JP2017124718A - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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竜太 寺谷
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Abstract

【課題】エンジン始動時の点火時期の遅角の継続時間をより適正に設定する
【解決手段】エンジンを始動する際には、点火時期を遅角し、点火時期の遅角の継続時間としての点火遅角ディレイ時間Taをエンジン要求パワーPe*が大きいときには小さいときに比して短い時間に設定する。このため、エンジンの始動時にエンジン要求パワーPe*が小さいときには、点火遅角ディレイ時間Taを長くして、エンジンの始動時のショックを低減することができ、エンジンの始動時にエンジン要求パワーPe*が大きいときには、点火遅角ディレイ時間Taを短くして、迅速な加速応答性を得ることができる。これらの結果、エンジン始動時の点火時期の遅角の継続時間をより適正に設定することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関し、詳しくは、エンジンの始動要求がなされたときにはエンジンの点火時期を遅角してエンジンを始動するハイブリッド自動車に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、エンジンを始動する際に、エンジンの初爆から所定時間が経過するまでは点火時期を遅角側に設定すると共に空燃比をリーン側にするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。所定時間は、初爆の時点から筒内吸入空気量の積算値が始動前のスロットル弁から吸気バルブまでの空間に存在する空気量に達するまでに得要する時間が用いられている。このハイブリッド自動車では、エンジンの始動時に点火時期を遅角することによってエンジン始動時のショック(トルクショック)を抑制し、空燃比をリーン側にすることによってエミッションの悪化を抑制している。
特開2005−240674号公報
しかしながら、上述のハイブリッド自動車では、エンジン始動時の点火時期の遅角は、その継続時間を長くすれば、エンジン始動時のショックをより低減することができるが、車両の加速の応答が遅くなる。一方、継続時間を短くすれば、車両の加速の応答は早くなるが、エンジン始動時のショックが大きくなる。したがって、エンジン始動時の点火時期の遅角の継続時間を如何に設定するかが課題となる。
本発明のハイブリッド自動車は、エンジン始動時の点火時期の遅角の継続時間をより適正に設定することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
エンジンと、
モータと、
前記モータと電力のやりとりを行なうバッテリと、
前記エンジンの始動要求がなされたときには前記エンジンの点火時期を遅角して前記エンジンを始動する始動時制御手段と、
を備えるハイブリッド自動車であって、
前記始動時制御手段は、前記エンジンの始動要求がなされたときに前記エンジンに要求されるパワーが大きいときには小さいときに比して点火時期の遅角の継続時間が短くなるようにして前記エンジンを始動する手段である、
ことを特徴とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、エンジンの始動要求がなされたときにはエンジンの点火時期を遅角してエンジンを始動する。その際、エンジンに要求されるパワーが大きいときには小さいときに比して点火時期の遅角の継続時間が短くなるようにする。即ち、エンジンに要求されるパワーが小さいときには、点火時期の遅角の継続時間を長くして、加速応答性が低下しても始動時のショックをより低減し、エンジンに要求されるパワーが大きいときには、点火時期の遅角の継続時間を短くして、始動時のショックがある程度大きくなっても迅速な加速応答性を得るのである。これにより、運転者の要求に応じた点火時期の遅角の継続時間とすることができる。この結果、エンジン始動時の点火時期の遅角の継続時間をより適正に設定することができる。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 エンジン22の構成の概略を示す構成図である。 エンジンECU24により実行される始動時制御の一例を示すフローチャートである。 点火遅角ディレイ時間設定用マップの一例を示す説明図である。 エンジン22の要求パワーPe*と点火時期とエンジン22の回転数Neの時間変化の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24と、プラネタリギヤ30と、モータMG1と、モータMG2と、インバータ41,42と、モータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40と、バッテリ50と、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、HVECUという)70と、を備える。
エンジン22は、例えばガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料を用いて動力を出力する内燃機関として構成されている。エンジン22は、図2に示すように、エアクリーナ122により清浄された空気をスロットルバルブ124を介して吸入すると共に燃料噴射弁126からガソリンを噴射して吸入された空気とガソリンとを混合し、この混合気を吸気バルブ128を介して燃焼室に吸入する。吸入した混合気は、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼され、エンジン22は、そのエネルギにより押し下げられるピストン132の往復運動をクランクシャフト26の回転運動に変換する。エンジン22からの排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC),窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化触媒(三元触媒)を有する浄化装置134を介して外気へ排出される。
エンジンECU24は、CPU24aを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU24aの他に処理プログラムを記憶するROM24bと、データを一時的に記憶するRAM24cと、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。エンジンECU24には、エンジン22の状態を検出する種々のセンサからの信号が入力ポートを介して入力されている。種々のセンサからの信号としては、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ140からのクランクポジションや、エンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサ142からの冷却水温Twを挙げることができる。また、燃焼室へ吸排気を行なう吸気バルブ128や排気バルブを開閉するカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ144からのカムポジションや、スロットルバルブ124のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ146からのスロットル開度THを挙げることができる。更に、吸気管に取り付けられたエアフローメータ148からの吸入空気量Qaや、吸気管に取り付けられた温度センサ149からの吸気温Ta,吸気管内の圧力を検出する吸気圧センサ158からの吸気圧Pin,浄化装置134に取り付けられた温度センサ134aからの触媒温度Tc,空燃比センサ135aからの空燃比AF,酸素センサ135bからの酸素信号O2なども挙げることができる。
エンジンECU24からは、エンジン22を駆動するための種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。種々の制御信号としては、燃料噴射弁126への駆動信号や、スロットルバルブ124のポジションを調節するスロットルモータ136への駆動信号
・イグナイタと一体化されたイグニッションコイル138への制御信号を挙げることができる。また、吸気バルブ128の開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構150への制御信号なども挙げることができる。
エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータを出力する。エンジンECU24は、クランクポジションセンサ140からのクランクポジションに基づいてクランクシャフト26の回転数即ちエンジン22の回転数Neを演算している。
プラネタリギヤ30は、シングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されている。プラネタリギヤ30のサンギヤ,リングギヤ,キャリアには、モータMG1の回転子,駆動輪38a,38bにデファレンシャルギヤ37を介して連結された駆動軸36,エンジン22のクランクシャフト26がそれぞれ接続されている。
モータMG1は、永久磁石が埋め込まれた回転子と三相コイルが巻回された固定子とを備える周知の同期発電電動機として構成されており、上述したように回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されている。モータMG2は、モータMG1と同様に同期発電電動機として構成されており、回転子が駆動軸36に接続されている。モータMG1,MG2は、モータECU40によってインバータ41,42を制御することにより駆動する。インバータ41,42は、バッテリ50からの電力ラインの正極母線と負極母線とを共用しているから、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータに供給することができる。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号が入力ポートを介して入力されている。入力ポートに介して入力される信号としては、モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサからの回転位置θm1,θm2や、図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などを挙げることができる。モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。また、モータECU40は、HVECU70と通信しており、HVECU70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをHVECU70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサからのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も演算している。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの電池電圧Vbやバッテリ50の出力端子に接続された電力ラインに取り付けられた図示しない電流センサからの電池電流Ib,バッテリ50に取り付けられた図示しない温度センサからの電池温度Tbなどが入力されている。バッテリECU52からは、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータが通信によりHVECU70に送信されている。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために、電流センサにより検出された電池電流Ibの積算値に基づいてそのときのバッテリ50から放電可能な電力の容量の全容量に対する割合である蓄電割合SOCを演算したり、演算した蓄電割合SOCと電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算したりしている。
HVECU70は、図示しないがCPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,記憶したデータを保持する不揮発性のフラッシュメモリ,入出力ポート,通信ポートを備える。HVECU70には、各種信号が入力ポートを介して入力されている。入力ポートを介して入力される信号としては、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPを挙げることができる。また、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accやブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vも挙げることができる。HVECU70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特にエンジン22を始動する際の動作について説明する。図3は、エンジンECU24により実行される始動時制御の一例を示すフローチャートである。この制御は、所定時間毎に繰り返し実行される。
始動時制御が実行されると、エンジンECU24は、まず、エンジン22が停止中であるか否かを判定すると共に(ステップS100)、始動要求があるか否かを判定する(ステップS110)。始動要求は、HVECU70により運転者のアクセルペダル83の踏み込み量としてのアクセル開度Accと車速Vとに基づいて行なわれる。エンジン22が運転中であったり、始動要求がない場合にはエンジン22を始動する必要がないため、本制御を終了する。
エンジン22が停止中で始動要求が行なわれているときには、エンジン22の始動処理を開始すると共に(ステップS120)、点火時期を予め定められた遅角時期に設定する(ステップS130)。エンジン22の始動処理としては、吸気バルブ128や排気バルブの開閉タイミングを遅角させてエンジン22をモータMG1によりモータリングする処理や、エンジン22の回転数Neが閾値回転数に至ったときに燃料噴射と点火を開始する処理などが含まれる。
続いて、エンジン22に要求される要求パワーPe*を入力し(ステップS140)、点火時期を遅角時期として継続する時間としての点火遅角ディレイ時間Taを設定する(ステップS150)、点火遅角ディレイ時間Taが経過するのを待って(ステップS160)、点火時期の遅角を終了し(ステップS170)、始動時制御を終了する。ここで、要求パワーPe*は、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて設定される走行に要求される走行用パワーPdrv*からバッテリ50の充放電要求パワーPb*(バッテリ50から放電するときが正の値)を減じることにより演算されたものをHVECU70から通信により入力することができる。点火遅角ディレイ時間Taは、実施例では、予め要求パワーPe*と点火遅角ディレイ時間Taとの関係を定めて点火遅角ディレイ時間設定用マップとして記憶しておき、要求パワーPe*が与えられるとマップから対応する点火遅角ディレイ時間Taを導出することにより設定するものとした。図4に点火遅角ディレイ時間設定用マップの一例を示す。図示するように、実施例の点火遅角ディレイ時間設定用マップでは、エンジン22の要求パワーPe*が大きいほど点火遅角ディレイ時間Taが短くなるように、言い換えれば、エンジン22の要求パワーPe*が小さいほど点火遅角ディレイ時間Taが長くなるように設定されている。このように設定しているのは、第1に、エンジン22の要求パワーPe*が小さいときには、運転者はある程度の加速を要求しているものの迅速な加速を要求しているものではないから、点火遅角ディレイ時間Taを長くして、エンジン22の始動時のショックを低減するためである。第2に、エンジン22の要求パワーPe*が大きいときには、運転者は大きな加速力による迅速な加速を要求しているから、点火遅角ディレイ時間Taを短くして、エンジン22の始動時のショックがある程度大きくなっても迅速な加速応答性を得るためである。これにより、点火遅角ディレイ時間Taを運転者の要求に応じたものとすることができ、エンジン22の始動時の点火遅角ディレイ時間Taをより適正に設定することができる。
図5は、エンジン22の要求パワーPe*と点火時期とエンジン22の回転数Neの時間変化の一例を示す説明図である。図中、実線はエンジン22の要求パワーPe*が大きいときを示し、一点鎖線はエンジン22の要求パワーPe*が小さいときを示す。エンジン22の要求パワーPe*が大きくなってエンジン22の始動要求が時間T1で行なわれると、点火時期は遅角時期とされ、モータMG1によるエンジン22のモータリングによりエンジン22の回転数が上昇する。エンジン22の要求パワーPe*が大きいときには、短い時間Ta1が設定された点火遅角ディレイ時間Taが経過した時間T2に点火遅角が終了され、その後、点火時期が進角される。このため、エンジン22から比較的大きなトルクの出力を迅速に行なうことができる。一方、エンジン22の要求パワーPe*が小さいときには、時間Ta1より長い時間Ta2が設定された点火遅角ディレイ時間Taが経過した時間T3に点火遅角が終了され、その後、点火時期が進角される。このため、エンジン22の始動時に生じるショックを低減することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22を始動する際に、エンジン22の要求パワーPe*が大きいときには小さいときに比して短い時間の点火遅角ディレイ時間Taを設定する。このため、エンジン22の始動時にエンジン22の要求パワーPe*が小さいときには、点火遅角ディレイ時間Taを長くして、エンジン22の始動時のショックを低減することができる。一方、エンジン22の始動時にエンジン22の要求パワーPe*が大きいときには、点火遅角ディレイ時間Taを短くして、迅速な加速応答性を得ることができる。これらの結果、エンジン始動時の点火時期の遅角の継続時間をより適正に設定することができる。
実施例では、2つのモータMG1,MG2とエンジン22とバッテリ50とを備えるハイブリッド自動車20に本発明を適用したが、モータとエンジンとバッテリとを備える種々の構成のハイブリッド自動車にも本発明を適用することができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「エンジン」に相当し、モータMG2が「モータ」に相当し、バッテリ50が「バッテリ」に相当し、エンジンECU24が「始動時制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、24a CPU、24b ROM、24c RAM、26 クランクシャフト、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、37 デファレンシャルギヤ、38a,38b 駆動輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、50 バッテリ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、122 エアクリーナ、124 スロットルバルブ、126 燃料噴射弁、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、132 ピストン、134 浄化装置、134a 温度センサ、135a 空燃比センサ、135b 酸素センサ、136,スロットルモータ、138 イグニッションコイル、140 クランクポジションセンサ、142 水温センサ、144 カムポジションセンサ、146 スロットルバルブポジションセンサ、148 エアフローメータ、149 温度センサ、150 可変バルブタイミング機構、158 吸気圧センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. エンジンと、
    モータと、
    前記モータと電力のやりとりを行なうバッテリと、
    前記エンジンの始動要求がなされたときには前記エンジンの点火時期を遅角して前記エンジンを始動する始動時制御手段と、
    を備えるハイブリッド自動車であって、
    前記始動時制御手段は、前記エンジンの始動要求がなされたときに前記エンジンに要求されるパワーが大きいときには小さいときに比して点火時期の遅角の継続時間が短くなるようにして前記エンジンを始動する手段である、
    ことを特徴とするハイブリッド自動車。
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