JP2017124609A - 液体吐出装置、液体吐出ヘッド及び液体の供給方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の液体を吐出する液体吐出装置、特にはインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置(以下、記録装置とも称す)1000の概略構成を示した図である。記録装置1000は、記録媒体2を搬送する搬送部1と、記録媒体2の搬送方向と略直交して配置されるライン型の液体吐出ヘッド3とを備え、複数の記録媒体2を連続もしくは間欠的に搬送しながら1パスで連続記録を行うライン型記録装置である。液体吐出ヘッド3は記録媒体2の幅に対応した長さを有するページワイド型の液体吐出ヘッドである。なお、記録媒体2は、カット紙に限らず、連続したロール媒体であってもよい。液体吐出ヘッド3は循環経路内の圧力(負圧)を制御する負圧制御ユニット230と、負圧制御ユニット230と流体連通した液体供給ユニット220と、液体供給ユニット220へのインクの供給および排出口となる液体接続部111と、筺体80とを備えている。詳細は後述するが、差圧発生手段としての負圧制御ユニット230によって、液体吐出ヘッド3に設けられる供給流路と回収流路との間に圧力差を生じさせることで圧力室の液体の循環を行う。本形態の液体吐出ヘッド3は、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックKのインクをそれぞれ吐出する吐出口列を備えており、それによってフルカラー記録が可能である。液体吐出ヘッド3は、図2にて後述されるように、液体を液体吐出ヘッド3へ供給する供給路である液体供給機構、メインタンクおよびバッファタンク(後述する図2参照)が流体的に接続される。そして、4色のインクそれぞれに対応して4つの負圧制御ユニット230および液体供給ユニット220が設けられる。また、液体吐出ヘッド3には、液体吐出ヘッド3へ電力および吐出制御信号を伝送する電気制御部が電気的に接続される。液体吐出ヘッド3内における液体経路および電気信号経路については後述する。
図2は、本実施形態の記録装置1000に適用される循環経路の第1循環形態を示す模式図である。液体吐出ヘッド3は、第1循環ポンプ(高圧側)1001、第1循環ポンプ(低圧側)1002およびバッファタンク(液体収容タンク)1003等に流体的に接続されている。なお、図2では、説明を簡略化するため、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックKのインクの内の1色のインクが流動する経路のみを示しているが、実際には4色分の循環経路が、液体吐出ヘッド3および記録装置本体に設けられる。
図3は、本実施形態の記録装置に適用される循環経路のうち、上述した第1循環形態とは異なる循環形態である第2循環形態を示す模式図である。前述の第1循環形態との主な相違点は、差圧発生手段としての負圧制御ユニット230を構成する2つの圧力調整機構が共に、負圧制御ユニット230よりも上流側の圧力を、所望の設定圧を中心として一定範囲内の変動で制御する点である。また、第1循環形態との相違点として、第2循環ポンプ1004が負圧制御ユニット230の下流側を減圧する負圧源として作用する点である。更に、第1循環ポンプ(高圧側)1001および第1循環ポンプ(低圧側)1002が液体吐出ヘッド3の上流側に配置され、負圧制御ユニット230が液体吐出ヘッド3の下流側に配置されている点も相違する点である。
第1の実施形態に係る液体吐出ヘッド3の構成について説明する。図5(a)および(b)は、本実施形態に係る液体吐出ヘッド3を示した斜視図である。液体吐出ヘッド3は、1つの記録素子基板10でシアンC/マゼンタM/イエローY/ブラックKの4色のインクを吐出可能な記録素子基板10を直線上に15個配列(インラインに配置)されるライン型の液体吐出ヘッドである。図5(a)に示すように、液体吐出ヘッド3は、各記録素子基板10と、フレキシブル配線基板40および電気配線基板90を介して電気的に接続された信号入力端子91と電力供給端子92を備える。信号入力端子91および電力供給端子92は、記録装置1000の制御部と電気的に接続され、それぞれ吐出駆動信号および吐出に必要な電力を記録素子基板10に供給する。電気配線基板90内の電気回路によって配線を集約することで、信号出力端子91および電力供給端子92の数を記録素子基板10の数に比べて少なくすることができる。これにより、記録装置1000に対して液体吐出ヘッド3を組み付けるとき、または液体吐出ヘッドの交換時に取り外しが必要な電気接続部数が少なくて済む。図5(b)に示すように、液体吐出ヘッド3の両端部に設けられた液体接続部111は、図2および図3にて上述した、記録装置1000の液体供給系と接続される。これによりシアンC/マゼンタM/イエローY/ブラックK4色のインクが記録装置1000の供給系から液体吐出ヘッド3に供給され、また液体吐出ヘッド3内を通ったインクが記録装置1000の供給系へ回収されるようになっている。このように各色のインクは、記録装置1000の経路と液体吐出ヘッド3の経路を介して循環可能である。
図10(a)は、1つの吐出モジュール200を示した斜視図であり、図10(b)は、その分解図である。吐出モジュール200の製造方法としては、まず記録素子基板10およびフレキシブル配線基板40を、予め液体連通口31が設けられた支持部材30上に接着する。その後、記録素子基板10上の端子16と、フレキシブル配線基板40上の端子41とをワイヤーボンディングによって電気接続し、その後にワイヤーボンディング部(電気接続部)を封止材110で覆って封止する。フレキシブル配線基板40の記録素子基板10と反対側の端子42は、電気配線基板90の接続端子93(図6参照)と電気接続される。支持部材30は、記録素子基板10を支持する支持体であるとともに、記録素子基板10と流路部材210とを流体的に連通させる流路部材であるため、平面度が高く、また十分に高い信頼性をもって記録素子基板と接合できるものが好ましい。材質としては例えばアルミナや樹脂材料が好ましい。
図11(a)は記録素子基板10の吐出口13が形成される側の面の平面図を示し、図11(b)は、図11(a)のAで示した部分の拡大図を示し、図11(c)は、図11(a)の裏面の平面図を示す。ここで、本実施形態における記録素子基板10の構成について説明する。図11(a)に示すように、記録素子基板10の吐出口形成部材12に、各インク色に対応する4列の吐出口列が形成されている。なお、以後、複数の吐出口13が配列される吐出口列が延びる方向を「吐出口列方向」と呼称する。図11(b)に示すように、各吐出口13に対応した位置には液体を熱エネルギーを発生し、それを利用して発泡させるための発熱素子である記録素子15が配置されている。隔壁22により、記録素子15を内部に備える圧力室23が区画されている。記録素子15は、記録素子基板10に設けられる電気配線(不図示)によって、端子16と電気的に接続されている。そして、記録素子15は、記録装置1000の制御回路から、電気配線基板90(図6参照)およびフレキシブル配線基板40(図10参照)を介して入力されるパルス信号に基づいて発熱して液体を沸騰させる。この沸騰による発泡の力で液体を吐出口13から吐出する。図11(b)に示すように、各吐出口列に沿って、一方の側には液体供給路18が、他方の側には液体回収路19が延在している。液体供給路18および液体回収路19は記録素子基板10に設けられた吐出口列方向に伸びた流路であり、それぞれ供給口17a、回収口17bを介して吐出口13と連通している。
図13は、隣り合う2つの吐出モジュール200における、記録素子基板の隣接部を部分的に拡大して示した平面図である。本実施形態では、略平行四辺形の記録素子基板を用いている。各記録素子基板10における吐出口13が配列される各吐出口列(14a〜14d)は、記録媒体の搬送方向に対し一定角度傾くように配置されている。そして、記録素子基板10同士の隣接部における吐出口列は、少なくとも1つの吐出口が記録媒体の搬送方向にオーバーラップするようになっている。図13では、線D上の2つの吐出口が互いにオーバーラップする関係にある。このような配置によって、仮に記録素子基板10の位置が所定位置から多少ずれた場合でも、オーバーラップする吐出口の駆動制御によって、記録画像の黒スジや白抜けを目立たなくすることができる。複数の記録素子基板10を、いわゆる千鳥配置ではなく、直線上(インライン)に配置した場合も、図13のような構成により液体吐出ヘッド10の記録媒体の搬送方向の長さの増大を抑えつつ記録素子基板10同士のつなぎ部における黒スジや白抜け対策を行うことができる。なお、本実施形態では、記録素子基板の主平面は平行四辺形であるが、これに限るものではなく、例えば長方形、台形、その他形状の記録素子基板を用いた場合でも、本発明の構成を好ましく適用することができる。
次に、上述した第1形態のインクジェット記録装置とは異なる、第2形態のインクジェット記録装置2000および液体吐出ヘッド2003の構成を説明する。なお以降の説明においては、主として、第1形態の記録装置と異なる部分のみを説明し、第1形態の装置と同様の部分については説明を省略する。
図21は、第2形態のインクジェット記録装置2000を示した図である。本実施形態の記録装置2000は、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックKの各インクごとに対応した単色用の液体吐出ヘッド2003を4つ並列配置させることで記録媒体へフルカラー記録を行う点が第1の実施形態とは異なる。第1の実施形態において1色あたりに使用できる吐出口列数が1列だったのに対し、本実施形態においては、1色あたりに使用できる吐出口列数は20列となっている。このため、記録データを複数の吐出口列に適宜振り分けて記録を行うことで、非常に高速な記録が可能となる。更に、不吐出になる吐出口があったとしても、その吐出口に対して記録媒体の搬送方向に対応する位置にある、他列の吐出口から補間的に吐出を行うことで信頼性が向上し、商業記録などに好適である。第1の実施形態と同様に、各液体吐出ヘッド2003に対して、記録装置2000の供給系、バッファタンク1003(図2、図3参照)およびメインタンク1006(図2、図3参照)が流体的に接続されている。また、それぞれの液体吐出ヘッド2003には、液体吐出ヘッド2003へ電力および吐出制御信号を伝送する電気制御部が電気的に接続されている。
第1の実施形態と同様に、記録装置2000および液体吐出ヘッド2003間の液体循環経路としては、第1の実施形態同様、図2または図3に示した第1および第2循環形態を用いることができる。
図14(a)および(b)は、本実施形態に係る液体吐出ヘッド2003を示した斜視図である。液体吐出ヘッド2003は、液体吐出ヘッド2003の長手方向に直線上に配列される16個の記録素子基板2010を備え、1色のインクを吐出するライン型記録ヘッドである。液体吐出ヘッド2003は、第1形態と同様、液体接続部111、信号入力端子91および電力供給端子92を備える。しかし、本形態の液体吐出ヘッド2003は、第1形態のヘッドに比べて吐出口列が多いため、液体吐出ヘッド2003の両側に信号出力端子91および電力供給端子92が配置されている。これにより、記録素子基板2010に設けられる配線部で生じる電圧低下や信号伝送遅れを低減することができる。
図19(a)は、1つの吐出モジュール2200を示した斜視図であり、図19(b)は、その分解図である。第1形態との差異は、記録素子基板2010の複数の吐出口列方向に沿った両辺部(記録素子基板2010の各長辺部)に複数の端子16がそれぞれ配置されている点である。これに伴い記録素子基板2010と電気接続されるフレキシブル配線基板40も、1つの記録素子基板2010に対して2枚配置されている。これは記録素子基板2010に設けられる吐出口列数が20列あり、第1の実施形態の8列よりも大幅に増加しているためであり、端子16から記録素子までの最大距離を短くして記録素子基板2010内の配線部で生じる電圧低下や信号遅れを低減するためである。また支持部材2030の液体連通口31は、記録素子基板2010に設けられ全吐出口列を跨るように開口している。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
図20(a)は、記録素子基板2010の吐出口13が配される面の模式図であり、図20(c)は、図20(a)の面の裏面を示す模式図である。図20(b)は図20(c)において、記録素子基板2010の裏面側に設けられているカバープレート2020を除去した場合の記録素子基板2010の面を示す模式図である。図20(b)に示すように、記録素子基板2010の裏面には吐出口列方向に沿って、液体供給路18と液体回収路19とが交互に設けられている。吐出口列数は、第1の実施形態よりも大幅に増加しているものの、第1の実施形態との本質的な差異は、前述のように端子16が記録素子基板の吐出口列方向に沿った両辺部に配置されていることである。各吐出口列毎に一組の液体供給路18と液体回収路19が設けられていること、カバープレート2020に、支持部材2030の液体連通口31と連通する開口21が設けられていることなど、基本的な構成は第1の実施形態と同様である。
図22(a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る、図2にて上述した第1循環形態に用いて好適な負圧制御ユニット230の詳細な構造を示す図である。この負圧制御ユニット230は、一般に「減圧レギュレータ」と呼ばれるものと同様であり、本明細書では、減圧型負圧制御ユニットともいう。図22(a)は、負圧制御ユニットの外観を示し、図22(b)および(c)は、それぞれ図22(a)におけるXXIIb−XXIIb、XXIIc−XXIIc線の断面を示している。
P2=P0−(P1Sv+k1x)/Sd 式(1)
付勢部材231の力を変更することにより、P2を所望の制御圧力に設定することができる。付勢部材の力を変更するには、バネ定数klを変更するか、動作時のバネ長さを変更する。
P2=P1−QR 式(2)
ここで、流抵抗Rと弁−開口部間ギャップ(以降、「弁開度」と称ぶ)が、例えば、図23に示す関係になるように設計する。図23は、本実施形態に係る負圧制御ユニットにおける、弁−開口部間の流抵抗と弁開度との関係を示す図である。図23に示すように、弁開度の増大とともに流抵抗Rは低下する。上述した式(1)と式(2)を同時に満たすように、弁開度を定めることにより、P2が決定される。
図24(a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る、図3にて上述した第2循環形態に用いて好適な負圧制御ユニット230の詳細な構造を示す図である。この負圧制御ユニット230は、一般に「背圧レギュレータ」と呼ばれるものと同様であり、本明細書では、背圧型負圧制御ユニットともいう。図24(a)および(b)は、本形態の負圧制御ユニットの高圧側(H)と低圧側(L)それぞれの外観を示し、図24(c)は、図24(a)におけるC−C‘線の断面を示している。
P1Sd+k1(x0−a)+P2Sv=P0Sd+k2(y0+a)
上式を変形して、下式が得られる。
P1=P0−(P2Sv/Sd)+(k1+k2)a/Sd−PL 式(3)
図25は、図2示した第1循環形態において用いるのに適した負圧制御ユニットの他の形態を示す図である。図25に示すように、負圧制御ユニット230内には、可撓性フィルム233によって内部が液体室234と空気室235とに仕切られた負圧制御機構が2つ内蔵されている。それぞれの空気室235には圧力センサSおよびエアーポンプPH,PLが接続されている。図25では不図示であるが、それぞれの圧力センサSおよびエアーポンプPH、PLは、装置本体の制御部と電気的に接続されている。制御部は圧力センサSからの圧力値と、予め制御部に記憶されている圧力設定値に基づいて、エアーポンプPHおよびPLをそれぞれ高圧側、低圧側として駆動制御する。この制御によって、各液体室234の圧力を所望の圧力に維持することができ、共通供給流路211および共通回収流路212との間に所望の差圧を生成することができる。
本発明の一実施形態は、図22にて上述した減圧型負圧制御ユニットによる制御圧力の公差を補正するものである。上述したように、負圧制御ユニットは力平衡型の減圧型圧力調整弁と同様の機構であるので、一般的に制御圧力/流量に負の勾配(所謂ドルーブ、流量が増すほど制御圧力が低下する)が存在し、その勾配に対して公差が生じ得る。本実施形態は、この制御圧力/流量の勾配を正にするとともに、流抵抗調整機構における流抵抗調整によって、上記勾配を調整し、共通流路の入口部における流量変動に伴う圧力変化を抑制する。
P2Sd+k1(x0+a)+P1Sv=P0Sd
上式を変形して、下式が得られる。
P2=P0−(P1Sv/Sd)−k1a/Sd−PL 式(4)
ここで、a:弁開度、x0:開度ゼロにおける付勢部材231の自由長からの変位、PL(Preload)=(k1x0)/Sd、である。
図22(c)に示すように、負圧調整部材240は、第一圧力室側の付勢部材と可撓性フィルム233を介して接している。ここで、負圧調整部材の厚みや高さなどの形状を変えることにより、付勢部材の変位を変更することができ、制御圧P2を調整することができる。具体的には、負圧調整部材240の形状を変更して、第一圧力室側の付勢部材の長さを縮めるようにすると、上式におけるx0が大きくなるので、式(4)のPLが減少し、P2が上昇する。一方、第一圧力室側の付勢部材の長さが大きくなるようにするとx0が小さくなるので、式(4)のPLが増大し、P2が低下する。このようにして、制御圧力P2の公差を補正して、所望の流量で所望の制御圧力P2が得られるように調整することができる。
dP2/dQ=−(Sv/Sd)dP1/dQ−(k1+k2)/Sdda/dQ 式(5)
R2>(k1+k2)/Sv・(da/dQ) (R2:−dP1/dQ) 式(6)
以上の補正が可能な、図22に示す負圧制御機構は、図2に示す負圧制御ユニット230に用いられている。この場合、負圧制御ユニット230の下流の供給側流抵抗調整機構222および回収側流抵抗調整機構223の調整によって流抵抗を上げることにより、上記P2/Qの正の勾配の変化を相殺することができる。これにより、P2/Q勾配に公差が生じた場合でも、供給側流抵抗調整機構222または回収側流抵抗調整機構223における調整によって、この公差を補正することが可能となる。
1)液体吐出装置の仕様上想定される、負圧制御ユニットを通過する最小流量において、共通供給流路および/または共通回収流路の入口の圧力を測定する。
2)同じく上記仕様上想定される、負圧制御ユニットを通過する最大流において、共通供給流路および/または共通回収流路の入口の圧力を測定する。
3)上記2)の工程の流量を維持したままで、負圧制御ユニット230下流の供給側流抵抗調整機構222および回収側流抵抗調整機構223において、上記1)の工程測定した圧力に近づくよう、負圧調整部材240によって調整する。
本発明の一実施形態は、図24にて上述した背圧型負圧制御ユニットによる制御圧力の公差を補正するものである。上述したように、負圧制御ユニットは力平衡型の背圧型圧力調整弁と同様の機構であるので、一般的に制御圧力/流量に正の勾配(所謂ドルーブ、流量が増すほど制御圧力が上昇する)が存在し、その勾配に対して公差が生じ得る。本実施形態は、この制御圧力/流量の勾配を負にするとともに、流抵抗調整機構における流抵抗調整によって、上記勾配を調整し、共通流路の入口部における流量変動に伴う圧力変化を抑制する。
図24(c)において、負圧調整部材240を上下方向に移動させて、第二付勢部材239のy0を変更する。これにより、制御圧P1を調整することができる。負圧調整部材240を弁237に近づけるように動かすとy0が大きくなるので、式(3)のPLが減少し、P1が増加する。逆に、負圧調整部材240を弁237から遠ざかるように動かすとy0が小さくなるので、PLが増大し、P1が低下する。このようにして、制御圧力P1の公差を補正して、所望の流量で所望の制御圧力P1を得ることが可能となる。
流量Qが増大すると、図3からも分かるように、負圧調整機構〜第二循環ポンプ間の圧損が増大するので、P2は上昇する。このためdP2/dQは正である。一方、流量Qの増大とともに開度aは増大するから、da/dQは正である。ここで下記の式(8)を満たすように設計すると、式(7)から分かるように、負圧調整機構の制御圧力P2/流量Qの勾配は負となる。すなわち、流量Qが増大するほど、制御圧P1が減少する。このとき、弁作用圧P2の流量変化率R3は、以下の式を満たす。
R3>(k1+k2)/Sv・(da/dQ) (R3:dP2/dQ) 式(8)
このような特性を有する負圧調整機構を、図3の背圧型負圧制御ユニットに適用した場合、負圧制御ユニット230下流の供給側流抵抗調整機構222および回収側流抵抗調整機構223によって流抵抗を調整することができ、それによって上記P1/Qの負の勾配分を変えることができる。これにより、P1/Q勾配に公差が生じた場合でも、供給側流抵抗調整機構222や回収側流抵抗調整機構223における調整によって、この公差を補正することが可能となる。
1)液体吐出装置の仕様上想定される、負圧制御ユニットを通過する最小流量において、共通供給流路および/または共通回収流路の入口の圧力を測定する。
2)同じく上記装置の仕様上想定される、負圧制御ユニットを通過する最大流において、共通供給流路および/または共通回収流路の入口の圧力を測定する。
3)上記工程2)の流量を保持したままで、供給側流抵抗調整機構222および回収側流抵抗調整機構223における調整によって、工程1)で求めた圧力に近づくように調整する。
以上の各形態において説明した流抵抗調整機構は、流路の断面積または流路の長さを変更可能な可動部を有するものである。このような機構のうち、特に、流路断面積を可変する機構、例えばニードル弁や、流路の一部に可撓膜を有し流路断面積を可変できる機構などを好ましく用いることができる。
212 共通回収流路
220 液体供給ユニット
222 供給側流抵抗調整機構
223 回収側流抵抗調整機構
224 調整ボルト
225 雌ネジ部
226 シール部材
230 負圧制御ユニット
231 付勢部材
232 受圧板
233 可撓性フィルム
234 シャフト
235 第一圧力室
236 第二圧力室
237 弁
238 開口部
239 第二付勢部材
240 負圧調整部材
241 可動機構
3 液体吐出ヘッド
Claims (25)
- 少なくとも一つの記録素子基板を備えた液体吐出ヘッドを用い、該液体吐出ヘッドから液体を吐出する液体吐出装置であって、
前記記録素子基板に対する液体の供給流路および前記記録素子基板からの液体の回収流路を有した手段であって、前記供給流路における液体の圧力と前記回収流路における液体の圧力との間に差を生じさせて液体の供給および回収を行う差圧発生手段と、
前記供給流路および/または前記回収流路に設けられた流抵抗調整手段と、
を具えたことを特徴とする液体吐出装置。 - 前記差圧発生手段は、前記供給流路および前記回収流路を介して、前記液体吐出ヘッドに対して液体の循環を行うことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記差圧発生手段は、互いに異なる設定圧を有する一対の負圧制御ユニットを有し、高圧側が前記供給流路に、低圧側が前記回収流路に、それぞれ接続され、前記供給流路および前記回収流路との下流側には、前記供給流路および前記回収流路から液体収容タンクへと液体を送液する送液ポンプが接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出装置。
- 前記液体吐出ヘッドは複数の吐出口を備え、前記供給流路は前記複数の吐出口に対して共通の共通供給流路を含み、前記回収流路は前記複数の吐出口に対して共通の共通回収流路を含むことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
- 前記一対の負圧制御ユニットの少なくとも一つは、当該負圧制御ユニットの上流側から、当該負圧制御ユニットの設定圧よりも高い圧力を印加されており、
液体収容タンクと連通する第一圧力室と、
容積が可変で、前記共通供給流路または前記共通回収流路に接続された第二圧力室と、前記第一圧力室と第二圧力室とを連通する開口部と、
前記第一圧力室内に設けられ、前記第一圧力室と前記第二圧力室との間の流抵抗を可変とし、前記開口部との間のギャップを閉塞する方向へ付勢された弁と、
前記第二圧力室の圧力変動に基づいて変位可能であって、当該変位を前記弁に伝達することによって、前記弁に作用する付勢力と合わせて、前記弁の位置を可変とさせる受圧部と、
を含むことを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。 - 前記一対の負圧制御ユニットの少なくとも一つは、前記受圧部を付勢するバネを備え、
前記バネのバネ定数をk1とし、前記弁の上流から弁に作用する圧力の流量変化率をR2とするとき、下記式
R2>(k1+k2)/Sv・da/dQ
ここで、aは弁開度、Qは流量、Svは前記弁に作用する圧力の受圧面積である、
を満たすことを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。 - 前記液体収容タンクと前記一対の負圧制御ユニットそれぞれとの間の流路の少なくとも一方に、第2の流抵抗調整手段をさらに具えたことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
- 前記差圧発生手段は、互いに異なる設定圧を有する一対の負圧制御ユニットを有し、高圧側が前記供給流路に、低圧側が前記回収流路に、それぞれ接続され、前記供給流路および前記回収流路との上流側には、液体収容タンクから前記供給流路および前記回収流路へと液体を送液する送液ポンプが接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出装置。
- 前記液体吐出ヘッドは複数の吐出口を備え、前記供給流路は前記複数の吐出口に対して共通の共通供給流路を含み、前記回収流路は前記複数の吐出口に対して共通の共通回収流路を含むことを特徴とする請求項8に記載の液体吐出装置。
- 前記一対の負圧制御ユニットの少なくとも一つは、当該負圧制御ユニットの下流側から、当該負圧制御ユニットの設定圧よりも低い圧力を印加されており、
容積が可変で、前記共通供給流路または前記共通回収流路に接続された第一圧力室と、液体収容タンクと連通する第二圧力室と、
前記第一圧力室と第二圧力室とを連通する開口部と、
前記第一圧力室内に設けられ、前記第一圧力室と前記第二圧力室との間の流抵抗を可変とし、前記開口部との間のギャップを開放する方向へ付勢された弁と、
前記第一圧力室の圧力変動に基づいて変位可能であって、当該変位を前記弁に伝達することによって、前記弁に作用する付勢力と合わせて、前記弁の位置を可変とさせる受圧部と、
を含むことを特徴とする請求項9に記載の液体吐出装置。 - 前記一対の負圧制御ユニットの少なくとも一つは、前記受圧部を付勢するバネを備え、
前記バネのバネ定数をk2とし、前記弁の下流から弁に作用する圧力の流量変化率をR3とするとき、下記式
R3>(k1+k2)/Sv・da/dQ
ここで、aは弁開度、Qは流量、Svは前記弁に作用する圧力の受圧面積である、
を満たすことを特徴とする請求項10に記載の液体吐出装置。 - 前記液体収容タンクと前記一対の負圧制御ユニットそれぞれとの間の流路の少なくとも一方に、第2の流抵抗調整手段をさらに具えたことを特徴とする請求項11に記載の液体吐出装置。
- 前記流抵抗調整手段は、流路の断面積または流路の長さを変更可能な可動部を含むことを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記一対の負圧制御ユニットの少なくとも一つにおいて、前記弁に作用する付勢力を変更する負圧調整部材をさらに具えたことを特徴とする請求項5または10に記載の液体吐出装置。
- 液体吐出ヘッドを用い、該液体吐出ヘッドから液体を吐出する液体吐出装置であって、前記液体吐出ヘッドに対する液体の供給流路および前記液体吐出ヘッドからの液体の回収流路を有した手段であって、前記供給流路における液体の圧力と前記回収流路における液体の圧力との間に差を生じさせて液体の供給および回収を行う差圧発生手段と、前記供給流路および/または前記回収流路に設けられた流抵抗調整手段と、を備えた液体吐出装置における液体供給方法であって、
第1の流量における前記供給流路および/または前記回収流路の入口部の圧力を測定する第1工程と、
前記第1の流量よりも多い第2の流量における前記供給流路および/または前記回収流路の入口部の圧力を測定する第2工程と、
前記流抵抗調整手段によって、前記差圧発生手段の負圧制御ユニットから前記供給流路の入口部および/または前記回収流路の入口部までの流路までの流抵抗を調整して、前記第2の流量における前記供給流路および/または前記回収流路の入口部の圧力を、前記第1の流量における圧力に近づける第3工程と、
を有し、前記第3工程で調整された圧力で、前記差圧発生手段によって液体を供給することを特徴とする液体供給方法。 - 液体吐出ヘッドを用い、該液体吐出ヘッドから液体を吐出する液体吐出装置であって、前記液体吐出ヘッドに対する液体の供給流路および前記液体吐出ヘッドからの液体の回収流路を有した手段であって、前記供給流路における液体の圧力と前記回収流路における液体の圧力との間に差を生じさせて液体の供給および回収を行う差圧発生手段と、前記供給流路および/または前記回収流路に設けられた流抵抗調整手段と、を備えた液体吐出装置における液体供給方法であって、
第1の流量における前記供給流路および/または前記回収流路の出口部の圧力を測定する第1工程と、
前記第1の流量よりも多い第2の流量における前記供給流路および/または前記回収流路の出口部の圧力を測定する第2工程と、
前記流抵抗調整手段によって、前記差圧発生手段の負圧制御ユニットから前記供給流路の出口部および/または前記回収流路の出口部までの流路までの流抵抗を調整して、前記第2の流量における前記供給流路および/または前記回収流路の出口部の圧力が、前記第1の流量における圧力に近づける第3工程と、
を有し、前記第3工程で調整された圧力で、前記差圧発生手段によって液体を供給することを特徴とする液体供給方法。 - 液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生する記録素子を備える記録素子基板と、
前記記録素子基板に対する液体の供給流路および前記記録素子基板からの液体の回収流路を有した手段であって、前記供給流路における液体の圧力と前記回収流路における液体の圧力との間に差を生じさせて液体の供給および回収を行う差圧発生手段と、
前記供給流路および/または前記回収流路に設けられた流抵抗調整手段と、
を具えたことを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 前記流抵抗調整手段は、流路の断面積または流路の長さを変更可能な可動部を含むことを特徴とする請求項17に記載の液体吐出ヘッド。
- ページワイド型である前記液体吐出ヘッドは、複数の前記記録素子基板が配列される支持部材を備えることを特徴とする請求項17に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記支持部材は前記供給流路と前記回収流路とを備え、
前記供給流路は、前記複数の記録素子基板に対して液体を供給する共通供給流路を含み、前記回収流路は、前記複数の記録素子基板から液体を回収する共通回収流路を含む、ことを特徴とする請求項19に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記差圧発生手段は前記共通供給流路および前記共通回収流路より上流側に設けられ、
当該差圧発生手段は、
第一圧力室と、
前記第一圧力室より下流側に設けられ、容積が可変である第二圧力室と、
前記第一圧力室と第二圧力室とを連通する開口部と、
前記第一圧力室と前記第二圧力室との間の連通部の流抵抗を可変とし、前記開口部との間のギャップを閉塞する方向へ付勢された弁と、
前記第二圧力室の圧力変動に基づいて変位可能であって、当該変位を前記弁に伝達することによって、前記弁に作用する付勢力と合わせて、前記弁の位置を可変とさせる受圧部と、
を含むことを特徴とする請求項20に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記差圧発生手段は、前記弁を付勢するバネを備え、
前記バネのバネ定数をk1とし、前記弁の上流側から弁に作用する圧力の流量変化率をR2とするとき、下記式
R2>(k1+k2)/Sv・da/dQ
ここで、aは弁開度、Qは流量、Svは前記弁に作用する圧力の受圧面積である、
を満たすことを特徴とする請求項21に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記差圧発生手段は前記共通供給流路および前記共通回収流路より下流側に設けられ、
当該差圧発生手段は、
容積が可変である第一圧力室と、
前記第一圧力室より下流側に設けられる第二圧力室と、
前記第一圧力室と第二圧力室とを連通する開口部と、
前記第一圧力室内に設けられ、前記第一圧力室と前記第二圧力室との間の流抵抗を可変とし、前記開口部との間のギャップを開放する方向へ付勢された弁と、
前記第一圧力室の圧力変動に基づいて変位可能であって、当該変位を前記弁に伝達することによって、前記弁に作用する付勢力と合わせて、前記弁の位置を可変とさせる受圧部と、
を含むことを特徴とする請求項20に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記差圧発生手段は、前記弁を付勢するバネを備え、
前記バネのバネ定数をk2とし、前記弁の下流側から弁に作用する圧力の流量変化率をR3とするとき、下記式
R3>(k1+k2)/Sv・da/dQ
ここで、aは弁開度、Qは流量、Svは前記弁に作用する圧力の受圧面積である、
を満たすことを特徴とする請求項23に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記記録素子を内部に備える圧力室を備え、当該圧力室内の液体は前記供給流路と前記回収流路を介して外部との間で循環されることを特徴とする請求項17ないし24のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
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