザが有料会員である場合にはシールIDにより特定される画像であって1ゲーム中に生成された全ての画像をユーザが選択可能に一覧表示し、ユーザが無料会員である場合にシールIDにより特定される全画像のうち1枚の画像のみをユーザが選択可能に一覧表示してもよい。また、画像取得用ページは、ユーザが無料会員である場合には、写真シール作成装置1において予め選択されている1枚の画像のみを表示してもよい。なお、画像取得用ページには、編集画像のみが一覧表示されることが好ましいが、例えば、編集画像の生成されていない撮影画像が存在する場合には編集画像と編集画像の生成されていない撮影画像とを一覧表示してもよいし、編集画像および撮影画像の全てを一覧表示してもよいし、特に限定されるものではない。
携帯端末6は、画像取得用ページにおいて一覧表示されている画像のうち、ユーザにより選択された画像を管理サーバ4から取得し、記憶部602に保存する。なお、ユーザが有料会員である場合には、携帯端末6は、画像取得用ページにおいて一覧表示されている画像に対するユーザの選択操作を受け付けることなく、一覧表示されている全ての画像を管理サーバ4から取得し、記憶部602に保存してもよい。
(画像一覧ページの作成)
図17(c)および図18を参照し、ウェブページ作成部413が画像一覧ページ1041を作成する詳細な方法について説明する。ウェブページ作成部413は、画像データベース424のユーザAの画像に関連付けられているニックネームに応じたタブを、画像一覧ページ1041の中に作成する。このとき、ウェブページ作成部413は、全てのニックネームについてタブを作成してもよいし、出現頻度の高い一部のニックネームについてタブを作成してもよい。なお、特徴量から判断して同一の友達に、複数のニックネームが対応付けられている場合、該友達が含まれる画像を1つのタブにまとめてもよい。逆に、特徴量から判断して異なる複数の友達に、同じニックネームが対応付けられている場合、それぞれが含まれる画像を別のタブに分ける。この場合、複数の友達を区別するために、タブに表示されるニックネームに添字(番号)をつける。ここでは、ウェブページ作成部413は、出現回数が所定の閾値より多いニックネームについて、ニックネームが表示されるタブを作成する。また、ウェブページ作成部413は、「全て」タブ1044、「あなた」タブ1047、および、「3人以上」タブ1048等を作成する。「全て」タブ1044は、画像データベース424のユーザAの全ての画像を表示するためのタブである。「あなた」タブ1047は、ユーザA本人のみが含まれる画像を表示するためのタブである。「3人以上」タブ1048は、3人以上の人物が含まれる画像を表示するためのタブである。
ユーザが携帯端末6に表示された画像一覧ページ1041のタブを選択することにより、携帯端末6は、表示するタブを指定する指示を管理サーバ4に送信する。
なお、タブの選択は、音声認識によって選択されてもよい。携帯端末6は、管理サーバ4から、画像一覧ページと共に、例えば「Bちゃん」タブに対応する読み方も取得する。携帯端末6上で動作するアプリケーションは、ユーザの音声を認識し、音声が「Bちゃん」タブに対応する読み方に一致した場合、「Bちゃん」タブを選択する処理を行ってもよい。
管理サーバ4の通信制御部411は、ユーザの携帯端末6から、表示するタブを指定する指示を受け取ると、表示するタブに応じたアルバムページ1043を作成するようウェブページ作成部413に指示する。ここでは、人物Bを含む画像を表示するための「Bちゃん」タブ1045が選択された場合について説明する。
ウェブページ作成部413は、画像データベース424に保存された一部の画像(例えば画像P1)と関連付けられている情報(図18参照)から、人物Bの顔の特徴量「LL」を取得する。ウェブページ作成部413は、画像データベース424に保存された特徴量を検索対象として、人物Bの顔の特徴量「LL」で検索する。ウェブページ作成部413は、人物Bの顔の特徴量「LL」と、画像データベース424に保存された特徴量とを比較する。ここで、簡単のため省略して記載した特徴量「LL」は、顔の複数の特徴を表す。例えば、ウェブページ作成部413は、比較対象の特徴量として、顔の形状、および各パーツの形状等の複数の特徴量について比較を行う。特徴量の一致度合いが所定値以上であれば、ウェブページ作成部413は、2つの人物の特徴量が類似していると判定する。これにより、ウェブページ作成部413は、画像データベース424に保存されたユーザAの複数の画像のうち、人物Bの顔の特徴量「LL」に類似する特徴量を有する顔の人物が含まれる画像P1、P3、P4を抽出する。
ウェブページ作成部413は、抽出された画像P1、P3、P4のサムネイル画像を含むアルバムページ1043を生成する。なお、画像の隣に、該画像に含まれる人物のニックネームを表示してもよい。ウェブページ作成部413は、アルバムページ1043を含む画像一覧ページ1041を生成し、通信制御部411に出力する。
ここで、画像データベース424に保存された画像は、写真シール作成装置1において顔が補正された補正画像であり、関連付けられている特徴量「LL」は、補正前の顔の特徴量である。補正画像に含まれる顔は、適用する補正の種類に応じて、その特徴が様々に変化し得る。そのため、補正画像P1に含まれる人物Bの顔の補正後の特徴量と、他の補正画像P3に含まれる人物Bの顔の補正後の特徴量とは、必ずしも一致(類似)しない。また、別人同士の補正後の特徴量が、補正のせいで類似する場合もある。しかしながら、本実施形態では、各画像に補正前の顔の特徴量が関連付けられているので、補正前の顔の特徴量が互いに類似する複数の画像を抽出することができる。すなわち、管理サーバ4は、高い精度で同一人物が含まれる複数の画像を抽出することができる。
また、同じ人物でも、画像P1の「Bちゃん」と画像P3の「Bさん」のように、ゲーム毎に異なるニックネームが入力されることもある。このような場合でも、管理サーバ4は、補正前の顔の特徴量「LL」に基づいて、人物Bを含む複数の画像を抽出することができる。また、画像P2、P5のように人物情報(ニックネームおよびメールアドレス)の入力が省略されることもある。画像データベース424において人物情報が欠けているような場合でも、管理サーバ4は、補正前の顔の特徴量「MM」に基づいて、人物Cを含む複数の画像を抽出することができる。
他のタブ(「Cちゃん」タブ1046)が選択された場合も、ウェブページ作成部413は、同様の手順でアルバムページを生成する。また、「あなた」タブ1047が選択された場合、ウェブページ作成部413は、人物属性がユーザA本人のみである画像を抽出する。また、「3人以上」タブ1048が選択された場合、ウェブページ作成部413は、1つの画像に3人以上の人物の特徴量が関連付けられている画像(例えば画像P4)を抽出する。
また、特徴量で画像データベース424を検索することにより、人物Bを含んでかつ人物Cを含まない画像といった複合条件で画像を抽出することもできる。
なお、写真シール作成装置1が、補正画像と共に、対応する元の撮影画像をも管理サーバ4に送信すると、通信量および管理サーバ4の負荷が大きくなる。本実施形態では、写真シール作成装置1は、補正画像と、対応する撮影画像から抽出した特徴量とを管理サーバ4に送信する。特徴量のデータは画像のデータよりも小さくすることができるので、通信量および管理サーバ4の負荷を低減することができる。
なお、ウェブページ作成部413は、撮影日に応じて画像を分類して表示するためのタブを設けてもよい。ウェブページ作成部413は、画像IDから撮影日時を特定することができる。なお、ウェブページ作成部413は、管理サーバ4に画像を保存した日時、または、ユーザが画像閲覧サイトにおいて画像を最初に取得(閲覧)した日時に応じて、画像を分類して表示するためのタブを設けてもよい。
(画像処理)
管理サーバ4は、画像データベース424に保存された画像に関連付けられた特徴量を用いて種々の画像処理を行うことができる。ここでは、画像処理の一例として、人物の顔の下に該人物のニックネームの文字列を合成するスタンプ処理について説明する。
図20は、スタンプ処理前後の画像を示す図である。図17(c)に示す画像一覧ページ1041には、サムネイル画像1042に対応してスタンプ処理ボタン1051が設けられている。ユーザが携帯端末6においてスタンプ処理ボタン1051を押す(選択する)と、携帯端末6の通信制御部611は、スタンプ処理ボタン1051に対応するリクエストを、管理サーバ4に送信する。
管理サーバ4の通信制御部411は、スタンプ処理ボタン1051に対応するリクエストを受信すると、該リクエストを画像処理部415に出力する。画像処理部415は、スタンプ処理ボタン1051に対応する画像P1と、該画像に関連付けられた特徴量および人物情報とを画像データベース424から取得する。該画像P1が処理対象の画像となる。
画像処理部415は、人物情報のニックネームを表す文字画像TPを生成する(図20(a))。画像処理部415は、特徴量(顔の位置または各パーツの位置)に基づいて、処理対象の画像P1における顔の位置FPを特定する(図20(a))。画像処理部415は、処理対象の画像P1における人物の顔の下側(顔に対応する位置)に、該人物に対応するニックネームを表す文字画像TPを合成することにより、スタンプ画像P11を生成する。処理対象の画像P1に複数の人物が含まれている場合、画像処理部415は、それぞれの顔の下に対応するニックネームを表す文字画像TPを合成する。これで、画像にニックネームのスタンプを押したようなスタンプ画像P11が生成される。
なお、ある友達についてニックネームが複数ある場合は、最も最近に保存されたニックネームを文字画像TPにしてもよいし、ユーザに文字画像TPに使用するニックネームを選択させてもよい。また、該友達のニックネームまたは特定の呼称(漢字の氏名、イニシャルおよび英文字のサイン等)を、ユーザに新たに(追加的に)入力させ、該友達の人物情報として累積させて保存してもよい。
なお、人物情報から生成された文字画像TPは、顔以外のパーツの位置を基準に配置されてもよい。例えば、画像処理部415は、文字画像TPを口の横またはおでこの位置等に配置してもよい。また、文字画像の代わりに、所定の図柄のイラストを合成してもよい。
画像処理部415は、スタンプ画像P11を画像データベース424に保存する。また、画像処理部415は、スタンプ画像P11をウェブページ作成部413に出力する。ウェブページ作成部413は、スタンプ画像P11を含むウェブページを作成し、通信制御部411に出力する。管理サーバ4の通信制御部411は、スタンプ画像P11を含むウェブページを携帯端末6に送信する。ユーザは、携帯端末6上でスタンプ画像P11を確認することができる。
ここで、補正画像に関連付けられた特徴量は、補正前の撮影画像の顔に対応する特徴量である。しかしながら、顔の位置等は顔の補正によってほとんど変わらないため、この特徴量を用いて補正画像に対する画像処理を行うことができる。なお、顔の位置の特徴量が画像データベース424に保存されていない場合、画像処理部415は、補正画像に含まれる複数の顔の特徴量を改めて抽出し、補正画像に関連付けられた特徴量に類似する特徴量を有する顔の位置を特定してもよい。顔が補正されていても、補正前後の特徴量はある程度類似することもある。
なお、スタンプ処理の他に、画像処理部415は、顔の特徴量を利用して、顔の領域に対して、ぼかしまたは画像合成等の任意の画像処理(顔隠し処理)を行うことにより、顔の部分を隠した画像を生成することもできる。画像の顔を他人に公開したくないユーザのために、管理サーバ4は、少なくとも顔の一部を隠した画像を生成し、他人への公開用に使用することもできる。
なお、携帯端末6上で動作するアプリケーションが、上記の画像処理を行ってもよい。この場合、管理サーバ4は、選択された画像と、該画像に関連付けられた特徴量および人物情報を、携帯端末6に送信する。携帯端末6のアプリケーションは、受け取った特徴量を用いて、画像に対する画像処理を行うことができる。
また、写真シール作成装置1が、画像編集において上記の画像処理を行ってもよい。この場合、写真シール作成装置1は、ゲームの開始の際に、ユーザから会員ID等の入力を受け付け、管理サーバ4から人物情報(ニックネーム等)をダウンロードする。写真シール作成装置1は、画像編集段階において複数のニックネームに対応したスタンプ(文字画像TP)を所定の形式で表示し、スタンプとして使用する文字画像TPをユーザに選択させてもよい。さらに、写真シール作成装置1は、人物情報に対応する特徴量と、撮影画像の特徴量とを比較して、撮影画像におけるユーザの顔を特定してもよい。そして、特定された顔に対して、取得したニックネーム等の文字画像(スタンプ)を合成してもよい。
管理サーバ4は、補正前の撮影画像と顔補正された補正画像と特徴量とを携帯端末6に送信してもよい。携帯端末6は、撮影画像と補正画像とを表示することにより、補正によってどの程度顔が変化するのかをユーザに提示してもよい。また、撮影画像と補正画像との特徴量の差を表示してもよい。また、撮影画像と対応する補正画像との組を、特徴量の差(補正量)の大きさに応じて、分類して表示してもよい。これらの表示は、画像提供サイトにおいて行われてもよい。
なお、管理サーバ4は、画像一覧等での画像表示において、画像に含まれる顔の特徴量に基づいて、画像に含まれるユーザA本人の顔を特定し、ユーザA本人の顔に本人であることを示すマークをつけて画像を表示させてもよい。
(人物情報の入力または変更)
上記では、ユーザは写真シール作成装置1において人物情報の入力を行い、写真シール作成装置1から人物情報が管理サーバ4に送信される構成について説明した。これに限らず、管理サーバ4は、携帯端末6を介して、人物情報の入力をユーザから受け付けることもできる。
図17(c)に示す画像一覧ページ1041には、サムネイル画像1042に対応して人物情報入力ボタン1052が設けられている。ユーザが携帯端末6において人物情報入力ボタン1052を押す(選択する)と、携帯端末6の通信制御部611は、人物情報入力ボタン1052に対応するリクエストを、管理サーバ4に送信する。
管理サーバ4の通信制御部411は、人物情報入力ボタン1052に対応するリクエストを受信すると、該リクエストをウェブページ作成部413に出力する。ウェブページ作成部413は、人物情報入力ボタン1052に対応する画像を画像データベース424から取得する。ウェブページ作成部413は、画像から顔画像を抽出し、顔画像毎に人物の人物情報をユーザに入力させるウェブページを作成する。人物情報を入力させるウェブページは、例えば図19(c)と同様の画面構成としてもよい。ただし、人物情報を入力させるウェブページにソフトウェアキーボードはなくてもよい。
ウェブページ作成部413は、人物情報を入力させるウェブページを、通信制御部411に出力する。管理サーバ4の通信制御部411は、人物情報を入力させるウェブページを携帯端末6に送信する。
携帯端末6の表示制御部613は、表示部605に人物情報を入力させるウェブページを表示させる。ユーザは、人物情報を携帯端末6に入力し、携帯端末6の通信制御部611は、ユーザによって入力された人物情報を、管理サーバ4に送信する。
管理サーバ4の通信制御部411は、受信した人物情報を、画像管理部414に出力する。画像管理部414は、人物情報を対応する画像に関連付けて画像データベース424に記憶させる。このようにして、ユーザは、画像提供サイト上で人物情報を入力および変更することができる。また、管理サーバ4は、人物情報に加えて、人物属性「本人/友達」の変更を受け付けてもよい。人物属性は、さらに詳細に(多段階に)設定可能であってもよい。管理サーバ4は、人物属性に応じて画像を分類したタブを画像一覧ページに設けてもよい。
(人物情報のインポート)
管理サーバ4は、ユーザの携帯端末6から人物情報のリスト(友達情報)をインポートしてもよい。人物情報のリストは、例えば、ユーザの友達である複数の人物のニックネーム(または名前)およびメールアドレスを含むリストである。このような人物情報のリストは、例えば他のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)から、ユーザの友人リストをエクスポートすることによって生成することができる。管理サーバ4の画像管理部414は、ユーザAの携帯端末6からインポートした人物情報のリストと、ユーザAについて画像データベース424に記憶されている人物情報(ニックネームまたはメールアドレス)とを比較する。画像管理部414は、両者が一致した場合、人物属性を「仲良し」または「SNS友達」等と変更してもよい。また、例えば、人物情報の1つ(メールアドレス)が一致した場合、他の人物情報(ニックネーム)をインポートされた人物情報のリストのものに変更してもよい。
(画像の公開)
管理サーバ4は、人物情報から複数のユーザ間の友達関係を認識することができる。ユーザは、特定の友達または全ての友達に、画像データベース424に記憶されている自分の画像一覧を公開するか否かを事前に設定することができる。ユーザAが、友達Bに公開を許可した場合、友達Bは、ユーザAの画像一覧を閲覧することができる。ただし、管理サーバ4は、画像に含まれる人物のうち、友達Bと友達関係にない人物Gの顔については顔隠し処理を施した上で、友達Bに画像を閲覧させる。友達Bは、ユーザAの画像において、友達B自身と友達関係にある人物(ユーザA等)については顔を見ることができる。なお、人物Gは、友達(ユーザA)が公開する画像に自身の顔が含まれる場合、自身の顔を友達(ユーザA)の友達(友達B)に顔隠しせずに表示してよいか、画像提供サイトにおいてあらかじめ設定することができる。
また、ユーザAは、画像提供サイトにおいて、全ユーザ(友達以外を含む)に対して、ユーザA自身の画像一覧を公開するよう設定することもできる。また、ユーザAは、画像提供サイトにおいて、全ユーザ(友達以外を含む)に対して、他人の画像に含まれるユーザA自身の顔を顔隠しせずに表示してよいか設定することもできる。
管理サーバ4は、人物情報に基づいて、画像に含まれる各人物が、閲覧者自身、閲覧者の友達、またはそれ以外の無関係の他人であるかを判定する。管理サーバ4は、上記の公開設定と上記判定結果に基づいて、各人物が顔隠しを希望しているか否かを特定する。そして、管理サーバ4は、画像に含まれる顔隠しを希望している人物の顔に顔隠し処理を施し、閲覧者に提供する。なお、ユーザが画像提供サイトにおいて公開設定を変更すると、他の閲覧者が該ユーザの顔を見ることができるか否かが変更される。
〔ソフトウェアによる実現例〕
写真シール作成装置1、管理サーバ4、および携帯端末6の制御ブロック(特に制御部201、制御部401および制御部601)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、写真シール作成装置1、管理サーバ4、および携帯端末6は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することによって、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークまたは放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、写真シール作成装置において作成されたユーザの撮影画像を管理サーバに保存する撮影画像管理システムとして、幅広く利用することができる。
1 写真シール作成装置
4 管理サーバ
6 携帯端末(ユーザ端末)
11 撮影ユニット
12 編集部
13 事後接客部
21 撮影部
201 制御部
311 通信制御部(第2送信手段)
312 撮影制御部(撮影画像生成手段)
313 編集制御部
313a 特徴量特定部(特徴量特定手段)
313b 画像生成部(補正画像生成手段)
314 印刷制御部
315 事後接客制御部
315a 顔画像抽出部(顔画像抽出手段)
315b 顔画像提示部(顔画像提示手段)
315c 人物情報入力部(人物情報入力手段)
401 制御部
402 記憶部
403 通信部
411 通信制御部(特徴量取得手段、補正画像取得手段、人物情報取得手段、第1送信手段)
412 メール作成部
413 ウェブページ作成部(画像抽出手段)
414 画像管理部(画像管理手段、人物判定手段)
415 画像処理部(画像処理手段)
422 会員データベース(ユーザ情報管理手段)
424 画像データベース(データベース)
601 制御部
602 記憶部
603 通信部
604 入力部
605 表示部
611 通信制御部
612 入力制御部
613 表示制御部

Claims (16)

  1. ネットワークを介して、写真シール作成装置に接続される管理サーバであって、
    上記写真シール作成装置において撮影された撮影画像に含まれる人物の顔の特徴量を、取得する特徴量取得手段と、
    上記写真シール作成装置において上記撮影画像に含まれる顔を補正することにより生成された補正画像を、取得する補正画像取得手段と、
    上記補正画像と上記特徴量とを関連付けてデータベースに記憶させる画像管理手段とを備えることを特徴とする管理サーバ。
  2. 上記人物に関する人物情報を取得する人物情報取得手段を備え、
    上記画像管理手段は、上記特徴量に上記人物情報を関連付けてデータベースに記憶させることを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 上記画像管理手段は、上記補正画像を、該補正画像の登録者であるユーザに関連付けて上記データベースに記憶させ、
    上記ユーザに関するユーザ情報を管理するユーザ情報管理手段と、
    上記特徴量に関連付けられた上記人物情報と、上記ユーザ情報とから、該特徴量が上記補正画像の登録者である上記ユーザの顔の特徴量であるか否かを判定する人物判定手段とを備え、
    上記画像管理手段は、上記人物判定手段の判定結果を、該特徴量に関連付けて上記データベースに記憶させることを特徴とする請求項2に記載の管理サーバ。
  4. 上記ユーザに関連付けられた複数の上記補正画像から、該ユーザではない特定の人物が含まれる上記補正画像を抽出する画像抽出手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の管理サーバ。
  5. 上記画像抽出手段は、該ユーザの顔の特徴量ではないと判定された上記特徴量と、上記補正画像に含まれる顔の特徴量とを比較することにより、上記特定の人物が上記補正画像に含まれるか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の管理サーバ。
  6. 上記補正画像において、上記補正画像に関連付けられている上記特徴量を用いて上記特徴量に対応する上記顔の位置を特定し、上記補正画像の特定された上記顔に対して所定の画像処理を行う画像処理手段を備えることを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  7. 上記画像処理手段は、上記特徴量に関連付けられた上記人物情報を、上記顔に対応する位置に合成する上記画像処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の管理サーバ。
  8. 上記補正画像と上記特徴量とを、ユーザ端末に送信する第1送信手段を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  9. 上記人物情報取得手段は、ユーザが上記写真シール作成装置に入力した上記人物情報を、上記写真シール作成装置から取得することを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  10. 上記人物情報取得手段は、ユーザのユーザ端末から、上記人物情報を取得することを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  11. 上記特徴量は、上記顔の位置、上記顔の大きさ、上記顔の形状、上記顔のパーツの位置、上記パーツの大きさ、および上記パーツの形状のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の管理サーバとしてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
  13. 請求項12に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 撮影によって人物の撮影画像を生成する撮影画像生成手段と、
    上記撮影画像に含まれる人物の顔の特徴量を特定する特徴量特定手段と、
    上記撮影画像に含まれる顔を補正することにより補正画像を生成する補正画像生成手段と、
    上記補正画像と上記特徴量とを関連付けてデータベースサーバに送信する第2送信手段とを備えることを特徴とする写真シール作成装置。
  15. 上記撮影画像または上記補正画像に含まれる顔画像を抽出する顔画像抽出手段と、
    上記顔画像をユーザに提示する顔画像提示手段と、
    上記ユーザから上記顔画像の人物に関する人物情報の入力を受け付ける人物情報入力手段とを備えることを特徴とする請求項14に記載の写真シール作成装置。
  16. 写真シール作成装置において撮影された撮影画像に含まれる人物の顔の特徴量を、特定する特徴量特定ステップと、
    上記写真シール作成装置において上記撮影画像に含まれる顔を補正することにより、補正画像を生成する補正画像生成ステップと、
    上記補正画像と上記特徴量とを関連付けてデータベースに記憶させる画像管理ステップとを含むことを特徴とする画像管理方法。
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